JPH0544180Y2 - - Google Patents

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JPH0544180Y2
JPH0544180Y2 JP1986175858U JP17585886U JPH0544180Y2 JP H0544180 Y2 JPH0544180 Y2 JP H0544180Y2 JP 1986175858 U JP1986175858 U JP 1986175858U JP 17585886 U JP17585886 U JP 17585886U JP H0544180 Y2 JPH0544180 Y2 JP H0544180Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、建設機械や農業機械等においてエン
ジンからの動力を走行変速して車軸に伝達すると
共に、該走行変速回転に追随した回転を作業機駆
動力として外部作業機駆動軸へ取り出す構造に関
するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、油圧クラツチ式変速装置を具備した
変速装置の軸より動力を取り出して、作業機を駆
動する技術は公知とされているのである。
例えば、実開昭58−26824号公報や、実開昭59
−3055号公報の如くである。
しかし、実開昭58−26824号公報においては、
該外部作業機駆動軸を油圧クラツチ式変速装置に
て変速後の下段の軸より取り出しているので、該
油圧クラツチ式変速装置により変速した回転に比
例して作業機回転が変化するという利点はある
が、油圧クラツチ式変速装置が中立の位置では、
外部作業機駆動軸が回転出来ないという致命的な
欠点があり、機体を停止した状態で、作業機のみ
を駆動するということが出来なかつたのである。
また実開昭59−3055号公報の場合においては、
油圧クラツチ式変速装置とは関係なく外部作業機
駆動軸の変速装置が構成されているので、走行速
度の変速に対して作業機の回転が自動的に追随し
ないという不具合いがあつたのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、該従来技術の不具合いを解消
するものであり、油圧クラツチ式変速装置の変速
速度に追随して、外部作業機駆動軸の速度が変化
し、かつ油圧クラツチ式変速装置が中立状態で機
体が停止している場合にも、該外部作業機駆動軸
より動力の取り出しが可能であり、また油圧クラ
ツチ式変速装置の中立状態でも、外部作業機駆動
軸の回転数を変速することが出来るように構成し
たものであり、該変速装置を操作する操作レバー
を走行変速レバー1本として、該走行変速レバー
を例えば前後の方向へ回動すれば、走行変速と作
業機変速が同時に行われ、また該走行変速レバー
を中立位置で左右に回動すれば、走行の停止位置
において作業機動力の断接が行え、また作業機回
転の変速もできるように構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
前段の油圧クラツチ式変速装置と後段の油圧ク
ラツチ式変速装置により車速変速装置を構成し、
該前段の油圧クラツチ式変速装置の変速軸をミツ
シヨンケース外に突出させて外部作業機駆動軸1
0とし、前記車速変速装置の中立状態において前
段の油圧クラツチ式変速装置を選択的に係合自在
とする外部作業機駆動バルブV3を設けたもので
ある。
また、車速変速装置を1本の走行変速レバー1
1の一方向への直線的な操作により変速可能に構
成し、該変速操作経路上の中立位置において、他
方向へ操作することにより前記外部作業機駆動バ
ルブV3が切換操作されるように連係したもので
ある。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的、構成は以上の如くであり、次に
添付の図面に示した実施例の構成に基づいて、本
考案の作用を説明すると。
第1図は本考案の変速装置の動力伝達線図、第
2図は本考案の油圧回路を示す図面、第3図は油
圧切換バルブの平面断面図、第4図は走行変速レ
バー11と作業機単独駆動変速リンクの連動状態
を示す斜視図、第5図は変速レバーガイド溝の状
態を示す平面図、第6図は他の実施例を示す変速
レバーガイド部の図面である。
第1図において、動力伝達線図について説明す
ると。
エンジンからの動力はVベルトにより、入力軸
1の入力プーリー18に伝達される。
該入力軸1とカウンター軸2との間に、高中低
の3段階に変速する摺動歯車式の副変速装置が構
成されている。
該副変速装置を変速操作する場合には、エンジ
ンから入力軸1の間に配置されたメインクラツチ
を断状態とした後に行うのである。
次にカウンター軸2と油圧クラツチ軸3の間
で、前段の油圧クラツチ式変速装置が構成されて
いる。該油圧クラツチ軸3の上には、油圧クラツ
チ装置H・油圧クラツチ装置Lが支架されてお
り、該油圧クラツチ装置H,Lの選択接合によ
り、高速と低速の切換が行われる。
また該油圧クラツチ装置Hと油圧クラツチ装置
Lにより変速後の回転が油圧クラツチ軸3に固定
したギアa,bより、油圧クラツチ軸4の上の後
段の油圧クラツチ装置FLと油圧クラツチ装置FH
と、油圧クラツチ軸5の上の油圧クラツチ装置R
に伝達されている。該油圧クラツチ装置FL,
FH,Rのいずれかを選択接合することにより、
前進低速・前進高速・後進速の3段階の変速が行
われるのである。
該後段の油圧クラツチ式変速装置により変速後
の回転を油圧クラツチ軸4,5に固定した従動ギ
アc,dより操向軸6の中央の歯車eに伝達し、
操向クラツチや操向ブレーキにより、動力の断接
や制動が行われている。そしてその後の動力はフ
アイナル軸7L,7Rを経て、車軸8L,8Rに
伝達されているのであるか。
本考案は以上のような構成において、油圧クラ
ツチ軸3の外端において外部作業機駆動軸10を
連設したものである。
第2図は本考案の変速油圧クラツチ装置の油圧
回路図である。
入力軸1の他端が、ミツシヨンケースM外に突
出した部分に、油圧ポンプPが配置されており、
該油圧ポンプPからの圧油が外部作業機駆動バル
ブV3内を経てから、後段の油圧クラツチ式変速
装置用の油圧切換バルブV1と前段の油圧クラツ
チ式変速装置用の油圧切換バルブV2の中間位置
に送油されている。
そして後段用油圧切換バルブV1と前段用油圧
切換バルブV2とは走行変速レバー11により連
動して操作されるべく構成されているのである。
一方、外部作業機駆動バルブV3は作業機変速
レバー12により、独立して操作可能とされてい
るのである。
通常走行しながら作業を行う場合には、該作業
機単独駆動変速リンク機構は中立位置であり、外
部作業機駆動バルブV3も中立位置とされている
のである。第2図・第3図に示す状態が、外部作
業機駆動バルブV3の中立位置である。
そして走行変速レバー11により前段用油圧切
換バルブV2と後段用油圧切換バルブV1を連動
してスライドすることにより、後進2速から前進
4速までの6段の変速が順序よく行われるのであ
る。
前段用油圧切換バルブV2、後段用油圧切換バ
ルブV1共に7位置に構成されており、該後段用
油圧切換バルブV1においては、後進2速・後進
1速では共に、油圧クラツチ装置Rに圧油が供給
される。次に前進1速では油圧クラツチ装置FL
に、前進2速ではFHに、前進3速ではFLに、前
進4速ではFHにと交互に圧油が供給される。
次に前段用油圧切換バルブV2においては、後
進2速では油圧クラツチ装置Hに・後進1速では
油圧クラツチ装置Lに、前進1速・前進2速では
油圧クラツチ装置Lに、前進3速・4速では油圧
クラツチ装置Hに圧油が供給される。
このように、前段の油圧クラツチ式変速装置の
油圧クラツチ装置HとLに対して、低速時にはL
を、高速時にはHを接合すべく構成していること
により、該油圧クラツチ装置H,Lを支架した軸
油圧クラツチ軸3は、走行速度に追随した作業機
速度を得ることができるのである。
そして後段用油圧切換バルブV1と前段用油圧
切換バルブV2の2組のバルブにより、走行変速
は可能なのであるが、更に油圧クラツチ式変速装
置が中立の位置でも外部作業機駆動軸10を駆動
することができるように、油圧ポンプPの圧油を
一旦通過させる外部作業機駆動バルブV3を介装
しているのである。
走行変速レバー11により走行変速している場
合には、油圧クラツチ軸3はそれに追随して、変
速されているのであるから、外部作業機駆動軸1
0も自動的に変速駆動される。該外部作業機駆動
バルブV3により外部作業機駆動軸10を駆動す
るのは、走行停止の場合だけであるから、これら
の関係位置を確実にすべく、本考案においては、
走行変速レバー11により両方の操作を可能とし
ているのである。
該外部作業機駆動バルブV3は、通常の走行中
の作業状態では操作する必要がないのである。
そして走行変速レバー11が中立位置では、油
圧クラツチ軸3の回転が停止し、これに連設され
た外部作業機駆動軸10の回転も停止されている
が、該走行変速レバー11を走行変速中立の位置
で、左右の低速側または高速側へ回動することに
より、外部作業機駆動バルブV3が操作されて、
油圧クラツチ装置Lまたは油圧クラツチ装置Hが
接合すべく構成しているのである。
即ち、油圧ポンプPからの圧油が、前段用油圧
切換バルブV2を通過することなく、直接に外部
作業機駆動バルブV3から油圧クラツチ装置Hま
たはLに供給されるべく外部作業機駆動バルブV
3のポートが構成されているのである。
該構成により、前段・後段用の油圧切換バルブ
V2,V1が中立位置を保つているので走行停止
状態をえながら、外部作業機駆動軸10を回転す
ることができ、また高低に変速することもできる
のである。
更に、歯車摺動式の副変速装置により、高中低
の3段に変速すれば、合計6段に外部作業機駆動
軸10を変速することができるのである。
次に第4図・第5図により、走行変速レバー1
1による、後段用油圧切換バルブV1と前段用油
圧切換バルブV2と外部作業機駆動バルブV3の
操作構造を示すと。
12は後段用油圧切換バルブV1と前段用油圧
切換バルブV2を操作するリンク構成である。走
行変速レバー11を変速レバーガイド溝の前後方
向へ回動すると、軸受体16に支持された枢支体
12aが前後に回動し、該枢支体12aに固設さ
れたアーム12dが前後回動する。該アーム12
dはリンク12bを介して、アーム12cに連動
されており、該アーム12cが、第2図のアーム
12fを移動して、油圧切換バルブV1,V2の
2本のスプールを摺動操作するのである。
また走行変速レバー11が走行変速の中立位置
において、変速レバーガイド溝に形成した左右方
向の溝に沿つて回動すると走行変速レバー11の
前後動に際しては回動しないガイド杆支持体15
aが左右に動き、ベルクランク15bの一端を押
し引きし、他端に連設したリンク15dが前後に
移動してアーム15cが回動するのである。該ア
ーム15cにより外部作業機駆動バルブV3のス
プールが摺動されるのである。
また該走行変速レバー11が、走行変速の中立
位置でのみしか、左右に回動出来ないように、変
速レバーガイド溝が第5図の如く構成されている
のである。
また他の実施例として、第1図の如く外部作業
機駆動軸10の先端に変速機構を設けても良いも
のである。
該変速機構は、外部作業機駆動軸10を直接に
連設する電磁クラツチ16の経路と、歯車13,
14,21,23の減速回路を介して、ワンウエ
イクラツチ23を介して連設する減速経路とが構
成されているのである。
該減速装置を構成したことにより、電磁クラツ
チ16が接合された場合には、ワンウエイクラツ
チ23は空回りをし、該減速経路の回転は外部作
業機駆動軸10に伝達されないのである。
逆に電磁クラツチ16が断状態となると、ワン
ウエイクラツチ23が外部作業機駆動軸10と係
合して、減速経路の回転が伝達されるのである。
そして該電磁クラツチ16をON−OFFするセ
ンサースイツチS1,S2を第6図の如く走行変
速レバー11の回動経路内の変速レバーガイド溝
内に設けているのである。
該構成とすることにより、前進1速と2速が外
部作業機駆動軸10の回転数が同じであり、前進
3速と4速で外部作業機駆動軸10の回転数が同
じという状態を改善して、前進1速・2速・3
速・4速と順に変速回転を上昇していくことがで
きるのである。
即ち、前進1速の位置ではセンサースイツチS
1をOFFとして減速経路を通過させ前進2速よ
りも低回転とし、前進2速では、センサースイツ
チS1,S2をONとして電磁クラツチ16を接
合して、油圧クラツチ軸3により外部作業機駆動
軸10を直接に回転する高速回転とし、また前進
3速においては、センサースイツチS2により電
磁クラツチ16をOFFとして減速経路を通過さ
せ前進4速よりは低速回転で、前進2速よりは高
速回転とし、前進4速においては、再度センサー
スイツチS1,S2をONとして、電磁クラツチ
16を接合し、高速回転を得るのである。故に、
該センサースイツチS1,S2を直列に回路に介
装しておくことにより、該ON−OFFの状態が得
られるのである。
該外部作業機駆動軸10に高低2段の変速装置
を設け、これを走行変速レバー11の操作に連動
して自動的に切り変えることにより、前進1速・
2速・3速・4速と順序よく、外部作業機駆動軸
10の回転を追随させことができるのである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、車速変速装置の一部を利用した外部作
業機駆動軸の為、該駆動軸の回転が車速に同調す
る車速同調機構を簡略化して構成することが出来
たものである。
第2に、車体の停止時でも、外部作業機駆動軸
を複数段に選択駆動できるので、車体走行停止時
の作業機定置作業が行えるのである。
第3に、車速変速装置の中立位置でしか、バル
ブV3は切換えることができないから、パワーシ
フトの二重係合は防止され、車速変速装置の保護
が図られるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の変速装置の動力伝達線図、第
2図は本考案の油圧回路を示す図面、第3図は油
圧切換バルブの平面断面図、第4図は走行変速レ
バー11と作業機単独駆動変速リンクの連動状態
を示す斜視図、第5図は変速レバーガイド溝の状
態を示す平面図、第6図は他の実施例を示す図面
である。 H,L……前段の油圧クラツチ式変速装置用の
油圧クラツチ装置、FH,FL,R……後段の油圧
クラツチ式変速装置用の油圧クラツチ装置、3…
…油圧クラツチ軸、10……外部作業機駆動軸、
11……走行変速レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 前段の油圧クラツチ式変速装置と後段の油圧
    クラツチ式変速装置により車速変速装置を構成
    し、該前段の油圧クラツチ式変速装置の変速軸
    をミツシヨンケース外に突出させて外部作業機
    駆動軸10とし、前記車速変速装置の中立状態
    において前段の油圧クラツチ式変速装置を選択
    的に係合自在とする外部作業機駆動バルブV3
    を設けたことを特徴とする作業動力取出し装
    置。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の車速変
    速装置を1本の走行変速レバー11の一方向へ
    の直線的な操作により変速可能に構成し、該変
    速操作路上の中立位置において、他方向へ操作
    することにより前記外部作業機駆動バルブV3
    が切換操作されるよう連係したことを特徴とす
    る作業動力取出し装置。
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