JPH0544422B2 - - Google Patents
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- JPH0544422B2 JPH0544422B2 JP19286785A JP19286785A JPH0544422B2 JP H0544422 B2 JPH0544422 B2 JP H0544422B2 JP 19286785 A JP19286785 A JP 19286785A JP 19286785 A JP19286785 A JP 19286785A JP H0544422 B2 JPH0544422 B2 JP H0544422B2
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- cement
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は高強度セメント組成物に関する。さら
に詳しくは低水粉体比においても著しく流動性の
すぐれたCa3SiO5および/またはCa3SiO5固溶体、
超微粉、高性能減水剤および水を主成分とするこ
とを特徴とする高強度セメント組成物に関する。 〔従来技術〕 セメント質物質、超微粉、高性能減水剤および
水よりなる高強度セメント組成物は公知(特公表
昭55−500863号公報)である。また、一般に強度
は水セメント比と関係があり、水セメント比を著
しく小さくすることができれば高強度を得ること
が可能となると言われている。上記公知技術は、
その水セメント比を低下させる手段を示したもの
であるが、セメントの種類により低水セメント比
での流動性が著しく異なり、よりすぐれた性能の
高強度セメント組成物の開発が切望されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 以上のようなことより、本発明者らは種々検討
を加えた結果、Ca3SiO5および/またはCa5SiO5
の固溶体、超微粉、高性能減水剤および水を組み
合わせることにより、低水粉体比で流動性のすぐ
れた高強度セメント組成物を得ることができる知
見を得て本発明を完成するに到つた。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明は、Ca3SiO5および/または
Ca3SiO5の固溶体、超微粉、高性能減水剤および
水を主成分とする高強度セメント組成物である。 以下本発明を詳細に説明する。 本発明でいうCa3SiO5および/またはCa3SiO5
固溶体(以下C3S類という)とは、ポルトランド
セメント等の主要構成化合物であり、Ca3SiO5は
CaOとSiO2のモル比が3/1となるよう原料を
調整し、1500℃〜1600℃にて焼成し、その後粉砕
する。この操作を、粉末X線回折かグリセリンア
ルコール法でFree−CaOが消失するまでくり返
すことによつて合成されるものである。また
Ca3SiO5固溶体とは、Ca3SiO5が90〜95重量%程
度でこれをAl2O3、MgO、Cr2O3などの副次成分
が単独あるいは組合せて固溶したものと考えられ
る。一般にセメントの主要構成鉱物であるエーラ
イト(アリツト)は、Ca3SiO5固溶体の一例であ
る。化学量論式は、研究者によつて異なるが一般
にはCa105Mg2AlO36(AlSi35O144)(G.
Yamaguchi and S.Takagi、Proc.5 th Int′l
Symp.Chem.Cement,Tokyo,1,181−225
(1968))(以下文献という)が考えられており、
その他に微量成分が含まれる場合もある。 Ca3SiO5や、Ca3SiO5固溶体は固溶する成分の
種類や量によつて各種のものが考えられるが、粉
末X線回折によりJCPDSカードのCa3SiO5および
エーライトなどの値と一致するものである。 Ca3SiO5固溶体の合成は、所定の化学組成にな
るよう原料を調合し、1500℃〜1600℃でFree−
CaOが消失するまで焼成・粉砕をくり返し得るこ
とができる。また、転炉スラグを原料とすると経
済的である(久保寺、小山、安藤、近藤;日本鉄
鋼協会講演会、於東大 1977、4)。この方法の
一例は以下のごとくである。 即ち、溶融状態にある転炉スラグの一種である
LDスラグを約1800℃程度で還元し、スラグを
Ti、Mn、Vなどの金属とを分離する。こうして
得られた還元スラグは、若干成分が変動するため
微量のCaOやSiO2などの添加によつて調整が可
能である。これは、溶融状態にある還元スラグに
CaOやSiO2源として珪石やシリカヒユームを添
加することも可能であり、又、冷却後、新たに電
気炉等で1400〜1500℃程度で焼成して得ることも
可能である。こうして得られたものは、粉末X線
回折法によるとJCPDSカードのエーライトのピ
ークと一致する。 このようなC3S類にフライアツシユ、高炉スラ
グ微粉末等の混和材を併用することも可能であり
又膨張材や急硬材、さらには高強度混和材等を併
用することも可能である。また、一般に用いられ
ている化学混和剤を併用することもできる。 膨張材としてエトリンガイト系のもの、例えば
電気化学工業(株)製商品名「CSA# 20」、又は焼成
CaOが好ましく、焼成CaO中でも1100〜1300℃で
焼成され、平均結晶径が10μ以下のものが好まし
い。 急硬材としてはカルシウムアルミネート系のも
のがよく、例えばアルミナセメントやアルミナセ
メントと石膏の組み合せたものおよび電気化学工
業(株)製商品名「デンカES」などが用いられる。 また、高強度混和材は石膏系のものであり、例
えば電気化学工業(株)製商品名「デンカΣ−1000」、
日本セメント(株)製商品名「アサノスーパーミツク
ス」等が有効である。 本発明で使用する超微粉は、C3S類(平均粒径
20〜30μ程度)の少なくとも1オーダー細かい平
均粒径を有するものであり、平均粒径が2オーダ
ー低いものが混練物の流動特性の面から好まし
い。具体的には、シリコン、含シリコン合金及び
ジルコニアを製造する際に副生するシリカダスト
(シリカヒユーム)やシリカ質ダストが特に好適
であり、炭酸カルシウム、シリカゲル、オパール
質珪石、フライアツシユ、高炉スラグ、酸化チタ
ン、酸化アルミニウムなども使用できる。また
C3S類を微粉砕して用いることもできる。特に、
オパール質珪石、フライアツシユ、高炉スラグを
分級器と粉砕機の併用により粉砕した超微粉の使
用は硬化収縮を改善するという面から有効であ
る。 超微粉の使用量はC3S類60〜95重量部に対して
40〜5重量部が好ましく、さらには好ましくは65
〜90重量部に対して35〜10重量部である。5重量
部未満では、高強度発現効果が小さく、また、40
重量部をこえると混練物の流動性が著しく低下
し、成形することが困難となり、かつ、強度発現
も不充分となる。 本発明における高性能減水剤とはセメントに多
量添加しても凝結の過遅延や過度の空気連行を伴
なわない分散能力の大きな界面活性剤であつて、
例えばナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド縮
合物の塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド
縮合物の塩、高分子量リグニンスルホン酸塩、ポ
リカルボン酸塩等を主成分とするものがあげられ
る。 高性能減水剤の使用量は、従来、セメント質物
質に対し固形分として0.3〜1重量%がされてい
るが、本発明においては、それよりも多量に添加
することが好ましく、1〜5重量部が更に好まし
い高性能減水剤は、混練物を低水/(C3S類+超
微粉)比(以下水/粉体比という)で得るために
必要なものであり、10重量部を超えると硬化反応
にかえつて悪影響を与える。このような高性能減
水剤の使用量において、超微粉を組み合せること
により、水/粉体比が25重量%以下でも通常の方
法により成形可能な流動性のある混練物を得るこ
とができる。 本発明で使用する水は成形上必要なものであり
高強度硬化体を得るためにはできるだけ少量が良
く、C3S類と超微粉との混合物100重量部に対し
水10〜30重量部が好ましく、13〜20重量部が更に
好ましい。水量が30重量部より多いと高強度硬化
体を得ることが困難であり、10重量部より少ない
と通常の流し込み等の成形が困難となる。なお、
圧密成形等においては、これに制限されるもので
はなく10重量部より少ない場合においても成形が
可能となる。また、押し出し成形等の通常セメン
トコンクリートに用いられている成形方法を用い
ることも可能である。 以上の配合の他に骨材を組み合せることが一般
的であるが、骨材としては一般にコンクリート用
として利用されているもので良い。さらに、硬質
なもの、具体的にはモース硬度6以上好ましくは
7以上、又はヌープ圧子硬度700Kg/mm2以上さら
に好ましくは800Kg/mm2以上のいずれかの基準で
選定されたものを用いると、強度を著しく向上さ
せることができるので好適である。この基準を満
足するものをすれば、珪石、エメリー、黄鉄鋼、
磁鉄鋼、黄玉、ローソン石、コランダム、フエナ
サイト、スピネル、緑柱石、金緑石、電気石、花
崗岩、紅柱石、十字石、ジルコン、焼成ボーキサ
イト、重焼ばん土けつ岩、炭化硼素、炭化タング
ステン、フエロシリコンナイトライド、窒化硅
素、溶融シリカ、電融マグネシア、炭化硅素、立
方晶窒化硼素、鉄粉、鉄球等がある。 骨材の使用量は、通常の流し込み成形において
はC3S類と超微粉との合計に対して5重量倍量以
内で選択使用される。但し、他の成形方法におい
ては、この限りでない。 さらに、各種繊維や網の配合も可能である。繊
維としては、鋳鉄、スチール繊維、ステンレス繊
維、石綿やアルミナ繊維等の各種天然および合成
鉱物繊維、炭素繊維、ガラス繊維、およびポリプ
ロピレン、ビニロン、アクリロニトリル、セルロ
ース等の天然または合成の有機繊維等があげられ
る。また、補強として従来より用いられている鋼
棒やFRPロツド棒を用いることも可能であり、
特に大型のものの製作においては必要不可欠なも
のである。 また、他の機能、例えば摺動性を付与するもの
として二硫化モリブデン、六万晶窒化硼素など
の、いわゆる固体潤滑剤を配合することも可能で
ありさらには油しみ込み性のあるカーボンなどを
用いることも可能である。 その他、熱伝導性、電気伝導性などの特殊な性
能を付与するもの、例えば各種金属粉等を配合さ
せることも可能である。上記各材料の混合および
混練方法は均一に混合及び混練できれば、いずれ
の方法でも良く、添加順序にも特に制限されるも
のではない。 成形物の養生は各種の養生方法が可能であり常
温養生、常圧蒸気養生、高温高圧養生、高温養生
のいずれの方法も採用することができ、必要なら
ば、これらの組み合せを行なつて高強度硬化体を
得ることもできる。 〔実施例〕 以下、実施例で本発明をさらに説明する。 実施例 1 文献に記載の組成に基づき、Ca105Mg2AlO36
(AlSi35O144)となるようCaCO3、MgO、Al2O3
およびSiO2をそれぞれ計量し、水で混練しペレ
ツトを作製し、105℃で充分乾燥後、白金ルツボ
内中電気炉で1550℃、5hの焼成を実施した。ア
ルミナボールミルで粉砕し、再びペレツトを製作
し、同様の作業を行ない焼成粉砕を5回くり返し
た。これを、グリセリン・アルコール法により
Free−CaOを定量したところ、Free−CaOは認
められず、又、粉末X線回折を行なつたところ
JCPDSカードのエーライトのピークと一致した。 その後アルミナボールミルにてブレーン値3240
cm2/gとなるまで粉砕したものを用いた。 なお、比較のために普通ポルトランドセメント
を用いた。 表−1に示す配合のものを、真空オムニミキサ
ー(千代田技研製)で3分間混練脱泡後、テーブ
ルフロー(JIS R5201に準拠)を測定し、さらに
4×4×16cmの供試体を作製し圧縮強度を測定し
た。なお、養生は20℃、80%RH、1日養生後50
℃湿空養生3日とした。結果を表−1に併記す
る。 <使用材料> CaCO3:試薬 MgO : 〃 Al2O3: 〃 SiO2 : 〃 エーライト(Ca3SiO5固溶体):合成品 セメント :普通ポルトランドセメント(住友セ
メント社製) 超微粉:シリカヒユーム(日本重化製) 高性能減水剤:β−ナフタレンスルホン酸塩ホル
マリン縮合物系「セルフロー110P」(第一工業
製薬製) 骨材:重焼ばん土けつ岩(中国長城焼き)1.2mm
以下 水:水道水
に詳しくは低水粉体比においても著しく流動性の
すぐれたCa3SiO5および/またはCa3SiO5固溶体、
超微粉、高性能減水剤および水を主成分とするこ
とを特徴とする高強度セメント組成物に関する。 〔従来技術〕 セメント質物質、超微粉、高性能減水剤および
水よりなる高強度セメント組成物は公知(特公表
昭55−500863号公報)である。また、一般に強度
は水セメント比と関係があり、水セメント比を著
しく小さくすることができれば高強度を得ること
が可能となると言われている。上記公知技術は、
その水セメント比を低下させる手段を示したもの
であるが、セメントの種類により低水セメント比
での流動性が著しく異なり、よりすぐれた性能の
高強度セメント組成物の開発が切望されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 以上のようなことより、本発明者らは種々検討
を加えた結果、Ca3SiO5および/またはCa5SiO5
の固溶体、超微粉、高性能減水剤および水を組み
合わせることにより、低水粉体比で流動性のすぐ
れた高強度セメント組成物を得ることができる知
見を得て本発明を完成するに到つた。 〔問題点を解決するための手段〕 即ち、本発明は、Ca3SiO5および/または
Ca3SiO5の固溶体、超微粉、高性能減水剤および
水を主成分とする高強度セメント組成物である。 以下本発明を詳細に説明する。 本発明でいうCa3SiO5および/またはCa3SiO5
固溶体(以下C3S類という)とは、ポルトランド
セメント等の主要構成化合物であり、Ca3SiO5は
CaOとSiO2のモル比が3/1となるよう原料を
調整し、1500℃〜1600℃にて焼成し、その後粉砕
する。この操作を、粉末X線回折かグリセリンア
ルコール法でFree−CaOが消失するまでくり返
すことによつて合成されるものである。また
Ca3SiO5固溶体とは、Ca3SiO5が90〜95重量%程
度でこれをAl2O3、MgO、Cr2O3などの副次成分
が単独あるいは組合せて固溶したものと考えられ
る。一般にセメントの主要構成鉱物であるエーラ
イト(アリツト)は、Ca3SiO5固溶体の一例であ
る。化学量論式は、研究者によつて異なるが一般
にはCa105Mg2AlO36(AlSi35O144)(G.
Yamaguchi and S.Takagi、Proc.5 th Int′l
Symp.Chem.Cement,Tokyo,1,181−225
(1968))(以下文献という)が考えられており、
その他に微量成分が含まれる場合もある。 Ca3SiO5や、Ca3SiO5固溶体は固溶する成分の
種類や量によつて各種のものが考えられるが、粉
末X線回折によりJCPDSカードのCa3SiO5および
エーライトなどの値と一致するものである。 Ca3SiO5固溶体の合成は、所定の化学組成にな
るよう原料を調合し、1500℃〜1600℃でFree−
CaOが消失するまで焼成・粉砕をくり返し得るこ
とができる。また、転炉スラグを原料とすると経
済的である(久保寺、小山、安藤、近藤;日本鉄
鋼協会講演会、於東大 1977、4)。この方法の
一例は以下のごとくである。 即ち、溶融状態にある転炉スラグの一種である
LDスラグを約1800℃程度で還元し、スラグを
Ti、Mn、Vなどの金属とを分離する。こうして
得られた還元スラグは、若干成分が変動するため
微量のCaOやSiO2などの添加によつて調整が可
能である。これは、溶融状態にある還元スラグに
CaOやSiO2源として珪石やシリカヒユームを添
加することも可能であり、又、冷却後、新たに電
気炉等で1400〜1500℃程度で焼成して得ることも
可能である。こうして得られたものは、粉末X線
回折法によるとJCPDSカードのエーライトのピ
ークと一致する。 このようなC3S類にフライアツシユ、高炉スラ
グ微粉末等の混和材を併用することも可能であり
又膨張材や急硬材、さらには高強度混和材等を併
用することも可能である。また、一般に用いられ
ている化学混和剤を併用することもできる。 膨張材としてエトリンガイト系のもの、例えば
電気化学工業(株)製商品名「CSA# 20」、又は焼成
CaOが好ましく、焼成CaO中でも1100〜1300℃で
焼成され、平均結晶径が10μ以下のものが好まし
い。 急硬材としてはカルシウムアルミネート系のも
のがよく、例えばアルミナセメントやアルミナセ
メントと石膏の組み合せたものおよび電気化学工
業(株)製商品名「デンカES」などが用いられる。 また、高強度混和材は石膏系のものであり、例
えば電気化学工業(株)製商品名「デンカΣ−1000」、
日本セメント(株)製商品名「アサノスーパーミツク
ス」等が有効である。 本発明で使用する超微粉は、C3S類(平均粒径
20〜30μ程度)の少なくとも1オーダー細かい平
均粒径を有するものであり、平均粒径が2オーダ
ー低いものが混練物の流動特性の面から好まし
い。具体的には、シリコン、含シリコン合金及び
ジルコニアを製造する際に副生するシリカダスト
(シリカヒユーム)やシリカ質ダストが特に好適
であり、炭酸カルシウム、シリカゲル、オパール
質珪石、フライアツシユ、高炉スラグ、酸化チタ
ン、酸化アルミニウムなども使用できる。また
C3S類を微粉砕して用いることもできる。特に、
オパール質珪石、フライアツシユ、高炉スラグを
分級器と粉砕機の併用により粉砕した超微粉の使
用は硬化収縮を改善するという面から有効であ
る。 超微粉の使用量はC3S類60〜95重量部に対して
40〜5重量部が好ましく、さらには好ましくは65
〜90重量部に対して35〜10重量部である。5重量
部未満では、高強度発現効果が小さく、また、40
重量部をこえると混練物の流動性が著しく低下
し、成形することが困難となり、かつ、強度発現
も不充分となる。 本発明における高性能減水剤とはセメントに多
量添加しても凝結の過遅延や過度の空気連行を伴
なわない分散能力の大きな界面活性剤であつて、
例えばナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド縮
合物の塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド
縮合物の塩、高分子量リグニンスルホン酸塩、ポ
リカルボン酸塩等を主成分とするものがあげられ
る。 高性能減水剤の使用量は、従来、セメント質物
質に対し固形分として0.3〜1重量%がされてい
るが、本発明においては、それよりも多量に添加
することが好ましく、1〜5重量部が更に好まし
い高性能減水剤は、混練物を低水/(C3S類+超
微粉)比(以下水/粉体比という)で得るために
必要なものであり、10重量部を超えると硬化反応
にかえつて悪影響を与える。このような高性能減
水剤の使用量において、超微粉を組み合せること
により、水/粉体比が25重量%以下でも通常の方
法により成形可能な流動性のある混練物を得るこ
とができる。 本発明で使用する水は成形上必要なものであり
高強度硬化体を得るためにはできるだけ少量が良
く、C3S類と超微粉との混合物100重量部に対し
水10〜30重量部が好ましく、13〜20重量部が更に
好ましい。水量が30重量部より多いと高強度硬化
体を得ることが困難であり、10重量部より少ない
と通常の流し込み等の成形が困難となる。なお、
圧密成形等においては、これに制限されるもので
はなく10重量部より少ない場合においても成形が
可能となる。また、押し出し成形等の通常セメン
トコンクリートに用いられている成形方法を用い
ることも可能である。 以上の配合の他に骨材を組み合せることが一般
的であるが、骨材としては一般にコンクリート用
として利用されているもので良い。さらに、硬質
なもの、具体的にはモース硬度6以上好ましくは
7以上、又はヌープ圧子硬度700Kg/mm2以上さら
に好ましくは800Kg/mm2以上のいずれかの基準で
選定されたものを用いると、強度を著しく向上さ
せることができるので好適である。この基準を満
足するものをすれば、珪石、エメリー、黄鉄鋼、
磁鉄鋼、黄玉、ローソン石、コランダム、フエナ
サイト、スピネル、緑柱石、金緑石、電気石、花
崗岩、紅柱石、十字石、ジルコン、焼成ボーキサ
イト、重焼ばん土けつ岩、炭化硼素、炭化タング
ステン、フエロシリコンナイトライド、窒化硅
素、溶融シリカ、電融マグネシア、炭化硅素、立
方晶窒化硼素、鉄粉、鉄球等がある。 骨材の使用量は、通常の流し込み成形において
はC3S類と超微粉との合計に対して5重量倍量以
内で選択使用される。但し、他の成形方法におい
ては、この限りでない。 さらに、各種繊維や網の配合も可能である。繊
維としては、鋳鉄、スチール繊維、ステンレス繊
維、石綿やアルミナ繊維等の各種天然および合成
鉱物繊維、炭素繊維、ガラス繊維、およびポリプ
ロピレン、ビニロン、アクリロニトリル、セルロ
ース等の天然または合成の有機繊維等があげられ
る。また、補強として従来より用いられている鋼
棒やFRPロツド棒を用いることも可能であり、
特に大型のものの製作においては必要不可欠なも
のである。 また、他の機能、例えば摺動性を付与するもの
として二硫化モリブデン、六万晶窒化硼素など
の、いわゆる固体潤滑剤を配合することも可能で
ありさらには油しみ込み性のあるカーボンなどを
用いることも可能である。 その他、熱伝導性、電気伝導性などの特殊な性
能を付与するもの、例えば各種金属粉等を配合さ
せることも可能である。上記各材料の混合および
混練方法は均一に混合及び混練できれば、いずれ
の方法でも良く、添加順序にも特に制限されるも
のではない。 成形物の養生は各種の養生方法が可能であり常
温養生、常圧蒸気養生、高温高圧養生、高温養生
のいずれの方法も採用することができ、必要なら
ば、これらの組み合せを行なつて高強度硬化体を
得ることもできる。 〔実施例〕 以下、実施例で本発明をさらに説明する。 実施例 1 文献に記載の組成に基づき、Ca105Mg2AlO36
(AlSi35O144)となるようCaCO3、MgO、Al2O3
およびSiO2をそれぞれ計量し、水で混練しペレ
ツトを作製し、105℃で充分乾燥後、白金ルツボ
内中電気炉で1550℃、5hの焼成を実施した。ア
ルミナボールミルで粉砕し、再びペレツトを製作
し、同様の作業を行ない焼成粉砕を5回くり返し
た。これを、グリセリン・アルコール法により
Free−CaOを定量したところ、Free−CaOは認
められず、又、粉末X線回折を行なつたところ
JCPDSカードのエーライトのピークと一致した。 その後アルミナボールミルにてブレーン値3240
cm2/gとなるまで粉砕したものを用いた。 なお、比較のために普通ポルトランドセメント
を用いた。 表−1に示す配合のものを、真空オムニミキサ
ー(千代田技研製)で3分間混練脱泡後、テーブ
ルフロー(JIS R5201に準拠)を測定し、さらに
4×4×16cmの供試体を作製し圧縮強度を測定し
た。なお、養生は20℃、80%RH、1日養生後50
℃湿空養生3日とした。結果を表−1に併記す
る。 <使用材料> CaCO3:試薬 MgO : 〃 Al2O3: 〃 SiO2 : 〃 エーライト(Ca3SiO5固溶体):合成品 セメント :普通ポルトランドセメント(住友セ
メント社製) 超微粉:シリカヒユーム(日本重化製) 高性能減水剤:β−ナフタレンスルホン酸塩ホル
マリン縮合物系「セルフロー110P」(第一工業
製薬製) 骨材:重焼ばん土けつ岩(中国長城焼き)1.2mm
以下 水:水道水
【表】
実施例 2
還元したLDスラググを原料として合成したエ
ーライトをボールミルにて4870cm2/gまで粉砕し
たものを表−2に示すように用いて、実施例1と
同様の検討を加えた。結果を表−2を併記する。
なお、比較のために白色ポルトランドセメント
(秩父セメント製)を用いた。 <使用材料> ユーライト:LDスラグを原料として合成したエ
ーライト セメント:白色ポルトランドセメント(秩父セメ
ント社製) 他は実施例1と同じ。
ーライトをボールミルにて4870cm2/gまで粉砕し
たものを表−2に示すように用いて、実施例1と
同様の検討を加えた。結果を表−2を併記する。
なお、比較のために白色ポルトランドセメント
(秩父セメント製)を用いた。 <使用材料> ユーライト:LDスラグを原料として合成したエ
ーライト セメント:白色ポルトランドセメント(秩父セメ
ント社製) 他は実施例1と同じ。
以上説明したようにC3S類、超微粉、高性能減
水剤、水を組み合せることにより水粉体比を著し
く低下させることが可能あり、かつ流動性のすぐ
れた高強度セメント組成物を得ることが可能であ
り、硬化反応を起こさせることにより高強度セメ
ント製品を得ることが可能となる。 上記組成物は高強度でかつ水量を著しく低減さ
せることができることより、各種の複合材料とし
て広範な分野への利用が考えられる。それらを例
示すれば以下のごとくである。 プレス、射出成形などの各種モールド、研削砥
石、定盤、製紙用などのロール等の工業機材、機
械材料等への応用が考えられる。
水剤、水を組み合せることにより水粉体比を著し
く低下させることが可能あり、かつ流動性のすぐ
れた高強度セメント組成物を得ることが可能であ
り、硬化反応を起こさせることにより高強度セメ
ント製品を得ることが可能となる。 上記組成物は高強度でかつ水量を著しく低減さ
せることができることより、各種の複合材料とし
て広範な分野への利用が考えられる。それらを例
示すれば以下のごとくである。 プレス、射出成形などの各種モールド、研削砥
石、定盤、製紙用などのロール等の工業機材、機
械材料等への応用が考えられる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Ca3SiO5および/またはCa3SiO5固溶体、超
微粉、高性能減水剤および水を主成分とする高強
度セメント組成物。 2 Ca3SiO5固溶体が転炉スラグを原料として合
成されるものである特許請求の範囲第1項記載の
高強度セメント組成物。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60192867A JPS6252160A (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 高強度セメント組成物 |
| CN86102167A CN1019099B (zh) | 1985-08-06 | 1986-03-31 | 高强度的水硬复合材料 |
| KR1019860002422A KR900002819B1 (ko) | 1985-08-06 | 1986-03-31 | 고강도의 수경재 조성물 |
| US07/241,772 US4933013A (en) | 1985-08-06 | 1988-09-07 | Hydraulic material composition having high strength |
| KR1019900001841A KR900002820B1 (ko) | 1985-08-06 | 1990-03-31 | 고강도의 수경재 조성물 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60192867A JPS6252160A (ja) | 1985-08-31 | 1985-08-31 | 高強度セメント組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6252160A JPS6252160A (ja) | 1987-03-06 |
| JPH0544422B2 true JPH0544422B2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=16298291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60192867A Granted JPS6252160A (ja) | 1985-08-06 | 1985-08-31 | 高強度セメント組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6252160A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003021110A1 (en) | 2001-09-03 | 2003-03-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Fan device, method of manufacturing the fan device, projection type display device, and electronic equipment |
| JP5997807B2 (ja) * | 2015-06-16 | 2016-09-28 | 株式会社大林組 | 高強度モルタル組成物 |
-
1985
- 1985-08-31 JP JP60192867A patent/JPS6252160A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6252160A (ja) | 1987-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |