JPH0540930Y2 - - Google Patents

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JPH0540930Y2
JPH0540930Y2 JP1985189255U JP18925585U JPH0540930Y2 JP H0540930 Y2 JPH0540930 Y2 JP H0540930Y2 JP 1985189255 U JP1985189255 U JP 1985189255U JP 18925585 U JP18925585 U JP 18925585U JP H0540930 Y2 JPH0540930 Y2 JP H0540930Y2
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、研削盤において砥石に対しワークの
切込送りを行う送り装置が予め設定した送り量以
上に切込送りされてオーバーラン状態となるのを
防止するための安全装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、この種の研削盤の安全装置として、
ワークを取付けた切込送りテーブルを切込送りモ
ータによつて切込送りさせ、該切込送りテーブル
が所定量以上切込送りされると、装置保護限界送
り位置にセツトされたリミツトスイツチによつて
それを検出し、上記切込送りモータに送り停止信
号を出力することにより、切込送りテーブルのオ
ーバーランによるドレツサ等の破損を未然に防止
できるようにしたものは知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところが、上記従来のものでは、切込送りテー
ブルがオーバーラン状態になると、直ちにその切
込送りが停止されるので、オーバーランによるド
レツサ等の破損は有効に防止できるものの、例え
ば作業者が他の作業のために研削盤から離れてい
て切込送りテーブルの送り停止による研削盤の停
止に気付かないときには、研削盤がワーク研削を
停止したままの状態となることがある。しかも、
その停止後に初めて砥石交換の基準が開始される
ことにもなり、研削盤の停止時間やワーク加工工
程時間の短縮が秒単位以下で要求されている今日
のニーズに対応できず、生産性が低下するという
問題がある。
また、上記の従来のものでは、切込送りテーブ
ルは、リミツトスイツチによつてストローク制御
されるので、ワーク径が異なる毎にリミツトスイ
ツチの設定位置を新たにセツトし直さなければな
らず、操作が面倒となつて作業能率が悪いという
問題もあつた。
尚、リミツトスイツチに代えて、装置に数値制
御的なストロークエンド機能を持たせることによ
り、切込送りテーブルのストロークセツトを行う
ようにすることが考えられるが、ワーク径が異な
る毎に切込送りテーブルのストロークエンドの設
定値を変更しなければならず、本質的な解決には
なり得ない。
本考案は、上記の諸点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、研削盤における
送り装置の制御態様を改良することにより、切込
送りテーブルのオーバーラン状態を招くことなく
研削盤を作動状態としたままで所定時間の間、作
業者が研削盤から離れ得るようにするとともに、
砥石使用限界の基準値をセツトするだけで自動的
に送り装置のオーバーラン状態を防止できるよう
にし、研削盤の安全装置の操作の簡単化を図るこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の解決手段
では、研削盤において砥石に対するワークの切込
送りを行いかつドレツサにより砥石の修正を行う
送り装置が予め設定した送り量以上に切込送りさ
れてオーバーラン状態となるのを防止するための
研削盤の安全装置を対象とする。
そして、上記送り装置が、ワークに対し切込送
りを開始する初期切込送り開始位置から上記ドレ
ツサによる砥石の修正により砥石径が減少して研
削の限界近くの基準値になる送り位置まで切込み
送りされたときの送り量に相当する砥石使用基準
値を設定する砥石使用基準設定器と、上記位置検
出器で検出されたワークについての初期切込送り
開始位置からワークの切込送り終了位置までの送
り量検出値と上記砥石使用基準設定器で設定され
た砥石使用基準値とを比較し、上記送り量検出値
が砥石使用基準値以上になつたときに砥石の交換
を促す砥石交換指令信号をブザーやランプ等の報
知手段に出力するとともに、さらにその後におい
ても両者の差分値を出力する第1比較器とを備え
る。
さらに、送り装置が、上記砥石使用基準設定器
で設定される砥石使用基準値に対応する送り位置
から送り装置のオーバーラン状態を定める装置保
護限界送り位置まで切込送りされたときの送り量
に相当する装置保護限界値を設定する装置保護限
界設定器と、上記第1比較器から出力された差分
値と上記装置保護限界設定器で設定された装置保
護限界値とを比較し、上記差分値が装置保護限界
値に達したときに送り装置に対しその切込送りを
強制的に停止させる切込送り停止信号を出力する
第2比較器とを備えているものとする。
(作用) 上記の構成により、本考案では、送り装置によ
る砥石に対するワークの切込送りによつてワーク
の研削を行う場合、第1比較器において、位置検
出器及び砥石使用基準設定器からの出力信号に基
づき、ワークについての初期切込送り開始位置か
ら切込送り終了位置までの送り量検出値と、ドレ
ツサによる砥石の修正に伴う砥石径の減少限界付
近の基準値までの砥石使用基準値とが比較され、
該送り量検出値が砥石使用基準値以上になると、
第1比較器から砥石交換を促す砥石交換指令信号
が報知手段に出力されるとともに、さらにその後
においても第1比較器で両者の差分値が演算され
て該差分値信号が第2比較器に出力される。そし
て、該第2比較器においては、上記第1比較器及
び装置保護限界設定器からの出力信号に基づき、
上記差分値と、砥石使用基準値に対応する送り位
置から装置保護限界送り位置までの送り装置の送
り量に相当する装置保護限界値とが比較され、差
分値が装置保護限界値に達すると、送り装置がオ
ーバーラン状態になつたと見做され、第2比較器
から送り装置に切込送り停止信号が出力されて送
り装置が強制的に停止される。これにより、送り
装置のオーバーランが防止され、装置の安全が確
保されることになる。
このとき、位置検出器による送り装置の送り量
検出値が砥石使用基準値になつたときに、第1比
較器から砥石交換指令信号が出力されて、砥石交
換の要求が予告されるが、その後、上記ワークに
ついての初期切込送り開始位置から切込送り終了
位置までの送り量検出値と砥石使用基準値との差
分値が装置保護限界値に達するまでは、送り装置
はオーバーラン状態にならず、その間はワークの
研削が行われる。従つて、このオーバーラン状態
となるまでの所定時間の間、研削盤を作動させて
ワークの研削を継続させながら作業者が研削盤か
ら離れることができ、その間に作業者は研削盤を
遠く離れた位置で他の作業を行つたり、或いは研
削盤の砥石交換のための準備作業を行つたりする
ことができる。
また、送り量検出値が砥石使用基準値以上にな
つた後の両者の差分値を、送り装置のオーバーラ
ン状態を定める装置保護限界送り位置までの送り
量に相当する装置保護限界値と比較して、その一
致の有無により送り装置の停止を制御するので、
ワークや砥石の径によつて変わる砥石使用基準値
を設定するだけで、装置保護限界値に応じた装置
保護限界送り位置が自動的にスライド設定され、
ワーク等の径が異なつてもそれに応じて装置保護
限界送り位置を新たにセツトし直す必要がなく、
研削盤の安全を簡単な操作で確保することができ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る研削盤Aの送
り装置のオーバーランを防止するための安全装置
の全体概略構成を示す。同図において、1はベツ
ドであり、該ベツド1上には、円筒形状のワーク
3を支持する主軸4を備えた切込送りテーブル5
と、回転軸6の先端に研削砥石7を取付けた研削
装置8を備えた砥石送りテーブル9とが載置され
ている。
また、上記切込送りテーブル5は、切込送りモ
ータ10によりベツド1に対し切込方向(図で上
下方向)に往復動自在に取付けられている。一
方、砥石送りテーブル9は、図示しない駆動モー
タによりベツド1に対し上記切込方向と直角方向
(図で左右方向)に往復動自在に取付けられてい
る。
さらに、上記切込送りテーブル5には、中央側
(図で右側)に上記砥石7の表面を修正するドレ
ツサ11が取付けられており、このドレツサ11
で、砥石7の目詰まりや切れ歯の摩耗に対して新
しい切れ歯を出すために、砥石7の表面を修正す
るようにしている。また、テーブル5の外側(図
で左側)には、切込送りテーブル5の上記砥石7
に対するワーク3の切込送り位置を検出する位置
検出器としてのポテンシヨメータ12が取付けら
れている。
そして、上記ポテンシヨメータ12は、切込送
りテーブル5のストロークを制御する送り制御装
置13に接続されている。該送り制御装置13
は、第2図に示すように砥石使用基準設定器1
4、第1比較器15、装置保護限界設定器16及
び第2比較器17を備えている。上記砥石使用基
準設定器14は、上記切込送りテーブル5が、ワ
ーク3に対し切込送りを開始する初期切込送り開
始位置から上記砥石7のドレツサ11による修正
により砥石7の径が減少して研削の限界近くの基
準値となる送り位置まで切込み送りされた場合の
送り量に相当する砥石使用基準値を予め設定する
ものである。上記砥石使用基準値とは、第3図に
示すように、修正を1回も行つていない砥石7が
最初に切込み送り開始される位置からワーク3の
研削を終了する切込み送り終了位置まで切込み送
りされる送り量A1に、砥石7の使用量、つまり
所定深さずつ表面を修正されて径が減少していく
砥石7がそれ以上修正できない限界近くに達した
ときの総量である所定の砥石使用量A2を加えた
値である。すなわち、例えば砥石径が20mmの砥石
において、1回に10μずつ200回修正されたとき、
上記砥石使用量A2はA2=10×10-3×200=2mmと
なる。
また、第1比較器15は、ポテンシヨメータ1
2で検出された砥石7に対するワーク3の初期切
込送り開始位置から切込送り終了位置までの送り
量検出値と、上記砥石使用基準設定器14で設定
された砥石使用基準値とを比較し、該送り量検出
値が砥石使用基準値に達すると、砥石7の交換を
促す砥石交換指令信号を図外のブザーやランプ等
の報知器(報知手段)に出力するとともに、さら
にその後においても両者の差分値を出力する。こ
の差分値により、切込み送りテーブル5がワーク
3の研削を終了したときに、上記砥石使用基準値
に対応する送り位置を越えた分の送り量が求めら
れる。
装置保護限界設定器16は、切込送りテーブル
5が、上記砥石使用基準設定器14で設定される
砥石使用基準値に対応する送り位置からさらに該
切込送りテーブル5のオーバーラン状態を定める
装置保護限界送り位置まで切込み送りされる送り
量に相当する装置保護限界値(第3図における
A3)を予め設定するものである。上記装置保護
限界値A3とは、第3図に示すように、ドレツサ
11の先端が上記砥石7の修正限界近くの送り位
置からさらに回転軸6表面近くの位置に送り移動
されるまでの送り量に相当するオーバーラン状態
への許容値であり、これを越えると、ドレツサ1
1により砥石7を修正する際にドレツサ11が回
転軸6に接触する虞れが大きくなり、切込送りテ
ーブル5のオーバーラン状態となる。尚、この装
置保護限界値A3は、ドレツサ11の先端が回転
軸6表面と干渉する位置に送り移動されるまでの
送り量に必ずしも限定されず、その干渉位置より
も手前側の所定位置へ送り移動されるまでの送り
量でもよい。具体的には、装置保護限界値A3
例えばドレツサ11による砥石7の10回の修正量
に相当する送り量としており、上記砥石径が20mm
の砥石の例の場合、1回の修正量10μの10回分で
あるから、A3=10×10-3×10=100μとなる。
さらに、第2比較器17は、上記第1比較器1
5から出力された差分値と上記装置保護限界設定
器16で設定された装置保護限界値とを比較し、
該差分値が装置保護限界値に達すると、切込送り
モータ10の該モータ10を強制的に停止させる
切込送り停止信号を出力する。つまり、差分値が
装置保護限界値A3に達するということは、切込
み送りテーブル5が装置保護限界送り位置を越え
てさらに切込み送りされたオーバーラン状態であ
るということであり、このときにはテーブル5の
送りを即時に停止させるべく、モータ10を停止
させる。
上記第1比較器15は、上記砥石使用基準設定
器14及びポテンシヨメータ12からの各出力信
号を受けて砥石使用基準値と初期切込送り開始位
置から切込送り終了位置までの送り量検出値との
大きさを比較する第1比較回路18と、該第1比
較回路18からの出力信号を受けて上記両値(砥
石使用基準値と初期切込送り開始位置からの送り
量検出値)の差分値を演算して第2比較器17に
差分値信号を出力する差分値検出回路19とから
なる。また、上記第1比較回路18からの出力信
号を受けて、初期切込送り開始位置から切込送り
終了位置までの送り量検出値が砥石使用基準値に
達すると砥石交換指令信号を報知器に出力する砥
石使用基準出力回路20が設けられている。
さらに、上記第2比較器17は、上記装置保護
限界設定器16及び差分値検出回路19からの各
出力信号を受けて、砥石使用基準値に対応する送
り位置から装置保護限界送り位置に至る送り量で
ある装置保護限界値と差分値検出回路19から出
力された差分値との大きさを比較する第2比較回
路21と、該第2比較回路21からの出力信号を
受けて、上記差分値が装置保護限界値に達する
と、切込送りモータ10に送り停止信号を出力す
る装置保護限界出力回路22とから構成されてい
る。
次に、上記実施例の作動について説明するに、
先ず、ワーク3を研削盤Aにセツトするととも
に、送り制御装置13に砥石使用基準値(第3図
におけるA1+A2)を入力した後、砥石送りテー
ブル9を研削ワーク3側に向つて送る。上記砥石
送りテーブル9が初期切込送り開始位置に達する
と、その切込送り開始位置におけるポテンシヨメ
ータ12の出力電圧を0Vにセツトする。その後、
切込送りテーブル5が切込送りモータ10によつ
て1mm切込送りされる毎にポテンシヨメータ12
からの出力電圧が1Vずつ上昇する。これにより、
ポテンシヨメータ12の出力電圧の大きさに応じ
て切込送りテーブル5の送り量が検出される。
さらに、第1比較回路18において、砥石使用
基準設定器14及びポテンシヨメータ12からの
各出力信号に基づき、上記砥石使用基準値と初期
切込送り開始位置からの送り量検出値とが比較さ
れ、該送り量検出値が上記砥石使用基準値に達す
ると、砥石交換指令信号が砥石使用基準出力回路
20から報知器へ出力されるとともに、さらにそ
の後も差分値検出回路19で上記両値(砥石使用
基準値と初期切込送り開始位置からの送り量検出
値)の差分値が演算されてその差分値信号が第2
比較回路21に出力される。
そして、上記第2比較回路21において、上記
差分値検出回路19及び装置保護限界設定器16
からの各出力信号に基づき、上記差分値検出回路
19からの出力信号である差分値と、砥石使用基
準値に対応する送り位置から装置保護限界送り位
置に至る送り量である装置保護限界値A3とが比
較され、差分値が装置保護限界値A3に達すると、
装置保護限界出力回路22に切込送りモータ10
の切込送り停止信号が出力され、この装置保護限
界出力回路22の作動により切込送りテーブル5
のストロークが停止される。
尚、上記切込送り停止信号は、上記差分値が上
記装置保護限界値より大きくなると出力されるよ
うにする場合もある。
したがつて、上記実施例では、切込送りテーブ
ル5の送り位置が砥石使用基準値A1+A2に対応
する研削限界近くの送り位置に達すると、砥石使
用基準出力回路20から作業者に砥石交換指令が
出されるが、例えば作業者が研削盤から離れてい
て、研削盤に来るのにある程度時間がかかるよう
なときには、その間、切込送りテーブル5が引続
き切込み送りされる。そして、その後、送り位置
が装置保護限界値A3による装置保護限界送り位
置に達すると、テーブル5は自動的に止まり、そ
のオーバーランが防止される。
すなわち、砥石使用基準出力回路20から作業
者に砥石交換指令が出された後でも、切込送りテ
ーブル5の送り位置が装置保護限界値A3による
装置保護限界送り位置に達するまでは、テーブル
5のオーバーラン状態とならずにワーク3の研削
が行われるので、テーブル5のオーバーラン状態
を招くことなく研削盤Aを作動させてワーク3の
研削を継続させながら、所定時間の間だけ作業者
が研削盤Aから離れることができ、その間に作業
者は研削盤Aから遠く離れた所で他の作業を行
い、或いは上記使用基準となつた砥石7の交換の
準備作業を行うことができる。
この場合、ワーク3の径が変わると、それに応
じて第3図に示す送り量A1が変化し、また砥石
7の径が変化しても砥石使用量A2が変化する。
つまり、砥石使用基準値A1+A2は、ワーク3や
砥石径の変化に応じて変化するが、装置保護限界
値A3は一定値である。そして、この実施例では、
ポテンシヨメータ12により検出される切込送り
テーブル5の送り量検出値が砥石使用基準値以上
になつたときの両者の差分値を、切込送りテーブ
ル5のオーバーラン状態への許容値である上記装
置保護限界値A3と比較し、差分値が装置保護限
界値A3に達すると、切込送りテーブル5のスト
ローク送りを停止させるので、研削盤Aによつて
ワーク3を研削する際には、予め上記砥石使用基
準値A1+A2をワーク3や砥石7の径に応じて設
定するだけで装置保護限界値A3に対応する装置
保護限界送り位置が自動的にスライド設定され、
ワーク3の径が異なつてもそれに応じて装置保護
限界送り位置を新たにセツトし直す必要がなく、
砥石使用基準値をセツトするだけの簡単な操作
で、切込送りテーブル5のオーバーランによるド
レツサ11先端のダイヤモンドの離脱等の破損を
未然に防止でき、著しく作業能率が向上する。
(考案の効果) 以上の如く、本考案によると、研削盤の送り装
置のオーバーランを防止するための安全装置にお
いて、送り装置がワークに対する初期切込送り開
始位置から切込送り終了位置まで切込送りされた
ときの送り量を予め設定した砥石使用基準値と比
較して、送り量が砥石使用基準値以上になつたと
きに砥石交換を促す砥石交換指令信号を報知手段
に出力するとともに、その後も送り装置が上記砥
石使用基準値に対応する送り位置からさらに切込
送りされたときの送り量を、送り装置のオーバー
ラン状態を定める装置保護限界値と比較し、送り
量が装置保護限界値に達したときに送り装置の切
込送りを強制的に停止させるようにしたことによ
り、送り装置がオーバーラン状態になる前に砥石
が使用限界近くになつたことを作業者に予告し、
作業者が研削盤から離れていても所定時間の間、
送り装置のオーバーラン状態を招くことなく研削
盤を安全に作動させてワークの研削を継続させる
ことができ、生産性の向上を図ることができると
ともに、ワークの径が異なつても、それに応じて
変わる砥石使用基準値を設定するだけで装置保護
限界値による装置保護限界送り位置を自動的にス
ライド設定でき、従来のようなリミツトスイツチ
のセツトのし直しやテーブルのストロークエンド
の設定値の変更等の手間を要することなく、砥石
使用基準値をセツトするだけの簡単な操作で送り
装置のオーバーランを防止でき、よつて研削盤の
安全を簡単な操作で確保することができ、作業能
率が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
概略構成を示す図、第2図は切込送りテーブルの
送り制御プロツク図、第3図はワークと研削砥石
との位置関係を示す図である。 A……研削盤、5……切込送りテーブル、12
……ポテンシヨメータ、14……砥石使用基準設
定器、15……第1比較器、16……装置保護限
界設定器、17……第2比較器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 研削盤において砥石に対するワークの切込送り
    を行いかつドレツサにより砥石の修正を行う送り
    装置が予め設定した送り量以上に切込送りされて
    オーバーラン状態となるのを防止するための研削
    盤の安全装置であつて、 上記送り装置の上記砥石に対するワークの切込
    送り位置を検出する位置検出器と、 上記送り装置が、ワークに対し切込送りを開始
    する初期切込送り開始位置から上記ドレツサによ
    る砥石の修正により砥石径が減少して研削の限界
    近くの基準値になる送り位置まで切込み送りされ
    たときの送り量に相当する砥石使用基準値を設定
    する砥石使用基準設定器と、 上記位置検出器で検出されたワークについての
    初期切込送り開始位置からワークの切込送り終了
    位置までの送り量検出値と、上記砥石使用基準設
    定器で設定された砥石使用基準値とを比較し、上
    記送り量検出値が砥石使用基準値以上になつたと
    きに砥石の交換を促す砥石交換指令信号を報知手
    段に出力するとともに、さらにその後においても
    両者の差分値を出力する第1比較器と、 送り装置が、上記砥石使用基準設定器で設定さ
    れる砥石使用基準値に対応する送り位置から送り
    装置のオーバーラン状態を定める装置保護限界送
    り位置まで切込送りされたときの送り量に相当す
    る装置保護限界値を設定する装置保護限界設定器
    と、 上記第1比較器から出力された差分値と上記装
    置保護限界設定器で設定された装置保護限界値と
    を比較し、上記差分値が装置保護限界値に達した
    ときに送り装置に対しその切込送りを強制的に停
    止させる切込送り停止信号を出力する第2比較器
    とを備えていることを特徴とする研削盤の安全装
    置。
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