JPH0540892Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0540892Y2 JPH0540892Y2 JP14166887U JP14166887U JPH0540892Y2 JP H0540892 Y2 JPH0540892 Y2 JP H0540892Y2 JP 14166887 U JP14166887 U JP 14166887U JP 14166887 U JP14166887 U JP 14166887U JP H0540892 Y2 JPH0540892 Y2 JP H0540892Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cut
- gear
- cutter
- cutting
- tooth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010862 gear shaping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gear Processing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、各歯の両側面に左右のねじれ角を
同時に有する歯車を同一段取りで創成加工するこ
とを可能としたダブルヘリカル・ピニオンカツタ
に関する。
同時に有する歯車を同一段取りで創成加工するこ
とを可能としたダブルヘリカル・ピニオンカツタ
に関する。
(従来の技術)
右ねじれ部分と左ねじれ部分を角歯の両側面に
設けてテーパ角を構成した内歯歯車に、これに対
応して各歯に右ねじれ部分と左ねじれ部分を設け
たピニオンを噛み合わせてギヤ抜け防止を図つて
いる。
設けてテーパ角を構成した内歯歯車に、これに対
応して各歯に右ねじれ部分と左ねじれ部分を設け
たピニオンを噛み合わせてギヤ抜け防止を図つて
いる。
かかるピニオンを切削加工するには、第6図に
示すように直歯状の切刃を有するピニオンカツタ
Pの軸線A−Aを被削歯車10の軸線B−Bに対
して切削送り方向に交差する所定の交差角Σをも
たせておき、ピニオンカツタPと被削歯車10に
相互に反対方向に回転を与えて両者を回転させな
がら切削する、所謂テーパ切りがなされていた。
また、被削歯車の歯底径が一定で歯面テーパ角を
所定の値に確保したピニオンを切削加工するには
2枚のカツタ、即ち、擬似的な左ねじれ角をもつ
たヘリカルピニオンカツタと、擬似的な右ねじれ
角をもつたヘリカルピニオンカツタを用いて切削
する必要があつた。
示すように直歯状の切刃を有するピニオンカツタ
Pの軸線A−Aを被削歯車10の軸線B−Bに対
して切削送り方向に交差する所定の交差角Σをも
たせておき、ピニオンカツタPと被削歯車10に
相互に反対方向に回転を与えて両者を回転させな
がら切削する、所謂テーパ切りがなされていた。
また、被削歯車の歯底径が一定で歯面テーパ角を
所定の値に確保したピニオンを切削加工するには
2枚のカツタ、即ち、擬似的な左ねじれ角をもつ
たヘリカルピニオンカツタと、擬似的な右ねじれ
角をもつたヘリカルピニオンカツタを用いて切削
する必要があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
上記のテーパ切りでは、第6図にしめすように
直歯状の切刃を有するピニオンカツタPの軸線B
−Bに対して所定の交差角Σをもたせて切削する
必要があり、かかる場合には被削歯車10の歯底
径φが切削角により切削開始側と切削終了側で変
化し、必要以上の歯高となり強度が低下すること
は避けられない。また、ピニオンカツタの転位に
より(換言すれば再研削毎に)表面テーパ角が変
化してしまい、精度の高き加工ができない。ま
た、軽量化のため歯車を肉薄にすると、歯底径と
内径が薄肉となり、強度上からも問題があつた。
直歯状の切刃を有するピニオンカツタPの軸線B
−Bに対して所定の交差角Σをもたせて切削する
必要があり、かかる場合には被削歯車10の歯底
径φが切削角により切削開始側と切削終了側で変
化し、必要以上の歯高となり強度が低下すること
は避けられない。また、ピニオンカツタの転位に
より(換言すれば再研削毎に)表面テーパ角が変
化してしまい、精度の高き加工ができない。ま
た、軽量化のため歯車を肉薄にすると、歯底径と
内径が薄肉となり、強度上からも問題があつた。
さらに、上記の擬似的な右左ねじれ角をもつた
ヘリカルピニオンカツタを用いた場合には、ピニ
オンカツタの段取り(カツタとワークとの位置決
め)やワークを所定の歯厚にするまでに多大の時
間を要した。しかも精度の高い歯車の加工が困難
であつた。
ヘリカルピニオンカツタを用いた場合には、ピニ
オンカツタの段取り(カツタとワークとの位置決
め)やワークを所定の歯厚にするまでに多大の時
間を要した。しかも精度の高い歯車の加工が困難
であつた。
(問題点を解決するための手段)
この考案に係るダブルヘリカル・ピニオンカツ
タは、欠歯部を介して左ねじれ歯群と右ねじれ歯
群とを設けることによつて、短時間で高精度のピ
ニオンを加工可能としたものである。
タは、欠歯部を介して左ねじれ歯群と右ねじれ歯
群とを設けることによつて、短時間で高精度のピ
ニオンを加工可能としたものである。
(作用)
ダブルヘリカル・ピニオンカツタによる切削
は、通常歯車形削盤(ギヤシエーパー)の切り込
み送りテーブルに被削歯車を固定し、カツタを歯
車形削盤のコラムに設けた垂直送りヘツドに固定
し、一方のねじれ歯群でダブルヘリカル・ピニオ
ンカツタを被削歯車に対し垂直送りと同時に回転
送りをかけ切削運動が与えられる。被削歯車もこ
の回転と一定角速度比を以て回転されかつ切り込
み送りがかけられる。被削歯車の歯面が斜め切り
されるように、カツタには、被削歯車軸と一緒の
回転即ち創成運動とは別個に、軸方向に運動に重
ねて被削歯車をねじ込み又はねじ戻すような回転
運動が与えられる。一方のねじれ歯群で被削歯車
の一方のねじれ歯側面を切削する。切削の際、被
削歯車にはねじれが形成されるので、被削歯車上
面から下面までの間の軸断面における切刃の位置
が移動していくから、切削方向および戻り過程で
切刃の位相分だけカツタに、カツタと被削歯車軸
と一緒の回転即ち創成運動とは別個の、回転運動
をさせる。一方の歯側面の切削後、カツタを回し
て他方のねじれ歯群と被削歯車の他方側面にセツ
トして、同様に他方の歯側面を切削する。
は、通常歯車形削盤(ギヤシエーパー)の切り込
み送りテーブルに被削歯車を固定し、カツタを歯
車形削盤のコラムに設けた垂直送りヘツドに固定
し、一方のねじれ歯群でダブルヘリカル・ピニオ
ンカツタを被削歯車に対し垂直送りと同時に回転
送りをかけ切削運動が与えられる。被削歯車もこ
の回転と一定角速度比を以て回転されかつ切り込
み送りがかけられる。被削歯車の歯面が斜め切り
されるように、カツタには、被削歯車軸と一緒の
回転即ち創成運動とは別個に、軸方向に運動に重
ねて被削歯車をねじ込み又はねじ戻すような回転
運動が与えられる。一方のねじれ歯群で被削歯車
の一方のねじれ歯側面を切削する。切削の際、被
削歯車にはねじれが形成されるので、被削歯車上
面から下面までの間の軸断面における切刃の位置
が移動していくから、切削方向および戻り過程で
切刃の位相分だけカツタに、カツタと被削歯車軸
と一緒の回転即ち創成運動とは別個の、回転運動
をさせる。一方の歯側面の切削後、カツタを回し
て他方のねじれ歯群と被削歯車の他方側面にセツ
トして、同様に他方の歯側面を切削する。
(実施例)
次に、この考案に係るダブルヘリカル・ピニオ
ンカツタの実施例を図面について説明する。第1
図および第2図はこの考案に係るダブルヘリカ
ル・ピニオンカツタであつて、本体1の外周には
4枚構成の右ねじれ歯群2、4枚構成の左ねじれ
歯群3が欠歯部4を介して配設されている。
ンカツタの実施例を図面について説明する。第1
図および第2図はこの考案に係るダブルヘリカ
ル・ピニオンカツタであつて、本体1の外周には
4枚構成の右ねじれ歯群2、4枚構成の左ねじれ
歯群3が欠歯部4を介して配設されている。
第3図に歯形の一部を拡大して示すように、被
削歯車10には左ねじれ歯側面11、右ねじれ歯
側面12にそれぞれ所定のテーパ角αが形成され
ている。換言すれば、被削歯車10のテーパ角は
2αとなる。
削歯車10には左ねじれ歯側面11、右ねじれ歯
側面12にそれぞれ所定のテーパ角αが形成され
ている。換言すれば、被削歯車10のテーパ角は
2αとなる。
欠歯部4は左右ねじれ歯群の中間にあつて、一
方のねじれ歯群が切削中、他方のねじれ歯群が切
削に関与しないようにされ、一方のねじれ歯群の
切削終了後、他方のねじれ歯群が切削を行うため
にカツタを切削位置にセツテイングするための空
白部となる。
方のねじれ歯群が切削中、他方のねじれ歯群が切
削に関与しないようにされ、一方のねじれ歯群の
切削終了後、他方のねじれ歯群が切削を行うため
にカツタを切削位置にセツテイングするための空
白部となる。
切削状態を模式的に示すと、第5図に示すよう
に、ダブルヘリカル・ピニオンカツタ1による切
削は、通常図示しない歯車形削盤(ギヤシエーパ
ー)の切り込み送りテーブルに被削歯車10を取
り付け、カツタ1を図示しない歯車形削盤のコラ
ムに設けた垂直送りヘツドに取り付け、カツタ1
を被削歯車10に対し切削方向矢印の方向の垂直
送りと同時にA−A軸の回りの回転送りをかけ、
かつ被削歯車10も矢印の切り込み送りとカツタ
の回転送りとは反対方向のB−B軸の回りの回転
送りがかけられる。被削歯車10の歯面が斜め切
りされるように、カツタ1には、被削歯車B−B
軸と一緒の回転即ち創成運動とは別個に、軸方向
の運動に重ねて被削歯車10をねじ込み又はねじ
戻すような回転運動が与えられる。第4図及び第
5図でみて、カツタ1の右ねじれ歯群2で被削歯
車10の左ねじれ歯群12を切削するには、矢印
5,8の方向にカツタ1と被削歯車10を回転さ
せながら、歯形の創成切削を行う。逆方向の左ね
じれ歯群3で被削歯車10の左ねじれ歯群12を
切削するには、それぞれ矢印6,7の方向にカツ
タ及び被削歯車を回転させながら歯形の創成切削
を行う。この際、被削歯車10にはねじれが形成
されるので、被削歯車上面から下面までの間の軸
断面における切刃の位置が移動していくことにな
り、これに対処して切削方向および戻り過程で切
刃の位相分だけカツタ1に、カツタ1と被削歯車
10軸と一緒の回転即ち創成運動とは別個の、回
転運動をさせる。なお、9aはカツタの右ねじれ
歯群2による切削終了時のカツタリリーフ方向、
9aは同じく左ねじれ歯群のカツタリリーフ方向
を示す。
に、ダブルヘリカル・ピニオンカツタ1による切
削は、通常図示しない歯車形削盤(ギヤシエーパ
ー)の切り込み送りテーブルに被削歯車10を取
り付け、カツタ1を図示しない歯車形削盤のコラ
ムに設けた垂直送りヘツドに取り付け、カツタ1
を被削歯車10に対し切削方向矢印の方向の垂直
送りと同時にA−A軸の回りの回転送りをかけ、
かつ被削歯車10も矢印の切り込み送りとカツタ
の回転送りとは反対方向のB−B軸の回りの回転
送りがかけられる。被削歯車10の歯面が斜め切
りされるように、カツタ1には、被削歯車B−B
軸と一緒の回転即ち創成運動とは別個に、軸方向
の運動に重ねて被削歯車10をねじ込み又はねじ
戻すような回転運動が与えられる。第4図及び第
5図でみて、カツタ1の右ねじれ歯群2で被削歯
車10の左ねじれ歯群12を切削するには、矢印
5,8の方向にカツタ1と被削歯車10を回転さ
せながら、歯形の創成切削を行う。逆方向の左ね
じれ歯群3で被削歯車10の左ねじれ歯群12を
切削するには、それぞれ矢印6,7の方向にカツ
タ及び被削歯車を回転させながら歯形の創成切削
を行う。この際、被削歯車10にはねじれが形成
されるので、被削歯車上面から下面までの間の軸
断面における切刃の位置が移動していくことにな
り、これに対処して切削方向および戻り過程で切
刃の位相分だけカツタ1に、カツタ1と被削歯車
10軸と一緒の回転即ち創成運動とは別個の、回
転運動をさせる。なお、9aはカツタの右ねじれ
歯群2による切削終了時のカツタリリーフ方向、
9aは同じく左ねじれ歯群のカツタリリーフ方向
を示す。
切削時におけるカツタ1軸線A−Aと被削歯車
10の軸線B−Bとは、平行に配置されており、
第5図において矢印で示すように切削方向が平行
である。このために、被削歯車の歯底径φは切削
開始時と切削終了時とで変化がない。さらに、被
削歯車の左右ねじれ角の歯厚を予め入力してお
き、作業を自動化できることはもちろんである。
10の軸線B−Bとは、平行に配置されており、
第5図において矢印で示すように切削方向が平行
である。このために、被削歯車の歯底径φは切削
開始時と切削終了時とで変化がない。さらに、被
削歯車の左右ねじれ角の歯厚を予め入力してお
き、作業を自動化できることはもちろんである。
(考案の効果)
この考案に係るピニオンカツタは、上述のよう
に欠歯を介して左ねじれ歯群と右ねじれ歯群とを
設けたので、従来のように左右のねじれ角をもつ
2枚のカツタを必要とすることはない。しかも歯
厚合わせなどの段取り工数が著しく軽減され、き
わめて迅速な作業が行えることになつた。さらに
被削歯車の歯底径が常に一定となるから、強度上
の問題は全く存在しなくなつた。従つて、高精度
の歯車の加工が実現された。
に欠歯を介して左ねじれ歯群と右ねじれ歯群とを
設けたので、従来のように左右のねじれ角をもつ
2枚のカツタを必要とすることはない。しかも歯
厚合わせなどの段取り工数が著しく軽減され、き
わめて迅速な作業が行えることになつた。さらに
被削歯車の歯底径が常に一定となるから、強度上
の問題は全く存在しなくなつた。従つて、高精度
の歯車の加工が実現された。
第1図はこの考案の実施例の部分正面図、第2
図は第1図X−Y線により部分的に切断した側面
図、第3図は被削歯車の部分斜視図、第4図及び
第5図はこの考案に係るピニオンカツタの切削状
態を示す模式図、第6図イは従来のピニオンカツ
タの切削状態の説明図、同図ロはイの矢印方向か
ら視た歯の正面図である。 1……本体、2……右ねじれ歯群、3……左ね
じれ歯群、4……欠歯郡。
図は第1図X−Y線により部分的に切断した側面
図、第3図は被削歯車の部分斜視図、第4図及び
第5図はこの考案に係るピニオンカツタの切削状
態を示す模式図、第6図イは従来のピニオンカツ
タの切削状態の説明図、同図ロはイの矢印方向か
ら視た歯の正面図である。 1……本体、2……右ねじれ歯群、3……左ね
じれ歯群、4……欠歯郡。
Claims (1)
- 円周方向に欠歯部を介して左ねじれ歯群と右ね
じれ歯群を設けたことを特徴とするダブルヘリカ
ル・ピニオンカツタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14166887U JPH0540892Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14166887U JPH0540892Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446124U JPS6446124U (ja) | 1989-03-22 |
| JPH0540892Y2 true JPH0540892Y2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=31406939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14166887U Expired - Lifetime JPH0540892Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0540892Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-18 JP JP14166887U patent/JPH0540892Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446124U (ja) | 1989-03-22 |
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