JPH0545071U - 二重構造の鋼帯用酸洗処理槽 - Google Patents
二重構造の鋼帯用酸洗処理槽Info
- Publication number
- JPH0545071U JPH0545071U JP9242991U JP9242991U JPH0545071U JP H0545071 U JPH0545071 U JP H0545071U JP 9242991 U JP9242991 U JP 9242991U JP 9242991 U JP9242991 U JP 9242991U JP H0545071 U JPH0545071 U JP H0545071U
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱延鋼帯の表面酸化スケールを完全に除去す
る酸洗ラインのコンパクト酸洗槽構造を提供する。 【構成】 鉄皮タンクの内面ライニング材に従来の天然
ゴムから耐酸・耐熱樹脂ライニング材を適用しさらに鉄
皮タンクの熱膨張対策としてタンク支持形式を熱伸び方
向の幅と長手方向にスライドできるようにライナー受け
構造にし鉄皮タンクの熱応力を緩和したこと。 【効果】 酸洗槽新設においてローコスト化およびコン
パクト化が実現可能であり、さらには酸洗槽更新におい
ては旧槽架台流用によるインサート工法を採用すること
でローコストでしかも短工期で完成することが可能であ
る。
る酸洗ラインのコンパクト酸洗槽構造を提供する。 【構成】 鉄皮タンクの内面ライニング材に従来の天然
ゴムから耐酸・耐熱樹脂ライニング材を適用しさらに鉄
皮タンクの熱膨張対策としてタンク支持形式を熱伸び方
向の幅と長手方向にスライドできるようにライナー受け
構造にし鉄皮タンクの熱応力を緩和したこと。 【効果】 酸洗槽新設においてローコスト化およびコン
パクト化が実現可能であり、さらには酸洗槽更新におい
ては旧槽架台流用によるインサート工法を採用すること
でローコストでしかも短工期で完成することが可能であ
る。
Description
【0001】
本考案は、熱延鋼帯の表面酸化スケールを完全に除去する酸洗ラインの酸洗槽 の構造に関するものである。
【0002】
従来、例えば薄板熱延鋼板の表面に付着した酸化スケールの除去には、スケー ル除去効率の面から、酸性薬液に鋼板を浸漬させる酸洗法が多く採用され、その 酸洗槽は例えば図3に示すような構造に製作されている。即ち、幅2.25m× 高さ1.85m×長さ20mの3連酸洗槽1に酸性薬液2が入っており、カテナ リーロール3により鋼板4を連続的に運び酸性薬液2に浸漬させるライン構成と なっている。
【0003】 また酸性薬液は一般にスケール除去効率の面から、濃度10〜35%、温度9 0〜90℃で使用されるため、その槽構造は、図4で示すように、形鋼5で外部 補強した鉄皮タンク6の内面に酸性薬液2による酸腐食防止から、厚み6〜10 mmの天然ゴム7を接着剤で張り付け、さらに天然ゴム7の酸性薬液2による高熱 負荷防止や、鋼板4の蛇行・切断による天然ゴム7の切損防止及び天然ゴム7の 接着剥離防止から天然ゴム7の表面に鉄皮タンク6の熱伸びと応力を抑制する断 熱効果を有する耐酸レンガ8を250mm〜350mm複数積層張りした構造である 。
【0004】
上述した従来の酸洗槽は、大きさ的にも重量的にも大掛かりなものとなり、酸 洗槽の新設や部分的更新の場合に支持基礎強度の増強や鉄皮タンクの製作重量増 や又、耐酸レンガ積層費用といった高額投資規模で、長工期化し、しかも広域の 設置場所を要する難点があった。 本考案は、これらの問題点を解決せんがために、コンパクト構造の酸洗槽を提 供することを目的としたものである。
【0005】
本考案の要旨は、鉄皮タンクの内面に耐酸耐熱性樹脂層とその上にプロテクタ ーレンガを積層するライニング層を施し、またその外面底部には該タンクの熱膨 張伸び方向に滑動するスライドライナーを設けた酸洗処理槽と該処理槽を嵌合す る鉄皮タンクの内面に耐熱耐切損性天然ゴムのライニングを施した酸洗処理保護 槽からなる二重構造の鋼帯用酸洗処理槽である。
【0006】
以下、本考案について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は本考案の一実施例、図2は本考案の図1におけるA部分の拡大図を示す 。図において、16および17は、内外槽からなる二重構造の鉄皮タンクである 。それぞれの鉄皮タンク16および17は、図4に示した従来の構造と同様に、 H形やL形などの形鋼5を使用して強固に組立てられている。外側の鉄皮タンク 16に嵌合される内側の鉄皮タンク17の内面には、図2に示すように、耐酸耐 熱性樹脂層のライニング層9が施されている。このライニング層9は、酸洗薬液 2に対して耐食耐熱性のフレークライニング層10と、衝撃的熱負荷および鋼板 4の蛇行と切断によるライニング表面の切損を防止するFRPライニング層11 の二層樹脂積層構造で形成されている。
【0007】 12はプロテクターレンガで、耐酸耐熱性樹脂層のライニング層9の表面に積 層して、該ライニング層9の表面を保護している。13は保温材で、保温レンガ 、樹脂など一般に使用される保温材が使用される。該保温材13は、鉄皮タンク 17の外側に設けられて該鉄皮タンク17に収容されている酸洗薬液2の放熱を 防止するもので、必要に応じて設けられるものである。14はスライドライナー で、内側鉄皮タンク17が酸洗薬液2の持つ熱を吸収し熱応力を生じる変形を緩 和しかつ防止するもので、外側鉄皮タンク16の底面を該タンク17が熱膨張伸 び方向に滑動する方向に設けられている。スライドライナー14の材質は、特に 限定するものではないが、長尺形状の槽構造から摩擦係数の低いテフロン(商品 名)を使用するとよい。外側鉄皮タンク16は、内面に耐熱耐切損性の天然ゴム 15をライニングし、内側鉄皮タンク7を嵌合するものである。
【0008】 また、本考案については、上記のように嵌合型の内外鉄皮タンク構造であるた め、内外タンクの嵌合部分あるいは内側鉄皮タンク7の耐酸耐熱性樹脂ライニン グ層9とプロテクターレンガ12の接合面から酸洗薬液2の侵入を防止しまた各 ライニング層の寿命劣化を防止するために、図示するように、耐酸耐熱性樹脂層 で全面ライニングしてもよい。
【0009】
上記のように本考案の酸洗処理槽は、大きさ的にも重量的にもコンパクト構造 であり酸洗槽新設においてローコスト化およびコンパクト化が実現可能でありさ らには酸洗槽更新においては旧槽架台流用によるインサート工法を採用すること でローコストでしかも短工期で完成することが可能であるため実用的価値は大で ある。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】本考案の図1におけるA部分の拡大図。
【図3】従来から使用されている酸洗処理槽の概要を示
す図。
す図。
【図4】従来から使用されている酸洗処理槽の構造図。
1 酸洗処理槽 2 酸性薬液 4 鋼板 5 形鋼 9 ライニング層 10 フレークライニング層 11 FRPライニング層 12 プロテクターレンガ 13 保温材 14 スライドライナー 15 天然ゴム 16,17 鉄皮タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄皮タンクの内面に耐酸耐熱性樹脂層と
その上にプロテクターレンガを積層するライニング層を
施し、またその外面底部には該タンクの熱膨張伸び方向
に滑動するスライドライナーを設けた酸洗処理槽と該処
理槽を嵌合する鉄皮タンクの内面に耐熱耐切損性天然ゴ
ムのライニングを施した酸洗処理保護槽からなる二重構
造の鋼帯用酸洗処理槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242991U JPH0545071U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 二重構造の鋼帯用酸洗処理槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9242991U JPH0545071U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 二重構造の鋼帯用酸洗処理槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545071U true JPH0545071U (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=14054198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9242991U Withdrawn JPH0545071U (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | 二重構造の鋼帯用酸洗処理槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545071U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019039034A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | 住友金属鉱山株式会社 | 耐食槽 |
| CN112877700A (zh) * | 2021-01-13 | 2021-06-01 | 包头钢铁(集团)有限责任公司 | 一种酸洗低牌号无取向硅钢的方法 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP9242991U patent/JPH0545071U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019039034A (ja) * | 2017-08-24 | 2019-03-14 | 住友金属鉱山株式会社 | 耐食槽 |
| CN112877700A (zh) * | 2021-01-13 | 2021-06-01 | 包头钢铁(集团)有限责任公司 | 一种酸洗低牌号无取向硅钢的方法 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960208 |