JPH0544072U - ミシンの布押え装置 - Google Patents

ミシンの布押え装置

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JPH0544072U
JPH0544072U JP9348991U JP9348991U JPH0544072U JP H0544072 U JPH0544072 U JP H0544072U JP 9348991 U JP9348991 U JP 9348991U JP 9348991 U JP9348991 U JP 9348991U JP H0544072 U JPH0544072 U JP H0544072U
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JP
Japan
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cloth
plate
cloth pressing
pressing plate
needle
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JP9348991U
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Inventor
▲隆▼ 飯塚
英一 ▲高▼崎
哲央 溝口
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ジユーキ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工布を何ら伸長させることなく全体に亘
って確実に押えることができ、被加工布を円周方向に伸
長して縫い代が増加するのを確実に防止できるととも
に、目飛びもなく、被加工布の縫い上がり状態が変化す
るのを確実に防止でき、高品質の縫製物をうること。 【構成】 布押え板が、針板16に対して遠近自在とさ
れた針板16とほぼ同一の曲率を有する中布押え板38
と、中布押え板38の円周方向両端部に、それぞれ針板
16の軸心と平行な軸心回りに枢支されるとともに、内
周面が中布押え板38の内周面とほぼ連続面となり針板
16とほぼ同一の曲率を有する端布押え板45とにより
形成されており、各端布押え板45は自由状態で、中布
押え板38に隣接する円周方向の内端部47を中布押え
板38の内周面と同一円周より内側に保持されるととも
に、他方の円周方向の先端部50を中布押え板38の外
周面と同一円周より外側に保持されるようにしたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ミシンの布押え装置係り、特に、無端環状の被加工布を針板との間 に挟持状態で押えて針進路に沿って移動させるミシンの布押え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ズボンの製作前工程で靴ずれ布を縫製する場合には、磁気カードお よびフレキシブルディスク等の記憶媒体に縫製の縫いパターンを記憶させ、この 情報に基づいて被加工ホルダ等を移動させる電子制御ミシンが多用されている。
【0003】 この種の電子制御ミシンには、例えば、基材として無端環状のズボンとほぼ矩 形の靴ずれ布とを、前記ズボンの所望の位置に前記靴ずれ布を重ねて縫い付ける ために、断面円形の針板の上で靴ずれ布をズボン上に保持して、針進路に沿って 移動させる布押え装置が設けられている。そして、この電子制御ミシンの布押え 装置によりこれらの基材と靴ずれ布(以下、これらを被加工布と総称する)とを 針板との間に挟持させ、針によって布押え装置の周囲を縫うようにされている。
【0004】 また、このミシンの布押え装置は、重ね縫い(環状に縫製するときに、起点か ら順次縫い始め、もとの起点を越えた位置を終点として縫い終わりとし、起点と 終点の間は二度縫い状態とする)をするために、反転装置を介して昇降体に取り 付けられ、さらに、針板とほぼ同一の曲率を有する円弧状の押え板により被加工 布を押さえるようにされたものが知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来のミシンの布押え装置においては、つぎのような 問題点があった。
【0006】 すなわち、ズボンの製作前工程で靴ずれ布を縫製する場合に、図12に示すよ うに、ミシンの布押え装置1と針板2との間に被加工布3(ズボン4と靴ずれ布 5)を挟持しようとして、ミシンの布押え装置1の針板2の外周面とほぼ同一の 曲率の内面を有する布押え板6を針板2の方向(図中矢印A方向)に下降させる と、この布押え板6の円周方向の両端が、それぞれ針板2の外周に装着された被 加工布3の一種であるズボン4の外周に両端部を内側に折り返した平面矩形の靴 ずれ布5の折り返し部7,7の外表面と接触ポイントP,Pにおいて最初に当接 する。そして、前記靴ずれ布5の全体を挟持させるために、周方向中央部分が靴 ずれ布5から浮いている前記布押え板6をさらに下降させると、前記靴ずれ布5 の両端部の折り返し部7,7を起点として円周方向である図中矢印B,B方向に 靴ずれ布5とともにズボン4をも押し伸ばした状態で押え付けることとなり、被 加工布3は円周方向に伸長され、縫い代が大きくなるという問題点があった。さ らに、縫い目予定線が伸びることとなり、被加工布全体を均一に押えることがで きず、針板2から浮いた被加工布3に対しての抵抗がなくなるから針先に適正な 糸のループができず、従って釜の剣先がループを掬わないからこの部分には縫い 目が形成されない目飛びが発生するという問題点があった。
【0007】 また、前記被加工布3は円周方向に伸長された状態で縫製されるので、縫製が 終了した縫製物は前記布押え板6を離間させると、この伸長状態にある縫製物は 伸長前の状態へ復帰しようとして収縮し、縫い上がり状態が変化し縫製品質を損 うという問題点があった。
【0008】 本考案は、前述した従来のものにおける問題点を克服し、被加工布を何ら伸長 させることなく全体に亘って確実に押えることができ、被加工布を円周方向に伸 長して縫い代が増加するのを確実に防止できるとともに、目飛びもなく、被加工 布の縫い上がり状態が変化するのを確実に防止でき、高品質の縫製物をうること のできるミシンの布押え装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するため請求項1に記載の本考案のミシンの布押え装置は 、円筒状の針板とほぼ同一の曲率を有する布押え板を、反転装置を介して前記針 板に対して遠近自在にして設け、前記針板と布押え板との間に被加工布を挟持す るとともに所定の針進路に沿って移動させるミシンの布押え装置において、前記 布押え板は、前記針板に対して遠近自在とされた前記針板とほぼ同一の曲率を有 する中布押え板と、前記中布押え板の円周方向両端部に、それぞれ前記針板の軸 心と平行な軸心回りに枢支されるとともに、内周面が中布押え板の内周面とほぼ 連続面となり前記針板とほぼ同一の曲率を有する端布押え板とにより形成されて おり、前記各端布押え板は自由状態で、前記中布押え板に隣接する円周方向の内 端部を前記中布押え板の内周面と同一円周より内側に保持されるとともに、他方 の円周方向の先端部を前記中布押え板の外周面と同一円周より外側に保持される ことを特徴としている。
【0010】 また、請求項2に記載のミシンの布押え装置は、請求項1において、前記各端 布押え板の被加工布と当接する内周面の中布押え板側の内端部に布押えを突設し たことを特徴としている。
【0011】
【作用】
請求項1に記載の本考案のミシンの布押え装置によれば、針板の所望の位置に セットされた被加工布に対して布押え装置を下降させると、まず、各端布押え板 の中布押え板に隣接する一方の円周方向の内端部が当接する。そして、さらに布 押え装置を下降させると、この各端布押え板は中布押え板への枢着点を中心とし て、中布押え板に隣接する一方の円周方向の内端部が径方向外側に向かって回動 し、他方の先端部が径方向内側に向かって回動することにより、最初に当接した 被加工布を円周方向に伸長するのを防止するとともに、各端布押えの内周面と中 布押えの内周面とが連続する曲面となった状態で被加工布を針板との間で挟持し 押えることができる。
【0012】 請求項2に示すように、各端布押え板の被加工布と当接する内周面の中布押え 板側の内端部に布押えを突設すると、前述した請求項1に記載の作用の他に、被 加工布の例である靴ずれ布等の折り返し部をより確実に押えつけることができ目 飛びを確実に防止することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1から図11により説明する。
【0014】 図1から図7は、本考案によるミシンの布押え装置8の一実施例を示しており 、図1は本考案によるミシンの布押え装置を適用するミシンの全体を示す要部の 斜視図であり、図2は同要部の分解斜視図であり、図3は支持部材の要部のベッ ド側からみた側面図であり、図4は支持部材の要部の正面図であり、図5は布押 え装置の要部の平面図であり、図6は布押え装置の要部の一部切断正面図であり 、図7は布押え装置の要部の分解斜視図である。
【0015】 図1に示すように、ミシン本体9は、下部にベッド10が配設され、上部にベ ッド10と平行にしてミシンアーム11が配設されており、全体として正面ほぼ コの字状に形成されている。そして、ミシンアーム11の端部下面の所望の位置 には、ミシンの主軸に連動して上下動する針棒12が配設されており、この針棒 12の先端に縫い針13を着脱可能とされている。
【0016】 前記ベッド10の端部には、断面がほぼU字状をした下部アーム14が前記ミ シンアーム11と平行にして水平方向に突出形成されている。この下部アーム1 4には、ベッド10側から先端に向けて支持部材15と針板16等とが順に装着 されており、前記支持部材15には被加工布3を針板16とで挟持して、針進路 に沿って移動させる後述する中布押え板38および端布押え板45等を持つ布押 え装置8が装着されている。
【0017】 さらに説明すると、図2に示すように、ベッド10の端部に形成された下部ア ーム14の先端近傍の適宜な位置に、ほぼ蒲鉾型をした針受け取付け部材17が ボルト等の適宜な締結手段18により締結されている。この針受け取付け部材1 7と下部アーム14とは、一体となって円形断面の一部を形成し、そこにほぼ円 筒状の針板16が外嵌して固着されている。
【0018】 また、支持部材15は、図2および図3に示すように、下部アーム14の基部 に外嵌されるXY方向駆動用部材取付け軸筒22に他の構成部材を装着して形成 されている。この軸筒22は、ベッド10側の端部近傍を2個の軸筒固定部材2 6,26により左右から挟み込むようにしてベッド10に固着されており、先端 部を針板16の後端部とインロー継ぎ等により連結されている。前記軸筒固定部 材26,26はほぼL字状をなし、平板状のフレーム部27をベッド10にボル ト等の適宜な締結手段18により固着され、このフレーム部27の一端から内側 方向に形成された断面ほぼC字状の把持部28により前記軸筒22の外周を把持 して固定している。この軸筒22の外周面のベッド10側の端部近傍には、軸筒 22の円周方向であるX方向と軸心方向であるY方向とに駆動されるベアリング 等のXY方向駆動用部材23が装着されている。このXY方向駆動用部材23に は、ベッド10側の端面部分に配設されたスプロケット24に対して、図示しな いコンピュータ等により制御される電動モータ等の駆動力をベルト25により伝 達して駆動されるように形成されている。。この駆動力の伝達はベルト25とス プロケット24によるベルト伝動でなく歯車伝動等を適用してもよく、本実施例 に特に限定されるものではない。
【0019】 また、前記XY方向駆動用部材23の外周の鉛直方向上部には、布送り台29 が配設されている。この布送り台29は、図3および図4に詳示するように、前 記XY方向駆動用部材23の外周に跨ぐようにして装着される基端部30と、こ の基端部30から上方に向かう鉛直部31と、この鉛直部31の先端から下部ア ーム14と平行に水平方向に延在するアーム部32と、このアーム部32の先端 に配設された平板状の取り付け板33とにより形成されている。そして、この布 送り台29の基端部30の両端に、平板状の固定バンド34の各一端をボルト等 の適宜な締結手段18により固定するとともに、前記XY方向駆動用部材23の 外周に装着して固定バンド34の各他端をボルト等の適宜な締結手段18により 固定されている。
【0020】 また、前記布送り台29のアーム部32は、ミシンの非稼動時に前記ミシンア ーム11と下部アーム14とにより形成される平面と同一平面状にあり、前記ミ シンアーム11と下部アーム14との間の適宜な位置に設けられている。
【0021】 図5から図7に示すように、前記布送り台29の取り付け板33には針板16 の方向に向けて布押え装置8が反転装置35と、図示しないラックとピニオンお よびリニヤモータ等によって上下動可能な昇降体36とを介して取り付けられて いる。
【0022】 前記反転装置35の反転クランク軸37の先端部には、布押え装置8の布押え 板の一方を構成する中布押え板38が適宜な形状の中板固定部材39を介して揺 動自在に装着されている。
【0023】 前記中布押え板38は、その内面が前記針板16の外周面とほぼ同一の曲率を 有する本体41を主体としており、この本体41の周方向両端部には、後述する 端布押え板45を支持する張出し部42,42が、幅方向中央部より周方向外側 に突出形成されている。そして、布押え装置8の布押え板の他方を構成する端布 押え板45が、中布押え板38の外側に突設した2本の張出し部45a,45a 間に前記張出し部42を挟在させるとともに、回動支軸44を各張出し部42, 45aに穿設されている貫通孔43,46に挿入することによりそれぞれ枢着さ れている。この端布押え板45,45は、その内面が前記針板16の外周面とほ ぼ同一の曲率を有する平面ほぼ矩形とされている。そして、各張出し部42,4 5aの前記中布押え板38と隣接する内端部47は、前記中布押え板38の本体 41の周方向端部48と若干の隙間を介在させて図6の中矢印方向に回動するよ うに形成されている。
【0024】 また、前記端布押え板45の内周面の内端部47側には、適宜な大きさと厚さ の円形の布押え49が突設されている。この布押え49の形状は長方形等でもよ く、また、端布押え板45にねじ止めされていてもよく、本実施例に特に限定さ れるものではない。
【0025】 また、前記各端布押え板45を自由状態において、前記内端部47を前記中布 押え板38の内周面と同一円周より内側にし、他方の円周方向の端部である先端 部50を前記中布押え板38の外周面と同一円周より外側にするとともに、回動 範囲を制限する押え板ばね51,51が中布押え板38の外周面の適宜な位置に ボルト等の適宜な締結手段18により固着されている。この押え板ばね51の一 端には中央の長い爪52と両端の短い爪52A,52Aの3本が並列に形成され ている。両端の爪52A,52Aは端布押え板45の回動支軸44より中布押え 板38側に当接しており、装着状態で内側に押圧するようにされている。
【0026】 また、前記布押え装置8の中布押え板38と端布押え板45との内周面には、 被加工布3を適宜な摩擦力で前記針板16に対して固定できるように、適宜なし ぼ加工等が施されている。また、前記布押え装置8の中布押え板38と端布押え 板45との内周面には、被加工布3の損傷を防止するようにフェルトおよびゴム 状弾性体等の損傷防止部材53を貼着するようにするとさらによい。
【0027】 つぎに、本実施例の布押え装置8による布押え動作について、ズボンの製作前 工程で靴ずれ布5をズボン4に縫製する場合を例として図6と図8から図10に より説明する。
【0028】 図8から図10は本実施例の布押え装置8による布押え動作を説明する説明図 である。
【0029】 まず、針板16の所望の位置に被加工布3(ズボン4と靴ずれ布5)を配置す る。そして、ミシンを稼動すると図示しないコンピュータ等の制御指令により昇 降体36が作動して布押え装置8を針板16に当接する方向に下降させる。
【0030】 図6に詳示するように、前記布押え装置8の布押え板である中布押え板38と 、この中布押え板38の両端に設けられた端布押え板45は、押え板ばね51に より自由状態において前記中布押え板38に隣接する一方の円周方向の内端部4 7を前記中布押え板38の内周面と同一円周より内側にし、他方の円周方向の先 端部50を前記中布押え板38の外周面と同一円周より外側にする位置に保持さ れているために、図8に示すように、各端布押え板45に突設された布押え49 が最初に靴ずれ布5の折り返し部7のない位置に当接する。
【0031】 つぎに、さらに前記布押え装置8を針板16に当接する方向に下降させると、 各端布押え板45は回動支軸44を中心として、中布押え板38と円周方向に隣 接する内端部47が図中矢印C方向である針板16の径方向外方に向かい、先端 部50は図中矢印D方向である内側に向かい回動を開始する。
【0032】 つぎに、さらに前記布押え装置8を針板16に当接する方向に下降させると、 図9に示すように、各端布押え板45が回動支軸44を中心として前述した方向 にさらに回動して、各端布押え板45の円周方向の先端部50,50が最後に靴 ずれ布5と当接し、中布押え板38と各端布押え板45の内周がほぼ円周方向に 連続した曲面となり、布押え装置8と針板16との間に被加工布3を適宜な押圧 力で挟持させることができる。
【0033】 この状態で、針棒12、XY方向駆動部材23および下部アーム14内の下糸 機構等が関連動作することにより、布押え装置8の両押え板38,45が被加工 布3を針板16の外周面上を滑動させながら縫い針13の針進路に沿って移動さ せる。これにより被加工布3は靴ずれ布5の外周近傍部分を一周するように縫製 され、さらに、反転装置35の反転クランク軸37が反転した後に縫製を所定長 だけ継続することにより、重ね縫いされる。
【0034】 したがって、本実施例においては、各端布押え板45が前述したように回動支 軸44を中心として回動しながら被加工布3を均一に確実に押えることができる ので、従来と異なり、被加工布3を円周方向に伸長させたり、縫い代が大きくな ったり、縫い目予定線が伸びることによる目飛びが発生することを確実に防止す ることができる。そして、被加工布3の縫い上がり状態が変化するのを確実に防 止でき、高品質の縫製物をうることができる。
【0035】 また、図10に示すように、靴ずれ布5の折り返し部7の近傍を各端布押え板 45の内周に突設した布押え49により当接させることにより、各端布押え板4 5が靴ずれ布5の折り返し部7とその近傍とを確実に針板16に対して押し付け ることができ、被加工布3の浮き上がりを防止して、目飛びの発生を防止するこ とができる。
【0036】 なお、中布押え板38に端布押え板45を揺動自在に支持する方式としては、 例えば、図11に示すようにしてもよい。すなわち、中布押え板38の本体41 の周方向両端部の幅方向両端部より張出し部42,42を突設して周方向外側に 凹部40を開設する。そして、凹部40に入る大きさの平面ほぼ矩形の端布押え 板45を、前記両張出し部42の先端部および端布押え板45の周方向の適宜な 位置に突設された貫通孔43,46に回動支軸44を挿通して枢着するとよい。
【0037】 また、前記各実施例のように、中布押え板38の本体41と一体に形成された 張出し部42を用いる代わりに、中布押え板38と別体に設けた支持手段によっ て、端布押え板45を枢支するようにしてもよい。
【0038】 なお、本考案は前述した実施例に限定されるものではなく、必要に応じて種々 の変更が可能である。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のミシンの布押え装置によれば、中布押え板とこの 中布押え板の円周方向両端に回動自在として設けた端布押え板とにより、被加工 布を伸長させずに確実に針板に対して挟持することができるので、縫い代が大き くなったり、縫い目予定線が伸びることにより目飛びが発生することを確実に防 止することができるとともに、縫い上がり状態が変化するのを確実に防止でき、 高品質の縫製物をうることができるという実用的な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるミシンの布押え装置を適用したミ
シンの全体を示す要部の斜視図
【図2】図1の要部を示す分解斜視図
【図3】支持部材の要部のベッド側からみた側面図
【図4】図3の要部の正面図
【図5】布押え装置の要部の平面図
【図6】図5の要部の一部切断正面図
【図7】図5の要部の分解斜視図
【図8】本考案によるミシンの布押え装置の動作を説明
する説明図
【図9】図8と同様の図
【図10】図8と同様の図
【図11】本考案の他の実施例を示す図7と同様の図
【図12】従来のミシンの布押え装置の要部を示す正面
【符号の説明】
3 被加工布 4 ズボン 5 靴ずれ布 7 折り返し部 8 布押え装置 9 ミシン本体 10 ベッド 11 ミシンアーム 14 下部アーム 15 支持部材 16 針板 23 XY方向駆動用部材 29 布送り台 33 取り付け板 35 反転装置 36 昇降体 37 反転クランク軸 38 中布押え板 39 中板固定部材 40 凹部 44 回動支軸 45 端布押え板 47 内端部 49 布押え 50 先端部 51 押え板ばね

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の針板とほぼ同一の曲率を有する
    布押え板を、反転装置を介して前記針板に対して遠近自
    在にして設け、前記針板と布押え板との間に被加工布を
    挟持するとともに所定の針進路に沿って移動させるミシ
    ンの布押え装置において、前記布押え板は、前記針板に
    対して遠近自在とされた前記針板とほぼ同一の曲率を有
    する中布押え板と、前記中布押え板の円周方向両端部
    に、それぞれ前記針板の軸心と平行な軸心回りに枢支さ
    れるとともに、内周面が中布押え板の内周面とほぼ連続
    面となり前記針板とほぼ同一の曲率を有する端布押え板
    とにより形成されており、前記各端布押え板は自由状態
    で、前記中布押え板に隣接する円周方向の内端部を前記
    中布押え板の内周面と同一円周より内側に保持されると
    ともに、他方の円周方向の先端部を前記中布押え板の外
    周面と同一円周より外側に保持されることを特徴とする
    ミシンの布押え装置。
  2. 【請求項2】 前記各端布押え板の被加工布と当接する
    内周面の中布押え板側の内端部に布押えを突設したこと
    を特徴とする請求項1に記載のミシンの布押え装置。
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