JPH0546692U - 自転車用フロントディレーラ - Google Patents
自転車用フロントディレーラInfo
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- JPH0546692U JPH0546692U JP9877591U JP9877591U JPH0546692U JP H0546692 U JPH0546692 U JP H0546692U JP 9877591 U JP9877591 U JP 9877591U JP 9877591 U JP9877591 U JP 9877591U JP H0546692 U JPH0546692 U JP H0546692U
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M9/04—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio
- B62M9/06—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like
- B62M9/10—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like
- B62M9/12—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like of changeable ratio using a single chain, belt, or the like involving different-sized wheels, e.g. rear sprocket chain wheels selectively engaged by the chain, belt, or the like the chain, belt, or the like being laterally shiftable, e.g. using a rear derailleur
- B62M9/131—Front derailleurs
- B62M9/136—Chain guides; Mounting thereof
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 チエンが上方に大きく揺動させられた場合に
おいても、チエンがこれら内外のガイドプレートないし
可動部材のチエン進入側端縁に引っ掛かることがなく、
また、チエンがこれら内外のガイドプレートないし可動
部材の端縁で傷つくといったおそれもない自転車用フロ
ントディレーラを提供する。 【構成】 内外のガイドプレートないし可動部材のチエ
ン進入側内面に、上記内外のガイドプレートないし可動
部材によって形成される空間を走行するチエンが、上記
内外のガイドプレートないし可動部材のチエン進入側端
縁に引っ掛かるのを防止するガイド手段を設ける。
おいても、チエンがこれら内外のガイドプレートないし
可動部材のチエン進入側端縁に引っ掛かることがなく、
また、チエンがこれら内外のガイドプレートないし可動
部材の端縁で傷つくといったおそれもない自転車用フロ
ントディレーラを提供する。 【構成】 内外のガイドプレートないし可動部材のチエ
ン進入側内面に、上記内外のガイドプレートないし可動
部材によって形成される空間を走行するチエンが、上記
内外のガイドプレートないし可動部材のチエン進入側端
縁に引っ掛かるのを防止するガイド手段を設ける。
Description
【0001】
本願考案は自転車用フロントディレーラに関する。
【0002】
一般的な自転車用フロントディレーラ1は、図13および図14に示すように 、シートパイプ2の下部において、バンドクリップ3等の取付け手段によって固 定されたベース部材4に対し、パンタグラフリンク機構等で構成されるシフトリ ンク機構5によって車幅方向に揺動させられるように支持された可動部材6に、 車幅方向に所定間隔を隔てて対向させた内ガイドプレート7および外ガイドプレ ート8を設けて構成される。
【0003】 上記フロントディレーラ1において、車幅方向内方の小径スプロケットに掛か っているチエンCを外方の大径スプロケットに掛け換える場合には、図示しない 変速操作レバー装置を操作することにより、インナケーブルt1とこれに套挿さ れるアウタケーブルt2とからなる変速操作ケーブルTを介して、上記シフトリ ンク機構5を作動させ、上記内外のガイドプレート7,8を車幅方向外方に向け て平行移動させる。すると、内ガイドプレート7の内面9が走行するチエンCを 外側に強制的に押圧し、これによりチエンCは現在掛かっているスプロケットに 隣接する大径スプロケットに引っ掛けられる。そして、この大径スプロケットの 回転に伴いチエンCが完全に掛け換えられる。
【0004】 一方、外方の大径スプロケットに掛かっているチエンを内方の小径スプロケッ トに掛け換える場合には、上記と反対方向に上記シフトリンク機構5を作動させ 、上記一対のガイドプレート7,8を車幅方向内方に平行移動させる。すると、 外ガイドプレート8が走行するチエンCを内方に強制的に押圧し、これによって 、チエンCは現在掛かっているスプロケットに隣接する小径スプロケットに落と し込まれるようにして掛け換えられる。
【0005】 上記内ガイドプレート7および外ガイドプレート8を備える可動部材6は、図 13ないし図15に示すように、金属の薄板材を打ち抜いてプレス成形すること により、上記内外のガイドプレート7,8と一体的に形成されることが多い。
【0006】
ところが、上記プレス成形等によって形成される従来の可動部材6は、図14 に示すように、その上部に上記一対のガイドプレート7,8を所定間隔をあけて 一体的に結合する結合部23が設けられているとともに、チエンCの進入側端縁 に、上記薄板材を打ち抜いた際の切断面14aがそのまま配されることが多い。 一方、チエンCは、所定間隔をあけて対向させられる一対の内リンクプレート1 2,12と一対の外リンクプレート13,13をローラRによって交互に連結す るように形成されている。そして、上記一対の外リンクプレート13,13の間 の空間、または一対の内リンクプレート12,12の間の空間に、図示しないス プロケットの外周歯が突入するとともに、上記スプロケットの相隣合う歯と歯の 間に形成される歯間部に、上記ローラRが嵌まり込むようにして、スプロケット とチエンCとが嵌合させられる。
【0007】 このため、チエンCの車幅方向寸法が上記内リンクプレート部分と上記外リン クプレートの部分において異なり、この境目にリンクプレートの厚さ分の段差が 形成される。
【0008】 一方、上述したように、上記内外のガイドプレート7,8ないし可動部材6の チエン進入側端縁14には、薄板材を打ち抜き加工することにより生じた切断面 14aが配置されることになるため、図13ないし図15の仮想線で示すように 、チエンの外リンクプレート13,13の外周部が、上記内外のガイドプレート 7,8ないし可動部材6の上記端縁14に引っ掛かりやすい。特に、急な坂道等 を下る場合であって、しかも路面状態が悪いような場合には、チエンホイールの 回転を一時的に止めると、後輪からチエンホイールに向かうチエンCに張力が作 用しなくなる。このため、チエンホイールに掛かろうとするチエンCが上下方向 に大きく揺動する。そして、上方へチエンCが揺動したときに、上記チエン進入 側における上記内外のガイドプレート7,8ないし可動部材6の上記端縁14に チエンCの外リンクプレート13の周縁部が乗り上がるようにして、チエンCが 引っ掛かってしまうことが多い。
【0009】 この結果、チエンに駆動力を与えるため再びペダルを回転させようとすると、 フロントディレーラ1に、可動部材6を前方に引っ張るような力がチエンCから 作用し、フロントディレーラ自体が破損してしまうという問題が生じやすかった 。 また、内外のガイドプレート7,8のチエン進入側端縁14における切断面1 4aは、打ち抜き加工を施したままの鋭利な状態であるため、チエンが上記端縁 14aに接触しあるいは衝突すると、チエンCが傷つくといった問題も発生する 。
【0010】 本願考案は上述の事情のもとで考え出されたものであって、上記従来の問題を 解決し、チエンが上方に大きく揺動させられた場合においても、チエンがこれら 内外のガイドプレートないし可動部材のチエン進入側端縁に引っ掛かることがな く、また、チエンがこれら内外のガイドプレートないし可動部材の端縁で傷つく といったおそれもない自転車用フロントディレーラを提供することをその課題と する。
【0011】
上記課題を解決するため、本願考案では次の技術的手段を講じている。 すなわち、本願の請求項1に記載した考案は、チエンを挟んで位置する内ガイ ドプレートおよび外ガイドプレートを備える可動部材を、車幅方向へ揺動させる ことによりチエンの掛け換えを行う自転車用フロントディレーラにおいて、 上記内外のガイドプレートないし可動部材のチエン進入側内面に、上記内外の ガイドプレートないし可動部材によって形成される空間を走行するチエンが、上 記内外のガイドプレートないし可動部材のチエン進入側端縁に引っ掛かるのを防 止するガイド手段を設けたことを特徴とする。
【0012】 また、本願の請求項2に記載した考案は、上記ガイド手段が、上記内外のガイ ドプレートないし可動部材のチエン進入側端縁の一部または全部を、チエンが走 行しうる上記空間から外側へ偏位させることにより達成されているものである。
【0013】 さらに、本願の請求項3に記載した考案は、上記ガイド手段が、上記内外のガ イドプレートないし可動部材のチエン進入側内面に、ガイド突起を設けることに より達成されているものである。
【0014】
本願考案に係るフロントディレーラにおいては、上記内外のガイドプレートな いし可動部材のチエン進入側内面に、チエンが上記内外のガイドプレートないし 可動部材のチエン進入側端縁に引っ掛かるの防止するガイド手段を設けている。
【0015】 上記ガイド手段は、チエンが上方に大きく揺動させられて内外のガイドプレー トないし可動部材の端縁に接触あるいは衝突するような場合であっても、チエン の外リンクプレートの外周部が、上記内外のガイドプレートないし可動部材のチ エン進入側端縁に乗り上げるようにして引っ掛かることを阻止することができる ように構成されている。このため、従来のように、上記端縁に引っ掛かった状態 のチエンに駆動力を作用させてしまい、フロントディレーラを破壊してしまうと いうようなこともなくなる。この結果、悪路を走行する場合の走行安全性を大幅 に高めることができる。
【0016】 上記ガイド手段は、上記内外のガイドプレートないし可動部材のチエン進入側 端縁の一部または全部を、チエンが走行しうる空間から外側に偏位させることに より達成することができる。 上記チエン進入側の端縁をチエンが走行しうる上記空間から外側へ偏位させる と、上方に大きく揺動したチエンは、上記空間を区画する上記内外のガイドプレ ートないし可動部材の内面に接触あるいは衝突するが、これらの端縁には接触あ るいは衝突しなくなる。このため、チエンの外リンクプレートの外周部が、ガイ ドプレートないし可動部材の端縁に引っ掛かることはなくなる。この結果、チエ ンが上下に大きく揺動するような悪路を走行する場合にも、チエンのガイドプレ ートないし可動部材に対する引っ掛かりを防止することが可能となり、走行安全 性を格段に高めることができる。
【0017】 また、上記ガイド手段は、上記内外のガイドプレートないし可動部材のチエン 進入側内面に、ガイド突起を設けることによって達成することができる。 上記ガイド突起をチエンの進入側内面に設けることにより、チエンが上方に大 きく揺動した場合には、チエンが上記ガイド突起に接触しあるいは衝突すること になる。このため、チエンが上記内外のガイドプレートないし可動部材のチエン 進入側端縁に接触しあるいは衝突することがなくなる。この結果、チエンはこの ガイド突起に案内されるようにして走行することになり、チエンの外リンクプレ ートの外周部が内外のガイドプレートないし可動部材の進入側端縁に引っ掛かる こともなくなる。この結果、チエンがフロントディレーラに引っ掛かってフロン トディレーラを壊してしまうというようなことはなくなり、走行安全性を高める ことができる。
【0018】 上述したように、本願考案においては、フロントディレーラに進入しようとす るチエンが上方へ大きく揺動して、ガイドプレートないし可動部材の内面に接触 あるいは衝突する場合であっても、これらのチエン進入側端縁に引っ掛かるとい うことはなくなる。 この結果、チエンが上記内外のガイドプレートないし可動部材の端縁に引っ掛 かった状態で、チエンに駆動力がかかるというようなことはなくなり、フロント ディレーラが破損するといったこともなくなる。 また、チエンが内外のガイドプレートないし可動部材の内面に接触あるいは衝 突した場合でも、上記ガイド手段によって、チエンはもとの走行位置に円滑に案 内され、チエンが傷付くことを有効に防止することができる。
【0019】
以下、本願考案に係る実施例を図1ないし図12に基づいて具体的に説明する 。なお、これらの実施例において、従来例と同等の部材には同一の符号を付して ある。 図1ないし図3に本願考案の第一の実施例を示す。
【0020】 本実施例に係るフロントディレーラ31においては、従来例と同様に、シート パイプ2の下部におけるハンガラック近傍に、バンドクリップ3によってベース 部材4が固定され、このベース部材4に平行四辺形パンタグラフリンク機構5a で構成されるシフトリンク機構5を介して可動部材6が取付けられている。
【0021】 上記パンタグラフリンク機構5aは、上記ベース部材4に対して、内リンク部 材15および外リンク部材16を、それぞれ上端においてピン17,18を中心 として揺動可能に連結するとともに、これら内外のリンク部材15,16の下端 部に可動部材6をピン19,20を介して連結することにより構成される。ベー ス部材4と内外のリンク部材15,16とを連結するためのピン17,18、お よび可動部材6を上記内外のリンク部材15,16に対して連結するためのピン 19,20は平行四辺形の各頂点を形成するように位置している。したがって、 上記内外のリンク部材15,16をベース部材4に対して揺動させると、可動部 材6は、その方向性を一定に保ったまま、車幅方向に平行移動させられる。この 平行四辺形パンタグラフリンク機構5aは、内リンク部材15と可動部材6を連 結するピン19に套挿されるねじりばね21によって、常時可動部材6が車幅方 向内方(矢印Q方向)に移動するように付勢されており、外リンク部材16の上 部に延ばされた作動アーム22に止着される変速操作ケーブルTのインナケーブ ルt1をベース部材4に止着されるアウタケーブルt2に対して牽引することに より、変速操作が行われるように構成されている。
【0022】 上記可動部材6には、図示しないスプロケットとほぼ平行に位置し、かつ互い に所定間隔をあけて対向する内ガイドプレート7および外ガイドプレート8が設 けられている。
【0023】 本実施例に係る上記可動部材6は、薄板材を打ち抜き加工した後にプレス成形 することにより形成されおり、図1ないし図3に示すように、上記内外のガイド プレート7,8と一体的に形成されている。すなわち、本実施例に係る上記可動 部材6は、上記内外のガイドプレート7,8の上方に掛け渡すようにして設けら れる結合部23の前後に上記外リンク部材16との連結を行う一対の連結部24 が所定間隔をあけて上方に折り曲げ形成される一方、上記内ガイドプレート8の 車幅方向内方に上記内リンク部材15との連結を行う連結部25が一体的に折り 曲げ形成されている。そして、これら連結部24,25にそれぞれ掛けし状に支 持される連結ピン19,20によって、可動部材6が内リンク部材15および外 リンク部材16に対して連結されている。
【0024】 さて、本実施例に係る上記内外のガイドプレート7,8ないし可動部材6のチ エン進入側上部においては、上記連結部24,25を折り曲げ形成した部分を除 く部分に打ち抜き加工を施したままの端縁14が配されており、この端縁14に にチエンCが引っ掛からないようにするためのガイド手段26a,26bが設け られている。
【0025】 本実施例に係る上記ガイド手段26a,26bは、図1ないし図3に示すよう に、上記内外のガイドプレート7,8の上部におけるチエン進入側端縁14,1 4を、チエンCが走行しうる空間Aから外側へ偏位させることにより構成されて いる。すなわち、図3に示すように、内外のガイドプレート7,8の上記端縁1 4,14の近傍を外側に向けて所定角度折り曲げることにより、内ガイドプレー ト7の上端部におけるチエン進入側端縁14を車幅方向内方へ偏位させるととも に、外ガイドプレート8の上端部におけるチエン進入側端縁14を車幅方向外方 へ偏位させている。
【0026】 上記ガイド手段26a,26bを設けることにより、図3の仮想線で示すよう に、悪路をダウンヒル走行する場合等においてチエンCが上下に大きく揺動させ られ、チエンCが大きく上方に揺動させられたときに、内外のガイドプレート7 ,8ないし可動部材6の内面9,10にチエンCが接触あるいは衝突した場合に も、チエンCの外リンクプレート13が、内外のガイドプレート7,8のチエン 進入側端縁14に乗り上げるようにして引っ掛かるというようなことはなくなる 。 このため、チエンCがフロントディレーラ31に引っ掛かった状態で、チエン Cに駆動力を作用させてしまうといったこともなくなり、フロントディレーラ3 1に損傷を与える恐れもない。この結果、ダウンヒル走行等における走行安全性 が格段に高められる。 また、上記ガイド手段26a,26bにおいては、上記端縁14から内面9に いたる部分に、上記チエンCの走行可能空間Aに向けて傾斜する傾斜面9aが形 成されている。このため、チエンCが上方に大きく揺動して上記内外のガイドプ レート7,8ないし可動部材6に接触あるいは衝突した場合であっても、チエン Cが傾斜面9aに案内されるようにして正常の走行位置にもどされる。この結果 、チエンCが鋭利な上記端縁14に接触あるいは衝突して傷つけられるのを防止 することもできる。
【0027】 図4ないし図9に、本願考案のガイド手段26の他の態様を示す。 図4ないし図6は、内ガイドプレート7に設けられるガイド手段26の断面を 示す断面図であり、図7ないし図9は、外ガイドプレート8に設けるられるガイ ド手段26の断面を示す断面図である。なお、これらの断面は図3における断面 に相当するものである。
【0028】 図4および図7に示すガイド手段26は、可動部材6と一体的に形成された内 外のガイドプレート7,8のチエン進入側内面に傾斜面9aを構成する面取り部 27を設けることによってガイド手段26c,26dを構成したものである。な お、上記面取り部27は、ガイドプレートの厚さの半分以上を切り欠いて形成す るのが好ましい。 上記面取り部27を設けることによって、内外のガイドプレート7,8のチエ ン進入側端縁14が、チエンCが走行しうる空間Aから外側へ実質的に変位させ られる。このため、チエンCが内ガイドプレート7あるいは外ガイドプレート8 の内面9に接触あるいは衝突した場合であっても、チエンCの外リンクプレート 13が上記内外のガイドプレート7,8の端縁14に乗り上げるようにして引っ 掛かるというようなことはなくなる。
【0029】 図5および図8に示す実施例は、内外のガイドプレート7,8のチエン進入側 内面に、チエンCが内外のガイドプレート7,8のチエン進入側端縁14に接触 あるいは衝突するのを防止するガイド突起28を設けることによりガイド手段2 6e,26fを構成したものである。 上記ガイド突起28は、図5および図8に示すように、角部が円弧状に形成さ れており、チエンCがこれに衝突しても引っ掛からないように形成されている。 上記ガイド突起28を設けることによって、チエンCの走行可能空間Aを上記ガ イド突起28の突出高さ分だけ内面9から内方へずらすことができる。したがっ て、チエンCが内外のガイドプレート7,8の内面に接触あるいは衝突した場合 であっても、チエンCの外リンクプレート13が内外のガイドプレート7,8の 進入側端縁14に接触あるいは衝突することはなくなり、チエンCがこれらに引 っ掛かることを有効に防止できる。
【0030】 図6および図9に示す実施例は、内外のガイドプレート7,8のチエン進入側 端縁14をチエンCが走行しうる空間Aから傾斜面9aを介して外側へ段落ち状 に変位させることよりガイド手段26g,26hを構成したものである。上記ガ イド手段26g,26hにより、チエンCが上記端縁14に接触あるいは衝突す ることはなくなり、第一の実施例とほぼ同じ作用効果を発揮することができる。
【0031】 図10ないし図12に、本願考案の他の実施例を示す。 この実施例は、上記ガイド手段26を、対向する内外のガイドプレート7,8 のチエン進入側内面9に設けるのみならず、これら内外のガイドプレート7,8 を所定間隔をあけて結合する結合部23にまで設けたものである。 本実施例における可動部材6aは、図10ない図12に示すように、外リンク 部材16に連結される連結部24,24を一体的に備えるコ字状連結部材30を 上記内外のガイドプレート7,8と別体に形成し、この連結部材30を上記内外 のガイドプレート7,8を掛け渡し状に結合する結合部23の上面に溶接により 接合して形成されている。
【0032】 そして、上記内外のガイドプレート7,8ないし結合部23のチエン進入側端 縁14の近傍を所定角度で外側へ折り曲げることにより、図11および図12に 示すように、上記内外のガイドプレート7,8および結合部23のチエン進入側 の上記端縁14をチエンCが走行しうる空間Aから外側へ変位させて、ガイド手 段26iを構成している。 上記ガイド手段26iを設けることにより、チエンCが、上方へ大きく揺動さ せられ、内外のガイドプレート7,8ないし結合部の内面9,10に接触あるい は衝突しても、チエンCの外ガイドプレート13の外周部が、上記端縁14に引 っ掛かることない。
【0033】 このため、チエンCがフロントディレーラ31に引っ掛かったままで駆動力を 作用させてしまい、フロントディレーラ31を破壊してしまうということはない 。このため、自転車の走行安全性が格段に高められる。 また、チエンCの上方に位置する結合部23のチエン進入側内面10にも上記 ガイド手段26を設けているため、チエンCが上記結合部23に接触あるいは衝 突しても、チエンCを正常な走行位置に円滑に導くことが可能となる。このため 、チエンCが結合部23の端縁に引っ掛かったり、この端縁によってチエンCが 傷つけられるといったことを有効に防止できる。
【0034】 本願考案の範囲は上述した実施例に限定されることはない。 図1ないし図3に示した実施例においては、対向する内ガイドプレート7およ び外ガイドプレート8の双方にガイド手段26a,26bを設けたが、必要に応 じて内ガイドプレートと外ガイドプレートのどちらか一方のみにガイド手段26 を設けることもできる。また、図10ないし図12に示す実施例においては、内 外のガイドプレート7,8およびこれらを結合する結合部23に連続するガイド 手段26iを形成したが、これらの一部のみにガイド手段を設けることもできる 。
【0035】 また、図10ないし図13に示す実施例におけるガイド手段26の断面形状も 実施例に限定されることはなく、たとえば、図4ないし図9に示すような他の態 様のガイド手段26を設けることもできる。
【図1】本願考案に係る自転車用フロントディレーラを
後方から見た図面である。
後方から見た図面である。
【図2】図1に係るフロントディレーラの側面図であ
る。
る。
【図3】図2におけるIII −III に沿う断面図である
【図4】本願考案の他の実施例を示す断面図である。
【図5】本願考案の他の実施例を示す断面図である。
【図6】本願考案に係る他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図7】本願考案に係る他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図8】本願考案に係る他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図9】本願考案に係る他の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図10】本願考案に係る他の実施例を示す側面図であ
る。
る。
【図11】図10におけるXI−XI線に沿う断面図であ
る。
る。
【図12】図11におけるXII −XII 線に沿う拡大断面
図である。
図である。
【図13】従来例を示す側面図である。
【図14】図13のフロントディレーラを後方から見た
図面である。
図面である。
【図15】図14に係るフロントディレーラのXV−XV線
に沿う断面図である。
に沿う断面図である。
6 可動部材 7 内ガイドプレート 8 外ガイドプレート 9,10 内面 14 端縁 26 ガイド手段
Claims (3)
- 【請求項1】 チエンを挟んで位置する内ガイドプレー
トおよび外ガイドプレートを備える可動部材を、車幅方
向へ揺動させることによりチエンの掛け換えを行う自転
車用フロントディレーラにおいて、 上記内外のガイドプレートないし可動部材のチエン進入
側内面に、上記内外のガイドプレートないし可動部材に
よって形成される空間を走行するチエンが、上記内外の
ガイドプレートないし可動部材のチエン進入側端縁に引
っ掛かるのを防止するガイド手段を設けたことを特徴と
する、自転車用フロントディレーラ。 - 【請求項2】 上記ガイド手段は、上記内外のガイドプ
レートないし可動部材のチエン進入側端縁の一部または
全部を、チエンが走行しうる空間から外側へ偏位させる
ことにより達成されている、請求項1に記載の自転車用
フロントディレーラ。 - 【請求項3】 上記ガイド手段は、上記内外のガイドプ
レートないし可動部材のチエン進入側内面に、ガイド突
起を設けることにより達成されている、請求項1に記載
の自転車用フロントディレーラ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9877591U JPH0546692U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 自転車用フロントディレーラ |
| EP92120330A EP0545322A1 (en) | 1991-11-29 | 1992-11-27 | Bicycle front derailleur |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9877591U JPH0546692U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 自転車用フロントディレーラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0546692U true JPH0546692U (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=14228753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9877591U Pending JPH0546692U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 自転車用フロントディレーラ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0545322A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0546692U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018158715A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-10-11 | カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータCampagnolo Societa A Responsabilita Limitata | 自転車のディレイラ |
| US11192608B2 (en) | 2017-02-24 | 2021-12-07 | Campagnolo S.R.L. | Bicycle derailleur |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19704095B4 (de) * | 1997-02-04 | 2006-01-12 | Sram Deutschland Gmbh | Kettenumwerfer mit variabler Befestigung |
| IT1310149B1 (it) * | 1999-08-27 | 2002-02-11 | Campagnolo Srl | Forcella di deragliatore anteriore di bicicletta e deragliatorecomprendente tale forcella |
| IT1320646B1 (it) * | 2000-09-15 | 2003-12-10 | Campagnolo Srl | Forcella di deragliatore anteriore di bicicletta, e deragliatorecomprendente tale forcella. |
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Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS59184078A (ja) * | 1983-04-01 | 1984-10-19 | 株式会社シマノ | 自転車用フロントデイレ−ラ− |
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1991
- 1991-11-29 JP JP9877591U patent/JPH0546692U/ja active Pending
-
1992
- 1992-11-27 EP EP92120330A patent/EP0545322A1/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018158715A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-10-11 | カンパニョーロ・ソシエタ・ア・レスポンサビリタ・リミタータCampagnolo Societa A Responsabilita Limitata | 自転車のディレイラ |
| US11192608B2 (en) | 2017-02-24 | 2021-12-07 | Campagnolo S.R.L. | Bicycle derailleur |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0545322A1 (en) | 1993-06-09 |
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