JPH0547342U - 沸騰冷却装置用ラジエータ - Google Patents
沸騰冷却装置用ラジエータInfo
- Publication number
- JPH0547342U JPH0547342U JP9515691U JP9515691U JPH0547342U JP H0547342 U JPH0547342 U JP H0547342U JP 9515691 U JP9515691 U JP 9515691U JP 9515691 U JP9515691 U JP 9515691U JP H0547342 U JPH0547342 U JP H0547342U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 蒸気から冷却風への熱通過の熱抵抗を軽減
し、冷却効率悪化を防止する。 【構成】 コアチューブ31に凝縮水流路33を設け、
蒸気35と凝縮水34が混在する部位におけるコアチュ
ーブ31で、凝縮水34を凝縮水流路33に集め、コア
チューブ31の下側に凝縮水34の水膜ができることを
防ぎ、蒸気35から冷却風への熱通過の熱抵抗を軽減
し、冷却効率悪化を防止する。
し、冷却効率悪化を防止する。 【構成】 コアチューブ31に凝縮水流路33を設け、
蒸気35と凝縮水34が混在する部位におけるコアチュ
ーブ31で、凝縮水34を凝縮水流路33に集め、コア
チューブ31の下側に凝縮水34の水膜ができることを
防ぎ、蒸気35から冷却風への熱通過の熱抵抗を軽減
し、冷却効率悪化を防止する。
Description
【0001】
本考案は、例えば自動車用エンジンの冷却に用いられる沸騰冷却装置用のラジ エータに関する。
【0002】
近年、自動車用等のエンジンでは、過給器を用いたり吸排気系をマルチバルブ 化すること等によって、高出力化が進められている。その結果、運転時の発熱量 は従来のものに較べて格段に多くなっており、冷却装置にも高性能なものが必要 となっている。
【0003】 沸騰冷却装置はこのような要望に応じて開発されたものであり、図2には沸騰 冷却装置の全体構成を示してある。
【0004】 図2に示すように、エンジン1のシリンダブロック2側のウォータジャケット 3には冷却液(クーラント)の流入口6が形成され、シリンダヘッド4側のウォ ータジャケット5にはクーラントの流出口7が形成されている。流入口6は循環 ポンプ9を介して循環径路10によってラジエータ8に連結され、流出口7は気 液分離器11を介して循環径路10によってラジエータ8に連結されている。気 液分離器11は液相クーラントと気相クーラントを分離し、気相クーラントだけ をラジエータ8へと導くもので、液相クーラントはラジエータ8を通らずにウォ ータジャケット3に送られる。図中、12は暖機時に循環径路10から溢出した クーラントを貯留するリザーブタンク、13はクーラントの温度等に応じてラジ エータ8に冷却風を強制的に送る電動ファンである。
【0005】 沸騰冷却装置に用いられる従来のラジエータ8を図3に基づいて説明する。図 3には従来のラジエータの正面状態を示してある。
【0006】 図に示すように、一対のサイドタンク21,22の間には多数のコアチューブ 23が水平に設けられ、コアチューブ23の間には放熱用のコルゲートフィン2 4が設けられている。一方のサイドタンク21の上部には気相クーラントの流入 口25が設けられ、他方のサイドタンク21の下部には凝縮液化されたクーラン トの流出口26が設けられている。
【0007】 上述した沸騰冷却装置では、ウォータジャケット5内で沸騰したクーラントの 沸騰熱伝達を利用してシリンダヘッド4の熱を吸収し、沸騰して蒸気となったク ーラントを気液分離器11で液相クーラントと気相クーラントに分離する。気相 クーラントは流入口25からラジエータ8に導入され、コアチューブ23を流れ る間に凝縮・液化される。液化されたクーラントは更に冷却され、流出口26か ら循環ポンプ9によってウォータジャケット3に送られる。
【0008】 沸騰冷却装置は、冷却水を沸騰点以下の温度で循環させる冷却装置に比べ高い 冷却効率を有し、クーラントの循環量も少量で良い。
【0009】
上述した沸騰冷却装置に用いられるラジエータ8では、気相クーラントはコア チューブ23を流れる間に凝縮・液化され、コアチューブ23の後流側の内部に は蒸気と凝縮水が混在することになる。このため、図3中のIV−IV線矢視を表わ す図4に示すように、蒸気26と凝縮水27とが混在する部位では、コアチュー ブ23の下側に水膜が形成されてしまう。水膜は蒸気26から冷却風28への熱 通過の熱抵抗となるため、放熱量が低下し冷却効率を悪化させる虞があった。
【0010】
上記課題を解決するための本考案の構成は、エンジンのウォータジャケット内 でクーラントを沸騰させて沸騰熱伝達を利用することで該エンジンの冷却を行な う沸騰冷却装置に用いられ、コアチューブが水平に配設されるクロスフロー型の ラジエータにおいて、冷却風流出側における前記コアチューブに該コアチューブ 内の凝縮水を流通させる凝縮水流路を設けたことを特徴とする。
【0011】
蒸気と凝縮水とが混在する部位におけるコアチューブでは、凝縮水は凝縮水流 路に集められ、コアチューブ内面の蒸気が占める面積を広く確保する。
【0012】
図1には本考案の一実施例に係る沸騰冷却装置用ラジエータの主要部の断面を 示してある。
【0013】 図中31は図示しない一対のサイドタンクの間に水平に設けられたコアチュー ブ、32はコアチューブ31の間に設けられた放熱用のコルゲートフィンである 。
【0014】 冷却風流出側(図中右側)におけるコアチューブ31には底面が低くなった凝 縮水流路33が形成され、コアチューブ31の内部で凝縮・液化された気相クー ラントの凝縮水34は凝縮水流路33に集まる。凝縮水流路33の部位では冷却 風の流路が狭くなるが、ラジエータの空気側圧力損失の大半はコルゲートフィン 32が占めるので影響はほとんどない。
【0015】 上述した構成によると、気相クーラントが凝縮・液化して蒸気35と凝縮水3 4が混在する部位におけるコアチューブ31では、凝縮水34は凝縮水流路33 に集められ、コアチューブ31の下側に凝縮水34の水膜ができることはなく、 コアチューブ31の内面の蒸気35が占める面積を広く確保できる。
【0016】
本考案の沸騰冷却装置用ラジエータは、コアチューブに凝縮水流路を設けたの で、蒸気と凝縮水が混在する部位におけるコアチューブでは、凝縮水が凝縮水流 路に集められ、コアチューブの下側に凝縮水の水膜ができることはなくコアチュ ーブの内面の蒸気が占める面積を広く確保できる。この結果、蒸気から冷却風へ の熱通過の熱抵抗が軽減され、冷却効率が悪化することがなくなる。
【図1】本考案の一実施例に係る沸騰冷却装置用ラジエ
ータの主要部の断面図。
ータの主要部の断面図。
【図2】沸騰冷却装置用の全体構成図
【図3】従来のラジエータの正面図。
【図4】図3中のIV−IV線矢視図。
31 コアチューブ 32 コルゲートフィン 33 凝縮水流路 34 凝縮水 35 蒸気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 浮田 哲嗣 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジンのウォータジャケット内でクー
ラントを沸騰させて沸騰熱伝達を利用することで該エン
ジンの冷却を行なう沸騰冷却装置に用いられ、コアチュ
ーブが水平に配設されるクロスフロー型のラジエータに
おいて、冷却風流出側における前記コアチューブに該コ
アチューブ内の凝縮水を流通させる凝縮水流路を設けた
ことを特徴とする沸騰冷却装置用ラジエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9515691U JP2539897Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 沸騰冷却装置用ラジエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9515691U JP2539897Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 沸騰冷却装置用ラジエータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0547342U true JPH0547342U (ja) | 1993-06-22 |
| JP2539897Y2 JP2539897Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=14129928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9515691U Expired - Lifetime JP2539897Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 沸騰冷却装置用ラジエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2539897Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP9515691U patent/JP2539897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2539897Y2 (ja) | 1997-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970218 |