JPH0544305B2 - - Google Patents
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- JPH0544305B2 JPH0544305B2 JP60284081A JP28408185A JPH0544305B2 JP H0544305 B2 JPH0544305 B2 JP H0544305B2 JP 60284081 A JP60284081 A JP 60284081A JP 28408185 A JP28408185 A JP 28408185A JP H0544305 B2 JPH0544305 B2 JP H0544305B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- polybutadiene
- rubber
- vcr
- ball
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は水上練習用ソリツドゴルフボールに関
する。 〔従来の技術〕 一般に練習場用ゴルフボールは、その用途によ
つて2つに大別される。その1つは通常陸上で使
用されるボールであり、他の1つは池や湖などで
使用される水上練習用ボールである。これら2種
類の練習用ゴルフボールに課せられる要求性能は
第一に耐久性であり、ついでラウンド用ボールと
同等もしくはそれに近い打球感である。しかし、
水上練習用ゴルフボールの場合、何よりも大切な
特性は、水に浮く、すなわちボールの比重が1未
満(ただし、海または海水を含む湖などではこの
限りではない)でなければならないということで
ある。そこで、この特性を満たすためにコルクを
充填剤として配合することによつて比重を小さく
したゴルフボールが提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記のようにコルクを配合して
比重を1未満にしたゴルフボールは、ラウンド用
ボールや陸上練習用ボールに比べて打球感が著し
く悪いという問題があつた。また、ポリオレフイ
ン、ABS樹脂などを配合することにより、ラウ
ンド用ボールや陸上練習用ボールに近い硬さや打
球感を持たせた水上練習用ゴルフボールも提案さ
れているが、それらは耐久性が非常に悪いという
問題がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上述した従来技術の問題点を解決す
るもので、シンジオタクチツク−1,2−ポリブ
タジエンを5〜30重量%含み、かつシス−1,4
−ポリブタジエンを40〜95重量%含むポリブタジ
エンゴム(以下、VCRという)を必須成分とす
る基材ゴムに、平均粒子径10〜50μmの微粒子状
超高分子量ポリオレフインと、無機充填剤と、架
橋性モノマーと、開始剤を配合したゴム組成物か
らゴルフボールを作製するか、あるいは上記ゴム
組成物から作製した内核にアイオノマー樹脂また
はトランスポリイソプレンを基材として用いた外
皮を被覆してゴルフボールを作製することによ
り、打球感、打球音とも良好で、かつ耐久性にも
優れた水上練習用に適するソリツドゴルフボール
を提供したものである。 本発明において、VCRを基材ゴムの必須成分
として用いるのは、VCRが高結晶性、高融点の
シンジオタクチツク−1,2−ポリブタジエンを
含んでいて、それ自身で適度な硬さと強度を有し
ているので、シス−1,4−ポリブタジエンのみ
で構成されている場合などとは異なり、比重増加
につながる無機充填剤を多量に配合しなくともゴ
ルフボールに適度な硬さ(ボールコンプレツシヨ
ン)を与え、好適な打球感、打球音を付与すると
共に、耐久性を高めることができるからである。 VCR中のシンジオタクチツク−1,2−ポリ
ブタジエンの量は5〜30重量%であるが、これは
VCR中のシンジオタクチツク−1,2−ポリブ
タジエンの量がこれより少なくなると軟らかくな
り、かつ耐久性が低下し、ゴルフボールに硬さお
よび耐久性を付与するためには無機充填剤や架橋
性モノマーを多量に配合する必要が生じ、その結
果、比重が大きくなり水に浮かばなくなつて、水
上練習用ゴルフボールとしては使用できなくな
り、またVCR中のシンジオタクチツク−1,2
−ポリブタジエンが上記範囲より多くなると反撥
弾性が低下して好適な打球感や打球音が出なくな
るからである。 また、VCR中のシス−1,4−ポリブタジエ
ンは40重量%以上が必要であり、シス−1,4−
ポリブタジエンがこれより少ない場合は反撥弾性
が低下し、好適な打球感や打球音が出なくなる。
そして、VCR中のシス−1,4−ポリブタジエ
ン量の上限は、シンジオタクチツク−1,2−ポ
リブタジエンの最少量が5重量%であることか
ら、95重量%である。 このようなVCRは、例えばブタジエンの通常
のシス重合を行つた後に1,2−シンジオタクチ
ツク重合を同一系内で行うことにより得ることが
できる。そして、このようなVCRの具体例とし
ては、例えば宇部興産(株)製のUBEPOL−
VCR309(商品名、組成:シンジオタクチツク−
1,2−ポリブタジエン9重量%、シス−1,4
−ポリブタジエン89重量%、トランス−1,4−
ポリブタジエン2重量%)、UBEPOL−VCR412
(商品名、組成:シンジオタクチツク−1,2−
ポリブタジエン12重量%、シス−1,4−ポリブ
タジエン86重量%、トランス−1,4−ポリブタ
ジエン2重量%)などの市販品があり、それらは
本発明において好適に用いられる。これらの
VCRは、前記のブタジエンの通常のシス重合を
行つた後に1,2−シンジオタクチツク重合を同
一系内で行うことにより得ることができるという
製造方法の説明からも明らかであるように、単一
のポリマーであり、代表的な具体例の組成が例え
ばシンジオタクチツク−1,2−ポリブタジエン
9重量%、シス−1,4−ポリブタジエン89重量
%、トランス−1,4−ポリブタジエン2重量%
と、各構成成分がポリマーであるかのように表示
されているが、複数ポリマーの混合物ではない。 本発明において、VCRは不可欠のゴム成分で
あり、基材ゴム中このVCRが多く含まれている
ほど物性的に良好なゴルフボールが得られる。従
つて、基材ゴムとしてこのVCRのみを用いても
よいし、また、加工性や価格面などの関係から、
このVCRを必須成分としてVCRに天然ゴム、シ
ス−1,4−ポリブタジエン、スチレンブタジエ
ンゴムなどをブレンドしてもよい。上記のように
VCRに天然ゴムやシス−1,4−ポリブタジエ
ン、スチレンブタジエンゴムなどをブレンドして
基材ゴムとする場合、VCRは基材ゴム中30重量
%以上にするのが好ましい。つまり、本発明にお
いてはVCRが基材ゴム中の30〜100重量%を占め
るようにするのが好ましい。 平均粒子径50μm以下の微粒子状超高分子量ポ
リオレフインは、低比重の補強性充填剤的な役割
を果たし、ゴルフボールの硬度を高め、かつ耐久
性を高めて、打球感、打球音を良好にする。この
ような微粒子状超高分子量ポリオレフインは、粒
子径が小さいほぼ上記のような作用をより好適に
発揮するので粒子径はいくらか小さくてもよい
が、粒子径があまりにも小さくなりすぎると取扱
時に飛散が生じやすくなつて取り扱いにくくなる
で、取扱面を考慮すると平均粒子径10μmまでの
ものが実用上適している。このような微粒子状超
高分子量ポリオレフインとしては、例えば三井石
油化学工業(株)のミペロン(商品名、平均粒子径
20μmで分子量200万以上の微粒子状超高分子量
ポリオレフイン)が市販されており、本発明にお
いて好適に使用される。そして、このような平均
粒子径10〜50μmの微粒子状超高分子量ポリオレ
フイン配合量としては、通常、基材ゴム100重量
部に対して10〜40重量部にするのが好ましい。 無機充填剤としては、例えば酸化亜鉛(ZnO)、
酸化珪素(SiO2)、炭酸カルシウム、珪酸アルミ
ニウムなどが用いられる。これらの主たる役割は
硬度と衝撃強度を高め、ゴルフボールの耐久性を
増加させ、かつ打球感、打球音を良くするためで
あるが、場合によつてはアクリル酸やメタクリル
酸などのα,β−モノエチレン性不飽和カルボン
酸と反応して、それらの酸の金属塩となり架橋性
モノマーとしてゴム組成物を架橋できるようにす
る役割もある。これらの無機充填剤を多く配合す
ると硬度や衝撃強度は高くなるが、比重が大きく
なつて水に浮かばなくなるので、これら無機充填
剤の配合量は、通常、基材ゴム100重量部に対し
て5〜20重量部にするのが好ましい。 架橋性モノマーは、ゴム組成物を架橋させて反
撥弾性などを発揮させ、ゴルフボールに硬度、耐
久性、好適な打球感、打球音を付与するものであ
るが、このような架橋性モノマーとしては、たと
えばメタクリル酸、アクリル酸などのα,β−モ
ノエチレン性不飽和カルボン酸またはその金属
塩、トリメチロールプロパントリメタクリレート
などの多官能メタクリル酸エステル、トリメチロ
ールプロパントリアクリレートなどの多官能アク
リル酸エステルなどが用いられ、これらの架橋性
モノマーの配合量は通常、基材ゴム100重量部に
対して5〜25重量部にするのが好ましい。 開始剤は上記架橋性モノマーの重合を開始させ
てゴム組成物を架橋させるようにするためのもの
であるが、このような開始剤としては、例えばジ
クミルパーオキサイド、2,2′−ジ(tert−ブチ
ルペルオキシ)ブタン、過安息香酸−tert−ブチ
ルなどの過酸化物が用いられ、これらの配合量は
通常、基材ゴム100重量部に対して0.5〜5重量部
にするのが好ましい。 本発明において、ワンピースゴルフボールや内
核を作製するためのゴム組成物には、上記の
VCRを必須成分とする基材ゴム、微粒子状超高
分子量ポリオレフイン、無機充填剤、架橋性モノ
マー、開始剤などのほかにも、例えばボールをさ
らに硬くしたり、比重を小さくするなどの目的
で、ハイスチレン樹脂、ポリオレフイン、マイク
ロバルーン、コルク粉末などを適宜配合してもよ
い。 〔実施例〕 つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例1〜5および比較例1〜6 第1表に示す配合のゴム組成物を調製し、得ら
れたゴム組成物をボール成形用金型に入れ加圧下
で加熱して架橋させ、直径42.8mmのワンピースソ
リツドゴルフボールを作製した(実施例1、3、
5および比較例1〜6)。 また、上記ゴム組成物を内核成形用金型に入れ
加圧下で加熱して架橋させ、直径38.3mmの内核を
作製し、ついで該内核にアイオノマー樹脂100重
量部に対して酸化チタン(TiO2)を2重量部配
合した外皮用組成物をインジエクシヨン成形機で
被覆することによつて内核に外皮を施し、直径
42.8mmのツーピースソリツドゴルフボールを作製
した(実施例2および4)。 得られたゴルフボールの比重、ボールコンプレ
ツシヨン、耐久性、打球感、打球音を調べ、その
結果を第1表に示した。なお、第1表中に示す各
材料の配合部数は重量部によるものである。ま
た、ボールコンプレツシヨン、耐久性の測定方法
ならびに打球感、打球音の判定方法およびその評
価基準は次に示すとおりである。 ボールコンプレツシヨン: 3.8Kgの初荷重をかけた時から45.4Kg荷重時
までのゴルフボールの変形量(変形量が1/1000
インチでコンプレツシヨン1である)。 耐久性: ゴルフボールに連続的に同一の衝撃(ボール
を45m/secの速度で鉄製平板に打ちつける)
を与え、ボールが破壊するまでの衝撃回数を指
数で表示したものであり、値が大きいほど耐久
性が優れていることを示している。 打球感、打球音: プロゴルフアー5人、アマチユアゴルフアー
(ただし、シングルプレーヤ)5人の計10人に
よるウツド1番クラブの実打によつて判定す
る。 評価基準: ◎:非常に優れている ○:良好 △:やや劣る ×:劣る
する。 〔従来の技術〕 一般に練習場用ゴルフボールは、その用途によ
つて2つに大別される。その1つは通常陸上で使
用されるボールであり、他の1つは池や湖などで
使用される水上練習用ボールである。これら2種
類の練習用ゴルフボールに課せられる要求性能は
第一に耐久性であり、ついでラウンド用ボールと
同等もしくはそれに近い打球感である。しかし、
水上練習用ゴルフボールの場合、何よりも大切な
特性は、水に浮く、すなわちボールの比重が1未
満(ただし、海または海水を含む湖などではこの
限りではない)でなければならないということで
ある。そこで、この特性を満たすためにコルクを
充填剤として配合することによつて比重を小さく
したゴルフボールが提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記のようにコルクを配合して
比重を1未満にしたゴルフボールは、ラウンド用
ボールや陸上練習用ボールに比べて打球感が著し
く悪いという問題があつた。また、ポリオレフイ
ン、ABS樹脂などを配合することにより、ラウ
ンド用ボールや陸上練習用ボールに近い硬さや打
球感を持たせた水上練習用ゴルフボールも提案さ
れているが、それらは耐久性が非常に悪いという
問題がある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上述した従来技術の問題点を解決す
るもので、シンジオタクチツク−1,2−ポリブ
タジエンを5〜30重量%含み、かつシス−1,4
−ポリブタジエンを40〜95重量%含むポリブタジ
エンゴム(以下、VCRという)を必須成分とす
る基材ゴムに、平均粒子径10〜50μmの微粒子状
超高分子量ポリオレフインと、無機充填剤と、架
橋性モノマーと、開始剤を配合したゴム組成物か
らゴルフボールを作製するか、あるいは上記ゴム
組成物から作製した内核にアイオノマー樹脂また
はトランスポリイソプレンを基材として用いた外
皮を被覆してゴルフボールを作製することによ
り、打球感、打球音とも良好で、かつ耐久性にも
優れた水上練習用に適するソリツドゴルフボール
を提供したものである。 本発明において、VCRを基材ゴムの必須成分
として用いるのは、VCRが高結晶性、高融点の
シンジオタクチツク−1,2−ポリブタジエンを
含んでいて、それ自身で適度な硬さと強度を有し
ているので、シス−1,4−ポリブタジエンのみ
で構成されている場合などとは異なり、比重増加
につながる無機充填剤を多量に配合しなくともゴ
ルフボールに適度な硬さ(ボールコンプレツシヨ
ン)を与え、好適な打球感、打球音を付与すると
共に、耐久性を高めることができるからである。 VCR中のシンジオタクチツク−1,2−ポリ
ブタジエンの量は5〜30重量%であるが、これは
VCR中のシンジオタクチツク−1,2−ポリブ
タジエンの量がこれより少なくなると軟らかくな
り、かつ耐久性が低下し、ゴルフボールに硬さお
よび耐久性を付与するためには無機充填剤や架橋
性モノマーを多量に配合する必要が生じ、その結
果、比重が大きくなり水に浮かばなくなつて、水
上練習用ゴルフボールとしては使用できなくな
り、またVCR中のシンジオタクチツク−1,2
−ポリブタジエンが上記範囲より多くなると反撥
弾性が低下して好適な打球感や打球音が出なくな
るからである。 また、VCR中のシス−1,4−ポリブタジエ
ンは40重量%以上が必要であり、シス−1,4−
ポリブタジエンがこれより少ない場合は反撥弾性
が低下し、好適な打球感や打球音が出なくなる。
そして、VCR中のシス−1,4−ポリブタジエ
ン量の上限は、シンジオタクチツク−1,2−ポ
リブタジエンの最少量が5重量%であることか
ら、95重量%である。 このようなVCRは、例えばブタジエンの通常
のシス重合を行つた後に1,2−シンジオタクチ
ツク重合を同一系内で行うことにより得ることが
できる。そして、このようなVCRの具体例とし
ては、例えば宇部興産(株)製のUBEPOL−
VCR309(商品名、組成:シンジオタクチツク−
1,2−ポリブタジエン9重量%、シス−1,4
−ポリブタジエン89重量%、トランス−1,4−
ポリブタジエン2重量%)、UBEPOL−VCR412
(商品名、組成:シンジオタクチツク−1,2−
ポリブタジエン12重量%、シス−1,4−ポリブ
タジエン86重量%、トランス−1,4−ポリブタ
ジエン2重量%)などの市販品があり、それらは
本発明において好適に用いられる。これらの
VCRは、前記のブタジエンの通常のシス重合を
行つた後に1,2−シンジオタクチツク重合を同
一系内で行うことにより得ることができるという
製造方法の説明からも明らかであるように、単一
のポリマーであり、代表的な具体例の組成が例え
ばシンジオタクチツク−1,2−ポリブタジエン
9重量%、シス−1,4−ポリブタジエン89重量
%、トランス−1,4−ポリブタジエン2重量%
と、各構成成分がポリマーであるかのように表示
されているが、複数ポリマーの混合物ではない。 本発明において、VCRは不可欠のゴム成分で
あり、基材ゴム中このVCRが多く含まれている
ほど物性的に良好なゴルフボールが得られる。従
つて、基材ゴムとしてこのVCRのみを用いても
よいし、また、加工性や価格面などの関係から、
このVCRを必須成分としてVCRに天然ゴム、シ
ス−1,4−ポリブタジエン、スチレンブタジエ
ンゴムなどをブレンドしてもよい。上記のように
VCRに天然ゴムやシス−1,4−ポリブタジエ
ン、スチレンブタジエンゴムなどをブレンドして
基材ゴムとする場合、VCRは基材ゴム中30重量
%以上にするのが好ましい。つまり、本発明にお
いてはVCRが基材ゴム中の30〜100重量%を占め
るようにするのが好ましい。 平均粒子径50μm以下の微粒子状超高分子量ポ
リオレフインは、低比重の補強性充填剤的な役割
を果たし、ゴルフボールの硬度を高め、かつ耐久
性を高めて、打球感、打球音を良好にする。この
ような微粒子状超高分子量ポリオレフインは、粒
子径が小さいほぼ上記のような作用をより好適に
発揮するので粒子径はいくらか小さくてもよい
が、粒子径があまりにも小さくなりすぎると取扱
時に飛散が生じやすくなつて取り扱いにくくなる
で、取扱面を考慮すると平均粒子径10μmまでの
ものが実用上適している。このような微粒子状超
高分子量ポリオレフインとしては、例えば三井石
油化学工業(株)のミペロン(商品名、平均粒子径
20μmで分子量200万以上の微粒子状超高分子量
ポリオレフイン)が市販されており、本発明にお
いて好適に使用される。そして、このような平均
粒子径10〜50μmの微粒子状超高分子量ポリオレ
フイン配合量としては、通常、基材ゴム100重量
部に対して10〜40重量部にするのが好ましい。 無機充填剤としては、例えば酸化亜鉛(ZnO)、
酸化珪素(SiO2)、炭酸カルシウム、珪酸アルミ
ニウムなどが用いられる。これらの主たる役割は
硬度と衝撃強度を高め、ゴルフボールの耐久性を
増加させ、かつ打球感、打球音を良くするためで
あるが、場合によつてはアクリル酸やメタクリル
酸などのα,β−モノエチレン性不飽和カルボン
酸と反応して、それらの酸の金属塩となり架橋性
モノマーとしてゴム組成物を架橋できるようにす
る役割もある。これらの無機充填剤を多く配合す
ると硬度や衝撃強度は高くなるが、比重が大きく
なつて水に浮かばなくなるので、これら無機充填
剤の配合量は、通常、基材ゴム100重量部に対し
て5〜20重量部にするのが好ましい。 架橋性モノマーは、ゴム組成物を架橋させて反
撥弾性などを発揮させ、ゴルフボールに硬度、耐
久性、好適な打球感、打球音を付与するものであ
るが、このような架橋性モノマーとしては、たと
えばメタクリル酸、アクリル酸などのα,β−モ
ノエチレン性不飽和カルボン酸またはその金属
塩、トリメチロールプロパントリメタクリレート
などの多官能メタクリル酸エステル、トリメチロ
ールプロパントリアクリレートなどの多官能アク
リル酸エステルなどが用いられ、これらの架橋性
モノマーの配合量は通常、基材ゴム100重量部に
対して5〜25重量部にするのが好ましい。 開始剤は上記架橋性モノマーの重合を開始させ
てゴム組成物を架橋させるようにするためのもの
であるが、このような開始剤としては、例えばジ
クミルパーオキサイド、2,2′−ジ(tert−ブチ
ルペルオキシ)ブタン、過安息香酸−tert−ブチ
ルなどの過酸化物が用いられ、これらの配合量は
通常、基材ゴム100重量部に対して0.5〜5重量部
にするのが好ましい。 本発明において、ワンピースゴルフボールや内
核を作製するためのゴム組成物には、上記の
VCRを必須成分とする基材ゴム、微粒子状超高
分子量ポリオレフイン、無機充填剤、架橋性モノ
マー、開始剤などのほかにも、例えばボールをさ
らに硬くしたり、比重を小さくするなどの目的
で、ハイスチレン樹脂、ポリオレフイン、マイク
ロバルーン、コルク粉末などを適宜配合してもよ
い。 〔実施例〕 つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例1〜5および比較例1〜6 第1表に示す配合のゴム組成物を調製し、得ら
れたゴム組成物をボール成形用金型に入れ加圧下
で加熱して架橋させ、直径42.8mmのワンピースソ
リツドゴルフボールを作製した(実施例1、3、
5および比較例1〜6)。 また、上記ゴム組成物を内核成形用金型に入れ
加圧下で加熱して架橋させ、直径38.3mmの内核を
作製し、ついで該内核にアイオノマー樹脂100重
量部に対して酸化チタン(TiO2)を2重量部配
合した外皮用組成物をインジエクシヨン成形機で
被覆することによつて内核に外皮を施し、直径
42.8mmのツーピースソリツドゴルフボールを作製
した(実施例2および4)。 得られたゴルフボールの比重、ボールコンプレ
ツシヨン、耐久性、打球感、打球音を調べ、その
結果を第1表に示した。なお、第1表中に示す各
材料の配合部数は重量部によるものである。ま
た、ボールコンプレツシヨン、耐久性の測定方法
ならびに打球感、打球音の判定方法およびその評
価基準は次に示すとおりである。 ボールコンプレツシヨン: 3.8Kgの初荷重をかけた時から45.4Kg荷重時
までのゴルフボールの変形量(変形量が1/1000
インチでコンプレツシヨン1である)。 耐久性: ゴルフボールに連続的に同一の衝撃(ボール
を45m/secの速度で鉄製平板に打ちつける)
を与え、ボールが破壊するまでの衝撃回数を指
数で表示したものであり、値が大きいほど耐久
性が優れていることを示している。 打球感、打球音: プロゴルフアー5人、アマチユアゴルフアー
(ただし、シングルプレーヤ)5人の計10人に
よるウツド1番クラブの実打によつて判定す
る。 評価基準: ◎:非常に優れている ○:良好 △:やや劣る ×:劣る
【表】
以上説明したように、本発明によれば、耐久
性、打球感、打球音共に優れた水上練習用に適す
る低比重の水上練習用ソリツドゴルフボールを提
供することができた。
性、打球感、打球音共に優れた水上練習用に適す
る低比重の水上練習用ソリツドゴルフボールを提
供することができた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シンジオタクチツク−1,2−ポリブタジエ
ンを5〜30重量%含み、かつシス−1,4−ポリ
ブタジエンを40〜95重量%含むポリブタジエンゴ
ムを必須成分とする基材ゴムと、平均粒子径が10
〜50μmの微粒子状超高分子ポリオレフインと、
無機充填剤と、架橋性モノマーと、開始剤とを含
むゴム組成物を架橋して得られたワンピースの水
上練習用ソリツドゴルフボール。 2 シンジオタクチツク−1,2−ポリブタジエ
ンを5〜30重量%含み、かつシス−1,4−ポリ
ブタジエンを40〜95重量%含むポリブタジエンゴ
ムを必須成分とする基材ゴムと、平均粒子径が10
〜50μmの微粒子状超高分子量ポリオレフイン
と、無機充填剤と、架橋性モノマーと、開始剤と
を含むゴム組成物を架橋して得られた内核に、ア
イオノマー樹脂またはトランスポリイソプレンを
基材とする外皮を施してなるツーピースの水上練
習用ソリツドゴルフボール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60284081A JPS62142571A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 水上練習用ソリッドゴルフボール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60284081A JPS62142571A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 水上練習用ソリッドゴルフボール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62142571A JPS62142571A (ja) | 1987-06-25 |
| JPH0544305B2 true JPH0544305B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=17674012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60284081A Granted JPS62142571A (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 | 水上練習用ソリッドゴルフボール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62142571A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0345609A (ja) * | 1989-07-14 | 1991-02-27 | Ube Ind Ltd | ポリブタジエンゴム及びその組成物 |
| JP2002233593A (ja) | 2001-02-09 | 2002-08-20 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール用ゴム組成物及びゴルフボール |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5340140A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-12 | Mitsubishi Electric Corp | Engine ignition system |
| JPS58162866U (ja) * | 1982-04-27 | 1983-10-29 | 中島 恵次 | 球技用ボ−ル |
| JPS6092780A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-24 | 住友ゴム工業株式会社 | 練習場用ゴルフボ−ル |
-
1985
- 1985-12-16 JP JP60284081A patent/JPS62142571A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62142571A (ja) | 1987-06-25 |
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