JPH0542567U - 窓枠構造 - Google Patents

窓枠構造

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JPH0542567U
JPH0542567U JP8652891U JP8652891U JPH0542567U JP H0542567 U JPH0542567 U JP H0542567U JP 8652891 U JP8652891 U JP 8652891U JP 8652891 U JP8652891 U JP 8652891U JP H0542567 U JPH0542567 U JP H0542567U
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本村文男
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配膳車や一般住宅の窓に取付られる開閉戸の
アルミニウム製窓枠の結合力、及び強度向上を図る。 【構成】 長方形状を呈するガラス板やプラスチック板
等から成る透明硬質板60と、中空状のアルミニウム角
材から成るアルミニウム部材20a,20a,20b,
20bを各々結合して構成される窓枠20と、により構
成された開閉戸10の前記窓枠20の結合部26にそれ
ぞれ合成樹脂等から成る硬質の不撓性部材30を内装す
る。更に、前記不撓性部材30により連結されたアルミ
ニウム部材20a,20b双方から、前記不撓性部材3
0に形成された溝孔31を貫通させる如く、螺杆50を
挿入するとともに、側面壁25から突出した螺杆50先
端を連結金具40のネジ孔41に螺入することにより、
アルミニウム部材20a,20bの結合が強固で、結合
部26の強度も向上するようにした窓枠20構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、病院、ホテル、及び宴会場等の施設において使用されている配膳車 における開閉戸の窓枠に関し、さらに詳細には、アルミニウム製の中空角材をそ れぞれ結合して成る窓枠内にガラスやプラスチックを配した構造の配膳車用開閉 戸の前記窓枠を新規な構造とすることにより強度向上を図り、容易に変形するこ とがないようにした窓枠構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
病院、ホテル、及び宴会場等の施設において使用される配膳車は、衛生上、或 いは内部保温上の観点から配膳車本体に開閉戸を蝶着した構成のものが一般的で ある。
【0003】 則ち、前記開閉戸を配膳車に取付ることで、配膳車本体の配膳室内に害虫等が 侵入することを防止するとともに、保温室が設けられた配膳車においては、該保 温室内の温度維持が成されるようになっている。
【0004】 なお、前記配膳車の開閉戸は、ガラスやプラスチック等から成る四角形状を呈 する透明硬質板と、該透明硬質板周囲に配設された窓枠と、により構成されてい る。
【0005】 従来、透明硬質板周囲に配設された前記窓枠は、図7に示す如くの構造となっ っていた。
【0006】 則ち、前記窓枠1は、垂直配置される中空状のアルミニウム部材3a,3aと 、水平配置されるアルミニウム部材3b,3bとの両端を互いに接合させ、螺杆 5により前記アルミニウム部材3a,3bをそれぞれ結合させる構造となってい る。
【0007】 垂直配置される前記アルミニウム部材3aの両端近傍には、ネジ頭収納部7a とネジ軸貫通部7bとが穿孔されて成る樹脂部材7が内装されるとともに、前記 ネジ頭収納部7aとネジ軸貫通部7bとが位置する箇所のアルミニウム部材3a には貫通孔8a,8bが穿孔されている。
【0008】 一方、水平配置される前記アルミニウム部材3bの両端近傍には、内部側面に 固着された支持板9aと、該支持板9a先端に形成された断面略C字形状を呈す るネジ係止筒9bと、により成る係止片9が取付られている。
【0009】 従って、螺杆5を前記貫通孔8aから挿入するとともに、該螺杆5先端を係止 片9のネジ係止筒9bに螺入することにより、前記アルミニウム部材3a,3b が結合されるような構造であった。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の窓枠においては以下に記すような様々な問題点があ った。
【0011】 則ち、上記従来の窓枠は、一方のアルミニウム部材から挿入された螺杆を、直 交する他方のアルミニウム部材に設けられた係止片に係止させることにより、ア ルミニウム部材の結合を行っていたため、結合力が非常に弱いという問題点があ った。
【0012】 特に、前記の如く結合力が弱いと、配膳車の如くの移動体に取付られた開閉戸 の窓枠においては、該移動時における振動により前記窓枠の螺杆が緩むことによ って、窓枠がガタツキを生じるようになり、延いては該ガタツキにより軟質なア ルミニウムから成る前記係止片が塑性変形してしまうこととなり、再度螺杆を係 止させることができなくなるという問題点があった。
【0013】 また、前記の如くアルミニウム部材を簡易結合したものにおいては、軟質のア ルミニウム部材から成る窓枠は、僅かな外圧で破損してしまう危険性があった。
【0014】 このため、配膳車のような移動体において、開閉戸の窓枠をアルミニウム製と することは不向きとされ、一般的に該アルミニウム製の窓枠から成る開閉戸は配 膳車には採用されていなかった。
【0015】 しかしながら、軽量且つ加工性に優れ、生産コスト低減にも寄与するとともに 、配膳車の軽量化も叫ばれる中で、前記アルミニウム性の窓枠から成る開閉戸を 取付た配膳車を主流とすることが期待されていた。
【0016】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、アルミニウム製の中空角材を それぞれ結合して成る窓枠内にガラスやプラスチックを配した構造の配膳車用開 閉戸の前記窓枠を新規な構造とすることにより強度向上を図り、容易に変形する ことがないようにした窓枠構造を提供するものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本考案は、中空状のアルミニウム部材を各々結合して成る窓枠において、前記 アルミニウム部材の結合部に、該アルミニウム部材に穿孔された貫通孔と対応す る位置に形成された溝孔を有する不撓性部材を内装し、更に該不撓性部材を前記 貫通孔から挿入される螺杆により、接合するアルミニウム部材に締着して構成し たことを特徴とする窓枠構造を提供することにより、上記課題を達成するもので ある。
【0018】
【作用】
本考案における窓枠構造は、窓枠を構成するアルミニウム部材の結合力を向上 させることにより、配膳車のような移動体に取付ることで振動が伝播しても容易 に結合力が弱まることがないとともに、仮に結合力が弱まり窓枠にガタツキが生 じても、これにより窓枠が塑性変形することがないようになっている。
【0019】 則ち、アルミニウム部材の結合部(窓枠角部)に内装される不撓性部材(略L 字形状)に、互いに接合するアルミニウム部材の双方から螺杆を挿通する構造と することにより、該不撓性部材を介してアルミニウム部材が結合されるように働 くため、該アルミニウム部材の結合力が向上することとなる。
【0020】 なお、仮に前記螺杆が緩んでも、前記不撓性部材がアルミニウム部材内に内装 されているため、窓枠のガタツキが殆どなく、延いては前記不撓性部材がある程 度の肉厚を有することもあって、該不撓性部材及び窓枠自体がガタツキによる衝 撃で塑性変形することはない。
【0021】 また、前記不撓性部材は、中空状のアルミニウム部材内に配されることで前記 結合部の強度を向上させるようにも働く。
【0022】 なお、前記螺杆は、不撓性部材の溝孔に螺入させたり、側面壁から先端を突出 させ、ナット等に螺入させる等、様々な方法を採用可能であるが、例えば図5に 示すように結合するアルミニウム部材双方の側面壁から突出させた螺杆先端をL 字形状の連結金具に螺入させるとともに、該ネジ孔に形成された突出部をアルミ ニウム部材双方の貫通孔に係合させるようにすれば、貫通孔とネジ孔の重合が容 易に成され、螺杆をネジ孔に容易に螺入可能となるとともに、螺杆を締め付ける に伴い貫通孔に係止された前記突出部がアルミニウム部材双方をY1方向にそれ ぞれ移動させることとなり、アルミニウム部材の結合が強固なものとなる。
【0023】 この場合、不撓性部材が内装されていることにより、突出部が螺杆の締め付け によって貫通孔を圧潰してしまうことを防止することとなり、延いてはアルミニ ウム部材双方の結合力が向上することとなる。
【0024】
【実施例】
以下、本考案に係わる窓枠構造の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0025】 図1は本考案に係わる窓枠構造の実施例を示す一部破断正面図、図2は同実施 例における不撓性部材を示す正面図、図3は図2におけるY−Y´線断面図、図 4は図1におけるX−X´線断面図、図5は同実施例における螺杆取付箇所近傍 を示す拡大断面図、図6は他の実施例における結合部箇所を示す拡大図である。
【0026】 本考案に係わる窓枠20の特徴とするところは、中空状のアルミニウム部材2 0a,20a,20b,20bを各々結合して成る窓枠20における前記アルミ ニウム部材20a,20bの結合部26に、該アルミニウム部材20a,20b に穿孔された貫通孔27,28と対応する位置に形成された溝孔31を有する不 撓性部材30を内装し、更に該不撓性部材30を前記貫通孔27から挿入される 螺杆50により、接合するアルミニウム部材20a,20bに締着して構成した ことにある。
【0027】 図示しない配膳車に取付た場合に垂直配置となる前記アルミニウム部材20a ,20a、及び水平配置となる前記アルミニウム部材20b,20bは、中空状 のアルミ角材から成り、図1に示す如く両端はそれぞれ45度に切断され、互い に直交して接合するようになっているとともに、該アルミニウム部材20a,2 0bの両端近傍における側面壁23,25にはテーパ部27a,28aが形成さ れた貫通孔27,28が対向して穿孔されている。
【0028】 一方、前記アルミニウム部材20a,20bが接合する各結合部26(窓枠角 部箇所)には、不撓性部材30がそれぞれ内装され、接合するアルミニウム部材 20a,20bを連結している。
【0029】 該不撓性部材30は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等の合成樹脂から成り、図 2に示す如く略L字形状を呈しているとともに、アルミニウム部材20a,20 b内装時に前記貫通孔27,28と係合する箇所にはテーパ部33,33´が形 成されたU字状の溝孔31(図3参照)が形成されている。
【0030】 U字状を呈する前記溝孔31には、図1または図4に示すように貫通孔27か ら挿入された螺杆50が遊挿されるとともに、側面壁25に穿孔された前記貫通 孔28から突出した前記螺杆50先端は、連結金具40のネジ孔41に螺入され るようになっている。
【0031】 前記連結金具40は、金属長板をL型に屈曲せしめて成り、図5に示すように アルミニウム部材20a,20b双方の側面壁25,25に外部方向から当接さ れるようになっているとともに、前記ネジ孔41箇所に形成されたテーパ状を呈 する突出部45(ネジ孔41をボール盤等で切削加工するに際して形成されたバ リ、或いは予め突出成形したもの等)が貫通孔28のテーパ部28aに係合する ようになっている。
【0032】 このため、貫通孔28とネジ孔41の重合が容易に成され、螺杆50をネジ孔 41に容易に螺入可能となるとともに、螺杆50を締め付けるに伴い前記テーパ 部28aに係止された突出部45がアルミニウム部材20a,20bを結合部2 6方向(図5に示す矢印Y1方向)にそれぞれ移動させることとなり、該アルミ ニウム部材20a,20bの結合が強固なものとなる。
【0033】 この場合、不撓性部材30が内装されていることにより、突出部45が螺杆5 0の締め付けによって貫通孔28を圧潰してしまうことを防止することとなり、 延いてはアルミニウム部材20a,20bの結合力が向上することとなる。
【0034】 なお、開閉戸10は、上記の如くして構成された窓枠20内に、ガラス板やプ ラスチック板等から成る透明硬質板60,60を配することにより構成され(図 1または図4参照)、図示しない配膳車等に蝶着して使用される。
【0035】 なお、本考案に係わる前記窓枠20は、上記の如く構成されるものであるが、 これに限定されるものではなく、以下に記すように構成してもよい。
【0036】 例えば、図面によると前記螺杆50はネジ頭が丸形状の丸ネジが掲げられてい るが、ネジ頭が前記テーパ部27aに嵌合する皿ネジを採用するとネジ頭が突出 せず好ましい。
【0037】 また、L型形状を呈する前記連結金具40を用いれば、上述の如くアルミニウ ム部材20a,20bの結合が強固となり好ましいが、螺杆50をそれぞれ六角 ナット等と螺合させるようにしてもよい。
【0038】 更に、前記連結金具40に形成された溝孔31にネジ山を螺刻し、該溝孔31 に螺杆50をそれぞれ螺入するように構成することも可能である。
【0039】 また、前記不撓性部材30は、L字形状とすることが結合部26の強度上、及 びアルミニウム部材20a,20bの結合力上好ましいが、図6に示す如く直方 体形状の不撓性部材30´を結合部26に介在し、アルミニウム部材20a´, 20b´双方から前記不撓性部材30´に螺杆50´を螺入するような構成とす るものでもよい。
【0040】 この場合、螺杆50´先端を外部突出するようにし、上記の如く連結金具40 やナットを用いて該螺杆50´先端を係止させることも可能である。
【0041】 なお、前記の如く構成された窓枠20を有した開閉戸10は、振動する箇所や 開閉戸10の強度が要求される箇所において利用することが効果的であるが、一 般住宅の窓用として利用可能であることは言うまでもない。
【0042】
【考案の効果】
本考案に係わる窓枠構造は上記のように構成されているので以下に記載するよ うな効果を有する。
【0043】 (1)本考案に係わる窓枠構造は、窓枠を構成するアルミニウム部材の結合力 を向上させることにより、配膳車のような移動体に取付ることで振動が伝播して も容易に結合力が弱まることがないとともに、仮に結合力が弱まり窓枠にガタツ キが生じても、これにより窓枠が塑性変形することがないという優れた効果を有 する。
【0044】 (2)則ち、本考案における窓枠構造は、窓枠角部に位置するアルミニウム部 材の結合部に不撓性部材を内装し、互いに接合するアルミニウム部材の双方から 前記不撓性部材に螺杆を挿入する構造であるため、該不撓性部材を介してアルミ ニウム部材が結合されることとなり、延いては該アルミニウム部材の結合力が向 上するという優れた効果を有する。
【0045】 (3)また、前記螺杆が緩んでも、前記不撓性部材がアルミニウム部材内に内 装されているため、窓枠のガタツキが殆どなく、延いては前記不撓性部材がある 程度の肉厚を有することもあって、該不撓性部材及び窓枠自体がガタツキによる 衝撃で塑性変形することがないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる窓枠構造の実施例を示す一部破
断正面図。
【図2】同実施例における不撓性部材を示す正面図。
【図3】図2におけるY−Y´線断面図。
【図4】図1におけるX−X´線断面図。
【図5】同実施例における螺杆取付箇所近傍を示す拡大
断面図。
【図6】他の実施例における結合部箇所を示す拡大図。
【図7】従来の窓枠構造における結合部箇所を示す拡大
断面図。
【符号の説明】 10 開閉戸 20 窓枠 20a アルミニウム部材 20b アルミニウム部材 23 側面壁 25 側面壁 26 結合部 27 貫通孔 27a テーパ部 28 貫通孔 28a テーパ部 30 不撓性部材 31 溝孔 33 テーパ部 33´ テーパ部 40 連結金具 41 ネジ孔 45 突出部 50 螺杆 60 透明硬質板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状のアルミニウム部材を各々結合し
    て成る窓枠において、前記アルミニウム部材の結合部
    に、該アルミニウム部材に穿孔された貫通孔と対応する
    位置に形成された溝孔を有する不撓性部材を内装し、更
    に該不撓性部材を前記貫通孔から挿入される螺杆によ
    り、接合するアルミニウム部材に締着して構成したこと
    を特徴とする窓枠構造。
JP1991086528U 1991-10-23 1991-10-23 配膳車における開閉戸の戸枠構造 Expired - Fee Related JPH0754538Y2 (ja)

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5543270U (ja) * 1978-09-14 1980-03-21
JPH02130989U (ja) * 1989-04-05 1990-10-30

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