JPH0542564B2 - - Google Patents

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JPH0542564B2
JPH0542564B2 JP62002149A JP214987A JPH0542564B2 JP H0542564 B2 JPH0542564 B2 JP H0542564B2 JP 62002149 A JP62002149 A JP 62002149A JP 214987 A JP214987 A JP 214987A JP H0542564 B2 JPH0542564 B2 JP H0542564B2
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JP
Japan
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pipe
turnbuckle
cylindrical
fluid
mold
Prior art date
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JP62002149A
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English (en)
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JPS63172007A (ja
Inventor
Mitsuo Shibatsuji
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Furubayashi Kogyo KK
Original Assignee
Furubayashi Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Furubayashi Kogyo KK filed Critical Furubayashi Kogyo KK
Priority to JP62002149A priority Critical patent/JPS63172007A/ja
Publication of JPS63172007A publication Critical patent/JPS63172007A/ja
Publication of JPH0542564B2 publication Critical patent/JPH0542564B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、主として中小鉄骨建築物などに多
量に使用されるパイプ式のターンバツクルとその
製造方法に関する。
(従来の技術) パイプ式のターンバツクルとしては、例えば、
(1)実公昭55−31283号公報に開示されたもの(第
10図)と、(2)ターンバツクル胴部の中間部分
が、第11図に示す如く、四角形に形成されたも
のとが知られている。
前者はパイプ両端部を絞つて先細筒形に形成し
たターンバツクルにおいて、円筒のターンバツク
ル胴部aに回動用の孔bを複数個設けるようにし
たもので、これらの孔bにしの等を差し込んでタ
ーンバツクル胴部aを回転することにより、その
両端に螺合されたターンバツクルボルトc,cを
反対方向に移動し、ターンバツクルボルトc,c
による締め付け具合を調整していた。これに対
し、後者は四角形に形成されたターンバツクル胴
部dをスパナ等の工具ではさんで回転することに
より、その両端部に螺合されたターンバツクルボ
ルトc,cによる締め付け具合の調整を行なつて
いた。
(発明が解決しようとする問題点) 前記第1の場合には、四囲が狭隘な建築現場で
のターンバツクル胴部aの回転操作を容易にしよ
うとすると、前記胴部aに設ける孔bの個数を多
くしなければならないが、孔bの個数を多くする
と、ターンバツクル胴部aの強度が弱くなる不都
合がある。さりとて、中空円筒のターンバツクル
胴部aに設ける孔bの個数を少なくすると、孔b
に差し込んだしの等を狭隘な建築現場で回転可能
な角度だけ回転した場合にも、次の孔bがしの等
を差し込むのに適した位置まで回転してこないか
ら、ターンバツクル胴部aの回転操作は能率良く
行なうことができない。
これに対して、前記第2の場合には、ターンバ
ツクル胴部dの製造に際しては、円形のパイプを
所定長さに切断し、切断されたパイプの両端部に
2段階の絞り加工を施すことにより先細筒部を形
成し、パイプ中間部にスエージング加工を施して
円形胴部を四角形に変形したのち、両端の先細筒
部の内面にターンバツクルボルトc,cと螺合す
る互に逆方向の寄せねじを形成しなければならな
いから、加工工程が多くなつてターンバツクル胴
部dを安価に提供することができない。しかも、
ターンバツクル胴部dは四角形であるため、スパ
ナ等の工具を用いてターンバツクル胴部dを90°
回転しないと、四角形の次の面が同じ位置まで回
転してこないが、狭隘な建築現場では、スパナ等
の工具を一度に大きく90°回転することは困難で
あるから、建築現場でターンバツクル胴部dを能
率良く回転して締め付け具合の調整を行なうこと
はできなかつた。
(問題点を解決するための手段) 本願発明は前記問題点を解決して量産化に適し
しかも十分な強度を有するものを提供せんとする
もので、本願第1の発明は、 円形パイプの軸方向中間部が、内圧によつて径
大方向に膨出されるとともに外径面に当接された
型に沿つて成形されることにより、外径面が六角
柱面のターンバツクル胴部が形成され、 円形パイプの両端円筒部の内面に、互いにねじ
方向を異にする寄せねじが設けられ、 各寄せねじにはターンバツクルボルト部材が螺
合されてなることを特徴とするターンバツクルで
あり、 本願第2の発明は、 合せ面にそれぞれ対称な半円柱形の凹部と、そ
の中間部にそれより大きな2つ割りにされた六角
柱形の膨出凹部とが形成された重合金型内に、半
円柱形の凹部と同径で所定の長さに切断された円
形のパイプを装着し、 重合金型の両端円柱開口部にそれぞれ押え部材
を嵌合し、 両端の押え部材の少なくとも一方に、パイプ内
に連通する貫通穴が形成されて、貫通穴を通して
パイプ内に流体を充満させ、 パイプ内に流体が充満されたのち、押え部材を
パイプ両端面と常時接触するように移動しながら
パイプ内の流体の圧力を高めてパイプ外径面が膨
出凹部の内面に押圧されるまで流体を供給し、 重合金型内から取り出した成形品の両端円筒形
の内面にそれぞれターンバツクルボルト部材と螺
合する互いに逆方向の寄せねじを設けることを特
徴とするターンバツクルの製造方法である。
(作用) 第1の発明について、その作用を説明する。
円形パイプの軸方向中間部が、内圧によつて径
大方向に膨出されることによつて形成されている
ことにより、円形パイプが塑性変形するので強度
が高くターンバツクルに必要な強度を得られる。
円形パイプを径大方向に膨出するとともに外径
面に当接された型に沿つて成形されて外径面が六
角柱面のターンバツクル胴部に形成されているの
で、作業性のよい六角柱面が得られる。
円形パイプを径大方向に膨出し六角柱としてい
て周方向に閉鎖していることにより、周方向の捩
じり力に対する大きな強度が得られる。
円形パイプの両端円筒部の内面に、互いにねじ
方向を異にする寄せねじが設けられることによ
り、寄せねじのために穴開け工程を必要としな
い。
第2の発明についてその作用を説明する。
合せ面にそれぞれ対称な半円柱形の凹部と、そ
の中間部にそれより大きな2つ割りにされた六角
柱形の膨出凹部とが形成された重合金型内に、半
円柱形の凹部と同径で所定の長さに切断された円
形のパイプを装着し、パイプ内の圧力を高めてパ
イプ中間部を外径方向に膨出させることにより、
パイプが塑性変形し、強度が高められるととも
に、この膨出する部分が重合金型の六角形の膨出
凹部に押圧されることにより、外径面が6角柱面
とされる。
重合金型の両端円柱開口部にそれぞれ押え部材
を嵌合し、両端の押え部材の少なくとも一方に、
パイプ内に連通する貫通穴が形成されて、貫通穴
を通してパイプ内に流体を充満させ、パイプ内に
流体が充満されたのち、押え部材をパイプ両端面
と常時接触するように移動しながらパイプ内の流
体の圧力を高めてパイプ外径面が膨出凹部の内面
に押圧されるまで流体を供給することにより、パ
イプを設置して流体を供給するのみで成形するの
で、加工工程が少なく、量産化に適する。
しかも、円形のパイプを素材とするので、素材
の製造も容易であり、この点でも量産化に適す
る。
押え部材に、パイプ内に連通する貫通穴が形成
されていることにより、重合金型に流体供給のた
めの加工が少なくてよい。
押え部材をパイプ両端面と常時接触するように
移動しながらパイプ内の流体の圧力を高めるので
流体の圧力が、ロスなくパイプ内面に伝達され
る。
しかも、円形のパイプの両端を押え部材で押さ
えることによりパイプ内に閉空間が形成されるの
で、流体を閉じ込めるための手段が簡略化でき
る。
そして、周方向に閉鎖したターンバツクル胴部
を有するので、捩じり及び曲げ応力に対し高い強
度を有するターンバツクルを提供することができ
る。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すターンバツク
ルである。ターンバツクルは、1個のターンバツ
クル胴部1とその胴部1の両端に螺合される2個
のターンバツクルボルト部材2とから構成され
る。ターンバツクル胴部1は、所定の長さに切断
された円形パイプの中間部を流体の圧力を用いて
膨出することにより製造され、該膨出部は金型に
より六角形1aの形状に形成される。円形パイプ
から六角形1aの膨出部に移る部分は、肉厚の急
激な変化を避けるため、円錐状の曲面1cとなつ
ている。両端の各円筒部1bの内面には、各ター
ンバツクルボルト部材2と螺合する互に逆方向の
寄せねじ3,3が設けられている(第9図参照)。
ターンバツクル胴部1には、第2図に示すよう
に、六角柱1aの各稜線部に丸味1dを持たせて
もよい。
第3図および第4図は、ターンバツクル胴部の
製造装置の一実施例を示したものである。
下金型4と上金型5は、合せ面6で重合され、
図示しない型締め手段により一体に結合されてい
る。下金型4の上面には、幅方向中央部の長さ方
向両端部に水平な半円柱形の凹部7,7が形成さ
れており、これらの凹部7,7の中間部には、凹
部7,7より大きな六角柱を二つ割りにした膨出
凹部8が設けられている。9は各凹部7と膨出凹
部8とを連結する円錐状の曲面部である。
上金型5の下面には、下金型4の上面に設けら
れたのと全く対称な形状をなす各凹部7A,膨出
凹部8A、および2つの円錐状の曲面部9A,9
Aが設けられている。上金型5は、膨出凹部8A
の上面に開口する通気孔10を備えている。
下金型4と上金型5は、重合により形成された
一方の円柱開口部11に、貫通穴13が設けられ
た第1押え部材12が摺動可能に嵌合され、他方
の円柱開口部11には、貫通穴13が設けられて
いない第2押え部材14が摺動可能に嵌合されて
いる。第2押え部材14は、円柱開口部11内を
摺動する外周面の長さ方向に、ターンバツクル胴
部1の円筒部1bの厚さより小さい深さの溝15
が複数個形成されている。この溝15は、上金型
5を下金型4の上に重合したままで、重合金型内
に装着されているパイプA(第5図参照)内の空
気抜きを可能にするために設けられたもので、上
金型5を下金型4に重合しない状態で後述の如く
パイプA内の空気抜きを行なう場合には、溝15
を省略することができる。また、溝15を形成す
る代りに、第2押え部材14の外径を円柱開口部
11の内径よりごくわずか小さくして重合金型の
円柱開口部11と第2押え部材14の外周面との
間に空気抜き用の隙間を形成するようにしてもよ
い。
第1押え部材12と第2押え部材14は、例え
ば、油圧シリンダーなどの押圧手段16,16に
より、独立または連動して重合金型内に移動し得
るよう構成されている。第1押え部材12の一番
外側に形成されたフランジ部12aの外周には、
重合金型の方に向つて先端が先細になるカム板1
7が取り付けられている。18はカム板17の傾
斜カム面に押圧される作動ローラ18aを備えた
調圧弁で、該調圧弁18内への作動ローラ18a
の押し込み量は、カム板17の傾斜カム面と接触
する位置により変化し、カム板17の移動による
作動ローラ18aの押し込み量の変化は、カム板
17の傾斜カム面の形状により制御される。
第1押え部材12の貫通穴13は、配管23に
より送油用ポンプ19と接続されている。20は
送油用ポンプ19の手前側の配管23に挿入され
た高圧逆止め弁である。また、調圧弁18は、配
管24により増圧機21の一次側21aと接続さ
れ、増圧機21の二次側21bは、配管23aに
より高圧逆止め弁20の手前側の配管23に接続
されている。22は増圧機21の一次側21aと
二次側21bとに装着された2段ピストンであ
る。2段ピストン22は、一次側ピストン22a
と二次側ピストン22bの各断面積の比が所望の
値に設定されており、調圧弁18から増圧機21
の一次側21aに移動される油の圧力を2段ピス
トン22の各ピストン断面積の比だけ増圧して第
1押え部材12の貫通穴13内に伝達する。
前記実施例では、第1押え部材12の移動に連
動して第1押え部材12の貫通穴13から所定の
圧力に増圧された圧力油が供給される場合につい
て説明したが、第1押え部材12の移動とその貫
通穴13への圧力油の供給は、前記と異なる手段
を用いて異なる制御方法によつて行なつてもよ
い。また、貫通穴13は第1押え部材12だけで
なく第2押え部材14にも設けて、重合金型の両
側から圧力油を供給できるようにしてもよい。
次に、前記製造装置に用いたターンバツクル胴
部の製造手順について説明する(第5図ないし第
9図参照)。
(1) 上金型5を下金型4より離して下金型4の半
円柱形の凹部7,7に同じ半径を有するパイプ
Aを保持させ、下金型4に上金型5を重合して
両者を型締め手段により一体に結合する(第5
図)。(第2押え部材14に溝15を設けないと
きは、下金型4にパイプAを保持させたまま上
金型5は重合しないで開放しておく。) (2) 重合金型の両端円柱開口部11,11に嵌合
された第1押え部材12と第2押え部材14と
を、パイプAの両側端面に接触する寸前の位置
まで移動させ(溝15が形成されていない第1
押え部材12はパイプAの端面に接触させても
よい)、その位置に保持する(第6図)。(上金
型5を開放している場合には、第1押え部材1
2はパイプAの端面と接触させるが、第2押え
部材14はパイプAの端面と若干の隙間を形成
する位置に保持する。) (3) 送油用ポンプ19を駆動して配管23により
第1押え部材12の貫通穴13から油を供給
し、パイプA内に油を充満させる。この場合、
高圧逆止め弁20を通過した油は、配管23か
ら分岐した配管23aを通つて増圧機21の二
次側21bにも供給され、2段ピストン22を
一次側21aの方に移動する。パイプA内に油
が充満したかどうかは、第2押え部材14の上
部に位置させた溝15からの油の漏洩によつて
知ることができる。(上金型5を開放した状態
でパイプA内に給油する場合には、、パイプA
内に油を充満させるに要する時間を予めタイマ
ーで設定しておき、時間制御によりパイプA内
に油を充満させる。)油がパイプA内に充満し
たのを確認したのち、第1押え部材12と第2
押え部材14とをパイプAの両側端面に接触す
る位置まで移動して油の漏洩を防止する(第7
図)。
(4) 第1押え部材12と第2押え部材14とを各
押圧手段16により重合金型内の方向に設定さ
れた速度で設定された距離だけ移動させ、増圧
機21の二次側21bから配管23a,23お
よび第1押え部材12の貫通穴13を通して
徐々に高圧化された圧力油をパイプA内に供給
し、膨出凹部8,8Aの型形状によりパイプA
の中間部を六角柱1aの形状に変形する(第8
図)。この変形の間、第1、第2押え部材12,
14は、各押圧手段16によつてパイプAの両
側端面に常時押圧されているから、パイプA内
の圧力油の漏洩は防止される。また、パイプA
の膨出につれて膨出凹部8,8A内の空気は、
通気孔10を通して重合金型外に押し出される
から、パイプ中間部の形状変形は円滑に行なわ
れる。
(5) 第1、第2押え部材12,14を若干後退さ
せ、第2押え部材14の外周からパイプA内の
油を排出しながら、上金型5を下金型4から分
離する。この操作中、第1押え部材12が後退
すると、作動ローラ18aは調圧弁18内の油
圧により押し出され、増圧機21の一次側21
aの油圧は元の状態に戻る。また、増圧機21
の二次側21bの油圧は、上金型5が下金型4
から分離されたとき、急速に大気圧まで低下す
る。
(6) 下金型4から中間部が六角柱1aに形成され
た成形品Bを取り出し、その両端円筒部1bの
内面に互に逆方向に寄せねじ3,3を形成して
ターンバツクル胴部1を作る(第9図)。ター
ンバツクル胴部1の両端にターンバツクルボル
ト部材2,2を螺合するとターンバツクル製品
となる(第1図参照)。
以上の説明から明らかな如く、ターンバツクル
胴部1の製造は、所定の長さに切断された円形パ
イプAを重合金型内に装着し、パイプA内に供給
された油の圧力を徐々に増圧してパイプAの中間
部を六角柱1aの形状に膨出させ、その両端円筒
部1b,1bの内面に互に逆方向の寄せねじ3,
3を形成するだけでよいから、従来のように、所
定の長さに切断された円形パイプの両端部に2段
階の絞り加工を施し、パイプ中間部にスエージン
グ加工を施すとともに、パイプ両端の先細筒部に
逆方向に寄せねじを形成する場合に比べて、製造
に要する工程数が著しく少なくなり、量産によつ
てターンバツクル胴部1を安価に提供することが
できる。
しかも、この製造方法によるときは、パイプA
の中間部分は、断面が円形から膨出により六角形
に変形されるが、両者の断面形状は割合似通つて
いるため、この変形は局部的に大きな歪を残すこ
となく全体が均一になるように行なわれる。それ
故、六角柱状に変形された胴部の厚さはほぼ一定
となり、ターンバツクル胴部1の強度のバラツキ
を少なくすることができる。
その上、この製造方法によつて作られたターン
バツクル胴部1は、外形がコンパクトな六角柱状
で外観の体裁が良く、スパナ等の工具ではさんで
60°回転するだけで工具にはさまれた六角柱の次
の側面が同じ位置まで回転されてくるから、狭隘
な建築現場でもターンバツクル胴部1を能率良く
回転してターンバツクルボルト部材2,2による
締め付け具合を容易に調整することができる。
(発明の効果) 本願の第1の発明は、円形パイプの軸方向中間
部が、内圧によつて径大方向に膨出されるととも
に外径面に当接された型に沿つて成形されること
により、外径面が六角柱面のターンバツクル胴部
が形成され、ターンバツクル胴部の両端円筒部の
内面に、互いにねじ方向を異にする寄せねじが設
けられ、各寄せねじにはターンバツクルボルト部
材が螺合されてなるので、ターンバツクルに要求
される十分な強度がえられ、しかも、その構造か
ら、素材の製造も量産化に適するとともに、素材
からターンバツクルへの加工の量産化に適するも
のである。
つまり、円形パイプの軸方向中間部が、内圧に
よつて径大方向に膨出されることによつて形成さ
れていることにより、円形パイプが全周にわたつ
てほぼ均等に塑性変形するので一定した高い強度
を有しターンバツクルに必要な十分な強度を得ら
れる。
円形パイプを径大方向に膨出するとともに外径
面に当接された型に沿つて成形されて外径面が六
角柱面のターンバツクル胴部に形成されているの
で、作業性のよい六角柱面が得られる。
円形パイプを径大方向に膨出し六角柱としてい
て周方向に閉鎖していることにより、周方向の捩
じり力に対する大きな強度が得られる。
ターンバツクル胴部の両端に位置する円形パイ
プの両端円筒部の内面に、互いにねじ方向を異に
する寄せねじが設けられることにより、寄せねじ
のために穴開け工程を必要としない。
本願第2の発明は、合せ面にそれぞれ対称な半
円柱形の凹部と、その中間部にそれより大きな2
つ割りにされた六角柱形の膨出凹部とが形成され
た重合金型内に、半円柱形の凹部と同径で所定の
長さに切断された円形のパイプを装着し、重合金
型の両端円柱開口部にそれぞれ押え部材を嵌合
し、両端の押え部材の少なくとも一方に、パイプ
内に連通する貫通穴が形成されて、貫通穴を通し
てパイプ内に流体を充満させ、パイプ内に流体が
充満されたのち、押え部材をパイプ両端面と常時
接触するように移動しながらパイプ内の流体の圧
力を高めてパイプ外径面が膨出凹部の内面に押圧
されるまで流体を供給し、重合金型内から取り出
した成形品の両端円筒形の内面にそれぞれターン
バツクルボルト部材と螺合する互いに逆方向の寄
せねじを設けることを特徴とするターンバツクル
の製造方法であるから、高い強度を有し、しかも
安定した品質のターンバツクルを、工程数少な
く、かつ複雑でない装置によつて、製造すること
ができる。
つまり、合せ面にそれぞれ対称な半円柱形の凹
部と、その中間部にそれより大きな2つ割りにさ
れた六角柱形の膨出凹部とが形成された重合金型
内に、半円柱形の凹部と同径で所定の長さに切断
された円形のパイプを装着し、パイプ内の圧力を
高めてパイプ中間部を外径方向に膨出させるか
ら、パイプが全周にわたつてほぼ均一に塑性変形
して強度が均等に高められるとともに、この膨出
する部分が重合金型の六角形の膨出凹部に押圧さ
れることにより、外径面が6角柱面とされてスパ
ナ等を係止する面が1工程で成形できる。
重合金型の両端円柱開口部にそれぞれ押え部材
を嵌合し、両端の押え部材の少なくとも一方に、
パイプ内に連通する貫通穴が形成されて、貫通穴
を通してパイプ内に流体を充満させ、パイプ内に
流体が充満されたのち、押え部材をパイプ両端面
と常時接触するように移動しながらパイプ内の流
体の圧力を高めてパイプ外径面が膨出凹部の内面
に押圧されるまで流体を供給するから、パイプを
設置して流体を供給するのみで成形することがで
き、加工工程が少なく、量産化に適する。
しかも、円形のパイプを素材とするので、素材
の製造、入手も容易であり、この点でも量産化に
適する。
押え部材に、パイプ内に連通する貫通穴が形成
されていることにより、重合金型自体に流体供給
のための加工が少なくてよい。
押え部材をパイプ両端面と常時接触するように
移動しながらパイプ内の流体の圧力を高めるので
流体の圧力が、ロスなくパイプ内面に伝達され
る。
しかも、円形のパイプの両端を押え部材で押さ
えることによりパイプ内の閉空間が形成されるか
ら、パイプ内に流体を閉じ込めるために金型に加
工をあまり必要としないなど流体密封のための手
段が簡略化できる。
そして、周方向に閉鎖した断面のターンバツク
ル胴部を形成できるから、捩じり及び曲げ応力に
対し高い強度を有するターンバツクルを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のターンバツクルの
斜視図、第2図はターンバツクル胴部の他の実施
例の斜視図、第3図はターンバツクル胴部の製造
装置の縦断面図、第4図は第3図−断面図、
第5図ないし第9図はターンバツクルの製造手順
を示したもので、第5図はパイプ装着時の状態を
示す縦断面図、第6図はパイプ内に油を供給する
状態を示す縦断面図、第7図はパイプ膨出開始時
の状態を示す縦断面図、第8図はパイプ膨出終了
時の状態を示す縦断面図、第9図はターンバツク
ル胴部の縦断面図、第10図および第11図はそ
れぞれ異なる従来例のターンバツクルを示す斜視
図である。 1……ターンバツクル胴部、1a……六角柱、
1b……円筒部、2……ターンバツクルボルト部
材、3……寄せねじ、4,5……金型、6……合
せ面、7,7A……半円柱形の凹部、8,8A…
…二つ割りにされた六角柱形の膨出凹部、11…
…円柱開口部、12,14……押え部材、13…
…貫通穴、A……パイプ、B……成形品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円形パイプの軸方向中間部が、内圧によつて
    径大方向に膨出されるとともに外径面に当接され
    た型に沿つて成形されることにより、外径面が六
    角柱面のターンバツクル胴部が形成され、 円形パイプの両端円筒部の内面に、互いにねじ
    方向を異にする寄せねじが設けられ、 各寄せねじにはターンバツクルボルト部材が螺
    合されてなることを特徴とする ターンバツクル。 2 合せ面にそれぞれ対称な半円柱形の凹部と、
    その中間部にそれより大きな2つ割りにされた六
    角柱形の膨出凹部とが形成された重合金型内に、
    半円柱形の凹部と同径で所定の長さに切断された
    円形のパイプを装着し、 重合金型の両端円柱開口部にそれぞれ押え部材
    を嵌合し、 両端の押え部材の少なくとも一方に、パイプ内
    に連通する貫通穴が形成されて、貫通穴を通して
    パイプ内に流体を充満させ、 パイプ内に流体が充満されたのち、押え部材を
    パイプ両端面と常時接触するように移動しながら
    パイプ内の流体の圧力を高めてパイプ外径面が膨
    出凹部の内面に押圧されるまで流体を供給し、 重合金型内から取り出した成形品の両端円筒形
    の内面に、それぞれターンバツクルボルト部材と
    螺合する互いに逆方向の寄せねじを設けることを
    特徴とする ターンバツクルの製造方法。
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