JPH054468B2 - - Google Patents

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JPH054468B2
JPH054468B2 JP19170584A JP19170584A JPH054468B2 JP H054468 B2 JPH054468 B2 JP H054468B2 JP 19170584 A JP19170584 A JP 19170584A JP 19170584 A JP19170584 A JP 19170584A JP H054468 B2 JPH054468 B2 JP H054468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
grinding
raising
fabric
weight
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP19170584A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6170084A (ja
Inventor
Hiromichi Iijima
Kazuyoshi Okamoto
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPS6170084A publication Critical patent/JPS6170084A/ja
Publication of JPH054468B2 publication Critical patent/JPH054468B2/ja
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  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面に繊維立毛を有するシート状物の
効率的な起毛方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、シート状物に高分子弾性体を付与した基
材の起毛方法は、基材を室温、乾燥状態でバフ、
ブラツシングするのが通常である。これらはシー
ト表面の立毛を優美にするためには、多くの研削
量を必要とし、あらかじめシート目付を高目に設
定しておく必要があり、その分、研削ロスが多
く、かつ、研削通し回数が多くなるため、短立毛
となる欠点があつた。一方、弾性体を付与した基
材に油分を含んだ平滑剤を微量付着させて、室
温、乾燥状態で研削、起毛する方法がある。これ
らは、優美な長立毛が得られるものの、研削材表
面の目詰りを誘発し、安定した品位の物が得にく
く、研削材の耐久寿命も劣り、経済的にも不利で
ある。また、最近では特公昭51−18556、特願昭
57−141023(特開昭59−30955号)に示唆されたご
とき流体液中において、シート状物を粗面に接触
させて毛羽出しする方法が提供されている。この
方法は短時間において粗面と接触回数が著しく増
大させられると言う利点があるものの、高分子弾
性体を付与したシート状物の研削、起毛は不向き
である。すなわち、表面に露出した高分子弾性体
を選択的に研削除去し、表面に繊維立毛を発生す
るためには、流体速度を高めて、粗面との摩擦抵
抗を大きくするか、あるいは、粗面の凸凹をあら
くするか、あるいはシートの通過するノズルをせ
まくせねばならない。当然風合柔軟化には効果が
あるが、高分子弾性体による繊維の拘束力が低下
し、製品強度の低下をきたす。また上記研削条件
を緩和した場合には立毛が不均一となり、逆に立
毛を均一にするために、循環回数をアツプせねば
ならず、結果として、製品強度の低下をきたし、
場合によつてはモモケ現象(摩擦により繊維が素
抜けし、高分子弾性体が露出し、品位物性が極端
に低下する現象)が発生し、製品としては致命的
な欠点となる場合もある。従つて、この種の方法
は、適用される布帛の品種は極めて制限されるも
のであつた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は上記欠点のない、効率的な研削量で、
製品特性を低下させず、優美な立毛を有するシー
ト状物の起毛方法について鋭意検討した結果、遂
に本発明に到つたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明はシート状物に高分子弾性体
を付与した基材を起毛するにあたり、該基材を湿
潤状態にした後、巾方向に拡げ、さらに長さ方向
に緊張して研削、起毛処理することを特徴とする
シート状物の起毛方法に関するものである。
以下に本発明を更に詳しく説明する。
ここで言うシート状物とは、不織布、織物、編
物に高分子弾性体を含浸したシート、好ましくは
細繊維シートに高分子弾性体を含浸したシート、
更に好ましくは、例えば特公昭47−46887号公報
に示唆されたごとき多成分複合繊維シートに高分
子弾性体を付与する前、あるいは後工程におい
て、ポリビニールアルコールの付与、あるいは極
細化処理を組合せて処理したシートである。
高分子弾性体とは、ポリウレタンが典型例だが
ニトリルブタジエンゴム、ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル等であり、目的とする製品にあわせて
適宜、選択すればよい。
高分子弾性体の含浸割合は、目的、用途によつ
て全く異なるので一概に規定する事は困難である
が、例えば、不織布の場合には15〜20重量%(対
繊維)、織物、編物の場合には1〜30重量%(対
繊維)であることが多い。
本発明の湿潤状態にした後、研削、起毛処理す
る方法とは、シート状物を水中に通し、例えばマ
ングルで絞り、含水率を一定にした後、研削、起
毛する方法、あるいは、シート状物の片面、また
は両面にスチームをふきかけた後、研削、起毛す
る方法、あるいは極端な場合は水中において研
削、起毛する方法、あるいは、これらの組合せを
言う。
湿潤状態におけるシート状物中の含水率はシー
トの目付、厚さ、使用する高分子弾性体の種類に
より異なり、一概に規定することは困難である
が、効率的な研削量で、立毛さばけのよい、優美
な立毛を得るには、50重量%(対シート)以上、
好ましくは100重量%(対シート)以上が一応の
目安である。
スチーム噴射法以外の方法において、シート温
度を高めるために温水を使用してもよい。むし
ろ、これらの方法は、シート状物中の高分子弾性
体と繊維との接着状態を緩和し、より効率的な研
削量で、シート状物表面の高分子弾性体を除去し
優美な表面品位を有する立毛を発生させるのに効
果的である。また、強制的に使用水中に、油剤等
平滑剤、あるいは高分子弾性体の膨潤剤等を微量
添加してもよい。
起毛処理の手段は、サンドペーパー、サンドク
ロス、サンドネツト、砥石、スチールブラシ、研
磨ブラシ、サンドロール、針布、斜布等を用いた
ものであり、目的とする用途に応じて適宜、選択
すればよく、特に限定されるものではない。
これらの起毛処理手段を用いて研削、起毛を行
なうにあたり、シート状物を拡巾し、かつ一定緊
張下において行なう必要がある。すなわち、湿潤
状態にするとシートが柔軟化し、シワが入りやす
くなり、研削斑、立毛斑を誘発し、極端な場合に
はシートの破断を発生し致命的なトラブルとな
る。
研削クリアランスが一定の場合シートの送り速
度と研削機の回転速度差が大きいほど研削効率は
高くなることは容易に推定できるが、同時に高分
子弾性体のみならず、繊維の切断も激しくなる。
おどろくべきことに本発明法では、この速度差を
大きくしても、介在する水分子により、繊維と研
削材の摩擦が緩和され、高分子弾性体の研削率が
高くなり、少量の研削量でシート状物表面に優美
な立毛を発生させることが可能である。
湿潤状態での研削は研削材表面に付着した研削
粉が除去しにくいものであるが、本発明法では、
研削材表面に圧空または高圧水をふきかけること
によつて、容易に除去することが可能である。す
なわち、本発明法が、高分子弾性体の研削率が高
く、研削粉中の繊維量が減少し、研削機表面の凹
凸部にまとわりつきにくいものと推定される。
シート状物の立毛長を好みの長さに調整するた
め、あるいは、シート表面に付着している高分子
弾性体をあらかじめ除去するために、本発明法の
湿潤状態での起毛方法と、従来の室温、乾燥状態
での起毛方法を組合せて行なつてもよい。
次に実施例を示すが、本発明の有効性は、これ
らによつて制限されたり、解釈が限定されるもの
ではない。むしろ、次の応用展開をもたらすもの
である。
〔実施例〕
実施例 1 2成分海島型繊維(島成分がポリエチレンテレ
フタレート、57重量%、海成分がポリスチレン43
重量%)で、カツト長が約51mm、捲縮数約14山/
inの繊維を用いて、ニードルパンチで、目付540
g/m2の不織布を作成した。このものを98℃のポ
リビニールアルコール液浴中に通し、43重量%
(対繊維)になるように絞り、乾燥した。次いで
トリクレン中で海成分を溶解除去し、100℃で乾
燥した。このシートにDMF系ポリウレタンを48
重量%(対繊維)になるよう含浸し、湿式凝固さ
せ、一時間後、85℃温水中で、ポリビニールアル
コールを除去し、100℃で乾燥した。次いで約
1/2にスライスした。このスライス反を50℃の
温水中に通し、含水率が150重量%(対シート)
になるようにマングルで絞つた後、スライス面と
反対の面を耐水性サンドペーパー(100C/#)
を使用したバフ装置にかけてバフイングした。こ
の生機は同一スライス反を乾燥状態でバフイング
した生機に比し、研削量が、極端に少なくて、イ
ラツキ(立毛表面に高分子弾性体が点在露出した
状態をいう)の少ない、立毛さばけのよい、スウ
エード調の優美な表面品位を有するものであつ
た。
実施例 2 実施例1で半裁したスライス反を用いて、スラ
イス面と反対の面にスチームをふきかけた後、マ
ングルでニツプした。このものの含水率は96%
(対シート)であつた。スチームをふきかけた面
を耐水性サンドペーパー(100C/#)を使用し
たバフ装置にかけてバフイングした。この生機は
同一スライス反を乾燥状態でバフイングした生機
に比し、研削量が少なくて、イラツキの少ないス
エード調の優美な表面品位を有するものであつ
た。
〔発明の効果〕
本発明の起毛方法によると、製品強度の低下を
もたらすことなく、均一で優美な立毛を効果的に
得ることができる。また、研削量も少なくて済む
ため、研削ロスによる経済性の問題も少なくな
る。さらに、工程中にシワが入りにくいため、研
削斑や立毛斑が発生せず、またシートの破断とい
うトラブルもなくなるという効果を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シート状物に高分子弾性体を付与した基材を
    起毛するにあたり、該基材を湿潤状態にした後、
    巾方向に拡げ、さらに長さ方向に緊張して研削、
    起毛処理することを特徴とするシート状物の効率
    的な起毛方法。
JP19170584A 1984-09-14 1984-09-14 シ−ト状物の効率的な起毛方法 Granted JPS6170084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19170584A JPS6170084A (ja) 1984-09-14 1984-09-14 シ−ト状物の効率的な起毛方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19170584A JPS6170084A (ja) 1984-09-14 1984-09-14 シ−ト状物の効率的な起毛方法

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Publication Number Publication Date
JPS6170084A JPS6170084A (ja) 1986-04-10
JPH054468B2 true JPH054468B2 (ja) 1993-01-20

Family

ID=16279103

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JP19170584A Granted JPS6170084A (ja) 1984-09-14 1984-09-14 シ−ト状物の効率的な起毛方法

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JP6364919B2 (ja) * 2014-04-23 2018-08-01 東レ株式会社 シート状物およびその製造方法
JP6686328B2 (ja) * 2015-08-27 2020-04-22 東レ株式会社 シート状物およびその製造方法

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