JPH0547071U - 水洗便器の洗浄水タンク装置 - Google Patents
水洗便器の洗浄水タンク装置Info
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- JPH0547071U JPH0547071U JP9527591U JP9527591U JPH0547071U JP H0547071 U JPH0547071 U JP H0547071U JP 9527591 U JP9527591 U JP 9527591U JP 9527591 U JP9527591 U JP 9527591U JP H0547071 U JPH0547071 U JP H0547071U
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排水弁を開閉させるハンドルのロック及びそ
の解除が簡単に行えるようにして操作性を向上させるこ
と。 【構成】 排水弁体を作動させるレバーを伝達軸を介し
て操作用のハンドルの回転を伝達し、ハンドルの回転軸
の先端にロックヘッドを設け、このロックヘッドを回動
操作のときにハンドルを押すことによってロック孔の中
に挿入してロック可能とし、ロックの解除をハンドルの
操作方向へ引くようにするだけで行うと共にハンドルを
元の姿勢に復帰させる。 【効果】 排水弁の操作が簡単になり、またロックの解
除も速やかなので、解除に手間取って洗浄水を無駄に垂
れ流してしまうこともない。
の解除が簡単に行えるようにして操作性を向上させるこ
と。 【構成】 排水弁体を作動させるレバーを伝達軸を介し
て操作用のハンドルの回転を伝達し、ハンドルの回転軸
の先端にロックヘッドを設け、このロックヘッドを回動
操作のときにハンドルを押すことによってロック孔の中
に挿入してロック可能とし、ロックの解除をハンドルの
操作方向へ引くようにするだけで行うと共にハンドルを
元の姿勢に復帰させる。 【効果】 排水弁の操作が簡単になり、またロックの解
除も速やかなので、解除に手間取って洗浄水を無駄に垂
れ流してしまうこともない。
Description
【0001】
本考案は、便器に洗浄水を供給する洗浄水タンクに係り、特に継続して洗浄水 を流すときに操作用のハンドルを簡単にロック及びその解除が行えるようにした 洗浄水タンク装置に関する。
【0002】
腰掛式の水洗便器は、その後部側に洗浄水タンクを立ち上げて固定する仕様の ものが一般に利用されている。一方、局部洗浄機能を持つ衛生洗浄装置も近来に なって広く利用されるようになり、このような電気機器を便器に組み込むのに伴 って、便器用の洗浄水も自動的に供給できるようにしたものも既に開発されてい る。
【0003】 この自動式のものとしては、本出願人が提案して実開昭63−198662号 として出願公開されたものがある。これは、便器への流路を開く排水弁をモータ 等の駆動装置に連接し、スイッチによってこの駆動装置を作動させて自動的に給 水できるようにしたものである。そして、停電や電動機等の故障に備えるため、 手動式のハンドルも排水弁に付属した構成を持つ。
【0004】 排水弁を開くには、駆動装置及び手動式のハンドルと排水弁を結び付けた玉鎖 を上に引き上げるためのレバーを回す構造とすることが必要である。このため、 駆動装置の出力軸及びハンドルの回転軸にこのレバーの基端を接続することにな り、停電の際にはハンドルを回してレバーを動かすように操作する。
【0005】 駆動装置の場合であれば、スイッチをオンしたままとしておけば、洗浄水を継 続して便器に送り込むことができる。ところが、ハンドルによる手動操作では、 継続して洗浄水を流すには、その姿勢をロックして排水弁を開いたままに維持す ることになる。このようなロックのため、先の公報に記載のものにも、洗浄水タ ンクの上方から操作できるようにしたハンドルが組み込まれている。
【0006】
ところが、このハンドルのロック構造は、一旦上に引き上げた後にロック姿勢 となる方向に回すというものである。このような手動操作のハンドル構造に対し て、たとえば手動ハンドル式の洗浄水タンクでは、ロック手段としてハンドルに ボタンを備え、このボタンを押してハンドルを回してしまえば機械的にハンドル をロックできるものが広く利用されている。
【0007】 この従来式のハンドルに比べると、自動式のものに併用するハンドルをロック する取り扱いはかなり面倒になる。たとえば、子供や老人等が使う場合、ハンド ルを上げた後に回転させるという取り扱いに戸惑うことが多い。これは、ハンド ルを引き上げる取り扱いと、この引上げの後にハンドルを回す操作とが、動きの 面からみて連続性に欠けることが一つの原因である。すなわち、各種のスイッチ やハンドルでは、指を掛けて操作する力の向きを余り変えないで済むもののほう が操作性がよく、引き上げる動作とこれとは全く違う向きにハンドルを回す動作 を必要とすることは、動作の連続性からみて取り扱い難さが残る。
【0008】 また、ハンドルをロックするときだけでなく、これを解除する場合でも複雑な 指先の動きが要求される。このため、解除するのに時間がかかり過ぎ、無駄に洗 浄水を垂れ流してしまうことにもなる。
【0009】 本考案において解決すべき課題は、排水弁を開閉させるハンドルのロック及び その解除が簡単に行えるようにして操作性を向上させることにある。
【0010】
本考案は、便器のボールへの流路に排水弁体を備え、該排水弁体を連接して開 閉させるレバーと、該レバーを回動操作するハンドルとを備えた洗浄水タンク装 置であって、前記ハンドルをその回転軸方向に移動可能に連接し且つ該ハンドル の回転を前記レバーに伝達する伝達軸と、前記ハンドルの回転軸の先端周面部に 設けたロックヘッドと、前記伝達軸を回転自在に支持する部材に貫通して設けら れ、前記ハンドルの開弁位置への回動操作のときに前記ロックヘッドが描く軌跡 上に切開して前記ロックヘッドを挿入且つ拘束可能なロック孔と、前記ハンドル をそのロックヘッドが前記ロック孔から離れる方向に付勢する弾性体と、前記レ バーの基端に連接され前記排水弁体をその閉弁位置に設定する姿勢に前記レバー を付勢する弾性体とを備えたことを特徴とする。
【0011】
排水弁体を開く方向へハンドルを回転させると、ロックヘッドがロック孔の位 置に合うようになり、このときハンドルをロック孔側へ押せばロックヘッドがロ ック孔に差し込まれて拘束される。このため、ハンドルをロックする操作として は、このハンドルを回してから押すだけでよく、予め指先でハンドルを押すよう にしながら回せばそのままロックされる。また、ロックを解除する場合には、ハ ンドルをロック動作の際と同じ方向に少し引いて指先を外すようにすれば、ロッ クヘッドをロック孔から離す方向に付勢している弾性体の復元力によってロック ヘッドはロック孔から抜け出すと共に、排水弁体をその閉弁位置に設定する姿勢 にレバーを付勢する弾性体からの作用力が伝達軸からハンドルに伝わるので、ハ ンドルは元の閉弁位置の姿勢に自動的に復帰する。
【0012】
図1は本考案の洗浄水タンク装置を備えた自動水洗便器の設備全体を示す斜視 図、図2はケーシング内に収めた洗浄水タンク部分を示す縦断面図、図3はケー シング内の洗浄水タンクの左上端部分を示す切欠図である。
【0013】 図1において、便器本体1には局部洗浄機能を備えた衛生洗浄装置を内蔵する ケーシング2が一体化され、このケーシング2には便座2a及び便蓋2bをそれ ぞれ開閉自在に取り付けている。衛生洗浄装置のノズル装置や乾燥用の温風ファ ン等及び後述する洗浄水タンクから便器本体1に洗浄水を送り込む操作を行うた め、壁掛け式の操作盤2cを備える。ケーシング2の内部には、図2に示すよう に便器洗浄用の洗浄水タンク4も含めて収納され、ケーシング2の上端は手洗い 鉢3が一体化されている。そして、この手洗い鉢3の上端部分には手洗い用の吐 水管3aを前側に突き出して固定している。
【0014】 洗浄水タンク4には外部からの給水のためのボールタップ5が設けられる。こ のボールタップ5は洗浄水の水位によって上下するフロート5aを備えたもので あり、洗浄水タンク4に直接水を送り出すほか、給水を手洗い水としても利用す るための供給管5bを吐水管3aとの間に接続している。また、洗浄水タンク4 の底部には、便器本体1のボール1aに連通する排水口6を設け、この排水口6 に連通するオーバーフロー管7が組み込まれる。そして、オーバーフロー管7に は排水口6を開閉する排水弁体8が上下に回動自在に取り付けられ、排水口6を 開くことによって洗浄水タンク4内の洗浄水をボール1aに送り込むことができ る。
【0015】 排水弁体8の開閉操作は、洗浄水タンク4の側部上端に設けたクラッチ機構内 蔵の駆動装置9及び手動用のハンドル10の両方によって行われる。図4に駆動 装置9部分の正面図(図3の方向に見た図に相当)、図5に一部切欠平面図及び 図6に横断面図をそれぞれ示す。なお、図6では説明を判りやすくするために、 展開した断面図として示している。
【0016】 駆動装置9のハウジング9aには、手動用のハンドル10を回転自在に組み込 むと共に、洗浄水タンク4の中に突き出る自動操作用のレバー11が組み込まれ 、このレバー11の先端には排水弁体8との間を結ぶ玉鎖8aを取り付けている 。自動操作用のレバー11を回転駆動させる駆動源としてモータ12がハウジン グ9aの中に組み込まれ、このモータ12はモータコイル12aとマグネット付 きのロータ12bとを備えている。そして、モータ12のロータ12bとレバー 11との間にはクラッチ機構13と減速機構14とがそれぞれ配置される。
【0017】 クラッチ機構13は、ソレノイドコイル13a,可動ヨーク13b,固定ヨー ク13cを備え、可動ヨーク13bの先端には第1クラッチ歯車13dを取り付 けている。また、ハウジング9a側には第2クラッチ歯車13eが第1クラッチ 歯車13dと同軸上で回転可能に設けられる。この第2クラッチ歯車13dはロ ータ12bに噛み合ってモータコイル12aへの通電時には一体となって回転す る。可動ヨーク13bはその軸線方向へ移動可能であって、ソレノイドコイル1 3aに通電されたときには固定ヨーク13cに吸着される方向へ移動し、第1, 第2クラッチ歯車13d,13eは互いに係合し合って、第2クラッチ歯車13 eの回転が第1クラッチ歯車13dに伝達される。
【0018】 クラッチ機構13とレバー11との間に設ける減速機構14は、平歯車を利用 した3個の第1,第2及び第3減速歯車14a,14b,14cとから構成され る。第1減速歯車14aはロータ12bの先端部に回転自在に取り付けられ、そ の歯を第1クラッチ歯車13dに噛み合わせている。第2減速歯車14bは第1 及び第3減速歯車14a,14cの中間歯車として配置されたものであり、第3 減速歯車14cはその回転をレバー11に伝達するための歯を形成している。そ して、レバー11の基端にはハウジング9aに回転自在に取り付けられた駆動軸 15が連結固定され、この駆動軸15の一端に形成した歯車15aを第3減速歯 車14cに噛み合わせている。
【0019】 このような構成により、モータコイル12aに通電されると、先に述べたよう に可動ヨーク13bが移動して第1及び第2クラッチ歯車13d,13eが係合し、 ロータ12bの回転が第2クラッチ歯車13eから第1クラッチ歯車13dに伝達 される。このため、第1クラッチ歯車13dに噛み合っている第1減速歯車14 aから第3減速歯車14cに回転が伝達され、この第3減速歯車14cは歯車1 5aを介して駆動軸15を回転させ、最終的にレバー11が回転する。なお、駆 動軸15には引張りコイルスプリング16が連接され、この引張りコイルスプリ ング16はレバー11を下げた姿勢に維持する方向に付勢力を駆動軸15に対し て与えている。
【0020】 一方、手動操作用のハンドル10は、モータ12によって回転する駆動軸15 とは別の伝達経路でレバー11に回転力を加える。この伝達のために、ハンドル 10には図6に示すように伝達軸17を組み込む。図7から図9はこれらのハン ドル10及び伝達軸17の詳細を示すものであって、図7はハンドル10及び伝 達軸17の分解図、図8は図7の右側面図、図9はハンドル10の正面図及び図 10はハンドル10の上端部を示す背面図である。
【0021】 ハンドル10は指先を掛けるための操作アーム10aと、これに直交する姿勢 に背面側に突きだした伝達軸17を取り付けるための円筒状のスリーブ10bと を備える。スリーブ10bの内部の中間部分には内径を小さくした係合孔10c を形成し、この係合孔10cより先端側に伝達軸17をキー結合する連接部10 dとしている。また、スリーブ10bの先端には、このスリーブ10bの軸線と 平行な姿勢を持つロック用のロックヘッド10eを突き出している。ロックヘッ ド10eは、図10に示すようにスリーブ10bの外周面よりも少し大きな外郭 を持つ劣弧状の縦断面形状であり、その先端の周方向の一端にはストッパー10 fを突き出している。このストッパー10fの位置は、図9に示すようにハンド ル10を操作する向きと逆側のロックヘッド10eの周方向の端部である。
【0022】 一方、伝達軸17は、レバー11の基端部に形成した歯車11aに噛み合う劣 弧状の歯車17aを一端に形成したもので、これらの歯車11a,17aによっ てハンドル10の操作力をレバー11に伝達する。伝達軸17の他端には、二股 状の係合ヘッド17bを設け、スナップフィット式によってこの係合ヘッド17 bをハンドル10の係合孔10cの中に差し込んで連結する。すなわち、二股状 の係合ヘッド17bの先端部は先細りするテーパを持ち、このテーパを利用する と共に二股の隙間による係合ヘッド17bの弾性変形によって、図6に示すよう に係合孔10cの中に係合ヘッド17bを嵌め込むことができる。そして、嵌め 込んだときには、連接部10dとのキー接合によってスリーブ10bに対して伝 達軸17が同軸上で一体に結合される。また、係合ヘッド17bから或る距離を おいた部分から歯車17側にかけてを大径部17cとし、ハンドル10に連結し たときにはこの係合ヘッド17bから大径部17cまでの距離の分に相当して、 ハンドル10と伝達軸17は互いに軸線方向に移動できるようにしておく。
【0023】 更に、スリーブ10bの中にはコイルスプリング18を弾性体として組み込む 。このコイルスプリング18は、図6に示すようにハウジング9aに一端が突き 当たり、他端がハンドル10の係合孔10c周りの壁面に突き当たるように組み 込まれる。したがって、図6において、ハンドル10は上側に押すと、コイルス プリング18が収縮し、ハンドル10は伝達軸17の大径部17cの端面が係合 孔10c周りの壁に当たるまでの距離、すなわち図7で説明した距離Lの分だけ 移動することができる。
【0024】 図11は、駆動装置9のハウジング9aに対するハンドル10の連接関係を示 す概略斜視図である。
【0025】 図6に示すように、駆動装置9のハウジング9aには、ハンドル10をハウジ ング9aに組み込んだときにハンドル10のスリーブ10bの軸線と直交する面 となるロック座9bを設ける。そして、このロック座9bには、ハンドル10の ロックヘッド10eを挿入可能なロック孔9cを切開する。ロック孔9cは、図 11に示すようにロックプレート10eの断面形状と同様な劣弧状に形成され、 その一端にはロックヘッド10eの移動を規制するストッパーブロック9dをス リーブ10b側に突き出して設ける。このストッパーブロック9dは、図11の 矢印方向にハンドル10を回して排水弁体8を開くときのハンドル10が向かう 方向のロック孔9cの終端部に位置している。
【0026】 図12は、ハンドル10のロックヘッド10eとロック座9bのロック孔9c との位置関係を示す概略図である。
【0027】 同図の(a)はハンドル10を操作しないで弁体8を閉じているときの状態で あり、ロック孔9cに対してスリーブ10bの軸線方向に見てロックヘッド10 eがこのロック孔9cの中に含まれない領域に位置している。そして、ハンドル 10を操作して排水弁体8を開くときには、同図の(a)の矢印のようにロック ヘッド10eが移動していき、最終的には同図の(b)のようにロックヘッド1 0eの一端がストッパーブロック9dに突き当たり、その動きが規制される。そ して、この状態でハンドル10をロック座9b方向へ押すようにすれば、ロック ヘッド10eの先端部分をロック孔9cの中に入り込ませることができる。
【0028】 図13は洗浄水タンク4の内部から見た手動操作によるレバー11の動きを示 す図であり、ハンドル10に指先を掛けて矢印方向(図3においては洗浄水タン ク4の前面側へ向かう方向)に回転させると、伝達軸17もこれに一体となって 回転する。このため、伝達軸17の歯車17aに噛み合っているレバー11の歯 車11aによってこのレバー11の先端が上に向けて回動して図10の(b)の 姿勢をとる。このため、玉鎖8aは引上げられて排水弁体8も上に移動して排水 口6が開かれる。この操作の後に手を離せば、レバー11に連接している引張り コイルスプリング16の復元力によってレバー11は、図10の(b)において 時計方向に回転させられ、同図の(a)の元の姿勢に戻る。
【0029】 なお、駆動装置9と一体に組み込んだハンドル10は、図3に示すように洗浄 水タンク4の側壁の上端部に取り付けられている。そして、これらの駆動装置9 及びハンドル10を含めて洗浄水タンク4の全体がケーシング2によってカバー されているので、外部からハンドル10を操作できるように開閉自在な蓋2dを 設ける。
【0030】 以上の構成において、洗浄水の供給及び停止を駆動装置9を利用して自動的に 行う場合では、操作盤2cの操作スイッチをオン,オフさせることにより、モー タ12を作動及び停止させる。このとき、モータ12の出力軸の回転によって、 伝達系を接続状態にしたクラッチ機構13及び減速機構14を介して駆動軸15 が回転駆動され、これによりレバー11の先端側が上に向く姿勢となり、排水弁 体8を開くことができる。また、洗浄水を停止させる操作を行うと、クラッチ機 構13によるモータ12側との伝達系が切れ、引張りコイルスプリング16の復 元力によってレバー11は元の姿勢に戻って排水弁体8を閉じる。
【0031】 一方、手動用のハンドル10によって排水弁体8を開く操作は、図13で説明 したとおりである。なお、操作盤2cのスイッチをオンしない限りは、クラッチ 機構13がモータ12から駆動軸15までの伝達系を接続しないようにしておけ ば、レバー11は減速機構13部分のみを回動させて自由回転する。したがって 、ハンドル10による手動操作も可能となる。
【0032】 ここで、洗浄水を継続して流すために排水弁体8を開弁位置に維持するときは 、ハンドル10をロック座9bのロック孔を利用してロックし、図13の(b) のようにレバー11の姿勢を拘束する。このロックの方法を図12及び図14の 概略図によって説明する。
【0033】 図12で説明したように、ハンドル10を開方向に回すと、ハンドル10のロ ックヘッド10eがロック孔9cの開口域に次第に整合して、ストッパーブロッ ク9dによって同図(b)の位置で停止する。これまでの過程は、図14の(a )及び(b)に相当する。そして、ハンドル10をロック座9b方向に押すと、 図14の(c)のようにロックヘッド10eの先端がロック孔9cの中に入り込 み、ストッパー10fがロック座9bの背面側に周り込む。一方、ハンドル10 はレバー11の歯車11a及び伝達軸17の歯車17aを介して引張りコイルス プリング16によって、図12において常に時計方向に付勢されている。したが って、図12の(b)及び図14の(c)の状態のとき、ハンドル10から指先 を離して自由にすると、ハンドル10はその先端のストッパー10fがロック座 9bの背面壁に重なる方向へ移動する。そして、この移動と同時にスリーブ10 bの中にコイルスプリング18の復元力によって、図14の(d)においてロッ クヘッド10eは上側へ付勢される。その結果、図12の(c)及び図14の( d)のように、ストッパー10fによってロック孔9cからの抜け出しが不可能 となり、ロックヘッド10cはその位置に拘束保持される。
【0034】 このようなハンドル10の操作により、そのロックヘッド10cをロック座9 bにロックさせることができる。この操作では、指先でハンドル10の操作アー ム10aを前に引き、その動きが止まった後にこの操作アーム10aを押すだけ で済む。したがって、ロックを必要とする場合でも、指先で簡単に操作すること ができ、従来のように引き上げて更に回転させる方式に比べると楽に使うことが できる。
【0035】 また、ロックを解除するには、図13の(b)の姿勢にあるハンドル10の操 作アーム10aを前に引くだけでよい。すなわち、この操作により図14の(d )の位置にあるロックヘッド10eがロック孔9cの中を図において右側に移動 し、ストッパー10fがロック孔9cの中に入り込んでしまうと、コイルスプリ ング18の付勢力によってロックヘッド10eがロック孔9cから抜ける。そし て、この動きと同時に引張りコイルスプリング16の復元力によってハンドル1 0及びレバー11は図13の(a)の元の位置に戻り、排水弁体8が閉じる。
【0036】 このように、ロックを解除するには、ハンドル10をその開弁操作方向の指先 で少し引いて指先を外すだけでよく、回転させたりこれに続いて引き下げる等の 取り扱いが不要となる。したがって、ロックの解除も簡単に行え、子供や老人で も安心して使うことができる。
【0037】 なお、実施例ではモータ12による電動式の併用とした手動操作のハンドル1 0のロック構造を説明したが、手動操作式のハンドルだけを備える洗浄水タンク であっても本考案の構成が適用できることは無論である。
【0038】
本考案では、排水弁体を開いた状態に維持するためにハンドルをロックする際 、このハンドルを回して押すだけで簡単にロック位置に拘束保持できる。このた め、予めハンドルを押す姿勢に指先を掛けるようにしておけば、回した後に押す 動作も連続するようにして行うことができるので、指を掛け変えたり作用させる 力の方向を変えたりする必要がない。また、ロックを解除するのも、ハンドルを 開弁操作方向に少し引くだけで済み、指先を複雑に動かしたりする必要がなく、 短時間で解除できる。したがって、操作性が向上するだけでなく、ロックの解除 も速やかに行えるので、解除に手間取って洗浄水を無駄に垂れ流してしまうこと もない。
【図1】本考案の洗浄水タンク装置を備えた自動水洗便
器の設備の一例を示す斜視図である。
器の設備の一例を示す斜視図である。
【図2】ケーシング内の機器の配置を示す縦断面図であ
る。
る。
【図3】ハンドルと駆動装置の配置を示すケーシング内
の左側面図である。
の左側面図である。
【図4】駆動装置の正面図である。
【図5】駆動装置の一部切欠平面図である。
【図6】駆動装置及びハンドルからレバーへの駆動系の
連接構造を展開して示す横断面図である。
連接構造を展開して示す横断面図である。
【図7】ハンドルと伝達軸の分解図である。
【図8】図7における伝達軸の右側面図である。
【図9】ハンドルの正面図である。
【図10】ハンドルに形成するロックプレート部分を示
す背面図である。
す背面図である。
【図11】ロック座に対するハンドルの連接を示す要部
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
【図12】ロック孔に対するロックプレートの動きをス
リーブの軸線方向に見た概略図である。
リーブの軸線方向に見た概略図である。
【図13】ハンドルの操作によるレバーの回転を洗浄水
タンクの内側から見た概略図である。
タンクの内側から見た概略図である。
【図14】ロック孔に対するロックプレートの動き及び
ロック状況を説明するための概略断面図である。
ロック状況を説明するための概略断面図である。
1 便器本体 2 ケーシング 4 洗浄水タンク 5 ボールタップ 6 排水口 8 排水弁体 9 駆動装置 9a ハウジング 9b ロック座 9c ロック孔 9d ストッパーブロック 10 ハンドル 10e ロックプレート 10f ストッパー 11 レバー 12 モータ 13 クラッチ機構 14 減速機構 15 駆動軸 16 引張りコイルスプリング(弾性体) 17 伝達軸 18 コイルスプリング(弾性体)
Claims (1)
- 【請求項1】 便器のボールへの流路に排水弁体を備
え、該排水弁体を連接して開閉させるレバーと、該レバ
ーを回動操作するハンドルとを備えた洗浄水タンク装置
であって、前記ハンドルをその回転軸方向に移動可能に
連接し且つ該ハンドルの回転を前記レバーに伝達する伝
達軸と、前記ハンドルの回転軸の先端周面部に設けたロ
ックヘッドと、前記伝達軸を回転自在に支持する部材に
貫通して設けられ、前記ハンドルの開弁位置への回動操
作のときに前記ロックヘッドが描く軌跡上に切開して前
記ロックヘッドを挿入且つ拘束可能なロック孔と、前記
ハンドルをそのロックヘッドが前記ロック孔から離れる
方向に付勢する弾性体と、前記レバーの基端に連接され
前記排水弁体をその閉弁位置に設定する姿勢に前記レバ
ーを付勢する弾性体とを備えたことを特徴とする水洗便
器の洗浄水タンク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9527591U JPH0547071U (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 水洗便器の洗浄水タンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9527591U JPH0547071U (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 水洗便器の洗浄水タンク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0547071U true JPH0547071U (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=14133226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9527591U Pending JPH0547071U (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 水洗便器の洗浄水タンク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0547071U (ja) |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP9527591U patent/JPH0547071U/ja active Pending
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