JPH0542297Y2 - - Google Patents

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JPH0542297Y2
JPH0542297Y2 JP7048989U JP7048989U JPH0542297Y2 JP H0542297 Y2 JPH0542297 Y2 JP H0542297Y2 JP 7048989 U JP7048989 U JP 7048989U JP 7048989 U JP7048989 U JP 7048989U JP H0542297 Y2 JPH0542297 Y2 JP H0542297Y2
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spool
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proportional
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、比例ソレノイドが発生する電磁力
によりスプール弁を駆動して回路圧力を一定に保
持する比例電磁式リリーフ弁に関する。
〔従来の技術〕
従来、リリーフ弁には国際規格により定められ
たマウントがあり、したがつてそのボデイもリリ
ーフ弁専用に製作されている。
また、比例電磁式リリーフ弁にあつては、スプ
ール両側の油室と外部に通じる溝とを連通する油
路に絞りを挿入することにより、スプールの安定
性を保つている。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような従来の比例電磁式リリーフ弁にあつ
ては、専用のリリーフ弁用のボデイを用いていた
が、油圧機器におけるリリーフ弁の製作数量は、
例えば電磁弁に比較すると1/100以上の差がある
ので、生産方法も全く異なり、リリーフ弁用ボデ
イの単価と電磁弁用ボデイの単価とは大きな差が
あつてリリーフ弁のコスト上昇の最大の要因とな
つていた。
また、スプールの比例ソレノイド側の油室が、
比例ソレノイドの可動鉄心と一体のプツシユロツ
ドが遊嵌する透孔を介して比例ソレノイド側のコ
アチユーブ内の油室に連通し、スプール端の油室
容積を大きくしていた。
その結果、コスト低減のためにエア抜きを設け
ていない比例ソレノイドでコアチユーブ内にエア
が残存している場合には、スプールの安定性が損
なわれて振動的になるおそれがあつた。
さらに、一般に比例ソレノイドには、摩擦や固
着現象等の影響を現象させてその特性を改善する
ために、比較的高い周波数の振動を与えるデイザ
ー電流を与えているので、そのデイザー振動がス
プールに作用して振動を生じるおそれもあつた。
この考案は、このような従来の問題点を解決
し、スプールの振動を防止し得る比例電磁式リリ
ーフを安価に提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案による比
例電磁リリーフ弁は、最大径を有する第1と第2
の径を有する段差付きスプールと、それに対応す
るボデイに形成した摺動孔外周部の摺動方向の中
央部に、それぞれ外部に通じる油路に連通する3
個の溝を設け、その両側に互いに連通してタンク
に通じる2個の溝を設けると共に、上記スプール
を開方向へ付勢して摺動自在に収納してスプール
両側にそれぞれ油室を形成し、スプールを閉方向
へ押圧する比例ソレノイドとの間に、その比例ソ
レノイドのブツシユロツドが密に挿通するブツシ
ユを設けてブツシユ側油室と比例ソレノイドの油
室とを遮断し、スプール両側に設けた油室をそれ
ぞれ油路を介して上記のタンクに通じる2つの溝
に連通させ、少くともそのブツシユ側の油路には
絞りを挿入し、上記3個の溝のうち、最大径を有
する第1、第2の径の段差部を形成した溝に圧油
を供給するようにしたものである。
上記のような構成からなる比例電磁式リリーフ
弁において、その摺動孔及びスプールに第3の径
を設け、第3の径と第1の径とで段差部を形成
し、その段差部を有する溝を外部油路を介してタ
ンクあるいは外部圧力に接続することも可能であ
る。
そして、この第3の径は第2の径に等しくして
もよく、第2の径より小さくしてもよい。
〔作用〕 上記のように構成することにより、スプールの
ブツシユ側に設けた油室を比例ソレノイドの油室
から遮断してその有効容積を小さくし、且つ、そ
の油室を絞りを介してタンク側に連通させたの
で、比例ソレノイド内のエアの影響を受けてスプ
ールの安定性が損なわれるおそれがなくなる。
したがつて、エア抜き機構を有しない安価な比
例ソレノイドを用いることが可能になる。
また、ボデイの摺動孔外周部に設けた溝を、電
磁弁ボデイの摺動孔外周部に設けた溝と同様の形
状及び配置としたので、高価なリリーフ弁専用の
ボデイに代えて多量に生産されていて安価な電磁
弁ボデイを転用し、その摺動孔に若干の追加加工
をするだけでよくなり、生産コストを大幅に低減
させることができる。
上記の構成に加えて、摺動孔及びスプールに第
3の径を設けるようにすれば、第1の径との段差
部を有する溝に連通する外部油路も制御圧力のパ
ラメータになるので、複合的な圧力制御を行うこ
とが可能となる。
なお、その第3の径を第2の径に等しくすれ
ば、上記の外部油路の圧力を加算した圧力値にな
るように比例ソレノイドにより圧力制御を行うこ
とができる。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照してこの考案の実施例を
説明する。
第1図はこの考案の第1実施例を示す縦断面
図、第5図はこの考案に転用する電磁弁ボデイの
一例を示す縦断面図である。
以下の実施例に使用するボデイはすべて第5図
に示す電磁弁ボデイを追加加工して得られるの
で、まず第5図を参照して電磁弁ボデイ1′の構
成を簡単に説明する。
電磁弁ボデイ1′は内部にスプール弁(図示し
ない)を摺動自在に収納する径D0の摺動孔3′
と、この摺動孔3′の外周部の摺動方向の中央部
に3個の溝10,11,12と、その両側に2個
の溝13a,13bとを形成し、3個の溝10,
11,12は直接又は図示しない油路を介して外
部油路14,15,16,17に連通し、2個の
溝13a,13bは油路13cを介して互いに連
通して外部に通じている。
そして、それぞれの溝10,11,12,13
a,13bはその幅を例えば第2図で面10a,
10bで示すように機械加工されており、摺動孔
3′の両端には2個のソレノイドを螺着するため
のねじ部1a,1bを形成している。
このような構成からなる電磁弁ボデイ1′の摺
動孔3′の径D0を機械加工により削設して第1の
径D1を有するランド53a,53b,51cと、
第2の径D2を有するランド53d,53e,5
3fを有する摺動孔53を形成して第1図に示す
ボデイ1とする。
したがつて、このボテイ1における溝10,1
1,12,13a,13b及び油路14,15,
16,17は電磁弁ボデイ1′に形成されていた
ものである。
各溝10,11,12,13a,13bのう
ち、溝10,11を油路14,15を介して圧力
計41を備えた油圧ポンプ40に接続し、溝12
及び13a,13bを油路16及び13c,13
d、油路17を介してタンク42に接続する。
摺動孔53に第1の径D1と第2の径D2とを有
するスプール2を摺動自在に収納してその段差部
2dを溝10内に収納し、ボデイ1の図で左端側
のねじ部1aに螺着したプラグ20をスプール2
の左端部との間にスプリング21を係着して、ス
プール2を右方すなわち開度を開く方向へ付勢
し、スプール2の左側にスプリング室である油室
22を形成する。
一方、ボデイ1の右端側のねじ部1bに比例ソ
レノイド23のコアチユーブ24の一端をブツシ
ユ26を含んで螺着し、可動鉄心25と一体のブ
ツシユロツド25aをブツシユ26に密に挿通さ
せてスプール2の右端部に当接させ、スプール2
をスプリング21に抗して左方すなわち開度を閉
じる方向へ駆動し得るようにする。
そして、スプール2とブツシユ26との間に容
積が小さい油室27を形成し、ブツシユ26によ
り、油室27とソレノイド23側のコアチユーブ
24内の油室24aとを遮断させ、スプール2に
油室27と油路13cとを連通させる油路2aを
形成すると共に油室22と油室13cとを連通さ
せる油路2bを形成し、油路2aに絞り2cを構
成する。
以上の構成で、油圧ポンプ40から油路14を
介して溝10に作用する入力圧力をP、スプリン
グ21を反力をS、比例ソレノイド23の出力を
Fとすると、 F=π/4(D1 2−D2 2)P+S であるので P=F−S/π/4(D1 2−D2 2) の関係が得られ、入力圧力Pが上昇してスプール
2を右方へ押出すると、スプール2と溝13a,
10との開口部面積が大となり、入力圧力Pが下
がり、スプール2は左方へ押し戻される。このよ
うに入力圧力Pが設定値以上に上昇するのを防止
している。
この実施例では、スプール2の比例ソレノイド
側に設けた油室27と比例ソレノイド23の油室
24aとが遮断されているので、油室27の有効
容積は小さくなり、コアチユーブ内に空気が残留
しているおそれがある安価な比例ソレノイドを用
いてもスプール2が振動的になるおそれがなくな
る。
また、油室27の有効容積を小さくすること
で、絞り2cの効果が充分に発揮されるので、比
例ソレノイド23に大きなデイザ電流を供給して
もスプールの安定性が確保されると共に、外乱に
よる振動発生も生じない。
次に、第2図は上記の第1実施例の一部を変更
したこの考案の第2実施例を示すものであり、摺
動孔63に径D1のランド部63a,63bと径
D2のランド部63c,63d,63e,63f
を設け、油室22と油路13cとを連通する絞り
61aをボデイ61側に設けたものであり、その
他の構成は前述の第1実施例と同様である。
したがつて、スプール62の段差部62cは溝
11内にあり、油圧ポンプ40の入力圧力Pは油
路15を通つて溝11内で作用するようになつて
いる。
また、第3図はこの考案の第3実施例を示すも
のである。
この実施例では、スプール72は第1、第2の
径D1,D2を有するが、ボデイ71の摺動孔73
をブツシユ76に設けた内径部76aと摺動孔7
3のランド73c,73d,73e,73fとか
ら構成すると共に、スプール72を開方向へ付勢
するスプリング78の付勢力を調整ねじ79によ
り調整し得るようにしている。
したがつて、スプール72が摺動する摺動孔7
3のランドはランド73c,73dのみであり、
ランド73e,73fは摺動孔として作用してい
ないので、ボデイ71の加工に際しては、ランド
73e,73fは電磁弁1′の径D0の摺動孔3′
のままでも差支えない。なお、この実施例では油
路15は何等の働きにも関与していない。
さらに、第4図は前述の第3実施例の一部を変
更したこの考案の第4実施例を示すものであり、
ブツシユ86に第3の径D3を有する摺動部86
aを設け、これに対応してスプール82に第1、
第2、第3の径D1,D2,D3を設けたものである。
この実施例で第3の径D3を第2の径D2に等し
くした場合には、油路15の圧力を加算した圧力
値になるように比例ソレノイド23により圧力制
御が行われる。
また、第3の径D3を第2の径D2より小さくす
れば、油路15の圧力をPcとして π/4(D1 2−D2 2)P+S=π/4(D1 2−D3 2) Pc+F P=F+π/4(D1 2−D3 2)Pc−S/π/4(D1 2
−D2 2) となる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案によれば、スプー
ルの比例ソレノイド側に設けた油室と、比例ソレ
ノイドの油室を完全に遮断したので、スプール端
の油室の有効容積を小さくすることができる。
そして、少くとも上記スプール端の油室をタン
ク側へ連通させる油路に絞りを挿入したので、比
例ソレノイドのコアチユーブ内にエアが残留して
いてもその影響を受けることがなく、エア抜き機
構を有しない安価な比例ソレノイドを用いること
が可能になる。
また、ボデイの摺動孔外周部に設けた溝を、電
磁弁ボデイと同様の形状及び配置としたので、高
価なリリーフ弁専用のボデイを用いないで、安価
な電磁弁ボデイを用いて若干の追加加工をするだ
けでよくなり、比例電磁式リリーフ弁の生産コス
トを大幅に低減させることができる。
さらに、上記の構成に加えて、摺動孔及びスプ
ールに第3の径を設けるようにすれば、第1の径
との段差部を有する溝に連通する外部油路も制御
圧力のパラメータになるので、複合的な圧力制御
を行うことが可能となる。
なお、その第3の径を第2の径に等しくすれ
ば、上記の外部油路の圧力を加算した圧力値にな
るように比例ソレノイドにより圧力制御を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例を示す縦断面
図、第2図はこの考案の第2実施例を示す縦断面
図、第3図はこの考案の第3実施例を示す縦断面
図、第4図はこの考案の第4実施例を示す縦断面
図、第5図はこの考案に転用する電磁弁ボデイの
一例を示す縦断面図である。 1,61,71……ボデイ、1′……電磁弁ボ
デイ、2,62,72,82……スプール、1
0,11,12,13a,13b……溝、22…
…スプール端の油室、23……比例ソレノイド、
24……コアチユーブ、25……可動鉄心、25
a……ブツシユロツド、26,76,86……ブ
ツシユ、27……スプール端の油室、40……油
圧ポンプ、42……タンク、D1……第1の径、
D2……第2の径、D3……第3の径。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 最大径を有する第1と第2の径を有する段差
    付きスプールと、それに対応するボデイに形成
    した摺動孔外周部の摺動方向の中央部に、それ
    ぞれ外部に通じる油路に連通する3個の溝を設
    け、その両側に内部で互いに連通してタンクに
    通じる2個の溝を設けると共に、前記スプール
    を開方向へ付勢して摺動自在に収納して該スプ
    ール両側にそれぞれ油室を形成し、前記スプー
    ルを閉方向へ押圧する比例ソレノイドとの間
    に、該比例ソレノイドのプツシユロツドが密に
    挿通するプツシユを設けてプツシユ側油室と前
    記比例ソレノイドの油室とを遮断し、前記スプ
    ール両側に設けた油室をそれぞれ油路を介して
    前記タンクに通じる2つの溝に連通させ、少な
    くともそのプツシユ側の油路には絞りを挿入
    し、前記3個の溝のうち、最大径を有する第1
    と第2の径の段差部を形成した溝に圧油を供給
    するようにしたことを特徴とする比例電磁式リ
    リーフ弁。 2 スプールに第3の径を設け、該第3の径と第
    1の径とで段差部を形成し、該段差部を有する
    溝を外部油路を介してタンクあるいは外部圧力
    に接続したことを特徴とする請求項1記載の比
    例電磁式リリーフ弁。 3 第3の径を第2の径と等しくした請求項2記
    載の比例電磁式リリーフ弁。 4 第3の径を第2の径より小さくした請求項2
    記載の比例電磁式リリーフ弁。
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