JPH0543909A - プラズマ切断用電極材料 - Google Patents
プラズマ切断用電極材料Info
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- JPH0543909A JPH0543909A JP19926091A JP19926091A JPH0543909A JP H0543909 A JPH0543909 A JP H0543909A JP 19926091 A JP19926091 A JP 19926091A JP 19926091 A JP19926091 A JP 19926091A JP H0543909 A JPH0543909 A JP H0543909A
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Landscapes
- Conductive Materials (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 酸化雰囲気中で使用されるプラズマ切断用電
極材料において、コストが低く、放電特性が安定してお
り、消耗量が少なく、機械的強度も高い高性能な電極材
料を提供することにある。 【構成】 電極材料2aは、高温耐酸化性に優れている
ルテニウム(Ru)に、放電特性に優れ、融点も高い酸
化ランタン(La2O3)および酸化セリウム(Ce
O2)の少なくとも1種類を略20〜70容量%混合し
た焼結体である。この焼結体を、銅製のチップホルダー
に圧入し、電極2とする。この電極は、従来に比べ、耐
消耗性、放電特性に優れているため、切断スピードを上
げ、切断コストを下げることができるものである。
極材料において、コストが低く、放電特性が安定してお
り、消耗量が少なく、機械的強度も高い高性能な電極材
料を提供することにある。 【構成】 電極材料2aは、高温耐酸化性に優れている
ルテニウム(Ru)に、放電特性に優れ、融点も高い酸
化ランタン(La2O3)および酸化セリウム(Ce
O2)の少なくとも1種類を略20〜70容量%混合し
た焼結体である。この焼結体を、銅製のチップホルダー
に圧入し、電極2とする。この電極は、従来に比べ、耐
消耗性、放電特性に優れているため、切断スピードを上
げ、切断コストを下げることができるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大気中、酸素雰囲気中
などにおいて使用されるプラズマ切断用電極材料に関す
るものである。
などにおいて使用されるプラズマ切断用電極材料に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大気中や酸素雰囲気中など酸化雰
囲気中でのプラズマ切断に使用される電極材料として
は、たとえばハフニウム(Hf)やジルコニウム(Z
r)などの金属材料が使用されている。また最近、特開
昭63−199842号公報、特開昭63−21694
3号公報に示されるように、レニウム(Re)やRuに
放電特性のよい酸化イットリウム(Y2O3)を混合した
電極が開発されている。さらにガスタービン機関などの
ような種々の動力発生装置における火花点火器におい
て、特開昭52−118137号公報に示されるように
耐熱耐酸化性金属であるIrまたはRuに、少量のY2
O3またはThO2を混合した電極材料が開発されてい
る。
囲気中でのプラズマ切断に使用される電極材料として
は、たとえばハフニウム(Hf)やジルコニウム(Z
r)などの金属材料が使用されている。また最近、特開
昭63−199842号公報、特開昭63−21694
3号公報に示されるように、レニウム(Re)やRuに
放電特性のよい酸化イットリウム(Y2O3)を混合した
電極が開発されている。さらにガスタービン機関などの
ような種々の動力発生装置における火花点火器におい
て、特開昭52−118137号公報に示されるように
耐熱耐酸化性金属であるIrまたはRuに、少量のY2
O3またはThO2を混合した電極材料が開発されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記H
fやZrは極めて高価であり、入手も困難である。さら
に、消耗が速いので交換サイクルが短く、そのため切断
コストも高くつくという問題点があった。また前記の特
開昭63−199842号公報、特開昭63−2169
43号公報に示されているRe−Y2O3またはRu−Y
2O3電極は大電流を流した時の放電特性が不安定であ
り、また電極の消耗も大きい。したがって、大気中や酸
素雰囲気中など酸化雰囲気中での切断に使用される電極
材料としては、コストの割には十分満足な性能を得られ
るものではないという問題点があった。
fやZrは極めて高価であり、入手も困難である。さら
に、消耗が速いので交換サイクルが短く、そのため切断
コストも高くつくという問題点があった。また前記の特
開昭63−199842号公報、特開昭63−2169
43号公報に示されているRe−Y2O3またはRu−Y
2O3電極は大電流を流した時の放電特性が不安定であ
り、また電極の消耗も大きい。したがって、大気中や酸
素雰囲気中など酸化雰囲気中での切断に使用される電極
材料としては、コストの割には十分満足な性能を得られ
るものではないという問題点があった。
【0004】さらに前記の特開昭63−199842号
公報に示されているIr−(Y2O3、ThO2)または
Ru−(Y2O3、ThO2)電極が同様の雰囲気下で使
用される電極として開発されている。しかし、これは火
花点火器としての使用を目的として開発されているた
め、その火花点火器の形状から機械的強度が重要視さ
れ、酸化物の添加量に制限があった。またRe−Y2O3
またはRu−Y2O3電極と同様に大気中や酸素雰囲気中
でのプラズマ切断に使用される電極材料としては、この
組成範囲では十分な性能を得られるものではないという
問題点があった。
公報に示されているIr−(Y2O3、ThO2)または
Ru−(Y2O3、ThO2)電極が同様の雰囲気下で使
用される電極として開発されている。しかし、これは火
花点火器としての使用を目的として開発されているた
め、その火花点火器の形状から機械的強度が重要視さ
れ、酸化物の添加量に制限があった。またRe−Y2O3
またはRu−Y2O3電極と同様に大気中や酸素雰囲気中
でのプラズマ切断に使用される電極材料としては、この
組成範囲では十分な性能を得られるものではないという
問題点があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、コストが低く、放
電特性の安定したプラズマ切断用電極材料を提供するこ
とにある。
になされたものであり、その目的は、コストが低く、放
電特性の安定したプラズマ切断用電極材料を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の電極材料は、略30〜80容量%のRu
と、略20〜70容量%のLa2O3またはCeO2のう
ち、少なくとも1種とを含有させた。
め、本発明の電極材料は、略30〜80容量%のRu
と、略20〜70容量%のLa2O3またはCeO2のう
ち、少なくとも1種とを含有させた。
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明の電極材料の成分の
うち、Ruは、融点が高く耐酸化性とくに高温耐酸化性
に優れている。また、La2O3、CeO2は放電特性に
優れており、また融点も高く、蒸気圧も低い。これらR
uとLa2O3またはCeO2の内、少なくとも1種類を
適当な割合で組み合わせることによって、プラズマ切断
機に使用される埋め込み型電極に必要な機械的強度が得
られ、酸化消耗と熱消耗が少なく、安定した放電特性を
保つことが可能となる。Ruの好ましい含有量は、容量
%で略30〜80%であり、La2O3もしくはCeO2
の好ましい含有量は、略20〜70%である。この電極
材料は、上記RuとLa2O3もしくはCeO2の合金で
あるが、その特性を損なわない範囲内で少量の他の元素
を添加してもよい。
うち、Ruは、融点が高く耐酸化性とくに高温耐酸化性
に優れている。また、La2O3、CeO2は放電特性に
優れており、また融点も高く、蒸気圧も低い。これらR
uとLa2O3またはCeO2の内、少なくとも1種類を
適当な割合で組み合わせることによって、プラズマ切断
機に使用される埋め込み型電極に必要な機械的強度が得
られ、酸化消耗と熱消耗が少なく、安定した放電特性を
保つことが可能となる。Ruの好ましい含有量は、容量
%で略30〜80%であり、La2O3もしくはCeO2
の好ましい含有量は、略20〜70%である。この電極
材料は、上記RuとLa2O3もしくはCeO2の合金で
あるが、その特性を損なわない範囲内で少量の他の元素
を添加してもよい。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0009】まず、本実施例の電極材料の製造方法につ
いて説明する。平均粒度4.5μm、純度99.9%の
Ru粉末と平均粒度3.0μm、純度99.9%のLa
2O3粉末および平均粒度3.5μm、純度99.9%の
CeO2粉末を別々に、または混合してボールミルにて
5時間湿式混合し、乾燥した。得られたRu−La2O3
混合粉末、Ru−CeO2混合粉末およびRu−(La2
O3+CeO2)混合粉末を金型内にて1ton/cm2
の成形圧で予備成形し、直径3mm、長さ5mmの圧粉
体とした後、冷間静水圧プレス(CIP)にて2ton
/cm2で本成形を行なう(この時、成形体密度は55
〜60%となる)。その後、アルゴン雰囲気中で焼結
(1900℃−30分)を行い直径2.2mm長さ4m
mの焼結体(焼結体密度は約97%となる)を形成し、
電極材料とした。
いて説明する。平均粒度4.5μm、純度99.9%の
Ru粉末と平均粒度3.0μm、純度99.9%のLa
2O3粉末および平均粒度3.5μm、純度99.9%の
CeO2粉末を別々に、または混合してボールミルにて
5時間湿式混合し、乾燥した。得られたRu−La2O3
混合粉末、Ru−CeO2混合粉末およびRu−(La2
O3+CeO2)混合粉末を金型内にて1ton/cm2
の成形圧で予備成形し、直径3mm、長さ5mmの圧粉
体とした後、冷間静水圧プレス(CIP)にて2ton
/cm2で本成形を行なう(この時、成形体密度は55
〜60%となる)。その後、アルゴン雰囲気中で焼結
(1900℃−30分)を行い直径2.2mm長さ4m
mの焼結体(焼結体密度は約97%となる)を形成し、
電極材料とした。
【0010】次に、実験方法について説明する。図1及
び図2に示すように、得られた電極材料2aを銅製のチ
ップホルダーに圧入した電極2と、ノズル7を備えたト
ーチ1を陰極とし、水冷した銅板3を陽極とする。次に
切断電源4により、両者間にアークを発生させ、コンプ
レッサ6より得られる圧縮エアーをエアレギュレータ5
を通して、電極2の周りを旋回させ、ノズル7より排出
することにより、プラズマアーク8を発生させる試験装
置を用い、プラズマアーク発生テストを行なった。その
ときの電極の消耗量を調べた結果を図3に示す。図3の
試験条件は電流30A、電圧100V、エアー圧力3.
5Kg/cm2、時間5分間であった。また消耗量は立
方ミリメートル(mm3)で表わしてある。図3から解
るとおり、本発明による電極材料は、従来のZrやHf
およびRu−Y2O3に比べその消耗量が少ない。
び図2に示すように、得られた電極材料2aを銅製のチ
ップホルダーに圧入した電極2と、ノズル7を備えたト
ーチ1を陰極とし、水冷した銅板3を陽極とする。次に
切断電源4により、両者間にアークを発生させ、コンプ
レッサ6より得られる圧縮エアーをエアレギュレータ5
を通して、電極2の周りを旋回させ、ノズル7より排出
することにより、プラズマアーク8を発生させる試験装
置を用い、プラズマアーク発生テストを行なった。その
ときの電極の消耗量を調べた結果を図3に示す。図3の
試験条件は電流30A、電圧100V、エアー圧力3.
5Kg/cm2、時間5分間であった。また消耗量は立
方ミリメートル(mm3)で表わしてある。図3から解
るとおり、本発明による電極材料は、従来のZrやHf
およびRu−Y2O3に比べその消耗量が少ない。
【0011】この電極材料の製造は比較的容易であり、
原料の入手にも問題はない。この電極材料は、安定した
プラズマアークが得られ、、切断電極として用いた場合
には大電流を入力しても安定しており消耗も少なく、切
断スピードも速くまた厚板も容易に切断出来、従来の電
極に比べその性能が格段に向上することが確かめられ
た。
原料の入手にも問題はない。この電極材料は、安定した
プラズマアークが得られ、、切断電極として用いた場合
には大電流を入力しても安定しており消耗も少なく、切
断スピードも速くまた厚板も容易に切断出来、従来の電
極に比べその性能が格段に向上することが確かめられ
た。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したことから明らかなように、
本発明の組成範囲のRu−La2O3、Ru−CeO2お
よびRu−(La2O3+CeO2)電極によれば、従来
のZrやHfよりも入手性に優れ、これに比べ約2〜3
倍の耐消耗性を有し、さらにRu−Y2O3電極と比べ
1.5〜2倍の耐消耗性を有し、また安定したアーク特
性を得ることの出来る優れたものである。この電極材料
は、プラズマ切断用として使用して十分にその特性が発
揮できるものである。
本発明の組成範囲のRu−La2O3、Ru−CeO2お
よびRu−(La2O3+CeO2)電極によれば、従来
のZrやHfよりも入手性に優れ、これに比べ約2〜3
倍の耐消耗性を有し、さらにRu−Y2O3電極と比べ
1.5〜2倍の耐消耗性を有し、また安定したアーク特
性を得ることの出来る優れたものである。この電極材料
は、プラズマ切断用として使用して十分にその特性が発
揮できるものである。
【図1】試験装置の説明図である。
【図2】試験装置のトーチ部分を拡大して示す説明図で
ある。
ある。
【図3】組成と耐消耗性の関係を表わすグラフを示す図
である。
である。
1 トーチ 2 電極 3 水冷銅板
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01B 1/02 Z 7244−5G
Claims (1)
- 【請求項1】 略30〜80容量%のルテニウム(R
u)と、酸化ランタン(La2O3)および酸化セリウム
(CeO2)の少なくとも1種類を略20〜70容量%
含有するプラズマ切断用電極材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19926091A JPH0543909A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | プラズマ切断用電極材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19926091A JPH0543909A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | プラズマ切断用電極材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0543909A true JPH0543909A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16404834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19926091A Pending JPH0543909A (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | プラズマ切断用電極材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0543909A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002309882A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 破砕装置用電極および破砕装置 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP19926091A patent/JPH0543909A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002309882A (ja) * | 2001-04-17 | 2002-10-23 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 破砕装置用電極および破砕装置 |
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