JPH0544667U - スプリング式クリツプ材 - Google Patents

スプリング式クリツプ材

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JPH0544667U
JPH0544667U JP9614791U JP9614791U JPH0544667U JP H0544667 U JPH0544667 U JP H0544667U JP 9614791 U JP9614791 U JP 9614791U JP 9614791 U JP9614791 U JP 9614791U JP H0544667 U JPH0544667 U JP H0544667U
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JP9614791U
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Inventor
光則 小田
伸治 西迫
謙二 片岡
Original Assignee
西川化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メータフードMの突起11の肥大部13を挾持
部33内に強固に挾持させ、かつメータフードMの突起
11の肥大部13の挿入力を小さく設定させ得るスプリ
ング式クリップ材1を提供することを可能とする。 【構成】突起11の肥大部13の挿入可能な挿入口23
を有する枠体部25と、該枠体部25の上下端25a,
25bよりインストルメントパネルI側へ延出された延
出部27と、該延出部27より外方に突設され、上記イ
ンストルメントパネルIの裏面Ia側における孔部7の
上下辺7a,7bに係合する係合爪29と、上記枠体部
25の左右端25c,25dに設けられ、上記インスト
ルメントパネルIの表面Ib側における孔部7の左右辺
7c,7dに係合する係合片31と、上記延出部の先端
より互いに対向するよう内方へ延設されると共に折曲さ
れて挿入口23側へ延設され、上記突起11の肥大部1
3を互いの対向面間で挾持する挾持部33とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インストルメントパネルなどに設けられた口状の孔部に対して挿入 される,メータフードなどに設けられた突起の先端の肥大部を、弾性的に係合す るために上記両者間に介在されるスプリング式クリップ材の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このようなスプリング式クリップ材としては、例えば、実開昭60−1 73419号公報に開示されるように、メータフードなどの第2部材の突起の肥 大部を挿入可能とする挿入口を有し、該挿入口の周辺に対して互いに対向する両 端より外方へ突設されてインストルメントパネルなどの第1部材の表面側におけ る孔部の周辺に係合する第1係合片と、上記挿入口の両端より第1部材の孔部側 へ挿入可能に延出され、挿入口を介して挿入された突起の肥大部が挾持されるよ う,突起の肥大部と略一致する形状に形成された挾持部と、上記突起の肥大部の 基端に対応する挾持部の基端に設けられ、上記挾持部に挾持された突起の肥大部 を離脱させないよう,互いの対向面を内方側に近付けて突起の肥大部を挾持する 狭小部と、上記挾持部の基端側より外方へ突設され、第1部材の裏面側における 孔部の周辺に係合する第2係合片とを備えたものが知られている。そして、この 場合、第2部材の突起の肥大部は、スプリング式クリップ材の挿入口を介して第 1部材の孔部より挿入された後、スプリング式クリップ材の狭小部を外方へ押し 広げながら挾持部内に強固に挾持されるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のものは、第2部材の突起の肥大部の挿入時にスプリング 式クリップ材の狭小部を外方へ押し広げながら挾持部内に挾持されるようにして いる。その場合、挾持部の基端側より外方へ突設した第2係合片が第1部材の裏 面側における孔部の周辺に対して係合されたものであるため、突起の肥大部の挿 入時に狭小部を外方へ押し広げる力が作用した際には、第2係合片が第1部材の 裏面側における孔部の周辺に対して引っ掻き傷をつけながら外方へ移動すること になり、第1部材の孔部に対してスプリング式クリップ材の挿入口を介して第2 部材の突起の肥大部を挾持部内に挿入する際には、狭小部を外方へ押し広げる力 と、第2係合片を第1部材の裏面側における孔部の周辺に対して引っ掻き傷をつ けながら外方へ移動させる力とが作用して、かなり大きな挿入力が必要となる。
【0004】 本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、第2部 材の突起の肥大部を挾持部内に強固に挾持させ、かつ第2部材の突起の肥大部の 挿入力を小さく設定させ得るスプリング式クリップ材を提供しようとするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る考案が講じた解決手段は、口状の孔 部を有する第1部材と、該第1部材の孔部に対して挿入される肥大部が先端に設 けられた突起を有する第2部材とを弾性的に係合させるスプリング式クリップ材 を前提とする。そして、上記突起の肥大部を挿入可能とする挿入口が設けられた 枠体部と、上記第1部材の孔部の周辺のうちの互いに対向する辺に対応した上記 枠体部に設けられて第1部材の孔部側へ挿入可能に延出された延出部と、上記第 1部材の裏面側における孔部の周辺に係合する係合爪と、上記枠体部に設けられ て上記第1部材の表面側における孔部の周辺に係合する係合片と、上記延出部の 先端より互いに対向するよう内方へ延設されると共に折曲されて挿入口側へ延設 され、上記挿入口を介して挿入された突起の肥大部を互いの対向面間で挾持する 挾持部とを備える構成としたものである。
【0006】 また、請求項2に係る考案が講じた解決手段は、上記請求項1のスプリング式 クリップ材を前提とし、第2部材の突起の肥大部を挿入可能とする挿入口が設け られた枠体部と、第1部材の孔部の各周辺のうちの互いに対向する2辺に対応し た上記枠体部の両端に設けられてその両端より第1部材の孔部側へ挿入可能に延 出された延出部と、上記第1部材の裏面側における孔部の周辺に係合する係合爪 と、上記枠体部の両端に設けられて上記第1部材の表面側における孔部の周辺に 係合する係合片と、上記延出部の先端より互いに対向するよう内方側に延設され 、上記挿入口を介して挿入された突起の肥大部のそれ以上の挿入を阻むように互 いの対向面間で挾持する第1挾持部と、上記延出部に対応する挿入口の互いに対 向した周辺より内方側に延設され、上記第1挾持部によりそれ以上の挿入が阻ま れた突起の肥大部を挿入口側より離脱させないように互いの対向面間で挾持する 第2挾持部とを備える構成としたものである。
【0007】
【作用】
上記の構成により、請求項1に係る考案では、スプリング式クリップ材は、第 1部材の孔部の周辺のうちの互いに対向する辺に対応した枠体部より延出する延 出部よりも外方に突出した係合爪によって、第1部材の裏面側における孔部の周 辺に係合されるとともに、上記枠体部に設けられた係合片によって、第1部材の 表面側における孔部の周辺に係合されて取付けられている。
【0008】 その場合、第1部材の孔部に対してスプリング式クリップ材の挿入口を介して 挿入される第2部材の突起の先端に設けられた肥大部は、延出部の先端より互い の対向面を内方側に延設すると共に折曲させながら挿入口側へ延設させた互いの 対向面間の挾持部でもって挾持されているので、第2部材の突起の肥大部がスプ リング式クリップ材の挿入口を介して第1部材の孔部より挿入されても、延出部 の先端より互いの対向面を内方側に延設すると共に折曲させた折曲部を支点とし て該折曲部より挿入口側へ延設させた挾持部の先端(延出端)のみが外方へ押し 広げられて突起の肥大部が挾持部内に強固に挾持されることになり、肥大部の挿 入時に挾持部の先端が外方へ押し広げられても、係合片が第1部材の裏面側にお ける孔部の周辺に対して引っ掻き傷をつけながら外方へ移動することがなく、第 1部材の孔部に対してスプリング式クリップ材の挿入口を介して第2部材の突起 の肥大部を挾持部内に挿入する際には小さな挿入力で挿入される。
【0009】 また、請求項2に係る考案では、第1部材の孔部に対してスプリング式クリッ プ材の挿入口を介して挿入される第2部材の突起の先端に設けられた肥大部は、 延出部の先端より互いの対向面を内方側に延設させた対向面間の第1挾持部によ り、挿入口を介して挿入された突起の肥大部のそれ以上の挿入を阻むように挾持 されるとともに、延出部に対応する挿入口の互いに対向する周辺より内方側に延 設させた対向面間の第2挾持部により、第1挾持部によりそれ以上の挿入が阻ま れた突起の肥大部を挿入口側より離脱させないように挾持されているので、突起 の肥大部がスプリング式クリップ材の挿入口を介して第1部材の孔部より挿入さ れても、延出部に対応する挿入口の互いに対向する周辺を支点としてその周辺よ り内方側に延設させた対向面間の第2挾持部のみが外方へ押し広げられながら第 1挾持部に到達した状態で突起の肥大部が両挾持部でもってより強固に挾持され ることになり、突起の肥大部の挿入時に係合片が第1部材の裏面側における孔部 の周辺に対して引っ掻き傷をつけながら外方へ移動することがなく、第1部材の 孔部に対してスプリング式クリップ材の挿入口を介して第2部材の突起の肥大部 を挾持部内に挿入する際には小さな挿入力で挿入される。
【0010】
【考案の効果】
以上の如く、請求項1の考案におけるスプリング式クリップ材によれば、延出 部の先端より互いの対向面を内方側に延設すると共に折曲させながら挿入口側へ 延設させた互いの対向面間の挾持部により、第1部材の孔部に対して挿入口を介 して挿入した第2部材の突起先端の肥大部を挾持したので、突起の肥大部をスプ リング式クリップ材の挿入口を介して第1部材の孔部より挿入した際に延出部の 先端より互いの対向面を内方側に延設すると共に折曲させた折曲部を支点として 挾持部の先端のみを外方へ押し広げて挾持部内に突起の肥大部を強固に挾持でき る上、第1部材の孔部に対してスプリング式クリップ材の挿入口を介して第2部 材の突起の肥大部を挾持部内に挿入する際の挿入力を小さく設定することができ る。
【0011】 また、請求項2の考案におけるスプリング式クリップ材によれば、延出部の先 端より互いの対向面を内方側に延設させた対向面間の第1挾持部により、第1部 材の孔部に対して挿入口を介して挿入した第2部材の突起先端の肥大部をそれ以 上の挿入を阻むように挾持するとともに、延出部に対応する挿入口の互いに対向 する周辺より内方側に延設させた対向面間の第2挾持部により、第1挾持部によ りそれ以上の挿入を阻んだ突起の肥大部を挿入口側より離脱させないように挾持 したので、突起の肥大部をスプリング式クリップ材の挿入口を介して第1部材の 孔部より挿入した際に延出部に対応する挿入口の互いに対向する周辺を支点とし てその周辺より内方側に延設する対向面間の第2挾持部のみを外方へ押し広げな がら第1挾持部に到達した状態で突起の肥大部を両挾持部でもってより強固に挾 持できる上、第1部材の孔部に対してスプリング式クリップ材の挿入口を介して 第2部材の突起の肥大部を挾持部内に挿入する際の挿入力を小さく設定すること ができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の第1実施例を図面に基づいて説明する。
【0013】 図3および図4は、第1部材としてのインストルメントパネルIと、第2部材 としてのメータフードMとを係合させるために該両者I,M間に介在されるスプ リング式クリップ材1を示し、このスプリング式クリップ材1によって、インス トルメントパネルIに対するメータフードMの弾性的な係合を可能にしている。
【0014】 上記インストルメントパネルIは合成樹脂により成形されてなり、同様に合成 樹脂により成形された略筒形状のメータフードMの前端面3が取付けられるよう になっている。上記メータフードMの前端面3に対応するインストルメントパネ ルIの取付面5は、メータフードMの前端面3に対向するよう垂直面状に形成さ れていて、その周方向所定間隔置きに口状の孔部7(図では一箇所のみ示す)が 設けられている。
【0015】 一方、上記メータフードMの前端面3には、上記インストルメントパネルIの 取付面5に対する平行精度が保たれるよう,該取付面5に対して所定の間隔を存 して孔部7周縁に当接する突設リブ9,…が設けられている。また、上記各突設 リブ9に挟まれたメータフードMの前端面3には、上記インストルメントパネル Iの孔部7にそれぞれ対応するよう,孔部7側へ突出する突起11(図では一箇 所のみ示す)が設けられている。そして、上記メータフードMの前端面3から所 定距離離れた突起11の先端には、インストルメントパネルIの孔部7に対して 挿入される肥大部13が設けられている。該肥大部13は、メータフードMの前 端面3に対して略平行な軸芯を有する円筒形状に形成されてなる。
【0016】 そして、上記インストルメントパネルIの孔部7と、上記メータフードMの突 起11の肥大部13との間に、上記スプリング式クリップ材1を設けていて、イ ンストルメントパネルIの孔部7に対してメータフードMの突起11の肥大部1 3を弾性的に係合させるようにしている。
【0017】 該スプリング式クリップ材1は、図1および図2にも示すように、上記突起1 1の肥大部13を挿入可能とする略正方形状の挿入口23が中央に設けられた略 長方形状の枠体部25と、上記インストルメントパネルIの孔部7の上下左右の 各周辺7a,7b,7c,7dのうちの上下方向に互いに対向する上辺7aおよ び下辺7bに対応した,上記枠体部25の短辺方向の上下端25a,25bに設 けられ、その上下端25a,25bよりインストルメントパネルIの孔部7側へ 挿入可能に延出された延出部27,27と、該各延出部27の対角線上に位置す る先端よりそれぞれ斜め上方向きに外方へ突出して設けられ、上記インストルメ ントパネルIの裏面Ia側における孔部7の上辺7aおよび下辺7bにそれぞれ 係合する係合爪29,29と、上記インストルメントパネルIの孔部7の上下左 右の各周辺7a,7b,7c,7dのうちの左右方向に互いに対向する残る左辺 7cおよび右辺7dにそれぞれ対応した枠体部25の長辺方向の左右端25c, 25dに設けられ、上記インストルメントパネルIの表面Ib側における孔部7 の左辺7cおよび右辺7dに係合する係合片31,31と、上記各延出部27の 先端より斜め下方向きに互いに対向するよう内方へ延設されると共に折曲されて 挿入口23側へ延出され、この延出部分に形成された,上記突起11の肥大部1 3の外周面と略一致する曲率の円弧状の互いの対向面間によって上記挿入口23 を介して挿入された肥大部13を弾性的に挾持する挾持部33とを備えている。 また、上記挾持部33の先端は、上記挿入口23を介して挿入される肥大部13 が挾持部33内に円滑に挿入されるように外方へ折曲されているとともに、挾持 部33の基端、つまり各延出部27の先端より斜め下方向きに互いに対向するよ う内方へ延設されると共に折曲された折曲部分は、挾持部33内に挿入された肥 大部13のそれ以上の挿入を阻むように互いの対向面間を狭めるようにしている 。
【0018】 また、上記枠体部25の挿入口23は、肥大部13の軸方向長さよりも若干長 めに形成されて前後に対向する第1対向辺(2辺)23a,23aを有すると共 に、該第1対向辺23a,23aに互いに隣接しかつ第1対向辺23a,23a と略一致する長さに形成されて左右に対向する第2対向辺23b,23bを有し ている。
【0019】 ここで、インストルメントパネルIに対してメータフードMを取付ける際の手 順について述べるが、先ず、インストルメントパネルIの孔部7内に、スプリン グ式クリップ材1の枠体部25の上下端25a,25bより延出された延出部2 7,27を挿入する。この各延出部27の挿入によって、該各延出部27の対角 線上に位置する先端より外方へ突出する係合爪29をインストルメントパネルI の裏面Ia側における孔部7の上辺7aおよび下辺7bにそれぞれ係合させると ともに、枠体部25の左右端25c,25dに設けた係合片31をインストルメ ントパネルIの表面Ib側における孔部7の左辺7cおよび右辺7dに係合させ て、インストルメントパネルIの孔部7に対するスプリング式クリップ材1の取 付けを完了する。
【0020】 次いで、スプリング式クリップ材1の挿入口23に対してメータフードMの突 起11の先端に設けられた肥大部13を挿入し、メータフードMの前端面3の突 設リブ9,…を、インストルメントパネルIの取付面5に対して所定の間隔を存 して孔部7周縁に当接させた状態で、各延出部27の先端より斜め下方向きに互 いに対向するよう内方へ延設すると共に折曲させて挿入口23側へ延出した延出 部分に形成された,上記突起11の肥大部13の外周面と略一致する曲率の円弧 状の互いの対向面間によりなる挾持部33によって、挿入口23を介して挿入さ れた肥大部13を弾性的に挾持する。これによって、インストルメントパネルI に対してメータフードMがスプリング式クリップ材1を介して弾性的に取付けら れることになる。
【0021】 このように、スプリング式クリップ材1は、枠体部25の短辺方向の上下端2 5a,25bより延出する各延出部27の対角線上に位置した先端よりそれぞれ 斜め上方向きに外方へ突出する係合爪29によって、インストルメントパネルI の裏面Ia側における孔部7の上辺7aおよび下辺7bにそれぞれ係合されると ともに、枠体部25の長辺方向の左右端25c,25dに設けられた係合片31 ,31によって、インストルメントパネルIの表面Ib側における孔部7の左辺 7cおよび右辺7dに係合されて取付けられていて、インストルメントパネルI の孔部7に対してスプリング式クリップ材1の挿入口23を介して挿入されるメ ータフードMの突起11の先端に設けられた肥大部13が、各延出部27の先端 より斜め下方向きに互いに対向するよう内方へ延設されると共に折曲されたのち 挿入口23側へ延出される延出部分を突起11の肥大部13の外周面と略一致す る曲率の円弧状に形成した互いの対向面間の挾持部33でもって弾性的に挾持さ れる。このことから、メータフードMの突起11の先端の肥大部13がスプリン グ式クリップ材1の挿入口23を介してインストルメントパネルIの孔部7より 挿入されても、各延出部27の先端より斜め下方向きに互いに対向するよう内方 へ延設すると共に折曲させた折曲部分を支点として該折曲部分より挿入口23側 へ延設させたのち挿入口23側へ延出させた挾持部33の先端(延出端)のみが 外方へ押し広げられて突起11の肥大部13を挾持部33内に強固に挾持するこ とができる。その上、肥大部13の挿入時に挾持部33の先端が外方へ押し広げ られても、各係合片31がインストルメントパネルIの裏面Ia側における孔部 7の上辺7aおよび下辺7bに対して引っ掻き傷をつけながら外方へ移動するこ とがなく、インストルメントパネルIの孔部7に対してスプリング式クリップ材 1の挿入口23を介してメータフードMの突起11の肥大部13を挾持部33内 に挿入する際の挿入力を小さく設定することができる。
【0022】 次に、本考案の第2実施例を図5ないし図7に基づいて説明する。
【0023】 この第2実施例は、上記第1実施例の挾持部33の構成を変更したものである 。尚、上記実施例と同一の部分については同一の符号を付してその詳細な説明を 省略する。
【0024】 すなわち、本例では、各延出部27の先端より斜め下方向きに互いに対向する よう内方へ延設されると共に断面略U字状に折曲され、挿入口23を介して挿入 された突起11の先端の肥大部13のそれ以上の挿入を阻むように近付けた互い の対向面間で挾持する第1挾持部41と、上記各延出部27に対応する挿入口2 3の上下に対向した第1対向辺23a,23aより斜め下方向きに互いに対向す るよう内方へ延設され、上記第1挾持部41によりそれ以上の挿入が阻まれた突 起11の先端の肥大部13を挿入口23側より離脱させないように挿入可能な程 度近付けた互いの対向面間で挾持する第2挾持部42とからなる挾持部43を構 成している。
【0025】 これにより、インストルメントパネルIの孔部7に対して挿入口23を介して 挿入されるメータフードMの突起11の先端に設けた肥大部13が、延出部27 の先端より斜め下方向きに互いに対向するよう内方へ近付けた断面略U字状の折 曲部分を有する対向面間の第1挾持部41により、挿入口23を介して挿入され た突起11の肥大部13のそれ以上の挿入を阻むように挾持されるとともに、各 延出部27に対応する挿入口23の上下に対向した上辺23aおよび下辺23b より斜め下方向きに互いに対向するよう内方へ延設させた互いの対向面間の第2 挾持部42により、第1挾持部41によりそれ以上の挿入が阻まれた突起11の 肥大部13を挿入口23側より離脱させないように挾持されることになり、メー タフードMの突起11の肥大部13がスプリング式クリップ材1の挿入口2を介 してインストルメントパネルIの孔部7より挿入されても、各延出部27に対応 する挿入口23の上下に対向する第1対向辺23a,23aを支点としてその第 1対向辺23a,23aより斜め下方向きに内方側に延設させた対向面間の第2 挾持部42のみが外方へ押し広げられながら第1挾持部41に到達した状態で突 起11の肥大部13を挾持部43(第1および第2挾持部41,42)でもって より強固に挾持することができる。その上、肥大部13の挿入時に挾持部33の 先端が外方へ押し広げられても、各係合片31がインストルメントパネルIの裏 面Ia側における孔部7の上辺7aおよび下辺7bに対して引っ掻き傷をつけな がら外方へ移動することがなく、インストルメントパネルIの孔部7に対してス プリング式クリップ材1の挿入口23を介してメータフードMの突起11の肥大 部13を挾持部33内に挿入する際の挿入力を同様に小さく設定することができ る。
【0026】 尚、本考案は上記2つの実施例に限定されるものではなく、その他種々の変形 例を包含するものである。例えば、上記実施例では、スプリング式クリップ材1 の挿入口23および枠体部25をインストルメントパネルIの孔部7と同様の略 正方形状としたが、挿入口および枠体部が四角形以上あるいは略円形状に形成さ れていても良い。
【0027】 また、上記各実施例では、一対の延出部27と一対の係合爪29とを枠体部2 5の同一側に設けたが、一対の延出部を枠体部の相対向する辺に設けるとともに 一対の係合爪を枠体部の他の相対向する辺に設けることもできる。
【0028】 さらに、上記実施例では、メータフードMの突起11の肥大部13を円筒形状 にしたが、四角柱形状など多角柱形状の肥大部であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】メータフードおよびインストルメントパネルの
間に介在させたスプリング式クリップ材を一方の係合爪
付近で切断した縦断面図である。
【図2】スプリング式クリップ材の平面図である。
【図3】メータフードおよびインストルメントパネルの
間にスプリング式クリップ材を介在させる前の分解斜視
図である。
【図4】車室側より視たメータフードおよびインストル
メントパネルの斜視図である。
【図5】第2実施例に係る図1相当図である。
【図6】第2実施例に係る図2相当図である。
【図7】第2実施例に係るスプリング式クリップ材の斜
視図である。
【符号の説明】
1 スプリング式クリップ材 7 孔部 7a 上辺 7b 下辺 7c 左辺 7d 右辺 11 突起 13 肥大部 23 挿入口 25 枠体部 25a 上端 25b 下端 25c 左端 25d 右端 27 延出部 29 係合爪 31 係合片 33,43 挾持部 41 第1挾持部 42 第2挾持部 I インストルメントパネル(第1部材) Ia 裏面 Ib 表面 M メータフード(第2部材)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口状の孔部を有する第1部材と、該第1
    部材の孔部に対して挿入される肥大部が先端に設けられ
    た突起を有する第2部材とを弾性的に係合させるスプリ
    ング式クリップ材であって、上記突起の肥大部を挿入可
    能とする挿入口が設けられた枠体部と、上記第1部材の
    孔部の周辺のうちの互いに対向する辺に対応した上記枠
    体部に設けられて第1部材の孔部側へ挿入可能に延出さ
    れた延出部と、上記第1部材の裏面側における孔部の周
    辺に係合する係合爪と、上記枠体部に設けられて上記第
    1部材の表面側における孔部の周辺に係合する係合片
    と、上記延出部の先端より互いに対向するよう内方へ延
    設されると共に折曲されて挿入口側へ延設され、上記挿
    入口を介して挿入された突起の肥大部を互いの対向面間
    で挾持する挾持部とを有していることを特徴とするスプ
    リング式クリップ材。
  2. 【請求項2】 口状の孔部を有する第1部材と、該第1
    部材の孔部に対して挿入される肥大部が先端に設けられ
    た突起を有する第2部材とを弾性的に係合させるスプリ
    ング式クリップ材であって、上記突起の肥大部を挿入可
    能とする挿入口が設けられた枠体部と、上記第1部材の
    孔部の各周辺のうちの互いに対向する2辺に対応した上
    記枠体部の両端に設けられてその両端より第1部材の孔
    部側へ挿入可能に延出された延出部と、上記第1部材の
    裏面側における孔部の周辺に係合する係合爪と、上記枠
    体部の両端に設けられて上記第1部材の表面側における
    孔部の周辺に係合する係合片と、上記延出部の先端より
    互いに対向するよう内方側に延設され、上記挿入口を介
    して挿入された突起の肥大部のそれ以上の挿入を阻むよ
    うに互いの対向面間で挾持する第1挾持部と、上記延出
    部に対応する挿入口の互いに対向した周辺より内方側に
    延設され、上記第1挾持部によりそれ以上の挿入が阻ま
    れた突起の肥大部を挿入口側より離脱させないように互
    いの対向面間で挾持する第2挾持部とを有していること
    を特徴とするスプリング式クリップ材。
JP9614791U 1991-11-22 1991-11-22 スプリング式クリツプ材 Withdrawn JPH0544667U (ja)

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