JPH0541699Y2 - - Google Patents

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JPH0541699Y2
JPH0541699Y2 JP7507491U JP7507491U JPH0541699Y2 JP H0541699 Y2 JPH0541699 Y2 JP H0541699Y2 JP 7507491 U JP7507491 U JP 7507491U JP 7507491 U JP7507491 U JP 7507491U JP H0541699 Y2 JPH0541699 Y2 JP H0541699Y2
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syringe needle
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は使用済注射針を
乾熱滅菌し、安全な処分を可能とする装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】 医療機関内外における医療廃棄
物による病気感染を防止するため、医療廃棄物特
に使用済注射針の処分は近時における重要な社会
問題になつている。
【0003】 そして、使用済注射針を処分する装置
としては、従来、大型滅菌炉、注射針裁断装置或
いはオートクレーブ等が提案されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかるに、上
記の大型滅菌炉は価格が高く、注射針裁断装置は
滅菌効果が不十分であり、オートクレーブはメス
等のように再使用品の滅菌に用いられており使用
済注射針の滅菌には使用し難い等の問題がある。
このため、これらの各装置は一般の開業医にとつ
て使用済注射針の処理には採用し難いのが実情で
ある。
【0005】 上記に鑑みて、本考案は使用済注射針
に対する滅菌効果が大きい装置を低価格で提供で
きるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達
成するため、請求項1の考案は、注射針回収罐を
収納する回収罐収納部と、注射針回収罐を加熱す
る加熱炉と、脱臭剤が充填された脱臭カートリツ
ジと、注射針回収罐で発生するエアを脱臭カート
リツジに導入する手段とを1つの装置にコンパク
トに配設するものである。
【0007】 具体的に請求項1の考案が講じた解決
手段は、本体ケース内に、上方を本体ケース上面
に開放せしめて形成され、上面開口部を有する使
用済注射針貯溜用の注射針回収罐を収納する回収
罐収納部と、上記本体ケース内の上記回収罐収納
部の周囲に設けられ、該回収罐収納部に収納され
る注射針回収罐を加熱する加熱炉と、上記本体ケ
ース内に収納され、一端にエア導入口を有すると
共に他端にエア排出口を有し、内部に脱臭剤が充
填され、上記エア導入口から導入したエアから臭
気を除去し臭気が除去されたエアを上記エア排出
口から排出する脱臭カートリツジと、一端が本体
ケース上面における上記回収罐収納部の上方開放
部近傍に開口し、他端が上記脱臭カートリツジの
エア導入口に連通するエア導入路と、上記回収罐
収納部の上方開放部を開閉自在に覆う開閉蓋と、
該開閉蓋に形成され、閉蓋時に上記回収罐収納部
に収納された注射針回収罐の上面開口部と上記エ
ア導入路の本体ケース上面開口部とを連通させて
該注射針回収罐で発生する臭気を含んだエアを上
記エア導入路に導く連通路と、上記脱臭カートリ
ツジのエア排出口に接続され、上記回収罐収納部
に収納された注射針回収罐で発生する臭気を含ん
だエアを、上記連通路及びエア導入路を通つて上
記脱臭カートリツジの内部へと流通させるよう吸
引するエアポンプとを備えている構成とするもの
である。
【0008】 また、請求項2の考案は、注射針回収
罐で発生した高温のエアが開蓋時に噴出するのを
防止するため、所定温度を超えると形態が変形す
る形状記憶素材で本体ケースと開閉蓋とをロツク
するものであつて、具体的には、請求項1の構成
に、形状記憶素材よりなり、所定温度を超えると
上記本体ケースと開閉蓋とをロツクする形態に変
形し、所定温度以下になると上記本体ケースと開
閉蓋とのロツクを解除する形態に変形するロツク
部材を備えている構成を付加するものである。
【0009】 また、請求項3の考案は、注射針回収
罐で発生した高温のエアが開蓋時に噴出するのを
防止するため、加熱終了後もエアポンプの作動を
継続せしめて高温のエアを確実に外部へ排出する
ものであつて、具体的には、請求項1又は2の構
成に、上記加熱炉による上記注射針回収罐に対す
る加熱を終了したときから所定時間が経過するま
での間、上記エアポンプの作動を継続せしめる制
御手段を備えている構成を付加するものである。
【0010】 また、請求項4の考案は、注射針回収
罐で発生した高温のエアに含まれる蒸気が凝縮し
てなる液体をカートリツジ内に貯溜しておくもの
であつて、具体的には、請求項1〜3の構成に、
上記脱臭カートリツジの底部にエア中の蒸気が凝
縮してなる液体を貯溜するための液体貯溜部が設
けられている構成を付加するものである。
【0011】 また、請求項5の考案は、脱臭カート
リツジで臭気を除去されたエアからさらに臭気を
除去するものであつて、具体的には、請求項1〜
4の構成に、エアから臭気を除去する脱臭液を貯
溜する脱臭液貯溜部と、上流側が上記脱臭カート
リツジのエア排出口に連通し下流側が上記脱臭液
貯溜部内の脱臭液中に開口するエア送入路とを備
えている構成を付加するものである。
【0012】 また、請求項6の考案は、脱臭のため
脱臭カートリツジに送られる高温エアの温度を降
下させることにより脱臭カートリツジ中の各エレ
メントの機能低下を抑止し保護するためのもので
あつて、具体的には、請求項1〜5の構成に、上
記エア導入路に、上記回収缶収納部上方開放部近
傍に開口する一端から上記脱臭カートリツジのエ
ア導入口に連通する他端に向つて、エア導入路内
を流通するエアに対する予冷部と冷却部とが順次
設けられている構成を付加するものである。
【0013】 また、請求項7の考案は、加熱による
乾熱滅菌後回収缶収納部に送気することによつて
加熱炉内の空気を積極的に交換し、且つ加熱炉内
の圧力を常圧化するためのものであつて、具体的
には、請求項1〜6の構成に、上記回収缶収納部
に連通するエア送入路が設けられ、このエア送入
路に回収缶収納部内での乾熱滅菌のための加熱終
了後に始動し所定時間運転後に停止する送気ポン
プが配設される構成を付加するものである。
【0014】 また、請求項8の考案は、使用済注射
針が貯溜される注射針回収缶が乾熱滅菌される操
作の作業覆歴を明確にするためのものであつて、
具体的には、請求項1〜7の構成に、上記加熱炉
による上記注射針回収間に対する加熱が開始され
る電気的作動に基づき与えられる信号を受け、こ
の信号によつて乾熱滅菌処理時等の必要事項を記
録する必要事項記録部を備える構成を付加するも
のである。
【0015】
【作用】 請求項1の考案の構成により、使用済
注射針貯溜用の注射針回収罐を収納する回収罐収
納部と、注射針回収罐を加熱する加熱炉と、エア
導入口から導入したエアから臭気を除去し臭気が
除去された脱臭済エアをエア排出口から排出する
脱臭カートリツジと、一端が回収罐収納部の上方
開放部近傍に開口し他端が脱臭カートリツジのエ
ア導入口に連通するエア導入路と、回収罐収納部
の上方開放部を開閉自在に覆う開閉蓋と、該開閉
蓋に設けられた閉蓋時に注射針回収罐の上面開口
部とエア導入路本体ケース上面開口部とを連通さ
せる連通路と、注射針回収罐で発生する臭気を含
んだエアを連通路及びエア導入路を通つて脱臭カ
ートリツジの内部へと流通させるよう吸引するエ
アポンプとを備えているため、使用済注射針を注
射針回収罐に回収した後、該注射針回収罐を回収
罐収納部に収納して加熱炉により加熱するするこ
とにより、注射針回収罐内の使用済注射針は滅菌
される。そして、エアポンプを作動することによ
り、注射針回収罐から発生する臭気を含んだ高温
のエアは、連通路及びエア導入路を通つて脱臭カ
ートリツジに至り、該脱臭カートリツジで臭気を
除去されたクリーンになると共に降温されて脱臭
カートリツジの外部に排出される。このため、加
熱により乾熱され滅菌された注射針回収罐を外部
に取り出して廃棄しても保健上の問題は生じな
い。また、脱臭カートリツジの脱臭性能が衰えた
ときに脱臭カートリツジを取り替えることによ
り、脱臭性能を回復することができる。
【0016】 請求項2の考案の構成により、形状記
憶素材よりなり、所定温度を超えると本体ケース
と開閉蓋とをロツクする形態に変形し、所定温度
以下になると本体ケースと開閉蓋とのロツクを解
除する形態に変形するロツク部材を備えているた
め、所定温度を超えているときには本体ケースと
開閉蓋とはロツク部材によつてロツクされてい
る。
【0017】 請求項3の考案の構成により、加熱炉
が注射針回収罐に対する加熱を完了したときから
所定時間が経過するまでの間、エアポンプの作動
を継続せしめる制御手段を備えているため、加熱
が終了した後も所定時間の間、エアポンプが作動
するので、注射針回収罐で発生時に高温であつた
エアは確実に外部に排出される。
【0018】 請求項4の考案の構成により、脱臭カ
ートリツジの底部にエア中の蒸気が凝縮してなる
液体を貯溜するための液体貯溜部が設けられてい
るため、注射針回収罐で発生し連通路、エア導入
路及び脱臭カートリツジを流通する間に凝縮した
蒸気はカートリツジ内の液体貯溜部に貯溜され
る。そして、液体貯溜部に貯溜されている液体は
脱臭カートリツジの取替え時に脱臭カートリツジ
と共に外部に排出される。
【0019】 請求項5の考案の構成により、エアか
ら臭気を除去する脱臭液を貯溜する脱臭液貯溜部
と、上流側が脱臭カートリツジのエア排出口に連
通し下流側が脱臭液貯溜部の脱臭液中に開口する
エア送出路とを備えているため、脱臭カートリツ
ジで除去されなかつた臭気は脱臭液により完全に
除去され、或る程度高温であつたエアは脱臭液の
内部を通過することにより常温になつて外部に排
出される。
【0020】 請求項6の考案の構成により、エア導
入路に、回収缶収納部上方開放部近傍に開口する
一端から脱臭カートリツジのエア導入口に連通す
る他端に向つて、エア導入路内を流通するエアに
対する予冷部と冷却部とが順次設けられているた
め、このエア導入路を流通する高温エアの温度を
降下させて脱臭カートリツジに送り込み、脱臭カ
ートリツジ中に層重配設されている各エレメント
の機能低下を抑止し保護する。
【0021】 請求項7の考案の構成により、回収缶
収納部に連通するエア送入路が設けられ、このエ
ア送入路に回収缶収納部内での乾熱滅菌のための
加熱終了後に始動し所定時間運転後に停止する送
気ポンプが配設されているため、乾熱滅菌のため
の加熱終了後回収缶収納部へ送気することによつ
て加熱炉内の空気を積極的に交換し炉内の温度降
下を促進すると共に炉内の残臭を排除する。同時
に加熱炉内の圧力を常圧化し開閉蓋の開蓋を容易
にする。
【0022】 請求項8の考案の構成により、加熱炉
による蒸気注射針回収缶に対する加熱が開始され
る電気的作動に基づき与えられる信号を受け、こ
の信号によつて乾熱滅菌処理時等の必要事項を記
録する必要事項記録部を備えるため、使用済注射
針が貯溜される注射針回収缶が乾熱滅菌される操
作の作業覆歴が明確に記録される。
【0023】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面に基づ
いて説明する。
【0024】 図1、図2及び図3は本考案の一実施
例に係る使用済注射針乾熱滅菌装置を示し、同図
において、10は使用済注射針乾熱滅菌装置の本
体ケースである。
【0025】 本体ケース10の図上左部には、上面
の開口部11aから回収した使用済注射針を貯溜
しておくための注射針回収罐11を収納する上方
が開放した断面円形の回収罐収納部12が設けら
れていると共に、該回収罐収納部12を囲繞する
ように加熱炉14が設けられている。
【0026】 加熱炉14は、本体ケース10と一体
に形成された炉台10aの上に設けられた断熱材
16に支持された円筒状の加熱筒14aと、該加
熱筒14aの周囲に設けられたバンドヒータ14
bとからなり、該加熱炉14のバンドヒータ14
bに通電すると、加熱筒14aを介して注射針回
収罐11が加熱され、注射針回収罐11内の使用
済注射針に付着した残液は蒸発して蒸気になる。
【0027】 一方、本体ケース10の図上右部に
は、円筒状のカートリツジ収納部10bが本体ケ
ース10と一体に設けられ、該カートリツジ収納
部10bには上下両底部を有する円筒状の脱臭カ
ートリツジ18が収納されており、該脱臭カート
リツジ18には、その周壁部18aの下部におい
てエアを内部に導入するためのエア導入口18b
が、その上底部においてエアを外部に排出するた
めのエア排出口18cが各々設けられている。ま
た、脱臭カートリツジ18の内部における下部は
上記エア導入口18bに連通した空間部18dに
形成されており、該空間部18dの周壁及び底部
は蒸気が凝縮液化した液体を貯溜するための液体
貯溜部18eを構成している。そして、空間部1
8dの上方には、図4に示されるように下側から
順次、消臭中和剤及び触媒反応中和剤からなる中
和剤層18f、粒状活性炭からなる下層脱臭剤層
18g、繊維状活性炭からなる上層脱臭剤層18
h、金網からなるエアフイルター層18iの各エ
レメントが各々設けられている。
【0028】 本体ケース10の上面における図上前
部には、注射針回収罐11から排出される高温化
されたエアを本体ケース10の内部に導入するエ
ア導入部10fが設けられており、本体ケース1
0の内部には、エア導入部10fと脱臭カートリ
ツジ18のエア導入口18bとを連通させるエア
導入路としてのエア導入チユーブ26が配設され
ている。
【0029】 このエア導入路としてのエア導入チユ
ーブ26には、エアの流通経路を模型的に表した
図3に示されるように、エア導入部10fから脱
臭カートリツジ18のエア導入口18bに向つて
流通するエアの上流側からエアを冷却するための
予冷部27と冷却部29とが設けられている。
【0030】 この実施例では放熱用のフインを周設
したフインチユーブが予冷部27として用いられ
ている。冷却部29は、ペルテイエ効果素子29
bにより機能する放熱器29cを有する冷却体2
9aが上記エア導入チユーブ26を包囲して付設
されたものとなつている。
【0031】 このため、高温エアはエア導入チユー
ブ26流通中に冷却され、高温エアに含まれてい
た蒸気は露点に近くなつた状態で脱臭カートリツ
ジ18の内部に導入され、さらに空間部18dで
冷却されて液化して液体貯溜部18eに貯溜され
る一方、エアは中和剤層18fで中和された後、
下層脱臭剤層18g及び上層脱臭剤層18hで脱
臭され、その後、エアフイルター層18iで微塵
が除去されクリーンなエアになつてエア排出口1
8cから外部に流出して行く。
【0032】 本体ケース10の図上左部の上方には
開閉蓋としての加熱側開閉蓋20が、本体ケース
10の図上右部の上方には脱臭側開閉蓋22が
各々図示しないヒンジにより開閉自在に設けられ
ている。加熱側及び脱臭側の開閉蓋20,22の
前面には各々ラツチ20a,22aが取り付けら
れており、各ラツチ20a,22aを本体ケース
10の前面の左右部に設けられた係合穴10c,
10dに挿入することにより施錠できる一方、各
ラツチ20a,22aの上側に取り付けられたプ
ツシユボタン20b,22bを押圧することによ
り解錠される。
【0033】 加熱側開閉蓋20のラツチ20aの後
方には形状記憶合金からなるロツク部材24が取
り付けられていると共に、本体ケース10の前面
左部における係合穴10cの手前側にはロツク部
材24が挿入されるロツク穴10eが設けられて
おり、ロツク部材24は、所定温度例えば40℃を
超えるとロツク穴10eの内部に設けられた係合
部(図示はしていない)と係合して本体ケース1
0と加熱側開閉蓋20とをロツクする形態に変形
する一方、40℃以下になると上記係合部との係合
を解除して両者のロツクを解除する形態に変形す
る。
【0034】 加熱側開閉蓋20の裏面には、容量の
大きい中空部を有する大径部28aと、大径部2
8aの中空部と連通する中空部を有し大径部28
aから突出している突出部28bとからなる連通
部材28が設けられており、該連通部材28は、
大径部28aの下面において加熱側開閉蓋20の
閉蓋時に注射針回収罐11の開口部11aに連通
する流入口28cを備えていると共に、突出部2
8bの下面において加熱側開閉蓋20の閉蓋時に
本体ケース10のエア導入部10fに連通する流
出口28dを備えている。このように、連通部材
28が注射針回収罐11の開口部11aに連通し
容量の大きい大径部28aを備えているため、加
熱された注射針回収罐11から蒸気が一時的に大
量に噴出してもバツフア機能が発揮される。
【0035】 尚、本体ケース10の上面における回
収罐収納部12及びエア導入部10fの各周囲及
び連通部材28の流入口28cの周囲には、各々
シリコンゴムからなるシールド部材30が装着さ
れており、上記開口部11aと流入口28cとの
間及び流出口28dとエア導入部10fとの間か
らエアが漏出しないように構成されている。
【0036】 また、注射針回収罐11の開口部11
aの上側に0.2〜0.3ミクロンの網目を有するミク
ロフイルター32が載置されていると共に、連通
部材28の内側にワイヤネツトフイルター33が
配設されており、使用済注射針に付着した細菌
は、注射針回収罐11から排出されるときにミク
ロフイルター32及びワイヤネツトフイルター3
3に付着するので、脱臭カートリツジ18に至る
ことはない。
【0037】 本体ケース10におけるカートリツジ
収納部10bの右側上段にはエアポンプ34が配
設されており、該エアポンプ34の流入側は脱臭
カートリツジ18のエア排出口18cから延びる
エア吸引チユーブ36に接続されていると共に、
該エアポンプ34の流出側にはエア送出チユーブ
38が接続されている。このようにして、エアポ
ンプ34は、エア吸引チユーブ36を介してエア
を吸引することにより、エアを注射針回収罐11
から連通部材28の中空部及びエア導入チユーブ
26を通つて脱臭カートリツジ18の内部へと流
通させ、その後、エアを流入側からエアポンプ3
4内に吸引した後、流出側からデア送出チユーブ
38へと送出する。そして、以上説明したエア吸
引チユーブ36及びエア送出チユーブ38によつ
てエア送出路が構成されている。
【0038】 本体ケース10におけるエアポンプ3
4の下方に脱臭中和液40を収納した脱臭液貯溜
部としての脱臭液容器42が配置されていると共
に、上記エア送出チユーブ42の下流端部は該脱
臭中和液40の内部にまで延びている。このよう
にして、脱臭カートリツジ18で脱臭されたエア
は、脱臭中和液40により、さらに臭気を除去さ
れると共に冷却、中和されて脱臭液容器42の放
出管42aから外部に放出される。
【0039】 さらに、本体ケース10内の炉台10
aの下方には送気ポンプ34′が配設されており、
該送気ポンプ34′の流入側は大気に開口されて
いると共に該送気ポンプ34′の流出側にはエア
送入路26′が接続され、このエア送入路26′は
加熱炉14を貫通し回収缶収納部12に連通して
いる。
【0040】 エア送入路26′が回収缶収納部12
に連通する部分及び加熱側開閉蓋20の裏面に設
けられる連通部材28にはそれぞれ電磁開閉弁
(いずれも図示略)が配設されている。
【0041】 これらの電磁開閉弁は、上記送気ポン
プ34′の運転に同期して作用し、送気ポンプ3
4′が前述したような乾熱滅菌のための加熱終了
後に始動すると共にそれぞれ開弁し、所定時間運
転後に送気ポンプ34′が停止すると共にそれぞ
れ閉弁するような回路構成となつている。
【0042】 したがつて、乾熱滅菌のための加熱終
了後に大気から送り込まれるエアは、加熱炉14
内の回収缶収納部12のエアと交換され、交換さ
れたエアは連通部材28に達することができ以後
は、注射針回収缶11から発散するエアと同様に
流通し、その間に同様に処理される。
【0043】 本体ケース10における脱臭カートリ
ツジ18の左側には、制御手段としてのCPU内
蔵のコントロールユニツト44が配置されてお
り、該コントロールユニツト44は主として次の
ような制御を行なう。すなわち、加熱炉14内
の温度が所定温度例えば140℃になると、注射針
回収罐11の開口部11a近傍の細菌が死滅する
ためエアポンプ34の駆動を開始してエアを注射
針回収罐11から脱臭カートリツジ18へと流通
させ、加熱炉14内の温度が所定温度例えば
140℃になると、カウントを開始すると共にカウ
ントを表示部46に表示せしめ、のカウント開
始後に所定時間例えば5時間が経過すると、注射
針回収罐11内の細菌が完全に死滅するので加熱
炉14の加熱を停止させ、加熱炉14の加熱終
了により送気ポンプ34′の駆動を開始しエアを
大気から回収缶収納部12を経て連通部材28へ
と流通させ、加熱炉14の加熱が終了してから
所定時間が経過すると、注射針回収罐11の内部
温度が低下するためエアポンプ34及び送気ポン
プ34′の駆動を停止し、加熱炉14の外板の
温度が90℃を超えると、異常加熱であるため加熱
炉14の加熱を停止する。尚、表示部46のカウ
ント表示は加熱炉14の加熱中に停電しても消滅
しないように構成されており、通電後に加熱不足
の残りの時間、加熱できる。
【0044】 コントロールユニツト44は、乾熱滅
菌のための加熱炉の加熱処理開止の電気接点の作
動に基づく信号を受け、この信号によつて乾熱滅
菌処理が行われる作業覆歴を記録する必要事項記
録部が付設されており、記録された必要事項は外
部に出力することも可能となつている。
【0045】 この必要事項記録部は、上記電気接点
の作動状態が電流を信号としてデイジタルIC回
路に送られ時間及び空時間カウント記録を記憶す
る機能を有する電子回路デバイスにおいて、乾熱
滅菌処理が行われた年、月、日、時刻及び処理部
門区分等の必要事項が電子記録される構成となつ
ている。
【0046】 尚、信号は電流のほかに電圧、磁気ま
たは光等の周知のものを使用することができる。
【0047】
【考案の効果】 以上説明したように、請求項1
の考案に係る使用済注射針乾熱滅菌装置による
と、回収罐収納部、加熱炉、連通路、エア導入
路、脱臭カートリツジ、及びエアポンプを各々備
えているため、使用済注射針を収納した注射針回
収罐を加熱炉で加熱することにより使用済注射針
は滅菌され、注射針回収罐で発生する臭気を含ん
だ高温のエアは、連通路及びエア導入路を通つて
脱臭カートリツジに至り、該脱臭カートリツジで
臭気を除去されると共に降温されて外部に排出さ
れる。
【0048】 このようにして、本考案によると、滅
菌後の注射針回収罐を外部に取り出して廃棄して
も安全であり、脱臭カートリツジを取り替えるこ
とにより簡単に脱臭性能を回復することができる
ので、使用済注射針に対する滅菌効果が大きい装
置を低価格で提供することができる。
【0049】 また、請求項2の考案によると、所定
温度を超えているときには本体ケースと開閉蓋と
は形状記憶素材よりなるロツク部材によつてロツ
クされているため開閉蓋を開放することができな
いので、開蓋時に高温のエアが外部に噴出する事
態が避けられるので安全である。
【0050】 また、請求項3の考案によると、加熱
炉が注射針回収罐に対する加熱を終了したときか
ら所定時間が経過するまでの間、エアポンプが作
動しているため、注射針回収罐で発生した高温の
エアは確実に外部に排出されるので、開蓋時に高
温のエアが外部に噴出する事態が避けられるので
安全である。
【0051】 また、請求項4の考案によると、脱臭
カートリツジ内の液体は液体貯溜部に貯溜され、
脱臭カートリツジの取替え時に脱臭カートリツジ
と共に外部に排出されるため、注射針回収罐の内
部に存在していた残液を簡単に処理することがで
きる。
【0052】 また、請求項5の考案によると、脱臭
カートリツジで除去されなかつた臭気は脱臭液に
より完全に除去され、また常温よりも高温のエア
は脱臭液の内部を通過して常温になつて外部に排
出されるので安全である。
【0053】 また、請求項6の考案によると、エア
導入路に、エアの予冷部と冷却部とを備えている
ため、エア導入路を流通する高温エアは温度が降
下して脱臭カートリツジに送り込まれて内部の各
エレメントを保護するので、脱臭カートリツジの
耐用時間を延伸させることができる。
【0054】 また、請求項7の考案によると、回収
缶収納部に連通するエア送入路を介して送気ポン
プにより加熱炉内にエアが送り込まれるため、炉
内温度が降下し、残臭が排除され、且つ開閉蓋の
開蓋が容易となるので、乾熱滅菌処理の所要時間
を短縮し、使用効率を向上させることができる。
【0055】 また、請求項8の考案により、乾熱滅
菌処理時等の必要事項が記録されるため、使用済
注射針が乾熱滅菌される操作の作業覆歴が明確と
なるので、医業管理の効率化と厳正化が達成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である使用済注射針乾
熱滅菌装置の断面図で図12の〜線断面図を
示す図である。
【図2】本考案の一実施例装置の斜視図である。
【図3】本考案の一実施例装置におけるエアの流
通経路を模型的に示す説明図である。
【図4】使用済注射針乾熱滅菌装置に用いられる
脱臭カートリツジの一部切截斜視図である。
【符号の説明】
10……本体ケース 11……注射針回収罐 12……回収罐収納部 14……加熱炉 18……脱臭カートリツジ 18b……エア導入口 18c……エア排出口 18e……液体貯溜部 18g……下層脱臭剤層(脱臭剤) 18h……上層脱臭剤層(脱臭剤) 20……加熱側開閉蓋(開閉蓋) 20c……ロツク部材 26……エア導入チユーブ(エア導入路) 26′……エア送入路 27……予冷部 28……連通部材(連通路) 29……冷却部 34……エアポンプ 34′……送気ポンプ 36……エア吸引チユーブ(エア送出路) 38……エア送出チユーブ(エア送出路) 40……脱臭中和液(脱臭液) 42……脱臭液容器(脱臭液貯溜部) 44……コントロールユニツト(制御手段)。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース内に、上方を本体ケー
    ス上面に開放せしめて形成され、上面開口部を有
    する使用済注射針貯溜用の注射針回収罐を収納す
    る回収罐収納部と、 上記本体ケース内の上記回収罐収納部の周囲に設
    けられ、該回収罐収納部に収納される注射針回収
    罐を加熱する加熱炉と、 上記本体ケース内に収納され、一端にエア導入口
    を有すると共に他端にエア排出口を有し、内部に
    脱臭剤が充填され、上記エア導入口から導入した
    エアから臭気を除去し臭気が除去されたエアを上
    記エア排出口から排出する脱臭カートリツジと、 一端が本体ケース上面における上記回収罐収納部
    の上方開放部近傍に開口し、他端が上記脱臭カー
    トリツジのエア導入口に連通するエア導入路と、 上記回収罐収納部の上方開放部を開閉自在に覆う
    開閉蓋と、 該開閉蓋に形成され、閉蓋時に上記回収罐収納部
    に収納された注射針回収罐の上面開口部と上記エ
    ア導入路の本体ケース上面開口部とを連通させて
    該注射針回収罐で発生する臭気を含んだエアを上
    記エア導入路に導く連通路と、 上記脱臭カートリツジのエア排出口に接続され、
    上記回収罐収納部に収納された注射針回収罐で発
    生する臭気を含んだエアを、上記連通路及びエア
    導入路を通つて上記脱臭カートリツジの内部へと
    流通させるよう吸引するエアポンプとを備えてい
    ることを特徴とする使用済注射針乾熱滅菌装置。
  2. 【請求項2】 形状記憶素材よりなり、所定温度
    を超えると上記本体ケースと開閉蓋とをロツクす
    る形態に変形し、所定温度以下になると上記本体
    ケースと開閉蓋とのロツクを解除する形態に変形
    するロツク部材を備えていることを特徴とする請
    求項1に記載の使用済注射針乾熱滅菌装置。
  3. 【請求項3】 上記加熱炉による上記注射針回収
    罐に対する加熱を終了したときから所定時間が経
    過するまでの間、上記エアポンプの作動を継続せ
    しめる制御手段を備えていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の使用済注射針乾熱滅菌装
    置。
  4. 【請求項4】 上記脱臭カートリツジの底部にエ
    ア中の蒸気が凝縮してなる液体を貯溜するための
    液体貯溜部が設けられていることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の使用済注射針乾熱
    滅菌装置。
  5. 【請求項5】 エアから臭気を除去する脱臭液を
    貯溜する脱臭液貯溜部と、上流側が上記脱臭カー
    トリツジのエア排出口に連通し下流側が上記脱臭
    液貯溜部内の脱臭液中に開口するエア送出路とを
    備えていることを特徴とする請求項1〜4のいず
    れかに記載の使用済注射針乾熱滅菌装置。
  6. 【請求項6】 上記エア導入路に、上記回収缶収
    納部上方開放部近傍に開口する一端から上記脱臭
    カートリツジのエア導入口に連通する他端に向つ
    て、エア導入路内を流通するエアに対する予冷部
    と冷却部とが順次設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の使用済注射針
    乾熱滅菌装置。
  7. 【請求項7】 上記回収缶収納部に連通するエア
    送入路が設けられ、このエア送入路に回収缶収納
    部内での乾熱減菌のための加熱終了後に始動し所
    定時間運転後に停止する送気ポンプが配設されて
    いることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに
    記載の使用済注射針の乾熱滅菌装置。
  8. 【請求項8】 上記加熱炉による上記注射針回収
    缶に対する加熱が開始される電気的作動に基づき
    与えられる信号を受け、この信号によつて乾熱滅
    菌処理時等の必要事項を記録する必要事項記録部
    を備えていることを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載の使用済注射針の乾熱滅菌装置。
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