JPH0541979B2 - - Google Patents
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- JPH0541979B2 JPH0541979B2 JP61192518A JP19251886A JPH0541979B2 JP H0541979 B2 JPH0541979 B2 JP H0541979B2 JP 61192518 A JP61192518 A JP 61192518A JP 19251886 A JP19251886 A JP 19251886A JP H0541979 B2 JPH0541979 B2 JP H0541979B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F287/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to block polymers
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F279/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00
- C08F279/02—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00 on to polymers of conjugated dienes
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F290/00—Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers modified by introduction of aliphatic unsaturated end or side groups
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- C08F290/048—Polymers of monomers having two or more carbon-to-carbon double bonds as defined in group C08F36/00
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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- G03F7/004—Photosensitive materials
- G03F7/027—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
- G03F7/032—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders
- G03F7/033—Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders the binders being polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
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Description
(産業上の利用分野)
本発明は溶剤現像型感光性フレキソ版用エラス
トマー組成物に関するものである。 (従来の技術) 従来、フレキソ印刷に用いられるゴム版は、ゴ
ム板に直接彫刻する方法と、金属板の腐食により
原版を製造し、プラスチツク等による母型を製造
し、この母型版にゴムを流し込み加硫する事で製
造されてきた。しかし、これらの方法は複雑で熟
練を要したり、多くの工程からなるため経費や時
間が多くかかる上に、得られたゴム版自体の精度
が低いため使用に際しては裏削りなどの後加工を
必要とするなどの欠点を有していた。 この欠点を解決するために、近年になつて感光
性エラストマー組成物を用いて直接的にフレキソ
印刷版を製造する方法が提案されるようになつ
た。例えば特公昭51−43374号公報には、エラス
トマー性ポリマーとして、25℃以上のガラス転移
温度をもつ少なくとも2個の熱可塑性非エラスト
マー状重合体ブロツク及びそれらの非エラストマ
ー状重合体ブロツク間を、10℃以下のガラス転移
温度をもつエラストマー状ブロツクで結合した構
造の、溶媒可溶性熱可塑性エラストマー状ブロツ
ク共重合体を用いると効果があることが示されて
いる。しかしこの共重合体を用いた印刷版は従来
の成型されたゴム版に比べてゴム弾性が不充分で
ありまだ満足できるものとはいえない。また、特
公昭53−37762号公報においては、エラストマー
性ポリマーとして未加硫のポリブタジエンゴム、
クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴムの中から選ばれた少なくとも1種を用い、
さらに分子量1000〜5000をもつ、ポリブタジエ
ン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン
−アクリロニトリル共重合体又はそれらの誘導体
の中から選ばれた液状プレポリマーの少なくとも
1種を併用することが提案されている。これらの
方法によつて弾性という点ではある程度の改善が
なされたが、加工性、特に成型シートの平滑性、
収縮性がおとるという欠点を有しており実際的に
使用するには問題がある。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らはこれら従来のフレキソ印刷用感光
性エラストマー組成物の欠点を克服し、簡単な操
作で、しかも被印刷体に対して鮮明な印刷を施す
ことができるフレキソ印刷用印刷版を与える感光
性エラストマー組成物を開発するために鋭意研究
を重ねた結果、特定の共役ジエン系エラストマー
を使用することにより感光性エラストマー組成物
のシート成形性が大幅に改善され、このシートを
用いて常法による活性光線照射後にハロゲン系有
機溶剤を用いて未露光部分を除去することによ
り、高解像度のレリーフ画像が得られるともに、
この感光性組成物のゴム弾性が著しく改善される
ことを見出し、この知見に基づき本発明を完成さ
せるに到つた。 (問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、(イ)カルボキシル基を
含まない共役ジエン系エラストマー、(ロ)少なくと
も1個のCH2=C<基を有する付加重合性化合物
及び(ハ)光重合開始剤とから成る溶剤現像型感光性
フレキソ版用エラストマー組成物において、前記
共役ジエン系エラストマーとして、(a)少なくとも
二個の非共役二重結合を有する単量体、(b)共役ジ
エン系単量体及び(c)芳香族ビニル単量体または不
飽和ニトリル単量体とのエラストマー状重合体を
使用することを特徴とする感光性フレキソ版用エ
ラストマー組成物が提供される。 本発明の共役ジエン系エラストマーは(a)少なく
とも二個の非共役二重結合を有する単量体(以下
ではポリエン単量体と称することがある)と(b)共
役ジエン系単量体及び(c)芳香族ビニル単量体また
は不飽和ニトリル単量体とのエラストマー状共重
合体である。これらのエラストマー状共重合体の
骨格を形成する単量体としては、共役ジエン系単
量体として1,3−ブタジエン、イソプレン、
2,3−ジメチルブタジエン、1,3−ペンタジ
エン、クロロプレン等が、ビニル単量体として
スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル
単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、α−クロロアクリロニトリル等の不飽和ニト
リル単量体が挙げられる。尚、ビニル単量体はこ
れらの例に限定されるものではなく、共役ジエン
系単量体及び以下に示すポリエン単量体と共重合
可能なビニル単量体で、カルボキシル基を含まな
いものであれば、本発明の趣旨を損なわない範囲
で使用することができる。 該(b)、(c)の使用割合は、共重合体が室温でエラ
ストマー状となる範囲であれば特に限定されな
い。ビニル単量体として、その単独重合体が室温
で樹脂状の重合体となる該単量体を使用する場合
には通常該共重合体中の含有量は60重量%以下が
好ましい。 上記の単量体以外に、本発明のエラストマー状
重合体を構成するのに不可欠な単量体はポリエン
単量体である。 ポリエン単量体は共重合反応中に架橋反応を起
こす単量体であり、本発明の共役ジエン系エラス
トマーを用いた感光性組成物に優れたシート成形
性、レリーフ画像の解像度等を付与する作用をす
る。このような単量体としては、例えばジビニル
ベンゼン、ジビニルサルフアイド、ジビニルスル
ホン、ジビニルオキザレート、N,N′−メチレ
ンビスアクリルアミド、アリルアクリレート、ア
リルメタクリレート、ビニルアクリレート、ビニ
ルメタクリレート、アリルビニルエーテル、アリ
ルアクリルアミド、アリルメタクリルアミド、ジ
アリルアクリルアミド、ジアリルエーテル、ジア
リルオキザレート、ジアリルマロネート、ジアリ
ルアジペート、トリメチロールプロパントリアリ
ルエーテル、エチレングリコールジアクリレー
ト、エチレングリコールジメタクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、プロピレン
グリコールジアクリレート、ビスフエノールジメ
タクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
クリレートなどが挙げられる。通常これらのポリ
エン単量体(a)の少なくとも1種が、(b)共役ジエン
系単量体及び(c)芳香族ビニル単量体または不飽和
ニトリル単量体の重量に対して約0.05〜5.0重量
%程度の割合で用いられる。この割合が約0.05重
量%より少ないと本発明のエラストマー状重合体
のシート成形性は改善されず、5重量%を越える
と、該重合体は脆くなり加工性が悪くなると共に
露光後の洗い出し性が悪くなる。好ましくは0.1
〜3重量%である。 本発明においては共役ジエン系エラストマーの
製造方法は特に限定されず、乳化重合、懸濁重合
などの水性媒体中でのラジカル重合が特に好まし
い方法として挙げられる。水性媒体中での重合反
応は、通常用いられている無機または有機過酸化
物、無機過硫酸塩、有機ハイドロパーオキサイ
ド、有機アゾ化合物、レドツクス系触媒などを用
い、更に乳化剤、分散剤、必要に応じて分子量調
節剤などを重合系に添加し、重合温度も低温、高
温のいずれでもよい。重合反応後の処理も常法に
ならつて行われ、凝析または別した後、水洗、
乾燥して重合体を得る。 本発明の共役ジエン系エラストマーを用いた感
光性フレキソ版用エラストマー組成物は、成形シ
ートの平滑性および耐収縮性が優れていると共に
ゴム弾性が優れていることが第1の特徴である。
第2の特徴はレリーフ画像の解像度が優れている
ことである。 本発明の感光性フレキソ版用エラストマー組成
物中の共役ジエン系エラストマーの含有量は通常
30重量%以上であり、ゴム弾性や成形のし易さを
考慮すると60〜95重量%の範囲で使用されるのが
好ましい。必要に応じ本発明の主旨が損われない
範囲で他のエラストマー状重合体を併用しても構
わない。 本発明の感光性フレキソ版用エラストマー組成
物においては、本発明の共役ジエン系エラストマ
ー以外は従来から該組成物製造用に使用されてい
るエチレン性不飽和化合物及び光重合開始剤が使
用でき、これらは特に限定されない。 少なくとも1個のCH2=C基を有する付加重
合性化合物としては、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、1,4ブタンジオー
ル、1,6ヘキサンジールなどのジアクリレート
及びジメタアクリレート、あるいはトリメチロー
ルプロパンのトリアクリレート及びトリメタクリ
レート、ペンタエリトリツトテトラアクリレート
及びテトラメタクリレートなどや、NN′−ヘキ
サメチレンビスアクリルアミド及びメタクリルア
ミド、ジアセトンアクリルアミド及びメタクリル
アミド、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌ
レートなどが挙げられ、1種又は2種以上で使用
される。 該化合物の使用量は通常感光性組成物中(以下
も同様)5〜30重量%である。 光重合開始剤としては、ベンゾフエノン、ベン
ゾイン、ベンゾインのアルキルエーテル例えばベ
ンゾインのメチル、エチル、イソプロピルおよび
イソブチルエーテル、α−メチルベンゾイン、α
−メチルベンゾインメチルエーテル、α−メトキ
シベンゾインメチルエーテル、ベンゾインフエニ
ルエーテル、α−t−ブチルベンゾイン、アント
ラキノン、ベンズアントラキノン、2−エチルア
ントラキノン、2−クロルアントラキノン、2−
2′−ジメトキジフエニルアセトフエノン、2,2
−ジエトキシフエニルアセトフエノン、2,2−
ジエトキシアセトフエノン、ベンジル、ビバロイ
ンなどが例として挙げられる。これらの光重合開
始剤は1種又は2種以上で使用され、使用量は通
常0.01〜5重量%である。 本発明においては上記以外の成分も必要に応じ
感光性組成物中に含有させることができる。この
ような成分としては可塑剤、熱重合抑制剤、老化
防止剤などが挙げられる。 可塑剤は感光性エラストマー組成物の製造、成
型を助成し、また、感光性エラストマー組成物の
未露光部分の除去を促進し、さらに、露光硬化部
分の硬さを調整する。これらの目標とする特性に
応じて可塑剤は2〜40重量%の範囲で添加され
る。有用物質としては、ナフテン油やパラフイン
油のような炭化水素油、低分子量ポリスチレン
(分子量3000以下)、α−メチルスチレン−ビニル
トルエン共重合体、石油樹脂、ポリアクリレー
ト、ポリエチレン、ポリエステル樹脂、ポリテル
ペン樹脂、液状1,2−及び1,4−ポリブタジ
エン、およびこれらの水酸化物、カルボキシル化
物、液状アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体、およびこれらのカルボキシル化物、液状スチ
レンブタジエン共重合体などが例示できる。 熱重合抑制剤としては例えば、2,6−ジ−t
−ブチル−4−メチルフエノール、メトキシフエ
ノール、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、t−ブチルカテコール、ピロガロール、ナフ
チルアミン、β−ナフトール、t−ブチルハイド
ロキシアニソール、ハイドロキノンなどを挙げる
ことができる。使用量は通常0.001〜2重量%で
ある。 本発明の感光性エラストマー組成物は多くの方
法で調製することができる。例えば、通常のゴム
の混練機械であるニーダーあるいはロールミル等
を用いて混合混練し、押出し機、プレス、カレン
ダーなどの成形機を用いて所望の厚さのシートに
調製することができる。また、所望ならば本発明
の感光性エラストマー組成物を溶媒、例えば、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1,1,1−トリクロ
ルエタン、トリクロルエチレン、テトラクロルエ
チレン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ベンゼン、トルエン、
テトラヒドロフラン、などの適当な溶媒に溶解さ
せた混合物を枠型の中に注入して溶剤を蒸発させ
てシートを調製したり、さらに、このシートを加
熱プレス、押出しまたはカレンダー処理すれば厚
み精度のよいシートが得られる。 本発明のシート状に成形された感光性エラスト
マー組成物には貯蔵または操作中に光感受性層が
汚染または損傷することを防ぐために光感受性層
の表面にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、ポリスチレンなどの剥離可能な薄い透明
フイルム層を設けることができる。 また、本発明の感光性エラストマー組成物は露
光時に原図を光感受性層の上に重ねて活性光線を
照射するが、原図との接触性をよくするため及び
その原図の再利用を可能にするために、溶剤可溶
性の薄い可撓性の層を設けてもよい。この場合光
感受性層の露光が終了してから未露光部分を溶剤
で溶出する際にこの層も同時に除去されることが
望ましい。 本発明の感光性エラストマー組成物の現像(未
露光部分の溶出)には、トリクロロエタン、トリ
クロロエチレン、パークロロエチレンなどのハロ
ゲン系溶剤の一種以上;あるいはこれらとメタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブ
タノールなどのアルコールとの混合物が使用され
る。但し、混合物として使用する場合、アルコー
ルの割合は30重量%程度までが好ましい。 本発明の感光性エラストマー組成物を用いるこ
とにより、感光性フレキソ印刷版の成形時のシー
トの収縮が防止される。該印刷版は極めて優れた
表面平滑性を有するので、常法により活性光線照
射、未露光部の除去を行うことにより解像度が高
いレリーフ画像が得られる。 (実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。なお、実施例、比較例中の部及び%は
とくに断りのないかぎり重量基準である。 重合例 1 スチレン/ブタジエン/ポリエン単量体のエラ
ストマー状共重合体を第1表の重合処方により耐
圧容器中、5℃での乳化重合により調製した。
トマー組成物に関するものである。 (従来の技術) 従来、フレキソ印刷に用いられるゴム版は、ゴ
ム板に直接彫刻する方法と、金属板の腐食により
原版を製造し、プラスチツク等による母型を製造
し、この母型版にゴムを流し込み加硫する事で製
造されてきた。しかし、これらの方法は複雑で熟
練を要したり、多くの工程からなるため経費や時
間が多くかかる上に、得られたゴム版自体の精度
が低いため使用に際しては裏削りなどの後加工を
必要とするなどの欠点を有していた。 この欠点を解決するために、近年になつて感光
性エラストマー組成物を用いて直接的にフレキソ
印刷版を製造する方法が提案されるようになつ
た。例えば特公昭51−43374号公報には、エラス
トマー性ポリマーとして、25℃以上のガラス転移
温度をもつ少なくとも2個の熱可塑性非エラスト
マー状重合体ブロツク及びそれらの非エラストマ
ー状重合体ブロツク間を、10℃以下のガラス転移
温度をもつエラストマー状ブロツクで結合した構
造の、溶媒可溶性熱可塑性エラストマー状ブロツ
ク共重合体を用いると効果があることが示されて
いる。しかしこの共重合体を用いた印刷版は従来
の成型されたゴム版に比べてゴム弾性が不充分で
ありまだ満足できるものとはいえない。また、特
公昭53−37762号公報においては、エラストマー
性ポリマーとして未加硫のポリブタジエンゴム、
クロロプレンゴム、アクリロニトリル−ブタジエ
ンゴムの中から選ばれた少なくとも1種を用い、
さらに分子量1000〜5000をもつ、ポリブタジエ
ン、ブタジエン−スチレン共重合体、ブタジエン
−アクリロニトリル共重合体又はそれらの誘導体
の中から選ばれた液状プレポリマーの少なくとも
1種を併用することが提案されている。これらの
方法によつて弾性という点ではある程度の改善が
なされたが、加工性、特に成型シートの平滑性、
収縮性がおとるという欠点を有しており実際的に
使用するには問題がある。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らはこれら従来のフレキソ印刷用感光
性エラストマー組成物の欠点を克服し、簡単な操
作で、しかも被印刷体に対して鮮明な印刷を施す
ことができるフレキソ印刷用印刷版を与える感光
性エラストマー組成物を開発するために鋭意研究
を重ねた結果、特定の共役ジエン系エラストマー
を使用することにより感光性エラストマー組成物
のシート成形性が大幅に改善され、このシートを
用いて常法による活性光線照射後にハロゲン系有
機溶剤を用いて未露光部分を除去することによ
り、高解像度のレリーフ画像が得られるともに、
この感光性組成物のゴム弾性が著しく改善される
ことを見出し、この知見に基づき本発明を完成さ
せるに到つた。 (問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、(イ)カルボキシル基を
含まない共役ジエン系エラストマー、(ロ)少なくと
も1個のCH2=C<基を有する付加重合性化合物
及び(ハ)光重合開始剤とから成る溶剤現像型感光性
フレキソ版用エラストマー組成物において、前記
共役ジエン系エラストマーとして、(a)少なくとも
二個の非共役二重結合を有する単量体、(b)共役ジ
エン系単量体及び(c)芳香族ビニル単量体または不
飽和ニトリル単量体とのエラストマー状重合体を
使用することを特徴とする感光性フレキソ版用エ
ラストマー組成物が提供される。 本発明の共役ジエン系エラストマーは(a)少なく
とも二個の非共役二重結合を有する単量体(以下
ではポリエン単量体と称することがある)と(b)共
役ジエン系単量体及び(c)芳香族ビニル単量体また
は不飽和ニトリル単量体とのエラストマー状共重
合体である。これらのエラストマー状共重合体の
骨格を形成する単量体としては、共役ジエン系単
量体として1,3−ブタジエン、イソプレン、
2,3−ジメチルブタジエン、1,3−ペンタジ
エン、クロロプレン等が、ビニル単量体として
スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル
単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリ
ル、α−クロロアクリロニトリル等の不飽和ニト
リル単量体が挙げられる。尚、ビニル単量体はこ
れらの例に限定されるものではなく、共役ジエン
系単量体及び以下に示すポリエン単量体と共重合
可能なビニル単量体で、カルボキシル基を含まな
いものであれば、本発明の趣旨を損なわない範囲
で使用することができる。 該(b)、(c)の使用割合は、共重合体が室温でエラ
ストマー状となる範囲であれば特に限定されな
い。ビニル単量体として、その単独重合体が室温
で樹脂状の重合体となる該単量体を使用する場合
には通常該共重合体中の含有量は60重量%以下が
好ましい。 上記の単量体以外に、本発明のエラストマー状
重合体を構成するのに不可欠な単量体はポリエン
単量体である。 ポリエン単量体は共重合反応中に架橋反応を起
こす単量体であり、本発明の共役ジエン系エラス
トマーを用いた感光性組成物に優れたシート成形
性、レリーフ画像の解像度等を付与する作用をす
る。このような単量体としては、例えばジビニル
ベンゼン、ジビニルサルフアイド、ジビニルスル
ホン、ジビニルオキザレート、N,N′−メチレ
ンビスアクリルアミド、アリルアクリレート、ア
リルメタクリレート、ビニルアクリレート、ビニ
ルメタクリレート、アリルビニルエーテル、アリ
ルアクリルアミド、アリルメタクリルアミド、ジ
アリルアクリルアミド、ジアリルエーテル、ジア
リルオキザレート、ジアリルマロネート、ジアリ
ルアジペート、トリメチロールプロパントリアリ
ルエーテル、エチレングリコールジアクリレー
ト、エチレングリコールジメタクリレート、ポリ
エチレングリコールジアクリレート、プロピレン
グリコールジアクリレート、ビスフエノールジメ
タクリレート、トリメチロールプロパントリメタ
クリレートなどが挙げられる。通常これらのポリ
エン単量体(a)の少なくとも1種が、(b)共役ジエン
系単量体及び(c)芳香族ビニル単量体または不飽和
ニトリル単量体の重量に対して約0.05〜5.0重量
%程度の割合で用いられる。この割合が約0.05重
量%より少ないと本発明のエラストマー状重合体
のシート成形性は改善されず、5重量%を越える
と、該重合体は脆くなり加工性が悪くなると共に
露光後の洗い出し性が悪くなる。好ましくは0.1
〜3重量%である。 本発明においては共役ジエン系エラストマーの
製造方法は特に限定されず、乳化重合、懸濁重合
などの水性媒体中でのラジカル重合が特に好まし
い方法として挙げられる。水性媒体中での重合反
応は、通常用いられている無機または有機過酸化
物、無機過硫酸塩、有機ハイドロパーオキサイ
ド、有機アゾ化合物、レドツクス系触媒などを用
い、更に乳化剤、分散剤、必要に応じて分子量調
節剤などを重合系に添加し、重合温度も低温、高
温のいずれでもよい。重合反応後の処理も常法に
ならつて行われ、凝析または別した後、水洗、
乾燥して重合体を得る。 本発明の共役ジエン系エラストマーを用いた感
光性フレキソ版用エラストマー組成物は、成形シ
ートの平滑性および耐収縮性が優れていると共に
ゴム弾性が優れていることが第1の特徴である。
第2の特徴はレリーフ画像の解像度が優れている
ことである。 本発明の感光性フレキソ版用エラストマー組成
物中の共役ジエン系エラストマーの含有量は通常
30重量%以上であり、ゴム弾性や成形のし易さを
考慮すると60〜95重量%の範囲で使用されるのが
好ましい。必要に応じ本発明の主旨が損われない
範囲で他のエラストマー状重合体を併用しても構
わない。 本発明の感光性フレキソ版用エラストマー組成
物においては、本発明の共役ジエン系エラストマ
ー以外は従来から該組成物製造用に使用されてい
るエチレン性不飽和化合物及び光重合開始剤が使
用でき、これらは特に限定されない。 少なくとも1個のCH2=C基を有する付加重
合性化合物としては、エチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール、1,4ブタンジオー
ル、1,6ヘキサンジールなどのジアクリレート
及びジメタアクリレート、あるいはトリメチロー
ルプロパンのトリアクリレート及びトリメタクリ
レート、ペンタエリトリツトテトラアクリレート
及びテトラメタクリレートなどや、NN′−ヘキ
サメチレンビスアクリルアミド及びメタクリルア
ミド、ジアセトンアクリルアミド及びメタクリル
アミド、スチレン、ビニルトルエン、ジビニルベ
ンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌ
レートなどが挙げられ、1種又は2種以上で使用
される。 該化合物の使用量は通常感光性組成物中(以下
も同様)5〜30重量%である。 光重合開始剤としては、ベンゾフエノン、ベン
ゾイン、ベンゾインのアルキルエーテル例えばベ
ンゾインのメチル、エチル、イソプロピルおよび
イソブチルエーテル、α−メチルベンゾイン、α
−メチルベンゾインメチルエーテル、α−メトキ
シベンゾインメチルエーテル、ベンゾインフエニ
ルエーテル、α−t−ブチルベンゾイン、アント
ラキノン、ベンズアントラキノン、2−エチルア
ントラキノン、2−クロルアントラキノン、2−
2′−ジメトキジフエニルアセトフエノン、2,2
−ジエトキシフエニルアセトフエノン、2,2−
ジエトキシアセトフエノン、ベンジル、ビバロイ
ンなどが例として挙げられる。これらの光重合開
始剤は1種又は2種以上で使用され、使用量は通
常0.01〜5重量%である。 本発明においては上記以外の成分も必要に応じ
感光性組成物中に含有させることができる。この
ような成分としては可塑剤、熱重合抑制剤、老化
防止剤などが挙げられる。 可塑剤は感光性エラストマー組成物の製造、成
型を助成し、また、感光性エラストマー組成物の
未露光部分の除去を促進し、さらに、露光硬化部
分の硬さを調整する。これらの目標とする特性に
応じて可塑剤は2〜40重量%の範囲で添加され
る。有用物質としては、ナフテン油やパラフイン
油のような炭化水素油、低分子量ポリスチレン
(分子量3000以下)、α−メチルスチレン−ビニル
トルエン共重合体、石油樹脂、ポリアクリレー
ト、ポリエチレン、ポリエステル樹脂、ポリテル
ペン樹脂、液状1,2−及び1,4−ポリブタジ
エン、およびこれらの水酸化物、カルボキシル化
物、液状アクリロニトリル−ブタジエン共重合
体、およびこれらのカルボキシル化物、液状スチ
レンブタジエン共重合体などが例示できる。 熱重合抑制剤としては例えば、2,6−ジ−t
−ブチル−4−メチルフエノール、メトキシフエ
ノール、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾー
ル、t−ブチルカテコール、ピロガロール、ナフ
チルアミン、β−ナフトール、t−ブチルハイド
ロキシアニソール、ハイドロキノンなどを挙げる
ことができる。使用量は通常0.001〜2重量%で
ある。 本発明の感光性エラストマー組成物は多くの方
法で調製することができる。例えば、通常のゴム
の混練機械であるニーダーあるいはロールミル等
を用いて混合混練し、押出し機、プレス、カレン
ダーなどの成形機を用いて所望の厚さのシートに
調製することができる。また、所望ならば本発明
の感光性エラストマー組成物を溶媒、例えば、ク
ロロホルム、四塩化炭素、1,1,1−トリクロ
ルエタン、トリクロルエチレン、テトラクロルエ
チレン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ベンゼン、トルエン、
テトラヒドロフラン、などの適当な溶媒に溶解さ
せた混合物を枠型の中に注入して溶剤を蒸発させ
てシートを調製したり、さらに、このシートを加
熱プレス、押出しまたはカレンダー処理すれば厚
み精度のよいシートが得られる。 本発明のシート状に成形された感光性エラスト
マー組成物には貯蔵または操作中に光感受性層が
汚染または損傷することを防ぐために光感受性層
の表面にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエ
ステル、ポリスチレンなどの剥離可能な薄い透明
フイルム層を設けることができる。 また、本発明の感光性エラストマー組成物は露
光時に原図を光感受性層の上に重ねて活性光線を
照射するが、原図との接触性をよくするため及び
その原図の再利用を可能にするために、溶剤可溶
性の薄い可撓性の層を設けてもよい。この場合光
感受性層の露光が終了してから未露光部分を溶剤
で溶出する際にこの層も同時に除去されることが
望ましい。 本発明の感光性エラストマー組成物の現像(未
露光部分の溶出)には、トリクロロエタン、トリ
クロロエチレン、パークロロエチレンなどのハロ
ゲン系溶剤の一種以上;あるいはこれらとメタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブ
タノールなどのアルコールとの混合物が使用され
る。但し、混合物として使用する場合、アルコー
ルの割合は30重量%程度までが好ましい。 本発明の感光性エラストマー組成物を用いるこ
とにより、感光性フレキソ印刷版の成形時のシー
トの収縮が防止される。該印刷版は極めて優れた
表面平滑性を有するので、常法により活性光線照
射、未露光部の除去を行うことにより解像度が高
いレリーフ画像が得られる。 (実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。なお、実施例、比較例中の部及び%は
とくに断りのないかぎり重量基準である。 重合例 1 スチレン/ブタジエン/ポリエン単量体のエラ
ストマー状共重合体を第1表の重合処方により耐
圧容器中、5℃での乳化重合により調製した。
【表】
【表】
重合転化率が65±3%に達したところでジメチ
ルジチオカルバミン酸ナトリウム0.5部を添加し
重合を停止した。 得られた重合体エマルジヨンを食塩水と硫酸を
用いて常法により凝析した。凝析物を水洗、乾燥
して、スチレン/ブタジエン/ポリエン単量体と
のエラストマー状共重合体を得た。 重合例 2 重合例1の処方でスチレンをアクリロニトリル
にかえ、ポリエン単量体としてジビニルベンゼン
を0%及び2%使用する以外は重合例1と同じ重
合処方及び同じ重合条件でアクリロニトリル/ブ
タジエン(34/64%)とのエラストマー状共重合
体〔重合体No.−ジビニルベンゼン0%;重合体
No.−ジビニルベンゼン2%〕を調製した。 重合例 3 重合例1の処方でブタジエンの一部をメタクリ
ル酸に変え(8%)、ポリエン単量体としてジビ
ニルベンゼンを0%及び2%使用する以外は重合
例1と同じ重合処方及び同じ重合条件でスチレ
ン/ブタジエン/メタクリル酸とのエラストマー
状共重合体[重合体No.:スチレン/ブタジエ
ン/メタクリル酸=28/64/8(%)、重合体No.
:スチレン/ブタジエン/メタクリル酸/ジビ
ニルベンゼン=28/64/8/2(%)]を調製し
た。 実施例 本発明の重合例1〜3の方法にて調製した共役
ジエン系エラストマーのそれぞれを用いて感光性
エラストマー組成物を調製した。比較例として市
販の熱可塑性エラストマーを用いた組成物も調製
した。 組成物の調製方法は以下のとおりである。 共役ジエン系エラストマー100部、液状ポリブ
タジエン(日本曹達社製 ニツソーPB B−
1000)10部、2,6−ジ−t−ブチル−Pクレゾ
ール(BHT)2部を150℃のニーダーで混練し
た。均一に混合された段階で混練温度を110℃℃
に下げ1,4ブタンジオールジアクリレート5
部、ヘキサンジオールジメタアクリレート5部、
メチルハイドロキノン0.02部、ベンゾインイソプ
ロピルエーテル0.8部を添加して混合し感光性エ
ラストマー組成物を得た。各組成物を以下の試験
法により評価した。 (シートの収縮性) 各組成物をロールを用いて再混練し、
ASTMD1917−79の方法を用いて、室温での収
縮状態を測定した。次式より変化率を計算してシ
ートの収縮率を求めた。 収縮率(%)=〔(C−L)/C〕×100 C:ロールの円周(cm) L:ロールより取り出したサンプルを室温で24時
間放置した後のサンプルの長さ。(cm) 数値が大きいほど収縮性が大きくシート成形性
が劣ることを表わす。 (シートの平滑性) 上記のシートの収縮性で使用したシートの表面
状態を肉眼で観察し次の基準で評価した。 評 点 ◎:極めて平滑な表面状態である。 〇:細かな凹凸模様がわずかに認められる表面状
態である。 △:細かな凹凸模様が認められる表面状態であ
る。 ×:激しく波をうつた凹凸模様の表面状態であ
る。 ××:シートの成形が難しい。 (レリーフ画像の評価) 各組成物をロールによつて再混練して厚さ3.3
mmのシート状の組成物とした。この組成物を
100μのポリエステルフイルムではさみ、3mm厚
さのスペーサーの内側に置き120℃でプレスして
3mm厚さのシートを調製し、感光性フレキソ用原
版とした。この感光層を20Wの紫外線螢光灯を装
着した露光機(日本電子精機型式JE−A3−SS)
を用いて、原図を密着する反対側面より1分間活
性光線を照射し、この裏面のポリエステルフイル
ムを剥離したあと原図を通して10分間活性光線を
照射した。露光終了後原図をはぎとり、1,1,
1−トリクロルエタン/イソプロパノール(3/
1)の混合液でブラシを用いて未露光部分を溶出
した後に、60℃の温風乾燥機で30分間乾燥してレ
リーフ画像を形成させた。このレリーフ画像を次
の基準で評価した。 評 点 レリーフ画像の状態 5:細い線でも鮮明な輪郭の凸版である。 4:細い線の曲りがわずかに認められる凸版であ
る。 3:細い線の曲りが認められる凸版である。 2:細い線の形成が困難な凸版である。 1:明らかに劣悪な凸版である。 (硬さ緩和) レリーフ画像形成処理した時の試料の平面部を
用いて硬さ測定用の試料に供した。硬さの測定は
JIS K−6301硬さ試験方法により、押針を試験片
測定面に接触させて直ちに目盛を読み硬さの初期
値とする。 押針を試験片に接触させた状態で10秒後の目盛
を読み、次式より硬さの変化を求めて硬さ緩和と
した。 硬さ緩和=(初期値)−(10秒後の値) 硬さ緩和の数値が小さいほどゴム弾性が高いこ
とを示す。 以上の評価結果を第2表に示す。 第2表の結果より本発明の感光性エラストマー
組成物は従来の該組成物に比して、シート成形性
とゴム弾性が改善されるとともに、高解像度のレ
リーフ画像が得られることが分る。 尚、重合体No.を用いた組成物では凹凸のひど
いシートしか得られず、各評価はできなかつた。
また、重合体No.を用いた場合は重合体No.を用
いた場合と各評価結果は大差がなかつた。
ルジチオカルバミン酸ナトリウム0.5部を添加し
重合を停止した。 得られた重合体エマルジヨンを食塩水と硫酸を
用いて常法により凝析した。凝析物を水洗、乾燥
して、スチレン/ブタジエン/ポリエン単量体と
のエラストマー状共重合体を得た。 重合例 2 重合例1の処方でスチレンをアクリロニトリル
にかえ、ポリエン単量体としてジビニルベンゼン
を0%及び2%使用する以外は重合例1と同じ重
合処方及び同じ重合条件でアクリロニトリル/ブ
タジエン(34/64%)とのエラストマー状共重合
体〔重合体No.−ジビニルベンゼン0%;重合体
No.−ジビニルベンゼン2%〕を調製した。 重合例 3 重合例1の処方でブタジエンの一部をメタクリ
ル酸に変え(8%)、ポリエン単量体としてジビ
ニルベンゼンを0%及び2%使用する以外は重合
例1と同じ重合処方及び同じ重合条件でスチレ
ン/ブタジエン/メタクリル酸とのエラストマー
状共重合体[重合体No.:スチレン/ブタジエ
ン/メタクリル酸=28/64/8(%)、重合体No.
:スチレン/ブタジエン/メタクリル酸/ジビ
ニルベンゼン=28/64/8/2(%)]を調製し
た。 実施例 本発明の重合例1〜3の方法にて調製した共役
ジエン系エラストマーのそれぞれを用いて感光性
エラストマー組成物を調製した。比較例として市
販の熱可塑性エラストマーを用いた組成物も調製
した。 組成物の調製方法は以下のとおりである。 共役ジエン系エラストマー100部、液状ポリブ
タジエン(日本曹達社製 ニツソーPB B−
1000)10部、2,6−ジ−t−ブチル−Pクレゾ
ール(BHT)2部を150℃のニーダーで混練し
た。均一に混合された段階で混練温度を110℃℃
に下げ1,4ブタンジオールジアクリレート5
部、ヘキサンジオールジメタアクリレート5部、
メチルハイドロキノン0.02部、ベンゾインイソプ
ロピルエーテル0.8部を添加して混合し感光性エ
ラストマー組成物を得た。各組成物を以下の試験
法により評価した。 (シートの収縮性) 各組成物をロールを用いて再混練し、
ASTMD1917−79の方法を用いて、室温での収
縮状態を測定した。次式より変化率を計算してシ
ートの収縮率を求めた。 収縮率(%)=〔(C−L)/C〕×100 C:ロールの円周(cm) L:ロールより取り出したサンプルを室温で24時
間放置した後のサンプルの長さ。(cm) 数値が大きいほど収縮性が大きくシート成形性
が劣ることを表わす。 (シートの平滑性) 上記のシートの収縮性で使用したシートの表面
状態を肉眼で観察し次の基準で評価した。 評 点 ◎:極めて平滑な表面状態である。 〇:細かな凹凸模様がわずかに認められる表面状
態である。 △:細かな凹凸模様が認められる表面状態であ
る。 ×:激しく波をうつた凹凸模様の表面状態であ
る。 ××:シートの成形が難しい。 (レリーフ画像の評価) 各組成物をロールによつて再混練して厚さ3.3
mmのシート状の組成物とした。この組成物を
100μのポリエステルフイルムではさみ、3mm厚
さのスペーサーの内側に置き120℃でプレスして
3mm厚さのシートを調製し、感光性フレキソ用原
版とした。この感光層を20Wの紫外線螢光灯を装
着した露光機(日本電子精機型式JE−A3−SS)
を用いて、原図を密着する反対側面より1分間活
性光線を照射し、この裏面のポリエステルフイル
ムを剥離したあと原図を通して10分間活性光線を
照射した。露光終了後原図をはぎとり、1,1,
1−トリクロルエタン/イソプロパノール(3/
1)の混合液でブラシを用いて未露光部分を溶出
した後に、60℃の温風乾燥機で30分間乾燥してレ
リーフ画像を形成させた。このレリーフ画像を次
の基準で評価した。 評 点 レリーフ画像の状態 5:細い線でも鮮明な輪郭の凸版である。 4:細い線の曲りがわずかに認められる凸版であ
る。 3:細い線の曲りが認められる凸版である。 2:細い線の形成が困難な凸版である。 1:明らかに劣悪な凸版である。 (硬さ緩和) レリーフ画像形成処理した時の試料の平面部を
用いて硬さ測定用の試料に供した。硬さの測定は
JIS K−6301硬さ試験方法により、押針を試験片
測定面に接触させて直ちに目盛を読み硬さの初期
値とする。 押針を試験片に接触させた状態で10秒後の目盛
を読み、次式より硬さの変化を求めて硬さ緩和と
した。 硬さ緩和=(初期値)−(10秒後の値) 硬さ緩和の数値が小さいほどゴム弾性が高いこ
とを示す。 以上の評価結果を第2表に示す。 第2表の結果より本発明の感光性エラストマー
組成物は従来の該組成物に比して、シート成形性
とゴム弾性が改善されるとともに、高解像度のレ
リーフ画像が得られることが分る。 尚、重合体No.を用いた組成物では凹凸のひど
いシートしか得られず、各評価はできなかつた。
また、重合体No.を用いた場合は重合体No.を用
いた場合と各評価結果は大差がなかつた。
Claims (1)
- 1 (イ)カルボキシル基を含まない共役ジエン系エ
ラストマー、(ロ)少なくとも1個のCH2=C<基を
有する付加重合性化合物及び(ハ)光重合開始剤とか
ら成る溶剤現像型感光性フレキソ版用エラストマ
ー組成物において、前記共役ジエン系エラストマ
ーとして、(a)少なくとも二個の非共役二重結合を
有する単量体、(b)共役ジエン系単量体及び(c)芳香
族ビニル単量体または不飽和ニトリル単量体との
エラストマー状重合体を使用することを特徴とす
る感光性フレキソ版用エラストマー組成物。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19251886A JPS6348545A (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 感光性フレキソ版用エラストマ−組成物 |
| GB8719421A GB2195349B (en) | 1986-08-18 | 1987-08-17 | Photosensitive elastomeric composition |
| DE3727537A DE3727537C2 (de) | 1986-08-18 | 1987-08-18 | Photoempfindliche elastomere Masse |
| US07/192,641 US4980269A (en) | 1986-08-18 | 1988-05-11 | Photosensitive elastomeric composition |
| US08/064,482 US5281510A (en) | 1986-08-18 | 1992-12-30 | Photosensitive elastomeric composition |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19251886A JPS6348545A (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 感光性フレキソ版用エラストマ−組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6348545A JPS6348545A (ja) | 1988-03-01 |
| JPH0541979B2 true JPH0541979B2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=16292616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19251886A Granted JPS6348545A (ja) | 1986-08-18 | 1986-08-18 | 感光性フレキソ版用エラストマ−組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6348545A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0028641A4 (en) * | 1979-05-10 | 1981-09-01 | American Hospital Supply Corp | MEDICINAL PRODUCTS BASED ON HYDROXYALKYL STARCH. |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU644949B2 (en) * | 1991-02-15 | 1993-12-23 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Photosensitive elastomer composition |
| JP2014029557A (ja) * | 2006-10-17 | 2014-02-13 | Bridgestone Corp | 現像剤量規制ブレード及びそれを備えた画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0239784B2 (ja) * | 1984-10-17 | 1990-09-07 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | Kankoseijushisoseibutsu |
-
1986
- 1986-08-18 JP JP19251886A patent/JPS6348545A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0028641A4 (en) * | 1979-05-10 | 1981-09-01 | American Hospital Supply Corp | MEDICINAL PRODUCTS BASED ON HYDROXYALKYL STARCH. |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6348545A (ja) | 1988-03-01 |
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