JPH054650U - 多重通信装置 - Google Patents
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- JPH054650U JPH054650U JP4866491U JP4866491U JPH054650U JP H054650 U JPH054650 U JP H054650U JP 4866491 U JP4866491 U JP 4866491U JP 4866491 U JP4866491 U JP 4866491U JP H054650 U JPH054650 U JP H054650U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信回線の断線を速やかに検出でき、しかも
断線箇所を容易に特定可能な多重通信装置を提供する。 【構成】 主局と複数の従局とをマルチドロップに接続
した多重通信装置において、主局と各従局との通常通信
が終了すると、断線検出処理(340)を行ない、通信
回線の始端から終端までの間に断線が生じているかどう
かを判定する。そしてこの断線検出処理により、通信回
線の始端から終端までの間に断線が生じていると判断さ
れると、今度は断線箇所探索処理(360)を行ない、
始端から各従局までの各通信回線毎に、断線が生じてい
るかどうかを順次判定し、断線が生じている場合には、
その断線により通信不能となる従局のアドレスを表示す
る。
断線箇所を容易に特定可能な多重通信装置を提供する。 【構成】 主局と複数の従局とをマルチドロップに接続
した多重通信装置において、主局と各従局との通常通信
が終了すると、断線検出処理(340)を行ない、通信
回線の始端から終端までの間に断線が生じているかどう
かを判定する。そしてこの断線検出処理により、通信回
線の始端から終端までの間に断線が生じていると判断さ
れると、今度は断線箇所探索処理(360)を行ない、
始端から各従局までの各通信回線毎に、断線が生じてい
るかどうかを順次判定し、断線が生じている場合には、
その断線により通信不能となる従局のアドレスを表示す
る。
Description
【0001】
本考案は、通信回線の始端に接続された主局と通信回線に分岐接続された複数 の従局とを備え、主局による伝送制御の下で通信回線を多重化して情報伝送を行 う多重通信装置に関する。
【0002】
従来より、主局が通信回線の始端に接続されると共に従局の夫々が通信回線に 分岐接続され(以下、この接続形態をマルチドロップという)、主局と従局とが 双方向にデータ伝送を行う多重通信システムが知られている。例えば、建物内部 に設置されたローカルエリア・ネットワークであって、建物の一階に主局が、各 階に夫々一つの従局が配設されると共に、主局と従局とは通信回線にマルチドロ ップで接続され、時分割方式により多重化された通信回線を介してシリアル双方 向通信を行う多重通信装置が知られている。
【0003】
この種の多重通信装置では、通信回線を使用しているため、通信回線が断線す ると、通信不能となり、主局と従局との間で正確なデータ交換を行なうことがで きなくなるのであるが、従来の多重通信装置では、通信回線の断線を検出する機 能を備えていないため、使用者が異常に気づくまでの間は主局及び従局が個々に 通信動作を行ない、主局側にて誤ったデータに基づく指令がなされる等、種々の 不具合があった。
【0004】 例えばこうした多重通信装置を、ホテルにて客室の管理,清掃といった業務を 円滑に行なうために利用した場合、フロントからの清掃指示が作業者に届かなか ったり、逆に客がいる部屋に対する清掃指示が作業者に届いてしまうといった弊 害が生じる。
【0005】 また使用者が断線に気づいたとしても、その断線箇所がどこであるのかを特定 するには、多大な時間と労力を要し、復旧には時間がかかるといった問題もあっ た。 本考案はこうした問題に鑑みなされたもので、上記のように通信回線が断線し た場合には、その旨を速やかに検出し、しかも断線箇所を容易に特定することの できる多重通信装置を提供することを目的としてなされた。
【0006】
即ち、上記目的を達成するためになされた本考案は、図1に例示する如く、通 信回線の始端に接続された主局と、該通信回線に分岐接続された複数の従局とか らなり、該主局による伝送制御の下で該通信回線を多重化して該主局と該複数の 従局の夫々とが情報伝送を行なう多重通信装置において、 上記複数の従局の各々に、 上記通信回線の当該従局の分岐接続点に終端抵抗を接続する終端スイッチと、 当該従局内の通信回路と上記通信回線との接続を遮断する遮断スイッチと、 外部から当該従局が終端の従局であるか否かを設定するための操作部と、 該操作部により当該従局が終端の従局であると設定されていれば上記終端スイ ッチを終端抵抗接続側に、逆に当該従局が終端の従局でないと設定されていれば 上記終端スイッチを終端抵抗否接続側に駆動すると共に、上記遮断スイッチを回 線接続側に駆動する定常駆動手段と、 上記通信回路にて上記主局から送信された断線検出信号が受信されると、所定 時間、上記遮断スイッチを回線遮断側に駆動する断線検出駆動手段と、 上記通信回路にて上記主局から送信された従局の識別情報を含む断線確認信号 が受信されると、該識別情報から該断線確認信号が当該従局に対するものである かを判断し、該断線確認信号が当該従局に対するものであれば、所定時間、上記 断線スイッチを回線遮断側に駆動すると共に上記終端スイッチを終端抵抗接続側 に駆動し、逆に該断線確認信号が当該従局に対するものでなければ、所定時間、 上記断線スイッチを回線遮断側に駆動すると共に上記終端スイッチを終端抵抗遮 断側に駆動する断線確認駆動手段と、 を設けると共に、上記主局に、 上記断線検出信号を送信する断線検出信号送信手段と、 該断線検出信号の送信後、所定時間経過するまでの間に、上記通信回線を通電 して、上記通信回線の断線判定を行なう断線判定手段と、 該断線判定手段により通信回線の断線が判定されると、上記複数の従局の各々 に対して、上記識別情報を含む断線確認信号を、所定時間毎に順次送信する断線 確認信号送信手段と、 該断線確認信号送信手段が断線確認信号を送信する度に、その後所定時間経過 するまでの間に上記通信回線を通電して上記通信回線の断線判定を行ない、断線 を判定すると、上記断線確認信号送信手段から送信した断線確認信号内の識別情 報を通信不能従局として登録する断線確認登録手段と、 上記断線確認信号送信手段及び断線確認登録手段の動作によって、全従局に対 する断線判定が終了すると、上記通信不能従局として登録した識別情報を表示す る表示手段と、 を設けたことを特徴とする多重通信装置を要旨としている。
【0007】
上記のように構成された本考案の多重通信装置において、各従局側で通信回線 に終端抵抗を接続する終端スイッチは、通常、定常駆動手段により、操作部によ り自局が終端の従局であると設定されていれば終端抵抗接続側に、逆に自局が終 端の従局でないと設定されていれば終端抵抗否接続側に、駆動される。また各従 局側で通信回線と通信回路との接続を遮断する遮断スイッチは、通常、定常駆動 手段により回線接続側に駆動される。
【0008】 このため本考案の多重通信装置においては、通常、各従局の通信回路と通信回 線とが接続されて、各従局は主局との通信が可能な状態となり、また終端の従局 位置にて通信回線に終端抵抗が接続されるため、通信回線からの反射により通信 不良が発生するのが防止される。
【0009】 次にこの状態で主局の断線検出信号送信手段が作動し、断線検出信号を送信す ると、各従局に設けられた断線検出駆動手段が、その断線検出信号に応答して、 遮断スイッチを駆動し、所定時間だけ通信回線と通信回路との接続を遮断する。 つまり主局から断線検出信号を送信して各従局の通信回路と通信回線とを遮断さ せることにより、通信回線に終端の従局に設けられている終端抵抗だけを接続さ せる。またこの状態で、主局の断線判定手段が、通信回線を通電して、通信回線 の断線判定を行なう。この結果、断線判定手段により、主局から終端の従局まで の通信回線の断線が判定されることとなる。
【0010】 こうして断線判定手段が通信回線の断線判定を行なった結果、主局から終端の 従局までの通信回線に断線が生じていることが判明した場合には、主局に設けら れている断線確認信号送信手段が、複数の従局の各々に対して、従局の識別情報 を含む断線確認信号を、所定時間毎に順次送信する。
【0011】 この断線確認信号は、各従局の通信回路にて受信されるが、各従局側では、断 線確認駆動手段が、その受信した断線確認信号に含まれる識別情報から断線確認 信号が自局に対するものであるかを判断し、断線確認信号が自局に対するもので あれば、所定時間、断線スイッチを回線遮断側に駆動すると共に終端スイッチを 終端抵抗接続側に駆動し、逆に断線確認信号が自局に対するものでなければ、所 定時間、断線スイッチを回線遮断側に駆動すると共に終端スイッチを終端抵抗遮 断側に駆動する。この結果通信回線には、断線確認信号送信手段が送信した断線 検出信号に含まれる識別情報に対応した特定の従局の終端抵抗のみが接続され、 他の従局側では通信回線は開放状態となる。
【0012】 また主局側では、断線確認信号送信手段が断線確認信号を送信する度に、断線 確認登録手段が、通信回線を通電して通信回線の断線判定を行ない、断線を判定 すると、断線確認信号送信手段から送信した断線確認信号に含まれる識別情報を 通信不能従局として登録する。つまり通信回線への終端抵抗の接続位置を各従局 毎に順次変更して行き、その変更毎に、通信回線を通電することにより断線によ り通信不能となる従局を検出して、通信不能従局として登録するのである。そし てこうした断線位置の確認動作が終了すると、主局側にて、表示手段が、通信不 能従局として登録した識別情報を表示する。
【0013】
以下に本考案の実施例を図面と共に説明する。 まず図2は本考案が適用された実施例の多重通信装置全体の構成を表すブロッ ク図である。
【0014】 図に示す如く、本実施例の多重通信装置は、ホテルのフロントに配設された主 局3と、ホテルの各階に配設された多数の従局5a,5b,…,5nと、ホテル 内部に配線されたツイストペア線からなる通信回線7とから構成されており、通 信回線7の一端に端子T0を介して主局3を接続し、その途中に端子T1を介し て従局5a〜5bを順次分岐接続することにより、主局3及び従局5a〜5nが マルチドロップにて接続されている。
【0015】 ここで主局3は、各従局5a〜5nとの間でシリアル通信を行なうことにより 、ホテルの客室状況等を管理するためのもので、図3に示す如く、各従局5a〜 5nとの間で通信規格RS−485に準拠したシリアル通信を行なうために、R S−485に適合したトランシーバ10を備えている。
【0016】 また主局3には、このトランシーバ10を介して各従局5a〜5nに送信する 送信データの作成,トランシーバ10を介して受信した受信データの処理,トラ ンシーバ10へのシリアルデータの入出力等を行うために、CPU12,ROM 14,RAM16,タイマ18,パラレル入出力ポート20,22,シリアル通 信コントローラ(SIO)24,及びこれら各部を結ぶバスライン26が備えら れている。尚パラレル入出力ポート20には、CRT等からなる表示部28,外 部からデータ入力等を行なうためのキー入力部29が接続されている。
【0017】 また次にトランシーバ10は、端子T0を介して通信回線7に接続されている が、その端子T0とトランシーバ10とを接続する信号線31,32には、信号 線31,32を各々開閉するリレースイッチSWXが設けられており、リレース イッチSWXよりトランシーバ10側の信号線31,32間には、終端抵抗RT 0が接続されている。
【0018】 リレースイッチSWXは、各信号線31,32毎に設けられた一対の開閉スイ ッチからなり、各開閉スイッチは、信号線31,32を各々閉じてトランシーバ 10と通信回線7とを接続するa接点と、信号線31,32を各々開いてトラン シーバ10と通信回線7とを遮断するb接点とを備えている。
【0019】 またリレースイッチSWXの接点bには、信号線31側のb接点に電源電圧V CCを印加し、信号線32側のb接点に接続した接地抵抗器R1の両端電圧から通 信回線7の断線を検出する、検出抵抗器R2,信号安定用コンデンサC1,及び インバータINVを備えた断線検出回路34が接続されており、この断線検出回 路34により、トランシーバ10と通信回線7とを遮断したときに通信回線7を 通電して通信回線7の断線を検出できるようにされている。
【0020】 尚、リレースイッチSWXは、パラレル入出力ポート22から出力される切替 信号により通電制御されるリレーXのコイルを介して接点a側又は接点b側に切 り替えられ、断線検出回路34からの検出信号は、パラレル入出力ポート22に 入力される。
【0021】 一方上記各従局5a〜5nは、主局3からの送信データに応答して各種データ を主局3に送信するためのもので、図4に示す如く、主局3と同様、RS−48 5に適合した通信回路としてのトランシーバ40を備えると共に、CPU42, ROM44,RAM46,タイマ48,パラレル入出力ポート50,52,シリ アル通信コントローラ(SIO)54,及びこれら各部を結ぶバスライン56を 備えている。尚パラレル入出力ポート50には、主局3に送信する送信データを 外部から入力するためのデータ入力部58,その入力データや主局3からの送信 データ等を外部装置に出力するためのデータ出力部59が接続されている。
【0022】 また次にトランシーバ40は、端子T1を介して主局3側の通信回線7に分岐 接続されているが、その端子T1とトランシーバ40とを接続する信号線61, 62には、信号線61,62を各々開閉するリレースイッチSWX1が設けられ ており、リレースイッチSWX1より端子T1側の信号線61,62間には、終 端抵抗RT1とリレースイッチSWX2とからなる直列回路が設けられている。
【0023】 リレースイッチSWX1は、各信号線61,62毎に設けられた一対の開閉ス イッチからなり、各開閉スイッチは、信号線61,62を各々閉じてトランシー バ40と通信回線7とを接続するa接点と、信号線61,62を各々開いてトラ ンシーバ40と通信回線7とを遮断するb接点とを備えている。このリレースイ ッチSWX1は、前述の遮断スイッチに相当するものであり、パラレル入出力ポ ート52から出力される切替信号により通電制御されるリレーX1のコイルを介 して接点a側又は接点b側に切り替えられる。
【0024】 またリレースイッチSWX2は、前述の終端スイッチに相当するものであり、 パラレル入出力ポート52から出力される切替信号により通電制御されるリレー X2のコイルを介して開閉されて、通信回線7への終端抵抗RT1の接続状態を 切り替える。
【0025】 また次にパラレル入出力ポート52には、抵抗器R3を介して電源電圧VCCが 入力されており、その入力端には、一端が接地された手動スイッチSW1の他端 が接続されている。この手動スイッチSW1は、外部操作により、当該従局が主 局3から最も離れた終端の従局である旨を設定するためのもので、外部操作によ って手動スイッチSW1がONされ、パラレル入出力ポート52の入力端がLow レベルとなっているとき、CPU42が自局が終端の従局である旨を検知する。 尚この手動スイッチSW1は前述の操作部に相当する。
【0026】 このように構成された主局3及び従局5a〜5nにおいては、各々、ROM1 4又は44に予め格納されている制御プログラムに従い動作する。そこで次にこ れら各部の動作を、その制御プログラムを表す図5〜図8に示すフローチャート に沿って説明する。
【0027】 まず図5は各従局5a〜5nにて個々に実行される通信処理を表すフローチャ ートである。 図に示す如く、この処理が開始されると、まずステップ100にて、従局内各 部の初期設定を行った後、ステップ110にて、リレーX1の接点(即ちリレー スイッチSWX1)を接点a側に切り替えることにより、トランシーバ40と通 信回線7とを接続して、当該従局を主局3との通信が可能な状態に設定する。ま た続くステップ120では、上記手動スイッチSW1がON状態か否か,即ち手 動スイッチSW1により当該従局が終端の従局である旨が設定されているか否か を判断する。そして当該従局が終端の従局である旨が設定されている場合には、 ステップ130に移行して、リレーX2の接点(即ちリレースイッチSWX2) を閉じて通信回線7に終端抵抗RT1を接続した後、ステップ140に移行し、 当該従局が終端の従局である旨が設定されていなければ、そのままステップ14 0に移行する。尚上記ステップ110〜ステップ130の処理は、前述の定常駆 動手段に相当する。
【0028】 次にステップ140では、データ入力部58からの入力データを主局3への送 信データとしてRAM46内に格納したり、必要に応じてその入力データをデー タ出力部59から外部装置に出力する、データ入力処理を実行する。また続くス テップ150では、トランシーバ40を介して主局3からの送信信号が入力され たかを判断する。そして主局3からの送信信号が入力されていなければ再度ステ ップ110に移行することにより、上記ステップ110〜ステップ140の処理 を繰り返し実行する。
【0029】 一方ステップ150にて、主局3からの送信信号が入力されたと判断されると 、ステップ160に移行して、その送信信号が主局3との間でデータ伝送を行な う通常通信のための信号であるか否かを判断する。そして主局3からの送信信号 が通常通信のための送信信号であれば、ステップ170に移行して、その送信信 号に対応した通常通信のための処理を行ない、再度ステップ110に移行し、逆 に主局からの送信信号が通常通信のための送信信号でなければ、ステップ180 に移行する。
【0030】 ステップ180では、主局3からの送信信号が、主局3が断線検出のために出 力した断線検出開始信号であるか否かを判断し、主局3からの送信信号が断線検 出開始信号であれば、ステップ190に移行して、タイマ48を起動することに より、現時点からの時間の計測を開始する。そして続くステップ200では、リ レーX1の接点(即ちリレースイッチSWX1)を接点b側に切り替えることに より、トランシーバ40と通信回線7との接続を遮断し、続くステップ210に て、上記ステップ190で起動したタイマ48による計測時間が、0.5秒とな ったか否かを判断することにより、トランシーバ40と通信回線7との接続を遮 断して0.5秒経過するのを待つ。そして0.5秒経過すると、再度ステップ1 10に移行して、ステップ110以降の処理を実行する。尚このステップ190 〜ステップ210の処理は、前述の断線検出駆動手段に相当する。
【0031】 また次にステップ180にて、主局3からの送信信号が断線検出開始信号では ないと判断された場合、つまり主局3からの送信信号が、主局3が断線箇所探索 のために出力した後述の断線確認信号である場合には、ステップ220に移行し 、上記ステップ190と同様、タイマ48を起動することにより、現時点からの 時間の計測を開始する。
【0032】 そして続くステップ230では、主局3からの断線確認信号に含まれる従局を 特定するためのアドレスが、予め設定されている自局のアドレスであるか否かを 判断し、自局のアドレスであればステップ240に移行して、リレーX2の接点 (即ちリレースイッチSWX2)を閉じて通信回線7に終端抵抗RT1を接続し 、自局のアドレスでなければステップ250に移行して、リレーX2の接点(即 ちリレースイッチSWX2)を開いて通信回線7への終端抵抗RT1の接続を遮 断する。
【0033】 また続くステップ260では、上記ステップ200と同様、リレーX1の接点 (即ちリレースイッチSWX1)を接点b側に切り替えることにより、トランシ ーバ40と通信回線7との接続を遮断し、続くステップ270にて、上記ステッ プ220で起動したタイマ48による計測時間が、0.5秒となったか否かを判 断することにより、トランシーバ40と通信回線7との接続を遮断して0.5秒 経過するのを待つ。そして0.5秒経過すると、再度ステップ110に移行して 、ステップ110以降の処理を実行する。尚このステップ220〜ステップ27 0の処理は前述の断線確認駆動手段に相当する。
【0034】 次に図6は主局3にて実行される通信処理を表すフローチャートである。 図に示す如く、この処理が開始されると、まずステップ300にて、主局3内 各部の初期設定を行った後、ステップ310に移行して、リレーXのリレースイ ッチSWXを接点a側に切り替えることにより、通信回線7とトランシーバ10 とを接続し、続くステップ320に移行して、各主局5a〜5nとの間でデータ 伝送を行なうための通常通信処理を実行する。
【0035】 そして続くステップ330では、全従局に対する通常通信が終了したか否かを 判断し、全従局との通常通信が終了していなければ再度ステップ320を実行し 、全従局との通常通信が一旦終了すると、ステップ340に移行して、以下の手 順で断線検出処理を実行する。
【0036】 即ち、図7に示す如く、この断線検出処理では、まずステップ410にて、従 局側に断線検出のための断線検出開始信号を送信する。既述したように各従局5 a〜5bは、断線検出開始信号を受けると、上記ステップ190〜ステップ21 0の処理により、0.5秒間だけトランシーバ40と通信回線7との接続を遮断 するため、このステップ410にて断線検出開始信号を送信した後、0.5秒経 過するまでの間は、通信回線7には終端の従局5nに設けられた終端抵抗RT1 のみが接続されることとなる。
【0037】 そこで次に続くステップ420にて、タイマ18を起動することにより、現時 点からの時間の計測を開始した後、ステップ430にて、リレーXの接点(即ち リレースイッチSWX)を接点b側に切り替えることにより、通信回線7を断線 検出回路34に接続し、ステップ440にて、断線検出回路34から出力される 断線の有無を表す検出信号を読み込む。またステップ450では、ステップ42 0で起動したタイマ18による計測時間が0.5秒となったか否かを判断するこ とにより、断線検出開始信号送信後0.5秒経過するのを待ち、0.5秒経過す ると、ステップ460にてリレーXの接点(即ちリレースイッチSWX)を接点 a側に切り替えることにより、通信回線7をトランシーバ10に接続し、当該断 線検出処理を終了する。
【0038】 つまり当該断線検出処理では、通信回線7の終端に終端抵抗RT1を接続した 状態で、断線検出回路34を動作させることにより、断線検出回路34により通 信回線7の始端から終端までの間に断線が生じているかどうかを検出する。 尚本実施例では、ステップ410の処理が前述の断線検出信号送信手段に相当 し、ステップ420〜ステップ460の処理及び後述のステップ350の処理が 前述の断線判定手段に相当する。
【0039】 図6に戻り、上記のようにステップ340にて断線検出処理が実行されると、 今度はステップ350に移行して、その断線検出処理により、通信回線7の断線 が検出されたか否かを判断する。この判断は断線検出処理実行時に読み込んだ断 線検出回路34からの検出信号に基づき行なわれ、断線検出回路34からの検出 信号がLow レベルであれば通信回線7に断線が生じていないと判断して、そのま まステップ320の通常通信処理に移行し、逆に断線検出回路34からの検出信 号がHighレベルであれば通信回線7に断線が生じていると判断して、ステップ3 60にて、以下の手順で断線箇所探索処理を実行した後、ステップ320の通常 通信処理に移行する。
【0040】 図8に示す如く、断線箇所探索処理では、まずステップ510にて、従局側に 従局のアドレスを含む断線確認信号を送信する。このステップ510の処理は、 各従局5a〜5nに対して、順次終端抵抗RT1を接続させるための処理であり 、断線確認信号に含める従局のアドレスは、当該ステップ510を実行する度に 順次変更される。そして続くステップ520では、タイマ18を起動することに より、現時点からの時間の計測を開始する。
【0041】 また次に続くステップ530では、リレーXの接点(即ちリレースイッチSW X)を接点b側に切り替えることにより、通信回線7を断線検出回路34に接続 し、ステップ540にて、断線検出回路34から出力される断線の有無を表す検 出信号を読み込む。そして続くステップ550では、上記ステップ520で起動 したタイマ18による計測時間が0.5秒となったか否かを判断することにより 、断線検出開始信号送信後0.5秒経過するのを待ち、0.5秒経過すると、ス テップ560にてリレーXの接点(即ちリレースイッチSWX)を接点a側に切 り替えることにより、通信回線7をトランシーバ10に接続する。
【0042】 次にステップ570では、上記ステップ540で読み込んだ断線検出回路34 からの検出信号がLow レベルであるか否か,即ち断線検出回路34にて通信回線 7の断線が検出されていないか否かを判断し、検出信号がLow レベルで通信回線 7の断線が検出されていない場合には、そのままステップ590に移行する。ま た断線検出回路34からの検出信号がHighレベルであり、通信回線7の断線が検 出されたと判断された場合には、ステップ580に移行して、ステップ510で 送信した断線確認信号のアドレスを通信不能従局として登録した後、ステップ5 90に移行する。
【0043】 そして続くステップ590では、上記ステップ510〜ステップ580の処理 を全従局に対して行ったか否かを判断し、全従局に対して行なっていない場合に は、再度ステップ510に移行する。尚ステップ510では、断線確認信号のア ドレスを、先に送信した断線確認信号とは異なる従局のアドレスに変更するため 、上記ステップ510〜ステップ580の処理を繰り返し実行することにより、 上記ステップ510〜ステップ580の処理が全従局に対して実行されることと なる。
【0044】 そしてステップ590にて、上記ステップ510〜ステップ580の処理を全 従局に対して実行したと判断されると、ステップ600に移行し、上記ステップ 580で通信不能従局として登録した従局のアドレスを表示部28に表示し、当 該断線箇所探索処理を終了する。
【0045】 尚本実施例では、上記ステップ510の処理が前述の断線確認信号送信手段に 相当し、上記ステップ520〜580の処理が前述の断線確認登録手段に相当し 、上記ステップ600の処理が前述の表示手段に相当する。 このように本実施例の多重通信装置においては、主局3と各従局5a〜5nと の通常通信を終了する度に、断線検出処理を行ない、通信回線7の始端から終端 までの間に断線が生じているかどうかを判定する。そしてこの断線検出処理によ り、通信回線7の始端から終端までの間に断線が生じていると判断されると、今 度は断線箇所探索処理を行ない、終端抵抗RT1を接続する従局を順次変更して 行くことにより、始端から各従局5a〜5nまでの各通信回線毎に、断線が生じ ているかどうかを順次判定し、断線が生じている場合には、その断線により通信 不能となる従局のアドレスを登録し、最後にその登録したアドレスを表示する。
【0046】 このため本実施例によれば、使用者は、そのアドレスの表示状態から通信回線 の断線を検知することができ、断線により各従局5a〜5nで誤った情報が出力 されても問題なく対処することができる。またアドレスの表示状態から通信不能 となる従局を検知できるので、断線箇所を速やかに特定して、断線に対する復旧 作業を速やかに行なうことができる。また本実施例では、断線検出の際に通信回 線7に接続する回路を変更するだけであり、データ伝送時には通信回線7に特別 な回路を接続しないので、データ伝送に悪影響を与えることなく断線検出等を行 なうことができる。
【0047】
以上説明したように、本考案の多重通信装置においては、各従局に、通信回線 と通信回路との接続を遮断する遮断スイッチと、通信回線に終端抵抗を接続する 終端スイッチとを設け、これら各スイッチを駆動することにより、主局から終端 までの通信回線の断線を判定し、主局から終端までの通信回線が断線している場 合には、更に主局から各従局までの通信回線の断線を順次判定することにより断 線により通信不能となる従局を検出し、その結果を表示するようにされている。
【0048】 このため使用者は、その表示状態から、通信回線の断線の断線を検知すること ができ、断線により各従局で誤った情報が出力されても、問題なく対処すること ができる。また表示状態から通信不能となる従局を検知することができるので、 通信回線上での断線箇所を速やかに特定して、断線に対する復旧作業を速やかに 行なうことができる。
【図1】本考案の基本的構成を例示する構成図である。
【図2】実施例の多重通信装置全体の構成を表すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】実施例の主局の構成を表す説明図である。
【図4】実施例の各従局の構成を表す説明図である。
【図5】従局にて実行される通信処理を表すフローチャ
ートである。
ートである。
【図6】主局にて実行される通信処理を表すフローチャ
ートである。
ートである。
【図7】図6のステップ340で実行される断線検出処
理を表すフローチャートである。
理を表すフローチャートである。
【図8】図6のステップ360で実行される断線箇所探
索処理を表すフローチャートである。
索処理を表すフローチャートである。
3…主局 5a〜5n…従局 7…通信回線 1
2,42…CPU 14,44…ROM 16,46…RAM 18,
48…タイマ 10,40…トランシーバ 22,52…パラレル入
出力ポート 28…表示部 31,32,61,62…信号線
34…断線検出回路 RT0,RT1…終端抵抗 X,X1,X2…リレー SWX,SWX1,SWX2…リレースイッチ SW
1…手動スイッチ
2,42…CPU 14,44…ROM 16,46…RAM 18,
48…タイマ 10,40…トランシーバ 22,52…パラレル入
出力ポート 28…表示部 31,32,61,62…信号線
34…断線検出回路 RT0,RT1…終端抵抗 X,X1,X2…リレー SWX,SWX1,SWX2…リレースイッチ SW
1…手動スイッチ
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 通信回線の始端に接続された主局と、該
通信回線に分岐接続された複数の従局とからなり、該主
局による伝送制御の下で該通信回線を多重化して該主局
と該複数の従局の夫々とが情報伝送を行なう多重通信装
置において、 上記複数の従局の各々に、 上記通信回線の当該従局の分岐接続点に終端抵抗を接続
する終端スイッチと、 当該従局内の通信回路と上記通信回線との接続を遮断す
る遮断スイッチと、 外部から当該従局が終端の従局であるか否かを設定する
ための操作部と、 該操作部により当該従局が終端の従局であると設定され
ていれば上記終端スイッチを終端抵抗接続側に、逆に当
該従局が終端の従局でないと設定されていれば上記終端
スイッチを終端抵抗否接続側に駆動すると共に、上記遮
断スイッチを回線接続側に駆動する定常駆動手段と、 上記通信回路にて上記主局から送信された断線検出信号
が受信されると、所定時間、上記遮断スイッチを回線遮
断側に駆動する断線検出駆動手段と、 上記通信回路にて上記主局から送信された従局の識別情
報を含む断線確認信号が受信されると、該識別情報から
該断線確認信号が当該従局に対するものであるかを判断
し、該断線確認信号が当該従局に対するものであれば、
所定時間、上記断線スイッチを回線遮断側に駆動すると
共に上記終端スイッチを終端抵抗接続側に駆動し、逆に
該断線確認信号が当該従局に対するものでなければ、所
定時間、上記断線スイッチを回線遮断側に駆動すると共
に上記終端スイッチを終端抵抗遮断側に駆動する断線確
認駆動手段と、 を設けると共に、上記主局に、 上記断線検出信号を送信する断線検出信号送信手段と、 該断線検出信号の送信後、所定時間経過するまでの間
に、上記通信回線を通電して、上記通信回線の断線判定
を行なう断線判定手段と、 該断線判定手段により通信回線の断線が判定されると、
上記複数の従局の各々に対して、上記識別情報を含む断
線確認信号を、所定時間毎に順次送信する断線確認信号
送信手段と、 該断線確認信号送信手段が断線確認信号を送信する度
に、その後所定時間経過するまでの間に上記通信回線を
通電して上記通信回線の断線判定を行ない、断線を判定
すると、上記断線確認信号送信手段から送信した断線確
認信号内の識別情報を通信不能従局として登録する断線
確認登録手段と、 上記断線確認信号送信手段及び断線確認登録手段の動作
によって、全従局に対する断線判定が終了すると、上記
通信不能従局として登録した識別情報を表示する表示手
段と、 を設けたことを特徴とする多重通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4866491U JPH054650U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 多重通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4866491U JPH054650U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 多重通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH054650U true JPH054650U (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=12809608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4866491U Pending JPH054650U (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 多重通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH054650U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013162373A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 通信評価システム |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP4866491U patent/JPH054650U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013162373A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | 通信評価システム |
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