JPH054569Y2 - - Google Patents

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JPH054569Y2
JPH054569Y2 JP10828887U JP10828887U JPH054569Y2 JP H054569 Y2 JPH054569 Y2 JP H054569Y2 JP 10828887 U JP10828887 U JP 10828887U JP 10828887 U JP10828887 U JP 10828887U JP H054569 Y2 JPH054569 Y2 JP H054569Y2
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bolt
cap nut
nut
insertion hole
fitting piece
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は樹脂材よりなるナツトの改良に関す
る。
[従来の技術] 従来例を示すナツトを第6図および第7図に基
づいて説明する。
このナツト1は、筒部2と、この筒部2の一端
に形成されたフランジ3と、前記筒部2ま穴内面
より中心に向けてフランジ3と反対方向に傾斜し
先端にボルトのネジ山に係合するネジ係合部4を
有する複数の羽根5と、前記フランジ3に前記筒
部2と反対側に形成した突部6とを有して成る。
このナツト1の作用について説明するに、第7
図に示すように、例えば2枚のパネル板7,8を
このナツト1とボルト9によつて固定する場合
は、重ね合わされたパネル板7,8のボルト穴に
挿入されたボルト9にナツト1のフランジ側を向
け、ボルト9がナツト1の中央のボルト挿入孔1
0を通過するように挿入する。この時、ナツト1
のネジ係合部4がボルト9のネジ山11により押
圧され、羽根5は弾性変形するので、羽根5はネ
ジ山11に抵抗しながらネジ谷部12に嵌合す
る。
なお、第6図および第7図にて、13,14は
それぞれ空間である。
こうしたナツト部材については例えば実開昭60
−185711号公報にか開示されている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、このキヤツプナツト1は、全体が樹
脂材により一体成形されており、一方、その羽根
5も樹脂製で、ボルト9のネジ部にキヤツプナツ
ト1を上方向から挿着する際に、その弾性により
外方に広がり、しかも、挿着後はボルト9のねじ
谷部11側に押圧力が働くようになつている。し
かし、この羽根5は、比較的柔らかい熱可塑性樹
脂などよりなるので、その強度が不充分であるこ
と、この羽根5と筒部2内面との間の空間に倒れ
易いこと、また、高温下熱により折れ易いなどの
難点があり、その為、ナツトのボルトへの挿入や
保持に問題を起すことがあつた。
本考案は、かかる従来技術の有する欠点を解消
することを目的としたものである。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するための本考案は、フラン
ジ部と該フランジ部に立設した胴部と当該フラン
ジ部から前記胴部の内側斜め上方向に延設した、
先端にボルトのねじ溝に嵌合可能な爪部を有する
複数の嵌合片とボルト挿着孔とを備えて成る合成
樹脂製キヤツプナツトにおいて、先端部がボルト
のねじ溝に嵌合可能で、かつ、前記キヤツプナツ
トの胴部内側に前記ボルト挿着孔に向つて延設し
た複数の係止片を有するばね体を、前記キヤツプ
ナツトの胴部内に、その係止片を前記嵌合片と並
列させて、取着して成ることを特徴とするキヤツ
プナツトに存する。
[作用] 本考案では、このように樹脂製嵌合片に加えて
係止片を有するばね体を、さらに、キヤツプナツ
トの胴部内に取着し、しかも、これら嵌合片およ
び係止片を並列させて、ボルトを保持するように
したので、樹脂製嵌合片のみの場合に生じていた
強度不足をカバーして、高保持力でボルトに保持
されることが可能となつた。
また、本考案では、ばね体により、ボルトの上
部を保持しているので、その下部の樹脂製嵌合片
が、この嵌合片と胴部の内面との間の間隙に倒れ
ることを防止するので、高保持力でボルトに保持
されることが可能となつた。
さらに、同様の理由から、樹脂製嵌合片が高温
下で熱により柔らかくなり折れることが防止さ
れ、したがって、高保持力でボルトに保持される
ことが可能となつた。
[実施例] 以下本考案の実施例を第1図〜第5図を参照し
て説明する。
第1図は本考案のキヤツプの平面図、第2図は
第1図B−B線断面図、第3図は同全体斜視図、
第4図は同底面図、第5図はボルトへの取付状態
の説明断面図である。
これら図に示すように、キヤツプナツト15
は、フランジ部16と当該フランジ部16に立設
した胴部17と当該フランジ部16から胴部17
の内側斜め上方向に延設した、先端にボルトのね
じ溝に嵌合可能な下向き傾斜した爪部18を有す
る複数の嵌合片19とを備えてなり、これらフラ
ンジ部16や胴部17や嵌合片19は、ナイロン
などの合成樹脂からなる。
嵌合片19は、この実施例では3片よりなる例
を示してあり、等間隔を置いて3片の嵌合片1
9,19,19を配設している。
各嵌合片19と胴部17の内面との間には間隙
20が設けられている。
キヤツプナツト15の中央部には、当該ナツト
15をボルトに挿着するための略円形のボルト挿
着孔21が設けられており、各嵌合片19は、こ
のボルト挿着孔21の周辺まで延びている。
キヤツプナツト15は、当該合成樹脂製の嵌合
片19の上部に、さらに、金属製のばね体22を
取着して成る。
当該ばね体22は、枠部23と該枠部23の内
周端縁からボルト挿着孔21に向つて斜め上方向
に延設した複数の係止片24とを有して成る。
係止片24は、この実施例では3片よりなる例
を示してあり、樹脂製の嵌合片19の上部に、か
つ、等間隔で配設されたこれら嵌合片19,1
9,19の間に金属製係止片24,24,24が
納まるように配設されている。
当該係止片24の各先端部は、ボルトのねじ溝
に嵌合可能に構成されている。
金属製ばね体(板ばね)22は、胴部17の内
面に突設した3つの突起部25と該突起部25下
部に立設された3つの台座部26との間の間隙
に、その枠部23の端部を介装して、当該台座部
26上に載置し、胴部17内に取着けする。
各台座部26には、第2図や第4図に示すよう
に、その上方向に、キヤツプナツト15をボルト
に装着後に、当該ナツト15が回動することを防
止するための回り止め穴27が穴設されている。
第5図に示すように、パネル板28上に溶接な
どにより固定されたボルト29の上方向から、キ
ヤツプナツト15をそのフランジ部16側を下に
して、装着するに、当該ナツト15のボルト挿着
孔21内に、ボルト29のねじ切りした軸部30
を挿通させる。その際、当該ボルト挿着孔21の
周囲に並列させた、樹脂製嵌合片19のみなら
ず、その上部の金属製係止片24も押上げられ、
次いで、これら嵌合片19の爪部18および係止
片24の先端がそれぞれボルト29のねじ溝31
に嵌合する。
これら嵌合片19や係止片24はばね弾性を有
し、ボルト29に挿着の際には押上げられ、ボル
ト挿着孔21を拡大することになるが、当該挿着
後には再びそのばね弾性によりボルト29のねじ
溝31側に押圧力が働き、ボルト29に保持され
る。
本考案では、このように樹脂製嵌合片19に加
えて金属製係止片24を有する金属ばね体22に
より、これらを並列させてボルトを保持するよう
にしたので、樹脂製嵌合片19のみの場合に生じ
ていた強度不足をカバーして、高保持力でボルト
29に保持されることが可能となつた。
また、金属製ばね体22により、ボルト29の
上部を保持しているので、その下部の樹脂製嵌合
片19が、この嵌合片19と胴部17の内面との
間の間隙に倒れることを防止するので、高保持力
でボルト29に保持されることが可能となつた。
さらに、同様の理由から、樹脂製嵌合片19が
高温下で熱により柔らかくなり折れることが防止
され、したがつて、高保持力でボルト29に保持
されることが可能となつた。
以上本考案者によつてなされた考案を実施例に
もとづき具体的に説明したが、本考案は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
例えば、前記実施例では、樹脂製嵌合片19の
上部に取着けするばね体22として、金属製の係
止片24を有する金属製ばね体22を例示した
が、嵌合片19を形成している合成樹脂よりも硬
い合成樹脂により当該ばね体22を構成してもよ
い。
また、前記実施例では、当該ばね体22を別部
品としてナツト内に取着する例を示したが、ナツ
ト全体を一体成形により形成してもよい。
[考案の効果] 本考案によれば相手ボルトに対して常温下でも
高温下でも高保持力を発揮するキヤツプナツトを
提供することができた点、その実用上の意義は大
なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すキヤツプナツト
の平面図、第2図は第1図B−B線断面図、第3
図は同キヤツプナツトの斜視図、第4図は同底面
図、第5図はキヤツプナツトのボルトへの取付状
態の説明断面図、第6図は従来例を示すナツトの
平面図、第7図は第6図A−A線断面図および同
ナツトのボルトへの取付状態を説明する拡大断面
図である。 15……キヤツプナツト、16……フランジ
部、17……胴部、18……爪部、19……嵌合
片、21……ボルト挿着孔、22……ばね体、2
4……係止片、29……ボルト、31……ねじ
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フランジ部と該フランジ部に立設した胴部と当
    該フランジ部から前記胴部の内側斜め上方向に延
    設した、先端にボルトのねじ溝に嵌合可能な爪部
    を有する複数の嵌合片とボルト挿着孔とを備えて
    成る合成樹脂製キヤツプナツトにおいて、先端部
    がボルトのねじ溝に嵌合可能で、かつ、前記キヤ
    ツプナツトの胴部内側に前記ボルト挿着孔に向つ
    て延設した複数の係止片を有するばね体を、前記
    キヤツプナツトの胴部内に、その係止片を前記嵌
    合片と並列させて、取着して成ることを特徴とす
    るキヤツプナツト。
JP10828887U 1987-07-16 1987-07-16 Expired - Lifetime JPH054569Y2 (ja)

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JP10828887U JPH054569Y2 (ja) 1987-07-16 1987-07-16

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JPS6414916U JPS6414916U (ja) 1989-01-25
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JP4526754B2 (ja) * 2002-04-17 2010-08-18 日産自動車株式会社 クリップ
JP4486536B2 (ja) * 2005-03-25 2010-06-23 富士通株式会社 装置筐体

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JPS6414916U (ja) 1989-01-25

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