JPH0548128U - 端末加工が容易な多心シールド線 - Google Patents
端末加工が容易な多心シールド線Info
- Publication number
- JPH0548128U JPH0548128U JP9885491U JP9885491U JPH0548128U JP H0548128 U JPH0548128 U JP H0548128U JP 9885491 U JP9885491 U JP 9885491U JP 9885491 U JP9885491 U JP 9885491U JP H0548128 U JPH0548128 U JP H0548128U
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- wire
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Abstract
(57)【要約】
【目的】端末加工の自動化をか可能化する多心シールド
線を開発すること。 【構成】多心シールド線において、介在の代わりに40
℃から100℃の間で融解乃至流動化する内シースとす
ること。
線を開発すること。 【構成】多心シールド線において、介在の代わりに40
℃から100℃の間で融解乃至流動化する内シースとす
ること。
Description
【0001】
本考案は端末加工性の優れた多芯シールド線に関するものである。
【0002】
多心シールド線は一般的に、先ず複数の絶縁線心を寄り合わせ、その上に絶縁 性の介在物を巻きつけ、或いは絶縁性の紐状体を絶縁線心と共に寄り合わせて緩 衝層とし、その上にシールド層を被覆し、シース被覆で保護した構造となってい る。
【0003】 上記した通常構造の多心シールド線の絶縁性の介在物は絶縁性の繊維乃至紐状 体を絶縁線心と共に撚り合わせて緩衝層としているが、従来より良い緩衝性を実 現するためにこの絶縁性の介在物に対して工夫がなされている。
【0004】 特開昭55−35478号公報では介在物として加水分解または電子線照射に より分解する材料よりなる紐状体を撚り合わせたものを用い、絶縁電線を完成し てから紐状体を分解して電線の可撓性を改良する方法について記載されている。
【0005】 実公昭54−45174号公報には、端末処理が容易で、かつ安価な耐衝撃性 ケーブルを提供する目的で複数の絶縁線心を包囲するシースとの間にアタクティ ックポリプロピレンを主体とする組成物からなる緩衝層をもうけて電線の耐衝撃 性を改良する方法について記載されている。
【0006】 先に上記した通常構造の多心シールド線の端末加工は手加工で行われるのが一 般的である。この端末加工の手加工の手順を、図3に示した一般的構造の2心シ ールド線を用いて、図5により以下に説明する。
【0007】 (1)先ず、シースの皮膜を剥がす。
【0008】 (2)シールドを所定の長さ剥がして切断する。
【0009】 (3)絶縁性の介在物を切断し、端末を取り付けることができる状態にシール ドを加工する。
【0010】 (4)絶縁体の皮ムキを行う。
【0011】 以上2心シールド線について説明したが撚り合わされた多心シールド線につい ても同じである。
【0012】 これに対して、多心シールド線については、端末加工は自動化が進んでいる。
【0013】 多心シールド線の自動端末加工は、図4の自動端末加工の模式図に示した通り 介在物、シールド層及びシース層に刃を入れ一括して端末処理をおこなう。これ は各部の真円度が高いので、刃を入れる微調整が容易であることが自動化を可能 にしている。
【0014】 多心シールド線の端末加工を自動化しようとする試みはある。この時撚り合わ せ線心以降の各層の真円度が重要になる。これを解決するために、撚り合わせ線 心の上の層、すなわち介在物を撚り合わせ介在物の代わりに内シースとする、言 い換えれば、撚り合わせ線心の上にシースを被覆する方法が提案されているが撚 り合わせ線心が真円性を満足しないので介在層の自動加工は依然として困難であ る。
【0015】 先に示した実公昭54−45174号公報には、複数の絶縁線心を包囲するシ ースとの間にアタクティックポリプロピレンを主体とする組成物からなる緩衝層 を設けて端末処理を容易にすることに関して記載されているが、この記述は単に 撚り合わせ介在物の代わりに内シースとする場合と同様で、手加工で介在物を取 り除くの場合、より撚り合わせ介在物よりも内シース的介在物(この場合アタク ティックポリプロピレンを主体とする組成物からなる緩衝層)は取り除きが容易 であることに過ぎない。
【0016】
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点を解消して、端末加工を自動化する ことを可能化する多心シールド線を開発することにある。
【0017】
上記課題は、複数の絶縁線心の撚り合わせ線、介在、該複数の絶縁線心を取り 巻くシールド及び外側のシースからなる多心シールド線において、介在の代わり に40℃から100℃の間で融解乃至流動化する内シースとすることを特徴とす る端末加工が容易なシールド線の開発によって解決される。
【0018】 ここで、内シースとは既に上記した通りシールド層の内側にあって、外側のシ ース絶縁被覆と同様絶縁被覆層を形成し撚り合わせ介在物の代わりをする層をい う。また、40℃から100℃の間で融解乃至流動化する内シースとは、上記し た自動端末加工機においてシース層及びシールド層まで刃を入れた段階で内シー ス層の温度を40℃から100℃の間にまで加熱し、その上層と共にシゴイタ時 内シース層で流動して、流動させた部分を絶縁心線の撚り合わせ線から除去しす ることを可能にする内シースを意味する。
【0019】 かくして剥き出しになった複数の絶縁心線の撚り合わせ線は簡単に手加工で端 末加工できる。
【0020】 加工温度が40℃以下の温度はシールド線が日常的に遭遇する温度であり、内 シースがかかる温度で流動化することは日常的にシールド線の変形などの問題を 起こすので好ましくない。また100℃以上で温度に曝すことは一般に絶縁体及 びシース被覆にダメージを与えるので避けるべきである。
【0021】 従って加工温度は一般に絶縁体及びシース被覆の定格温度である60℃、ある いはそれよりやや高い80℃のまでの間とすることがより好ましい。
【0022】 本考案における40℃から100℃の間で融解乃至流動化する内シースの具体 例としては、この温度範囲で溶融する固体パラフィン内でシースを形成する方法 が挙げられる。また内シースは固体パラフィン単層で構成するのではなくシール ド線の表面に適当な薄い層だけを固体パラフィン層として上記固体パラフィンの 層を設けたその上の層はポリエチレンあるいはポリプロピレンからなる内シース を形成する方法が挙げられる。更には可塑剤を含有する軟質のポリビニルブチラ ール中にテレフタル酸ジエチルエステルの微粉末状の結晶を分散させた複合組成 物で内シースを形成する方法も挙げることができる。
【0023】
本考案の多心シールド線の一例を図1に、自動端末加工の模式図を図2に示し た。以下に図2により多心シールド線の自動端末加工を具体的に説明する。しか しながら本考案は以下の説明によって制限されるることはない。
【0024】 (実施例−1) 絶縁体2で被覆された導体1からなる絶縁線心を撚って2心の絶縁心線の撚り 合わせ線を形成し、この2心の撚り合わせ線を固体パラフィン7で包んだ内シー スとし、その上にシールド層4、さらにその上にシース被覆を施ごして図1に示 す2心シールド線を製作した。
【0025】 この2心シールド線を図2に模式的に示した自動端末加工機にかけ自動端末加 工を行った。すなわち、刃6で図シース5の層まで切り込みシース5を除去し、 次いで刃6でシールド層4より少し内シース7(固体パラフィン層)まで切り込 み、ヒータ8で65℃まで加熱し固体パラフィン層7が融解した時シールド層4 を除去すると固体パラフィン層まで除去され、自動的に絶縁2心撚り線にまで剥 き出しになる。かくして、本考案の多心シールド線を用いれば自動的に絶縁2心 撚り線にまで剥き出しにでき、剥き出された絶縁心線の撚り合わせ線は簡単に手 加工で端末加工できた。
【0026】
(1)端末加工が容易に行える。
【0027】 (2)端末加工の自動化が図れ、しかも単心線用の自動端末加工機が利用できる ので、新たな設備投資を要せず、経済効果にすぐれている。
【図1】本考案の2心シールド線の一例の断面図であ
る。
る。
【図2】本考案の多心シールド線に適用可能な自動端末
加工機の模式図である。
加工機の模式図である。
【図3】従来の2心シールド線の一例の断面図である。
【図4】従来の単心シールド線用自動端末加工機の模式
図である。
図である。
【図5】2心シールド線の手加工による端末加工の手順
を示す模式図である。
を示す模式図である。
1 導体 2 絶縁体 3 介在 4 シールド 5 シース 6 自動端末加工機の刃 7 固体パラフィン 8 ヒータ
Claims (1)
- 【請求項1】複数の絶縁心線の撚り合わせ線、介在、該
複数の絶縁心線を取り巻くシールド及び外側シースから
なる多心シールド線において、介在の代わりに40℃か
ら100℃の間で融解乃至流動化する内シースとするこ
とを特徴とする端末加工が容易な多心シールド線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9885491U JPH0548128U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 端末加工が容易な多心シールド線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9885491U JPH0548128U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 端末加工が容易な多心シールド線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0548128U true JPH0548128U (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14230821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9885491U Pending JPH0548128U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 端末加工が容易な多心シールド線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0548128U (ja) |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP9885491U patent/JPH0548128U/ja active Pending
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