JPH0540344Y2 - - Google Patents

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JPH0540344Y2
JPH0540344Y2 JP1988045978U JP4597888U JPH0540344Y2 JP H0540344 Y2 JPH0540344 Y2 JP H0540344Y2 JP 1988045978 U JP1988045978 U JP 1988045978U JP 4597888 U JP4597888 U JP 4597888U JP H0540344 Y2 JPH0540344 Y2 JP H0540344Y2
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damping device
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、振動エネルギーを吸収して減衰さ
せることにより、振動を抑える減衰装置に関す
る。
「従来の技術」 従来のこの種の減衰装置としては、第6図に示
すようなものが知られている。
図中符号Aは減衰装置である。この減衰装置A
には天井版1と、該天井版1に平行な底版2とが
設けられており、天井版1と底版2との間には、
これらと直交するように複数の鋼棒3,3,……
が固定されていると共に、該鋼棒3,3,……は
円周状に2重に配置されている。さらに、天井版
1にはピストン4が固定されており、該ピストン
4の外周部にはこれと摺動自在なシリンダ5が配
設されている。
そして、前記の減衰装置Aは、シリンダ5が上
部材6に固定される一方、底版2が底部材7に固
定されて、上下部材6,7の間に配置されてお
り、振動が発生すると、減衰装置の鋼棒3が塑性
変形することにより、振動エネルギーを吸収し
て、振動を減衰そせるようにしたものである。そ
して、第7図に、この減衰装置Aによる、荷重P
(ton)と歪δ(cm)との関係を表した、復元力特
性を示す。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、前記従来の減衰装置にあつては、天
井部材の上部にピストン4及びシリンダ5を配設
した構造となつているために、その分、減衰装置
の成が高いものとなり、減衰装置が設置される空
間が広くなること、また、ピストンが天井版1の
上部に固定されているため、減衰装置の補修や点
検、あるいは取り替えが困難となつていること、
また、ピストンとシリンダによりスライド機構
は、精度の高い寸法公差が必要となり、製作費や
材料費が高くなり、装置が高価なものとなること
等の問題点があつた。
本考案は、前記問題点に鑑みてなされたもので
あり、設置空間を狭くすることができると共に、
補修や点検、あるいは取り替えを容易に行うこと
ができ、かつまた、製作費の安価な減衰装置を提
供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この考案は、天井版と底版とが所定距離離間し
て配置され、前記天井版に略直交するように固定
されその長さが前記天井版と底版との距離の略半
分の長さを有する鋼棒の先端と、前記底版に略直
交するように固定されその長さが前記天井版と底
版との距離の略半分の長さを有する鋼棒の先端と
が、所定距離離間させて配置されると共に、前記
鋼棒の先端部付近に、該鋼棒の外周を覆う所定長
さの筒状部材が設けられ、該筒状部材の内径は前
記鋼棒の外径よりも微寸分大きく、さらに、該筒
状部材の端部が前記鋼棒のどちらか一方の端部に
脱着可能に固定されたことを特徴とする。
「作用」 この考案によれば、地震等において、振動が発
生すると天井版と底版とに固定された各鋼棒の先
端が互いに離接することとなるが、鋼棒の先端部
には一方の鋼棒に固定された筒状部材が設けら
れ、該筒状部材の内径は前記鋼棒の内径よりも微
寸分大きくなつているため、鋼棒は該筒状部材か
ら抜け出すことがない。そのため、鋼棒は上下方
向には自由に移動可能であると共に、水平方向に
は筒状部材によつて移動が規制されることとな
り、水平移動に対してすぐかつ継続して抵抗力を
発現する。そして、天井版や底版の移動量が大き
な場合には、鋼棒の固定端付近に塑性変形が生
じ、これによつて振動エネルギーを吸収し、振動
を減衰させる。
「実施例」 以下、図面を用いて本考案を説明する。第1図
ないし第5図は、本考案の一実施例を示すもので
あり、これらの図において、前記従来の技術と同
一の要素については、同一符号を付すこととす
る。
本実施例の減衰装置Aには天井版1と底版2と
が平行に設けられ、天井版1には鉛直方向下向き
に所定長さ(天井版1と底版2との距離の略半分
の長さ)の上部鋼棒3aが固定されている一方、
底版2には鉛直方向上向きに前記上部鋼棒3aと
同寸法の下部鋼棒3bが固定されている。そし
て、上部鋼棒3aの先端部と下部鋼棒3bの先端
部とは、第2図に示すように、所定距離離間され
て配置されており、各鋼棒3a,3bの先端部付
近には、上部鋼棒3aと下部鋼棒3bの外周を覆
うスリーブ(筒状部材)10が設けられている。
このスリーブ10の底部側には、雌ねじ10a
が形成されており、これの雌ねじ10aが前記下
部鋼棒3bの先端に形成された雄ねじ3cに螺着
されることにより、該下部鋼棒3bの先端部に付
近に固定されている。さらに、スリーブ10の上
部側は、本減衰装置Aが振動しても外れない長さ
で、上部鋼棒3aの先端部を摺動自在に覆つてい
る。そして、前記上部鋼棒3aと下部鋼棒3bと
は、第3図に示すように、天井版1と底部2との
間に平面円周状となるように2重に配置された構
成となつている。
そして、このように構成された減衰装置Aは、
第1図に示すように、天井版1が上部材6に、ま
た、底版2が下部材7に固定されて、これら上部
材6と下部材7との間に設置されるようになつて
いる。
つぎに、前記のように構成された本実施例の減
衰装置の作用について説明する。
第4図aに示すように、配置された減衰装置A
は、上部材6と下部材7とが互いに振動すると、
これに固定された天井版1と底版2とが振動す
る。そして、天井版1と底版2とが振動すると、
これら天井版1に固定された上部鋼棒3aと、底
版2に固定された下部鋼棒3bとが振動し、各鋼
棒3a,3bの先端が互いに離接することとな
る。しかし、下部鋼棒3b先端部にはスリーブ1
0が固定されているため、上部鋼棒3aの先端部
はスリーブ10から抜け出すことがない。そのた
め、上部鋼棒3a及び下部鋼棒3bは上下方向に
は互いに自由に移動可能である一方、水平方向に
はスリーブ10によつて移動が規制されることと
なり、天井版1や底版2の水平移動に対して抵抗
力を発現する。そして、天井版1と底版2の移動
量が大きな場合には、第4図bに示すように、曲
げモーメントが一番大きくなる上部鋼棒3aの固
定端付近3x及び下部鋼棒3bの固定端付近3y
に塑性変形が生じ、これによつて振動エネルギー
を吸収し、振動を減衰させる。
ここで、本実施例の減衰装置Aによる、荷重P
(ton)と歪みδ(cm)との関係を表した、復元力
特性を第5図を用いて示す。この図からも分かる
ように、前記第7図に示した、従来の減衰装置の
復元力特性と略同様の減衰効果を得ることができ
る。本実施例の減衰装置においては、鋼棒の大き
さや本数を変更することにより、装置の減衰特性
を調節することができる。
このように、本実施例の減衰装置は、天井版1
に固定された上部鋼棒3aの先端と、底版2に固
定された鋼棒3bの先端とを、離間させて配置す
ると共に、下部鋼棒3bの先端部付近に、上部鋼
棒3aの外周を覆うスリーブ10を固定したもの
であるので、減衰装置の成を低くすることがで
き、減衰装置が設置される空間を狭くすることが
できる。その結果、本考案を建築物等の構造物に
適用する場合には、その分階高を低くすることが
できる。また、減衰装置Aが鋼棒の塑性変形を利
用したものであるので、構造が簡単であり、補修
や点検、あるいは取り替えが非常に容易であると
共に、上部鋼棒3aとスリーブ10とが外れない
程度に、かつ摺動するように製作すれば良く、高
い寸法精度を必要とすることがなく、製作費や材
料費を安価なものとすることができる。
また、鋼棒3a及び鋼棒3bの長さが天井版1
と底版2との距離の略半分の長さになつており、
すなわち、減衰装置を高さ方向で2分割すること
が可能となり、分割された減衰装置は重量や大き
さを半分とすることができる。したがつて、減衰
装置の補修や点検、あるいは取り替えが非常に容
易にすることができる。
また、スリーブ10の端部の内周面に雌ねじ1
0aが形成され、この雌ねじ10aが鋼棒3bの
端部に形成された雄ねじ3cに螺着されてスリー
ブ10が前記鋼棒3bに固定されているので、容
易に鋼棒3bとスリーブ10とを一体にすること
ができ、この面からも補修や点検、あるいは取り
替えが非常に容易にすることができる。
なお、前記以外の他の実施例あるいは技術的事
項について以下に記載する。
(i) 前記実施例では、上部鋼棒3aと下部鋼棒3
bとを同寸法としたが、これに限られることな
く、スリーブ10の長さ、内径及び断面形状は
鋼棒の移動量に応じて適宜変更することができ
る。
(ii) 前記実施例では、上部鋼棒3aと下部鋼棒3
bとを、天井版1と底版2との間に平面が2重
の円周状に配設したが、これに限定されること
なく、天井版1と底版2との間に任意の形状に
配設することができるのは勿論であり、鋼棒の
寸法も作用する力に応じて適宜設計変更するこ
とができる。
(iii) 前記実施例では、下部鋼棒3bの先端部にス
リーブ10を固定したが、これに限定されるこ
となく、上部鋼棒3aの先端部にスリーブ10
を固定し、下部鋼棒3bの先端部がスリーブ1
0の内部で摺動するような構造としてもよい。
(iv) 本考案の減衰装置は縦位置ばかりではなく、
横位置(鋼棒が水平方向に延在するように)設
置するようにしてもよい。
「考案の効果」 以上、詳細に説明したように、本考案の減衰装
置によれば、天井版と底版とが所定距離離間して
配置され、前記天井版に略直交するように固定さ
れその長さが前記天井版と底版との距離の略半分
の長さを有する鋼棒の先端と、前記底版に略直交
するように固定されその長さが前記天井版と底版
との距離の略半分の長さを有する鋼棒の先端と
が、所定距離離間させて配置されると共に、前記
鋼棒の先端部付近に、該鋼棒の外周を覆う所定長
さの筒状部材が設けられ、該筒状部材の内径は前
記鋼棒の外径よりも微寸分大きく、さらに、該筒
状部材の端部が前記鋼棒のどちらか一方の端部に
脱着可能に固定された構成とし、天井版と底版と
が振動すると、鋼棒は上下方向には自由に移動可
能であると共に、水平方向には筒状部材によつて
移動が規制されることとなり、天井版や底版の水
平移動に対してすぐにかつ継続して抵抗力を発現
するが、その際、鋼棒の固定端付近に塑性変形が
生じ、これによつて振動エネルギーを吸収し、振
動を減衰させるようにしたものであるので、従来
のものに比べて非常に構造が簡単なものとなり、
減衰装置の成を低くすることができ、該減衰装置
の設置空間を狭くすることができると共に、補修
や点検、あるいは取り替えを容易に行うことがで
きる。また、高い寸法精度を必要とすることな
く、製作が容易となり、製作費や材料費を低減さ
せて、安価な装置とすることができる。
また、鋼棒及び鋼棒の長さが天井版と底版との
距離の略半分の長さとなつており、すなわち、減
衰装置を高さ方向で2分割することが可能とな
り、分割された減衰装置は重量や大きさを半分と
することができる。したがつて、減衰装置の補修
や点検、あるいは取り替えが非常に容易にするこ
とができる。
また、スリーブの端部が前記鋼棒に脱着可能に
固定されているので、容易に鋼棒とスリーブとを
一体にすることができ、この面からも補修や点
検、あるいは取り替えが非常に容易にすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
ものであり、第1図は本考案の装置の側断面図、
第2図は鋼棒の接続部分の拡大断面図、第3図は
第1図の−断面を示すものであり、装置の平
面の断面図、第4図a,bは装置の変形状態を説
明するための説明図、第5図は本考案の装置の復
元力特性を示す図、第6図、第7図は従来の技術
を示すものであり、第6図は減衰装置の断面図、
第7図は復元力特性を示す図である。 1……天井版、2……底版、3……鋼棒(3a
……上部鋼棒、3b……下部鋼棒)、10……筒
状部材(スリーブ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井版と底版とが所定距離離間して配置され、
    前記天井版に略直交するように固定されその長さ
    が前記天井版と底版との距離の略半分の長さを有
    する鋼棒の先端と、前記底版に略直交するように
    固定されその長さが前記天井版と底版との距離の
    略半分の長さを有する鋼棒の先端とが、所定距離
    離間させて配置されると共に、前記鋼棒の先端部
    付近に、該鋼棒の外周を覆う所定長さの筒状部材
    が設けられ、該筒状部材の内径は前記鋼棒の外径
    よりも微寸分大きく、さらに、該筒状部材の端部
    が前記鋼棒のどちらか一方の端部に脱着可能に固
    定されたことを特徴とする減衰装置。
JP1988045978U 1988-04-05 1988-04-05 Expired - Lifetime JPH0540344Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6234061U (ja) * 1985-08-15 1987-02-28
JPS6263775A (ja) * 1985-09-12 1987-03-20 清水建設株式会社 免震ダンパ−

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