JPH0543968A - 水素吸蔵合金、上記水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極および上記水素吸蔵合金電極を用いたニツケル−水素電池 - Google Patents
水素吸蔵合金、上記水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極および上記水素吸蔵合金電極を用いたニツケル−水素電池Info
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- JPH0543968A JPH0543968A JP3225011A JP22501191A JPH0543968A JP H0543968 A JPH0543968 A JP H0543968A JP 3225011 A JP3225011 A JP 3225011A JP 22501191 A JP22501191 A JP 22501191A JP H0543968 A JPH0543968 A JP H0543968A
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- Japan
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- hydrogen
- hydrogen storage
- alloy
- storage alloy
- electrode
- Prior art date
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 活性化が容易で、かつ水素との反応速度が
大きい水素吸蔵合金を提供する。容量が大きく、かつ
活性化が容易で、しかも水素との反応速度が大きい水素
吸蔵合金を提供する。 【構成】 Ti、ZrおよびNiを含み、格子定数a
が9ű20%、格子定数bが26ű20%、格子定
数cが7ű20%の斜方晶系の水素吸蔵合金を合成す
る。C14型ラーベス相系合金またはC15型ラーベ
ス相系合金に上記の斜方晶系の水素吸蔵合金を析出さ
せる。
大きい水素吸蔵合金を提供する。容量が大きく、かつ
活性化が容易で、しかも水素との反応速度が大きい水素
吸蔵合金を提供する。 【構成】 Ti、ZrおよびNiを含み、格子定数a
が9ű20%、格子定数bが26ű20%、格子定
数cが7ű20%の斜方晶系の水素吸蔵合金を合成す
る。C14型ラーベス相系合金またはC15型ラーベ
ス相系合金に上記の斜方晶系の水素吸蔵合金を析出さ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素吸蔵合金、上記水
素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極および上記水素吸
蔵合金電極を用いたニッケル−水素電池に関する。
素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極および上記水素吸
蔵合金電極を用いたニッケル−水素電池に関する。
【0002】
【従来の技術】水素吸蔵合金は、単位体積あたり液体水
素に匹敵する密度の水素を吸蔵することが可能なため、
近年、非常に注目されていて、水素貯蔵容器や電池の電
極への利用、また水素の吸蔵・放出時に大量の熱を出し
入れできることから蓄熱材としての利用が研究されてい
る。
素に匹敵する密度の水素を吸蔵することが可能なため、
近年、非常に注目されていて、水素貯蔵容器や電池の電
極への利用、また水素の吸蔵・放出時に大量の熱を出し
入れできることから蓄熱材としての利用が研究されてい
る。
【0003】この水素吸蔵合金を実用化するにあたって
は、次のような性質が求められる。
は、次のような性質が求められる。
【0004】水素吸蔵量が多いこと。 活性化が容易であること。 水素との反応速度が大きいこと。 水素の吸蔵・放出反応が可逆的であること。 水素吸蔵能力が酸素やメタンガスなどによって劣化し
にくいこと。 水素の吸蔵・放出を繰り返す時の微粉化が起こりにく
いこと 安価であること。 などである。
にくいこと。 水素の吸蔵・放出を繰り返す時の微粉化が起こりにく
いこと 安価であること。 などである。
【0005】しかし、これまでにも多くの水素吸蔵合金
が検討されてきたが、それらは特性に一長一端があり、
上記〜の性質すべてに優れた水素吸蔵合金はいまだ
開発されていない。
が検討されてきたが、それらは特性に一長一端があり、
上記〜の性質すべてに優れた水素吸蔵合金はいまだ
開発されていない。
【0006】たとえば、常温で使用する水素吸蔵合金と
しては、現在、Cl4型ラーベス相系合金やCl5型ラ
ーベス相系合金と、MmNi5 系合金(Mmは希土類元
素)とが代表的であるが、両者を比較した場合、一般的
にCl4型ラーベス相系合金やCl5型ラーベス相系合
金の方が上記およびの性質に優れているが、上記
およびの性質に関しては、MmNi5 系合金の方が優
れている。
しては、現在、Cl4型ラーベス相系合金やCl5型ラ
ーベス相系合金と、MmNi5 系合金(Mmは希土類元
素)とが代表的であるが、両者を比較した場合、一般的
にCl4型ラーベス相系合金やCl5型ラーベス相系合
金の方が上記およびの性質に優れているが、上記
およびの性質に関しては、MmNi5 系合金の方が優
れている。
【0007】また、Niは反応性が高い元素なので、一
般に合金中にNiが多く含まれるほど上記およびの
性質が良くなるといわれてる。
般に合金中にNiが多く含まれるほど上記およびの
性質が良くなるといわれてる。
【0008】たとえば、Ti−Fe系合金にNiを添加
すると水素との反応性が向上することが、須田精二郎著
「水素吸蔵合金」、応用技術出版社発行、(198
4),pp.3−4に記載されている。
すると水素との反応性が向上することが、須田精二郎著
「水素吸蔵合金」、応用技術出版社発行、(198
4),pp.3−4に記載されている。
【0009】また、Ti−Zr−V−Ni系水素吸蔵合
金のNi量を増加させると、水素吸蔵量は減少するもの
の、水素との反応性が向上することが、Haruo S
awa and Shinjiro Wakao、“M
aterialsTransactions JI
M”、No.6,(1990),pp.487−492
に記載されている。
金のNi量を増加させると、水素吸蔵量は減少するもの
の、水素との反応性が向上することが、Haruo S
awa and Shinjiro Wakao、“M
aterialsTransactions JI
M”、No.6,(1990),pp.487−492
に記載されている。
【0010】さらに、LaNi5 系の水素吸蔵合金にお
いては、合金表面に薄いNiの膜が形成されており、こ
のNiの膜が水素と反応する際の触媒になっていること
が知られている〔L.Schlapbach et a
l ,“Int.J.Hydrogen Energ
y”,No.4,(1979),p.21 など〕。
いては、合金表面に薄いNiの膜が形成されており、こ
のNiの膜が水素と反応する際の触媒になっていること
が知られている〔L.Schlapbach et a
l ,“Int.J.Hydrogen Energ
y”,No.4,(1979),p.21 など〕。
【0011】ところで、Ti−Zr−Ni系合金は、水
素吸蔵量の多い、Cl4型ラーベス相またはCl5型ラ
ーベス相の金属間化合物をつくる。TiとZrとNiの
3種の元素がCl4型ラーベス相またはCl5型ラーベ
ス相を形成する場合、Ti+ZrとNiの比率は1:2
であり、このときの合金のNi含有率は66.7原子%
になる。
素吸蔵量の多い、Cl4型ラーベス相またはCl5型ラ
ーベス相の金属間化合物をつくる。TiとZrとNiの
3種の元素がCl4型ラーベス相またはCl5型ラーベ
ス相を形成する場合、Ti+ZrとNiの比率は1:2
であり、このときの合金のNi含有率は66.7原子%
になる。
【0012】しかし、Ti−Zr−Ni系水素吸蔵合金
を実用化するにあたっては、ラーベス相の固溶域を広げ
たり、合金の容量を増加させたり、耐食性の向上をはか
るため、Niの一部をMn、Co、Fe、Al、V、C
rなどの元素で置換する必要があり、その結果、合金中
のNi含有率が低下する。
を実用化するにあたっては、ラーベス相の固溶域を広げ
たり、合金の容量を増加させたり、耐食性の向上をはか
るため、Niの一部をMn、Co、Fe、Al、V、C
rなどの元素で置換する必要があり、その結果、合金中
のNi含有率が低下する。
【0013】そのため、Ti−Zr−Ni系水素吸蔵合
金を実用化する場合、Niの含有率を仕込量に対して5
0原子%以上確保することが困難になり、その結果、合
金と水素との反応性が低下する。
金を実用化する場合、Niの含有率を仕込量に対して5
0原子%以上確保することが困難になり、その結果、合
金と水素との反応性が低下する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、これま
で検討されてきた水素吸蔵合金は、その特性に一長一短
があり、前記〜の性質すべてに優れたものがなく、
また、常温で使用可能で、かつ上記およびの性質が
優れたC14型ラーベス相系合金やC15型ラーベス相
系合金は、前記およびの性質が充分とはいえなかっ
た。
で検討されてきた水素吸蔵合金は、その特性に一長一短
があり、前記〜の性質すべてに優れたものがなく、
また、常温で使用可能で、かつ上記およびの性質が
優れたC14型ラーベス相系合金やC15型ラーベス相
系合金は、前記およびの性質が充分とはいえなかっ
た。
【0015】そこで、本発明は、Ti−Zr−Ni系合
金で、上記およびの性質が優れた水素吸蔵合金、す
なわち活性化が容易であり、水素との反応速度が大きい
水素吸蔵合金を提供することを目的とする。
金で、上記およびの性質が優れた水素吸蔵合金、す
なわち活性化が容易であり、水素との反応速度が大きい
水素吸蔵合金を提供することを目的とする。
【0016】さらに、本発明は、上記の活性化が容易
で、かつ水素との反応速度が大きい水素吸蔵合金を、容
量(水素吸蔵量)が多いTi−Zr−Ni系でかつ結晶
型がCl4型ラーベス相またはCl5型ラーベス相の水
素吸蔵合金と同時に析出させることにより、容量が大き
く、かつ活性化が容易であり、しかも水素との反応速度
が大きい水素吸蔵合金を提供することを目的とする。
で、かつ水素との反応速度が大きい水素吸蔵合金を、容
量(水素吸蔵量)が多いTi−Zr−Ni系でかつ結晶
型がCl4型ラーベス相またはCl5型ラーベス相の水
素吸蔵合金と同時に析出させることにより、容量が大き
く、かつ活性化が容易であり、しかも水素との反応速度
が大きい水素吸蔵合金を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意研究を行った結果、Ti−Zr−N
i系で、格子定数aが9ű20%、格子定数bが26
ű20%、格子定数cが7ű20%である斜方晶系
の結晶構造を有する水素吸蔵合金が、活性化が容易で、
かつ水素との反応速度が大きいことを見出し、本発明を
完成するにいたった。
を達成するため鋭意研究を行った結果、Ti−Zr−N
i系で、格子定数aが9ű20%、格子定数bが26
ű20%、格子定数cが7ű20%である斜方晶系
の結晶構造を有する水素吸蔵合金が、活性化が容易で、
かつ水素との反応速度が大きいことを見出し、本発明を
完成するにいたった。
【0018】上記水素吸蔵合金は、その組成が実質的に
(Tix Zry )2 Ni3 (ただし、x+y=1)で表
わされ、この水素吸蔵合金のNi含有率は60原子%で
あり、種々の水素吸蔵合金のうちNi含有率の多い部類
に入る。
(Tix Zry )2 Ni3 (ただし、x+y=1)で表
わされ、この水素吸蔵合金のNi含有率は60原子%で
あり、種々の水素吸蔵合金のうちNi含有率の多い部類
に入る。
【0019】また、上記水素吸蔵合金のTi、Zrの一
部は、他の元素、たとえばAl、Co、Cr、Fe、M
n、Vなどで置換することもできる。
部は、他の元素、たとえばAl、Co、Cr、Fe、M
n、Vなどで置換することもできる。
【0020】さらにまた、本発明者らは、容量の大きい
Cl4型ラーベス相またはCl5型ラーベス相を主体と
するTi−Zr−Ni系水素吸蔵合金に、上記斜方晶系
の水素吸蔵合金相を析出させ得ることを見出した。
Cl4型ラーベス相またはCl5型ラーベス相を主体と
するTi−Zr−Ni系水素吸蔵合金に、上記斜方晶系
の水素吸蔵合金相を析出させ得ることを見出した。
【0021】すなわち、Ti−Zr−Ni系合金におい
て、たとえばVを15原子%以上、特に20原子%以上
(30原子%程度まで)添加すると、Cl4型ラーベス
相やCl5型ラーベス相が不安定になり、固溶体領域が
狭くなるために、Cl4型ラーベス相またはCl5型ラ
ーベス相と、上記特定の格子定数を持つ斜方晶系の水素
吸蔵合金の相とが同時に析出するようになるのである。
て、たとえばVを15原子%以上、特に20原子%以上
(30原子%程度まで)添加すると、Cl4型ラーベス
相やCl5型ラーベス相が不安定になり、固溶体領域が
狭くなるために、Cl4型ラーベス相またはCl5型ラ
ーベス相と、上記特定の格子定数を持つ斜方晶系の水素
吸蔵合金の相とが同時に析出するようになるのである。
【0022】さらに、化学量論的なTi−Zr−Ni系
Cl4型ラーベス相またはCl5型ラーベス相における
Ti+Zrの割合は33.3原子%であるが、合金の仕
込み組成におけるTi+Zrの割合はこの値に対して2
原子%以上、特に5原子%以上、大きい方、あるいは小
さい方にずらすと、ラーベス相が不安定になり、斜方晶
系の水素吸蔵合金の相が析出しやすくなる。
Cl4型ラーベス相またはCl5型ラーベス相における
Ti+Zrの割合は33.3原子%であるが、合金の仕
込み組成におけるTi+Zrの割合はこの値に対して2
原子%以上、特に5原子%以上、大きい方、あるいは小
さい方にずらすと、ラーベス相が不安定になり、斜方晶
系の水素吸蔵合金の相が析出しやすくなる。
【0023】また、このとき水素吸蔵合金にCrやAl
を添加すると、斜方晶系の水素吸蔵合金の相の析出量を
多くすることができる。
を添加すると、斜方晶系の水素吸蔵合金の相の析出量を
多くすることができる。
【0024】水素吸蔵量の多いラーベス相を主体とする
水素吸蔵合金に、上記斜方晶系の水素吸蔵合金相が析出
していると、合金と水素との反応は主として斜方晶系の
水素吸蔵合金相で速やかに起こるので、この複相の水素
吸蔵合金は容量が大きく、かつ活性化が容易であり、水
素との反応速度が大きい水素吸蔵合金となる。
水素吸蔵合金に、上記斜方晶系の水素吸蔵合金相が析出
していると、合金と水素との反応は主として斜方晶系の
水素吸蔵合金相で速やかに起こるので、この複相の水素
吸蔵合金は容量が大きく、かつ活性化が容易であり、水
素との反応速度が大きい水素吸蔵合金となる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、活性化が容易で、水素
との反応速度が大きい斜方晶系の水素吸蔵合金が提供さ
れる。
との反応速度が大きい斜方晶系の水素吸蔵合金が提供さ
れる。
【0026】また、上記活性化が容易で、かつ水素との
反応速度が大きい斜方晶系の水素吸蔵合金を、C14型
ラーベス相系合金またはC15型ラーベス相系合金に析
出させることにより、容量が大きく、かつ活性化が容易
で、しかも水素との反応速度が大きい水素吸蔵合金が提
供される。
反応速度が大きい斜方晶系の水素吸蔵合金を、C14型
ラーベス相系合金またはC15型ラーベス相系合金に析
出させることにより、容量が大きく、かつ活性化が容易
で、しかも水素との反応速度が大きい水素吸蔵合金が提
供される。
【0027】
【実施例】合金の原料には、市販の純度99.9%のT
i、純度99.5%のNi、純度99%のZr、純度9
9.9%のV、純度99.9%のCrを用いた。
i、純度99.5%のNi、純度99%のZr、純度9
9.9%のV、純度99.9%のCrを用いた。
【0028】この各原料金属を所定の組成となるように
秤量し、アーク溶解炉の水冷銅るつぼに入れ、約200
0℃で10回繰り返し溶解した。得られた合金の全体の
組成を分析したところ、Ti15Zr16Ni40V21Cr8
であった。
秤量し、アーク溶解炉の水冷銅るつぼに入れ、約200
0℃で10回繰り返し溶解した。得られた合金の全体の
組成を分析したところ、Ti15Zr16Ni40V21Cr8
であった。
【0029】この水素吸蔵合金を走査型電子顕微鏡と透
過型電子顕微鏡で分析したところ、全体の約70体積%
がCl4型ラーベス相で構成されており、また実質的に
TiZrNi3 で表される斜方晶系の水素吸蔵合金の相
が約15体積%含まれていた。残りは、2種類の体心立
方晶のものと最密六方晶のものとであった。
過型電子顕微鏡で分析したところ、全体の約70体積%
がCl4型ラーベス相で構成されており、また実質的に
TiZrNi3 で表される斜方晶系の水素吸蔵合金の相
が約15体積%含まれていた。残りは、2種類の体心立
方晶のものと最密六方晶のものとであった。
【0030】上記、斜方晶系の水素吸蔵合金における格
子定数は、格子定数aが9.07Å、格子定数bが2
6.2Å、格子定数cが7.32Åであった。
子定数は、格子定数aが9.07Å、格子定数bが2
6.2Å、格子定数cが7.32Åであった。
【0031】この水素吸蔵合金に純度7Nの水素ガスを
3気圧で加えると、約5分間で、すみやかに活性化が始
まり、水素を吸蔵しだした。この活性化は、電極に使用
可能な水素吸蔵合金としては最も速い部類に属するもの
であった。
3気圧で加えると、約5分間で、すみやかに活性化が始
まり、水素を吸蔵しだした。この活性化は、電極に使用
可能な水素吸蔵合金としては最も速い部類に属するもの
であった。
【0032】水素の吸蔵が止まった後、室温で真空引き
を1時間行い、その後、再び水素を吸蔵させる操作を活
性化が終わるまで繰り返した。
を1時間行い、その後、再び水素を吸蔵させる操作を活
性化が終わるまで繰り返した。
【0033】活性化終了後、300℃で10Paの真空
下で脱水素化した後、ジーベルツ法により、この水素吸
蔵合金の30℃における水素吸蔵量と水素平衡圧との関
係を調べた。その結果を図1に示す。
下で脱水素化した後、ジーベルツ法により、この水素吸
蔵合金の30℃における水素吸蔵量と水素平衡圧との関
係を調べた。その結果を図1に示す。
【0034】図1に示すように、この水素吸蔵合金は、
たとえば1気圧の水素雰囲気のもとで0.9重量%の水
素(230mAh/g相当)、5気圧の水素雰囲気のも
とで1.1重量%の水素(290mAh/g相当)を吸
蔵することができる。
たとえば1気圧の水素雰囲気のもとで0.9重量%の水
素(230mAh/g相当)、5気圧の水素雰囲気のも
とで1.1重量%の水素(290mAh/g相当)を吸
蔵することができる。
【0035】つぎに、上記水素吸蔵合金の粉末0.5g
をニッケル粉末0.5gと混合し、直径18mmの大き
さのペレットにプレスした電極を作製し、さらにこの水
素吸蔵合金電極と水酸化ニッケル電極とを組み合わせ、
電解液には30重量%水酸化カリウム水溶液(ただし、
水酸化リチウムを17g/l含有している)を用いて、
ニッケル−水素電池を作製した。
をニッケル粉末0.5gと混合し、直径18mmの大き
さのペレットにプレスした電極を作製し、さらにこの水
素吸蔵合金電極と水酸化ニッケル電極とを組み合わせ、
電解液には30重量%水酸化カリウム水溶液(ただし、
水酸化リチウムを17g/l含有している)を用いて、
ニッケル−水素電池を作製した。
【0036】この電池を30mAの電流で7時間充電し
た後に、30mAの電流で放電させた。その際の放電時
間と電圧との関係を図2に示す。
た後に、30mAの電流で放電させた。その際の放電時
間と電圧との関係を図2に示す。
【0037】図2に示すように、この電池は、ニッケル
−水素電池を用いる電気機器で一般に要求される放電電
圧の1.1Vよりも、0.15〜0.2V高い電圧で放
電することができる。
−水素電池を用いる電気機器で一般に要求される放電電
圧の1.1Vよりも、0.15〜0.2V高い電圧で放
電することができる。
【図1】本発明の実施例の水素吸蔵合金の30℃におけ
る水素吸蔵量と水素平衡圧との関係を示す図である。
る水素吸蔵量と水素平衡圧との関係を示す図である。
【図2】本発明の水素吸蔵合金を用いたニッケル−水素
電池の放電特性図である。
電池の放電特性図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 Ti、ZrおよびNiを含み、格子定数
aが9ű20%、格子定数bが26ű20%および
格子定数cが7ű20%である斜方晶系の結晶構造を
有することを特徴とする水素吸蔵合金。 - 【請求項2】 Al、Co、Cr、Fe、MnおよびV
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の元素を含むこ
とを特徴とする請求項1記載の水素吸蔵合金。 - 【請求項3】 複数の相から形成される水素吸蔵合金で
あって、請求項1記載の水素吸蔵合金の相を含むことを
特徴とする水素吸蔵合金。 - 【請求項4】 Ti、ZrおよびNiを含み、かつA
l、Co、Cr、Fe、MnおよびVよりなる群から選
ばれた少なくとも1種の元素を含み、合金全体中のNi
の占める割合が50原子%以下であり、かつC14型ラ
ーベス相またはC15型ラーベス相が主体の水素吸蔵合
金であって、請求項1記載の水素吸蔵合金の相を含むこ
とを特徴とする水素吸蔵合金。 - 【請求項5】 請求項1記載の水素吸蔵合金を用いたこ
とを特徴とする水素吸蔵合金電極。 - 【請求項6】 請求項4記載の水素吸蔵合金を用いたこ
とを特徴とする水素吸蔵合金電極。 - 【請求項7】 請求項5記載の水素吸蔵合金電極を用い
たことを特徴とするニッケル−水素電池。 - 【請求項8】 請求項6記載の水素吸蔵合金電極を用い
たことを特徴とするニッケル−水素電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3225011A JPH0543968A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 水素吸蔵合金、上記水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極および上記水素吸蔵合金電極を用いたニツケル−水素電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3225011A JPH0543968A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 水素吸蔵合金、上記水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極および上記水素吸蔵合金電極を用いたニツケル−水素電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0543968A true JPH0543968A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16822680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3225011A Pending JPH0543968A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 水素吸蔵合金、上記水素吸蔵合金を用いた水素吸蔵合金電極および上記水素吸蔵合金電極を用いたニツケル−水素電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0543968A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1253654A4 (en) * | 1999-12-27 | 2004-06-09 | Toshiba Kk | ALLOY FOR HYDROGEN STORAGE, SECONDARY BATTERY, HYBRID AUTOMOTIVE AND ELECTRIC VEHICLE |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP3225011A patent/JPH0543968A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1253654A4 (en) * | 1999-12-27 | 2004-06-09 | Toshiba Kk | ALLOY FOR HYDROGEN STORAGE, SECONDARY BATTERY, HYBRID AUTOMOTIVE AND ELECTRIC VEHICLE |
| CN1320670C (zh) * | 1999-12-27 | 2007-06-06 | 株式会社东芝 | 贮氢合金、二次电池、混合型汽车及电动汽车 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010704 |