JPH0548358Y2 - - Google Patents

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JPH0548358Y2
JPH0548358Y2 JP11829187U JP11829187U JPH0548358Y2 JP H0548358 Y2 JPH0548358 Y2 JP H0548358Y2 JP 11829187 U JP11829187 U JP 11829187U JP 11829187 U JP11829187 U JP 11829187U JP H0548358 Y2 JPH0548358 Y2 JP H0548358Y2
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、荷電粒子線により試料面分析を行う
装置において、吸湿性の試料の面分析を行うに適
した装置に関する。
ロ 従来の技術 荷電粒子線により試料面分析を行う場合、試料
としてコンクリートや土等大気中で水分を含む吸
湿性の試料を用いると、ビーム照射時に試料内の
水分が加熱又は圧力の変化によりガス化され、分
析装置内の真空度が低下したり、水分が光学観察
装置や電子光学系に付着し、性能が低下して、測
定が出来なくなることがしばしば起きると云う問
題が発生する。
従来は、このような問題を除去する方法とし
て、試料を長時間真空中に保管したり、試料を加
熱したりするが、吸着水を除去するには相当な高
温に加熱しなければならないので、前者の方法で
は吸着水を除去するのは困難であり、後者におい
ては試料全体を高温にするために、試料自身が変
質する場合がある等の問題が生じている。
ハ 考案が解決しようとする問題点 本考案は、試料内水分の除去に関して、上述し
たような問題点を解消し、水分を含んだ試料の面
分析を容易にすることを目的とする。
ニ 問題点解決のための手段 予備排気室を備えた試料面分析装置において、
予備排気室に試料面を照射する電子ビーム照射手
段を設けた。
ホ 作用 コンクリートのような吸湿性材料に保持されて
いる水分には3形態がある。その一つは毛細管現
象で保持されている水分であり、この保持水は、
真空中に置くことによつて短時間で材料から放出
させることができる。第2図の吸着水は単なる真
空中では仲々蒸発しないで、蒸発させるには材料
を高温加熱する必要がある。第3の結合水はコン
クリート等に結晶水として取込まれたもので、コ
ンクリート組成の一部であり強熱しなければ取除
くことができない。
毛細管現象で保持されている水分は、比較的簡
単に除去できるので、分析上の障害にはならな
い。分析上の障害となるのは吸着水であり、この
吸着水は単に真空中に放置されただけでは、仲々
蒸発しないが、電子ビーム放射によつて試料が局
所的に高エネルギー状態となるために、電子ビー
ム放射による分析中に、照射ビームによつて高エ
ネルギー状態となつた試料局所から、吸着水がガ
ス化されて分析上の障害となる。その反面この吸
着水は試料内での移動性が殆どなく、一度除去さ
れた所に、他から拡散して来ることもないので、
一度除去しておけば、電子ビームを再度照射して
も、その場所から再び吸着水がガス化されること
はない。
上述したように、試料面分析中の分析装置内
に、試料に含まれた水分がガス化されるのは、電
子ビーム等の照射によるのが原因であるから、予
備室において、分析中と同じ状態で試料を一定時
間ビーム照射を行うと、分析中にガス化する試料
内水分は予備室において、予めガス化されてしま
う。この時除去される水分は、試料表面に限られ
るが、前述したように吸着水は移動性が極めて乏
しいから、以後の電子照射で再蒸発してくること
はない。試料内の含有水分が照射ビームによつて
ガス化された試料を用いて、再度ビーム照射を行
つても、照射ビームによつてガス化される水分は
放出されて試料内に残つていないから、ビーム照
射による試料面分析中において、分析装置内がガ
ス成分で汚染することがなくなる。
ヘ 実施例 図に本考案の一実施例を示す。図においてBは
本体装置で、Eは電子銃1から照射される電子ビ
ーム、2はそのコンデンサレンズ、dは電子ビー
ムEをXY方向に偏向させる偏向レンズ、3は電
子ビームEを試料Sに集光させる対物レンズ、4
は試料Sを保持する試料ホルダー、5は試料Sを
任意の設定位置に設置させるために上下左右に移
動可能な試料ステージ、6は試料ステージ5を駆
動するステージ駆動部、Rは電子ビームEの照射
によつて励起された試料Sから放出されるX線、
7はX線を分光する分光結晶、8は分光された特
性X線のみを検出器9に入射するように規制する
スリツト、9は分光された特性X線を検出するX
線検出器で、分光結晶7とスリツト8とX線検出
器9とを所定の位置関係を維持させながら波長走
査できるよう設置してX線分光器Aを構成し、試
料Sから放出されたX線を分光・検出を行う。凹
面鏡11と凸面鏡12と45度ミラー13によつて
顕微鏡光学系Mを構成し、試料Sから来る光を窓
14を通して真空装置10外部に取り出す。真空
装置10外に取り出した光をレンズ15で結像さ
せて目視又は撮像する。16は予備排気室で、真
空装置10に試料Sを導入する時に、直接に試料
を真空装置10内に設置しようとすれば、真空装
置内の真空度が大気圧まで低下するので、真空装
置10内の真空度を低下を防止するために設けら
れた予備室である。17は真空装置10と予備排
気室16との間の開口23の開閉を行うゲートバ
ルブである。18は予備排気室16内の試料ステ
ージで、本体装置の試料ステージと同じ構造であ
る。19は電子ビーム照射装置で、電子銃1とコ
ンデンサレンズ2と偏向レンズdと対物レンズ3
によつて構成されている。予備排気室16内で試
料表面を照射する。20は試料交換棒で、予備排
気室16のステージ18と真空装置10の試料ス
テージ5との間で試料ホルダー4を出入させる。
21は予備排気室に試料を出入させるための蓋で
あり、試料交換棒20を摺動可能に保持する孔を
設けている。
上記の構成の装置において、予備排気室16の
試料ホルダー4上に試料Sをセツトし、蓋21を
閉じ、ロータリポンプRPで予備排気室を真空化
する。予備排気室の真空度が設定真空度になれ
ば、電子ビーム照射装置19により試料表面の分
析領域全域に電子ビームを照射する。照射終了
後、ゲートバルブ17を開き、試料交換棒20に
より試料ホルダー4を真空室10の試料ステージ
5上に押出する。試料ステージ5はステージ駆動
部6によつてゲートバルブ17に近接させてお
く。試料ホルダー4を試料ステージ5上にセツト
した後、試料ステージを移動させて、試料Sを所
定の位置に設置し、測定を開始する。予備照射時
の場所と分析時の場所合わせは、両方に同じ構造
のステージを設けているので、外部マイクロメー
タで同じ座標位置に位置決めを行うことができ
る。
測定が終了すれば、試料ステージ5をゲートバ
ルブ17に近接させ、ゲートバルブ17を開き、
試料交換棒20を試料ホルダー4に螺着させ、試
料ホルダーを真空装置10から予備排気室16に
移動させる。ゲートバルブ17を閉じ、リークバ
ルブ22で予備排気室の真空度を低下させた後、
蓋21を開き、試料Sを交換する。
上記実施例は、本体装置A内に顕微鏡光学系M
を設けているが、顕微鏡光学系Mを予備排気室1
6内に設けることにより、本体装置の方のスペー
スにゆとりを持たせると共に、予備排気室で測定
位置の選定を予め行うことができ、第1実施例と
比較して、測定能率を向上させることが可能とな
る。
ト 効果 本考案によれば、予備排気室で試料内水分を除
去できるので、真空装置内でのビーム照射による
水分のガス化がなくなり、水分のガス化による障
害がなくなる。加熱法では試料の変質による障害
が起き、又、装置全体の温度を高め、装置の熱膨
張による狂い等の障害が多いが、本考案によれ
ば、そのような問題が発生しない。本考案の効果
は、水分に対するだけでなく、他の吸着ガス一般
に対しても有効である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例の構成図である。 B……本体装置、1……電子銃、2……コンデ
ンサレンズ、d……偏向レンズ、3……対物レン
ズ、E……電子銃から照射される電子ビーム、S
……試料、4……試料ホルダー、5……試料ステ
ージ、6……ステージ駆動部、R……X線、7…
…分光結晶、8……スリツト、9……X線検出
器、10……真空装置、11……凹面鏡、12…
…凸面鏡、13……45度ミラー、14……窓、1
5……レンズ、M……顕微鏡光学系、16……予
備排気室、17……ゲートバルブ、18……ステ
ージ、19……ビーム照射装置、20……試料交
換棒、21……蓋、22……リークバルブ、RP
……ロータリポンプ、23……開口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予備排気室を備えた試料面分析装置において、
    予備排気室に試料面を照射する電子ビーム照射手
    段を設けたことを特徴とする試料面分析装置。
JP11829187U 1987-07-31 1987-07-31 Expired - Lifetime JPH0548358Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11829187U JPH0548358Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JP11829187U JPH0548358Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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Publication Number Publication Date
JPS6423864U JPS6423864U (ja) 1989-02-08
JPH0548358Y2 true JPH0548358Y2 (ja) 1993-12-24

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ID=31362516

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3529063B2 (ja) * 1995-07-28 2004-05-24 日本電子株式会社 プラズマエッチング装置を備えた表面分析装置
DE102014110724B4 (de) 2014-07-29 2016-09-01 European Molecular Biology Laboratory Manipulationsbehälter für die Kryo-Mikroskopie
WO2018020649A1 (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置

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