JPH0547699U - プラスチック容器の接合構造 - Google Patents
プラスチック容器の接合構造Info
- Publication number
- JPH0547699U JPH0547699U JP10854591U JP10854591U JPH0547699U JP H0547699 U JPH0547699 U JP H0547699U JP 10854591 U JP10854591 U JP 10854591U JP 10854591 U JP10854591 U JP 10854591U JP H0547699 U JPH0547699 U JP H0547699U
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】容器本体と蓋体とを優れた連結強度並びにシ−
ル性で容易に接合できるプラスチック容器の接合構造を
提供する。 【構成】互いに接合するプラスチック容器片1の一方の
端部外周に沿い凸部11または凹部21を設け、他方の
容器片2の端部内周に沿い凹部21または凸部11を設
け、両端部を凸部11と凹部21との隙間の無い歯合に
より連結し、両端部の外面間を溶接したことを特徴とす
る。
ル性で容易に接合できるプラスチック容器の接合構造を
提供する。 【構成】互いに接合するプラスチック容器片1の一方の
端部外周に沿い凸部11または凹部21を設け、他方の
容器片2の端部内周に沿い凹部21または凸部11を設
け、両端部を凸部11と凹部21との隙間の無い歯合に
より連結し、両端部の外面間を溶接したことを特徴とす
る。
Description
【0001】
本考案はフィルタ−ハウジング等の耐圧プラスチック容器の組立てに使用する プラスチック容器の接合構造に関するものである。
【0002】
高圧流体の処理に使用する器具の容器、例えば、フィルタ−の容器においては 、容器本体に蓋体をその流体圧力に応じて所定の連結強度並びにシ−ル性で接合 しなければならない。
【0003】 従来、かかる容器本体と蓋体との接合構造としては、図3の(イ)に示すよう に、容器本体1’に蓋体2’を溶接する構造(3’は溶接箇所を示す)、図3の (ロ)に示すように、容器本体1’に蓋体2’をパッキング3”を介して螺結す る構造(4’は螺結部を示す)並びに図3の(ハ)に示すように、容器本体1’ に蓋体2’を螺結し、両者1,2間を溶接する(5’は溶接箇所を示す)構造等 が知られている。
【0004】
しかしながら、図3の(イ)に示す接合構造では、溶接時に高分子が熱分解し 易い等、プラスチック溶接の機械的強度に対する信頼性が低く、特に高温使用下 においては、プラスチック溶接部の強度低下が著しいので、問題がある。
【0005】 また、図3の(ロ)に示す接合構造では、螺合連結によって内圧に対する連結 強度は保証できるが、高温使用下ではOリング並びに容器自体の軟化により、O リングのシ−ル面圧の低下が余儀なくされ、シ−ル性の点で問題がある。このシ −ル性については、Oリングシ−ル面の表面荒さや同シ−ル面の微小な傷による シ−ル性低下を排除するために、シ−ル面の加工も必要でありやっかいである。
【0006】 更に、図3の(ハ)に示す接合構造では、螺合部の雄ねじ溝と雌ねじ溝間のバ ックラッシュのために、内圧の作用下、そのバックラッシュの間隙寸法に相当す る引っ張り歪みが溶接部に作用し、引っ張り応力の発生が避けられない。而るに 、プラスチックの溶接面においては、分子構造的に一体化されており、応力の作 用を排除し得れば、充分なシ−ル性を期待できるが、図3の(ハ)に示す接合構 造の溶接部においては、引っ張り応力の作用が避けられないので、シ−ル性に問 題がある。
【0007】 本考案の目的は、容器本体と蓋体とを優れた連結強度並びにシ−ル性で容易に 接合できるプラスチック容器の接合構造を提供することにある。
【0008】
本考案のプラスチック容器の接合構造は、互いに接合するプラスチック容器片 の一方の端部外周に沿い凸部または凹部を設け、他方の容器片の端部内周に沿い 凹部または凸部を設け、両端部を凸部と凹部との隙間の無い歯合により連結し、 両端部の外面間を溶接したことを特徴とする構成である。
【0009】
凹凸部の歯合により容器内圧に対して充分な連結強度を保証できる。また、容 器内圧を凹凸歯合部が支承するので、溶接部に引っ張り応力が作用するのを排除 でき、溶接部がシ−ル作用を有効に奏する。
【0010】
以下、図面により本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の実施例を示す一部断面図である。 図1において、1はプラスチック性の容器本体であり、上端外周に沿って凸部 11を形成してある。2は蓋体であり、下端部の内周に沿って凹部21を設けて あり、この凹部21の下方に隣接して凸部22が存在している。
【0011】 上記容器本体1の上端部と蓋体2の下端部とを、凹部21と凸部11との無隙 間の歯合により連結してあり、凸部11の外周面と凹部21の内周面との間、凸 部11の上側面と凹部21内の上側面との間並びに凸部11の下側面と凹部21 内の下側面との間を一定の面圧で緊圧してある。
【0012】 この容器本体上端部と蓋体下端部との連結には、蓋体2を加熱して膨張させる と共に容器本体1を冷却により収縮させて蓋体2の下端部内径を容器本体1上端 の凸部11外径よりも大とし、容器本体上端部を蓋体下端部内に挿入し、次いで 両者1,2を常温に戻す方法を使用できる。特に、歯合代(凸部11の高さまた は凹部21の深さ)が大である場合は、加熱した蓋体2の下端部内径を筒状の拡 径治具により弾性変形領域内で拡径し、容器本体1の上端部をこの拡径治具を通 して蓋体2内に挿入し、次いで拡径治具を抜取ることが望ましい。
【0013】 図1において、3は容器本体1と蓋体2との溶接部を示し、リング状のプラス チック溶接材30によって蓋体2の下端端面23と容器本体1の外面とを溶着し てある。
【0014】 上記のプラスチック容器においては、容器内の流体圧力により容器壁にフ−プ ストレスと長さ方向引っ張りストレスとが作用し、フ−プストレスに対しては、 常法に従い、容器本体1の厚み並びに蓋体2の厚みを所定寸法に設定することに より対処できる。
【0015】 他方、長さ方向引っ張りストレスに基づき、上記凹凸歯合部における凸部下側 面と凹部内の下側面との係止面aに面圧が作用し、容器本体1には、凸部11の 点線mで示すつけ根に沿って最大の剪断応力が作用し、蓋体2には、内周下端の 凸部22の点線nで示すつけ根に沿って最大の剪断応力が作用するが、これらつ け根の幅を充分に厚くすることにより、剪断歪みをよく抑制でき、容器内圧の全 てを実質上、凹凸歯合部に支承させ得、容器内圧に基づく溶接部3への引っ張り ストレスの作用を排除できる。
【0016】 従って、溶接部3における溶接面での分子間の結合一体化を安定に維持でき、 凹凸歯合部の接触面のみでは容器内流体をシ−ルし得なくても、溶接面の安定な 分子結合面の補完により、優れたシ−ル性を保証できる。
【0017】 図2は本考案の別実施例を示す一部断面図である。 この実施例においては、容器本体1の上端部外周に沿って凹部21を設け、蓋 体2の下端部内周に沿って凸部11を設け、これらの凹凸部の歯合により両者1 ,2を連結し、蓋体2の下端端面と容器本体1の外周面とをプラスチック溶接材 に30より溶接3してある。
【0018】 この実施例においても、容器内圧の全てを実質上、凹凸歯合部のみで支承でき 、容器内圧に基づく溶接部への引っ張りストレスの作用を排除でき、溶接部にお ける溶接面での分子間の結合一体化を安定に維持でき、凹凸歯合部の接触面のみ では容器内流体をシ−ルし得なくても、溶接面の安定な分子結合面のために優れ たシ−ル性を保証できる
【0019】
本考案のプラスチック容器の接合構造は上述した通りの構成であり、凹凸歯合 部で容器内圧に対する連結強度を保証でき、容器内流体に対するシ−ル性を溶接 部で補完できる。そして、凹凸部の歯合については、プラスチックが金属に較べ て熱膨張係数が大でヤング率が小であるから、金属部材の焼き嵌めに較べ容易で あり、溶接については、機械的強度が殆ど要求されないので簡単に済ませ得る。 従って、本考案によれば、機械的強度、シ−ル性に優れたプラスチック容器を容 易に組み立てることができる。
【図1】本考案の実施例を示す一部断面図である。
【図2】本考案の上記とは別の実施例を示す一部断面図
である。
である。
【図3】互いに異なる従来例を示す一部断面図である。
1 容器片 11 凸部 2 容器片 21 凹部 3 溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 姫野 誠 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 (72)考案者 山岸 隆 栃木県河内郡南河内町薬師寺3304−1
Claims (1)
- 【請求項1】互いに接合するプラスチック容器片の一方
の端部外周に沿い凸部または凹部を設け、他方の容器片
の端部内周に沿い凹部または凸部を設け、両端部を凸部
と凹部との隙間の無い歯合により連結し、両端部の外面
間を溶接したことを特徴とするプラスチック容器の接合
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10854591U JPH0547699U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | プラスチック容器の接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10854591U JPH0547699U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | プラスチック容器の接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0547699U true JPH0547699U (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14487545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10854591U Pending JPH0547699U (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | プラスチック容器の接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0547699U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006095546A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 二部材の接合構造および接合方法、並びにガス容器およびその製造方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6290220A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-04-24 | ヤコブ・ベルク・ゲエムベハ・ウント・カンパニ・カ−ゲ− | プラスチツク製容器に溶接固定したプラスチツク製密閉蓋、その形成方法及び形成装置 |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP10854591U patent/JPH0547699U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6290220A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-04-24 | ヤコブ・ベルク・ゲエムベハ・ウント・カンパニ・カ−ゲ− | プラスチツク製容器に溶接固定したプラスチツク製密閉蓋、その形成方法及び形成装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006095546A1 (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 二部材の接合構造および接合方法、並びにガス容器およびその製造方法 |
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