JPH0544832Y2 - - Google Patents

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JPH0544832Y2
JPH0544832Y2 JP11363487U JP11363487U JPH0544832Y2 JP H0544832 Y2 JPH0544832 Y2 JP H0544832Y2 JP 11363487 U JP11363487 U JP 11363487U JP 11363487 U JP11363487 U JP 11363487U JP H0544832 Y2 JPH0544832 Y2 JP H0544832Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、現像剤の残量検知を正確に行うため
の撹拌部材を備えた複写機の現像装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機においては、現像処理により現像剤が減
少するので、現像剤の残量を検知して、現像剤を
補充する必要がある。この現像剤の残量を検知す
る手段として、現像装置内にたとえば圧電素子の
ような残量検知素子を配置するものが知られてい
る。
このような残量検知素子を使用した現像装置に
おいては、現像剤が残量検知素子の検知面に付着
すると現像剤の残量の状態が正確に検出できなく
なり、残量検知が正常に行われなくなる。
このような残量検知素子の検知面に付着する現
像剤による誤動作を防止するために、従来、実開
昭57−190557号公報或いは実開昭57−167362号公
報に開示されるように、検知面を清掃するための
撹拌部材を設けるものが知られている。
これは、撹拌部材により検知面を摺擦すること
により、残量検知素子に付着する現像剤を取り除
くものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
残量検知素子としては、たとえば、圧電素子を
用い、検知面の振動を利用して残量の検知を行う
ものがある。これは、圧電素子に振動を与えてお
き、現像装置内に現像剤が多量にあるときは現像
剤の圧力により圧電素子の振動が抑えられ、現像
剤が無くなつたときは振動が自由に行われること
に着目し、圧電素子の振動状態を検出することに
より現像剤の有無を検出するものである。
このような検知面の振動を利用した残量検知素
子を使用した場合、上述の従来例では、撹拌部材
が検知面を摺擦して清掃するため、撹拌部材の接
触圧力により検知面の振動状態が変化して、残量
検知素子が誤動作してしまうという問題があつ
た。つまり、現像剤が無いにも拘らず、撹拌部材
の圧力により現像剤「有」と検知してしまうとい
う問題があつた。
本考案は、上記の欠点を解消するためになされ
たもので、その目的は、残量検知素子の検知面に
加わる圧力を変化させることなく、検知面に付着
した現像剤及び検知面周辺にブロツキングした現
像剤を取り除き、確実に現像剤の残量による圧力
を検出して誤動作のない現像装置を提供するとこ
ろにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の複写機の現像装置は、前記目的を達成
するため、現像剤収容部に現像剤の残量を検知す
る残量検知素子を設けると共に、該残量検知素子
に対して非接触且つ近接した位置で移動して前記
現像剤のブロツキングを防止する撹拌部材を設け
た複写機の現像装置において、前記残量検知素子
の検知面と前記攪拌部材との間隔を一定に保つ間
隔保持部材と、前記攪拌部材を該間隔保持部材に
押しつける付勢手段とを設け、攪拌部材と検知面
との間隔を一定に保ちながら移動して前記現像剤
のブロツキングを防止する攪拌部材を設けたこと
を特徴とする。
確実に現像剤の残量による圧力を検出し且つ誤
動作のないようにするためには、前記残量検知素
子の検知面と前記撹拌部材との間隙は、0.1mm以
上1.0mm以下であることが望ましい。
また、前記撹拌部材としては、薄い板状体或い
は細い棒状体を使用することができる。
〔作用〕
本考案においては、撹拌部材は、残量検知素子
の検知面に近接しているが接触しない位置で残量
検知素子の検知面に平行な面内で移動する。した
がつて、撹拌部材により現像剤のブロツキングが
防止されるが、撹拌部材は直接残量検知素子に直
接接触しないので、撹拌部材の移動による圧力が
残量検知素子に加わることがない。したがつて、
残量検知素子が撹拌部材からの圧力を現像剤の圧
力と誤認して誤つた残量検知をすることがない。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第2図は、本考案実施例の現像装置の側面断面
図を示し、現像機本体1は感光体2に近接して配
置されており、感光体2に対向して現像ロール3
が配置されている。
現像剤4は、カートリツジ形式とされた現像剤
供給部材5内に収容されており、この現像剤供給
部材5を現像機本体1に装着することにより、現
像剤4は現像剤収容部6へ供給され、同収容部6
内に収容される。現像剤4は、現像剤収容部6内
において矢印方向に回転する搬送部材7により現
像ロール3方向へ搬送される。そして、現像剤4
は規制部材8によつて現像ロール3上に薄層に形
成される。薄層化された現像剤4は、現像ロール
3によつて現像部9へ搬送され、感光体2上の静
電潜像を可視像化する。
現像機本体1の所定位置には感圧式の残量検出
素子10が配置されており、現像により現像剤4
が消費されるにしたがつて残量検知素子10にか
かる圧力は減少していき、第3図に示すように残
量検知素子10を含むセンサーの出力電圧が上昇
する。そして、このセンサー電圧を或る閾電圧と
比較することにより、現像剤4の現像剤供給部材
5からの供給時期を、表示手段(図示せず)或い
は音、音声等によつて知らせるようになつてい
る。
現像剤4は、長時間使用しなかつたり、特に高
温高湿度の環境においては固まり易く、いわゆる
ブロツキングという現象が発生する。このため、
現像剤4のブロツキング状態を崩す手段として、
撹拌部材の役目を果たす前述の搬送部材7が設け
られている。
また、現像剤4は残量検知素子10の検知面へ
も付着し、そのうえ周辺部にもブロツキングが発
生するために、検知面の振動が阻止され、現像剤
4が空になつても空表示をしないという誤動作が
発生する。このため、本実施例においては、第1
図及び第2図に示すように、残量検知素子10に
近接して撹拌部材としての搬送部材7を設け、こ
の搬送部材7により検知面に付着する現像剤4を
取り除き、ブロツキングする現像剤4を崩すよう
にしている。
この場合、残量検知素子10に圧電素子等を使
用して検知面の振動の変化を検知するものにおい
ては、検知面に付着した現像剤4を取り除いた
り、ブロツキングした現像剤4を崩す動作によつ
て検知面に加わる圧力の変化があると誤動作を引
き起こすという問題が生じる。
そこで、本実施例においては、第1図に示すよ
うに、搬送部材7の先端に残量検知素子10の検
知面に接触しないが極めて近接して薄い板状の撹
拌部材11を設け、これを回転させることによ
り、残量検知素子10に付着した現像剤4を取り
除くようにする。なお、第1図は第2図のA−A
線切断断面図を示している。
撹拌部材11は、第4図に示すように中抜きの
薄い円板状となつており、その中央部がブリツジ
部12により半径方向に連結されている。この撹
拌部材11は、第1図に示すように、搬送部材7
の先端に取り付けられており、搬送部材7と同期
して回転させられる。そして、この撹拌部材11
が回転するとブリツジ部12によつて残量検知素
子10の検知面に付着した現像剤が取り除かれ
る。
また、残量検知素子10は、その検知面が現像
機本体1の内壁面から距離dだけ引つ込んでお
り、搬送部材7は矢印Cの方向に図示しない手段
で押し付けられて回転しているので、撹拌部材1
1と検知面との間隙dは一定に保たれる。
これにより、搬送部材7が回転した場合でも、
残量検知素子10にはこの検知面に垂直方向の力
は加わらない。また、現像剤4による圧力の変化
は撹拌部材11の透孔部を介して残量検知素子1
0に加わるので残量検知を正常に行うことができ
る。またこのとき、撹拌部材11は薄い円板状で
あるので、撹拌部材11が回転しても、現像剤4
が残量検知素子10の検知面の方向に押しつけら
れることがなく、残量検知素子10の検知面に加
わる圧力が変化することはない。
このように、本実施例によれば、ブロツキング
した現像剤4を崩す場合に、検知面に現像剤4の
残量による圧力以外の圧力が加わらないため、撹
拌部材11の動作による誤動作が防止できる。
ここで、本実施例による撹拌部材11は、検知
面に非接触であるために、撹拌部材11と検知面
との間隙d(第1図参照)の分だけ現像剤4の付
着が残る場合がある。
しかし、実験によれば、残量検知素子10の特
性は、間隙dが1mm以下であれば、第3図に示す
ような本来の現像剤残量高さ・センサー出力電圧
特性が変わらないことが確かめられている。つま
り、現像剤4の検知面への付着量を1mm厚以下に
抑えれば、振動には影響しない。逆に、1mm厚以
上の現像剤4が付着してくると、次第に残量検知
素子10の出力の低下が認められ、誤動作を引き
起こす。
第5図は本考案の他の実施例を示したもので、
搬送部材7の一部でコイルバネを形成し、このコ
イルバネの弾性によつて間隙dを一定に保つよう
にしたものである。
第6図及び第7図は、更に他の実施例の正面断
面図及び同側面図を示し、コイルバネ構成とされ
た搬送部材7の先端を、その中心軸方向に折り曲
げて形成した細い棒状体13を撹拌部材として使
用している。本実施例においても、棒状体13は
残量検知素子10に直接接触しないので誤動作す
ることはない。
〔考案の効果〕
以上に述べたように、本考案によれば、残量検
知素子の検知面に非接触且つ近接し撹拌部材を作
動させる。これにより、残量検知素子の検知面に
加わる圧力を変えることなく、検知面に付着した
現像剤及び検知面周辺にブロツキングした現像剤
を取り除くことができる。したがつて、確実に現
像剤の残量による圧力を検出して正確な残量を検
出でき、現像剤を過不足なく供給できるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の現像装置の部分正面断
面図、第2図は本考案実施例の現像装置の側面断
面図、第3図は残量検知素子の特性を示すグラ
フ、第4図は第1図のB方向矢視図、第5図は本
考案の他の実施例の正面断面図、第6図は本考案
の更に他の実施例の部分正面断面図、第7図は第
6図に示す撹拌部材の側面図である。 1……現像機本体、2……感光体、3……現像
ロール、4……現像剤、5……現像剤供給部材、
6……現像剤収容部、7……搬送部材、8……規
制部材、9……現像部、10……残量検知素子、
11……撹拌部材、12……ブリツジ部、d……
間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 現像剤収容部に現像剤の残量を検知する残量
    検知素子を設けると共に、該残量検知素子に対
    して非接触且つ近接した位置で移動して前記現
    像剤のブロツキングを防止する撹拌部材を設け
    た複写機の現像装置において、 前記残量検知素子の検知面と前記攪拌部材と
    の間隔を一定に保つ間隔保持部材と、前記攪拌
    部材を該間隔保持部材に押しつける付勢手段と
    を設け、攪拌部材と検知面との間隔を一定に保
    ちながら移動して前記現像剤のブロツキングを
    防止する攪拌部材を設けたことを特徴とする複
    写機の現像装置。 2 前記残量検知素子の検知面と前記撹拌部材と
    の間隙は、0.1mm以上1.0mm以下であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    複写機の現像装置。 3 前記撹拌部材は、薄い板状体であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項記載の複写機の現像装置。 4 前記撹拌部材は、細い棒状体であることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第
    2項記載の複写機の現像装置。
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