JPH0540656U - セグメントシールリングにおける押圧構造 - Google Patents

セグメントシールリングにおける押圧構造

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JPH0540656U
JPH0540656U JP9725291U JP9725291U JPH0540656U JP H0540656 U JPH0540656 U JP H0540656U JP 9725291 U JP9725291 U JP 9725291U JP 9725291 U JP9725291 U JP 9725291U JP H0540656 U JPH0540656 U JP H0540656U
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seal ring
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下 光 好 松
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炭研精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構造でコスト低減を図れるセグメントシ
ールリングにおける押圧構造を提供する。 【構成】セグメントリングを押圧するためのスプリング
と、該スプリングを支持する支持リングを備えたセグメ
ントシールリングにおける押圧構造において、該支持リ
ングの外周側面に係止部を形成し、該係止部を係止する
係止リングをケーシング側に装着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、セグメントシールリングにおける押圧構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
セグメントシールリングにおいてセグメントリングを軸線方向に押圧するため のスプリングを受けるための受け座が必要であり、そのために従来はフランジを 設けてこのフランジでスプリングを受ける構成が一般的であった。しかし、フラ ンジを設ける構造では製造に手間が係り、コストが高くなる欠点があるため、近 年スプリングを支持リングで受けて、この支持リングをスナップリングによりケ ーシング側に係止する構造のものが良く用いられている。 この構造を図8により説明すると、回転軸Xに嵌挿されたセグメントリング5 はL字状のケース6に収納され、スプリング3により軸線方向に押圧され、ケー ス6の受け面60に押しつけられている。スプリング3はその基部をスプリング 支持リング1により支持されており、スプリング支持リング1はスナップリング 9によりケース6側に係止されている。このような構造ではスプリングを受ける ためのフランジを形成しなくて良いため、工作が簡単で材料も必要とせず、コス トを低減できる効果がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記した構造の場合、回転軸Xの軸径が大きくなり、ひいてはセグメン トリング5やスプリング支持リング1の軸径が大きくなると、振動などでスナッ プリング9が外れる事故が起き易くなる。これを防ぐためにはスナップリング9 の断面係数を大きくする必要があり、そのために図9に示すようにスナップリン グ9の半径方向の長さWを長くする方法がとられている。しかし、スナップリン グ9の半径方向の長さを長くするのは、材料取り加工がむずかしく、高価になる 問題がある。 またスナップリング9の断面係数を大きくすると半径方向の反力が増大し、こ の反力によりケース6に歪が生じて、受け面60にも歪が生じ、漏れが多くなる 等の問題があった。 本考案はこのような従来のセグメントシールリングにおける押圧構造の欠点を 改善することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、セグメントリングを押圧するためのスプ リングと、該スプリングを支持する支持リングを備えたセグメントシールリング における押圧構造において、該支持リングの外周側面に係止部を形成し、該係止 部を係止する係止リングをケーシング側に装着したことを基本的な特徴とする。
【0005】
【作用】
支持リングの外周側面の係止部に係止リングが係止され、支持リングと係止リ ングが一体化されてケーシングに係止される。そのため、係止リングの断面係数 は大きくする必要がなく、コストも易くまた従来のスナップリングのように反力 による歪等の問題も生じない。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は半断面図であり、ここに示すように機器本体YにL字型のケース6が嵌 挿され、このケース6の内側において2枚のセグメントリング5が回転軸Xに嵌 挿されている。セグメントリング5はスプリング3により軸線方向に押圧されて おり、ケース6の受け面60に密接している。スプリング3はセグメントリング 5の端面に周方向に所定間隔で複数個設けられており、周方向に均等な力でセグ メントリング5を軸線方向に押すように構成されている。
【0007】 このスプリング3の基部はスプリング支持リング1により支持されている。ス プリング支持リング1はケース6の内径と略同径の外径を有しており、またスプ リング3の位置よりも若干内周に延出するだけの半径方向の幅を有している。ス プリング支持リング1の外周側面15には、図2に示すように係止部であるテー パ面10が形成されており、このテーパ面10に係止リング2が係止して、スプ リング支持リング1を軸線方向に係止する構造になっている。係止リング2はケ ース6に形成されたリング溝20に外周側の一部が嵌挿され、内周側が内周方向 に突出する構造になっている。 この構造では係止リング2がスプリング支持リング1を軸線方向に係止すると 同時にスプリング支持リング1の外周側面で係止リング2の半径方向の動きを押 さえているため、係止リング2が振動などで外れることがない。そのため、係止 リング2は断面係数を大きくする必要がなく、径の小さな金属リングを使用する ことができる。その結果、係止リング2の半径方向の反力は小さく押さえること ができ、ケース6に歪などを生ずることがない。 更にこの実施例ではテーパ面10を採用しているため、このテーパ面10とス プリング3の押圧力により係止リング2が半径方向外側に押され、スプリング支 持リング1と係止リング2が一体化されてケース6に固定される。その結果スプ リング支持リング1が強固にケース6に固定される効果がある。
【0008】 図3は他の実施例を示すもので、ここではスプリング支持リング1の外周側面 15に段付面11を形成してある。そして、この段付面11と係止リング2’に より軸線方向及び半径方向に係止するように構成されている。この実施例では係 止リング2’として断面角形状のものを用いているが、図4に示すように断面円 形のものを用いることも当然に可能である。この段付面11の場合にはテーパ面 10による固定の効果はないが、係止リング2’を半径方向に規制するから、同 様に係止リング2’が外れることがなく、線径の小さなものを使用すあることが 可能になる。 図5と図6はそれぞれ係止リング2と係止リング2’の断面形状と部分形状を 示すものである。
【0009】 図7はセグメントリング5を2ケ正面合せに配置した例を示すもので、機内A の流体が有害物質のような場合Z部よりN2ガスをパージする構造のものである 。ケース6の左右にそれぞれ2個のセグメントリング5を配設し、中央部に対称 にスプリング支持リング1,1を配設し、それぞれ係止リング2,2で係止した 上、スプリング3,3を支持してセグメントリング5,5をケース6の垂直な受 面60に押しつけた構成になっている。 このような正面合せ構造のものも、スプリング支持リング1と係止リング2に より簡単に形成することができる。
【0010】 以上説明した実施例によれば、係止リング2をスプリング支持リング1の外周 側面15で半径方向に係止するため、係止リング2が振動などにより外れること がない。そのため、係止リング2は線径の細いものでよく、コストの低減を図れ 、また半径方向の反力も大きくないためケース6に歪などを生ずることもない。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、セグメントリングを押圧するためのスプリング と、該スプリングを支持する支持リングを備えたセグメントシールリングにおけ る押圧構造において、該支持リングの外周側面に係止部を形成し、該係止部を係 止する係止リングをケーシング側に装着してあるため、係止リングが前記係止部 により半径方向に係止され、振動などにより外れることがない。そのため、係止 リングの断面係数は大きくする必要がなく、コストも易くまた係止リングの反力 による歪等の問題も生じない等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す半断面図。
【図2】本考案の一実施例を示す部分拡大断面図。
【図3】本考案の他の実施例を示す部分拡大断面図。
【図4】本考案の他の実施例を示す部分拡大断面図。
【図5】本考案の係止リング2の形状を示す部分拡大
図。
【図6】本考案の係止リング2’の形状を示す部分拡大
図。
【図7】本考案の更に一実施例を示す半断面図。
【図8】従来の構造を示す半断面図。
【図9】従来の構造を示す部分拡大図。
【符号の説明】
1:スプリング支持リング、2:係止リング、3:スプ
リング、5:セグメントリング、6:ケース、9:スナ
ップリング、10:テーパ面、11:段付面、15:外
周側面、20:リング溝、60:受け面。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セグメントリングを押圧するためのスプ
    リングと、 該スプリングを支持する支持リングを備えたセグメント
    シールリングにおける押圧構造において、 該支持リングの外周側面に係止部を形成し、 該係止部を係止する係止リングをケーシング側に装着し
    た、 ことを特徴とするセグメントシールリングにおける押圧
    構造。
  2. 【請求項2】 係止部がテーパ面である請求項1のセグ
    メントシールリングにおける押圧構造。
  3. 【請求項3】 係止部が段付き面である請求項1のセグ
    メントシールリングにおける押圧構造。
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JPH0540656U true JPH0540656U (ja) 1993-06-01
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002506177A (ja) * 1998-03-05 2002-02-26 ゲーカーエヌ オートモーティヴ アーゲー 機械的伝達部材および等速機械継手へのその適用
JP2002089719A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Tanken Seal Seiko Co Ltd セグメントシール

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6166268U (ja) * 1984-10-08 1986-05-07
JPH01206165A (ja) * 1988-02-15 1989-08-18 Eagle Ind Co Ltd 円筒面シール

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JP2509292Y2 (ja) 1996-08-28

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