JPH0544099B2 - - Google Patents
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- JPH0544099B2 JPH0544099B2 JP1964985A JP1964985A JPH0544099B2 JP H0544099 B2 JPH0544099 B2 JP H0544099B2 JP 1964985 A JP1964985 A JP 1964985A JP 1964985 A JP1964985 A JP 1964985A JP H0544099 B2 JPH0544099 B2 JP H0544099B2
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Description
【発明の詳細な説明】
(発明の技術分野)
本発明は光デイスク及び光磁気デイスク等の記
録媒体の記録再生に使用されるトラツキング制御
装置に関し、特に2ビーム法によつて記録媒体の
情報ビツト列からのビーム反射光の変化に基づい
てトラツキング制御を行なうようにしたトラツキ
ング制御装置に関する。
録媒体の記録再生に使用されるトラツキング制御
装置に関し、特に2ビーム法によつて記録媒体の
情報ビツト列からのビーム反射光の変化に基づい
てトラツキング制御を行なうようにしたトラツキ
ング制御装置に関する。
(発明の背景)
従来、光デイスク装置あるいは光磁気デイスク
装置におけるトラツキング制御方法としては、記
録再生用の主ビームの他にトラツキング用の2本
の副ビームを記録媒体に照射し、その反射光の変
化に基づいてトラツキング制御を行なうようにし
た所謂2ビーム法が知られている。
装置におけるトラツキング制御方法としては、記
録再生用の主ビームの他にトラツキング用の2本
の副ビームを記録媒体に照射し、その反射光の変
化に基づいてトラツキング制御を行なうようにし
た所謂2ビーム法が知られている。
更に2ビーム法によるトラツキング制御は次の
2種類に分けられる。
2種類に分けられる。
1つの方法は、光デイスクや光磁気デイスクに
予め同心円またはスパイラル状のトラツク溝を設
けておき、このトラツク溝による2ビーム法の反
射光または回析光等の反射情報に基づいてトラツ
キング制御する方法である。
予め同心円またはスパイラル状のトラツク溝を設
けておき、このトラツク溝による2ビーム法の反
射光または回析光等の反射情報に基づいてトラツ
キング制御する方法である。
他の方法は、光デイスクや光磁気デイスクには
トラツク溝を設けず、記録時に正確な同心円また
はスパイラル状に情報ビツトを書込んでビツト列
によるトラツクを形成し、再生時にビツト列でな
るトラツクからの2ビーム法による反射光情報に
基づいてトラツキング制御する方法である。
トラツク溝を設けず、記録時に正確な同心円また
はスパイラル状に情報ビツトを書込んでビツト列
によるトラツクを形成し、再生時にビツト列でな
るトラツクからの2ビーム法による反射光情報に
基づいてトラツキング制御する方法である。
尚、トラツキング制御に利用する情報ビツト列
の記録方式は、光デイスクにあつては、レーザ光
の照射で物理的にビツト(凹凸ピツト)を形成
し、一方、光磁気デイスクにあつては、デイスク
表面の垂直磁化膜を上向きまたは下向きに垂直磁
化することでビツトを形成する。従つて、光デイ
スクにあつては2ビーム法により反射率の変化が
検出され、一方、光磁気デイスクにあつては、垂
直磁化方向によるビーム偏光面の回転(カー回転
またはフアラデイ回転)として反射情報が得られ
る。
の記録方式は、光デイスクにあつては、レーザ光
の照射で物理的にビツト(凹凸ピツト)を形成
し、一方、光磁気デイスクにあつては、デイスク
表面の垂直磁化膜を上向きまたは下向きに垂直磁
化することでビツトを形成する。従つて、光デイ
スクにあつては2ビーム法により反射率の変化が
検出され、一方、光磁気デイスクにあつては、垂
直磁化方向によるビーム偏光面の回転(カー回転
またはフアラデイ回転)として反射情報が得られ
る。
第8図はトラツク溝を設けない情報ビツト列を
トラツクとして利用する場合のデイスク記録状態
を模式的に示したもので、1は光デイスクまたは
光磁気デイスク等の記録媒体であり、記録媒体1
の表面に凹凸ピツトまたは垂直磁化の方向として
記録したビツト2が形成され、ビツト2の配列方
向が破線で示すトラツク3となる。このような記
録ビツトをもつ記録媒体を対象とした2ビーム法
にあつては、記録再生用の主ビームBmの他に、
2本の副ビームBs1,Bs2を使用し、副ビーム
Bs1,Bs2によるビツト2からの反射情報に基
づいて主ビームBmがトラツク中心に位置するよ
うにトラツキング制御する。
トラツクとして利用する場合のデイスク記録状態
を模式的に示したもので、1は光デイスクまたは
光磁気デイスク等の記録媒体であり、記録媒体1
の表面に凹凸ピツトまたは垂直磁化の方向として
記録したビツト2が形成され、ビツト2の配列方
向が破線で示すトラツク3となる。このような記
録ビツトをもつ記録媒体を対象とした2ビーム法
にあつては、記録再生用の主ビームBmの他に、
2本の副ビームBs1,Bs2を使用し、副ビーム
Bs1,Bs2によるビツト2からの反射情報に基
づいて主ビームBmがトラツク中心に位置するよ
うにトラツキング制御する。
第9図は従来の2ビーム法によるトラツキング
制御回路を示したもので、光源4からの光はレン
ズ5、回析格子6、ビームスプリツタ7及び反射
鏡8を介して対物レンズ9より3本のビームとし
て記録媒体1のトラツク3に照射される。トラツ
ク3を形成するビツトからの反射ビームはビーム
スプリツタ7で直角方向に偏光され、主ビーム
Bmの反射光は検出器Dmで受光され、再生信号
として外部に取り出される。一方、副ビームBs
1,Bs2の反射光は検出器Ds1,Ds2で受光さ
れ、差動アンプ11に与えられる。
制御回路を示したもので、光源4からの光はレン
ズ5、回析格子6、ビームスプリツタ7及び反射
鏡8を介して対物レンズ9より3本のビームとし
て記録媒体1のトラツク3に照射される。トラツ
ク3を形成するビツトからの反射ビームはビーム
スプリツタ7で直角方向に偏光され、主ビーム
Bmの反射光は検出器Dmで受光され、再生信号
として外部に取り出される。一方、副ビームBs
1,Bs2の反射光は検出器Ds1,Ds2で受光さ
れ、差動アンプ11に与えられる。
いま3本のビームが第8図の状態にあつたとす
ると、副ビームBs1とBs2はビツト中心から均
等にずれているため、検出器Ds1とDs2の出力
は等しい。ここで、ビツト2はデイスク回転によ
り3本のビームBm,Bs1,Bs2に対して相対
的に移動するため、検出器Ds1,Ds2の出力は
ビツト2の有無によつて変化し、その周波数は例
えば1MHz〜10MHz程度である。
ると、副ビームBs1とBs2はビツト中心から均
等にずれているため、検出器Ds1とDs2の出力
は等しい。ここで、ビツト2はデイスク回転によ
り3本のビームBm,Bs1,Bs2に対して相対
的に移動するため、検出器Ds1,Ds2の出力は
ビツト2の有無によつて変化し、その周波数は例
えば1MHz〜10MHz程度である。
これに対し差動アンプ11、サーボアンプ12
及び回転駆動モータ13の応答周波数が10〜20K
Hzであるため、ビツト2の有無による高周波成分
の影響は受けない。従つて、副ビームBs1とBs
2はビツト列の移動による反射光の平均値を検出
するために使用される。
及び回転駆動モータ13の応答周波数が10〜20K
Hzであるため、ビツト2の有無による高周波成分
の影響は受けない。従つて、副ビームBs1とBs
2はビツト列の移動による反射光の平均値を検出
するために使用される。
一方、動作中に、外乱等によつてトラツクと照
射ビームが相対的に位置ずれ(トラツに直角な方
向のずれ)を起こすと、副ビームBs1,Bs2で
検出される平均反射光量の差が差動アンプ11で
トラツキング誤差として検出され、サーボアンプ
12で増幅された後に駆動モータ13に印加さ
れ、反射鏡8の回転駆動で副ビームBs1,Bs2
で検出される平均反射光量の差が常に零となるよ
うに、換言すれば主ビームBmが常にトラツクの
中心にくるようにトラツキング制御する。
射ビームが相対的に位置ずれ(トラツに直角な方
向のずれ)を起こすと、副ビームBs1,Bs2で
検出される平均反射光量の差が差動アンプ11で
トラツキング誤差として検出され、サーボアンプ
12で増幅された後に駆動モータ13に印加さ
れ、反射鏡8の回転駆動で副ビームBs1,Bs2
で検出される平均反射光量の差が常に零となるよ
うに、換言すれば主ビームBmが常にトラツクの
中心にくるようにトラツキング制御する。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、トラツク溝を設けずに記録時の
ビツト列をトラツクとして利用した場合には、光
デイスクにおける凹凸ピツト等でなるビツト列お
よび光磁気デイスクにおける垂直磁化によるビツ
ト列ともに各ビツトのトラツク方向および垂直方
向(幅方向)の大きさが一定せず、ビツトの大き
さによつても平均反射光量が変化する。
ビツト列をトラツクとして利用した場合には、光
デイスクにおける凹凸ピツト等でなるビツト列お
よび光磁気デイスクにおける垂直磁化によるビツ
ト列ともに各ビツトのトラツク方向および垂直方
向(幅方向)の大きさが一定せず、ビツトの大き
さによつても平均反射光量が変化する。
即ち、再生専用のビデオデイスクやコンパクト
デイスクのように予めビツトが記録されている場
合、記録時におけるレーザビームのパワー等を制
御してビツトの幅を揃えるようにすれば問題ない
が、ビツト幅を一定に保つ制御を行なうために記
録装置が複雑化し、また、再記録可能な光デイス
クや光磁気デイスクにあつても再記録の際にビツ
ト幅を一定に保つための装置構成が複雑化し、デ
イスクや記録再生装置のコストが高価になる。
デイスクのように予めビツトが記録されている場
合、記録時におけるレーザビームのパワー等を制
御してビツトの幅を揃えるようにすれば問題ない
が、ビツト幅を一定に保つ制御を行なうために記
録装置が複雑化し、また、再記録可能な光デイス
クや光磁気デイスクにあつても再記録の際にビツ
ト幅を一定に保つための装置構成が複雑化し、デ
イスクや記録再生装置のコストが高価になる。
次に、ビツトの大きさが変わることによる2ビ
ーム法によるトラツキング制御への影響を第10
図を参照して説明する。
ーム法によるトラツキング制御への影響を第10
図を参照して説明する。
第10図はビツトが大きい場合(同図a)と小
さい場合(同図b)のトラツキング誤差信号の関
係を示す。
さい場合(同図b)のトラツキング誤差信号の関
係を示す。
周知のように、記録周波数が低い場合には、記
録ビームの記録媒体への照射時間は長く、逆に記
録周波数が高い場合には、記録ビームの記録媒体
への照射時間は短くなる。
録ビームの記録媒体への照射時間は長く、逆に記
録周波数が高い場合には、記録ビームの記録媒体
への照射時間は短くなる。
一方、記録媒体には一般に蓄熱作用があり、記
録ビームを長時間照射すると熱の蓄積によりビツ
トが長さ方向にも幅方向にも大きくなり、逆に記
録ビームが短時間照射された場合には熱の蓄積が
少ないためビツトは長さ方向にも幅方向にも小さ
くなるという記録特性を示す。
録ビームを長時間照射すると熱の蓄積によりビツ
トが長さ方向にも幅方向にも大きくなり、逆に記
録ビームが短時間照射された場合には熱の蓄積が
少ないためビツトは長さ方向にも幅方向にも小さ
くなるという記録特性を示す。
従つて、記録されたビツトは周波数が低いと第
10図aに示すように記録されたビツトの幅は大
きく、周波数が高くなるに従つて第10図bに示
すようにビツトの幅が小さくなる。ここで、従来
の2ビーム法により得られるトラツキング誤差信
号は、副ビームBs1とBs2の平均反射光量の差
として求めているため、トラツク直角方向となる
副ビームBs1とBs2の間隔Wsを一定とした場
合、第10図cに示すように、周波数が低いとき
のトラツキング誤差信号TEl(実線)と周波数が
高いときのトラツキング誤差信号TEh(破線)の
間にはTEl>TEhの関係があり、トラツキング誤
差の検出感度は周波数が高くなるに従つて低下
し、その結果、一定感度でトラツキング誤差を検
出できないという問題があつた。
10図aに示すように記録されたビツトの幅は大
きく、周波数が高くなるに従つて第10図bに示
すようにビツトの幅が小さくなる。ここで、従来
の2ビーム法により得られるトラツキング誤差信
号は、副ビームBs1とBs2の平均反射光量の差
として求めているため、トラツク直角方向となる
副ビームBs1とBs2の間隔Wsを一定とした場
合、第10図cに示すように、周波数が低いとき
のトラツキング誤差信号TEl(実線)と周波数が
高いときのトラツキング誤差信号TEh(破線)の
間にはTEl>TEhの関係があり、トラツキング誤
差の検出感度は周波数が高くなるに従つて低下
し、その結果、一定感度でトラツキング誤差を検
出できないという問題があつた。
更に、光磁気デイスクにあつては、上向き又は
下向きに垂直磁化することでビツト列を形成して
いるため、ビツトの有無による反射率の差が少な
く、トラツキング誤差信号のS/N比が悪いとい
う問題もあつた。
下向きに垂直磁化することでビツト列を形成して
いるため、ビツトの有無による反射率の差が少な
く、トラツキング誤差信号のS/N比が悪いとい
う問題もあつた。
(発明の目的)
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、記録されたビツトの状態に依存せ
ずに、常に一定の感度でトラツキング誤差を検出
できるようにしたトラツキング制御装置を提供す
ることを目的とする。
されたもので、記録されたビツトの状態に依存せ
ずに、常に一定の感度でトラツキング誤差を検出
できるようにしたトラツキング制御装置を提供す
ることを目的とする。
(発明の概要)
この目的を達成するため本発明にあつては、2
ビーム法による記録媒体の記録情報のビツト列か
らの反射光の変化に基づいてトラツキング制御す
るトラツキング制御装置において、ビツトをビー
ムが次々と通過することで生ずるビーム反射光の
交流成分の振幅を検出(包絡線検波)し、2本の
副ビームの振幅検出信号の差としてトラツキング
誤差を検出すると共に、このトラツキング誤差を
主ビームの振幅検出信号または副ビームの振幅加
算信号で割つて正規化したトラツキング誤差を求
め、ビツトの状態に依存することなく常にトラツ
キング誤差の検出感度を一定に保つようにしたも
のである。
ビーム法による記録媒体の記録情報のビツト列か
らの反射光の変化に基づいてトラツキング制御す
るトラツキング制御装置において、ビツトをビー
ムが次々と通過することで生ずるビーム反射光の
交流成分の振幅を検出(包絡線検波)し、2本の
副ビームの振幅検出信号の差としてトラツキング
誤差を検出すると共に、このトラツキング誤差を
主ビームの振幅検出信号または副ビームの振幅加
算信号で割つて正規化したトラツキング誤差を求
め、ビツトの状態に依存することなく常にトラツ
キング誤差の検出感度を一定に保つようにしたも
のである。
(実施例)
第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロツ
ク図である。
ク図である。
まず構成を説明すると、Dmは主ビームBmの
反射光を電気信号に変換する検出器、Ds1,Ds
2は2本の副ビームBs1,Bs2の反射光を電気
信号に変換する検出器である。14a,14b,
14cは増幅器であり、各検出器Ds1,Dm及び
Ds2からのビツトの有無を表わす検出信号を増
幅する。15a,15b,15cはハイパスフイ
ルタであり、増幅器14a〜14cからの各出力
信号に含まれるビツトの有無に応じた交流成分の
みを取り出す。16a,16b,16cは整流回
路であり、ハイパスフイルタ15a〜15cのそ
れぞれより出力されるビツトの有無による交流成
分の振幅変化、即ち交流成分を包絡線検波した信
号を出力する。11は作動アンプであり、副ビー
ムの振幅検出信号を出力する整流回路16aと1
6cの出力を入力接続し、2つの副ビームによる
振幅検出信号の差としてトラツキング誤差信号を
検出する。17は割算器であり、作動アンプ11
の出力を分子入力端子Aに接続し、また主ビーム
の振幅検出信号を出力する整流回路16bの出力
を分母入力端子Bに接続している。このため、割
算器17はA/Bとなる割算出力を生じ、この割
算によつて作動アンプ11からのトラツキング誤
差信号の正規化が行なわれる。
反射光を電気信号に変換する検出器、Ds1,Ds
2は2本の副ビームBs1,Bs2の反射光を電気
信号に変換する検出器である。14a,14b,
14cは増幅器であり、各検出器Ds1,Dm及び
Ds2からのビツトの有無を表わす検出信号を増
幅する。15a,15b,15cはハイパスフイ
ルタであり、増幅器14a〜14cからの各出力
信号に含まれるビツトの有無に応じた交流成分の
みを取り出す。16a,16b,16cは整流回
路であり、ハイパスフイルタ15a〜15cのそ
れぞれより出力されるビツトの有無による交流成
分の振幅変化、即ち交流成分を包絡線検波した信
号を出力する。11は作動アンプであり、副ビー
ムの振幅検出信号を出力する整流回路16aと1
6cの出力を入力接続し、2つの副ビームによる
振幅検出信号の差としてトラツキング誤差信号を
検出する。17は割算器であり、作動アンプ11
の出力を分子入力端子Aに接続し、また主ビーム
の振幅検出信号を出力する整流回路16bの出力
を分母入力端子Bに接続している。このため、割
算器17はA/Bとなる割算出力を生じ、この割
算によつて作動アンプ11からのトラツキング誤
差信号の正規化が行なわれる。
19はスイツチであり、目標トラツク位置にア
クセスしたタイミングでオンし、割算器17から
の正規化されたトラツキング誤差信号をサーボア
ンプ12に供給し、トラツキング誤差信号が零と
なるように、即ち主ビームがビツト列でなるトラ
ツク中心に一致するように反射鏡をモータにより
回転制御する。一方、ピーク検出回路18、アン
ドゲート20、インバータ22及びフリツプフロ
ツプ21でなる回路部は、スイツチ19のオンに
よりトラツキングの開始タイミングを決定する回
路であり、目標トラツク位置へのアクセスで主ビ
ームが目標トラツクの中心位置に達すると整流回
路16bの出力が最大になることから、この整流
回路16bのピーク値をピーク検出回路18で検
出し、トラツキングオン・オフ信号23がトラツ
キングオンによりHレベルとなつていることを条
件にフリツプフロツプ21のセツトでスイツチ1
9をオンしてトラツキング制御を開始させるよう
にしている。尚、主ビームの検出信号を増幅する
増幅器14bの出力は再生信号として外部に取り
出されている。
クセスしたタイミングでオンし、割算器17から
の正規化されたトラツキング誤差信号をサーボア
ンプ12に供給し、トラツキング誤差信号が零と
なるように、即ち主ビームがビツト列でなるトラ
ツク中心に一致するように反射鏡をモータにより
回転制御する。一方、ピーク検出回路18、アン
ドゲート20、インバータ22及びフリツプフロ
ツプ21でなる回路部は、スイツチ19のオンに
よりトラツキングの開始タイミングを決定する回
路であり、目標トラツク位置へのアクセスで主ビ
ームが目標トラツクの中心位置に達すると整流回
路16bの出力が最大になることから、この整流
回路16bのピーク値をピーク検出回路18で検
出し、トラツキングオン・オフ信号23がトラツ
キングオンによりHレベルとなつていることを条
件にフリツプフロツプ21のセツトでスイツチ1
9をオンしてトラツキング制御を開始させるよう
にしている。尚、主ビームの検出信号を増幅する
増幅器14bの出力は再生信号として外部に取り
出されている。
次に、第2図のタイミングチヤートを参照し
て、第1図の実施例によるトラツキング制御の動
作を説明する。
て、第1図の実施例によるトラツキング制御の動
作を説明する。
今、第2図aに示すように記録媒体に記録され
ているビツト列が図示のように大きいビツトから
小さいビツトに変化し、再び大きいビツトに変化
する記録状態にあるものとする。このような記録
媒体のビツト列に対し、2ビーム法による主ビー
ムBm及び副ビームBs1,Bs2が照射され、ト
ラツク中心に対し主ビームBmがδだけ外れ、2
本の副ビームの内の副ビームBs1がトラツク中
心に近づいた状態にあるものとする。尚、説明の
都合上、主ビームBm及び副ビームBs1,Bs2
の光強度は等しいものとする。
ているビツト列が図示のように大きいビツトから
小さいビツトに変化し、再び大きいビツトに変化
する記録状態にあるものとする。このような記録
媒体のビツト列に対し、2ビーム法による主ビー
ムBm及び副ビームBs1,Bs2が照射され、ト
ラツク中心に対し主ビームBmがδだけ外れ、2
本の副ビームの内の副ビームBs1がトラツク中
心に近づいた状態にあるものとする。尚、説明の
都合上、主ビームBm及び副ビームBs1,Bs2
の光強度は等しいものとする。
このような第2図aに示すビームの照射状態で
デイスクの回転によりビツト列がビームに対し移
動したとすると、第2図b,c及びdに示す主ビ
ーム及び副ビームの各検出器Ds1,Dm及びDs
2の検出出力が得られる。即ち、第2図cのメイ
ンビームBmの検出出力の振幅が最も大きく、ト
ラツクずれδにより副ビームBs1がトラツク中
心側に寄つていることから、次に第2図bの副ビ
ームBs1の検出出力が大きく、トラツクから外
れた第2図dの副ビームBs2の出力が最も小さ
くなる。また、各ビームの検出出力はビツトの有
無に応じた周波数の交流成分となり、ビツトが大
きい場所では交流周波数が低いと共に振幅が大き
く、一方、ビツトが小さくなると周波数が高く且
つ振幅が小さくなる。このようなビーム反射光の
検出信号が得られるのは、第10図に示したよう
に記録時のビツトの幅の違いと公知の化学理論と
して知られた光学系の周波数特性(MTF効果)
との合成された結果として得られる。尚、第10
図の説明では、ビツトの幅が狭くなることでトラ
ツキング誤差の検出感度が低下する問題点を指摘
したが、第2図の場合にはビツトの幅が狭くなる
ことに加えてビツトの長さが小さくなることによ
る光学系の性能低下、即ちMTF効果によつてビ
ツトの記録周波数の違いによる再生信号の振幅変
動が強調されることを同時に表わしている。
デイスクの回転によりビツト列がビームに対し移
動したとすると、第2図b,c及びdに示す主ビ
ーム及び副ビームの各検出器Ds1,Dm及びDs
2の検出出力が得られる。即ち、第2図cのメイ
ンビームBmの検出出力の振幅が最も大きく、ト
ラツクずれδにより副ビームBs1がトラツク中
心側に寄つていることから、次に第2図bの副ビ
ームBs1の検出出力が大きく、トラツクから外
れた第2図dの副ビームBs2の出力が最も小さ
くなる。また、各ビームの検出出力はビツトの有
無に応じた周波数の交流成分となり、ビツトが大
きい場所では交流周波数が低いと共に振幅が大き
く、一方、ビツトが小さくなると周波数が高く且
つ振幅が小さくなる。このようなビーム反射光の
検出信号が得られるのは、第10図に示したよう
に記録時のビツトの幅の違いと公知の化学理論と
して知られた光学系の周波数特性(MTF効果)
との合成された結果として得られる。尚、第10
図の説明では、ビツトの幅が狭くなることでトラ
ツキング誤差の検出感度が低下する問題点を指摘
したが、第2図の場合にはビツトの幅が狭くなる
ことに加えてビツトの長さが小さくなることによ
る光学系の性能低下、即ちMTF効果によつてビ
ツトの記録周波数の違いによる再生信号の振幅変
動が強調されることを同時に表わしている。
このように、検出器Ds1,Dm及びDs2で検
出されたビーム反射光の再生信号はハイパスフイ
ルタ15a〜15cに与えられてビツトの有無に
よる交流成分が取り出され、次段の整流回路16
a〜16cにおいて交流成分の振幅変化の検出、
即ち包絡線検波が行なわれ、第2図e,f,及び
gに示す振幅検出信号が得られる。
出されたビーム反射光の再生信号はハイパスフイ
ルタ15a〜15cに与えられてビツトの有無に
よる交流成分が取り出され、次段の整流回路16
a〜16cにおいて交流成分の振幅変化の検出、
即ち包絡線検波が行なわれ、第2図e,f,及び
gに示す振幅検出信号が得られる。
ここで、第2図e〜gに示す振幅検出信号は、
ビツトに対する各ビームの照射面積の違いから信
号レベルが異なつているが、ビツト幅に対する3
本のビームBm,Bs1,Bs2のビーム照射面積
及び形状が等しく且つ光学系のMTF効果も同じ
であるため、ビツトの記録周波数に依存したビツ
トの大きさによる信号変化の割合は各振幅検出信
号とも等しくなる。
ビツトに対する各ビームの照射面積の違いから信
号レベルが異なつているが、ビツト幅に対する3
本のビームBm,Bs1,Bs2のビーム照射面積
及び形状が等しく且つ光学系のMTF効果も同じ
であるため、ビツトの記録周波数に依存したビツ
トの大きさによる信号変化の割合は各振幅検出信
号とも等しくなる。
整流回路16a〜16cで得られた各ビームの
振幅検出信号の内、副ビームに対応した整流回路
16aと16cの出力は作動アンプ11に与えら
れ、両信号の差として第2図hに示すトラツキン
グ誤差信号が作動アンプ11から出力される。こ
のトラツキング誤差信号にはビツトの大きさに依
存した誤差信号のレベル変化が含まれており、作
動アンプ11からのトラツキング誤差信号をその
ままトラツキング制御に使用した場合には、ビツ
トの大きさによりトラツキング誤差の検出感度が
異なることになる。
振幅検出信号の内、副ビームに対応した整流回路
16aと16cの出力は作動アンプ11に与えら
れ、両信号の差として第2図hに示すトラツキン
グ誤差信号が作動アンプ11から出力される。こ
のトラツキング誤差信号にはビツトの大きさに依
存した誤差信号のレベル変化が含まれており、作
動アンプ11からのトラツキング誤差信号をその
ままトラツキング制御に使用した場合には、ビツ
トの大きさによりトラツキング誤差の検出感度が
異なることになる。
そこで本発明にあつては、作動アンプ11で検
出したトラツキング誤差信号を割算部17の分子
入力端子Aに入力すると共に、割算器17の分母
入力端子Bに整流回路16bからの主ビームの振
幅検出信号を入力とし、主ビームの振幅検出信号
でトラツキング誤差信号を割ることによりトラツ
キング誤差信号の正規化を行なう。即ち、第2図
hの作動アンプ11で得られたトラツキング誤差
信号についてもビツトが大きいときと小さいとき
のトラツキング誤差信号のレベル変化は第2図f
に示した主ビームの振幅検出信号のレベル変化の
割合と同じであり、主ビームの振幅検出信号でト
ラツキング誤差信号を割ることで第2図iに示す
一定の信号レベルVeをもつた正規化されたトラ
ツキング誤差信号を割算部17の出力として得る
ことができる。即ち、割算部17の出力(A/
B)はビツト周波数に依存せず、この割算器17
の出力Veが第2図aに示したトラツキング誤差
δに比例している。
出したトラツキング誤差信号を割算部17の分子
入力端子Aに入力すると共に、割算器17の分母
入力端子Bに整流回路16bからの主ビームの振
幅検出信号を入力とし、主ビームの振幅検出信号
でトラツキング誤差信号を割ることによりトラツ
キング誤差信号の正規化を行なう。即ち、第2図
hの作動アンプ11で得られたトラツキング誤差
信号についてもビツトが大きいときと小さいとき
のトラツキング誤差信号のレベル変化は第2図f
に示した主ビームの振幅検出信号のレベル変化の
割合と同じであり、主ビームの振幅検出信号でト
ラツキング誤差信号を割ることで第2図iに示す
一定の信号レベルVeをもつた正規化されたトラ
ツキング誤差信号を割算部17の出力として得る
ことができる。即ち、割算部17の出力(A/
B)はビツト周波数に依存せず、この割算器17
の出力Veが第2図aに示したトラツキング誤差
δに比例している。
次に、第2図のタイミングチヤートに示したト
ラツキング制御を開始させるための動作を説明す
る。
ラツキング制御を開始させるための動作を説明す
る。
通常、記録媒体にはビツト列、つまりトラツク
が多数記録されており、トラツキング制御を行な
つていない状態では外乱等によつて照射ビームが
次々とトラツクを横切つた状態にある。
が多数記録されており、トラツキング制御を行な
つていない状態では外乱等によつて照射ビームが
次々とトラツクを横切つた状態にある。
第3図は照射ビームが3本のトラツクを横切つ
たときの各部の信号波形を示す。即ち、第3図a
は副ビームBs1の検出信号、同図bは主ビーム
Bmの検出信号、同図cは副ビームBs2の検出信
号、同図dは作動アンプ11の出力信号、同図e
は割算器17の分母入力端子Bに対する入力信
号、及び同図fは割算器17の出力信号を示す。
たときの各部の信号波形を示す。即ち、第3図a
は副ビームBs1の検出信号、同図bは主ビーム
Bmの検出信号、同図cは副ビームBs2の検出信
号、同図dは作動アンプ11の出力信号、同図e
は割算器17の分母入力端子Bに対する入力信
号、及び同図fは割算器17の出力信号を示す。
この第3図のタイミングチヤートに示すよう
に、トラツキング制御開始前に照射ビームが3本
のトラツクを横切つた場合には、第10図に示し
たように副ビームBs1とBs2は主ビームBmに
対して対称に間隔Wsだけ離れているため、照射
ビームが特定のトラツクから次のトラツクに移る
までを1周期とすると、各ビームBs1,Bm,
Bs2による振幅検出信号(包絡線検波信号)は第
3図a〜cに示すように一定の位相差をもつてい
る。これらの振幅検出信号(包絡線検波信号)の
内、主ビームによる検出信号のピークは主ビーム
Bmがトラツクの中心に合致したことを示してお
り、第1図の実施例におけるピーク検出回路18
によつて主ビームによる検出信号のピークを検出
し、トラツキング制御を起動すれば、トラツキン
グ誤差が零の状態から安定にトラツキング制御に
移行することができる。
に、トラツキング制御開始前に照射ビームが3本
のトラツクを横切つた場合には、第10図に示し
たように副ビームBs1とBs2は主ビームBmに
対して対称に間隔Wsだけ離れているため、照射
ビームが特定のトラツクから次のトラツクに移る
までを1周期とすると、各ビームBs1,Bm,
Bs2による振幅検出信号(包絡線検波信号)は第
3図a〜cに示すように一定の位相差をもつてい
る。これらの振幅検出信号(包絡線検波信号)の
内、主ビームによる検出信号のピークは主ビーム
Bmがトラツクの中心に合致したことを示してお
り、第1図の実施例におけるピーク検出回路18
によつて主ビームによる検出信号のピークを検出
し、トラツキング制御を起動すれば、トラツキン
グ誤差が零の状態から安定にトラツキング制御に
移行することができる。
このトラツキング制御の開始動作は、第1図の
実施例におけるピーク検出回路18、アンドゲー
ト20、インバータ22及びフリツプフロツプ2
1で行なわれる。即ち、トラツキング制御を開始
する前にあつては、トラツキングオン・オフ信号
23がLレベルにあり、インバータ22によりフ
リツプフロツプ21のリセツト端子がHレベルに
あることからQ出力はLレベルとなり、スイツチ
19が開いてトラツキング制御を解除している。
次に、トラツキング制御を開始するためトラツキ
ングオン・オフ信号23がHレベルとなると、イ
ンバータ22の出力がLレベルに反転してフリツ
プフロツプ21のリセツトが解除される。この状
態でピーク検出回路18が照射ビームのトラツク
移動に伴う整流回路16bからの振幅検出信号
(包絡線検波信号)のピーク値を検出するとHレ
ベル出力を生じ、アンドゲート20が許容状態と
なることでフリツプフロツプ21をセツトし、Q
=Hレベル出力をもつてスイツチ19をオンし、
割算器17の出力をサーボアンプ12に供給する
ことでトラツキング制御を起動する。
実施例におけるピーク検出回路18、アンドゲー
ト20、インバータ22及びフリツプフロツプ2
1で行なわれる。即ち、トラツキング制御を開始
する前にあつては、トラツキングオン・オフ信号
23がLレベルにあり、インバータ22によりフ
リツプフロツプ21のリセツト端子がHレベルに
あることからQ出力はLレベルとなり、スイツチ
19が開いてトラツキング制御を解除している。
次に、トラツキング制御を開始するためトラツキ
ングオン・オフ信号23がHレベルとなると、イ
ンバータ22の出力がLレベルに反転してフリツ
プフロツプ21のリセツトが解除される。この状
態でピーク検出回路18が照射ビームのトラツク
移動に伴う整流回路16bからの振幅検出信号
(包絡線検波信号)のピーク値を検出するとHレ
ベル出力を生じ、アンドゲート20が許容状態と
なることでフリツプフロツプ21をセツトし、Q
=Hレベル出力をもつてスイツチ19をオンし、
割算器17の出力をサーボアンプ12に供給する
ことでトラツキング制御を起動する。
次に、第1図の実施例における割算器17の分
母入力端子B側にはダイオードD1,D2及び規
定電圧源Vfでなるバイアス回路が設けられてお
り、このバイアス回路の動作を説明すると次の通
りである。
母入力端子B側にはダイオードD1,D2及び規
定電圧源Vfでなるバイアス回路が設けられてお
り、このバイアス回路の動作を説明すると次の通
りである。
まず、第3図のタイミングチヤートに示したよ
うにトラツキング制御を掛けていない場合、整流
回路16bからの主ビームの振幅検出信号(包絡
線検波信号)はトラツクとトラツクの間ではほと
んど零となる(第3図b)。このため、割算器1
7の分母入力信号レベルが照射ビームのトラツク
移動状態で零となるために、割算器17が飽和状
態になるか最悪の場合は発振状態に陥つてしま
う。従つて、照射ビームがトラツクを横切るとき
のトラツキング誤差信号(第3図d)が乱される
ため、このトラツキング誤差信号をモニターしな
がら行なうアクセス制御の際のトラツクジヤンプ
が不安定となる。
うにトラツキング制御を掛けていない場合、整流
回路16bからの主ビームの振幅検出信号(包絡
線検波信号)はトラツクとトラツクの間ではほと
んど零となる(第3図b)。このため、割算器1
7の分母入力信号レベルが照射ビームのトラツク
移動状態で零となるために、割算器17が飽和状
態になるか最悪の場合は発振状態に陥つてしま
う。従つて、照射ビームがトラツクを横切るとき
のトラツキング誤差信号(第3図d)が乱される
ため、このトラツキング誤差信号をモニターしな
がら行なうアクセス制御の際のトラツクジヤンプ
が不安定となる。
そこで、第1図の実施例にあつては、トラツキ
ング誤差信号の正規化に使用する第3図bの主ビ
ームの振幅検出信号(包絡線検波信号)がトラツ
クとトラツクの間で、ある一定電圧Vfより低く
なつても、バイアス回路の働きによつて割算器1
7の分母入力端子Bには第3図eに示すような信
号が入力されるようにしてあり、その結果、第3
図fに示す正規化されたトラツキング誤差信号は
破線で示す従来のトラツキング誤差信号(第3図
dの信号)に比べてトラツク中心を横切るときの
直線性が良好となり、トラツキング誤差信号の感
度を広い範囲に亘つて一定値に近づけることがで
きるという副次的効果が得られる。
ング誤差信号の正規化に使用する第3図bの主ビ
ームの振幅検出信号(包絡線検波信号)がトラツ
クとトラツクの間で、ある一定電圧Vfより低く
なつても、バイアス回路の働きによつて割算器1
7の分母入力端子Bには第3図eに示すような信
号が入力されるようにしてあり、その結果、第3
図fに示す正規化されたトラツキング誤差信号は
破線で示す従来のトラツキング誤差信号(第3図
dの信号)に比べてトラツク中心を横切るときの
直線性が良好となり、トラツキング誤差信号の感
度を広い範囲に亘つて一定値に近づけることがで
きるという副次的効果が得られる。
更に詳細に説明するならば、割算器17を通る
前のトラツキング誤差信号は第3図dに示す信号
であり、近似的には、例えば正弦波とみなすこと
ができ、主ビームがトラツクに合致しているとき
と合致する前後では誤差信号の傾斜、換言すれば
誤差検出感度が異なつている。このため、トラツ
キングサーボの動作点によつてサーボ回路の利得
が変化し、動作が不安定になる結果を招く。この
欠点はサーボ回路が定常的に作動している場合に
は問題とはならないが、必ずしも理想的な状態で
サーボ回路をスタートすることができない場合、
例えばトラツクジヤンプの直後にサーボ回路をオ
ンする場合には、トラツキング誤差の検出感度が
異なることでサーボ系の整定時間に差が生じ、ひ
いてはトラツクジヤンプの要する時間が長くなる
という問題を生ずる。
前のトラツキング誤差信号は第3図dに示す信号
であり、近似的には、例えば正弦波とみなすこと
ができ、主ビームがトラツクに合致しているとき
と合致する前後では誤差信号の傾斜、換言すれば
誤差検出感度が異なつている。このため、トラツ
キングサーボの動作点によつてサーボ回路の利得
が変化し、動作が不安定になる結果を招く。この
欠点はサーボ回路が定常的に作動している場合に
は問題とはならないが、必ずしも理想的な状態で
サーボ回路をスタートすることができない場合、
例えばトラツクジヤンプの直後にサーボ回路をオ
ンする場合には、トラツキング誤差の検出感度が
異なることでサーボ系の整定時間に差が生じ、ひ
いてはトラツクジヤンプの要する時間が長くなる
という問題を生ずる。
これに対し、トラツキング誤差を正規化する割
算器17を使用した本発明にあつては、第3図f
に示すように破線で示す割算器を使用しない場合
に比べ主ビームがトラツクに合致する信号レベル
が零となる前後の広い範囲で直線性が得られ、こ
の結果、トラツキング誤差の検出感度が一定値に
近づき、トラツクジヤンプ直後にサーボ回路をオ
ンして過渡応答があつたとしても、主ビームをト
ラツクに合致させるための整定時間に差を生ずる
ことがなく、トラツクジヤンプに要する時間を短
くすることができる。
算器17を使用した本発明にあつては、第3図f
に示すように破線で示す割算器を使用しない場合
に比べ主ビームがトラツクに合致する信号レベル
が零となる前後の広い範囲で直線性が得られ、こ
の結果、トラツキング誤差の検出感度が一定値に
近づき、トラツクジヤンプ直後にサーボ回路をオ
ンして過渡応答があつたとしても、主ビームをト
ラツクに合致させるための整定時間に差を生ずる
ことがなく、トラツクジヤンプに要する時間を短
くすることができる。
第4図は本発明の他の実施例を示した回路ブロ
ツク図であり、第1図の実施例と異なる点は、主
ビームの信号処理系において、ハイパスフイルタ
15bと整流回路16bを省略し、新たに加算器
24を設け、加算器24で整流回路16aと16
cの加算信号を得て割算器17の分母入力端子B
に印加している点にある。
ツク図であり、第1図の実施例と異なる点は、主
ビームの信号処理系において、ハイパスフイルタ
15bと整流回路16bを省略し、新たに加算器
24を設け、加算器24で整流回路16aと16
cの加算信号を得て割算器17の分母入力端子B
に印加している点にある。
第5図は第4図の実施例における整流回路16
a,16c及び加算器24の出力を示しており、
2本の副ビームについての振幅検出信号(包絡線
検波信号)を加算した第5図cの加算器24の出
力は、第3図bに示した主ビームBmの振幅検出
信号(包絡線検波信号)と同様、主ビームBmが
トラツク中心と合致したときに最大となる。
a,16c及び加算器24の出力を示しており、
2本の副ビームについての振幅検出信号(包絡線
検波信号)を加算した第5図cの加算器24の出
力は、第3図bに示した主ビームBmの振幅検出
信号(包絡線検波信号)と同様、主ビームBmが
トラツク中心と合致したときに最大となる。
従つて、第1図の実施例に示したと同様に、ピ
ーク検出回路18によつて加算器24の加算出力
のピーク値を検出してスイツチ19をオンするこ
とで、安定にトラツキング制御を起動することが
できる。
ーク検出回路18によつて加算器24の加算出力
のピーク値を検出してスイツチ19をオンするこ
とで、安定にトラツキング制御を起動することが
できる。
但し、第3図bの信号と比較して第5図cの加
算信号は、ピーク付近の傾斜が緩やかなため、第
3図fに示すようなトラツキング誤差信号の直線
性を改善する効果は少なくなるが、実用上は差し
支えない。むしろ加算器24が新たに必要になる
もののハイパスフイルタ及び整流回路を省略する
ことができ、結果的に回路規模を小さくできると
いう実用上の効果が得られる。
算信号は、ピーク付近の傾斜が緩やかなため、第
3図fに示すようなトラツキング誤差信号の直線
性を改善する効果は少なくなるが、実用上は差し
支えない。むしろ加算器24が新たに必要になる
もののハイパスフイルタ及び整流回路を省略する
ことができ、結果的に回路規模を小さくできると
いう実用上の効果が得られる。
尚、第1図及び第4図の実施例で示したダイオ
ードD1,D2及び定電圧源Vfは割算器17が
飽和状態あるいは発振状態に陥ることを避けるた
めに設けているが、例えば割算器自体で最高利得
が決まつている場合には必ずしも設ける必要はな
い。また、包絡線検波を行なう整流回路は半波整
流回路と全波整流回路の2種類があるが、本発明
にあつては、いずれの整流回路を使用してもよ
い。更に、第1図及び第4図の実施例にあつて
は、1台の割算器17を使用しているが、他の実
施例として第6図及び第7図に示すように2台の
割算器17a,17bを使用しても同様な回路機
能を実現することができる。
ードD1,D2及び定電圧源Vfは割算器17が
飽和状態あるいは発振状態に陥ることを避けるた
めに設けているが、例えば割算器自体で最高利得
が決まつている場合には必ずしも設ける必要はな
い。また、包絡線検波を行なう整流回路は半波整
流回路と全波整流回路の2種類があるが、本発明
にあつては、いずれの整流回路を使用してもよ
い。更に、第1図及び第4図の実施例にあつて
は、1台の割算器17を使用しているが、他の実
施例として第6図及び第7図に示すように2台の
割算器17a,17bを使用しても同様な回路機
能を実現することができる。
即ち、第6図は第1図の実施例について2台の
割算器17a,17bを使用したもので、整流回
路16a,16c毎に割算器17a,17bを設
けて分子入力端子に接続し、整流回路16bの出
力を各割算器17a,17bの分母入力端子Bに
共通接続する。このように、トラツキング誤差信
号を得る前の副ビーム振幅検出信号(包絡線検波
信号)を割算器17a,17bで正規化した後に
作動アンプ11に入力し、正規化されたトラツキ
ング誤差信号を検出する。
割算器17a,17bを使用したもので、整流回
路16a,16c毎に割算器17a,17bを設
けて分子入力端子に接続し、整流回路16bの出
力を各割算器17a,17bの分母入力端子Bに
共通接続する。このように、トラツキング誤差信
号を得る前の副ビーム振幅検出信号(包絡線検波
信号)を割算器17a,17bで正規化した後に
作動アンプ11に入力し、正規化されたトラツキ
ング誤差信号を検出する。
第7図は第4図の実施例について2台の割算器
17a,17bを使用したもので、第6図の場合
と同様、副ビームの整流回路16a,16cの出
力を割算器17a,17bの分子入力端子Aに接
続し、また加算器24の出力を分母入力端子Bに
共通接続し、副ビームの振幅検出信号(包絡線検
波信号)を割算器17a,17bで正規化した後
に作動アンプ11に入力してトラツキング誤差信
号を検出する。
17a,17bを使用したもので、第6図の場合
と同様、副ビームの整流回路16a,16cの出
力を割算器17a,17bの分子入力端子Aに接
続し、また加算器24の出力を分母入力端子Bに
共通接続し、副ビームの振幅検出信号(包絡線検
波信号)を割算器17a,17bで正規化した後
に作動アンプ11に入力してトラツキング誤差信
号を検出する。
(発明の効果)
以上説明してきたように本発明によれば、記録
ビツト列を対象とした2ビーム法によるトラツキ
ング制御装置において、2本の副ビームの包絡線
検波で得られた振幅検出信号の差で与えられるト
ラツキング誤差信号を主ビームによる包絡線検波
信号あるいは2個の副ビームによる包絡線検波信
号の加算信号で正規化しているため、記録周波数
の相違によるビツトの大小及び光学系の周波数特
性(MTF)に依存せず、常に一定の感度を有す
るトラツキング誤差信号を得ることができる。ま
た、ビツト列の大小のみならず、装置の動作中に
積極的手段あるいは外乱等によつて光源の強度が
変化しても、トラツキング誤差信号の感度を一定
に保つことができる。更に、本発明のトラツキン
グ制御装置は記録された情報ビツト列をトラツク
として利用する2ビーム法を例にとるものであつ
たが、予めトラツク溝を形成しているプリグルー
プ記録媒体のトラツキング制御に適用しても効果
的なトラツキング制御を行なうことができる。即
ち、公知のプリグループ記録媒体を使用した2ビ
ームトラツキング制御装置においては、グループ
の回析による見かけ上の反射率の変化を利用して
いるが、この場合、未記録部分と記録部分では形
成されたビツトによつて更に反射率が異なり、ビ
ツトを形成することによる反射率の変化が大きい
場合には良好なトラツキング誤差信号及びトラツ
キング制御を起動するための性能が得られない。
従つて、従来のプリグループ記録媒体のトツキン
グ制御装置と本発明のトラツキング制御装置を並
列的に使用し、未記録領域ではプリグループ記録
媒体に使用され従来のトラツキング制御を行な
い、一方、記録領域については本発明によるトラ
ツキング制御を行なうように切換えれば、従来の
プリグループ記録媒体の2ビーム法によるトラツ
キング制御装置の欠点を除去することができる。
勿論、従来装置との併用において、本発明と共通
している回路部は共用化し、来装置がもたない本
発明のハイパスフイルタ及び整流回路についての
み切換えるようにすればよい。
ビツト列を対象とした2ビーム法によるトラツキ
ング制御装置において、2本の副ビームの包絡線
検波で得られた振幅検出信号の差で与えられるト
ラツキング誤差信号を主ビームによる包絡線検波
信号あるいは2個の副ビームによる包絡線検波信
号の加算信号で正規化しているため、記録周波数
の相違によるビツトの大小及び光学系の周波数特
性(MTF)に依存せず、常に一定の感度を有す
るトラツキング誤差信号を得ることができる。ま
た、ビツト列の大小のみならず、装置の動作中に
積極的手段あるいは外乱等によつて光源の強度が
変化しても、トラツキング誤差信号の感度を一定
に保つことができる。更に、本発明のトラツキン
グ制御装置は記録された情報ビツト列をトラツク
として利用する2ビーム法を例にとるものであつ
たが、予めトラツク溝を形成しているプリグルー
プ記録媒体のトラツキング制御に適用しても効果
的なトラツキング制御を行なうことができる。即
ち、公知のプリグループ記録媒体を使用した2ビ
ームトラツキング制御装置においては、グループ
の回析による見かけ上の反射率の変化を利用して
いるが、この場合、未記録部分と記録部分では形
成されたビツトによつて更に反射率が異なり、ビ
ツトを形成することによる反射率の変化が大きい
場合には良好なトラツキング誤差信号及びトラツ
キング制御を起動するための性能が得られない。
従つて、従来のプリグループ記録媒体のトツキン
グ制御装置と本発明のトラツキング制御装置を並
列的に使用し、未記録領域ではプリグループ記録
媒体に使用され従来のトラツキング制御を行な
い、一方、記録領域については本発明によるトラ
ツキング制御を行なうように切換えれば、従来の
プリグループ記録媒体の2ビーム法によるトラツ
キング制御装置の欠点を除去することができる。
勿論、従来装置との併用において、本発明と共通
している回路部は共用化し、来装置がもたない本
発明のハイパスフイルタ及び整流回路についての
み切換えるようにすればよい。
第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロツ
ク図、第2図は第1図の動作を示したタイミング
チヤート、第3図はトラツキング制御開始前の動
作を示したタイミングチヤート、第4図は本発明
の他の実施例を示した回路ブロツク図、第5図は
第4図の動作を示したタイミングチヤート、第
6,7図は本発明の他の実施例を示した回路ブロ
ツク図、第8図は2ビーム法の原理を示した説明
図、第9図は従来装置の回路説明図、第10図は
ビツトの大小によりトラツキング誤差の検出感度
が変動する状態を示した説明図である。 11:差動アンプ、12:サーボアンプ、14
a,14b,14c:増幅器、15a,15b,
15c:ハイパスフイルタ、16a,16b,1
6c:整流回路、17,17a,17b:割算
器、18:ピーク検出回路、19:スイツチ、2
0:アンドゲート、21:フリツプフロツプ、2
2:インバータ。
ク図、第2図は第1図の動作を示したタイミング
チヤート、第3図はトラツキング制御開始前の動
作を示したタイミングチヤート、第4図は本発明
の他の実施例を示した回路ブロツク図、第5図は
第4図の動作を示したタイミングチヤート、第
6,7図は本発明の他の実施例を示した回路ブロ
ツク図、第8図は2ビーム法の原理を示した説明
図、第9図は従来装置の回路説明図、第10図は
ビツトの大小によりトラツキング誤差の検出感度
が変動する状態を示した説明図である。 11:差動アンプ、12:サーボアンプ、14
a,14b,14c:増幅器、15a,15b,
15c:ハイパスフイルタ、16a,16b,1
6c:整流回路、17,17a,17b:割算
器、18:ピーク検出回路、19:スイツチ、2
0:アンドゲート、21:フリツプフロツプ、2
2:インバータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 記録再生用の主ビームの他に2本の副ビーム
を記録媒体に照射し、該記録媒体の記録情報のビ
ツト列によるビーム反射光の変化に基づいてトラ
ツキング制御するトラツキング制御装置に於い
て、 前記ビツトをビームが順次通過することで生ず
るビーム反射光の交流成分の振幅を前記主ビーム
及び副ビームのそれぞれについて検出する検出手
段と、前記副ビームの振幅検出信号の差に応じた
トラツキング誤差信号を検出するトラツキング誤
差検出手段と、該トラツキング誤差信号を前記主
ビームの振幅検出信号または副ビームの振幅加算
信号で割つて正規化する正規化手段とを設け、ト
ラツキング誤祖の検出感度を常に一定に保つよう
にしたことを特徴とするトラツキング制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1964985A JPS61178739A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | トラツキング制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1964985A JPS61178739A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | トラツキング制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61178739A JPS61178739A (ja) | 1986-08-11 |
| JPH0544099B2 true JPH0544099B2 (ja) | 1993-07-05 |
Family
ID=12005086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1964985A Granted JPS61178739A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | トラツキング制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61178739A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2578973B2 (ja) * | 1989-05-01 | 1997-02-05 | パイオニア株式会社 | オン/オフトラック検出機能を有するコンパチブルディスクプレーヤ |
| US20080232208A1 (en) * | 2005-08-22 | 2008-09-25 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | High Frequency Central Aperture Tracking |
| JP4905994B2 (ja) * | 2008-11-07 | 2012-03-28 | 住友重機械工業株式会社 | モータ駆動装置 |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP1964985A patent/JPS61178739A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61178739A (ja) | 1986-08-11 |
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| JPS6353617B2 (ja) |