JPH054613Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH054613Y2 JPH054613Y2 JP1985177479U JP17747985U JPH054613Y2 JP H054613 Y2 JPH054613 Y2 JP H054613Y2 JP 1985177479 U JP1985177479 U JP 1985177479U JP 17747985 U JP17747985 U JP 17747985U JP H054613 Y2 JPH054613 Y2 JP H054613Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- spring
- seal ring
- piston
- inner diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は真空技術に係るクライオポンプ用ピス
トンリングの改良に関するものであり、ことにス
プリングリングの相対回動を阻止してなるピスト
ンリングを提供せんとするものである。
トンリングの改良に関するものであり、ことにス
プリングリングの相対回動を阻止してなるピスト
ンリングを提供せんとするものである。
真空中に極低温(−250℃)に冷却された面を
作り、該冷却面に衝突する残留基体の分子を凝結
して10-10TORR以下の超高真空を得るクライオ
ポンプにおいては、ピストンの軸封作用をなすピ
ストンリングの密封性がポンプの性能を左右する
ものである。このため従来、第4図に示すごと
く、この種のピストンリング50はシールリング
51の内径側にスプリングリング52を嵌入し、
シリンダ53の内壁と、ピストン54のリング溝
間に内装してスプリングリング52によつて上記
内壁にシールリング51を弾性的に密接した密封
機構を構成しており、該ピストンリング50はシ
ールリング51の一部をたとえば尖端治具で押圧
し、スプリングリング52の切欠部55と係合す
る打房56を膨出した嵌合構造を構成してスプリ
ングリング52のシールリング51に対する相対
回動変位を阻止し密封性の向上を図つている。
作り、該冷却面に衝突する残留基体の分子を凝結
して10-10TORR以下の超高真空を得るクライオ
ポンプにおいては、ピストンの軸封作用をなすピ
ストンリングの密封性がポンプの性能を左右する
ものである。このため従来、第4図に示すごと
く、この種のピストンリング50はシールリング
51の内径側にスプリングリング52を嵌入し、
シリンダ53の内壁と、ピストン54のリング溝
間に内装してスプリングリング52によつて上記
内壁にシールリング51を弾性的に密接した密封
機構を構成しており、該ピストンリング50はシ
ールリング51の一部をたとえば尖端治具で押圧
し、スプリングリング52の切欠部55と係合す
る打房56を膨出した嵌合構造を構成してスプリ
ングリング52のシールリング51に対する相対
回動変位を阻止し密封性の向上を図つている。
しかし、上記従来構造によると、打房56部分
の強度低下によつてシリンダ53の内壁に対する
周方向に均一な面圧が得られなくなつたり、打房
56の形成によるシールリング51の内径面の部
分的な面歪によつてピストンリング50外径面と
の間にも漏れ経路が形成されてしまうおそれがあ
つた。
の強度低下によつてシリンダ53の内壁に対する
周方向に均一な面圧が得られなくなつたり、打房
56の形成によるシールリング51の内径面の部
分的な面歪によつてピストンリング50外径面と
の間にも漏れ経路が形成されてしまうおそれがあ
つた。
本考案は上記の問題に鑑みてなされたもので、
シリンダ内壁に対するシールリングの周方向の均
一な密封性能を維持すると同時に、スプリングリ
ングとの相対回動変位を阻止し、高密封性能を発
揮することのできるクライオポンプ用ピストンリ
ングを提供することを目的とするものである。
シリンダ内壁に対するシールリングの周方向の均
一な密封性能を維持すると同時に、スプリングリ
ングとの相対回動変位を阻止し、高密封性能を発
揮することのできるクライオポンプ用ピストンリ
ングを提供することを目的とするものである。
本考案のピストンリングは、クライオポンプ用
シリンダとピストン間に介装するピストンリング
であり、ピストンのリング溝に外嵌し、シリンダ
の内壁に密接摺動するシールリングの内径にスプ
リングリングを外径方向に弾性付勢するごとく嵌
合するピストンリングの上記シールリングの内径
面とスプリングリングの外径面に適宜粗度のクロ
ス目加工を施こし、エラストマー製シールリング
と金属製スプリングリング間の摩擦抵抗を大きく
したものである。
シリンダとピストン間に介装するピストンリング
であり、ピストンのリング溝に外嵌し、シリンダ
の内壁に密接摺動するシールリングの内径にスプ
リングリングを外径方向に弾性付勢するごとく嵌
合するピストンリングの上記シールリングの内径
面とスプリングリングの外径面に適宜粗度のクロ
ス目加工を施こし、エラストマー製シールリング
と金属製スプリングリング間の摩擦抵抗を大きく
したものである。
上記クロス目加工はシールリングにおいては
6.3Sまたはそれより粗いもの、またスプリングリ
ングにおいては12.5Sまたはそれより粗いものが
好ましい。
6.3Sまたはそれより粗いもの、またスプリングリ
ングにおいては12.5Sまたはそれより粗いものが
好ましい。
本考案は、シールリングの内径面のクロス目の
微細な凹凸とスプリングリングの外径面のクロス
目の微細な凹凸が咬合状態となることによつて、
ピストンの駆動に伴う振動によるシールリングと
スプリングリングの相対回動、およびこれに伴う
両リングの周方向一箇所の切欠(切断)部同士の
重合による漏れの発生を防止するもので、クロス
目は全周に施されるので部分的な面圧低下を来す
ことがなく、また、両クロス目同士は、微視的に
互いに食い込んでほぼ密着した状態になるので、
シールリングとスプリングリングの間に漏れ経路
は形成されない。
微細な凹凸とスプリングリングの外径面のクロス
目の微細な凹凸が咬合状態となることによつて、
ピストンの駆動に伴う振動によるシールリングと
スプリングリングの相対回動、およびこれに伴う
両リングの周方向一箇所の切欠(切断)部同士の
重合による漏れの発生を防止するもので、クロス
目は全周に施されるので部分的な面圧低下を来す
ことがなく、また、両クロス目同士は、微視的に
互いに食い込んでほぼ密着した状態になるので、
シールリングとスプリングリングの間に漏れ経路
は形成されない。
以下、本考案のクライオポンプ用ピストンリン
グの一実施例を第1図ないし第3図にしたがつ
て、さらに詳細に説明する。本考案のピストンリ
ング1はシリンダ2に内挿したピストン3の外周
に形成したリング溝4と係合するとともにシリン
ダ2の内壁に密接し摺動自在になるシールリング
5の内径に、上記リング溝4に嵌合するスプリン
グリング6を拡開する外径方向の弾性力をもつて
嵌入したものである。上記シールリング5はグラ
スフアイバーほ混入したテフロン等の耐高真空、
極低温、無潤滑性を有するエラストマー材料から
なり、環状接合部は両端部から延びた切欠状断部
7,7を軸方向に並設し、シリンダ2の内径に密
接するようシールリング5の内径を拡縮調節する
内径調整構造8を構成するとともに、該シールリ
ング5の内径面の全面に亘つて6.3Sまたはそれよ
り粗いクロス目加工9の表面処理を施こしてな
る。また上記スプリングリング6はSUS630等で
構成する。また上記スプリングリング6は
SUS630等の極低温においてバネ特性を失わない
材料からなる一部切欠10した板状環状体であ
り、該スプリングリング6の外径面の全面に亘つ
て12.5Sまたはそれより粗いクロス目加工11の
表面処理を施こしてなる。
グの一実施例を第1図ないし第3図にしたがつ
て、さらに詳細に説明する。本考案のピストンリ
ング1はシリンダ2に内挿したピストン3の外周
に形成したリング溝4と係合するとともにシリン
ダ2の内壁に密接し摺動自在になるシールリング
5の内径に、上記リング溝4に嵌合するスプリン
グリング6を拡開する外径方向の弾性力をもつて
嵌入したものである。上記シールリング5はグラ
スフアイバーほ混入したテフロン等の耐高真空、
極低温、無潤滑性を有するエラストマー材料から
なり、環状接合部は両端部から延びた切欠状断部
7,7を軸方向に並設し、シリンダ2の内径に密
接するようシールリング5の内径を拡縮調節する
内径調整構造8を構成するとともに、該シールリ
ング5の内径面の全面に亘つて6.3Sまたはそれよ
り粗いクロス目加工9の表面処理を施こしてな
る。また上記スプリングリング6はSUS630等で
構成する。また上記スプリングリング6は
SUS630等の極低温においてバネ特性を失わない
材料からなる一部切欠10した板状環状体であ
り、該スプリングリング6の外径面の全面に亘つ
て12.5Sまたはそれより粗いクロス目加工11の
表面処理を施こしてなる。
すなわち、上記構成のピストンリング1はシー
ルリング5のクロス目加工9面とスプリングリン
グ6のクロス目加工11面がスプリングリング6
の弾性力により互いに食い込んで密着した状態と
なり、スプリングリング6がシールリング5に対
して回動変位するようなことがなく、スプリング
リング6が拡開する弾性力により該シールリング
5がシリンダ2の内壁に対して周方向均一な気密
性を確保することができ、優れたシール性能を発
揮する。
ルリング5のクロス目加工9面とスプリングリン
グ6のクロス目加工11面がスプリングリング6
の弾性力により互いに食い込んで密着した状態と
なり、スプリングリング6がシールリング5に対
して回動変位するようなことがなく、スプリング
リング6が拡開する弾性力により該シールリング
5がシリンダ2の内壁に対して周方向均一な気密
性を確保することができ、優れたシール性能を発
揮する。
以上述べたごとく、本考案のクライオポンプ用
ピストンリングは、シールリングとスプリングリ
ングをクロス目加工面同士で互いに食い込ませる
ことによつて、両リングの相対回動を確実に防止
することができ、また、両クロス目は全周ほぼ密
着した状態に咬合して、両リング間からの漏れや
部分的な面圧低下を来さないので、超高真空を気
密維持することが可能となるもので本考案の実用
的効果はきわめて大きい。
ピストンリングは、シールリングとスプリングリ
ングをクロス目加工面同士で互いに食い込ませる
ことによつて、両リングの相対回動を確実に防止
することができ、また、両クロス目は全周ほぼ密
着した状態に咬合して、両リング間からの漏れや
部分的な面圧低下を来さないので、超高真空を気
密維持することが可能となるもので本考案の実用
的効果はきわめて大きい。
第1図は本考案の一実施例を示すピストンリン
グの分解斜視図、第2図はシリンダへの組立状態
を示す一部切欠した要部正断面図、第3図は第2
図におけるA−A線断面図、第4図は従来のピス
トンリングを示すシリンダの横断面図である。 1……ピストンリング、5シールリング、6…
…スプリングリング、9,11……クロス目加
工。
グの分解斜視図、第2図はシリンダへの組立状態
を示す一部切欠した要部正断面図、第3図は第2
図におけるA−A線断面図、第4図は従来のピス
トンリングを示すシリンダの横断面図である。 1……ピストンリング、5シールリング、6…
…スプリングリング、9,11……クロス目加
工。
Claims (1)
- シリンダの内壁面に摺動自在に内挿するエラス
トマー製シールリングと、該シールリングの内径
に嵌入し拡開方向に弾性付勢してなる金属製スプ
リングとからなるピストンリングにおいて、上記
シールリングの内径面とこの面に接触するスプリ
ングリングの外径面の双方にクロス目加工の表面
処理を全周施してなることを特徴とするピストン
リング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985177479U JPH054613Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985177479U JPH054613Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6286458U JPS6286458U (ja) | 1987-06-02 |
| JPH054613Y2 true JPH054613Y2 (ja) | 1993-02-04 |
Family
ID=31118716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985177479U Expired - Lifetime JPH054613Y2 (ja) | 1985-11-20 | 1985-11-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054613Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5999153U (ja) * | 1982-12-23 | 1984-07-04 | 日本ピストンリング株式会社 | 組合せオイルリング |
-
1985
- 1985-11-20 JP JP1985177479U patent/JPH054613Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6286458U (ja) | 1987-06-02 |
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