JPH0543900Y2 - - Google Patents

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JPH0543900Y2
JPH0543900Y2 JP1986164274U JP16427486U JPH0543900Y2 JP H0543900 Y2 JPH0543900 Y2 JP H0543900Y2 JP 1986164274 U JP1986164274 U JP 1986164274U JP 16427486 U JP16427486 U JP 16427486U JP H0543900 Y2 JPH0543900 Y2 JP H0543900Y2
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furnace
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temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、浸漬塗装、電着塗装、スプレー塗装
等によつて水性塗料を塗装した被塗物を加熱乾燥
させる塗装用乾燥炉の改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
第4図に示すこの種従来の塗装用乾燥炉1は、
例えば塗装槽2で塗料温度が25℃〜30℃の水性塗
料を浸漬塗装してセツテイングルーム3内を搬送
されて来る被塗物4,4……の塗膜を加熱して乾
燥させるように成されており、当該乾燥炉1内は
被塗物4の塗膜から蒸発した水や溶剤等によつて
高温多湿な雰囲気となつている。
ところで、乾燥炉1とセツテイングルーム3の
間にはエアカーテン5が設けられているが、この
エアカーテン5があつても乾燥炉1内から水蒸気
や溶剤蒸気を飽和状態に近いほど多量に含んだ高
温(例えば、150〜180℃)の空気が流出してセツ
テイングルーム3内に流入し、当該セツテイング
ルーム3内の温度が約30〜60℃に上昇して、湿度
も非常に高い状態となる。
このようなセツテイングルーム3内に当該セツ
テイングルーム3内の空気の露点温度よりも低い
温度の被塗物4を搬入すると、当該被塗物4の表
面に結露が生じ、当該結露中に含まれた水又は溶
剤成分がせつかく形成した塗膜を洗い落として塗
膜がなくなつてしまうというベーパーウオツシユ
現象を生ずる弊害があつた。
特に、冬期においては、塗装槽2で塗料温度が
25℃〜30℃の水性塗料を浸漬塗装してセツテイン
グルーム3内に搬入される被塗物4の温度が、セ
ツテイングルーム3の前半部分においては冬期外
気温が低いことにより、5℃〜15℃程度のルーム
内雰囲気となつている所を通過する際に冷やさ
れ、セツテイングルーム3の後半部分においては
乾燥炉1から流出した炉内空気で高温多湿な状態
となつている雰囲気を通過する際に露点温度より
も確実に低い被塗物4の表面には殆ど例外なく結
露を生じていた。また、セツテイングルーム3内
で被塗物4の塗膜から水や溶剤が充分に蒸発しき
らず、更に結露により濡れた状態の塗膜のままで
被塗物4が高温の乾燥炉1内に搬入されるため
に、塗膜中の水や溶剤等が一気に蒸発してワキや
発泡等の塗膜不良が生じるという問題があつた。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、高温多湿な炉内空気がセツテ
イングルーム内に流入することを効果的に阻止し
且つ新鮮空気を導入して、当該セツテイングルー
ム内を搬送される被塗物の表面に結露が生じるこ
とを防止すると共に、ワキや発泡等の塗膜不良が
生じることのない塗装用乾燥炉を提供することを
目的とする。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために、本考案は、水性塗
料で塗装してセツテイングルーム内を搬送されて
来る被塗物を加熱乾燥させる塗装用乾燥炉におい
て、炉体が山形炉に形成されてその出入口が炉本
体よりも下方に設けられ、炉体の入口と炉本体と
の間に当該炉本体内から流出する炉内空気を吸引
排出させる排気ダクトが被塗物の搬送範囲上から
外れた位置に開口形成されると共に、前記セツテ
イングルームには、当該セツテイングルーム内の
温度を塗装温度と略一定に維持する新鮮空気を導
入して前記炉本体側に向かつて空気流を生じさせ
る新鮮空気導入用の給気ダクトが設けられている
ことを特徴とする。
〔考案の作用〕
本考案による塗装用乾燥炉は、まず炉体が山形
炉に形成されてその出入口が炉本体よりも下方に
設けられているから、炉本体内から流出する高温
多湿の炉内空気が炉体の入口と炉本体との間にか
たまつて滞留する。また、セツテイングルームに
設けた給気ダクトから新鮮空気を導入してセツテ
イングルーム内から炉本体側に向かう空気の流れ
を生じさせるから、炉本体から流出した炉内空気
がセツテイングルーム側へ拡散することなく炉本
体側に集められる。
そして、このように炉本体から流出して滞留し
集められた炉内空気が、炉体の入口と炉本体との
間に設けられた排気ダクトで吸引排出される。
これにより、炉本体から流出した高温多湿な炉
内空気がセツテイングルーム内へ流入することを
効果的に防止でき、当該セツテイングルーム内を
搬送される被塗物の表面に結露が生ずることを確
実に防止できる。
このとき、排気ダクトに水蒸気や溶剤蒸気を多
量に含んだ高温の空気が流入するので、その開口
部には結露物やヤニが付着するが、排気ダクトは
被塗物の搬送範囲上から外れた位置に開口形成さ
れているので、搬送されてくる被塗物に結露物や
ヤニが落下して塗装不良を生ずることもない。
また、炉体の入口と炉本体との間に滞留する高
温多湿の炉内空気が常に排気ダクトにより吸引排
出されているから、そこを搬送される被塗物の表
面に結露が生じることもない。
更に、セツテイングルーム内へは常に新鮮空気
が導入されてそこを搬送される被塗物の塗膜から
水や溶剤成分が予め充分に蒸発し、塗膜上に結露
を生じるともないから、被塗物の塗膜がほぼ乾い
た状態で乾燥炉内へ搬入され、したがつて塗膜上
にワキや発泡等の塗膜不良が生じることもない。
更にまた、給気ダクトからセツテイングルーム
内に導入される新鮮空気によつて、セツテイング
ルームが塗装温度と略等しい程度に維持されるの
で、冬期においてもセツテイングルームに搬送さ
れる被塗物の温度が極端に低くならず、したがつ
て、比較的温度の高い炉体の入口側にきた時にも
被塗物の表面に結露が生ずることがなく、塗膜不
良の原因となるベーパーウオツシユ現象の発生を
確実に防止することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は本考案による塗装用乾燥炉の一例を示
す説明図である。
なお、第4図と共通部分については同一符号を
付して詳細説明を省略する。
本考案においては、乾燥炉1の炉体が山形炉に
形成されて、その入口6及び出口(図示せず)が
炉本体1aよりも下方に設けられ、入口6と炉本
体1aとの間に当該炉本体1aから流出する炉内
空気を吸引排出させる排気ダクト7が設けられる
と共に、塗装槽2で水性塗料を浸漬塗装した被塗
物4が搬送されるセツテイングルーム3には当該
セツテイングルーム3内から炉本体1a側に向か
う空気の流れを生じさせる新鮮空気導入用の給気
ダクト8が設けられている。
なお、排気ダクト7は、炉本体1aの床面9よ
りも高い位置で炉体内に開口接続されて、炉本体
1a内から流出する高温多湿の炉内空気を排気フ
アン11で吸引排出すると共に、排出した高温
(例えば、約150℃程度)の空気を熱交換器12内
に送り込んで、給気フアン13を介装した給気ダ
クト8からセツテイングルーム3内に導入される
新鮮空気を約25℃〜35℃程度に加熱するように成
されている。
また、排気ダクトの開口位置は、第2図乃至第
3図に示すように、炉内に付着する結露物やヤニ
等が落下して被塗物4を汚損することのないよう
に、開口部が被塗物4の搬送範囲上から外れた位
置に形成されている。
しかして、第4図に示す塗装槽2で浸漬塗装し
た被塗物4を150〜180℃の高温で加熱乾燥させて
当該被塗物4の塗膜から多量に蒸発する水や溶剤
によつて高温多湿の雰囲気となつた乾燥炉1の炉
本体1a内から、水蒸気、溶剤蒸気を多量に含む
炉内空気が流出すると、当該空気が排気ダクト7
によつて外部に吸引排出される。
このとき、山形炉に形成された乾燥炉1の炉本
体1a内から流出した比重の軽い炉内空気は、入
口6と炉本体1aとの間の上方にかたまつて滞留
するから、炉本体1aの床面9より高い位置で炉
体内に開口接続した排気ダクト7によつて効率良
く吸引排出される。
これにより、入口6と炉本体1aとの間の湿度
が大幅に低下するので、そこを搬送される被塗物
4の表面に結露を生じることが確実に防止され、
このとき、排気ダクトの開口部に結露物やヤニが
付着するが、排気ダクトは被塗物の搬送範囲上か
ら外れた位置に開口形成されているので、搬送さ
れてくる被塗物に結露物やヤニが落下して塗装不
良を生ずることもない。
また、給気ダクト8からはセツテイングルーム
3内に新鮮空気が導入されて、当該セツテイング
ルーム3内が陽圧状態になり、セツテイングルー
ム3内から炉本体1a側に向かう空気の流れが生
じているから、炉本体1aから流出した炉内空気
がセツテイングルーム3側へ拡散するのを阻止で
きると同時に、流出した炉内空気を排気ダクト7
側に集めて効果的に吸引排出させることができ
る。
これにより、炉本体1a内から流出する高温多
湿の炉内空気がセツテイングルーム3内に流入し
て当該セツテイングルーム3内を搬送される被塗
物4の表面に結露を生ずるという弊害が確実に防
止され、結露中に含まれた水又は溶剤成分によつ
て生ずるベーパーウオツシユ現象の問題を解消す
ることができる。
また、セツテイングルーム3内へは常に新鮮空
気が導入されて、そこを搬送される被塗物4の塗
膜から水や溶剤成分が予め充分に蒸発し、セツテ
イングルーム3内や炉体の入口6から炉本体1a
内へ搬送される間において被塗物4の塗膜上に結
露を生じることもないから、被塗物4の塗膜がほ
ぼ乾燥した状態で炉本体1a内へ搬入され、した
がつて塗膜上にワキや発泡等の塗膜不良を生じる
こともない。
更に、給気ダクト8からセツテイングルーム3
内に導入される新鮮空気は、排気ダクト7から排
出される約150℃程度の高温の空気との熱交換に
よつて、塗装槽2の塗料温度と略等しい25℃〜35
℃程度に維持されているので、冬期においても塗
装槽2で浸漬塗装してセツテイングルーム3内に
搬送される被塗物の温度が10℃以下にならず、し
たがつて、比較的温度の高い炉体の入口6側にき
た時にも被塗物の表面に結露が生ずることがな
く、塗膜不良の原因となるベーパーウオツシユ現
象の発生を確実に防止することができる。
なお、給気ダクト8からセツテイングルーム3
内に導入する新鮮空気を除湿しておけば、結露の
発生を更に確実に防止できる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、乾燥炉の
炉本体から流出した高温多湿の炉内空気がセツテ
イングルーム内に流入することを効果的に阻止し
て、当該セツテイングルーム内を搬送される被塗
物の表面に結露が生ずることを確実に防止するこ
とができるという効果があり、水性塗料で塗装さ
れた被塗物の表面が結露中に含まれた水又は溶剤
成分によつて洗い落とされるベーパーウオツシユ
現象の発生を未然に防止することができる。
また、炉体の入口と炉本体との間に滞留する高
温多湿の炉内空気が常に排気ダクトにより吸引排
出されているから、そこを搬送される被塗物の表
面に結露を生じることもない。
更に、セツテイングルーム内へは常に新鮮空気
が導入されてそこを搬送される被塗物の塗膜から
水や溶剤成分が予め充分に蒸発し、塗膜上に結露
を生じることもないから、被塗物の塗膜がほぼ乾
いた状態で乾燥炉内へ搬入され、したがつて塗膜
上にワキや発泡等の塗膜不良が生じることもな
い。
更にまた、セツテイングルーム内へ導入される
新鮮空気は、塗装槽内の塗料温度と略等しい温度
に加熱され、冬期においてもセツテイングルーム
内を搬送される被塗物の温度が極端に低くならな
いので、比較的湿度の高い炉体の入口に来たとき
にも、被塗物の表面に結露を生ずることがなく、
塗膜不良の原因となるベーパーウオツシユ現象の
発生が確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による塗装用乾燥炉の一例を示
す説明図、第2図乃至第3図はそのA−A線断面
図、第4図は従来技術の説明図である。 符号の説明、1……乾燥炉、1a……炉本体、
2……塗装槽、3……セツテイングルーム、4…
…被塗物、6……入口、7……排気ダクト、8…
…給気ダクト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水性塗料で塗装してセツテイングルーム3内を
    搬送されて来る被塗物4を加熱乾燥させる塗装用
    乾燥炉において、炉体が山形炉に形成されてその
    出入口が炉本体1aよりも下方に設けられ、炉体
    の入口6と炉本体1aとの間に当該炉本体1a内
    から流出する炉内空気を吸引排出させる排気ダク
    ト7が被塗物4の搬送範囲上から外れた位置に開
    口形成されると共に、前記セツテイングルーム3
    には、当該セツテイングルーム3内の温度を塗装
    温度と略一定に維持する新鮮空気を導入して前記
    炉本体1a側に向かつて空気流を生じさせる新鮮
    空気導入用の給気ダクト8が設けられていること
    を特徴とする塗装用乾燥炉。
JP1986164274U 1986-10-28 1986-10-28 Expired - Lifetime JPH0543900Y2 (ja)

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JP1986164274U JPH0543900Y2 (ja) 1986-10-28 1986-10-28

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JPS6369586U JPS6369586U (ja) 1988-05-10
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