JPH0540503Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540503Y2 JPH0540503Y2 JP3104388U JP3104388U JPH0540503Y2 JP H0540503 Y2 JPH0540503 Y2 JP H0540503Y2 JP 3104388 U JP3104388 U JP 3104388U JP 3104388 U JP3104388 U JP 3104388U JP H0540503 Y2 JPH0540503 Y2 JP H0540503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barrier
- opening
- closing
- pair
- lens cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 claims description 98
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 26
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 12
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Blocking Light For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「技術分野」
本考案は、カメラの撮影レンズ前方のアパーチ
ヤを開閉するバリヤ機構に関する。
ヤを開閉するバリヤ機構に関する。
「従来技術およびその問題点」
カメラの撮影レンズは、古くは着脱式のレンズ
キヤツプによつて保護されていたが、最近は、特
にレンズシヤツタ式のカメラにおいて、カメラ自
体にレンズキヤツプ(バリヤ)を設けることが一
般化している。このバリヤ機構は従来各種の構造
のものが知られているが、従来品は基本的には、
撮影レンズの前方に、該撮影レンズとは機構的に
無関係なバリヤを設け、このバリヤを、ばね力等
によつて開、閉いずれかの方向に付勢し、この付
勢力に抗して操作者が閉または開動作を行なうも
のである。しかし自動化が極限まで追求されてい
るレンズシヤツタ式カメラにおいて、手動開閉操
作を要求されるバリヤは、改良の余地がある。
キヤツプによつて保護されていたが、最近は、特
にレンズシヤツタ式のカメラにおいて、カメラ自
体にレンズキヤツプ(バリヤ)を設けることが一
般化している。このバリヤ機構は従来各種の構造
のものが知られているが、従来品は基本的には、
撮影レンズの前方に、該撮影レンズとは機構的に
無関係なバリヤを設け、このバリヤを、ばね力等
によつて開、閉いずれかの方向に付勢し、この付
勢力に抗して操作者が閉または開動作を行なうも
のである。しかし自動化が極限まで追求されてい
るレンズシヤツタ式カメラにおいて、手動開閉操
作を要求されるバリヤは、改良の余地がある。
このような背景から本出願人は既に、前端面に
アパーチヤを有するレンズカバー筒を、撮影可能
位置とこれより後方の収納位置に直進移動可能に
支持し、このレンズカバー筒の外周部に、回動に
伴ないこのレンズカバー筒を撮影可能位置と収納
位置とに移動させるカム環を配設し、レンズカバ
ー筒の前端部に、アパーチヤを開閉する一対のバ
リヤと、この一対のバリヤをカム環の回動に連動
して開閉するバリヤ開閉機構を設けたカメラのバ
リヤ機構を提案した(実開昭62−193228号、同
193229号)。
アパーチヤを有するレンズカバー筒を、撮影可能
位置とこれより後方の収納位置に直進移動可能に
支持し、このレンズカバー筒の外周部に、回動に
伴ないこのレンズカバー筒を撮影可能位置と収納
位置とに移動させるカム環を配設し、レンズカバ
ー筒の前端部に、アパーチヤを開閉する一対のバ
リヤと、この一対のバリヤをカム環の回動に連動
して開閉するバリヤ開閉機構を設けたカメラのバ
リヤ機構を提案した(実開昭62−193228号、同
193229号)。
ところがこれらの出願によつて提案したバリヤ
機構は、一対のバリヤをばね手段によつて開放方
向に付勢し、バリヤ閉塞時には、このばね手段に
抗してバリヤを閉塞するものであるため、バリヤ
の閉塞位置でばね手段の反発力が最も大きくな
る。このためカム環がレンズ収納位置に回動した
とき、バリヤを閉塞方向に回動させる開閉部材に
与えるべき操作力を大きく設定しなければなら
ず、この操作力が何等かの原因で小さくなると、
バリヤが完全に閉塞しないおそれがあつた。特に
ばね付勢された開閉部材によつてバリヤを閉じる
場合、バリヤ閉塞位置において、バリヤを開こう
とするばね手段の反発力は最大になるのに対し、
開閉部材をバリヤ閉塞方向に付勢するばね手段の
力は最小になるために、ばねバランスの設定が困
難になつたり、ばねの大型化が必要となつたりす
る。
機構は、一対のバリヤをばね手段によつて開放方
向に付勢し、バリヤ閉塞時には、このばね手段に
抗してバリヤを閉塞するものであるため、バリヤ
の閉塞位置でばね手段の反発力が最も大きくな
る。このためカム環がレンズ収納位置に回動した
とき、バリヤを閉塞方向に回動させる開閉部材に
与えるべき操作力を大きく設定しなければなら
ず、この操作力が何等かの原因で小さくなると、
バリヤが完全に閉塞しないおそれがあつた。特に
ばね付勢された開閉部材によつてバリヤを閉じる
場合、バリヤ閉塞位置において、バリヤを開こう
とするばね手段の反発力は最大になるのに対し、
開閉部材をバリヤ閉塞方向に付勢するばね手段の
力は最小になるために、ばねバランスの設定が困
難になつたり、ばねの大型化が必要となつたりす
る。
「考案の目的」
したがつて本考案は、バリヤを開放方向に付勢
し、レンズ収納位置で付勢力に抗してバリヤを閉
じるカメラのバリヤ機構において、バリヤを閉塞
するために開閉部材に与える操作力が一定の、あ
るいはその増大の程度が少ないカメラのバリヤ機
構を得ることを目的とする。
し、レンズ収納位置で付勢力に抗してバリヤを閉
じるカメラのバリヤ機構において、バリヤを閉塞
するために開閉部材に与える操作力が一定の、あ
るいはその増大の程度が少ないカメラのバリヤ機
構を得ることを目的とする。
「考案の概要」
本考案は、バリヤを閉じる際に生ずるばねの反
発力の増大を、バリヤを閉じる部材の腕の長さを
長くすることでカバーするという発想に基づいて
完成されたものである。つまりばねの反発力が増
大しても、ばね力に抗して回動させるレバーの腕
の長さが増大すれば、そのレバーに与える操作力
は、ばねの反発力と比例関係で増大はせず、ある
いは一定とすることができる。
発力の増大を、バリヤを閉じる部材の腕の長さを
長くすることでカバーするという発想に基づいて
完成されたものである。つまりばねの反発力が増
大しても、ばね力に抗して回動させるレバーの腕
の長さが増大すれば、そのレバーに与える操作力
は、ばねの反発力と比例関係で増大はせず、ある
いは一定とすることができる。
すなわち本考案は、前端面にアパーチヤを有す
るレンズカバー筒を、撮影可能位置とこれより後
方の収納位置に直進移動可能に支持し、このレン
ズカバー筒の外周部に、回動に伴ないこのレンズ
カバー筒を撮影可能位置と収納位置とに移動させ
るカム環を配設し、レンズカバー筒の前端部に、
アパーチヤを開閉する一対のバリヤと、この一対
のバリヤを上記カム環の回動に連動して開閉する
バリヤ開閉機構とを設けたカメラのバリヤ機構に
おいて、アパーチヤを開閉する一対のバリヤと;
この一対のバリヤを開く方向に付勢するばね手段
と;一対の駆動腕を有しレンズカバー筒の半径方
向に進退可能な開閉ピンと;この開閉ピンの一対
の駆動腕のそれぞれに一端被動腕が係合し、他端
作用腕が一対のバリヤにそれぞれ係合する一対の
中間レバーと;レンズカバー筒が収納位置に後退
したとき開閉ピンをばね手段に抗して押圧し、中
間レバーを介してバリヤを閉じるバリヤ閉塞手段
とから構成し、かつ開閉ピンの一対の駆動腕と、
一対の中間レバーの被動腕とを、開閉ピンがバリ
ヤ閉塞方向に移動するに従い、その着力点が中間
レバーの枢軸より遠ざかる形状に形成したことを
特徴としている。
るレンズカバー筒を、撮影可能位置とこれより後
方の収納位置に直進移動可能に支持し、このレン
ズカバー筒の外周部に、回動に伴ないこのレンズ
カバー筒を撮影可能位置と収納位置とに移動させ
るカム環を配設し、レンズカバー筒の前端部に、
アパーチヤを開閉する一対のバリヤと、この一対
のバリヤを上記カム環の回動に連動して開閉する
バリヤ開閉機構とを設けたカメラのバリヤ機構に
おいて、アパーチヤを開閉する一対のバリヤと;
この一対のバリヤを開く方向に付勢するばね手段
と;一対の駆動腕を有しレンズカバー筒の半径方
向に進退可能な開閉ピンと;この開閉ピンの一対
の駆動腕のそれぞれに一端被動腕が係合し、他端
作用腕が一対のバリヤにそれぞれ係合する一対の
中間レバーと;レンズカバー筒が収納位置に後退
したとき開閉ピンをばね手段に抗して押圧し、中
間レバーを介してバリヤを閉じるバリヤ閉塞手段
とから構成し、かつ開閉ピンの一対の駆動腕と、
一対の中間レバーの被動腕とを、開閉ピンがバリ
ヤ閉塞方向に移動するに従い、その着力点が中間
レバーの枢軸より遠ざかる形状に形成したことを
特徴としている。
この構成によると、バリヤの閉塞が進行するに
つれて、開閉ピンの駆動腕によつて押圧される中
間レバーの腕の長さが増大するため、開閉ピンに
与える操作力の増大を抑制し、あるいはこれを一
定にすることができる。
つれて、開閉ピンの駆動腕によつて押圧される中
間レバーの腕の長さが増大するため、開閉ピンに
与える操作力の増大を抑制し、あるいはこれを一
定にすることができる。
「考案の実施例」
以下図示実施例について本考案を説明する。こ
の実施例は、ズームレンズを有するレンズシヤツ
タカメラに本考案を適用したものである。まず第
4図について、本考案によるバリヤ機構30を有
するズーム式レンズシヤツタカメラの全体構造を
説明する。ボデイ本体11には、その前面に固定
ねじ12を介して固定筒13が固定されている。
ボデイ本体11の後面には、内レール11aと外
レール11bが設けられ、外レール11bに裏蓋
14に設けられている圧板15が当接し、圧板1
5と内レール11aとの空間をフイルムが移動す
る。ボデイ本体11の上部にはフアインダ光学系
16が設けられ、このボデイ本体11、フアイン
ダ光学系16および固定筒13の外側は、カメラ
本体ケース17によつて覆われている。
の実施例は、ズームレンズを有するレンズシヤツ
タカメラに本考案を適用したものである。まず第
4図について、本考案によるバリヤ機構30を有
するズーム式レンズシヤツタカメラの全体構造を
説明する。ボデイ本体11には、その前面に固定
ねじ12を介して固定筒13が固定されている。
ボデイ本体11の後面には、内レール11aと外
レール11bが設けられ、外レール11bに裏蓋
14に設けられている圧板15が当接し、圧板1
5と内レール11aとの空間をフイルムが移動す
る。ボデイ本体11の上部にはフアインダ光学系
16が設けられ、このボデイ本体11、フアイン
ダ光学系16および固定筒13の外側は、カメラ
本体ケース17によつて覆われている。
固定筒13の内周には、カム環20が回転およ
び光軸方向移動可能に嵌められている。このカム
環20は前後のレンズ群L1,L2を光軸方向に
所定の軌跡で移動させるためのカム溝20aおよ
び20bを有しており、カム溝20aには、前群
用カム環従動環23に植設したピン23aが嵌ま
つている。このピン23aはさらに、固定筒13
に形成した光軸方向の直進案内溝13aに嵌まつ
ていて、前群用カム環従動環23の回転を拘束
し、光軸方向移動のみを可能としている。
び光軸方向移動可能に嵌められている。このカム
環20は前後のレンズ群L1,L2を光軸方向に
所定の軌跡で移動させるためのカム溝20aおよ
び20bを有しており、カム溝20aには、前群
用カム環従動環23に植設したピン23aが嵌ま
つている。このピン23aはさらに、固定筒13
に形成した光軸方向の直進案内溝13aに嵌まつ
ていて、前群用カム環従動環23の回転を拘束
し、光軸方向移動のみを可能としている。
前群用カム環従動環23には、光軸と平行なガ
イドピン23bが設けられ、このガイドピン23
bに、後群レンズL2を固定した後群用カム環従
動環24が移動可能に支持されている。そしてこ
の後群用カム環従動環24に植設したピン24a
は、前群用カム環従動環23に形成した逃げ溝2
3cを通つて、カム環20の上記カム溝20bに
嵌まつている。
イドピン23bが設けられ、このガイドピン23
bに、後群レンズL2を固定した後群用カム環従
動環24が移動可能に支持されている。そしてこ
の後群用カム環従動環24に植設したピン24a
は、前群用カム環従動環23に形成した逃げ溝2
3cを通つて、カム環20の上記カム溝20bに
嵌まつている。
前群用カム環従動環23には、その前部にレン
ズシヤツタユニツト25が固定されており、この
レンズシヤツタユニツト25に、ヘリコイド25
b,26cによつて、前群レンズL1を固定した
前群レンズ環26が螺合されている。レンズシヤ
ツタユニツト25は、図示しない測距装置からの
測距信号に応じた角度だけ、その駆動ピン25a
を回動させるとともに、測光装置からの測光信号
に応じてそのシヤツタセクタ25bを開閉するも
ので、駆動ピン25aは、前群レンズ環26に固
定される連動腕26aと係合している。したがつ
て前群レンズ環26は、駆動ピン25aの回転角
に応じて光軸方向に移動し、ピント調整がなされ
る。
ズシヤツタユニツト25が固定されており、この
レンズシヤツタユニツト25に、ヘリコイド25
b,26cによつて、前群レンズL1を固定した
前群レンズ環26が螺合されている。レンズシヤ
ツタユニツト25は、図示しない測距装置からの
測距信号に応じた角度だけ、その駆動ピン25a
を回動させるとともに、測光装置からの測光信号
に応じてそのシヤツタセクタ25bを開閉するも
ので、駆動ピン25aは、前群レンズ環26に固
定される連動腕26aと係合している。したがつ
て前群レンズ環26は、駆動ピン25aの回転角
に応じて光軸方向に移動し、ピント調整がなされ
る。
カム環20は、図示しないギヤ列および駆動モ
ータを介して回転駆動される。カム環20が回転
すると、カム溝20aおよび直進案内溝13aに
従つて前群用カム環従動環23、つまり前群レン
ズL1が光軸方向に移動し、カム溝20bに従つ
て後群用カム環従動環24、つまり後群レンズL
2が前群レンズL1との空気間隔を設定値に保持
して光軸方向に移動し、ズーミングがなされる。
またカム環20が一方の回動端に回動すると、レ
ンズ群L1,L2は撮影位置から後退した収納位
置に移動する。
ータを介して回転駆動される。カム環20が回転
すると、カム溝20aおよび直進案内溝13aに
従つて前群用カム環従動環23、つまり前群レン
ズL1が光軸方向に移動し、カム溝20bに従つ
て後群用カム環従動環24、つまり後群レンズL
2が前群レンズL1との空気間隔を設定値に保持
して光軸方向に移動し、ズーミングがなされる。
またカム環20が一方の回動端に回動すると、レ
ンズ群L1,L2は撮影位置から後退した収納位
置に移動する。
カム環20と固定筒13との間にはバツク調整
機構が設けられている。カム環20の外周には、
周方向溝27が形成されており、この周方向溝2
7に、固定筒13に光軸方向移動可能に支持した
スラスト部材28が嵌まつている。したがつてこ
のスラスト部材28の光軸方向位置を調節するこ
とにより、カム環20の位置、すなわち前群およ
び後群レンズL1,L2の位置を調節し、ピント
面を正確にフイルム面に合致させるバツク調整が
できる。バツク調整後は、固定ねじ29でこのス
ラスト部材28が固定筒13に固定される。
機構が設けられている。カム環20の外周には、
周方向溝27が形成されており、この周方向溝2
7に、固定筒13に光軸方向移動可能に支持した
スラスト部材28が嵌まつている。したがつてこ
のスラスト部材28の光軸方向位置を調節するこ
とにより、カム環20の位置、すなわち前群およ
び後群レンズL1,L2の位置を調節し、ピント
面を正確にフイルム面に合致させるバツク調整が
できる。バツク調整後は、固定ねじ29でこのス
ラスト部材28が固定筒13に固定される。
以上のレンズシヤツタカメラの前群用カム環従
動環23には、レンズカバー筒31が固定されて
おり、このレンズカバー筒31の前面に、アパー
チヤ32aを有するアパーチヤ枠32が接合され
ている。またレンズカバー筒31の内周部には、
バリヤリング33が固定されており、このバリヤ
リング33の前面と後面に、本考案の特徴とする
バリヤ機構30が支持されている。
動環23には、レンズカバー筒31が固定されて
おり、このレンズカバー筒31の前面に、アパー
チヤ32aを有するアパーチヤ枠32が接合され
ている。またレンズカバー筒31の内周部には、
バリヤリング33が固定されており、このバリヤ
リング33の前面と後面に、本考案の特徴とする
バリヤ機構30が支持されている。
第1図ないし第3図はその実施例を示すもので
ある。第1図、第2図は第4図の−線に沿う
断面図で、バリヤ機構30を後方から見た図であ
る。バリヤリング33の前面には、アパーチヤ3
2aを開閉する一対のバリヤ34がピン35で枢
着されている。この一対のバリヤ34,34は対
称形に向き合つていて、アパーチヤ32a内に突
出するバリヤ板部34aと、ピン35に関しこの
バリヤ板部34aとほぼ直交する関係で延びる被
動腕部34bを有している。
ある。第1図、第2図は第4図の−線に沿う
断面図で、バリヤ機構30を後方から見た図であ
る。バリヤリング33の前面には、アパーチヤ3
2aを開閉する一対のバリヤ34がピン35で枢
着されている。この一対のバリヤ34,34は対
称形に向き合つていて、アパーチヤ32a内に突
出するバリヤ板部34aと、ピン35に関しこの
バリヤ板部34aとほぼ直交する関係で延びる被
動腕部34bを有している。
この被動腕部34bには、通孔33aを介して
バリヤリング33の裏面に突出する作用ピン36
が植設されており、この一対の作用ピン36の外
側に、単一の線ばね部材37の一対の弾性脚部3
7aが係合して、バリヤ板部34aがアパーチヤ
32aを開く方向に該バリヤ34を回動付勢して
いる。したがつてバリヤ34は、これに外力が加
わらない状態では、常にアパーチヤ32aを開
く。
バリヤリング33の裏面に突出する作用ピン36
が植設されており、この一対の作用ピン36の外
側に、単一の線ばね部材37の一対の弾性脚部3
7aが係合して、バリヤ板部34aがアパーチヤ
32aを開く方向に該バリヤ34を回動付勢して
いる。したがつてバリヤ34は、これに外力が加
わらない状態では、常にアパーチヤ32aを開
く。
線ばね部材37は、金属材料からなるもので、
その中央のU字状部37bを、バリヤリング33
に植設した支持ピン38に係止している。この線
ばね部材37は、温度や湿度等の環境変化による
ばね力の変化がなく、経年変化も殆ど生じない。
よつて常に安定した力でバリヤ34に開方向の力
を与えることができる。
その中央のU字状部37bを、バリヤリング33
に植設した支持ピン38に係止している。この線
ばね部材37は、温度や湿度等の環境変化による
ばね力の変化がなく、経年変化も殆ど生じない。
よつて常に安定した力でバリヤ34に開方向の力
を与えることができる。
被動腕部34bの作用ピン36の内側にはそれ
ぞれ、線ばね部材37の力に抗してバリヤ34を
開くための左右一対の中間アーム39の作用腕3
9aが係合している。この一対の中間アーム39
はそれぞれ、ピン40によつてバリヤリング33
に枢着されており、ピン40に関し作用腕39a
と反対側に延びる一対の被動腕39bが、開閉ピ
ン41の両駆動腕41aと係合している。
ぞれ、線ばね部材37の力に抗してバリヤ34を
開くための左右一対の中間アーム39の作用腕3
9aが係合している。この一対の中間アーム39
はそれぞれ、ピン40によつてバリヤリング33
に枢着されており、ピン40に関し作用腕39a
と反対側に延びる一対の被動腕39bが、開閉ピ
ン41の両駆動腕41aと係合している。
開閉ピン41の一対の駆動腕41aは、カム環
20の半径方向と平行な方向に延びていてその先
端が尖つており、また被動腕39bは、バリヤ3
4が開いた状態において、この駆動腕41aとほ
ぼ直角をなして当接する形状をしている。第3図
は、この開閉ピン41と中間レバー39の関係を
スケルトンで表したものである。
20の半径方向と平行な方向に延びていてその先
端が尖つており、また被動腕39bは、バリヤ3
4が開いた状態において、この駆動腕41aとほ
ぼ直角をなして当接する形状をしている。第3図
は、この開閉ピン41と中間レバー39の関係を
スケルトンで表したものである。
この開閉ピン41は、バリヤリング33に固定
したガイド筒42によつてバリヤリング33の半
径方向に移動可能にガイドされており、その頭部
は、レンズカバー筒31に穿けた連動角孔43に
臨んでいる。この開閉ピン41は、外力が加わら
ない状態では、線ばね部材37のばね力により、
半径方向の突出端に位置する。なお線ばね部材3
7および中間アーム39はバリヤリング33の裏
面に設けられている。
したガイド筒42によつてバリヤリング33の半
径方向に移動可能にガイドされており、その頭部
は、レンズカバー筒31に穿けた連動角孔43に
臨んでいる。この開閉ピン41は、外力が加わら
ない状態では、線ばね部材37のばね力により、
半径方向の突出端に位置する。なお線ばね部材3
7および中間アーム39はバリヤリング33の裏
面に設けられている。
レンズカバー筒31の外周に位置し回転駆動さ
れるカム環20の前端面には、レンズカバー筒3
1が収納位置に移動したとき連動角孔43と位置
の合致する切欠45が形成されている。また、固
定筒13には、軸46によつて閉塞レバー47が
枢着されており、この閉塞レバー47は軸46に
設けたトーシヨンばね48により、その作用端4
7aが連動角孔43からレンズカバー筒31の内
方に進入し、開閉ピン41を押圧移動するように
付勢されている。カム環20はレンズカバー筒3
1の周囲を回動し、切欠45はその一部に設けら
れているものであるから、閉塞レバー47の作用
端47aは、切欠45と位置が合致したときだ
け、該切欠45から連動角孔43内に進入し、そ
れ以外のときは、カム環20の外周面によつて連
動角孔43への非進入位置に保持される。そし
て、切欠45と閉塞レバー47の作用端47aの
位置は、レンズカバー筒31が収納位置に後退し
たときだけ合致するように構成されている。
れるカム環20の前端面には、レンズカバー筒3
1が収納位置に移動したとき連動角孔43と位置
の合致する切欠45が形成されている。また、固
定筒13には、軸46によつて閉塞レバー47が
枢着されており、この閉塞レバー47は軸46に
設けたトーシヨンばね48により、その作用端4
7aが連動角孔43からレンズカバー筒31の内
方に進入し、開閉ピン41を押圧移動するように
付勢されている。カム環20はレンズカバー筒3
1の周囲を回動し、切欠45はその一部に設けら
れているものであるから、閉塞レバー47の作用
端47aは、切欠45と位置が合致したときだ
け、該切欠45から連動角孔43内に進入し、そ
れ以外のときは、カム環20の外周面によつて連
動角孔43への非進入位置に保持される。そし
て、切欠45と閉塞レバー47の作用端47aの
位置は、レンズカバー筒31が収納位置に後退し
たときだけ合致するように構成されている。
上記構成のバリヤ機構30はしたがつて、カム
環20をレンズ収納位置の回動端から撮影可能位
置に回動させた状態では、切欠45の端部45a
が閉塞レバー47をトーシヨンばね48の力に抗
して持ち上げ、カム環20の外周面に作用端47
aを摺接させる。この状態では、開閉ピン41に
バリヤ閉止力は与えられないから、線ばね部材3
7の力によつてバリヤ34は開くこととなる(第
1図)。
環20をレンズ収納位置の回動端から撮影可能位
置に回動させた状態では、切欠45の端部45a
が閉塞レバー47をトーシヨンばね48の力に抗
して持ち上げ、カム環20の外周面に作用端47
aを摺接させる。この状態では、開閉ピン41に
バリヤ閉止力は与えられないから、線ばね部材3
7の力によつてバリヤ34は開くこととなる(第
1図)。
撮影終了後、カム環20をレンズ収納位置に回
動させると、作用端47aがカム環20の外周面
から切欠45内に進入し、さらに連動角孔43内
に進入する。するとトーシヨンばね48の力によ
つて開閉ピン41押圧され、左右の駆動腕41a
が一対の中間アーム39の被動腕39bを押圧し
てこれを線ばね部材37の力に抗して回動させ
る。よつて一対のバリヤ34がピン35を中心に
回動し、そのバリヤ板部34aが閉じる(第1
図)。
動させると、作用端47aがカム環20の外周面
から切欠45内に進入し、さらに連動角孔43内
に進入する。するとトーシヨンばね48の力によ
つて開閉ピン41押圧され、左右の駆動腕41a
が一対の中間アーム39の被動腕39bを押圧し
てこれを線ばね部材37の力に抗して回動させ
る。よつて一対のバリヤ34がピン35を中心に
回動し、そのバリヤ板部34aが閉じる(第1
図)。
このバリヤ閉塞の過程において、開閉ピン41
が閉塞レバー47によつて押圧変位されると、駆
動腕41aの被動腕39bに対する接触点(着力
点)がピン40から離れた外方に変化し、被動腕
39bの腕が実質的に長くなる。第3図はこの様
子を示すもので、開閉ピン41が図の実線から鎖
線位置に変化したとすると、中間レバー39の被
動腕39bの腕の長さは、aからa′に増大する。
これに対し、作用腕39aの腕の長さ(ピン40
から作用ピン36迄の距離)はほぼ一定のbに保
持されるから、開閉ピン41に与える操作力F
は、線ばね部材37の反発力が増大するにも拘わ
らず、一定にし、あるいはその増大を抑制するこ
とができる。すなわち開閉ピン41を同じ力Fで
押圧変位させたとすると、中間アーム39を介し
てバリヤ34を開こうとする力は、開閉ピン41
が内方に変位する程大きくなり、バリヤ34が開
くにつれて大きくなる線ばね部材37の反発力と
見合うこととなる。よつて開閉ピン41を操作す
る力の変化が少ないバリヤ開閉機構が得られ、線
ばね部材37として強い力のばねを用い、あるい
はトーシヨンばね48として力の弱いばねを使う
ことが可能となる。
が閉塞レバー47によつて押圧変位されると、駆
動腕41aの被動腕39bに対する接触点(着力
点)がピン40から離れた外方に変化し、被動腕
39bの腕が実質的に長くなる。第3図はこの様
子を示すもので、開閉ピン41が図の実線から鎖
線位置に変化したとすると、中間レバー39の被
動腕39bの腕の長さは、aからa′に増大する。
これに対し、作用腕39aの腕の長さ(ピン40
から作用ピン36迄の距離)はほぼ一定のbに保
持されるから、開閉ピン41に与える操作力F
は、線ばね部材37の反発力が増大するにも拘わ
らず、一定にし、あるいはその増大を抑制するこ
とができる。すなわち開閉ピン41を同じ力Fで
押圧変位させたとすると、中間アーム39を介し
てバリヤ34を開こうとする力は、開閉ピン41
が内方に変位する程大きくなり、バリヤ34が開
くにつれて大きくなる線ばね部材37の反発力と
見合うこととなる。よつて開閉ピン41を操作す
る力の変化が少ないバリヤ開閉機構が得られ、線
ばね部材37として強い力のばねを用い、あるい
はトーシヨンばね48として力の弱いばねを使う
ことが可能となる。
なお中間レバー39の上記腕の長さbがバリヤ
の閉塞に伴ない仮に増大する関係であつたとして
も、腕の長さaの方がより大きく増大する関係
(a/bが増大する関係)であれば、本考案は成
立する。
の閉塞に伴ない仮に増大する関係であつたとして
も、腕の長さaの方がより大きく増大する関係
(a/bが増大する関係)であれば、本考案は成
立する。
なお上記実施例では、開閉ピン41をばね付勢
されたトーシヨンばね48によつてバリヤ閉塞方
向に移動させるようにしたが、例えばカム環20
の一部あるいはこれに連動する閉塞部材によつて
バリヤ閉塞方向に移動させるようにしてもよい。
されたトーシヨンばね48によつてバリヤ閉塞方
向に移動させるようにしたが、例えばカム環20
の一部あるいはこれに連動する閉塞部材によつて
バリヤ閉塞方向に移動させるようにしてもよい。
「考案の効果」
以上のように本考案のカメラのバリヤ機構は、
バリヤを開放方向に付勢し、レンズ収納位置で付
勢力に抗してバリヤを閉じるカメラのバリヤ機構
において、バリヤを閉塞するための開閉ピンと中
間レバーとの関係を、開閉ピンの一対の駆動腕と
一対の中間レバーの被動腕とが、開閉ピンがバリ
ヤ閉塞方向に移動するに従いその着力点を中間レ
バーの枢軸より遠ざける関係としたので、開閉ピ
ンに与える操作力の変化が小さい、あるいは一定
のカメラのバリヤ機構を得ることができる。よつ
て特に開閉ピンをバリヤ閉塞方向にばね付勢する
場合に、ばねバランスの設定が容易となり、ある
いはばねの小型化を図ることができ、その結果、
確実に閉塞するバリヤ機構が得られる。
バリヤを開放方向に付勢し、レンズ収納位置で付
勢力に抗してバリヤを閉じるカメラのバリヤ機構
において、バリヤを閉塞するための開閉ピンと中
間レバーとの関係を、開閉ピンの一対の駆動腕と
一対の中間レバーの被動腕とが、開閉ピンがバリ
ヤ閉塞方向に移動するに従いその着力点を中間レ
バーの枢軸より遠ざける関係としたので、開閉ピ
ンに与える操作力の変化が小さい、あるいは一定
のカメラのバリヤ機構を得ることができる。よつ
て特に開閉ピンをバリヤ閉塞方向にばね付勢する
場合に、ばねバランスの設定が容易となり、ある
いはばねの小型化を図ることができ、その結果、
確実に閉塞するバリヤ機構が得られる。
第1図ないし第3図は本発明によるカメラのバ
リヤ機構の第一の実施例を示すもので、第1図は
バリヤ開放状態、第2図は同閉塞状態を示す第4
図−線に沿う断面図、第3図は開閉ピンと中
間レバーの関係を示すスケルトン図である。第4
図は本考案によるカメラのバリヤ機構を備えたレ
ンズシヤツタ式カメラの全体を示す断面図であ
る。 13……固定筒、20……カム環、30……バ
リヤ機構、31……レンズカバー筒、32……ア
パーチヤ枠、32a……アパーチヤ、33……バ
リヤリング、34……バリヤ、35,40……ピ
ン、37……線ばね部材、39……中間アーム、
39a……作用腕、39b……被動腕、41……
開閉ピン、41a……駆動腕、43……連動角
孔、45……切欠、46……軸、47……閉塞レ
バー、48……トーシヨンばね。
リヤ機構の第一の実施例を示すもので、第1図は
バリヤ開放状態、第2図は同閉塞状態を示す第4
図−線に沿う断面図、第3図は開閉ピンと中
間レバーの関係を示すスケルトン図である。第4
図は本考案によるカメラのバリヤ機構を備えたレ
ンズシヤツタ式カメラの全体を示す断面図であ
る。 13……固定筒、20……カム環、30……バ
リヤ機構、31……レンズカバー筒、32……ア
パーチヤ枠、32a……アパーチヤ、33……バ
リヤリング、34……バリヤ、35,40……ピ
ン、37……線ばね部材、39……中間アーム、
39a……作用腕、39b……被動腕、41……
開閉ピン、41a……駆動腕、43……連動角
孔、45……切欠、46……軸、47……閉塞レ
バー、48……トーシヨンばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 前端面にアパーチヤを有するレンズカバー筒
を、撮影可能位置とこれより後方の収納位置に直
進移動可能に支持し、このレンズカバー筒の外周
部に、回動に伴ないこのレンズカバー筒を撮影可
能位置と収納位置とに移動させるカム環を配設
し、上記レンズカバー筒の前端部に、上記アパー
チヤを開閉する一対のバリヤと、この一対のバリ
ヤを上記カム環の回動に連動して開閉するバリヤ
開閉機構とを設けたカメラのバリヤ機構におい
て、 このバリヤ開閉機構が、上記アパーチヤを開閉
する一対のバリヤと;この一対のバリヤを開く方
向に付勢するばね手段と;一対の駆動腕を有しレ
ンズカバー筒の半径方向に進退可能な開閉ピン
と;この開閉ピンの一対の駆動腕のそれぞれに一
端被動腕が係合し、他端作用腕が一対のバリヤに
それぞれ係合する一対の中間レバーと;レンズカ
バー筒が収納位置に後退したとき上記開閉ピンを
上記ばね手段に抗して押圧し、中間レバーを介し
てバリヤを閉じるバリヤ閉塞手段とを備え、かつ
上記開閉ピンの一対の駆動腕と、一対の中間レバ
ーの被動腕とは、開閉ピンがバリヤ閉塞方向に移
動するに従い、その着力点を中間レバーの枢軸よ
り遠ざける形状に形成されていることを特徴とす
るカメラのバリヤ機構。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3104388U JPH0540503Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | |
| US07/318,336 US4989027A (en) | 1988-03-04 | 1989-03-03 | Barrier mechanism of camera |
| US07/556,376 US5130730A (en) | 1988-03-04 | 1990-07-23 | Barrier mechanism of camera |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3104388U JPH0540503Y2 (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01135428U JPH01135428U (ja) | 1989-09-18 |
| JPH0540503Y2 true JPH0540503Y2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=31256618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3104388U Expired - Lifetime JPH0540503Y2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540503Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP3104388U patent/JPH0540503Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01135428U (ja) | 1989-09-18 |
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