JPH0547869Y2 - - Google Patents
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- JPH0547869Y2 JPH0547869Y2 JP1989147727U JP14772789U JPH0547869Y2 JP H0547869 Y2 JPH0547869 Y2 JP H0547869Y2 JP 1989147727 U JP1989147727 U JP 1989147727U JP 14772789 U JP14772789 U JP 14772789U JP H0547869 Y2 JPH0547869 Y2 JP H0547869Y2
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- JP
- Japan
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- clutch
- locking
- clutch shoe
- shoe
- centrifugal
- Prior art date
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- 230000006835 compression Effects 0.000 description 8
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 2
- 241001272720 Medialuna californiensis Species 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/14—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
- F16D43/18—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members with friction clutching members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
- F16D43/04—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed
- F16D43/14—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members
- F16D2043/145—Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by angular speed with centrifugal masses actuating the clutching members directly in a direction which has at least a radial component; with centrifugal masses themselves being the clutching members the centrifugal masses being pivoting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えば刈払機におけるエンジンと
伝動軸との間の動力伝達を断接する遠心クラツチ
に係り、詳しくはクラツチイン回転速度の設定の
自由度を高めることができる遠心クラツチに関す
るものである。
伝動軸との間の動力伝達を断接する遠心クラツチ
に係り、詳しくはクラツチイン回転速度の設定の
自由度を高めることができる遠心クラツチに関す
るものである。
刈払機において、動力部のエンジンから伝動軸
への動力伝達を断接する遠心クラツチの一般的な
構造では、クラツチシユーが、端部においてフラ
イホイールに回転自在に結合するとともに、フラ
イホイールと一体的に回転し、フライホイールの
高速回転時では遠心力により縮閉用の引張コイル
ばねに抗して拡開し、ドラムの内周に係合するも
のとなつている。
への動力伝達を断接する遠心クラツチの一般的な
構造では、クラツチシユーが、端部においてフラ
イホイールに回転自在に結合するとともに、フラ
イホイールと一体的に回転し、フライホイールの
高速回転時では遠心力により縮閉用の引張コイル
ばねに抗して拡開し、ドラムの内周に係合するも
のとなつている。
一方、このような遠心クラツチでは、接時にク
ラツチシユーとドラムとが適切に係合するように
するために、クラツチシユーはその支点部の挿通
孔において支軸としての止めボルトとの間に所定
の間隙を有しており、支点部の挿通孔と止めボル
トとが、相互に衝突して、叩き音を生じさせてい
る。そこで、実公昭60−11300号公報は、この間
隙に弾性体を嵌装して、叩き音を防止することを
提案している。
ラツチシユーとドラムとが適切に係合するように
するために、クラツチシユーはその支点部の挿通
孔において支軸としての止めボルトとの間に所定
の間隙を有しており、支点部の挿通孔と止めボル
トとが、相互に衝突して、叩き音を生じさせてい
る。そこで、実公昭60−11300号公報は、この間
隙に弾性体を嵌装して、叩き音を防止することを
提案している。
実公昭60−11300号公報の遠心クラツチは叩き
音の抑制効果はあるが、遠心クラツチのクラツチ
イン回転速度については、従来の遠心クラツチと
同様に、クラツチイン回転速度がクラツチシユー
を縮閉方向へ付勢する引張コイルばねのばね定数
にのみ決定され、クラツチイン回転速度の設定の
自由度が制約されている。また、クラツチシユー
の拡開時のドラムの内周とクラツチシユーとの係
合が両者の摩擦力にのみ依存するため、滑りが生
じやすく、動力の伝達ロスが生じている。
音の抑制効果はあるが、遠心クラツチのクラツチ
イン回転速度については、従来の遠心クラツチと
同様に、クラツチイン回転速度がクラツチシユー
を縮閉方向へ付勢する引張コイルばねのばね定数
にのみ決定され、クラツチイン回転速度の設定の
自由度が制約されている。また、クラツチシユー
の拡開時のドラムの内周とクラツチシユーとの係
合が両者の摩擦力にのみ依存するため、滑りが生
じやすく、動力の伝達ロスが生じている。
請求項1の考案の目的は、クラツチシユーの支
点部の挿通孔における叩き音を抑制することがで
きるとともに、クラツチイン回転速度の設定の自
由度を大きくすることができる遠心クラツチを提
供することである。
点部の挿通孔における叩き音を抑制することがで
きるとともに、クラツチイン回転速度の設定の自
由度を大きくすることができる遠心クラツチを提
供することである。
請求項2の考案の目的はさらに、遠心クラツチ
の接時の動力伝達率を高めることである。
の接時の動力伝達率を高めることである。
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使
用して説明する。
用して説明する。
請求項1の前提となる遠心クラツチ36では、
クラツチシユー38が、端部において入力側回転
部材24に回転自在に結合するとともに、入力側
回転部材24と一体的に回転し、遠心力による拡
開時ではドラム56の内周に係合する。そして、
このようなものにおいて、請求項1の遠心クラツ
チ36では、係止体74が、入力側回転部材24
のクラツチシユー38側に形成された案内孔70
によりクラツチシユー38の揺動面に対して直角
方向へ案内され、かつ案内孔70内の付勢手段7
2によりクラツチシユー38の方へ付勢される。
また、係止体74を挿抜自在に嵌入される縮閉時
用係止穴52は、クラツチシユー38の縮閉時に
おける係止体74の対応位置となるように、クラ
ツチシユー38の入力側回転部材24側の面に形
成されている。
クラツチシユー38が、端部において入力側回転
部材24に回転自在に結合するとともに、入力側
回転部材24と一体的に回転し、遠心力による拡
開時ではドラム56の内周に係合する。そして、
このようなものにおいて、請求項1の遠心クラツ
チ36では、係止体74が、入力側回転部材24
のクラツチシユー38側に形成された案内孔70
によりクラツチシユー38の揺動面に対して直角
方向へ案内され、かつ案内孔70内の付勢手段7
2によりクラツチシユー38の方へ付勢される。
また、係止体74を挿抜自在に嵌入される縮閉時
用係止穴52は、クラツチシユー38の縮閉時に
おける係止体74の対応位置となるように、クラ
ツチシユー38の入力側回転部材24側の面に形
成されている。
請求項2の考案の遠心クラツチ36では、係止
体74を挿抜自在に嵌入される拡開時用係止穴5
4が、クラツチシユー38の拡開時における係止
体74の対応位置となるように、クラツチシユー
38の入力側回転部材24側の面に形成されてい
る。
体74を挿抜自在に嵌入される拡開時用係止穴5
4が、クラツチシユー38の拡開時における係止
体74の対応位置となるように、クラツチシユー
38の入力側回転部材24側の面に形成されてい
る。
請求項1の考案において、クラツチシユー38
の縮閉時では、クラツチシユー38の縮閉時用係
止穴52が係止体74の位置にある。したがつ
て、係止体74は、付勢手段72により縮閉時用
係止穴52の方へ突出し、縮閉時用係止穴52に
嵌入する。係止体74は、縮閉時用係止穴52に
クラツチシユー38の揺動方向に対して直角方向
へ付勢手段72による所定の付勢力で嵌入するの
で、クラツチシユー38は、揺動方向に対して入
力側回転部材24に係止状態になる。こうして、
クラツチシユー38は、所定の係止力で縮閉位置
に保持される。
の縮閉時では、クラツチシユー38の縮閉時用係
止穴52が係止体74の位置にある。したがつ
て、係止体74は、付勢手段72により縮閉時用
係止穴52の方へ突出し、縮閉時用係止穴52に
嵌入する。係止体74は、縮閉時用係止穴52に
クラツチシユー38の揺動方向に対して直角方向
へ付勢手段72による所定の付勢力で嵌入するの
で、クラツチシユー38は、揺動方向に対して入
力側回転部材24に係止状態になる。こうして、
クラツチシユー38は、所定の係止力で縮閉位置
に保持される。
入力側回転部材24の回転速度の上昇に伴つ
て、クラツチシユー38の遠心力が増加し、クラ
ツチシユー38の拡開力が所定値以上になると、
係止体74は、付勢手段72の付勢力に抗する力
をクラツチシユー38から受け、付勢手段72の
付勢力に抗して縮閉時用係止穴52から離脱し、
クラツチシユー38の揺動方向の入力側回転部材
24とクラツチシユー38との係止が解除され
る。こうして、クラツチシユー38は、拡開し
て、ドラム56の内周に係合し、遠心クラツチ3
6は接状態になる。
て、クラツチシユー38の遠心力が増加し、クラ
ツチシユー38の拡開力が所定値以上になると、
係止体74は、付勢手段72の付勢力に抗する力
をクラツチシユー38から受け、付勢手段72の
付勢力に抗して縮閉時用係止穴52から離脱し、
クラツチシユー38の揺動方向の入力側回転部材
24とクラツチシユー38との係止が解除され
る。こうして、クラツチシユー38は、拡開し
て、ドラム56の内周に係合し、遠心クラツチ3
6は接状態になる。
請求項2の考案では、クラツチシユー38の拡
開時では、クラツチシユー38は、ドラム56の
内周に係合しているとともに、クラツチシユー3
8の拡開時用係止穴54が係止体74の位置にあ
る。したがつて、係止体74は、付勢手段72に
より拡開時用係止穴54の方へ突出し、拡開時用
係止穴54に嵌入する。係止体74は、拡開時用
係止穴54にクラツチシユー38の揺動方向に対
して直角方向へ付勢手段72による所定の付勢力
で嵌入するので、クラツチシユー38は、揺動方
向に対して入力側回転部材24に係止状態にな
る。こうして、クラツチシユー38は、所定の係
止力で拡開位置に保持される。
開時では、クラツチシユー38は、ドラム56の
内周に係合しているとともに、クラツチシユー3
8の拡開時用係止穴54が係止体74の位置にあ
る。したがつて、係止体74は、付勢手段72に
より拡開時用係止穴54の方へ突出し、拡開時用
係止穴54に嵌入する。係止体74は、拡開時用
係止穴54にクラツチシユー38の揺動方向に対
して直角方向へ付勢手段72による所定の付勢力
で嵌入するので、クラツチシユー38は、揺動方
向に対して入力側回転部材24に係止状態にな
る。こうして、クラツチシユー38は、所定の係
止力で拡開位置に保持される。
以下、この考案を図面の実施例について説明す
る。
る。
第5図は刈払機10の全体を概略的に示す斜視
図である。刈払機10は、長く延びる操作桿12
と、この操作桿12の上端部に結合する動力部1
4と、操作桿12の下端部に結合するギヤ装置1
6と、このギヤ装置16の下面側に配設され動力
部14から操作桿12内の伝動軸60(第2図)
及びギヤ装置16の歯車(図示せず)を経て伝達
される回転動力により回転される刈刃18とを備
えている。ハンドル20は、左右へ張り出すよう
に操作桿12に固定され、スロツトルレバー22
は、ハンドル20の先端部に取付けられ、動力部
14のエンジンのスロツトル開度を調整する。
図である。刈払機10は、長く延びる操作桿12
と、この操作桿12の上端部に結合する動力部1
4と、操作桿12の下端部に結合するギヤ装置1
6と、このギヤ装置16の下面側に配設され動力
部14から操作桿12内の伝動軸60(第2図)
及びギヤ装置16の歯車(図示せず)を経て伝達
される回転動力により回転される刈刃18とを備
えている。ハンドル20は、左右へ張り出すよう
に操作桿12に固定され、スロツトルレバー22
は、ハンドル20の先端部に取付けられ、動力部
14のエンジンのスロツトル開度を調整する。
第2図は遠心クラツチ36と伝動軸60との連
結部を含む範囲の詳細な構造図である。フライホ
イール24は、冷却用フインを備え、動力部14
の二サイクルエンジンのクランク軸26のテーパ
状端部に嵌合して、半月キー28によりクランク
軸26と一体回転的に結合するとともに、クラン
ク軸26に螺合するナツト30によりクランク軸
26に締め付けられる。フライホイール24は、
また、動力部14のエンジンの点火電流をクラン
ク軸26の回転に同期して生成するための磁石3
2を埋め込まれているとともに、回転中心から離
れた箇所に止め用隆起部34を有している。
結部を含む範囲の詳細な構造図である。フライホ
イール24は、冷却用フインを備え、動力部14
の二サイクルエンジンのクランク軸26のテーパ
状端部に嵌合して、半月キー28によりクランク
軸26と一体回転的に結合するとともに、クラン
ク軸26に螺合するナツト30によりクランク軸
26に締め付けられる。フライホイール24は、
また、動力部14のエンジンの点火電流をクラン
ク軸26の回転に同期して生成するための磁石3
2を埋め込まれているとともに、回転中心から離
れた箇所に止め用隆起部34を有している。
第3図は遠心クラツチ36をフライホイール2
4の方から斜めに見た斜視図である。一対のクラ
ツチシユー38は点対称に配設され、ライニング
40がクラツチシユー38の外周側に固着されて
いる。止めボルト42は、各クラツチシユー38
の一端側の支点部44に形成されている挿通孔4
6に挿通される。引張コイルばね48は、両端部
において両クラツチシユー38の中間部に掛止さ
れ、両クラツチシユー38を縮閉方向へ付勢す
る。フライホイール24の回転速度、すなわちク
ラツチシユー38の回転速度が増加すると、クラ
ツチシユー38は遠心力により引張コイルばね4
8に抗して拡開し、ライニング40がドラム56
(第2図)の内周に係合し、遠心クラツチ36は
接状態となる。各クラツチシユー38は、その揺
動方向へ広がる平面部50を備え、平面部50の
フライホイール24側の面には、それぞれ外側及
び内側の関係となるように、半球状の縮閉時用係
止穴52及び拡開時用係止穴54が穿設されてい
る。
4の方から斜めに見た斜視図である。一対のクラ
ツチシユー38は点対称に配設され、ライニング
40がクラツチシユー38の外周側に固着されて
いる。止めボルト42は、各クラツチシユー38
の一端側の支点部44に形成されている挿通孔4
6に挿通される。引張コイルばね48は、両端部
において両クラツチシユー38の中間部に掛止さ
れ、両クラツチシユー38を縮閉方向へ付勢す
る。フライホイール24の回転速度、すなわちク
ラツチシユー38の回転速度が増加すると、クラ
ツチシユー38は遠心力により引張コイルばね4
8に抗して拡開し、ライニング40がドラム56
(第2図)の内周に係合し、遠心クラツチ36は
接状態となる。各クラツチシユー38は、その揺
動方向へ広がる平面部50を備え、平面部50の
フライホイール24側の面には、それぞれ外側及
び内側の関係となるように、半球状の縮閉時用係
止穴52及び拡開時用係止穴54が穿設されてい
る。
第2図に戻り、止めボルト42は、クラツチシ
ユー38の支点部44の挿通孔46に挿通されて
から、フライホイール24の止め用隆起部34に
螺合し、支点部44を止めボルト42の軸線の周
りに回転自在に支持している。ドラム56は、ク
ラツチシユー38等を内部に収容する。ボス58
は、一端部において、ドラム56の中央の穴に一
体回転的に嵌入して、溶接等によりドラム56に
固定され、他端部において伝動軸60の端部をス
プライン嵌合等により一体回転自在に嵌入され
る。ケース62は、ナツト30を外側から包囲
し、両端部をそれぞれ操作桿12及び動力部14
に結合している。ボールベアリング64は、ボス
58の外周とケース62の内周との間の嵌挿さ
れ、ボス58をケース62に回転自在に支持する
とともに、C形止め輪66により抜けを阻止され
ている。
ユー38の支点部44の挿通孔46に挿通されて
から、フライホイール24の止め用隆起部34に
螺合し、支点部44を止めボルト42の軸線の周
りに回転自在に支持している。ドラム56は、ク
ラツチシユー38等を内部に収容する。ボス58
は、一端部において、ドラム56の中央の穴に一
体回転的に嵌入して、溶接等によりドラム56に
固定され、他端部において伝動軸60の端部をス
プライン嵌合等により一体回転自在に嵌入され
る。ケース62は、ナツト30を外側から包囲
し、両端部をそれぞれ操作桿12及び動力部14
に結合している。ボールベアリング64は、ボス
58の外周とケース62の内周との間の嵌挿さ
れ、ボス58をケース62に回転自在に支持する
とともに、C形止め輪66により抜けを阻止され
ている。
第1図はクラツチシユー38の縮閉状態におい
て係止用隆起部68を通る所定の平面でフライホ
イール24及びクラツチシユー38を切つた断面
図である。係止用隆起部68は、フライホイール
24のクラツチシユー38側の面にクラツチシユ
ー38の平面部50に十分に接近するまで、隆起
し、案内孔70を形成されている。圧縮コイルば
ね72及びボール74は案内孔70に開口側から
順番に組み込まれ、ボール74は、係止用隆起部
68の隆起方向へ案内孔70により案内されると
ともに、圧縮コイルばね72により平面部50の
方へ付勢される。縮閉時用係止穴52及び拡開時
用係止穴54は、それぞれクラツチシユー38の
縮閉位置及び拡開位置においてボール74に対応
する箇所となるように、平面部50に穿設され
る。
て係止用隆起部68を通る所定の平面でフライホ
イール24及びクラツチシユー38を切つた断面
図である。係止用隆起部68は、フライホイール
24のクラツチシユー38側の面にクラツチシユ
ー38の平面部50に十分に接近するまで、隆起
し、案内孔70を形成されている。圧縮コイルば
ね72及びボール74は案内孔70に開口側から
順番に組み込まれ、ボール74は、係止用隆起部
68の隆起方向へ案内孔70により案内されると
ともに、圧縮コイルばね72により平面部50の
方へ付勢される。縮閉時用係止穴52及び拡開時
用係止穴54は、それぞれクラツチシユー38の
縮閉位置及び拡開位置においてボール74に対応
する箇所となるように、平面部50に穿設され
る。
実施例の作用について説明する。
クラツチシユー38の縮閉時では、クラツチシ
ユー38の縮閉時用係止穴52がボール74の位
置にある。したがつて、ボール74は、圧縮コイ
ルばね72により縮閉時用係止穴52の方へ突出
し、縮閉時用係止穴52及び案内孔70の両者に
それぞれ部分的に嵌合した状態になる。ボール7
4は、係止用隆起部68の隆起方向、すなわち縮
閉時用係止穴52にクラツチシユー38の揺動方
向に対して直角方向へ圧縮コイルばね72による
所定の付勢力で嵌入するので、クラツチシユー3
8は、揺動方向に対してフライホイール24に係
止状態になる。こうして、クラツチシユー38
は、所定の係止力で縮閉位置に保持される。
ユー38の縮閉時用係止穴52がボール74の位
置にある。したがつて、ボール74は、圧縮コイ
ルばね72により縮閉時用係止穴52の方へ突出
し、縮閉時用係止穴52及び案内孔70の両者に
それぞれ部分的に嵌合した状態になる。ボール7
4は、係止用隆起部68の隆起方向、すなわち縮
閉時用係止穴52にクラツチシユー38の揺動方
向に対して直角方向へ圧縮コイルばね72による
所定の付勢力で嵌入するので、クラツチシユー3
8は、揺動方向に対してフライホイール24に係
止状態になる。こうして、クラツチシユー38
は、所定の係止力で縮閉位置に保持される。
クランク軸26の回転速度の上昇に伴つて、ク
ラツチシユー38の遠心力が増加し、クラツチシ
ユー38の拡開力が所定値以上になると、ボール
74は、クラツチシユー38から圧縮コイルばね
72の付勢力に抗する力を受け、この力により縮
閉時用係止穴52から離脱し、クラツチシユー3
8の揺動方向のフライホイール24とクラツチシ
ユー38との係止が解除される。こうして、クラ
ツチシユー38は、引張コイルバネ48に抗して
拡開して、ライニング40をドラム56の内周に
係合させ、遠心クラツチ36は接状態になる。な
お、ボール74は、クラツチシユー38の縮閉位
置から拡開位置への揺動の際、平面部50の面を
転動する。
ラツチシユー38の遠心力が増加し、クラツチシ
ユー38の拡開力が所定値以上になると、ボール
74は、クラツチシユー38から圧縮コイルばね
72の付勢力に抗する力を受け、この力により縮
閉時用係止穴52から離脱し、クラツチシユー3
8の揺動方向のフライホイール24とクラツチシ
ユー38との係止が解除される。こうして、クラ
ツチシユー38は、引張コイルバネ48に抗して
拡開して、ライニング40をドラム56の内周に
係合させ、遠心クラツチ36は接状態になる。な
お、ボール74は、クラツチシユー38の縮閉位
置から拡開位置への揺動の際、平面部50の面を
転動する。
クラツチシユー38の拡開時では、クラツチシ
ユー38は、ドラム56の内周に係合していると
ともに、クラツチシユー38の拡開時用係止穴5
4がボール74の位置にある。したがつて、ボー
ル74は、圧縮コイルばね72により拡開時用係
止穴54の方へ突出し、拡開時用係止穴54及び
案内孔70の両者にそれぞれ部分的に嵌合した状
態になる。ボール74は、案内孔70の隆起方向
へ、すなわち拡開時用係止穴54にクラツチシユ
ー38の揺動方向に対して直角方向へ圧縮コイル
ばね72による所定の付勢力で嵌入するので、ク
ラツチシユー38は、揺動方向に対してフライホ
イール24の係止状態になる。こうして、クラツ
チシユー38はドラム56の内周に確実に係合さ
れる。
ユー38は、ドラム56の内周に係合していると
ともに、クラツチシユー38の拡開時用係止穴5
4がボール74の位置にある。したがつて、ボー
ル74は、圧縮コイルばね72により拡開時用係
止穴54の方へ突出し、拡開時用係止穴54及び
案内孔70の両者にそれぞれ部分的に嵌合した状
態になる。ボール74は、案内孔70の隆起方向
へ、すなわち拡開時用係止穴54にクラツチシユ
ー38の揺動方向に対して直角方向へ圧縮コイル
ばね72による所定の付勢力で嵌入するので、ク
ラツチシユー38は、揺動方向に対してフライホ
イール24の係止状態になる。こうして、クラツ
チシユー38はドラム56の内周に確実に係合さ
れる。
第4図は遠心クラツチ36の入力回転速度と動
力伝達効率との関係を示すグラフである。遠心ク
ラツチ36では、クラツチシユー38の拡開に対
する抵抗力として引張コイルばね48の付勢力の
他に、縮閉時用係止穴52へのボール74の嵌入
による係止力が存在するので、クラツチイン回転
速度は、従来のPi2に対して高いPi1となる。ま
た、クラツチシユー38の拡開時では、クラツチ
シユー38の縮閉に対する抵抗力として拡開時用
係止穴54へのボール74の嵌入による係止力が
存在するので、クラツチアウト回転速度は、従来
のPo2に対して低いPo1となる。
力伝達効率との関係を示すグラフである。遠心ク
ラツチ36では、クラツチシユー38の拡開に対
する抵抗力として引張コイルばね48の付勢力の
他に、縮閉時用係止穴52へのボール74の嵌入
による係止力が存在するので、クラツチイン回転
速度は、従来のPi2に対して高いPi1となる。ま
た、クラツチシユー38の拡開時では、クラツチ
シユー38の縮閉に対する抵抗力として拡開時用
係止穴54へのボール74の嵌入による係止力が
存在するので、クラツチアウト回転速度は、従来
のPo2に対して低いPo1となる。
図示の実施例では、係止体としてボール74が
使用されているが、案内孔70によりクラツチシ
ユー38の揺動方向に対して直角方向へ案内さ
れ、かつ縮閉時用係止穴52及び拡開時用係止穴
54に挿抜自在に嵌合するものであるならば、ボ
ール74以外の何でも、例えば縮閉時用係止穴5
2及び拡開時用係止穴54に嵌入する端部を球面
状とした棒体等であつてもよい。
使用されているが、案内孔70によりクラツチシ
ユー38の揺動方向に対して直角方向へ案内さ
れ、かつ縮閉時用係止穴52及び拡開時用係止穴
54に挿抜自在に嵌合するものであるならば、ボ
ール74以外の何でも、例えば縮閉時用係止穴5
2及び拡開時用係止穴54に嵌入する端部を球面
状とした棒体等であつてもよい。
請求項1の考案では、クラツチシユーの縮閉時
では、係止体が、クラツチシユーの縮閉時用係止
穴に付勢手段による付勢力で嵌入し、クラツチシ
ユーを入力側回転部材に対してクラツチシユーの
揺動方向へ所定の係止力で係止する。したがつ
て、クラツチシユーの振動的な揺動が抑制され、
クラツチシユーの支点部の挿通孔と支軸との相互
の衝突に因る叩き音を抑制することができる。
では、係止体が、クラツチシユーの縮閉時用係止
穴に付勢手段による付勢力で嵌入し、クラツチシ
ユーを入力側回転部材に対してクラツチシユーの
揺動方向へ所定の係止力で係止する。したがつ
て、クラツチシユーの振動的な揺動が抑制され、
クラツチシユーの支点部の挿通孔と支軸との相互
の衝突に因る叩き音を抑制することができる。
請求項1の考案では、クラツチシユーの縮閉時
の係止体によるクラツチシユーの係止力は、クラ
ツチシユーの拡開に対向する力としてクラツチシ
ユーに作用するので、付勢手段のばね常数や縮閉
時用係止穴の形状等の変更により、入力側回転部
材のクラツチイン回転速度を変更することができ
る。したがつて、従来の遠心クラツチでは、クラ
ツチシユーを縮閉方向へ付勢している引張コイル
ばねのばね常数のみに依存していたクラツチイン
回転速度を、請求項1の考案では付勢手段のばね
常数等によつても変更することができ、クラツチ
イン回転速度の設定の自由度が増大する。
の係止体によるクラツチシユーの係止力は、クラ
ツチシユーの拡開に対向する力としてクラツチシ
ユーに作用するので、付勢手段のばね常数や縮閉
時用係止穴の形状等の変更により、入力側回転部
材のクラツチイン回転速度を変更することができ
る。したがつて、従来の遠心クラツチでは、クラ
ツチシユーを縮閉方向へ付勢している引張コイル
ばねのばね常数のみに依存していたクラツチイン
回転速度を、請求項1の考案では付勢手段のばね
常数等によつても変更することができ、クラツチ
イン回転速度の設定の自由度が増大する。
請求項2の考案では、クラツチシユーの拡開時
では、係止体が、クラツチシユーの拡開時用係止
穴に付勢手段による付勢力で嵌入し、クラツチシ
ユーを入力側回転部材に対してクラツチシユーの
揺動方向へ所定の係止力で係止する。したがつ
て、クラツチシユーは、拡開位置に強固に保持さ
れ、ドラムの内周との係合性が良くなるので、遠
心クラツチの動力伝達率が上昇し、伝達損失が低
下する。
では、係止体が、クラツチシユーの拡開時用係止
穴に付勢手段による付勢力で嵌入し、クラツチシ
ユーを入力側回転部材に対してクラツチシユーの
揺動方向へ所定の係止力で係止する。したがつ
て、クラツチシユーは、拡開位置に強固に保持さ
れ、ドラムの内周との係合性が良くなるので、遠
心クラツチの動力伝達率が上昇し、伝達損失が低
下する。
図面はこの考案の実施例に関し、第1図はクラ
ツチシユーの縮閉状態において係止用隆起部を通
る所定の平面でフライホイール及びクラツチシユ
ーを切つた断面図、第2図は遠心クラツチと伝動
軸との連結部を含む範囲の詳細な構造図、第3図
は遠心クラツチをフライホイールの方から斜めに
見た斜視図、第4図は遠心クラツチの入力回転速
度と動力伝達効率との関係を示すグラフ、第5図
は刈払機10の全体を概略的に示す斜視図であ
る。 24……フライホイール(入力側回転部材)、
36……遠心クラツチ、38……クラツチシユ
ー、52……縮閉時用係止穴、54……拡開時用
係止穴、56……ドラム、70……案内孔、72
……圧縮コイルばね(付勢手段)、74……ボー
ル(係止体)。
ツチシユーの縮閉状態において係止用隆起部を通
る所定の平面でフライホイール及びクラツチシユ
ーを切つた断面図、第2図は遠心クラツチと伝動
軸との連結部を含む範囲の詳細な構造図、第3図
は遠心クラツチをフライホイールの方から斜めに
見た斜視図、第4図は遠心クラツチの入力回転速
度と動力伝達効率との関係を示すグラフ、第5図
は刈払機10の全体を概略的に示す斜視図であ
る。 24……フライホイール(入力側回転部材)、
36……遠心クラツチ、38……クラツチシユ
ー、52……縮閉時用係止穴、54……拡開時用
係止穴、56……ドラム、70……案内孔、72
……圧縮コイルばね(付勢手段)、74……ボー
ル(係止体)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) クラツチシユー38が、端部において入力側
回転部材24に回転自在に結合するとともに、
前記入力側回転部材24と一体的に回転し、遠
心力による拡開時ではドラム56の内周に係合
する遠心クラツチ36において、係止体74
が、前記入力側回転部材24のクラツチシユー
38側に形成された案内孔70により前記クラ
ツチシユー38の揺動面に対して直角方向へ案
内され、かつ前記案内孔70内の付勢手段72
により前記クラツチシユー38の方へ付勢さ
れ、前記係止体74を挿抜自在に嵌入される縮
閉時用係止穴52が、前記クラツチシユー38
の縮閉時における前記係止体74の対応位置と
なるように、前記クラツチシユー38の入力側
回転部材24側の面に形成されていることを特
徴とする遠心クラツチ。 (2) 前記係止体74を挿抜自在に嵌入される拡開
時用係止穴54が、前記クラツチシユー38の
拡開時における前記係止体74の対応位置とな
るように、前記クラツチシユー38の入力側回
転部材24側の面に形成されていることを特徴
とする請求項1記載の遠心クラツチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989147727U JPH0547869Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989147727U JPH0547869Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0386223U JPH0386223U (ja) | 1991-08-30 |
| JPH0547869Y2 true JPH0547869Y2 (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=31694231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989147727U Expired - Lifetime JPH0547869Y2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0547869Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1989147727U patent/JPH0547869Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0386223U (ja) | 1991-08-30 |
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