JPH0542772U - 電磁クラツチの励磁装置 - Google Patents

電磁クラツチの励磁装置

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JPH0542772U
JPH0542772U JP10068291U JP10068291U JPH0542772U JP H0542772 U JPH0542772 U JP H0542772U JP 10068291 U JP10068291 U JP 10068291U JP 10068291 U JP10068291 U JP 10068291U JP H0542772 U JPH0542772 U JP H0542772U
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coil
coil bobbin
electromagnetic
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electromagnetic coil
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知也 長谷川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 励磁装置の組み立て作業を容易にして、電磁
クラッチの生産性向上を図る。 【構成】 予め多条巻回された電磁コイル11が、コイ
ルボビン12内に嵌合されている。また、電磁コイル1
1の電源側端部11aは、コイルボビン12の端子収納
部12c内に後付けされている。電磁コイル11のアー
ス側端部11bは、コイルボビン12の突出部12d内
に導電部材18で固定されている。この導電部材18が
嵌合されたコイルボビン12の突出部12dは、フィー
ルドコア10の凹部10c内に圧入されているので、電
磁コイル11のアース側端部11bとフィールドコア1
0が導通されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電磁クラッチの励磁装置に関するものであり、特に電磁コイルの アース側端部の接地固定に関する。
【従来の技術】
従来、アース側となる電磁コイルの端部の接地固定構造としては、フィールド コアの底部に塑性加工した突部を形成し、この突部に電磁コイルの端部に固定さ れた圧着端子を嵌合した後、突部を塑性変形することにより電磁コイルの端部を フィールドコアに接地固定することが実施されている(実公昭58−32021 号公報参照)。
【0002】 近年、このようなアース側となる電磁コイルの端部の接地固定をフィールドコ アの環状溝内で行なうことが要求されており、外部に露出する電磁コイル端部の 断線や腐食の問題を一掃することが急務となっている。 実開平2−62125号公報で提案された電磁クラッチの励磁装置では、外径 方向に開口した断面略コ字状を呈する環状なコイルボビンの一方側板に円筒状突 出部を設け、巻始め端部をコイル引き出し口から引き出した状態で電磁コイルを コイルボビンの環状溝に多条巻回している。そして、電磁コイルの巻終わり端部 はリード線と結線され、また電磁コイルの巻始め端部は、コイルボビンの突出部 に巻き付けられこの突出部に嵌合されるひょうたん形端子で固定されている。
【0003】 電磁コイルが多条巻回されたコイルボビンは、フィールドコアの環状溝内に挿 入され、これと同時にリード線は、フィールドコアの底部に穿設されたリード線 引き出し口に圧入されたグロメットの通し口から外部に引き出される。またコイ ルボビンの突出部に嵌合された端子は、フィールドコアの底部に塑性加工された 凹部に挿入される。 このような構造とすることにより、電磁コイルの端部はフィールドコアの環状 溝内で接地固定され、従来の断線や腐食の問題が解決されている。
【0004】 しかしながらこのような構造では、電磁コイルの巻始め端部をコイルボビンの 一方の側板に穿設したコイル引き出し口から引き出して、コイルボビンの突出部 に巻き付けている。 一方、このようなコイルボビンに多条巻回された電磁コイルの巻終わり端部は 、リード線と結線されるとともに継絶テープにより仮固定される。 そして、リード線をフィールドコアの底部に穿設したリード線引き出し口から 引き出しながら、コイルボビンはフィールドコアの環状溝内に挿入されている。 挿入した後は、絶縁樹脂が注入されて硬化処理されている。
【0005】 したがって、コイルボビンをフィールドコアの環状溝内に挿入するとき、端子 をフィールドコアの凹部に位置合わせしながらリード線を外部に引き出さなけれ ばならず、また、絶縁樹脂による硬化処理が必要なため、作業が困難となり生産 性の向上を図ることができない。 この考案では、このような励磁装置の組み立て作業を容易とし、以って電磁ク ラッチの生産性向上が図れるようにすることを目的とする。
【0006】 出願人はこのような目的を達成するために、電磁クラッチの励磁装置を、予め リング状に多条巻回された自己融着性の電磁コイルと、この電磁コイルが収納さ れる環状溝が形成された断面略コ字状を呈する環状部材からなり、底部にはコイ ル引き出し口が穿設された端子収納部とこの端子収納部と同様にコイル引き出し 口が形成された円筒状の突出部とが形成されたコイルボビンと、このコイルボビ ンの環状溝と同方向に開口した環状溝が形成された断面略コ字状を呈する環状部 材からなり、コイルボビンが環状溝に圧入されるとともに底部にはコイルボビン の端子収納部が挿入される貫通孔とコイルボビンの突出部が嵌合される凹部が形 成されたフィールドコアと、このフィールドコアの環状溝内に圧入固定され環状 溝の開口部を閉塞するコイルカバーと、コイルボビンの端子収納部内に引き出さ れた電磁コイルの電源側端部と結線されこの端子収納部から外部に引き出された リード線と、端子収納部を閉塞する端子カバーと、電磁コイルのアース側端部が 挿入されてコイルボビンの突出部に嵌合された導電部材とを備えた構成とし、フ ィールドコアの凹部内に電磁コイルのアース側端部を接地固定するようにした。
【0007】
【作用】
予め多条巻回された電磁コイルはコイルボビンの環状溝内に収納され、電源側 端部が端子収納部内に引き出されるとともにアース側端部が円筒状突出部内に挿 入される。またアース側端部は、導電部材により突出部内に固定される。そして 、コイルボビンをフィールドコアの環状溝内に嵌合した後、フィールドコア底部 から外側に突出したコイルボビンの端子収納部において、電磁コイルの電源側端 部とリード線が結線される。
【0008】
【実施例】
図1乃至図5は本考案の電磁クラッチの励磁装置を示したものであり、図1は 図2のI−I線断面である電磁クラッチの断面図、図2は図1の電磁クラッチの背 面図、図3は端子カバーを破断して示す端子収納部の平面図、図4は図3のIV− IV線断面図、図5は電磁コイルのアース側端部部分の断面図である。 これら図面に示された電磁クラッチの励磁装置のうち、まず周知な電磁クラッ チの構造について説明する。 電磁クラッチ1は、カーエアコン用圧縮機2に装着されており、エンジンの回 転を圧縮機2の回転軸3に伝達したり、その伝達を遮断したりする継手として構 成されている。 圧縮機2の円筒部には、軸受を介してロータ4が回転自在に支持されている。 このロータ4は断面コ字状を呈する環状部材であり、外周には板金プーリ5が溶 着固定されている。そして、ロータ4の環状溝4a内には、圧縮機2に固定され た(後述する)励磁装置6が嵌合されている。
【0009】 ロータ4の摩擦面と所定の空隙Sを形成して対向したアーマチュア7は、圧縮 機2の回転軸3に軸装されたアーマチュアハブ8に板ばね9により弾性支持され ている。 励磁装置6は、断面略コ字状を呈する形状のフィールドコア10と、このフィ ールドコア10の環状溝10a内に組み込まれた電磁コイル11とを備えている 。 電磁コイル11は、断面略コ字状を呈する形状のコイルボビン12とこのコ イルボビン12と同様な形状からなるコイルカバー13とで完全に外部から閉塞 された構造である。
【0010】 また、コイルボビン12の底部に穿設された一対のコイル引き出し口12a・ 12bのうち、フィールドコア10の底部に穿設した貫通孔10bから突出した 端子収納部12cに開口した引き出し口12aには、電磁コイル11の電源側端 部11aが挿入され、端子収納部12c内において端部11aとリード線14と が圧着端子15により結線されている。そして、この端子収納部12cには端子 カバー16が被冠されており、リード線14と電磁コイル11の端部11aとの 結線部分が外部から閉塞されている。なお、符号17(図3参照)はゴムブッシ ュであり、端子収納部12cの壁面と端子カバー16の壁面との間に挾み込まれ ることにより、リード線14に作用する負荷を押えるものである(実開平2−7 2821号公報参照)。
【0011】 次に、この考案の要部となる電磁コイル11のアース側端部11bの接地固定 構造について説明する。 電磁コイル11のアース側端部11bは、コイルボビン12の円筒状突出部1 2dに穿設されたコイル引き出し口12bに挿入され、突出部12dの開口部に 嵌合された断面U字状を呈する形状のリング状導電部材18のコイル通し口内に 挿入されている。また導電部材18の外周は、フィールドコア10の凹部10c 内に圧入嵌合されている。そして、このような構造とすることにより、電磁コイ ル11のアース側端部11bが、フィールドコア10の環状溝10a内で導通さ れ接地固定されている。
【0012】 次に、励磁装置6の組立手順を説明する。まず予め多条巻回された自己融着性 の電磁コイル11をコイルボビン12の環状溝内に嵌合すると同時に、電磁コイ ル11の電源側端部11aはコイルボビン12の端子収納部12c内に引き出し 、また電磁コイル11のアース側端部11bはコイルボビン12の突出部12d 内に挿入する。 そして、電磁コイル11のアース側端部11bをコイル通し口内に挿通しなが ら、導電部材18をコイルボビン12の突出部12dの開口部に圧入嵌合する。 このとき、導電部材18より外側に突出した電磁コイル11のアース側端部11 bは、ニッパーなどの工具により切り落とされる。
【0013】 このようにして組立てられたコイルボビン組立体(コイルボビン12・電磁コ イル11・導電部材18)は、コイルボビン12の端子収納部12cをフィール ドコア10の貫通孔10bに挿通しながらコイルボビン組立体をフィールドコア 10の環状溝10a内に嵌合する。このようにして嵌合すれば、コイルボビン1 2の突出部12dはフィールドコア10の凹部10c内に嵌合される。 次に、コイルボビン12より露出した電磁コイル11にコイルカバー13を被 冠した後、フィールドコア10の開口端部をかしめ加工することにより、コイル カバー13の開口端部をコイルボビン12の開口端部にくさび作用により喰い込 ませる。
【0014】 コイルボビン12とコイルカバー13とにより電磁コイル11を外部から完全 に閉塞した後は、コイルボビン12の端子収納部12c内に引き出された電磁コ イル11の電源側端部11aとリード線14とを圧着端子15で結線し、この結 線部分を端子収納部12c内に収納する。 そして、リード線14に嵌合したゴムブッシュ17を端子収納部12cの周壁 に突き当てた状態で、端子収納部12cに端子カバー16を被冠する。端子カバ ー16をフィールドコア10に固着することにより、結線部分が外部から完全に 閉塞される。
【0015】 以上のような構造からなる電磁クラッチの励磁装置では、ロータ4に溶着され たプーリ5とエンジン側のクランクプーリとにベルトが張架されるので、エンジ ンの回転がロータ4に伝達されている。ここで励磁装置6の電磁コイル11に通 電して、アーマチュア7をロータ4に磁気吸着すれば、これら部材とともに圧縮 機2の回転軸3は回転する。電磁コイル11への通電を断てば、アーマチュア7 は板ばね9によりロータ4から空隙Sだけ後退するので、圧縮機2の回転軸3へ の回転伝達は遮断される。
【0016】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、この考案の電磁クラッチの励磁装置では、予めリ ング状に多条巻回された自己融着性の電磁コイルをコイルボビンの環状溝内に嵌 合し、コイルボビンの円筒状突出部内に引き出された電磁コイルのアース側端部 を、その引き出された突出部において導電部材と一体化するとともに、電磁コイ ルの電源側端部はフィールドコアの環状溝の外側となるコイルボビンの端子収納 部でリード線と後付けされる構造としたので、従来のような電磁コイルのアース 側端部をコイルボビンの側板に形成した引き出し口から引き出した後、電磁コイ ルをコイルボビンに巻線するとか、電磁コイルの電源側端部に結線されたリード 線をフィールドコアの環状溝内から外部に引き出すなどの作業がなくなり、組立 作業が容易となって電磁クラッチの生産性向上が図れる。
【0017】 また、コイルボビンに嵌合された電磁コイルに、フィールドコアの環状溝の開 口側に圧入されるコイルカバーを被冠することにより電磁コイルを外部と完全に 閉塞したので、従来のようなフィールドコアの環状溝内への絶縁樹脂の注入作業 がなくなり、電磁クラッチの生産性をより向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2のI−I線断面に対応する電磁クラッチの断
面図である。
【図2】図1の電磁クラッチの背面図である。
【図3】端子カバーを破断して示した端子収納部の平面
図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】電磁コイルのアース側端部部分の断面図であ
る。
【符号の説明】
6 励磁装置 10 フィールドコア 11 電磁コイル 12 コイルボビン 12c 端子収納部 13 コイルカバー 18 導電部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めリング状に多条巻回された自己融着
    性の電磁コイルと、この電磁コイルが収納される環状溝
    が形成された断面略コ字状を呈する環状部材からなり、
    底部にはコイル引き出し口が穿設された端子収納部とこ
    の端子収納部と同様にコイル引き出し口が形成された円
    筒状の突出部とが形成されたコイルボビンと、このコイ
    ルボビンの環状溝と同方向に開口した環状溝が形成され
    た断面略コ字状を呈する環状部材からなり、前記コイル
    ボビンが前記環状溝に圧入されるとともに底部には前記
    コイルボビンの端子収納部が挿入される貫通孔と前記コ
    イルボビンの突出部が嵌合される凹部が形成されたフィ
    ールドコアと、このフィールドコアの環状溝内に圧入固
    定され前記環状溝の開口部を閉塞するコイルカバーと、
    前記コイルボビンの端子収納部内に引き出された前記電
    磁コイルの電源側端部と結線されこの端子収納部から外
    部に引き出されたリード線と、前記端子収納部を閉塞す
    る端子カバーと、前記電磁コイルのアース側端部が挿入
    されて前記コイルボビンの突出部に嵌合された導電部材
    とを備え、前記フィールドコアの凹部内に前記電磁コイ
    ルのアース側端部を接地固定したことを特徴とする電磁
    クラッチの励磁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117028415A (zh) * 2023-08-22 2023-11-10 珠海格力电器股份有限公司 一种磁悬浮轴承定子及磁悬浮轴承

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0262125U (ja) * 1988-10-31 1990-05-09
JPH0272821U (ja) * 1988-11-24 1990-06-04

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