JPH0542572Y2 - - Google Patents

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JPH0542572Y2
JPH0542572Y2 JP1986160536U JP16053686U JPH0542572Y2 JP H0542572 Y2 JPH0542572 Y2 JP H0542572Y2 JP 1986160536 U JP1986160536 U JP 1986160536U JP 16053686 U JP16053686 U JP 16053686U JP H0542572 Y2 JPH0542572 Y2 JP H0542572Y2
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noise filter
power
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power cord
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はノイズの機器内への侵入および機器か
らの放出を適確に防ぐようにした電源コードに関
する。
〔背景技術〕
ノイズフイルタ付電源コードとして、例えば、
実願昭61−105969号(実開昭63−12177号)およ
び実願昭61−107522号(実開昭63−14375号)に
よつて提案されているものがある。このノイズフ
イルタ付電源コードは電源コードの一端に設けた
差込プラグの中に直列のインダクタンスおよび並
列キヤパシタンスより構成されるノイズフイルタ
素子を内蔵させたものであり、これによつて差込
プラグをプラグインする電源より侵入するノイズ
を遮断するようにしている。
第7図はその等価回路を示し、電源コード10
0は電源用線心110,120と、接地用線心1
30と、遮蔽層140を有し、その一端に差込プ
ラグ10を有する。差込プラグ10は電源用線心
110,120に接続されたプラグ刃1,2と、
接地用線心130に接続されたプラグ刃3を有
し、電源用線心110,120に直列にインダク
タンスLが、並列にキヤバシタンスCが挿入され
ている。遮蔽層140は一端で接地用線心130
に接続されており、他端において遮蔽用線心15
0となつている。電源用線心110,120、接
地用線心130、および遮蔽用線心150は電源
コード100の他端から機器の電源部へ伸びてい
る。
第8図は以上述べた電源コード100のノイズ
減衰特性を曲線Aで示している。曲線Bはノイズ
フイルタを有しない電源コードを示し、それと比
較してすぐれたノイズの遮断効果があることが判
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このノイズフイルタ付電源コードによ
れば、遮蔽層を有してはいるが、ノイズの周波数
が、例えば、3MHzを越えると遮蔽層の誘起電流
が線心に洩れることにより電源コードがアンテナ
となつて外部の輻射ノイズを受けたり、機器内の
ノイズを外部に輻射するという不都合がある。こ
れに対処するために、機器の電源部にノイズフイ
ルタを設けることも考えられるが、差込プラグ中
のノイズフイルタの周波数特性と一致しないとき
は有効に作用せず、また、部品点数の増加から機
器の小型化、コストダウンに限界を与えることに
なる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、機
器に負担をかけることなく、ノイズの機器内への
侵入および機器からの放出を適確に防止するた
め、少なくとも一対の電源用線心110,120
を有し、一端に一対の巻線52,53を巻回した
環状コア51からなるノイズフイルタ素子50を
内蔵した差込みプラグ10を設け、前記差込みプ
ラグ10を電源にプラグインして他端に位置する
電気機器に電力を供給する電源コードにおいて、 前記他端に前記一対の巻線52,53と同一の
巻き方向を有した一対の巻線420,430を巻
回した環状コア410からなる、前記差込みプラ
グ10に内蔵されたノイズフイルタ素子50と同
一の周波数特性を有した他のノイズフイルタ素子
400を絶縁性筐体500に収容して配置し、 前記他のノイズフイルタ素子400は前記電源
用線心110,120と前記電気機器に電力を供
給する電力供給線心110,120とに前記絶縁
性筐体500内で直列に接続されるとともに、前
記絶縁性筐体500と前記他端から前記電力供給
線心110,120にかけて施されるモールド保
護体200によつて保護された構成を有すること
を特徴とするノイズフイルタ付電源コード。
以下、本考案による電源コードを詳細に説明す
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を等価回路で示し、
第7図の等価回路におけるインダクタンスL、キ
ヤパシタンスCをL1,C1で示して第1のノイズ
フイルタとするとともに電源コード100の他端
にインダクタンスL2を設けて第2のノイズフイ
ルタを構成したものである。当然、キヤパシタン
スを並列に設けても良い。図示より明らかなよう
に、インダクタンスL2は電源用線心110,1
20に直列に挿入されている。また、インダクタ
ンスL1およびL2の周波数特性は同一であり、第
1図中のインダクタンスL1およびL2の左側の黒
点が示すように、L1及びL2はコイルの巻き方向
が同一である。
第2図は電源コード100の一端に設けられる
差込プラグを分解して示し、蓋部材20と、ベー
ス部材30と、底部材40より構成される。電源
コード100は電源用線心110,120と接地
用線心130と、遮蔽層140を有する。蓋部材
20は電源コード100の終端を受け入れるコー
ド受け入れ部21と、電源コード100の遮蔽層
140の終端を集束して案内する溝22およびそ
れを係止する係止部23と、後述する底部材40
と係合する係合凹部24およびロツク部25と、
接地用線心130の導体を導出する導出部26お
よび導出溝27と、蓋部材20と底部材40が嵌
合した外周に設ける遮蔽体(図示せず)を接続す
る接続凹部28と、内部へモールド樹脂を流入さ
せる樹脂流入部29を有する。また、ベース部材
30は周囲に突起31を有し、電源用プラグ刃
1,2および接地用プラグ刃3を固定し、一部に
接地用線心130の導体を引き出す切欠部32を
有する。ベース部材30の背面には、プラグ刃
1,2,3の接続用端部1a,2a,3aが突出
しており、また、接続用端部3aを囲む壁33
と、コンデンサー配置板35が設けられ、壁33
にはコンデンサー保持突起34が形成されてい
る。電源コード100の電源用線心110,12
0は前述したインダクタンスL1を形成するイン
ダクター50と、前述したキヤパシタンスC1を
構成するコンデンサー60に接続される。インダ
クター50は磁性コア51に2つのコイル52,
53を巻回して構成されており、コイル52,5
3は接続端部54,55,56,57を有し、コ
ンデンサー60は接続端部61,62を有する。
電源用線心110,120はインダクター50の
接続端部56,57と接続金具58,59を介し
て接続されている。次に、底部材40は電源コー
ド100を受け入れるコード受け入れ部41と、
前述した接続金具58,59を位置させる台部4
2と、前述した遮蔽層140の終端を集束して導
出する導出溝43と、前述したインダクター51
およびコンデンサー60を収容する素子収容部4
4と、蓋部材20を係合する弾性部片45および
そこに形成された突起46と、ベース部材30の
突起31に対応する溝47と、蓋部材20の形状
に対応する端部48を有する。
以上の構成において、インダクター50および
コンデンサー60の接続端部54,55および6
1,62をプラグ刃1,2の接続端部1a,2a
に接続し、かつ、接地用線心130の導体をプラ
グ刃3の接続端部3aに接続するとともにその終
端をベース部材30の切欠部32から引き出す。
このとき、コンデンサー60は、コンデンサー配
置板35上に位置し、突起34によつて安定に保
持されている。この状態で、電源コード100を
底部材40のコード受け入れ部41に位置させ、
ベース部材30の突起31を溝47に合わせ、接
続金具58,59を台部42に載せ、インダクタ
ー50とコンデンサー60を素子収容部44に収
容する。同時に、遮蔽層140の終端を集束して
導出溝43から外部に引き出し、蓋部材20を底
部材40に嵌むせる。このとき、弾性部片45は
拡開し、突起46がロツク部25に嵌合したと
き、弾性的に収縮してロツクされる。導出溝43
から引き出された遮蔽層140は溝22を経て係
止部23に係止され、切欠部32から引き出され
た接地用線心130の導体は導出部26から導出
溝27へ案内され、遮蔽層140は図示されてい
ない遮蔽体と接続される。この状態で全体をモー
ルド被覆すると、樹脂流入部29から内部へ樹脂
が流入して差込プラグ10が構成される。
第3図は電源コード100の他端に設けられる
インダクタンスL2より成る第2のノイズフイル
タを示す。つまり、一対の電源用線心110,1
20、接地用線心130、遮蔽層140を有する
電源コード100の終端にモールド保護体200
が形成されており、モールド保護体200の反対
側より電源用線心110,120(電力供給用線
心)、接地用線心130、遮蔽層140に接続さ
れた遮蔽用線心150が機器の電源部(図示せ
ず)へ伸びている。モールド保護体200は電源
コード100の終端を保護するコード保護部21
0と、後述する絶縁性筐体を保護する本体部22
0と、本体部220との間に所定の幅の溝230
を形成して設けられた板状の係止部240を有す
る。300は凹部310を有した機器の取付部を
示し、モールド保護体200の溝230に取付部
300を嵌合することにより凹部310にノイズ
フイルタ付電源コード100が固定される。
第4図は、第3図の実施例において、モールド
保護体200が形成される以前の状態を分解して
示すものであり、同一の引用数字は同一の部分を
示すので重複する説明は省略するが、ノイズフイ
ルタ素子400および絶縁性筐体500が新たに
図示されている。ノイズフイルタ素子400は磁
性コア410に一対のコイル420,430が巻
回されて形成されており、一対のコイル420,
430は接続用端部421,422および43
1,432を有する。また、絶縁性筐体500は
電源コード100の終端を受け入れて線心11
0,120,130,150を分岐するコード受
け入れ部510と、四方を壁521によつて囲ま
れ、4つのスリツト522,523,524,5
25を有し、かつ、リブ526,527によつて
補強された素子収容部520と、素子収容部52
0を囲むように形成された線心案内溝530を有
する。コード受け入れ部510は、上方において
連結部511で連結されており、また、線心案内
溝530の終端には一対の接続端子531(片方
のみ図示)が設けられている。
第5図は第4図の絶縁性筐体500を底面から
図示したものであり、素子収容部520の底部が
528として示され、その両側に他の線心案内溝
540が前述した線心案内溝530と層状に形成
されている。線心案内溝540の外壁541に
は、スリツト542を設けることによつて弾性部
543が形成されており、その内壁部544は他
の壁面545より厚くなるように突出して構成さ
れている。
再び、第4図に戻ると、電源コード100の遮
蔽層140は集束されて集束線140Aとなつて
おり、接続端子141によつて遮蔽用線心150
の導体と接続され、その外部より熱収縮性チユー
ブ142によつて被覆されている。また、電源コ
ード100の電源用線心110,120にノイズ
フイルタ素子140を介して接続される他の電源
用線心110,120が絶縁性筐体500の右側
上方に準備されている。
第6図は電源コード100と絶縁性筐体500
に収容されたノイズフイルタ素子400を電気的
に接続し、かつ、所定の位置関係で組み立てた状
態を示し、絶縁性筐体500のコード受け入れ部
510の反対側に、電源用線心110,120を
機器の電源部へ向けて引き出す線心引出部550
が形成されており、線心引出部550には接続端
子551が設けられている。
以上の構成において、電源コード100の終端
で電源用線心110,120、接地用線心130
を分岐し、かつ、遮蔽層140を集束して遮蔽用
線心150に接続する。電源コード100の終端
をコード受け入れ部510に位置させ、かつ、電
源用線心110,120を線心案内溝530へ、
また、接地用線心130、遮蔽用線心150を線
心案内溝540へ挿入する。同時に、素子収容部
520にノイズフイルタ素子400を収容し、ス
リツト522,523,524,525にコイル
420,430の端部421,422,431,
432を嵌合し、接続端子531によつて電源用
線心110とコイル430の端部432、および
電源用線心120とコイル420の端部422を
接続し、また、接続端子551によつてコイル4
20,430の端部421,431と他に準備し
た電源用線心110,120を接続する。この
後、モールド保護体200を形成することにより
ノイズフイルタ付電源コードが得られる。
差込プラグ10において、コンデンサー60の
キヤパシタンスC1は0.033〜0.1μFであり、インダ
クター50のインダクタンスL1は約0.5mHであ
る。
以上説明した通り、電源コードのノイズの減衰
特性を測定したところ、第8図の曲線Cで示す結
果が得られた。この結果によれば、周波数が3〜
40MHzにおいても良好な特性が得られる。尚、測
定は米国FCC法に基づいて行われた。
以上の実施例では、機器側に設けたノイズフイ
ルタはコイルだけで構成されるものとしたが、コ
イルとコンデンサを組み合わせたものを使用する
と更に特性が向上する。この場合、絶縁筐体はコ
ンデンサを収容する部分を有することになる。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、本考案の電源コートによれ
ば、一端に設けた差込プラグに第1のノイズフイ
ルタを内蔵させるとともに、他端に第2のノイズ
フイルタを設けたため、機器に負担をかけること
なくノイズの機器内への侵入および機器からの放
出を適格に防止することができる。つまり、差込
プラグがプラグインされる電源に重畳したノイズ
は差込プラグに内蔵したノイズフイルタによつて
減衰させ、電源コードの外部から侵入する輻射ノ
イズは電源コードの遮蔽層で遮蔽し、遮蔽体に誘
起されるノイズが電源用線心に漏れたとしても他
端に設けたノイズフイルタで減衰させる。また、
機器内で発生したノイズは前記他端に設けたノイ
ズフイルタで減衰させられるので、外部への輻射
はなくなる。特に、第1と第2のノイズフイルタ
素子はともに環状コアに1対の巻線を巻回して構
成されているので周波数特性を簡単に一致させる
ことができる。また、第2のノイズフイルタ素子
は絶縁性筐体に収容され、かつ、モールド体によ
つて保護されているので、破損する恐れがなく、
電気機器側では何らの部品をも必要とせず、小型
化、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図より第6図は本考案の一実施例を示し、
第1図は等価回路を示す説明図、第2図は一端に
設けられた差込プラグを示す分解斜視図、第3図
は他端に設けられたノイズフイルタを示す斜視
図、第4図は分解斜視図、第5図は第4図の筐体
を示す第3図の分解斜視図、第5図は第4図の筐
体を示す斜視図、第6図は組立状態を示す斜視
図、第7図は従来のノイズフイルタ付電源コード
の等価回路を示す説明図、第8図は本考案と従来
の特性を示す説明図。 符号の説明、10……差込プラグ、20……蓋
部材、30……ベース部材、40……底部材、5
0……インダクター、60……コンデンサー、1
00……電源コード、110,120……電源用
線心、130……接地用線心、140……遮蔽
層、150……遮蔽用線心、200……モールド
保護体、210……コード保護部、220……本
体部、230……溝、240……係止部、300
……機器取付部、400……ノイズフイルタ素
子、500……絶縁性筐体、510……コード受
け入れ部、520……素子収容部、530,54
0……線心案内部、550……線心引出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも一対の電源用線心110,120を
    有し、一端に一対の巻線52,53を巻回した環
    状コア51からなるノイズフイルタ素子50を内
    蔵した差込みプラグ10を設け、前記差込みプラ
    グ10を電源にプラグインして他端に位置する電
    気機器に電力を供給する電源コードにおいて、 前記他端に前記一対の巻線52,53と同一の
    巻き方向を有した一対の巻線420,430を巻
    回した環状コア410からなる、前記差込みプラ
    グ10に内蔵されたノイズフイルタ素子50と同
    一の周波数特性を有した他のノイズフイルタ素子
    400を絶縁性筐体500に収容して配置し、 前記他のノイズフイルタ素子400は前記電源
    用線心110,120と前記電気機器に電力を供
    給する電力供給線心110,120とに前記絶縁
    性筐体500内で直列に接続されるとともに、前
    記絶縁性筐体500と前記他端から前記電力供給
    線心110,120にかけて施されるモールド保
    護体200によつて保護された構成を有すること
    を特徴とするノイズフイルタ付電源コード。
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