JPH0548226Y2 - - Google Patents

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JPH0548226Y2
JPH0548226Y2 JP913288U JP913288U JPH0548226Y2 JP H0548226 Y2 JPH0548226 Y2 JP H0548226Y2 JP 913288 U JP913288 U JP 913288U JP 913288 U JP913288 U JP 913288U JP H0548226 Y2 JPH0548226 Y2 JP H0548226Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、道路標識、工事用標識、案内標識な
ど、屋外において運転者、歩行者などへの情報の
伝達を正確かつ視認性よく行なわせるため必要箇
所に設置する可変反射標識に関するものである。
従来の技術 従来から箱型の可変反射標識はほとんど無反射
の内部照明式可変標識が用いられ、反射式では上
下式、字幕式、回転式などが見られる。最近では
三角柱の各面を利用して回転させる三可変反射標
識もある。上記反射式可変標識の上下式は箱体内
部の表示板を上下方向に吊つて上下させて図柄を
変化させ、字幕式は字幕面に貼付した反射材と共
に基体となるポリエステルなどのプラスチツクフ
イルムを上下に巻き上げる方式である。回転式は
平面状の切込んだ2重の標識が相重なるように回
転して図柄を変化させる方法である。これらの箱
型の可変標識はほとんどの場合、2〜3標識の可
変である。
考案が解決しようとする課題 上記のように従来からの可変標識類は、無反射
の字幕式を除いて構造上2〜3可変以上に設計で
きなかつた。また字幕式反射可変標識でも、消費
エネルギーの抑制や太陽電池の利用などの点から
軽量であることが要求され、そのため可変反射標
識数を多くできなかつた。また箱型の内部照明式
で、しかも可変再帰反射性の標識類は知られてい
ない。
本考案は上記の問題を解決するもので、可変標
識数が多く、軽量で反射性能高く、しかも内部照
明が可能な可変反射標識を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 上記の問題を解決するために本考案の可変反射
標識は、屈折率1.7以上、直径500μm以下である
多数の微小ガラス球の、直径の20〜60%に相当す
る部分の球面に直接反射層を形成し、前記微小ガ
ラス球の反射層形成部分を光透過性の乳白色板上
に面積が20〜80%の図柄状に設けた接着剤層に埋
没して高輝度の再帰性反射部を形成して反射器と
し、前記反射器の前方に所定間隔を隔てて、透明
印刷層からなる複数種類の表示部を長手方向に配
列した長尺の透明フイルムの前記表示部を転換自
在に対向させたものである。
作 用 上記の構成において、用いる反射器は光透過性
の乳白色板上の面積が20〜80%の接着剤層に、屈
折率1.7以上、直径500μm以下の多数の微小ガラ
ス球を反射層を介して埋没して再帰性反射部を形
成した構造であるので、残部の80〜20%は光透過
性(以下開口部という。)であり、したがつてこ
のような反射器の背後に螢光灯などの光源を設置
すると、その光が前記開口部を透過して照明効果
を発揮し、また前方からヘツドライト等の光を受
けて再帰性反射部は再帰反射して内部照明式反射
標識となり、反射器の前方に対向する透明印刷層
からなる表示部を配列した透明フイルムの転換自
在に表示部を鮮明に浮き出させて視認性を極めて
良好とし、また透明フイルムは表示部を透明印刷
層で形成しているので、軽量で表示部の転換に要
する電力などのエネルギー消費量が少なく、しか
も多種類の表示部を必要に応じて転換させて表示
内容を容易に変更して、多様な情報を簡単に伝達
することができる。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図イ,ロは本考案の一実施例の可変反射標
識を示し、イは正面図、ロはイのA−A線切断概
略断面図である。第1図イ,ロにおいて、箱体1
の前面に透明ガラス板2を窓状に配設し、かつ内
部の前記透明ガラス板2の背面側の上部および下
部にガイドローラ3a,3bを透明ガラス板2の
幅方向に平行に配設し、このガイドローラ3a,
3bの後方に平行に長尺のポリエステル製の透明
フイルム4を巻取る巻取ローラ5a,5bを設
け、前記透明フイルム4を前記ガイドローラ3
a,3bに掛けて前記透明ガラス板2に平行に対
向させ、手動または電動で前記巻取ローラ5a,
5bにより巻上げて上下方向に走行自在となるよ
うに設置している。前記透明フイルム4には、透
明印刷層からなる表示部4Aの複数種類を長手方
向に配列して形成しており、上記のようにこの透
明フイルム4を上下に走行させることにより、前
記透明ガラス板2の背面に対向させる表示部4A
の種類を容易に転換することができる。前記透明
フイルム4の背面側には2mmの間隔を隔てて平行
に平板状で前記透明ガラス板2とほぼ同面積の反
射器6を配設し、かつこの反射器6の背面側にた
とえば30Wサークライン螢光灯などの光源7を設
置している。前記反射器6は、第2図に示すよう
にポリアクリル酸エステル系合成樹脂製の厚さ4
mmの光透過性の乳白色6Aの表面に、全面積の50
%に相当する面積の再帰性反射部6Bを1辺4mm
の市松模様状に設けて形成しており、50%の面積
の再帰性反射部6Bにより再帰性反射すると同時
に、残部50%の面積の乳白色板6Aの開口部によ
り光透過性である。前記再帰性反射部6Bは、第
3図に示すように、乳白色板6Aの表面のアクリ
ル−ウレタン系加熱圧着型の接着剤層8に、屈折
率1.92、直径50〜60μmの多数の透明な微小ガラ
ス球9が、その直径の約50%に相当する半球面に
形成したアルミニウムの真空蒸着による厚さ800
Åの反射層10を介して埋没した構造の高輝度オ
ープンレンズ型に形成している。
前記反射器6は、たとえば次のようにして製造
することができる。すなわち、厚さ75μmのポリ
エステルフイルムに厚さ35μmの低密度ポリエチ
レンフイルムを積層し、この低密度ポリエチレン
フイルムの表面上に前記微小ガラス球9を散布
し、110℃で8分間加熱して前記低密度ポリエチ
レンフイルムの層中に前記微小ガラス球を直径の
約50%に相当する半球部分を仮埋没させ、その微
小ガラス球の露出面にアルミニウムを真空蒸着し
て厚さ800Åの反射層10を形成し、この反射層
10の面上にアクリル−ウレタン系の加熱圧着型
の接着剤を第2図に示すような市松模様状にシル
クスクリーン方式で塗布して、1個の四角型の一
辺が4mmで厚さが50μmの加熱圧着型の接着剤層
8を形成した。この接着剤塗布シートとポリアク
リル酸エステル系合成樹脂製の厚さ4mmの光透過
性の乳白色板6Aを重ねて加熱圧着機を用いて87
℃で5分間加熱圧着した後、ポリエステルフイル
ムと低密度ポリエチレンフイルムとの積層体を取
り除いて、第3図に示すような概略断面構造の再
帰性反射部6Bを第2図に示すような図柄で形成
した反射器6を得る。
上記の可変反射標識においては、光源7の光が
反射器6の開口部の乳白色板6Aを透過して、透
明フイルム4に設けた透明印刷層からなる表示部
4Aの視認性を高めるとともに、外部から照射し
て透明フイルム4を通過した光に対して反射器6
の再帰性反射部6Bで高輝度で再帰性反射して、
内部照明式反射標識となつて視認性をさらに高
め、また光源7の故障などで点灯しない場合でも
再帰性反射により明瞭に表示部4Aの内容を表
示、伝達することができる。反射性能値は観測角
0.2°、入射角5°のとき、225cd/1x/m2を示し、ま
た内部照明時の標識表面照度は2200ルツクスを示
し、標識としての機能は非常に良好であつた。ま
た巻取ローラ5a,5bを回転駆動して透明フイ
ルム4を上下に走行移動させて多種類の表示部4
Aを容易に転換して表示内容を変更することがで
きる。そして上下に走行させるのは透明フイルム
4だけであるので、軽量、柔軟かつ強靱で、寸法
安定性も良好で、伸び、ずれなどの変形を生じる
ことなく長期にわたつて使用でき、しかも電力な
どのエネルギー消費量も少ない。そしてこのよう
に多種類の表示部4Aを転換して表示内容を変更
できるので、たとえば市街地で立設する標識の本
数を減少させて美観を保ち、しかも情報伝達機能
を向上させることができる。
なお上記実施例において、反射器6の再帰性反
射部6Bを、第3図に示す屈折率1.92の微小ガラ
ス球9を用いた高輝度オープンレンズ型に形成し
たが、これに代えて第4図に示すように屈折率
2.0〜2.3の微小ガラス球11を用い、この微小ガ
ラス球11の直径の約50%半球面に直接アルミニ
ウムを真空蒸着して形成した反射層12の部分を
接着剤層8に埋没させ、残部の半球面上に透明合
成樹脂の同心楕円半球殻状の薄膜層13を設けた
高輝度セミオープンレンズ型に形成してもよく、
第3図に示すオープンレンズ型の場合と同様の作
用効果を発揮する。また反射器6の再帰性反射部
6Bは全面の50%に設けたが、標識として内部照
明機能と再帰性反射機能のいずれにウエイトを置
くかによつて、再帰性反射部6Bの面積を20〜80
%の範囲で適宜選択すればよく、20%未満では再
帰性反射機能が低く、また80%を超えると光透過
性が低下して内部照明の照度が低く、いずれも不
適当である。さらに上記実施例では、透明フイル
ム4は上下に走行して表示部4Aを転換させるよ
うにしたが、左右に走行するようにしてもよい。
考案の効果 以上のように本考案の可変反射標識は、前方か
らヘツドライトなどの光を受けて反射器の再帰性
反射部は再帰性反射して、前方に対向する透明印
刷層からなる表示部を配列した透明フイルムの転
換自在の表示部を鮮明に浮き上がらせて視認性を
高める反射標識であるとともに、反射器の背後に
光源を設置することにより反射器の開口部を光が
透過して前記透明フイルムの表示部を照らしてそ
の視認性を高めて、いわゆる内部照明式反射標識
となつて表示部の視認性が極めて良好であり、し
かも多種類の表示部を転換できて表示内容を多様
に変更でき、また表示内容の変更で移動させるの
は透明フイルムだけであるので、軽量、柔軟かつ
強靱で変形することなく、低エネルギー消費で長
期にわたつて使用でき、市街地の美観保持、情報
伝達機能向上などに大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロは本考案の一実施例の可変反射標
識を示し、イは正面図、ロはイのA−A線切断概
略断面図、第2図は同可変反射標識で用いた反射
器の概略平面図、第3図は同反射器の再帰性反射
部の一例を示す概略断面図、第4図は同反射器の
再帰性反射部の他の例を示す概略断面図である。 4……透明フイルム、4A……表示部、6……
反射器、6A……乳白色板、6B……再帰性反射
部、9,11……微小ガラス球、10,12……
反射層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屈折率1.7以上、直径500μm以下である多数の
    微小ガラス球の、直径の20〜60%に相当する部分
    の球面に直接反射層を形成し、前記微小ガラス球
    の反射層形成部分を光透過性の乳白色板上に面積
    が20〜80%の図柄状に設けた接着剤層に埋没して
    高輝度の再帰性反射部を形成して反射器とし、前
    記反射器の前方に所定間隔を隔てて、透明印刷層
    からなる複数種類の表示部を長手方向に配列した
    長尺の透明フイルムの前記表示部を転換自在に対
    向させた可変反射標識。
JP913288U 1988-01-27 1988-01-27 Expired - Lifetime JPH0548226Y2 (ja)

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JPH01113286U JPH01113286U (ja) 1989-07-31
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