JPH0545334U - 密封装置 - Google Patents
密封装置Info
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- JPH0545334U JPH0545334U JP096137U JP9613791U JPH0545334U JP H0545334 U JPH0545334 U JP H0545334U JP 096137 U JP096137 U JP 096137U JP 9613791 U JP9613791 U JP 9613791U JP H0545334 U JPH0545334 U JP H0545334U
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- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軸が高偏心した場合であっても確実なる密封
性を確保することのできる密封装置を提供する。 【構成】 ハウジング5と回転軸9との間を密封する密
封装置1である。ハウジング5に取付けられて回転軸9
に被嵌してオイルの移動を阻止するオイルシール2と、
サイドリップ12部を有し、軸受け部11が前記軸9に
被嵌した状態で取付けられる泥ダストシール3と、軸9
に被嵌取付けされ、軸9と平行な摺動部18を有し、こ
の摺動部18が前記サイドリップ部12と所定のしめし
ろとなっているスリンガー4と、前記オイルシール2と
前記泥ダストシール3とを一体に固定する固定部材14
とを有し、軸9の偏心時にスリンガー4と前記泥ダスト
シール3とが一体に変位する。これにより、前記軸9が
高偏心時であっても前記泥ダストシール3のサイドリッ
プ部12とスリンガー4の摺動部18との間が所定の押
圧状態に保持される。
性を確保することのできる密封装置を提供する。 【構成】 ハウジング5と回転軸9との間を密封する密
封装置1である。ハウジング5に取付けられて回転軸9
に被嵌してオイルの移動を阻止するオイルシール2と、
サイドリップ12部を有し、軸受け部11が前記軸9に
被嵌した状態で取付けられる泥ダストシール3と、軸9
に被嵌取付けされ、軸9と平行な摺動部18を有し、こ
の摺動部18が前記サイドリップ部12と所定のしめし
ろとなっているスリンガー4と、前記オイルシール2と
前記泥ダストシール3とを一体に固定する固定部材14
とを有し、軸9の偏心時にスリンガー4と前記泥ダスト
シール3とが一体に変位する。これにより、前記軸9が
高偏心時であっても前記泥ダストシール3のサイドリッ
プ部12とスリンガー4の摺動部18との間が所定の押
圧状態に保持される。
Description
【0001】
この考案は密封装置に関し、特に、油用のオイルールと泥水、ダスト用のシー ルとを一体にした密封装置に関するものである。
【0002】
一般に、ハウジングと、このハウジングに設けた孔から突出している軸との間 を密封して、ハウジングの内部からのオイルが流出するのを阻止し、また外部の 泥水、ダスト等がハウジングの内部に侵入するのを阻止するために用いられてい る密封装置にあっては、図2に示すように構成されている。
【0003】 すなわち、図2には従来の密封装置が示されていて、この密封装置21はオイ ルシール22とスリンガー23とから構成されている。 前記オイルシール22は、ハウジング24に設けられた孔25の内部に嵌合さ れるとともに、オイルをシールするためのシールリップ部26と、泥水、ダスト をシールするためのサイドリップ部27とを有し、内部に補強環28が埋設され て全体が環状をなしている。なお、29はオイルシール22のシールリップ部2 6を軸30の外周面に密着するための弾発部材である。
【0004】 一方、前記スリンガー23は、前記ハウジング24の孔25から突出する軸3 0に被嵌した状態で取付けられるとともに、前記軸30の軸線と平行に形成され た摺動部31を有し、この摺動部31に前記オイルシール22のサイドリップ部 27が当接し、前記軸30の回転時に摺動接触するようになっている。
【0005】 上記のように構成されている従来の密封装置21にあっては、シールリップ部 26とサイドリップ部27とが一体に形成されているので、前記軸30の回転時 に軸30が偏心した際の追随性に難点を有していた。
【0006】 すなわち、サイドリップ部27は所定の圧力で前記スリンガー23の摺動部3 1に接触しているので、軸30の偏心時の追随性を向上させるためにはサイドリ ップ部27のしめしろを大きく採る必要があるが、このようにサイドリップ部2 7のしめしろを大きくした場合には組み付け時にサイドリップ部27が反転する 恐れがあり、このために、軸30の偏心が大きい場合における泥やダストの侵入 阻止機能とリップ反転防止とを両立させるのは非常に困難であった。
【0007】 この考案は前記のような従来のもののもつ問題点を解決して軸の大きな偏心時 であっても耐泥水、ダスト性を向上させることができるとともに、組み付け時の サイドリップ部の反転を防止することができる密封装置を提供することを目的と する。
【0008】 上記の目的を達成するためにこの考案は、第1の考案として、固定体と回転軸 との間に配設されて両者間を密封する密封装置であって、前記固定体に取付けら れた状態で前記回転軸に回転可能に被嵌してオイルの移動を阻止するオイルシー ルと、サイドリップ部、および軸受け部を有し、この軸受け部が前記軸に被嵌し た状態で取付けられる泥ダストシールと、前記軸に被嵌した状態で一体に取付け られるとともに、前記軸の軸線と平行な摺動部を有し、この摺動部が前記泥ダス トシールのサイドリップ部と所定のしめしろとなっているスリンガーと、前記オ イルシールと前記泥ダストシールとを一体に固定するために前記オイルシールに 取付けられる固定部材とを有し、前記軸が偏心して前記スリンガーが一体に径方 向に変位した際、前記軸受け部によって前記泥ダストシールも変位し、これによ り、前記泥ダストシールのサイドリップ部とスリンガーの摺動部との間を所定の 押圧状態に保持することを特徴とする密封装置を構成したものである。
【0009】 第1の考案を含む第2の考案として、前記スリンガーと固定部材との間でラビ リンスを形成した構成を有している。
【0010】 第1の考案を含む第3の考案として、前記泥ダストシールの軸受け部の前記軸 との接触部にフッ素樹脂等の低摩擦材を一体に設けた構成を有している。
【0011】
上記の手段を採用したことによりこの考案は、固定部材であるハウジングに取 付けられたオイルシールは、そのシールリップ部が回転部材である軸の外面に被 嵌した状態となっているので、ハウジングの内部のオイルが外部に流出すること は阻止される。
【0012】 また、軸が偏心した時は軸に軸受け部を介して取付けられている泥ダストシー ルのサイドリップ部が一体に変位し、さらに、軸にはスリンガーが取付けられて いて、このスリンガーの摺動部に泥ダストシールのサイドリップ部が接触してい るので、軸が偏心した時であっても、スリンガーの摺動部と泥ダストシールのサ イドリップ部との押圧状態は一定に保持され、泥ダストが外部から侵入するのが 阻止される。
【0013】 さらに、スリンガーの一部と、オイルシールと泥ダストシールとを固定してい る固定部材との間でラビリンスを形成しているので前記スリンガーの摺動部と泥 ダストシールのサイドリップ部との摺動接触部に到達する泥ダストが減少し、こ れによって、泥ダストが外部から侵入するのがさらに確実に阻止される。
【0014】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。
【0015】 図1にはこの考案による密封装置が示されていて、この密封装置1は、主にオ イルシール2と、泥ダストシール3と、スリンガー4とから構成されている。
【0016】 前記オイルシール2は弾性材から形成され、ハウジング5に設けられた孔6の 内部に嵌合されるとともに、外面が弾発部材8で縮径方向に付勢されていてオイ ルをシールするために軸9に回転可能に被嵌しているシールリップ部7を有し、 一側に補強環10が添設されていて、この補強環10の他側は表出した状態とな っている。
【0017】 前記泥ダストシール3は弾性材から形成され、前記ハウジング5の孔6から突 出している軸9に被嵌する軸受け部11と、泥水、ダストをシールするためのサ イドリップ部12とを有し、一側に補強環13が添設されていて、この補強環1 3の他側は表出した状態となっており、補強環13の他端と反対側の部位には後 述する固定部材14と接触するリップ部15が形成されている。 なお、必要に応じて前記泥ダストシール3の軸受け部11には前記軸9との摺 動抵抗を小さくするためにフッ素樹脂16等の焼付け等を行うことができる。
【0018】 そして、前記オイルシール2と前記泥ダストシール3とは固定部材14によっ て一体に連結されている。
【0019】 この固定部材14は、一端側が前記軸9の軸線と平行となっている前記オイル シール2の補強環10の内面に嵌合して取付け可能であり、また、他端側が前記 オイルシール2の補強環10のうちの前記軸9に直交する部位と所定の間隔を置 いて平行するように断面がL字形状の環状となっていて、前記オイルシール2側 と反対側には弾性材17が添設されている。
【0020】 したがって、前記ハウジング5の孔6の内部に前記オイルシール2を嵌合して 配設し、こののち前記泥ダストシール3を前記軸9に被嵌し、さらに、前記固定 部材14を、その一端側を前記オイルシール2の補強環10の内部に嵌合して配 設すると、固定部材14の他端側が前記泥ダストシール3のリップ部15を押圧 した状態となる。
【0021】 これにより、前記オイルシール2と泥ダストシール3とは、固定部材14によ って泥ダストシール3の補強環13の一部と前記オイルシール2の補強環10の 一部14とが平面的に当接した状態で固定される。
【0022】 一方、前記スリンガー4は円板状をなすとともに、前記軸9の軸線と平行とな っている摺動部18と、軸線と直交する鍔部19とを有し、内径部が前記ハウジ ング5の孔6から突出する軸9に被嵌した状態で取付けられ、この時、前記摺動 部18に前記泥ダストシール3のサイドリップ部12が当接するとともに、前記 鍔部19は前記固定部材14の他端側とわずかな間隔を有し、所謂ラビリンス2 0を形成するようになっている。
【0023】 つぎに上記のように構成された密封装置1の作用について説明する。 まず、組み立てるに際しては上記のように、ハウジング5の孔6の内部にオイ ルシール2を嵌合して配設するとともに、軸9に泥ダストシール3を被嵌して取 付けた後に、固定部材14を用いてオイルシール2と泥ダストシール3とを固定 する。
【0024】 一方、前記ハウジング5の孔6から突出している前記軸9にはスリンガー4を 取付けるものであるが、前記軸9の形状に応じてスリンガー4をあらかじめ軸9 に取付けたり、あるいは、前記オイルシール2と泥ダストシール3とを固定部材 14で固定した後に最後に取付けたりするものである。
【0025】 上記のように取付けた後の作用時に前記軸9が回転した場合には、この軸9の 外周面にはオイルシール2のシールリップ部7が密着しているのでシールリップ 部7を越えてハウジング5の内部のオイルが外部に流出することは確実に阻止さ れる。
【0026】 また、前記泥ダストシール3のサイドリップ部12は前記軸9に一体に設けら れたスリンガー4の摺動部18に摺動接触し、しかも、外部からこの摺動接触部 に至る間に前記固定部材14とスリンガー4の鍔部19との間でラビリンス20 が形成されているので、摺動接触部に至る泥水やダストはほとんど無いとともに 、仮に到達した場合には前記摺動接触部によってそれ以上に侵入することは確実 に阻止される。
【0027】 さらに、前記軸9が偏心して径方向に移動した場合には前記泥ダストシール3 は、その軸受け部11が軸9の外周面に当接しているので軸9が偏心するのと同 時に変位し、泥ダストシール3の全体を軸9の偏心とともに変位する。したがっ て、軸9の偏心時に泥ダストシール3のサイドリップ部12とスリンガー4の摺 動部18とは一定の接触が保たれ、このことは前記軸9の高偏心条件下において もほとんど変化する恐れは無い。
【0028】 このために、泥ダストシール3のサイドリップ部12とスリンガー4の摺動部 18とのしめしろを大きくすることなく泥水、ダストに対する密封を行うことが でき、また、軸9の高偏心に伴うサイドリップ部12のしめしろ増加を行う必要 が無いので、組み付け時におけるサイドリップ部12の反転等が生じることもな い。
【0029】
この考案は以上説明したように、軸の偏心時に泥ダストシールも一体に変位す るように構成したので、泥ダストシールのサイドリップ部とスリンガーの摺動部 とのしめしろを常に一定とし所定の押圧力に保持することができる。
【0030】 したがって、従来のもののようにしめしろを大きくする必要がないので組み付 け時のサイドリップ部の反転を防止することができて、常に泥やダストが内部に 侵入することを防止することができる。
【0031】 しかも、外部から泥ダストシールのサイドリップ部とスリンガーの摺動部との 摺動接触部に至る間にラビリンスが形成されているので、泥ダストシールのサイ ドリップ部とスリンガーの摺動部との摺動接触部に到達する泥やダストはラビリ ンスによってあらかじめ阻止され、これによって外部の泥やダストが内部に侵入 することは確実に防止できるという効果を有している。
【図1】この考案による密封装置を示す概略縦断面図で
ある。
ある。
【図2】従来の密封装置を示す概略縦断面図である。
1、21……密封装置 2、22……オイルシール 3……泥ダストシール 4、23……スリンガー 5、24……ハウジング 6、25……孔 7、26……シールリップ部 8、29……弾発部材 9、30……軸 10、13、28……補強環 11……軸受け部 12、27……サイドリップ部 14……固定部材 15……リップ部 16……フッ素樹脂 17……弾性材 18、31……摺動部 19……鍔部 20……ラビリンス
Claims (3)
- 【請求項1】 固定体(5)と回転軸(9)との間に配
設されて両者(5、9)間を密封する密封装置(1)で
あって、前記固定体(5)に取付けられた状態で前記回
転軸(9)に回転可能に被嵌してオイルの移動を阻止す
るオイルシール(2)と、サイドリップ部(12)、お
よび軸受け部(11)を有し、該軸受け部(11)が前
記軸(9)に被嵌した状態で取付けられる泥ダストシー
ル(3)と、前記軸(9)に被嵌した状態で一体に取付
けられるとともに、前記軸(9)の軸線と平行な摺動部
(18)を有し、該摺動部(18)が前記泥ダストシー
ル(3)のサイドリップ部(12)と所定のしめしろと
なっているスリンガー(4)と、前記オイルシール
(2)と前記泥ダストシール(3)とを一体に固定する
ために前記オイルシール(2)に取付けられる固定部材
(14)とを有し、前記軸(9)が偏心して前記スリン
ガー(4)が一体に径方向に変位した際、前記軸受け部
(11)によって前記泥ダストシール(3)も変位し、
これにより、前記泥ダストシール(3)のサイドリップ
部(12)とスリンガー(4)の摺動部(18)との間
を所定の押圧状態に保持することを特徴とする密封装
置。 - 【請求項2】 前記スリンガー(4)と固定部材(1
4)との間がラビリンス(20)に形成されていること
を特徴とする密封装置。 - 【請求項3】 前記泥ダストシール(3)の軸受け部
(11)は、前記軸(9)との接触部にフッ素樹脂(1
6)等の低摩擦材が一体に設けられている請求項1記載
の密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP096137U JPH0545334U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 密封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP096137U JPH0545334U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 密封装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545334U true JPH0545334U (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=14157005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP096137U Pending JPH0545334U (ja) | 1991-11-22 | 1991-11-22 | 密封装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0545334U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125424A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Nok Corp | 密封装置 |
-
1991
- 1991-11-22 JP JP096137U patent/JPH0545334U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006125424A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Nok Corp | 密封装置 |
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