JPH0545059A - 仮焼炉 - Google Patents

仮焼炉

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JPH0545059A
JPH0545059A JP20280891A JP20280891A JPH0545059A JP H0545059 A JPH0545059 A JP H0545059A JP 20280891 A JP20280891 A JP 20280891A JP 20280891 A JP20280891 A JP 20280891A JP H0545059 A JPH0545059 A JP H0545059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
core tube
blades
inner short
tubes
Prior art date
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Pending
Application number
JP20280891A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ishizaka
純一 石坂
Osamu Nishisato
修 西里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0545059A publication Critical patent/JPH0545059A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 螺旋羽根付き炉心管を容易に製作することが
でき、この炉心管を用いることによって原料粉末の流動
速度を一定化することができる仮焼炉を提供する。 【構成】 円筒状の炉心管1を備えてなる仮焼炉であっ
て、炉心管1が外側管4と複数個の内側短管5とからな
る二重構造とされる一方、内側短管5それぞれの内周面
上には連続した螺旋羽根の一部となる部分羽根6が一体
に形成されており、これらの内側短管5は各々の部分羽
根6が連続して螺旋羽根となるべく互いに突き合わせさ
れて外側管4の内部に挿入されていることを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誘電体材料や圧電体材
料等のようなセラミック原料粉末の仮焼を行う際に用い
られる仮焼炉に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、セラミック原料粉末の仮焼を
行う際に用いられる仮焼炉としては、ロータリーキルン
といわれるものが知られている。すなわち、この仮焼炉
は、図4の断面図に示すように、一定の傾きをもった円
筒状の炉心管21と、これを取り巻くヒータ22とを備
えたものであり、炉心管21を一定の速度で回転させな
がらセラミック原料粉末(図示していない)を仮焼する
ようになっている。なお、図中の符号23は仮焼炉の外
壁である。
【0003】そして、この仮焼炉において仮焼すべき原
料粉末は、炉心管21の一端側から投入されたうえ、炉
心管21の回転によって他端側へ向かって流動しなが
ら、この炉心管21の外側周囲に配設されたヒータ22
の加熱によって仮焼されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の仮焼
炉においては、原料粉末が炉心管21の内部を傾斜下方
へ向かって流動することになるのであるが、粒径が大き
い原料粉末と小さい原料粉末とでは、炉内での流動速度
に差が生じることになり、炉内での滞留時間にも差が生
じることになってしまう。そのため、この仮焼炉を用い
て原料粉末の仮焼を行った場合には粒径の相違に基づく
合成度のばらつきが生じることがあり、このようにして
仮焼された原料粉末を成形・焼成して得られたセラミッ
ク焼結体では収縮率のばらつきによる変形が起こること
になっていた。
【0005】そこで、このような不都合の発生を回避す
べく、炉心管の内周全長にわたる螺旋羽根を一体に形成
することが考えられている。すなわち、この螺旋羽根付
きの炉心管においては、スクリューコンベアのように、
その回転によって原料粉末を一定の速度で流動させるこ
とができ、原料粉末の粒径の相違による合成度のばらつ
きをなくすことが期待できる。しかしながら、セラミッ
クからなる長尺の炉心管において、その内周全長にわた
る螺旋羽根を形成するのは技術的に困難であり、実現し
がたいのが現状である。
【0006】本発明は、このような不都合に鑑みて創案
されたものであって、螺旋羽根付き炉心管を容易に製作
することができ、この炉心管を用いることによって原料
粉末の流動速度を一定化することができる仮焼炉を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる仮焼炉
は、このような目的を達成するために、炉心管が外側管
と複数個の内側短管とからなる二重構造とされる一方、
内側短管それぞれの内周面上には連続した螺旋羽根の一
部となる部分羽根が一体に形成されており、これらの内
側短管は各々の部分羽根が連続して螺旋羽根となるべく
互いに突き合わせされて外側管の内部に挿入されている
ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、炉心管の内部では、互いに
突き合わされた内側短管の部分羽根によって連続した螺
旋羽根が形成されることになる。そこで、この炉心管内
に投入された原料粉末は、炉心管の一端側から他端側へ
向かって螺旋羽根に沿いながら一定の速度で流動してい
くことになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
示す実施例に基づいて説明する。
【0010】まず、図1は本発明の一実施例に係る仮焼
炉の全体構造を示す断面図であり、この実施例に係る仮
焼炉がロータリーキルンであって、一定の傾きをもった
円筒状の炉心管1と、これを取り巻くヒータ2とを備え
ている点は従来例と同じである。なお、図中の符号3は
仮焼炉の外壁である。
【0011】この実施例に係る仮焼炉が従来例と異なる
のは、炉心管1が二重構造、すなわち、外側管4と、外
側管4の内部に互いに突き合わされて挿入された複数個
の内側短管5とから構成されており、各内側短管5の内
周面上には連続した螺旋羽根の一部となる部分羽根6が
一体に形成されている点にある。まず、外側管4は、S
iC、Si34などのような熱間強度に優れたセラミッ
ク材料によって長尺として一体に形成されている。
【0012】また、内側短管5のそれぞれは、Al
23、MgO、ZrO2等のセラミック材料を用いて形
成されたものであり、その詳細な構造は図2に示すよう
になっている。なお、この図2(A)は内側短管5の断
面図を、また、図2(B)はその正面図を示している。
そして、各内側短管5の一方の端縁には環状の突条7が
形成され、かつ、その他方の端縁には環状の凹部8が形
成されており、これらの突条7と凹部8とを嵌合するこ
とによって内側短管5同士が同軸状に突き合わされて連
結されている。ところで、これらの内側短管5は突き合
わされた状態で外側管4の内部に挿入されるのである
が、この外側管4と内側短管5との間には、必要に応じ
てAl23のようなセラミック材料からなる耐熱性を有
する詰物(図示していない)が充填されることになる。
さらに、部分羽根6は、内側短管5それぞれの内周面か
ら径方向の中心側に向かって起立しており、図2に示す
例では、一周分の螺旋に相当するものとして形成されて
いる。そこで、この部分羽根6は、内側短管5同士が互
いに連結されることによって他の内側短管5の部分羽根
6と連続し、炉心管1の全長にわたって連続した螺旋羽
根を構成することになる。
【0013】ところで、各内側短管5における部分羽根
6の形成範囲や形成数は、図2の例に限定されるもので
はなく、適宜任意に設定されることになる。例えば、図
3は他の例に係る内側短管5の断面を示しており、この
例では、内側短管5の内周面上に半周分の長さを有する
部分羽根6を一枚もしくは二枚設けている。すなわち、
図3の実線で示すように、各内側短管5の半周位置それ
ぞれに半周分の部分羽根6を一枚設けておくと、突き合
わされた内側短管5の全体によって一条の螺旋羽根が構
成されることになる。また、図3の鎖線で示すように、
他の半周位置にもう一枚の半周分の部分羽根6を設けて
おくと、内側短管5の全体によって二条の螺旋羽根が構
成される。
【0014】なお、ここで、部分羽根6付きの内側短管
5については、現在の技術によっても成形可能なもので
あり、複数個の内側短管5を互いに突き合わせることに
よって炉心管1の全長にわたる螺旋羽根を構成できるこ
とになる。そして、互いに突き合わされて連結された複
数個の内側短管5は、外側管4の内部に挿入されること
によって連結状態のまま固定されることになり、この外
側管4と一体化されて二重構造の炉心管1が構成される
ことになる。そこで、この炉心管1の内部に投入された
セラミック原料粉末は、その粒径のいかんを問わず、連
続した螺旋羽根に沿って一定の速度で流動することにな
り、炉内における滞留時間の差が生じないことになる。
【0015】さらに、本発明の発明者らが、以上説明し
た実施例に係る二重構造とされた炉心管1を備えた仮焼
炉と、従来例に係る炉心管21を備えた仮焼炉とを用い
ることによってPb0・93(Sr0・07){Zr0・51Ti
0・49(Nb0・001)}O3の組成となるセラミック原料粉
末をそれぞれ仮焼したうえ、得られた仮焼済みの原料粉
末によって縦20mm、横30mm、厚さ0.7mmの
矩形平板体(図示していない)を成形した後、これらの
矩形平板体をそれぞれ本焼成してなる焼結体の湾曲変形
量を調べたところ、次のような結果が得られた。すなわ
ち、従来例によるものでは、湾曲変形量の平均値が65
μm、その標準偏差が8μmとなったのに対し、本実施
例によるものでは、湾曲変形量の平均値が20μm、そ
の標準偏差が4μmとなり、いずれについても大きく改
善されることが確認された。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る仮焼
炉によれば、内周全長にわたって連続する螺旋羽根付き
の炉心管を容易に製作することができ、この炉心管を用
いることによってセラミック原料粉末の流動速度をその
粒径のいかんに拘わらず一定化することができるという
優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る仮焼炉の全体構造を示
す断面図である。
【図2】内側短管の概略構造を示す断面図及び正面図で
ある。
【図3】内側短管の他の例を示す断面図である。
【図4】従来例に係る仮焼炉の全体構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 炉心管 4 外側管 5 内側短管 6 部分羽根

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の炉心管(1)を備えてなる仮焼
    炉であって、 炉心管(1)が外側管(4)と複数個の内側短管(5)
    とからなる二重構造とされる一方、 内側短管(5)それぞれの内周面上には連続した螺旋羽
    根の一部となる部分羽根(6)が一体に形成されてお
    り、これらの内側短管(5)は各々の部分羽根(6)が
    連続して螺旋羽根となるべく互いに突き合わせされて外
    側管(4)の内部に挿入されていることを特徴とする仮
    焼炉。
JP20280891A 1991-08-13 1991-08-13 仮焼炉 Pending JPH0545059A (ja)

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JP20280891A JPH0545059A (ja) 1991-08-13 1991-08-13 仮焼炉

Applications Claiming Priority (1)

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JP20280891A JPH0545059A (ja) 1991-08-13 1991-08-13 仮焼炉

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JPH0545059A true JPH0545059A (ja) 1993-02-23

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