JPH054097U - 放射性物質取扱用セル - Google Patents
放射性物質取扱用セルInfo
- Publication number
- JPH054097U JPH054097U JP4951491U JP4951491U JPH054097U JP H054097 U JPH054097 U JP H054097U JP 4951491 U JP4951491 U JP 4951491U JP 4951491 U JP4951491 U JP 4951491U JP H054097 U JPH054097 U JP H054097U
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- Japan
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- container
- cell
- glove
- bag
- box
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 1つのセルで放射線レベルの異なる放射性物
質の取扱作業が可能であるとともに、迅速な作業を行な
える放射性物質取扱用セルを提供する。 【構成】 遮蔽セル1内に、グローブボックス2とこの
グローブボックス2にバッグアウト用ポート25を介して
連通するエアロックボックス3を設け、作業員が出入り
可能でグローブを介してグローブボックス2およびエア
ロックボックス3内の作業が可能なグローブ作業室5を
設け、前記エアロックボックス3に、前記バッグアウト
用ポート25からバッグアウトされる放射性物質を収容す
る一時遮蔽容器32と、この一時遮蔽容器32の口部を遮蔽
する開閉可能な一時遮蔽蓋を設けた。
質の取扱作業が可能であるとともに、迅速な作業を行な
える放射性物質取扱用セルを提供する。 【構成】 遮蔽セル1内に、グローブボックス2とこの
グローブボックス2にバッグアウト用ポート25を介して
連通するエアロックボックス3を設け、作業員が出入り
可能でグローブを介してグローブボックス2およびエア
ロックボックス3内の作業が可能なグローブ作業室5を
設け、前記エアロックボックス3に、前記バッグアウト
用ポート25からバッグアウトされる放射性物質を収容す
る一時遮蔽容器32と、この一時遮蔽容器32の口部を遮蔽
する開閉可能な一時遮蔽蓋を設けた。
Description
【0001】
本考案は、放射性廃棄物や照射済核燃料などを取り扱うセルに関する。
【0002】
たとえば放射性廃棄物や照射済核燃料(以下、放射性物質と称する。)を収納
して燃料試験施設などから輸送された輸送容器を一旦受入れ、輸送容器から貯蔵
容器に移し替えて、α汚染拡大の防止および密封性の確保を行なう封缶や貯蔵ピ
ットへの移送準備を行なうための放射性物質取扱用セルがある。
【0003】
このような放射性物質取扱用セルは、従来、α汚染のおそれがあり密封の必要
な放射性物質、特にプルトニウムを含有するものはグローブボックス(気密ボッ
クス)内で取り扱われ、γ線レベルが高い放射性物質は遮蔽セル内で取り扱われ
ており、放射線レベルの異なる放射性物質を能率よく取り扱うためには、グロー
ブボックスと遮蔽セルの2種類のセルが必要であった。また、α線レベルが高く
かつγ線レベルが高い放射性物質は、密閉仕様の遮蔽セルで取り扱われてきた。
【0004】
しかし、上記の気密仕様の遮蔽セルは、セル内の作業がマニピュレータやセル
内クレーンなどのセル内機器を遠隔操作して行なうため、迅速な作業もできず、
とくに容器への放射性物質の出し入れ(バッグイン,バッグアウト)作業は細か
い作業、たとえばバッグのシール,切断やポートへの着脱作業を伴うため、むづ
かしく手間のかかるものであった。
【0005】
本考案は、気密仕様の遮蔽セル内の作業であっても、放射性物質が遮蔽されて
空間線量率の低い場合は、セル内でグローブによる作業が可能となることに着目
して上記問題点を解決するもので、1つのセルで放射性物質の取扱作業が可能で
あるとともに、能率よく作業ができる放射性物質取扱用セルを提供することを目
的とする。
【0006】
上記問題点を解決するために本考案の放射性物質取扱用セルは、遮蔽セル内に
、グローブボックスを設けるとともに、作業員が出入り可能でグローブボックス
内をグローブを介して作業可能なグローブ作業室を設けたものである。
【0007】
また上記構成に加えて、遮蔽セル内で、前記グローブボックスにバッグアウト
用ポートを介して連通しかつグローブ作業室から作業可能な区画に、前記ポート
からバッグアウトされる放射性物質を収容する一時遮蔽容器と、この一時遮蔽容
器の口部を遮蔽する開閉可能な一時遮蔽蓋を設けたものである。
【0008】
上記構成によれば、汚染のおそれがあり密封の必要なα線レベルの高い放射性
物質は、遮蔽セル内のグローブボックス内で、グローブ作業室からグローブを介
して作業を行なうことができ、またγ線レベルが高く透過力が大きい放射性物質
は、遮蔽セル内のグローブボックス内で、セル内機器を遮蔽セル外から操作して
作業を行なうことができる。したがって、1つのセルでα線レベルの高い放射性
物質も、γ線レベルの高い放射性物質も効率よく取り扱うことができる。
【0009】
また、γ線レベルが高い放射性物質をグローブボックスからバッグアウト(P
VCシートを用いてポートおよび放射性物質の密封状態を保ったままポートから
放射性物質を搬出する方法)する時に、放射性物質をバッグを介して一時遮蔽容
器ないに挿入するとともに、一時遮蔽蓋を閉じてγ線を遮蔽することができるの
で、マニピュレータでは非常に困難なバッグのシール、切断、装着作業を、作業
員がグローブ作業室に入って手作業により行なうことができ、迅速な作業が可能
となる。また、バッグアウト後のバッグの後処理や次の準備作業も作業員がグロ
ーブ作業室に入って行なうことができる。
【0010】
以下、本考案に係る放射性物質取扱用セルの一実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0011】
図1および図2において、1は遮蔽壁により形成された遮蔽セルで、この遮蔽
セル1内には、α用の気密仕様のグローブボックス2と、気密性を有するエアロ
ックボックス(区画の一例)3と、γ線を遮蔽可能な封缶室4と、グローブボッ
クス2およびエアロックボックス3のグローブ作業を行なうグローブ作業室5と
を具備している。前記グローブボックス2は左方上部に配置されるとともに、そ
の下部にエアロックボックス3が配置され、またグローブボックス2およびエア
ロックボックス3の後部にグローブ作業室5が配置される。そして遮蔽セル1の
右半分が封缶室4に構成されている。
【0012】
遮蔽セル1は、左側壁1aにはダブルドアシステムを具備してグローブボック
ス2に連通する輸送容器用ポート11が形成され、天壁1bの右側には遮蔽ゲー
ト12aを有して封缶室4と連通する容器搬出用ポート12が設けられている。
また前壁1cには、グローブボックス2、エアロックボックス3および封缶室4
に対応してそれぞれ遮蔽窓13,14が設けられ、セル内機器をこの遮蔽窓13
を介して操作するマニピュレータ15,16がそれぞれ配置されている。さらに
、後壁1dにはグローブ作業室5に作業員が出入りするための遮蔽扉17が設け
られている。
【0013】
前記グローブボックス2は、密封性を確保して放射性物質を収納した密封容器
Bを搬入可能なダブルドアシステム対応のボックスで、このグローブボックス2
内には、放射性物質や容器を搬送するインボックスクレーン21や、輸送容器用
ポート11からインボックスクレーン21により横向きに搬入された密封容器B
をマニピュレータ15によりハンドリング容易なように縦向きに反転する容器反
転装置22、縦向きにした密封容器Bを一時収容する密封容器仮置き場24、密
封容器仮置き場24の密封容器Bの蓋を開けて取り出した燃料容器Cを一時収容
する燃料容器一時置き場23、燃料容器Cおよび密封容器Bから取り出した廃棄
物容器C′をエアロックボックス3にバッグアウトする開閉扉25a付バッグア
ウト用ポート25と、移動式遮蔽体などがそれぞれ配設されている。また、グロ
ーブ作業室5側の側壁には、透孔に装着されてグローブ作業室5内からグローブ
作業を行なうグローブ26が複数個設けられている。
【0014】
前記エアロックボックス3は、グローブボックス2と封缶室4との緩衝室的な
役割を果たし、グローブボックス2からのバッグアウト時に、万一バッグが破損
した場合に汚染が封缶室4に及ぶのを防止している。また、このエアロックボッ
クス3と封缶室4の仕切り壁には、エアロックボックス3と封缶室4とを連通す
る移送口31が床側に形成され、移送口31には開閉自在なシャッター40が配
設されている。また、その床面には一時遮蔽容器32をエアロックボックス3と
封缶室4との間で移送する移送コンベヤ装置33が配置されている。前記一時遮
蔽容器32はバッグアウトされた放射性廃棄物を一時的に収納するもので、内部
には汚染されていないクリーンな貯蔵用密封容器Dまたはガス封入式貯蔵用密封
容器が挿入されている。そして、一時遮蔽容器32の口部には開閉自在な左右一
対の一時遮蔽蓋34が配設され、グローブ作業室5側の側壁には、バッグアウト
用ポート25におけるバッグアウト作業をグローブ作業室5側から行なうグロー
ブ30が設けられている。
【0015】
前記一時遮蔽蓋34は、互いに当接する端面が嵌合可能なV形の山形および谷
形に形成され、これら一時遮蔽蓋34を当接離間動して一時遮蔽容器32の入口
を開閉する蓋開閉装置35がエアロックボックス3に配設されている。すなわち
、この蓋開閉装置35は、図3に示すように、一時遮蔽蓋34の両側に開閉移動
方向に沿って両端側に逆ねじが形成されたねじ軸36が配置され、これらねじ軸
36に一時遮蔽蓋34のナット部材37が螺合されるとともに、開閉モーター3
8にギヤユニット39を介して回転駆動されるように構成される。
【0016】
前記封缶室4には、前記貯蔵用密封容器Dを一時遮蔽容器32から取り出して
移送するインセルクレーン41と、放射性廃棄物がα線レベルの高い廃棄物で密
封が必要な場合に、前記貯蔵用密封容器Dを封缶するための封缶装置42とが配
設されている。また、容器搬出用ポート12には、移送キャスクEを取付け可能
に構成され、キャスク内蔵の巻き上げ装置により、インセルクレーン41て直下
に移送された封缶後あるいは未封缶の貯蔵用密封容器Dを吊り上げて移送キャス
クE内に搬入することができる。
【0017】
次にこの放射性物質取扱用セルの作業を説明する。
照射済核燃料または放射性廃棄物を搬入前に、作業員が遮蔽扉17を介してグロ
ーブ作業室5内に入り、グローブ26,30によりグローブボックス2およびエ
アロックボックス3内の準備作業、たとえばバッグアウト用ポート25における
新たなバッグの取付け、および使用済バッグの取外し等を行なっておく。
【0018】
まず、照射済核燃料の処理作業を説明する。
(1)マニピュレータ15およびインボックスクレーン21を操作して、輸送
容器用ポート11から密閉性を確保しつつ輸送容器Aの蓋をあけて中の密封容器
Bをグローブボックス2内に取り出し、容器反転装置22に乗せる。容器反転装
置22を駆動して密封容器Bを直立姿勢とし、インボックスクレーン21で密封
容器Bを密封容器仮置き場24に搬送する。そしてマニピュレータ15により密
封容器Bの蓋を開けて、中の燃料容器Cを取り出し、燃料容器Cを燃料容器一時
置き場23に搬送する。ここで複数個の燃料容器Cが溜まるのを待つが、これは
貯蔵用封缶容器が複数個分の燃料容器Cを収容できるためである。密封容器Bは
元の状態に戻されて、輸送容器用ポート11から再び輸送容器A内に戻される。
【0019】
(2)所定個数の燃料容器Cになると、インボックスクレーン21によりバッ
グアウト用ポート25まで搬送し、図4に示すように、バッグアウト用ポート2
5からバッグFを介して一時遮蔽容器32内の貯蔵用密封容器Dに搬入する。
【0020】
(3)蓋開閉装置35を駆動して一時遮蔽蓋34を閉じ、放射線を遮蔽した後
、グローブ作業室5に作業員が入り、グローブ30を使用して、図5に示すよう
に、一時遮蔽蓋34の閉止部からバッグアウト用ポート25に連結されたバッグ
を2か所Hをシールし、これらシール箇所間を切断する。これにより、燃料容器
Cを密封してα線を遮断し次の封缶室4に移送する。作業後、作業員は遮蔽セル
1外に退避する。
【0021】
(4)一時遮蔽蓋32を開けるとともに、シャッター40を開け移送コンベヤ
装置33を駆動して、一時遮蔽容器32を封缶室4に搬送する。そして、封缶の
必要な高α線レベルの照射済核燃料を収容した貯蔵用密封容器Dは、インセルク
レーン41によって封缶装置42に運ばれて封缶され、封缶後容器搬出ポート1
2の直下にまで搬送される。そして、遮蔽ゲート12aを開き、容器搬出ポート
12に取り付けられた移送キャスクE内蔵クレーンにより、貯蔵用密封容器Dは
移送キャスクE内に吊り上げられて収納され、遮蔽セル1外へ搬出される。
【0022】
放射性廃棄物の場合は、グローブボックス2内で密封容器B′から廃棄物容器
C′を取り出した後、直接バッグアウト用ポート25に搬送されるほかは、照射
済核燃料の処理作業と同一に行なわれる。
【0023】
また、上記作業は高放射線レベル(空間線量率が高い)の照射済核燃料および
放射性廃棄物について説明したが、低放射線レベル(特にγ線レベル)の場合に
は、マニピュレータ15で行なっていた密封容器Bの開閉作業などを、作業員に
よりグローブ作業室5からグローブ26を介して行なうこともできる。
【0024】
以上に述べたごとく本考案によれば、汚染のおそれがあり密封の必要なα線レ
ベルの高い放射性物質は、遮蔽セル内のグローブボックス内で、グローブ作業室
からグローブを介して作業を行なうことができ、またγ線レベルが高く透過力の
大きい放射性物質は、遮蔽セル内のグローブボックス内で、セル内機器を遮蔽セ
ル外から操作して作業を行なうことができる。したがって、1つのセルでα線レ
ベルの高い放射性物質も、γ線レベルの高い放射性物質も能率よく取り扱うこと
ができる。
【0025】
また、γ線レベルが高い放射性物質をグローブボックスからバッグアウト(P
VCシートを用いてポートおよび放射性物質の密封状態を保ったままポートから
放射性物質を搬出する方法)する時に、放射性物質をバッグを介して一時遮蔽容
器ないに挿入するとともに、一時遮蔽蓋を閉じてγ線を遮蔽することができるの
で、マニピュレータでは非常に困難なバッグのシール、切断、装着作業を、作業
員がグローブ作業室に入って手作業により行なうことができ、迅速な作業が可能
となる。また、バッグアウト後のバッグの後処理や次の準備作業も作業員がグロ
ーブ作業室に入って行なうことができる。
【図1】本考案に係る遮蔽セルの一実施例を示す平面断
面図である。
面図である。
【図2】同遮蔽セルの正面断面図である。
【図3】同一時遮蔽蓋の開閉装置を示す平面図である。
【図4】同バッグアウト作業を説明する正面断面図であ
る。
る。
【図5】同バッグアウト作業を説明する正面断面図であ
る。
る。
1 遮蔽セル
2 グローブボックス
3 エアロックボックス
4 封缶室
5 グローブ作業室
11 輸送容器用ポート
12 封缶容器搬出ポート
13,14 遮蔽窓
15,16 マニピュレータ
21 インボックスクレーン
22 容器反転装置
25 バッグアウト用ポート
26,30 グローブ
32 一時遮蔽容器
33 移送コンベヤ装置
34 一時遮蔽蓋
35 蓋開閉装置
41 インセルクレーン
42 封缶装置
A 輸送容器
B,B′ 密封容器
C 燃料容器
C′ 廃棄物容器
D 貯留用密封容器
E 移送キャスク
Claims (2)
- 【請求項1】遮蔽セル内に、グローブボックスを設ける
とともに、作業員が出入り可能でグローブボックス内を
グローブを介して作業可能なグローブ作業室を設けたこ
とを特徴とする放射性物質取扱用セル。 - 【請求項2】 遮蔽セル内で、前記グローブボックスに
バッグアウト用ポートを介して連通しかつグローブ作業
室から作業可能な区画に、前記ポートからバッグアウト
される放射性物質を収容する一時遮蔽容器と、この一時
遮蔽容器の口部を遮蔽する開閉可能な一時遮蔽蓋を設け
たことを特徴とする請求項1記載の放射性物質取扱用セ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4951491U JPH054097U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放射性物質取扱用セル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4951491U JPH054097U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放射性物質取扱用セル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054097U true JPH054097U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12833243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4951491U Pending JPH054097U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 放射性物質取扱用セル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054097U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100966853B1 (ko) * | 2009-01-14 | 2010-06-29 | 한국원자력연구원 | 방사성물질 제조용 조사용기의 해체장치 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP4951491U patent/JPH054097U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100966853B1 (ko) * | 2009-01-14 | 2010-06-29 | 한국원자력연구원 | 방사성물질 제조용 조사용기의 해체장치 |
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