JPH0542058B2 - - Google Patents

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JPH0542058B2
JPH0542058B2 JP59088463A JP8846384A JPH0542058B2 JP H0542058 B2 JPH0542058 B2 JP H0542058B2 JP 59088463 A JP59088463 A JP 59088463A JP 8846384 A JP8846384 A JP 8846384A JP H0542058 B2 JPH0542058 B2 JP H0542058B2
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JP
Japan
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magnetic recording
magnetic
recording medium
tape
melamine cyanurate
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JP59088463A
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JPS60234223A (ja
Inventor
Akio Kinoshita
Masaru Nakamura
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気記録媒体に関し、さらに詳しく
は、特に滑性及び耐摩耗性が優れた磁気記録媒体
に関する。 〔従来の技術〕 磁気記録媒体は一般に知られているように非磁
性支持体上に、強磁性酸化鉄粉或いは合金の粉末
等の磁性粉をバインダー等と共に混練分散して塗
布し、これを乾燥せしめた磁性層を設けたもので
ある。 また必要に応じて支持体を挟んで磁性層面と反
対面(以下、裏面と言う。)にバツクコート層を
設けた磁気記録媒体もあり、このバツクコート層
は、一般に潤滑剤を含有したバインダーから成る
層で、この層を設けることによりテープ表面全体
の滑性を高めることが可能となる。 現在広く使用されている磁気録画装置(以下、
ビデオデツキという。)においては、磁気記録媒
体と磁気ヘツドとの相対速度は、極めて大きく、
3.8/秒〜7.0m/秒にも達している。そのため、
磁気記録媒体とヘツドとの摩擦及び接触による両
者の損耗が著しく、また、磁気記録媒体の走行性
も不安定、不均一となるので磁気記録媒体の滑性
を向上させることは、極めて大きな問題である。 また、テープ状の磁気記録媒体においては、テ
ープ表面の滑性が少ないと、リールに巻き取られ
た円盤状のテープの側面がきれいな平面を形成せ
ず、段差や巻みだれを生生じ、一定の巻取圧で均
一に巻き取ることが難しくなる。そして、テープ
を巻き取る、或いは巻き戻す際にテープ相互間で
摩擦を生じ、そのためテープの走行性が不均一、
不安定となる。加えて、テープとテープガイドの
摩擦もテープの走行性を不均一、不安定化させる
一つの原因である。これらの点からも磁気記録媒
体表面層の滑性の向上は重要である。 磁気記録媒体の滑性を向上させるために、種々
の潤滑剤が用いられているが、脂肪酸や脂肪酸エ
ステル等の液状潤滑剤は高温、多湿、低温状態に
おいては、充分な滑性を示すものではなかつた。
これに対して、二硫化モリブデンやグラフアイト
等の固型潤滑剤は、高温、多湿、低温状態でも、
物理的化学的に安定で、且つ、滑性性能の低下も
ほとんどない。しかし、これら固型潤滑剤は、磁
気記録媒体のバインダーに対して分散性が悪いた
め、固型潤滑剤を用いた磁気記録媒体は、走行時
に、固型潤滑剤等がバインダーから落ちてしまい
(これを一般に「粉落ち」と言う。)、ひいては安
定した走行が得られなくなるばかりか、装置に対
しても悪影響を及ぼす。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は高温、多湿、低温状態でも優れ
た滑性性能を有し、且つ、走行時に粉落ち等の問
題の無い磁気記録媒体を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、磁性粉を結着樹脂中に分散させて成
る磁性層又はバツクコート層(以下、表面層とい
う。)を有する磁気記録媒体において、磁性層又
はバツクコート層中にメラミンシアヌレートを含
有することを特徴とする磁気記録媒体に関する。 メラミンシアヌレートは、メラミンとシアヌル
酸の付加物からなつており、平均粒径1μ程度の
白色微粉末で、油化メラミン株式会社より
「MCA」の商品名のもとに販売されている。 メラミンシアヌレートは固型潤滑剤として知ら
れたものであるが、他の多くの固型潤滑剤と異な
り、バインダーへの分散性が非常に良好であるの
で、磁気記録媒体の潤滑剤として用いても録音再
生等、繰り返される走行に対しても粉落ちを生じ
ずに滑性を著しく改良し得る優れた性質を有して
おり、本発明はこの新事実の発見を基礎として成
されたものである。 本発明の磁気記録媒体の表面層において使用さ
れるバインダーは、例えば、塩酢ビ共重合物系、
エポキシ樹脂系、ポリウレタン系、尿素樹脂系、
メラミン樹脂系、フエノール樹脂系、ニトロセル
ロース系等の一般に磁気記録媒体のバインダーと
して使用できるものならばどのようなものでもさ
しつかえない。 本発明の磁気記録媒体は、メラミンシアヌレー
トを含むことで充分な滑性を有することができる
が、他の潤滑剤(例えば、脂肪酸エステル等)を
併用することも可能であり、また、走行性の安定
のためや、摩擦を低下させるための無機顔料(例
えば、炭酸カルシウム等)を併用することも可能
である。 磁気記録媒体表面層中のメラミンシアヌレート
の含有量は、磁性層に含有する場合、磁気記録媒
体の磁性材料に対して0.5〜5重量%が好ましく、
バツクコートに含有する場合は、バインダーの1
重量%以上が好ましく、また、無機顔料を併用す
る際は、その無機顔料に対して0.5〜5重量%が
好ましい。 また、メラミンシアヌレートは、樹脂に対して
分散性が良好であるので、特に分散剤は必要とし
ないが、さらに必要に応じて分散剤を添加しても
さしつかえない。 磁性材料としては、例えば、γ−Fe2O3
Fe3O4、コバルトフエライト、コバルト被着γ−
Fe2O3、Baフエライト、Fe−Co合金、Fe−Co−
Ni合金、Fe−Co−Cu合金等の一般に磁気記録媒
体において用いられる磁性材料をいずれも使用す
ることができる。 また、本発明の磁気記録媒体には、更に必要に
応じて、帯電防止剤、可塑剤等の一般にこの分野
で使用される添加剤を含有させて使用してもさし
つかえない。 本発明の磁気記録媒体は、一般的な方法に従つ
て磁性塗料或いはバツクコート層用塗料を混練す
る際に、他の固型潤滑剤の場合と同様の方法でメ
ラミンシアヌレートを添加して、ボールミルやサ
ンドミル等で混練分散させ、調整した塗料をポリ
エチレンテレフタレート、ポリエステル、アルミ
板等の支持体表面に必要に応じて処理をして塗布
し、これを乾燥し、また必要に応じてカレンダー
ロール処理、エージング等を行い製造する。 磁気記録媒体の形状は、テープ、シート、カー
ド、デイスク等のどの形状であつてもさしつかえ
ない。 本発明の磁気記録媒体は、必要に応じて下塗り
層等を設けてもさしつかえない。 以下、本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実
施例に限定されるものではない。 〔実施例〕 実施例1…磁性層にメラミンシアヌレートを含有
させた場合。 磁性粉(コバルト被着酸化鉄) 100重量部 ウレタンエラストマー 10 〃 塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合樹脂 15 〃 カーボンブラツク 10 〃 メラミンシアヌレート 1 〃 酸化アルミニウム粉末 2 〃 ブチルステアレート 1 〃 メチルエチルケトン 300 〃 トルエン 100 〃 シクロヘキサノン 100 〃 上記組成をサンドミルで混練分散したのち、さ
らに ポリイソシアネート 5重量部 を加えて、ポリエチレンテレフタレート(PET)
フイルム(厚さ15μm)に乾燥塗膜厚が4μmとな
るように塗布し、乾燥後、カレンダーかけて表面
加工して磁気記録媒体を作成した。これを1/2イ
ンチ幅にスリツトし、ビデオテープとした。 実施例2…バツクコート層にメラミンシアヌレー
トを含有させた場合。 硝化綿 30重量部 ウレタンエラストマー 20 〃 炭酸カルシウム粉末 100 〃 メラミンシアヌレート 2 〃 オレイン酸 1 〃 メチルエチルケトン 300 〃 シクロヘキサノン 200 〃 上記組成をサンドミルで混練分散したのち、さ
らに、 ポリイソシアネート 30重量部 を加えて、これをコバルトを主体とする磁性材料
を蒸着させた1/2インチ幅のビデオテープのバツ
クコート層に適用した。 実施例3…磁性層にメラミンシアヌレートを含有
させた場合。 磁性粉(鉄を主成分とする磁性粉) 100重量部 ウレタンエラストマー 10 〃 硝化綿 10 〃 塩化ビニルと酢酸ビニルの共重合樹脂 5 〃 カーボンブラツク 10 〃 メラミンシアヌレート 1 〃 酸化クロム粉末 0.5 〃 オレイン酸 1 〃 メチルエチルケトン 300重量部 メチルイソブチルケトン 100 〃 シクロヘキサノン 100 〃 上記組成をサンドミルで混練分散したのち、さ
らに、 ポリイソシアネート 5重量部 を加え、PETフイルム(厚さ12μm)に乾燥塗膜
厚が4μmとなるように塗布し、乾燥後、カレンダ
ーにかけて表面加工して磁気記録媒体を作成し
た。これを3.8mm幅にスリツトし、オーデオ用カ
セツトテープとした。 比較例 1 実施例1のメラミンシアヌレートの代りに固型
潤滑剤としてグラフアイト1重量部を加えて塗料
化し、実施例1と同様にテープ化した。 比較例 2 実施例2のメラミンシアヌレートの代りに液体
潤滑剤としてステアリン酸ブチル2重量部を加え
て塗料化し、実施例2と同様に蒸着テープのバツ
クコート層に用いた。 比較例 3 実施例3のメラミンシアヌレートを除去したも
のを実施例3と同様にテープ化した。 以上の各例のビデオテープ、オーデイオ用カセ
ツトテープを各々、一般に広く市販されている
VHS型ビデオデツキ、オーデイオカセツトデツ
キに搭載して、繰り返し再生し、その走行性と、
再生後のテープの巻き姿を評価し、結果を第1表
にまとめて記載した。 第1表における、走行性の評価において「摩擦
音が発生した」とは、テープガイドと磁気記録媒
体の間に摩擦音や振動音が発生したことを示し、
「粉落ち」とは、固型潤滑剤等の固型材料がバイ
ンダーから落ちたことを示す。巻き姿の評価にお
いて「段段あり」とは、リールに巻き取られた円
盤状のテープの側面が平面になるようにテープが
巻き取られていなことを示し、ひいては、巻取り
圧が均一でないことを示す。 また各実施例とも、メラミンシアヌレートを添
加することによる画質、音質の低下は認められな
かつた。
【表】
〔発明の効果〕
メラミンシアヌレートを含有した本発明の磁気
記録媒体は、高温、多湿、低温状態でも優れた滑
性性能を有し、且つ、走行時に粉落ち等の問題も
無く、安定した走行を有するものである。 メラミンシアヌレートの添加によつて、磁気記
録媒体、ヘツド、ガイド等における摩擦及び接触
による各々の損耗は著しく減少し、且つ、録音、
再生時の走行が均一、安定な磁気記録媒体が得ら
れた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 磁性粉を結着樹脂中に分散させて成る磁性層
    又はバツクコート層を有する磁気記録媒体におい
    て、磁性層又はバツクコート層中にメラミンシア
    ヌレートを含有することを特徴とする磁気記録媒
    体。
JP59088463A 1984-05-04 1984-05-04 磁気記録媒体 Granted JPS60234223A (ja)

Priority Applications (1)

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JP59088463A JPS60234223A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 磁気記録媒体

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JP59088463A JPS60234223A (ja) 1984-05-04 1984-05-04 磁気記録媒体

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Publication Number Publication Date
JPS60234223A JPS60234223A (ja) 1985-11-20
JPH0542058B2 true JPH0542058B2 (ja) 1993-06-25

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KR101867207B1 (ko) * 2014-07-30 2018-06-12 미츠비시 쥬코 서멀 시스템즈 가부시키가이샤 터보 냉동기 및 그 제어 장치와 그 제어 방법

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58175136A (ja) * 1982-04-08 1983-10-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 磁気記録媒体用表面潤滑剤

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