JPH0546900Y2 - - Google Patents

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JPH0546900Y2
JPH0546900Y2 JP1988145381U JP14538188U JPH0546900Y2 JP H0546900 Y2 JPH0546900 Y2 JP H0546900Y2 JP 1988145381 U JP1988145381 U JP 1988145381U JP 14538188 U JP14538188 U JP 14538188U JP H0546900 Y2 JPH0546900 Y2 JP H0546900Y2
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は樹脂成形用金型、特に外表面部近傍に
インサート物が一体成形された樹脂成形品を成形
する樹脂成形用金型に関する。
[従来の技術] 従来、かかる樹脂成形用金型においては、一つ
の型の一部にインサート物を装着した後、金型の
セツトを行い、これら金型で形成される空間内に
樹脂を射出することによりインサート物が一体成
形された樹脂成形品を得るようにしている。
例えば、樹脂成形品として第5図に示すような
エアフローメータケーシング10の場合において
は、インサート物としての金属リング11をケー
シング10の外表面部に存在する筒状部12の内
周部に設ける必要がある。この場合、第6図に示
す如く一つの金型13には嵌凹部13Aが形成さ
れると共に、この嵌凹部13Aの底面から突出す
るピン13Bが設けられている。そして、このピ
ン13Bに金属リング11を嵌め込んだ後、一つ
の金型13と他の金型14とをセツトし、両金型
で形成される空間内に樹脂15を射出するように
している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、かかる従来の樹脂成形用金型に
あつては、嵌凹部13A内に突出するピン13B
に金属リング11を嵌め込むに際し、嵌凹部13
Aの径が小さく狭いので、自動機械のチヤツク等
が入らず、金属リング11を自動的にセツトする
ことが困難であつた。
また、金属リング11は単にピン13Bに嵌め
込まれるだけのため、例えばピン13Bが下向き
となるような姿勢での金属リング11の配置が根
本的に不可能であり、金型等の形状に制約があ
る。しかも、金型セツトのための移動時あるいは
樹脂射出時に金属リング11が所定位置よりずれ
て、不良品を生ぜしめるという問題もあつた。
本考案の目的は、かかる従来の問題を解消し、
自動セツトによる工数低減が可能であると共に不
良品の発生頻度を減少することのできる樹脂成形
用金型を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案による樹脂成形金型は、外表面部近傍に
筒状のインサート物が一体成形された樹脂成形品
を成形する樹脂成形用金型において、前記筒状の
インサート物が嵌装され該インサート物を先端部
の所定位置に保持する保持部材を一つの型に出没
自在に設け、この保持部材に前記インサート物の
内周面に形成した環状溝に係合し得る係合ピンを
出没自在に嵌装し、この係合ピンと前記保持部材
との間に当該係合ピンを前記インサート物の内周
面側に付勢するスプリングを介装し、かつ金型の
分離時において前記インサート物を保持する先端
部が前記一つの型表面から突出状態にあると共
に、金型セツト時において他の型によつて前記保
持部材が没動作され前記インサート物が所定位置
にセツトされるようにしたことを特徴とするもの
である。
[作用] 本考案によれば、インサート物を保持する保持
部材は一つの型に出没自在に設けられる。そし
て、金型セツト時においてこの保持部材は、他の
型によつてインサート物が所定位置にセツトされ
るように没動作される。
また、インサート物が保持部材に嵌装されてい
る状態では、インサート物の内周面に形成した環
状溝に係合ピンが係止した状態となつて、保持部
材からインサート物が抜け外れてしまうような事
態が回避される。
[実施例] 以下、本考案の実施例を添附図面を参照しつつ
説明する。
第1図に本考案の一実施例にかかる金型の断面
を示し、この金型は第5図に示したエアフローメ
ータケーシング10成形用のものである。
図において、1は筒状部1Aを有する固定型、
2は同じく筒状部2Aを有する可動型であり、可
動型2は上下方向に移動可能である。3および4
は第1および第2の側型であり、両者は左右方向
に移動可能である。
第1の側型3には段付案内孔3Aが穿設されて
おり、案内孔3A内には保持ピン5が摺動自在に
嵌装されている。
段付案内孔3Aの一端には基体6が圧入され、
基体6と保持ピン5との間に介設された、スプリ
ング7が、保持ピン5を第2図に示すように第1
の側型3から突出すべく付勢している。
保持ピン5の先端部にはインサート物としての
金属リング11を嵌装保持するための第1小径部
5Aと、さらにその先端に第2小径部5Bとが形
成されている。そして、第1小径部5Aには第3
図に詳細に示すように直径方向の貫通孔5Cが穿
設され、貫通孔5Cの一端には固定ボルト5Dが
螺着されている。貫通孔5Cの他端には固定ボル
ト5Dに一端が支持されたスプリング5Eに付勢
された係合ピン5Fが出没自在に嵌装されてい
る。
また金属リング11の内周部には係合ピン5F
が係合する環状溝11Aが形成されている。
しかして、上記構成になる本実施例金型におい
ては、まず固定型1、可動型2および第1および
第2の側型3および4が夫々分離状態にある。こ
のとき、第1の側型3にあつては第2図に示すよ
うに、保持ピン5の先端部がその型表面から突出
状態にあるので、不図示の自動機械のチヤツク8
に挟持された金属リング11を容易に保持ピン5
の第1小径部5Aに嵌装することができる。しか
も、金属リング11の環状溝11Aに係合ピン5
Fが係合し、金属リング11は所定位置に保持さ
れる。
そして、第1図および第4図に示すように、固
定型1および可動型2が互いに当接状態となり、
これらに対し所定の間隙をもつて第1および第2
の側型3および4が位置するように各型の移動が
行なわれ金型がセツトされる。このとき、第1の
側型3から突出状態にあつた保持ピン5はその先
端の第2小径部5Bが固定型1の筒状部1Aに当
接することにより移動が阻止され、第1の側型3
の移動とともに、スプリング7に抗つて没動作す
る。
しかして、型締めの際には金属リング11が所
定の位置にセツトされる。
金型のセツトが完了した時点で固定型1に形成
された射出孔1Bから樹脂を金型間隙内に射出す
ることにより、所望の形状のエアフローメータケ
ーシング10が成形される。金属リング11は係
合ピン5Fにより係止されているので型の移動お
よび樹脂の流動等によつて、その位置がずれるよ
うなことがない。
尚、上述した実施例はエアフローメータケーシ
ング10を成形する場合につき説明したが、本考
案はインサート物が成形品の外表面近傍に位置す
るものであれば他の樹脂成形品にも適用可能であ
ることはいうまでもない。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、インサート物を保持する保持部材を一つの型
に出没自在に設け、他の型によつてインサート物
が所定位置にセツトされるようにしたので、自動
機械によるインサート物の自動セツトが容易にで
き工数低減がはかれると共に、インサート物の位
置ずれがなく不良品の発生頻度を減少させること
ができる。
また、保持部材にインサート物の内周面に形成
した環状溝に係合し得る係合ピンを出没自在に嵌
装し、この係合ピンと保持部材との間に当該係合
ピンをインサート物の内周面側に付勢するスプリ
ングを介装したので、保持部材が下向きとなるよ
うな姿勢でインサート物を配置することが可能と
なり、金型等の形状の自由度が大幅に向上する。
しかも、金型セツトのための移動時や樹脂の射出
成形時でも、常にインサート物が係合ピンにより
保持部材に対して抜け外れたり、位置ずれが起き
たりするような不具合を未然に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す金型の断面
図、第2図は、本考案実施例の保持ピン部を拡大
して示す断面図であり、保持ピンの突出状態を示
す。第3図は本考案実施例の保持ピンの一部を拡
大して示す一部断面図、第4図は本考案実施例の
保持ピン部を拡大して示す断面図であり、保持ピ
ンの没状態を示す。第5図は本考案にかかる金型
にて成形される成形品の一例を示す斜視図、第6
図は従来の金型の一部を示す断面図である。 1……固定型、2……可動型、3……第1の側
型、4……第2の側型、5……保持ピン、5A…
…第1小径部、5F……係合ピン、7……スプリ
ング、10……エアフロメータケーシング、11
……金属リング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外表面部近傍に筒状のインサート物が一体成形
    された樹脂成形品を成形する樹脂成形用金型にお
    いて、 前記筒状のインサート物が嵌装され該インサー
    ト物を先端部の所定位置に保持する保持部材を一
    つの型に出没自在に設け、この保持部材に前記イ
    ンサート物の内周面に形成した環状溝に係合し得
    る係合ピンを出没自在に嵌装し、この係合ピンと
    前記保持部材との間に当該係合ピンを前記インサ
    ート物の内周面側に付勢するスプリングを介装
    し、かつ金型の分離時において前記インサート物
    を保持する先端部が前記一つの型表面から突出状
    態にあると共に、金型セツト時において他の型に
    よつて前記保持部材が没動作され前記インサート
    物が所定位置にセツトされるようにしたことを特
    徴とする樹脂成形用金型。
JP1988145381U 1988-11-09 1988-11-09 Expired - Lifetime JPH0546900Y2 (ja)

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JP1988145381U JPH0546900Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09

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JP1988145381U JPH0546900Y2 (ja) 1988-11-09 1988-11-09

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JPH0265527U JPH0265527U (ja) 1990-05-17
JPH0546900Y2 true JPH0546900Y2 (ja) 1993-12-09

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ID=31413919

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