JPH0544204U - フイルタ取り付け構造 - Google Patents

フイルタ取り付け構造

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JPH0544204U
JPH0544204U JP9693391U JP9693391U JPH0544204U JP H0544204 U JPH0544204 U JP H0544204U JP 9693391 U JP9693391 U JP 9693391U JP 9693391 U JP9693391 U JP 9693391U JP H0544204 U JPH0544204 U JP H0544204U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタ部材のセット時に特に注意を払わな
くても、フィルタ部材の外縁部が枠体の外部に露出して
しまうことを防止し、フィルタ部材の周縁部を確実に枠
体に埋設する。 【構成】 主型16と蓋型18とで構成される金型内に
メッシュ部材12がインートされて枠体10が成形さ
れ、メッシュ部材12の外縁部が枠体10に埋設され
る。ここで、メッシュ部材12の外縁部は、型締めによ
って、蓋型18の凸部30の突起32で折り曲げられ、
折り曲げ部14が形成される。そして、メッシュ部材1
2の外縁部が折り曲げられた状態で、枠体10が成形さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フィルタ部材を枠体に取り付けるフィルタ取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車のトランスミッション内に配設され潤滑オイルを供給するオイ ル供給弁には、フィルタが装着されている。フィルタでは、フィルタ部材として メッシュ部材が用いられ、メッシュ部材が枠体に取り付けられるようになってい る。
【0003】 メッシュ部材の取り付けに当たっては、図3に示すように、従来、円形状のメ ッシュ部材を金型内にインサートして管状の枠体を成形することにより、メッシ ュ部材の外縁部を枠体に埋設させる構造を採用している。
【0004】 ここで、成形の際に使用される金型は、図3及び図4に示すように、枠体50 の外周面に対応する外型52と、外型52と底部で一体に連結され、枠体の内周 面のうち、上端部を除いて残部と対応する内型54と、枠体50の内周面のうち 、上記の除かれた上端部に対応するとともに、枠体50の上端面に対応する蓋型 56とより構成されている。この金型において、図3に示すように、内型54の 頂面58にメッシュ部材60を載せメッシュ部材60の外縁部をキャビティ62 内に延出させるようにセットし、セットされたメッシュ部材60の上から蓋型5 6を被せて型締めを行い、その後、樹脂等の成形材料を射出して枠体50を成形 している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のメッシュ取り付け構造にあっては、メッシュ部材60は 、金型内において、メッシュ部材60の外縁部が外型52の内周面に当接しない ように、メッシュ部材60の外径寸法が外型52の内径寸法に比して小さく形成 され、外型の内周面との間にクリアランスA、B(図3を参照)を確保できるよ うにしている。
【0006】 しかし、クリアランスを確保するために、メッシュ部材60の外径寸法を外型 52の内径寸法に比して小さく形成してあっても、メッシュ部材60が内型54 の頂面58の中央にセットされなければ、上記クリアランスA、BがA≠Bとな ったり、更には、A又はBのいずれかが0となってメッシュ部材60の外縁部が 外型52の内周面に当接してしまう。メッシュ部材60の外縁部が外型52の内 周面に当接した状態では、成形後、メッシュ部材60の外縁部が枠体50の外部 に露出し、ほつれが生ずる原因となる等、好ましいことではない。
【0007】 これを回避するには、メッシュ部材60を内型54の頂面58の中央に注意深 くセットする以外、適当な解決策はなかった。
【0008】 本考案は、上記事実を考慮し、フィルタ部材のセット時に特に注意を払わなく ても、フィルタ部材の外縁部が枠体の外部に露出してしまうことを防止でき、フ ィルタ部材の外縁部を確実に枠体に埋設できるフィルタ取り付け構造を提供する ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、フィルタ部材を枠体に取り付けるフィルタ取り付 け構造において、前記フィルタ部材を金型内にインサートして枠体を成形する際 にフィルタ部材の外縁部が型締めによって折り曲げられてなることを特徴とする フィルタ取り付け構造を提案するものである。
【0010】
【作用】
上記構成により、フィルタ部材のセット時に、フィルタ部材の外縁部が金型の 内面に当接していても、型締め時には、型締めによってフィルタ部材の外縁部が 折り曲げられ、金型の内面から離間しキャビティ内へ延出する。この状態で、成 形が行われて、成形後には、フィルタ部材の外縁部が枠体の外部に露出せず、ほ つれの心配もない。
【0011】 従って、フィルタ部材のセット時に特に注意を払わなくても、フィルタ部材の 外縁部がフィルタ部材の外径方向で枠体の外部に露出してしまうことを防止でき 、フィルタ部材の外縁部を確実に枠体に埋設できる。
【0012】
【実施例】
本考案に係るフィルタ取り付け構造の一実施例を図1及び図2に基づき詳細に 説明する。
【0013】 図1に示すように、フィルタの枠体10は、樹脂等の成形材料から円筒状に型 成形される。また、フィルタ部材をなすメッシュ部材12は、ステンレス製で形 成され、平板状で枠体10の外径寸法より小径な円形をなし、型内にインサート され、枠体10が成形される際、メッシュ部材12の外縁部が、枠体10の上端 部に埋設される。
【0014】 ここで、メッシュ部材12の周縁部は、2点鎖線で示す位置から実線で示す位 置に型締めによって折り曲げられて折り曲げ部14とされ、枠体10と一体成形 されるようになっている。
【0015】 成形に用いられる金型は、図1及び図2に示すように、主型16と蓋型18と より構成されている。
【0016】 主型16は、枠体10の外周面に対応する外型20と、枠体10の内周面のう ち、上端部を除く残部に対応するとともに、底部で外型20と一体に連結されて 枠体10の下端面に対応する内型22とより構成され、外型20の上端部にフラ ンジ24を備え、内型22を外型20の内部において上方に突出させた態様とな っている。
【0017】 蓋型18は、フランジ24と型合わせされるフランジ26を備えている。フラ ンジ26の中央からは、内型22の頂面28と対応して、メッシュ部材12の平 面部を押さえる円柱状の凸部30が突設されている。この凸部30の外周部には 、半径方向に突出する突起32が、等角度間隔で、4個形成されている。突起3 2は、外型20の内周面に向けて延びるとともに、突起32の下面がその先端に 向かって次第に外型20の内周面と内型22の外周面との間のキャビティ34内 の底部に向かって延びるように傾斜されて形成されている。
【0018】 次に、本実施例に係るフィルタ取り付け構造が適用されたフィルタの成形手順 を説明する。
【0019】 まず、内型22の頂面28の外径寸法より大きくて蓋型18の凸部30の突起 32の先端より更に外方に延び、内型22の頂面28の高さ位置における外型2 0の内径寸法より小さくされたメッシュ部材12を内型22の頂面28に載せて セットした後、内型22の頂面28と蓋型18の凸部30との間にメッシュ部材 12を挟み込むように、蓋型18を被せる。そして、主型16のフランジ24と 蓋型18のフランジ26とを締結することにより、型締めが行われる。この型締 めによって、蓋型18の突起32は、メッシュ部材12の外縁部を押圧してキャ ビティ34内に折り曲げる。これにより、折り曲げ部14が形成される。
【0020】 その後、樹脂製の成形材料がキャビティ34内に射出され、枠体10が成形さ れる。成形後、金型から脱型された成形品にあっては、内型22の頂面28と蓋 型18の凸部30との間に介在したメッシュ部材12の中央部には成形材料が及 ばないのでメッシュ部材12の中央部は露出され、キャビティ34内に延出され たメッシュ部材12の折り曲げ部14は枠体10の上端部に埋設される。枠体1 0の上端部には、蓋型18の凸部30の突起32に対応する部位で、凹部36が 形成され、その凹部36にあっては、メッシュ部材12の折り曲げ部14のうち 、蓋型18の突起32の下面が当接している部位を除いた残部が枠体10の上端 部に埋設されている。
【0021】 ここで、メッシュ部材12の外縁部が型締めによって折り曲げられることによ り、図1に示すように、型締め時におけるメッシュ部材12の外径寸法LIは、 セット時におけるメッシュ部材12の外径寸法L2より小さくなる。従って、メ ッシュ部材12のセット時に、メッシュ部材12の周縁部が外型20の内周面に 当接していても、型締め時には、メッシュ部材12の外縁部が外型20の内周面 から離間する。このようにメッシュ部材12の外縁部と外型20の内周面との間 にクリアランスが確保された状態で型成形が行われる。その結果、枠体10の外 部には、メッシュ部材12の外縁部が露出せず、ほつれの心配もない。
【0022】 このため、メッシュ部材12のセット時に特に注意を払わなくても、メッシュ 部材12の外縁部が枠体10の外部に露出してしまうことが防止され、メッシュ 部材12の外縁部を確実に枠体10に埋設することができる。
【0023】 上記実施例について本考案を説明したが、本考案は上記実施例に限定されるも のではなく、種々の変更が可能である。
【0024】 例えば、上記実施例では、フィルタ取り付け構造を、メッシュ部材が円形状と されるとともに枠体が円筒状とされたものについて説明したが、枠体10は、円 筒状でなくても、角状等のものでもよく、また、メッシュ部材12も円形でなく 、角形等でよいものであり、用途によって種々の形状のものが可能である。
【0025】 更に、上記実施例では、蓋型18の凸部30の突起32がメッシュ部材12の 外縁部を下方に折り曲げるようにしているが、これに限らず、例えば、内型22 の頂面28の外縁部に、先端に向かって次第に上方に傾斜した突起を形成し、型 締めの際、その突起がメッシュ部材12の外縁部を上方に折り曲げるようにして もよいものである。
【0026】 また、上記実施例では、フィルタ部材としてメッシュ部材12を用いているが 、軟らかい膜状部材等の他のものでも適用可能である。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係るフィルタ取り付け構造では、フィルタ部材 のセット時に特に注意を払わなくても、フィルタ部材の外縁部が枠体の外部に露 出してしまうことが防止され、フィルタ部材が確実に枠体に埋設される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るフィルタ取り付け構造の一実施例
を金型内において示す縦断面図である。
【図2】本実施例に係るフィルタ取り付け構造を得るの
に用いる金型の組付以前の状態を、フィルタ部材と共に
示す斜視図である。
【図3】従来のフィルタ取り付け構造を金型内において
示す縦断面図である。
【図4】従来のフィルタ取り付け構造を得るのに用いる
金型の組付以前の状態を、フィルタ部材と共に示す斜視
図である。
【符号の説明】
10 枠体 12 メッシュ部材(フィルタ部材) 14 折り曲げ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 57/04 F 9031−3J

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルタ部材を枠体に取り付けるフィル
    タ取り付け構造において、前記フィルタ部材を金型内に
    インサートして枠体を成形する際にフィルタ部材の外縁
    部が型締めによって折り曲げられてなることを特徴とす
    るフィルタ取り付け構造。
JP1991096933U 1991-11-26 1991-11-26 フィルタ取り付け構造 Expired - Fee Related JP2599280Y2 (ja)

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WO2015087746A1 (ja) 2013-12-13 2015-06-18 株式会社エンプラス メッシュフィルタ
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