JPH054417Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH054417Y2 JPH054417Y2 JP1987034792U JP3479287U JPH054417Y2 JP H054417 Y2 JPH054417 Y2 JP H054417Y2 JP 1987034792 U JP1987034792 U JP 1987034792U JP 3479287 U JP3479287 U JP 3479287U JP H054417 Y2 JPH054417 Y2 JP H054417Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- back window
- sealing material
- sealing
- resin body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
この考案は、樹脂製ボデー設定車両における樹
脂製ボデーの構造に関し、詳しくは、樹脂製ボデ
ーのバツクウインドの開口を囲むバツクパネルの
開口縁が露呈することがないようにして、樹脂製
ボデーの外観を向上させるとともに、バツクウイ
ンド開口部を確実にシールしうるように構成され
たものに関する。
脂製ボデーの構造に関し、詳しくは、樹脂製ボデ
ーのバツクウインドの開口を囲むバツクパネルの
開口縁が露呈することがないようにして、樹脂製
ボデーの外観を向上させるとともに、バツクウイ
ンド開口部を確実にシールしうるように構成され
たものに関する。
オフ・ロード走行用の車両等において、ロール
バー後方の荷台を覆う樹脂製ボデーは、荷台のト
ツプレールにその側壁部内面の下方部に設けられ
たフランジ部をボルト止めするなど、車体適部に
その端部を固定して車体に取付けられる。通常、
このような樹脂製ボデーの両サイドパネルには、
クオータウインドが設けられており、また、その
バツクパネルには、運転者の後方視界を確保する
ために設けられるバツクウインドのためのバツク
ウインド開口部が開設されている。バツクウイン
ドのバツクウインドガラスは、一般的に、荷台の
横開きテールゲートに装着されており、上記バツ
クウインド開口部に嵌まり込むようにしてバツク
ウインド開口部を閉じる。このような樹脂製ボデ
ーのバツクウインド部における一般的な構造を、
以下に説明する。 すなわち、上記バツクウインド開口部は、樹脂
製ボデーのバツクパネルの開口フランジ部に囲ま
れてその開口を規定されている。また、樹脂製ボ
デーには、通常、開口フランジ部より奥方におい
て、ルーフパネルないし両サイドパネルの内面か
らバツクウインド開口部の開口の形状に対応し
て、かつ車体の後面視において上記バツクウイン
ド開口部の開口の内部に露出するまで延びるシー
ル材取付フランジが一体延出形成されている。上
記シール材取付フランジには、バツクウインド開
口部の開口およびシール材取付フランジと対応し
た形状を有する断面略L字状のリテーナ部材がそ
の基端部をネジ止めされて固定されている。そう
して、このリテーナ部材の基端部から後方に延出
するフランジ部に、その長手方向全長にわたつて
バツクウインドガラスの内面に当接するウエザス
トリツプが装着されており、これによりバツクウ
インド開口部をシールしている。
バー後方の荷台を覆う樹脂製ボデーは、荷台のト
ツプレールにその側壁部内面の下方部に設けられ
たフランジ部をボルト止めするなど、車体適部に
その端部を固定して車体に取付けられる。通常、
このような樹脂製ボデーの両サイドパネルには、
クオータウインドが設けられており、また、その
バツクパネルには、運転者の後方視界を確保する
ために設けられるバツクウインドのためのバツク
ウインド開口部が開設されている。バツクウイン
ドのバツクウインドガラスは、一般的に、荷台の
横開きテールゲートに装着されており、上記バツ
クウインド開口部に嵌まり込むようにしてバツク
ウインド開口部を閉じる。このような樹脂製ボデ
ーのバツクウインド部における一般的な構造を、
以下に説明する。 すなわち、上記バツクウインド開口部は、樹脂
製ボデーのバツクパネルの開口フランジ部に囲ま
れてその開口を規定されている。また、樹脂製ボ
デーには、通常、開口フランジ部より奥方におい
て、ルーフパネルないし両サイドパネルの内面か
らバツクウインド開口部の開口の形状に対応し
て、かつ車体の後面視において上記バツクウイン
ド開口部の開口の内部に露出するまで延びるシー
ル材取付フランジが一体延出形成されている。上
記シール材取付フランジには、バツクウインド開
口部の開口およびシール材取付フランジと対応し
た形状を有する断面略L字状のリテーナ部材がそ
の基端部をネジ止めされて固定されている。そう
して、このリテーナ部材の基端部から後方に延出
するフランジ部に、その長手方向全長にわたつて
バツクウインドガラスの内面に当接するウエザス
トリツプが装着されており、これによりバツクウ
インド開口部をシールしている。
ところで、樹脂製ボデーでは、上述のように、
バツクウインドは、バツクウインドガラスがバツ
クウインド開口部に嵌まり込むようにして閉じら
れることから、両者の間には若干の隙間が有り、
また、バツクウインド開口部の開口は、バツクパ
ネルの開口フランジ部のみによつて規定されてい
る。このため、バツクウインド開口部において
は、バツクパネルの開口フランジ部の端末がどう
しても見えるので、樹脂製ボデーないしこれを搭
載する車体の後部外観が損なわれる問題があつ
た。特に、バツクウインドの開時には、バツクパ
ネルの開口フランジ部の端末が露になるため、美
観の低下は著しく、質感が大きく損なわれる。 また、ウエザストリツプを装着するためのリテ
ーナ部材は、支持パネルに機械的にすなわちボル
ト止めして固定されるため、ボルトの弛み等によ
り支持パネルとリテーナ部材との間の水密性を長
期間一定に維持することが困難で、結果的にバツ
クウインド開口部におけるシール性に完全を期し
難かつた。 本考案は、上述のような事情のもとで考え出さ
れたもので、バツクウインド開口部におけるバツ
クパネルの端末の露出を防止して、樹脂製ボデー
および車両の後部の外観を向上させるとともに、
バツクウインド開口部を確実にシールしうるよう
に構成された樹脂製ボデーの構造を提供すること
をその課題とする。
バツクウインドは、バツクウインドガラスがバツ
クウインド開口部に嵌まり込むようにして閉じら
れることから、両者の間には若干の隙間が有り、
また、バツクウインド開口部の開口は、バツクパ
ネルの開口フランジ部のみによつて規定されてい
る。このため、バツクウインド開口部において
は、バツクパネルの開口フランジ部の端末がどう
しても見えるので、樹脂製ボデーないしこれを搭
載する車体の後部外観が損なわれる問題があつ
た。特に、バツクウインドの開時には、バツクパ
ネルの開口フランジ部の端末が露になるため、美
観の低下は著しく、質感が大きく損なわれる。 また、ウエザストリツプを装着するためのリテ
ーナ部材は、支持パネルに機械的にすなわちボル
ト止めして固定されるため、ボルトの弛み等によ
り支持パネルとリテーナ部材との間の水密性を長
期間一定に維持することが困難で、結果的にバツ
クウインド開口部におけるシール性に完全を期し
難かつた。 本考案は、上述のような事情のもとで考え出さ
れたもので、バツクウインド開口部におけるバツ
クパネルの端末の露出を防止して、樹脂製ボデー
および車両の後部の外観を向上させるとともに、
バツクウインド開口部を確実にシールしうるよう
に構成された樹脂製ボデーの構造を提供すること
をその課題とする。
上記問題を解決するため、本考案では、次の技
術的手段を講じている。 すなわち、ルーフパネルと、両サイドパネル
と、バツクパネルとを備え、ロールバーの後方の
荷台を覆うように車体に装着されるとともに、上
記バツクパネルに、荷台の横開きテールゲートに
装着されたバツクウインドガラスが嵌まり込んで
閉じられるバツクウインド開口部が形成され、上
記バツクパネルにおける上記バツクウインド開口
を囲む開口フランジ部よりも奥方において、ルー
フパネルおよび両サイドパネルの内面から、バツ
クウインド開口の形状に対応して、車体の後面視
において上記バツクウインド開口の内部に露出す
るまで延びるシール材取付部が一体形成された樹
脂製ボデーにおいて、 上記シール材取付部の先端部に嵌着される固着
部と、上記固着部の後方部に一体形成され、バツ
クウインドの内面に弾性的に当接してシールを行
うシール部と、上記開口フランジ部の開口縁に嵌
着されてこれを覆うモール部とを備え、かつ、上
記固着部と上記モール部との間が伸縮自在の連結
部によつて一体に連結されるシール部材を設ける
ことを特徴としている。
術的手段を講じている。 すなわち、ルーフパネルと、両サイドパネル
と、バツクパネルとを備え、ロールバーの後方の
荷台を覆うように車体に装着されるとともに、上
記バツクパネルに、荷台の横開きテールゲートに
装着されたバツクウインドガラスが嵌まり込んで
閉じられるバツクウインド開口部が形成され、上
記バツクパネルにおける上記バツクウインド開口
を囲む開口フランジ部よりも奥方において、ルー
フパネルおよび両サイドパネルの内面から、バツ
クウインド開口の形状に対応して、車体の後面視
において上記バツクウインド開口の内部に露出す
るまで延びるシール材取付部が一体形成された樹
脂製ボデーにおいて、 上記シール材取付部の先端部に嵌着される固着
部と、上記固着部の後方部に一体形成され、バツ
クウインドの内面に弾性的に当接してシールを行
うシール部と、上記開口フランジ部の開口縁に嵌
着されてこれを覆うモール部とを備え、かつ、上
記固着部と上記モール部との間が伸縮自在の連結
部によつて一体に連結されるシール部材を設ける
ことを特徴としている。
シール部材は、バツクウインドガラスの内面に
当接してこれに対してシール機能を発揮しうるシ
ール部を備えているので、バツクウインド開口部
は、その開口にバツクウインドガラスが嵌まり込
んだ閉時には、シール部材によつて完全にシール
される。 ところで、本考案では、シール部材のモール部
によつて、バツクウインド開口部の開口を囲んで
これを規定する開口フランジ部の開口縁が覆われ
ることになる。したがつて、バツクウインドの開
時においても、従来のように開口フランジ部の端
末が剥き出しになることがなく、バツクパネルお
よび車体後部の外観を従来に比して大幅に向上さ
せることができる。また、シール部材は、一体的
に形成された固着部をシール材取付部に嵌着する
ことにより樹脂製ボデーに直接的に装着しうるよ
うに構成されている。これにより、従来例のよう
にウエザストリツプが、シール材取付部にこれに
ネジ止めにより機械的に取付けられるリテーナ部
材を介して装着されることに起因したバツクウイ
ンド開口部のシールの不安定さを解消することが
可能となるとともに、部品点数の削減にもつなが
る。 すなわち、本考案に係る樹脂製ボデーの構造で
は、バツクウインド開口部をシールするために必
ず設けられるシール部材に着目して、これにモー
ル部を一体形成してガーニツシユ機能をもたせる
ことになり、樹脂製ボデーにおいて必要不可欠な
バツクウインドを設ける上で、ある程度妥協せざ
るを得ないとされていた樹脂製ボデーないし車体
の後部の外観の悪化を解消している。また、これ
とともに、シール材取付部に対する固着部を一体
に設けることよつて、バツクウインド開口部にお
いて確実なシール性が得られるようにも図ってい
る。そして、上記固着部と上記モール部との間が
伸縮自在の連結部によつて一体に連結されている
ので、バツクウインド開口部における開口部フラ
ンジ部およびシール材取付部の断面形状が各部に
おいて少々異なる場合であつても、支障なくシー
ル部材の装着を行うことができるようにしてい
る。
当接してこれに対してシール機能を発揮しうるシ
ール部を備えているので、バツクウインド開口部
は、その開口にバツクウインドガラスが嵌まり込
んだ閉時には、シール部材によつて完全にシール
される。 ところで、本考案では、シール部材のモール部
によつて、バツクウインド開口部の開口を囲んで
これを規定する開口フランジ部の開口縁が覆われ
ることになる。したがつて、バツクウインドの開
時においても、従来のように開口フランジ部の端
末が剥き出しになることがなく、バツクパネルお
よび車体後部の外観を従来に比して大幅に向上さ
せることができる。また、シール部材は、一体的
に形成された固着部をシール材取付部に嵌着する
ことにより樹脂製ボデーに直接的に装着しうるよ
うに構成されている。これにより、従来例のよう
にウエザストリツプが、シール材取付部にこれに
ネジ止めにより機械的に取付けられるリテーナ部
材を介して装着されることに起因したバツクウイ
ンド開口部のシールの不安定さを解消することが
可能となるとともに、部品点数の削減にもつなが
る。 すなわち、本考案に係る樹脂製ボデーの構造で
は、バツクウインド開口部をシールするために必
ず設けられるシール部材に着目して、これにモー
ル部を一体形成してガーニツシユ機能をもたせる
ことになり、樹脂製ボデーにおいて必要不可欠な
バツクウインドを設ける上で、ある程度妥協せざ
るを得ないとされていた樹脂製ボデーないし車体
の後部の外観の悪化を解消している。また、これ
とともに、シール材取付部に対する固着部を一体
に設けることよつて、バツクウインド開口部にお
いて確実なシール性が得られるようにも図ってい
る。そして、上記固着部と上記モール部との間が
伸縮自在の連結部によつて一体に連結されている
ので、バツクウインド開口部における開口部フラ
ンジ部およびシール材取付部の断面形状が各部に
おいて少々異なる場合であつても、支障なくシー
ル部材の装着を行うことができるようにしてい
る。
以下、本考案に係る一実施例を図面を参照しな
がら具体的に説明する。 第4図に示すように、樹脂製ボデー設定車両に
おいてロールバー1の後方の荷台2を覆う樹脂製
ボデー3には、そのバツクパネル4にバツクウイ
ンド5が必須的に設けられる。このバツクウイン
ド5は荷台2のテールゲート2aに装着されたバ
ツクウインドガラス6が、バツクパネル4に開設
されたバツクウインド開口部7に嵌まり込むこと
により閉じられ、テールゲート2aの横開きによ
るバツクウインドガラス6の開動により開放され
る。 また、第1図および第2図に示すように、上記
バツクウインド開口部7は、バツクパネル4にお
ける上下方向下方ないし車幅方向内方に延出する
開口フランジ部4aにその開口を囲まれてこれを
規定されている。そして、樹脂製ボデー3には、
上記開口フランジ部4aよりも奥方(車体前後方
向前方)において、ルーフパネル8ないし両サイ
ドパネル9,9の内面から、バツクウインド開口
部7の開口の形状に対応し、かつ車体の後面視に
おいてバツクウインド開口部7の開口内部に露出
するまで延びるフランジ状のシール材取付部10
が一体形成されている。すなわち、このシール材
取付部10は、その先端部が、バツクパネル4の
開口フランジ部4aよりもバツクウインド開口部
7の内方へ突き出た格好となつている。 さて、本例では、第1図および第2図に示すよ
うに、バツクウインド開口部7をシールするため
のシール部材11は、上記シール材取付部10の
先端部に嵌着される固着部12と、この固着部1
2の後側壁部12bから後方斜め上方に突出する
台座部13に一体形成され、バツクウインドガラ
ス6の内面に弾性的に当接してバツクウインド開
口部7をシールする中空略円筒状のシール部14
とを備えている。さらに、シール部材11は、バ
ツクパネル4の上記開口フランジ部4aの開口縁
4bに嵌着されてこれを覆う断面略コ字状のモー
ル部16を備えている。このモール部16は、上
記固着部12の後側壁部12bとモール部16の
前側壁部16aとの間に一体形成された伸縮自在
の連結部15を介して、固着部12ないし台座部
13と一体をなしている。また、固着部12の前
側壁部12aおよび後側壁部12bの各内面なら
びにモール部16の前側壁部16aおよび後側壁
部16bの各内面には、シール材取付部10の先
端部外面および開口縁4bの外面に弾性的に密接
する上下一対のリツプ部17,17が一体形成さ
れている。 上記のような断面形状をもつシール部材11
は、上記固着部12、台座部13およびモール部
16が、硬質の樹脂で、シール部14、連結部1
5およびリツプ部17が、伸縮性を有する軟質の
樹脂で形成される。そして、シール部材11全体
は、ルーフパネル8側のシール材取付部10に装
着されるシール部材アツパ部11aの両端部に、
シール材取付部10のコーナ部と対応した形状を
有してこれに装着されるシール部材コーナ部(図
示略)が、さらにこのシール部材コーナ部に、サ
イドパネル9,9側のシール材取付部10,10
に装着されるシール部材サイド部11b,11b
が、それぞれ熱融着等により接合されて、シール
材取付部10およびバツクウインド開口と対応し
た形状をもつように形成される。なお、上記シー
ル部材11の直線部分、すなわちシール部材アツ
パ部11aおよびシール部材サイド部11bは、
第3図に示す断面のものを一体押出し成形により
作成することができる。 そして、上記固着部12をシール材取付部10
の先端部に嵌め込み、上記モール部16を開口フ
ランジ部4aの開口縁4bに嵌め込んで、接着手
段等により強固に固定することにより、シール部
材11が樹脂製ボデー3に装着されている。な
お、本例では、開口フランジ部4aの開口縁4b
の外面およびシール材取付部10の先端部内面を
段差状に形成することにより、シール部材11の
装着時に、モール部16の外面と開口縁4bの外
面とが、そして、固着部12の外面とシール材取
付部10の内面とが面一上に位置するようにし
て、これにより、これらの接合部における美観を
高めている。 上記シール部材11が設けられた本例の樹脂製
ボデー3においては、バツクパネル4の開口縁4
bは、モール部16に覆い隠されている。したが
つて、バツクウインド5の開時に、従来のように
バツクウインド5の開口を囲む開口フランジ部4
aの端末が剥き出しにつてバツクパネル4ないし
車体後部の外観が悪化させられることがないだけ
でなく、ガーニツシユ効果を有するモール部16
によつて、バツクパネル4の美観を大いに高めう
る。また、バツクウインド5の閉時には、第1図
および第2図に示すように、バツクウインドガラ
ス6の内面に弾性的に当接するシール部材11の
シール部14によつて、バツクウインド開口部7
が完全にシールされる。 また、シール部材11の樹脂製ボデー3に対す
る取付部となる固着部12およびモール部16と
樹脂製ボデー3との間には、接着剤が充填されて
いるとともに、固着部12およびモール部16に
設けられたリツプ部17……が、樹脂製ボデー3
に密接している。したがつて、本例では、従来例
とは異なり、樹脂製ボデー3に対する取付部にお
いて安定した水密性が得られるので、バツクウイ
ンド開口部7におけるシール性に完全を期すこと
ができる。さらに、固着部12とモール部16と
を連結する連結部15を伸縮自在な軟質性樹脂で
形成することによつて、バツクウインド開口部7
における開口フランジ部4aおよびシール材取付
部10の断面形状が各部において少々異なる場合
でも、シール部材11の装着に支障がでないよう
にしている。 以上のように、本例に係る樹脂製ボデー3の構
造においては、ガーニツシユ機能を備えた新規な
シール部材11を設けることにより、単にバツク
ウインド開口部7をシールするだけでなく、樹脂
製ボデー3のバツクウインド部における外観を向
上させうるように構成している。さらに、樹脂製
ボデー3に対する取付構造にも工夫を持たせて、
バツクウインド開口部7に対する確実なシール性
が得られるようにしてもしている。 なお、本考案の範囲は、上述した実施例に限定
されるものではなく、たとえば、シール部材のシ
ール部をゴム材で形成しても構わない。また、シ
ール部材の樹脂製ボデーに対する取付構造やその
形状においても上記実施例以外にも種々設計変更
可能である。
がら具体的に説明する。 第4図に示すように、樹脂製ボデー設定車両に
おいてロールバー1の後方の荷台2を覆う樹脂製
ボデー3には、そのバツクパネル4にバツクウイ
ンド5が必須的に設けられる。このバツクウイン
ド5は荷台2のテールゲート2aに装着されたバ
ツクウインドガラス6が、バツクパネル4に開設
されたバツクウインド開口部7に嵌まり込むこと
により閉じられ、テールゲート2aの横開きによ
るバツクウインドガラス6の開動により開放され
る。 また、第1図および第2図に示すように、上記
バツクウインド開口部7は、バツクパネル4にお
ける上下方向下方ないし車幅方向内方に延出する
開口フランジ部4aにその開口を囲まれてこれを
規定されている。そして、樹脂製ボデー3には、
上記開口フランジ部4aよりも奥方(車体前後方
向前方)において、ルーフパネル8ないし両サイ
ドパネル9,9の内面から、バツクウインド開口
部7の開口の形状に対応し、かつ車体の後面視に
おいてバツクウインド開口部7の開口内部に露出
するまで延びるフランジ状のシール材取付部10
が一体形成されている。すなわち、このシール材
取付部10は、その先端部が、バツクパネル4の
開口フランジ部4aよりもバツクウインド開口部
7の内方へ突き出た格好となつている。 さて、本例では、第1図および第2図に示すよ
うに、バツクウインド開口部7をシールするため
のシール部材11は、上記シール材取付部10の
先端部に嵌着される固着部12と、この固着部1
2の後側壁部12bから後方斜め上方に突出する
台座部13に一体形成され、バツクウインドガラ
ス6の内面に弾性的に当接してバツクウインド開
口部7をシールする中空略円筒状のシール部14
とを備えている。さらに、シール部材11は、バ
ツクパネル4の上記開口フランジ部4aの開口縁
4bに嵌着されてこれを覆う断面略コ字状のモー
ル部16を備えている。このモール部16は、上
記固着部12の後側壁部12bとモール部16の
前側壁部16aとの間に一体形成された伸縮自在
の連結部15を介して、固着部12ないし台座部
13と一体をなしている。また、固着部12の前
側壁部12aおよび後側壁部12bの各内面なら
びにモール部16の前側壁部16aおよび後側壁
部16bの各内面には、シール材取付部10の先
端部外面および開口縁4bの外面に弾性的に密接
する上下一対のリツプ部17,17が一体形成さ
れている。 上記のような断面形状をもつシール部材11
は、上記固着部12、台座部13およびモール部
16が、硬質の樹脂で、シール部14、連結部1
5およびリツプ部17が、伸縮性を有する軟質の
樹脂で形成される。そして、シール部材11全体
は、ルーフパネル8側のシール材取付部10に装
着されるシール部材アツパ部11aの両端部に、
シール材取付部10のコーナ部と対応した形状を
有してこれに装着されるシール部材コーナ部(図
示略)が、さらにこのシール部材コーナ部に、サ
イドパネル9,9側のシール材取付部10,10
に装着されるシール部材サイド部11b,11b
が、それぞれ熱融着等により接合されて、シール
材取付部10およびバツクウインド開口と対応し
た形状をもつように形成される。なお、上記シー
ル部材11の直線部分、すなわちシール部材アツ
パ部11aおよびシール部材サイド部11bは、
第3図に示す断面のものを一体押出し成形により
作成することができる。 そして、上記固着部12をシール材取付部10
の先端部に嵌め込み、上記モール部16を開口フ
ランジ部4aの開口縁4bに嵌め込んで、接着手
段等により強固に固定することにより、シール部
材11が樹脂製ボデー3に装着されている。な
お、本例では、開口フランジ部4aの開口縁4b
の外面およびシール材取付部10の先端部内面を
段差状に形成することにより、シール部材11の
装着時に、モール部16の外面と開口縁4bの外
面とが、そして、固着部12の外面とシール材取
付部10の内面とが面一上に位置するようにし
て、これにより、これらの接合部における美観を
高めている。 上記シール部材11が設けられた本例の樹脂製
ボデー3においては、バツクパネル4の開口縁4
bは、モール部16に覆い隠されている。したが
つて、バツクウインド5の開時に、従来のように
バツクウインド5の開口を囲む開口フランジ部4
aの端末が剥き出しにつてバツクパネル4ないし
車体後部の外観が悪化させられることがないだけ
でなく、ガーニツシユ効果を有するモール部16
によつて、バツクパネル4の美観を大いに高めう
る。また、バツクウインド5の閉時には、第1図
および第2図に示すように、バツクウインドガラ
ス6の内面に弾性的に当接するシール部材11の
シール部14によつて、バツクウインド開口部7
が完全にシールされる。 また、シール部材11の樹脂製ボデー3に対す
る取付部となる固着部12およびモール部16と
樹脂製ボデー3との間には、接着剤が充填されて
いるとともに、固着部12およびモール部16に
設けられたリツプ部17……が、樹脂製ボデー3
に密接している。したがつて、本例では、従来例
とは異なり、樹脂製ボデー3に対する取付部にお
いて安定した水密性が得られるので、バツクウイ
ンド開口部7におけるシール性に完全を期すこと
ができる。さらに、固着部12とモール部16と
を連結する連結部15を伸縮自在な軟質性樹脂で
形成することによつて、バツクウインド開口部7
における開口フランジ部4aおよびシール材取付
部10の断面形状が各部において少々異なる場合
でも、シール部材11の装着に支障がでないよう
にしている。 以上のように、本例に係る樹脂製ボデー3の構
造においては、ガーニツシユ機能を備えた新規な
シール部材11を設けることにより、単にバツク
ウインド開口部7をシールするだけでなく、樹脂
製ボデー3のバツクウインド部における外観を向
上させうるように構成している。さらに、樹脂製
ボデー3に対する取付構造にも工夫を持たせて、
バツクウインド開口部7に対する確実なシール性
が得られるようにしてもしている。 なお、本考案の範囲は、上述した実施例に限定
されるものではなく、たとえば、シール部材のシ
ール部をゴム材で形成しても構わない。また、シ
ール部材の樹脂製ボデーに対する取付構造やその
形状においても上記実施例以外にも種々設計変更
可能である。
第1図は第4図の−線拡大断面図、第2図
は第4図の−線拡大断面図、第3図は実施例
に係るシール部材の樹脂製ボデーへ装着しない状
態での拡大断面図、第4図は実施例が適用された
樹脂製ボデー設定車両の後方斜視図である。 1……ロールバー、2……荷台、2a……テー
ルゲート、3……樹脂製ボデー、4……バツクパ
ネル、4a……開口フランジ部、6……バツクウ
インドガラス、7……バツクウインド開口部、8
……ルーフパネル、9……サイドパネル、10…
…シール材取付部、11……シール部材、12…
…固着部、14……シール部、16……モール
部。
は第4図の−線拡大断面図、第3図は実施例
に係るシール部材の樹脂製ボデーへ装着しない状
態での拡大断面図、第4図は実施例が適用された
樹脂製ボデー設定車両の後方斜視図である。 1……ロールバー、2……荷台、2a……テー
ルゲート、3……樹脂製ボデー、4……バツクパ
ネル、4a……開口フランジ部、6……バツクウ
インドガラス、7……バツクウインド開口部、8
……ルーフパネル、9……サイドパネル、10…
…シール材取付部、11……シール部材、12…
…固着部、14……シール部、16……モール
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ルーフパネルと、両サイドパネルと、バツクパ
ネルとを備え、ロールバーの後方の荷台を覆うよ
うに車体に装着されるとともに、上記バツクパネ
ルに、荷台の横開きテールゲートに装着されたバ
ツクウインドガラスが嵌まり込んで閉じられるバ
ツクウインド開口部が形成され、上記バツクパネ
ルにおける上記バツクウインド開口を囲む開口フ
ランジ部よりも奥方において、ルーフパネルおよ
び両サイドパネルの内面から、バツクウインド開
口の形状に対応して、車体の後面視において上記
バツクウインド開口の内部に露出するまで延びる
シール材取付部が一体形成された樹脂製ボデーに
おいて、 上記シール材取付部の先端部に嵌着される固着
部と、上記固着部の後方部に一体形成され、バツ
クウインドの内面に弾性的に当接してシールを行
うシール部と、上記開口フランジ部の開口縁に嵌
着されてこれを覆うモール部とを備え、かつ、上
記固着部と上記モール部との間が伸縮自在の連結
部によつて一体に連結されるシール部材を設けた
ことを特徴とする、樹脂製ボデーの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987034792U JPH054417Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987034792U JPH054417Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63142222U JPS63142222U (ja) | 1988-09-20 |
| JPH054417Y2 true JPH054417Y2 (ja) | 1993-02-03 |
Family
ID=30843677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987034792U Expired - Lifetime JPH054417Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054417Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH079709Y2 (ja) * | 1988-04-18 | 1995-03-08 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ウエザストリップ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58167224A (ja) * | 1982-03-26 | 1983-10-03 | Nissan Motor Co Ltd | ウインド構造 |
| JPS60151719U (ja) * | 1984-03-21 | 1985-10-08 | スズキ株式会社 | 自動車バツクドアのシ−ル装置 |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP1987034792U patent/JPH054417Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63142222U (ja) | 1988-09-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0235532Y2 (ja) | ||
| US4792180A (en) | Vehicle body roof construction and molding | |
| GB2312881A (en) | Two component roof ditch decorative strip | |
| JPH06106973A (ja) | パーティションガラスの取付構造 | |
| JPH0277131U (ja) | ||
| JPS6134900Y2 (ja) | ||
| JPH0439778Y2 (ja) | ||
| JP2677109B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
| JP3329106B2 (ja) | 自動車のドアシール部構造 | |
| JPH0126503Y2 (ja) | ||
| JPH05409Y2 (ja) | ||
| JP2572297Y2 (ja) | ドアミラーのモール構造 | |
| JP2552192Y2 (ja) | 自動車のシール構造 | |
| JP3214231B2 (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
| JP3676598B2 (ja) | サッシュドアのシール取付構造 | |
| JPH0622584Y2 (ja) | 樹脂製ボデー設定自動車におけるバックウインドガラスの取り付け構造 | |
| JPS5917712Y2 (ja) | ウエザ−ストリツプ | |
| JPH056201Y2 (ja) | ||
| JPS6088631A (ja) | 自動車のフロントドア | |
| JPH0215714Y2 (ja) | ||
| JPS5939056Y2 (ja) | 車両用ドアウインドウ | |
| JPH0439779Y2 (ja) | ||
| JPH081944Y2 (ja) | 自動車のドアサッシュ構造 | |
| JPS6132810Y2 (ja) | ||
| JP3596629B2 (ja) | 自動車のシール構造 |