JPH054448A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH054448A JPH054448A JP3156948A JP15694891A JPH054448A JP H054448 A JPH054448 A JP H054448A JP 3156948 A JP3156948 A JP 3156948A JP 15694891 A JP15694891 A JP 15694891A JP H054448 A JPH054448 A JP H054448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- energy
- recording medium
- image
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の記録装置は、画像の消去を正確に行
うことを目的とする。 【構成】本発明の記録装置は、可視像を記録媒体に記録
する際に、記録媒体に記録された記録情報に基づいて記
録情報の割合を算出する算出部と、この算出結果に対応
する重み付けテーブルに基づいて記録媒体に付与する記
録エネルギを算出するエネルギ算出部と、このエネルギ
算出部により得られたエネルギを記録媒体に記録された
記録情報に基づき記録媒体に選択的に付与して可視像を
記録する記録部とから構成される。
うことを目的とする。 【構成】本発明の記録装置は、可視像を記録媒体に記録
する際に、記録媒体に記録された記録情報に基づいて記
録情報の割合を算出する算出部と、この算出結果に対応
する重み付けテーブルに基づいて記録媒体に付与する記
録エネルギを算出するエネルギ算出部と、このエネルギ
算出部により得られたエネルギを記録媒体に記録された
記録情報に基づき記録媒体に選択的に付与して可視像を
記録する記録部とから構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可視像の記録及び消去
が繰り返し行われる記録媒体に可視像を記録及び消去す
る記録装置に関する。
が繰り返し行われる記録媒体に可視像を記録及び消去す
る記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハードコピー記録は紙などの記録
媒体に外部よりインクあるいはトナーなどの顕像材によ
り画像形成を行うか、あるいは感熱記録紙のように紙な
どの基材上に記録層を設け、この記録層に可視像を形成
するなど永久画像を記録するものであった。
媒体に外部よりインクあるいはトナーなどの顕像材によ
り画像形成を行うか、あるいは感熱記録紙のように紙な
どの基材上に記録層を設け、この記録層に可視像を形成
するなど永久画像を記録するものであった。
【0003】しかし、各種のネットワーク網の構築、フ
ァクシミリ、複写機の普及にともない、これらの記録材
料の消費量の急激な増加は森林破壊などの自然破壊問
題、ゴミ処理などの社会問題を引き起こしている。これ
らの問題に対応するために記録紙の再生など記録材料消
費量の削減が強く要求されている。この課題に対して、
記録/消去を繰り返し行える記録材料が注目されてい
る。
ァクシミリ、複写機の普及にともない、これらの記録材
料の消費量の急激な増加は森林破壊などの自然破壊問
題、ゴミ処理などの社会問題を引き起こしている。これ
らの問題に対応するために記録紙の再生など記録材料消
費量の削減が強く要求されている。この課題に対して、
記録/消去を繰り返し行える記録材料が注目されてい
る。
【0004】このような特性を持つ材料としては、例え
ば、特開昭55−154198号公報に開示されるよう
に、記録材料に与えられる温度により透明と白濁の両状
態を可逆的変化できる記録材料が提案されている。この
記録材料は、常温T1 時に例えば白濁状態であった場合
において、その温度をT1から温度T2 に上昇させたと
き、白濁状態から透明状態になり、その温度が常温T1
に戻ってもそのまま透明状態を保持する。そして、記録
材料の温度を常温T1 から温度T2 よりも高温な温度T
3 に上昇させると、記録材料は透明状態から白濁状態に
変化し、再び常温T1 に戻すとそのまま白濁状態を保持
する。この変化は繰り返し再現可能である。
ば、特開昭55−154198号公報に開示されるよう
に、記録材料に与えられる温度により透明と白濁の両状
態を可逆的変化できる記録材料が提案されている。この
記録材料は、常温T1 時に例えば白濁状態であった場合
において、その温度をT1から温度T2 に上昇させたと
き、白濁状態から透明状態になり、その温度が常温T1
に戻ってもそのまま透明状態を保持する。そして、記録
材料の温度を常温T1 から温度T2 よりも高温な温度T
3 に上昇させると、記録材料は透明状態から白濁状態に
変化し、再び常温T1 に戻すとそのまま白濁状態を保持
する。この変化は繰り返し再現可能である。
【0005】しかしながら、このような記録材料を用い
サーマルヘッドを使用して繰り返し記録を行う場合に
は、「第4回ノンインパクトプリンティング技術シンポ
ジウム論文集,3−2,p57、1987年」において
も検討結果が報告されているが、記録の際にサーマルヘ
ッドの記録温度が原因となり、分解能が劣化するという
現象が発生している。
サーマルヘッドを使用して繰り返し記録を行う場合に
は、「第4回ノンインパクトプリンティング技術シンポ
ジウム論文集,3−2,p57、1987年」において
も検討結果が報告されているが、記録の際にサーマルヘ
ッドの記録温度が原因となり、分解能が劣化するという
現象が発生している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、繰り返し記録
及び消去可能な材料は、記録温度領域(約100〜16
0℃。温度領域は約60℃)と消去温度域(約70〜1
00℃。温度領域は約30℃)との幅が異なっており、
一般的には消去温度域が狭くなっている。従って、記録
を行う場合には記録手段の温度コントロールは比較的容
易であるが、消去を行う場合には消去手段の温度コント
ロールが非常に難しいために、画像の消去を正確に行う
ことができないという問題点があった。そこで、この発
明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、画像
の消去を正確に行うことができる記録装置を提供するこ
とを目的とする。
及び消去可能な材料は、記録温度領域(約100〜16
0℃。温度領域は約60℃)と消去温度域(約70〜1
00℃。温度領域は約30℃)との幅が異なっており、
一般的には消去温度域が狭くなっている。従って、記録
を行う場合には記録手段の温度コントロールは比較的容
易であるが、消去を行う場合には消去手段の温度コント
ロールが非常に難しいために、画像の消去を正確に行う
ことができないという問題点があった。そこで、この発
明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、画像
の消去を正確に行うことができる記録装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、付与される熱エネルギに応じて可視像が
記録あるいは消去される記録媒体に可視像を記録する記
録エネルギあるいは可視像を消去する消去エネルギを付
与して記録媒体に可視像を記録する記録手段と、記録手
段により記録媒体に付与される記録エネルギあるいは消
去エネルギに対する重み付け情報で構成される複数の重
み付けテーブルと、記録手段により記録媒体に記録され
た記録情報に基づいて記録媒体に既に記録された記録情
報の割合を算出する算出手段と、算出手段の算出に基づ
いて複数の重み付けテーブルから1の重み付けテーブル
を選択する選択手段と、選択手段により選択された重み
付けテーブルをに基づいて記録手段により記録媒体に付
与される記録エネルギ及び消去エネルギを算出するエネ
ルギ算出手段と、エネルギ算出手段により算出された記
録エネルギ及び消去エネルギの記録手段による記録媒体
への付与を制御する制御手段とを具備したことを特徴と
する。
決するために、付与される熱エネルギに応じて可視像が
記録あるいは消去される記録媒体に可視像を記録する記
録エネルギあるいは可視像を消去する消去エネルギを付
与して記録媒体に可視像を記録する記録手段と、記録手
段により記録媒体に付与される記録エネルギあるいは消
去エネルギに対する重み付け情報で構成される複数の重
み付けテーブルと、記録手段により記録媒体に記録され
た記録情報に基づいて記録媒体に既に記録された記録情
報の割合を算出する算出手段と、算出手段の算出に基づ
いて複数の重み付けテーブルから1の重み付けテーブル
を選択する選択手段と、選択手段により選択された重み
付けテーブルをに基づいて記録手段により記録媒体に付
与される記録エネルギ及び消去エネルギを算出するエネ
ルギ算出手段と、エネルギ算出手段により算出された記
録エネルギ及び消去エネルギの記録手段による記録媒体
への付与を制御する制御手段とを具備したことを特徴と
する。
【0008】
【作用】本発明の記録装置は、記録媒体に可視像を記録
する際に、記録する記録エネルギあるいは消去エネルギ
に対する重み付けのテーブルを複数設け、既に記録され
た記録情報に基づいて記録情報の割合を算出し、この算
出結果に基づいて1つの重み付けテーブルを選択し、こ
の重み付けテーブルに基づいて記録エネルギ及び消去エ
ネルギを算出し、この算出したエネルギを記録媒体に付
与することにより可視像の記録を行う。
する際に、記録する記録エネルギあるいは消去エネルギ
に対する重み付けのテーブルを複数設け、既に記録され
た記録情報に基づいて記録情報の割合を算出し、この算
出結果に基づいて1つの重み付けテーブルを選択し、こ
の重み付けテーブルに基づいて記録エネルギ及び消去エ
ネルギを算出し、この算出したエネルギを記録媒体に付
与することにより可視像の記録を行う。
【0009】
【実施例】本発明の記録装置の一実施例の概略構成を図
1に示す。本発明の記録装置は、記録情報を格納する記
録情報格納メモリ11、この記録情報格納メモリ11に
格納される記録情報に基づいてドット率を算出するドッ
ト率算出部17、重み付け情報を格納する重み付けテー
ブル13、ドット率算出部17の出力に応じて重み付け
テーブル13の中から1つの重み付けテーブルを選択す
る重み付けテーブル選択部21、この重み付けテーブル
選択部21により選択された重み付けテーブル13に基
づき付与エネルギを算出する付与エネルギ算出部15、
記録情報格納メモリ11に格納される記録情報に基づい
て付与する付与エネルギを制御する付与エネルギ制御部
23、付与エネルギ算出部15からの情報と付与エネル
ギ制御部23からの付与エネルギ情報とに基づき画像を
記録する記録部19から構成される。上記記録情報格納
メモリ11は、記録する画像データや印字及び非印字領
域等のデータが格納されている。上記重み付けテーブル
13は、記録部19において現在記録しようとする画素
付近のミクロ的な蓄熱補正量を求めるためのものであ
る。上記付与エネルギ算出部15は、前記重み付けテー
ブル13より、記録部19に付与するエネルギを算出す
る。
1に示す。本発明の記録装置は、記録情報を格納する記
録情報格納メモリ11、この記録情報格納メモリ11に
格納される記録情報に基づいてドット率を算出するドッ
ト率算出部17、重み付け情報を格納する重み付けテー
ブル13、ドット率算出部17の出力に応じて重み付け
テーブル13の中から1つの重み付けテーブルを選択す
る重み付けテーブル選択部21、この重み付けテーブル
選択部21により選択された重み付けテーブル13に基
づき付与エネルギを算出する付与エネルギ算出部15、
記録情報格納メモリ11に格納される記録情報に基づい
て付与する付与エネルギを制御する付与エネルギ制御部
23、付与エネルギ算出部15からの情報と付与エネル
ギ制御部23からの付与エネルギ情報とに基づき画像を
記録する記録部19から構成される。上記記録情報格納
メモリ11は、記録する画像データや印字及び非印字領
域等のデータが格納されている。上記重み付けテーブル
13は、記録部19において現在記録しようとする画素
付近のミクロ的な蓄熱補正量を求めるためのものであ
る。上記付与エネルギ算出部15は、前記重み付けテー
ブル13より、記録部19に付与するエネルギを算出す
る。
【0010】上記ドット率算出部17は、記録情報デー
タの中の画像が記録されたマークドットに対応した印字
データ数および画像が記録されてないスペースドットに
対応した非印字データ数に各々所定の係数を乗じて求め
た補正データ数の所定の記録情報データ数に対する割合
を算出する。上記重み付けテーブル選択部21は、複数
の重み付けテーブルのうちから1つの重み付けテーブル
を選択するものである。
タの中の画像が記録されたマークドットに対応した印字
データ数および画像が記録されてないスペースドットに
対応した非印字データ数に各々所定の係数を乗じて求め
た補正データ数の所定の記録情報データ数に対する割合
を算出する。上記重み付けテーブル選択部21は、複数
の重み付けテーブルのうちから1つの重み付けテーブル
を選択するものである。
【0011】上記付与エネルギ制御部23では、記録媒
体に記録する情報が画像を形成するマークドットならば
前記付与エネルギ算出部15で求められた記録エネルギ
を、同様に画像を形成しないスペースドットならば消去
エネルギを、記録部19に与える。
体に記録する情報が画像を形成するマークドットならば
前記付与エネルギ算出部15で求められた記録エネルギ
を、同様に画像を形成しないスペースドットならば消去
エネルギを、記録部19に与える。
【0012】記録部19は、付与されるエネルギによ
り、可視像の記録、消去が繰り返し行われる記録媒体に
可視像の記録及び消去を行う。この実施例では、記録部
にライン型のサーマルヘッドを用いている。次に、本発
明の記録装置を使用しての記録方法について、図2を参
照しながら説明する。
り、可視像の記録、消去が繰り返し行われる記録媒体に
可視像の記録及び消去を行う。この実施例では、記録部
にライン型のサーマルヘッドを用いている。次に、本発
明の記録装置を使用しての記録方法について、図2を参
照しながら説明する。
【0013】以下、図2は参照し、文字”I”の上から
直接文字”L”をオーバーライトする場合について説明
する。現在、リライタブル記録媒体1の上には、図2
(a)に示すように”I”の文字が記録されている。こ
のリライタブル記録媒体1上に、図2(c)に示すよう
な”L”の文字をオーバーライト記録する場合、図2
(b)示すように、消去されない文字”I”の一部と記
録された文字”L”の一部とが混在した過程を経る。図
2(b)においては、リライタブル記録媒体1上にサー
マルヘッドの発熱抵抗体列2が接触しており、発熱抵抗
体2の並びは発熱抵抗体2が記録する記録方向と垂直に
なるように配置されている。また、発熱抵抗体2はリラ
イタブル記録媒体1の記録方向と垂直となる方向の幅を
記録するのに十分な数が設けられている。3はすでに記
録されていた画像”I”の一部分、4は現在記録してい
る画像”L”の一部分である。5は消去された画像”
I”の一部分、6は再記録された部分である。リライタ
ブル記録媒体1に記録する場合は、マークドットである
注目画素に対応した発熱抵抗体2を記録媒体1が白濁温
度域に昇温する温度に上昇させることにより記録が行わ
れ、また、消去する場合は、スペースドットである注目
画素に対応した発熱抵抗体2を記録媒体1が透明温度域
に昇温する温度に上昇させることにより記録が行われ
る。
直接文字”L”をオーバーライトする場合について説明
する。現在、リライタブル記録媒体1の上には、図2
(a)に示すように”I”の文字が記録されている。こ
のリライタブル記録媒体1上に、図2(c)に示すよう
な”L”の文字をオーバーライト記録する場合、図2
(b)示すように、消去されない文字”I”の一部と記
録された文字”L”の一部とが混在した過程を経る。図
2(b)においては、リライタブル記録媒体1上にサー
マルヘッドの発熱抵抗体列2が接触しており、発熱抵抗
体2の並びは発熱抵抗体2が記録する記録方向と垂直に
なるように配置されている。また、発熱抵抗体2はリラ
イタブル記録媒体1の記録方向と垂直となる方向の幅を
記録するのに十分な数が設けられている。3はすでに記
録されていた画像”I”の一部分、4は現在記録してい
る画像”L”の一部分である。5は消去された画像”
I”の一部分、6は再記録された部分である。リライタ
ブル記録媒体1に記録する場合は、マークドットである
注目画素に対応した発熱抵抗体2を記録媒体1が白濁温
度域に昇温する温度に上昇させることにより記録が行わ
れ、また、消去する場合は、スペースドットである注目
画素に対応した発熱抵抗体2を記録媒体1が透明温度域
に昇温する温度に上昇させることにより記録が行われ
る。
【0014】このように、固定されたサーマルヘッドの
発熱抵抗体列2の下をリライタブル記録媒体1を記録方
向に搬送しながら、画像を形成するマークドットには記
録温度に、画像を形成しないスペースドットには消去温
度になるように、発熱抵抗体2を選択的に発熱させるこ
とにより、新しい画像4を記録すると同時に古い画像3
を消去する、いわゆるオーバーライト記録が実現され
る。ここで使用したリライタブル記録媒体の記録層は約
70〜80℃で透明化し、約90℃以上で白濁が飽和す
る。加熱温度の上限は保護層あるいは記録層の耐熱性に
よって決定される。この記録媒体1では約130℃であ
った。
発熱抵抗体列2の下をリライタブル記録媒体1を記録方
向に搬送しながら、画像を形成するマークドットには記
録温度に、画像を形成しないスペースドットには消去温
度になるように、発熱抵抗体2を選択的に発熱させるこ
とにより、新しい画像4を記録すると同時に古い画像3
を消去する、いわゆるオーバーライト記録が実現され
る。ここで使用したリライタブル記録媒体の記録層は約
70〜80℃で透明化し、約90℃以上で白濁が飽和す
る。加熱温度の上限は保護層あるいは記録層の耐熱性に
よって決定される。この記録媒体1では約130℃であ
った。
【0015】上記の説明では、発熱抵抗体2への通電時
間は記録層の温度を白濁温度域あるいは消去温度域にす
るために単純に2種類に分けて説明したが、実際のサー
マルヘッドによる熱記録においては、サーマルヘッドの
蓄熱、発熱履歴、環境などにより通電時間が同じでも、
発熱抵抗体の温度プロフィールが必ずしも同じではない
ことが知られている。このリライタブル記録において
は、蓄熱、発熱履歴、環境などに関係なく、記録層温度
を白濁温度域あるいは透明温度域にするようなエネルギ
を記録材料に与えることが重要である。したがってこれ
らの要因を考慮して付与エネルギを制御することによ
り、より正確に記録層温度を所定の温度に上昇させるこ
とができる。以下、この発明の記録装置における、上述
した付与エネルギの制御をより正確に行うことができる
点について詳細に説明する。
間は記録層の温度を白濁温度域あるいは消去温度域にす
るために単純に2種類に分けて説明したが、実際のサー
マルヘッドによる熱記録においては、サーマルヘッドの
蓄熱、発熱履歴、環境などにより通電時間が同じでも、
発熱抵抗体の温度プロフィールが必ずしも同じではない
ことが知られている。このリライタブル記録において
は、蓄熱、発熱履歴、環境などに関係なく、記録層温度
を白濁温度域あるいは透明温度域にするようなエネルギ
を記録材料に与えることが重要である。したがってこれ
らの要因を考慮して付与エネルギを制御することによ
り、より正確に記録層温度を所定の温度に上昇させるこ
とができる。以下、この発明の記録装置における、上述
した付与エネルギの制御をより正確に行うことができる
点について詳細に説明する。
【0016】図1において、記録情報格納メモリ11か
ら画像データが読み出され、付与エネルギ算出部15に
おいて、読み出された画像データと重み付けテーブルか
ら、注目画素付近のミクロ的な蓄熱を考慮して、注目画
素の付与エネルギ量を算出する。また、それと平行し
て、画像データはドット率算出部17にも入力され、後
述する方法で参照領域内のドット率を求め、その値を付
与エネルギ補正部21に出力する。この付与エネルギ補
正部21では、付与エネルギ算出部15で求められたエ
ネルギ量の値を、ドット率算出部17で求められたドッ
ト率に基づいて補正する。付与エネルギ制御部23は、
記録情報格納メモリ11から注目画素の画像データを受
け取り、注目画素がマークドットならば上記のように求
められた記録エネルギを、注目画素がスペースドットな
らば同様にして求められた消去エネルギを記録部19に
与える。次に注目画素の通電時間の補正について説明す
る。
ら画像データが読み出され、付与エネルギ算出部15に
おいて、読み出された画像データと重み付けテーブルか
ら、注目画素付近のミクロ的な蓄熱を考慮して、注目画
素の付与エネルギ量を算出する。また、それと平行し
て、画像データはドット率算出部17にも入力され、後
述する方法で参照領域内のドット率を求め、その値を付
与エネルギ補正部21に出力する。この付与エネルギ補
正部21では、付与エネルギ算出部15で求められたエ
ネルギ量の値を、ドット率算出部17で求められたドッ
ト率に基づいて補正する。付与エネルギ制御部23は、
記録情報格納メモリ11から注目画素の画像データを受
け取り、注目画素がマークドットならば上記のように求
められた記録エネルギを、注目画素がスペースドットな
らば同様にして求められた消去エネルギを記録部19に
与える。次に注目画素の通電時間の補正について説明す
る。
【0017】ドット率算出部におけるドット率算出の方
式を図3(a)、(b)を用いて説明する。図3(a)
において、長方形(実線)の領域が記録領域、その中の
網線の部分(Wドット×Nライン)がドット率算出のた
めの参照領域である。本実施例の場合は、参照領域の主
走査方向のドット数は記録領域の主走査方向の総ドット
数Wと等しく448ドット、副走査方向のライン数Nは
1〜32ラインの間の値で、24ラインとしている。た
とえば、記録するラインが、1、2、・・・、i、・・
・N−1、Nの間は参照領域Aを用い、記録するライン
が、N+1、N+2、・・・、2N−1、2Nの間は参
照領域Bを用いる。図3(b)に記録するラインと参照
領域との関係を示す。たとえば参照領域の大きさが(W
ドット×Nライン)で、現在iラインを記録するときに
は、iラインよりも過去の斜線領域を参照し、参照領域
内のマークドットおよびスペースドットを以下に示す所
定の係数をかけてカウントし、ドット率を求める。 カウント値Ct=Σ(WD) (参照領域に関して) ドット率 RD=Ct/(W×N)×100(%) W:参照領域の主走査方向のドット数 N:参照領域の副走査方向のライン数 WD:重み値 WD=1・・・・・・・・・(マークドット) WD=k(0<k<1)・・(スペースドット) =0.5
式を図3(a)、(b)を用いて説明する。図3(a)
において、長方形(実線)の領域が記録領域、その中の
網線の部分(Wドット×Nライン)がドット率算出のた
めの参照領域である。本実施例の場合は、参照領域の主
走査方向のドット数は記録領域の主走査方向の総ドット
数Wと等しく448ドット、副走査方向のライン数Nは
1〜32ラインの間の値で、24ラインとしている。た
とえば、記録するラインが、1、2、・・・、i、・・
・N−1、Nの間は参照領域Aを用い、記録するライン
が、N+1、N+2、・・・、2N−1、2Nの間は参
照領域Bを用いる。図3(b)に記録するラインと参照
領域との関係を示す。たとえば参照領域の大きさが(W
ドット×Nライン)で、現在iラインを記録するときに
は、iラインよりも過去の斜線領域を参照し、参照領域
内のマークドットおよびスペースドットを以下に示す所
定の係数をかけてカウントし、ドット率を求める。 カウント値Ct=Σ(WD) (参照領域に関して) ドット率 RD=Ct/(W×N)×100(%) W:参照領域の主走査方向のドット数 N:参照領域の副走査方向のライン数 WD:重み値 WD=1・・・・・・・・・(マークドット) WD=k(0<k<1)・・(スペースドット) =0.5
【0018】重み付けテーブル選択部21では、前述し
た参照領域内のドット率から、蓄熱制御のための重み付
けテーブルを選択する。この実施例では、重み付けテー
ブルを以下のように5種類設定し、以下のように選択す
る。 0 %≦ドット率<10% → (テーブル1を選
択) 10%≦ドット率<25% → (テーブル2を選
択) 25%≦ドット率<45% → (テーブル3を選
択) 45%≦ドット率<70% → (テーブル4を選
択) 70%≦ドット率≦100% → (テーブル5を選
択)
た参照領域内のドット率から、蓄熱制御のための重み付
けテーブルを選択する。この実施例では、重み付けテー
ブルを以下のように5種類設定し、以下のように選択す
る。 0 %≦ドット率<10% → (テーブル1を選
択) 10%≦ドット率<25% → (テーブル2を選
択) 25%≦ドット率<45% → (テーブル3を選
択) 45%≦ドット率<70% → (テーブル4を選
択) 70%≦ドット率≦100% → (テーブル5を選
択)
【0019】付与エネルギ算出部15では、重み付けテ
ーブル13を用いて、注目画素の付与エネルギ量を求め
る。図4(a)に重み付けテーブルに対応した画像デー
タを、図4(b)に重み付けテーブル13の例を示す。
本実施例では(3ドット×3ドット)の大きさの重み付
けテーブルを用いており、たとえば、M:−0.3、
S:−0.1となっている要素は、その要素に対応する
画像データが画像を形成するマークドットの場合は重み
値−0.3、画像を形成しないスペースドットの場合は
重み値−0.1であることを表している。また、注目画
素に対応する要素は、M:8、S:5となっているが、
この値がマークドットおよびスペースドットの基本通電
時間に対応しており、これらの値に各要素の重みを加え
た値が、この注目画素の補正前の通電時間となる。
ーブル13を用いて、注目画素の付与エネルギ量を求め
る。図4(a)に重み付けテーブルに対応した画像デー
タを、図4(b)に重み付けテーブル13の例を示す。
本実施例では(3ドット×3ドット)の大きさの重み付
けテーブルを用いており、たとえば、M:−0.3、
S:−0.1となっている要素は、その要素に対応する
画像データが画像を形成するマークドットの場合は重み
値−0.3、画像を形成しないスペースドットの場合は
重み値−0.1であることを表している。また、注目画
素に対応する要素は、M:8、S:5となっているが、
この値がマークドットおよびスペースドットの基本通電
時間に対応しており、これらの値に各要素の重みを加え
た値が、この注目画素の補正前の通電時間となる。
【0020】本発明の記録装置で用いた制御方式を、以
下、セミ−マクロ制御とよび、図5を参照しながら、セ
ミ−マクロ制御を用いて通電時間を補正した場合につい
て説明する。
下、セミ−マクロ制御とよび、図5を参照しながら、セ
ミ−マクロ制御を用いて通電時間を補正した場合につい
て説明する。
【0021】上記で説明したように、本発明の記録装置
では、マークドットだけでなく、スペースドットに対し
てもサーマルヘッドの発熱抵抗体を駆動するために、図
5に示されるように、どの様な印字パターンの記録の場
合でも、従来のサーマルヘッド記録装置におけるオール
マーク記録と同様に、発熱抵抗体温度は急激に上昇して
いく。そして、その温度上昇率は一定ではなく、連続通
電の始めの範囲では温度上昇率は高く、時間が増加する
につれて上昇率は徐々に小さくなっている。
では、マークドットだけでなく、スペースドットに対し
てもサーマルヘッドの発熱抵抗体を駆動するために、図
5に示されるように、どの様な印字パターンの記録の場
合でも、従来のサーマルヘッド記録装置におけるオール
マーク記録と同様に、発熱抵抗体温度は急激に上昇して
いく。そして、その温度上昇率は一定ではなく、連続通
電の始めの範囲では温度上昇率は高く、時間が増加する
につれて上昇率は徐々に小さくなっている。
【0022】本発明の記録装置に適用るセミ−マクロ制
御は、本発明の記録装置のようにサーマルヘッドを常時
加熱させる、図5に示すような時間依存して特有な温度
変化をする記録装置に有効に働くものである。
御は、本発明の記録装置のようにサーマルヘッドを常時
加熱させる、図5に示すような時間依存して特有な温度
変化をする記録装置に有効に働くものである。
【0023】
【発明の効果】上述したように本発明の記録装置によれ
ば、画像の消去を正確に行うことができる。
ば、画像の消去を正確に行うことができる。
【図1】本発明の一実施例である記録装置の概略ブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の記録方式を使用したときのオーバーラ
イト記録の例を示ものであり、(a)は最初に記録され
ている画像を、(c)は書き換えられた画像を、(b)
はオーバーライト記録の様子を説明するための図であ
る。
イト記録の例を示ものであり、(a)は最初に記録され
ている画像を、(c)は書き換えられた画像を、(b)
はオーバーライト記録の様子を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の記録装置のドット率算出部において用
いられる参照領域であり、(a)は記録領域と参照領域
との関係、(b)は記録ラインと参照領域との関係を示
すものである。
いられる参照領域であり、(a)は記録領域と参照領域
との関係、(b)は記録ラインと参照領域との関係を示
すものである。
【図4】本発明で用いた重み付けテーブルの例を示すも
のであり、(a)は重み付けテーブルに対応した画像デ
ータを、(b)は重み付けテーブルの一例を示ものであ
る。
のであり、(a)は重み付けテーブルに対応した画像デ
ータを、(b)は重み付けテーブルの一例を示ものであ
る。
【図5】サーマルヘッドの発熱抵抗体の時間−温度曲線
を示す図である。
を示す図である。
11 記録情報格納メモリ 13 重み付けテーブル 15 付与エネルギ算出部 17 ドット率算出部 19 記録部 21 重み付けテーブル選択部 23 付与エネルギ制御部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 付与される熱エネルギに応じて可視像が
記録あるいは消去される記録媒体に可視像を記録する記
録エネルギあるいは可視像を消去する消去エネルギを付
与して記録媒体に可視像を記録する記録手段と、この記
録手段により前記記録媒体に付与される記録エネルギあ
るいは消去エネルギに対する重み付け情報で構成される
複数の重み付けテーブルと、前記記録手段により前記記
録媒体に記録された記録情報に基づいて前記記録媒体に
既に記録された記録情報の割合を算出する算出手段と、
この算出手段の算出に基づいて前記複数の重み付けテー
ブルから1の重み付けテーブルを選択する選択手段と、
この選択手段により選択された重み付けテーブルをに基
づいて前記記録手段により前記記録媒体に付与される記
録エネルギ及び消去エネルギを算出するエネルギ算出手
段と、このエネルギ算出手段により算出された記録エネ
ルギ及び消去エネルギの前記記録手段による前記記録媒
体への付与を制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3156948A JPH054448A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3156948A JPH054448A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054448A true JPH054448A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15638841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3156948A Pending JPH054448A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054448A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6477030B2 (en) | 2000-07-07 | 2002-11-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic component |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3156948A patent/JPH054448A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6477030B2 (en) | 2000-07-07 | 2002-11-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic component |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2046048C (en) | Method of and apparatus for rewritable recording and erasing and rewritable recording film | |
| JP3017828B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH054445A (ja) | 記録装置 | |
| JPH054385A (ja) | 記録装置 | |
| JPH054448A (ja) | 記録装置 | |
| JPH05330199A (ja) | 記録装置 | |
| JPH04301483A (ja) | 記録装置 | |
| JPH0532007A (ja) | 記録装置 | |
| JPH0541783A (ja) | 記録装置 | |
| JPH0532008A (ja) | 記録装置 | |
| JP2978672B2 (ja) | 記録装置 | |
| JPH0596767A (ja) | 記録装置 | |
| JPH05155107A (ja) | 記録装置 | |
| JP2938557B2 (ja) | カード記録装置 | |
| KR970004886Y1 (ko) | 기록장치 | |
| JPH058506A (ja) | 記録装置 | |
| JP3774908B2 (ja) | カード記録装置 | |
| JP3626318B2 (ja) | 画像記録方法および画像記録装置 | |
| JP3356860B2 (ja) | 熱可逆性記録媒体処理装置及びその処理方法 | |
| JPH0585049A (ja) | 記録装置 | |
| JPH05330231A (ja) | 記録方法 | |
| JPH058505A (ja) | 記録媒体処理装置 | |
| JPH09174892A (ja) | 記録媒体処理装置 | |
| JP3282855B2 (ja) | 感熱記録体の記録装置 | |
| JPH058536A (ja) | 記録装置 |