JPH0548427B2 - - Google Patents
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- JPH0548427B2 JPH0548427B2 JP59156643A JP15664384A JPH0548427B2 JP H0548427 B2 JPH0548427 B2 JP H0548427B2 JP 59156643 A JP59156643 A JP 59156643A JP 15664384 A JP15664384 A JP 15664384A JP H0548427 B2 JPH0548427 B2 JP H0548427B2
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- Japan
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- voltage
- electron beam
- analyzer
- analysis
- error
- Prior art date
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(1) 発明の技術の分野
本発明は走査電子顕微鏡及びエネルギー分析器
を具備した電子ビームによる電圧測定装置に係り
特にローカルフイールド効果と光量増減並に形状
効果による電圧測定誤差を低減した電子ヒームを
用いた電圧測定装置に関する。
を具備した電子ビームによる電圧測定装置に係り
特にローカルフイールド効果と光量増減並に形状
効果による電圧測定誤差を低減した電子ヒームを
用いた電圧測定装置に関する。
(2) 技術の背景
ICやLSI配線パターン等を作動した状態で配線
パターン電圧を測定するために従来から第4図に
示すようなエネルギー分析装置が知られている。
すなわち、第4図において、1は電子ビーム源、
2は該電子ビーム源から照射される電子ビームで
該電子ビームは試料5近傍に配設した半球状の金
属メツシユ3、分析グリツド4を通して試料5の
配線パターン6a,6b上に照射される。例えば
分析グリツド4に所定の電圧を印加させておくこ
とで、上記配設パターン6aから放出された2次
電子7の一部は分析グリツド4で金属メツシユ3
方向においもどされる。この放出される2次電子
7は、試料5の作動電圧によつてその放出速度が
異なり、例えば配線パターンの駆動電圧がプラス
であれば、2次電子速度は小さく、マイナスであ
れば2次電子速度は大きくなる。分析グリツド4
を通過した2次電子は、シンチレータ→ライトパ
イプ→ホトマル(光電子増倍管)から構成される
2次電子検知器8で検出され分析器出力電圧が取
り出されるようになされている。
パターン電圧を測定するために従来から第4図に
示すようなエネルギー分析装置が知られている。
すなわち、第4図において、1は電子ビーム源、
2は該電子ビーム源から照射される電子ビームで
該電子ビームは試料5近傍に配設した半球状の金
属メツシユ3、分析グリツド4を通して試料5の
配線パターン6a,6b上に照射される。例えば
分析グリツド4に所定の電圧を印加させておくこ
とで、上記配設パターン6aから放出された2次
電子7の一部は分析グリツド4で金属メツシユ3
方向においもどされる。この放出される2次電子
7は、試料5の作動電圧によつてその放出速度が
異なり、例えば配線パターンの駆動電圧がプラス
であれば、2次電子速度は小さく、マイナスであ
れば2次電子速度は大きくなる。分析グリツド4
を通過した2次電子は、シンチレータ→ライトパ
イプ→ホトマル(光電子増倍管)から構成される
2次電子検知器8で検出され分析器出力電圧が取
り出されるようになされている。
(3) 従来技術の問題点
上述の如き、電子ビームを用いたエネルギー分
析装置による分析グリツド電圧と分析器出力電圧
との関係を、浮動スライス方式並びに固定スライ
ス方式の2つの方式によつて検出した場合を、第
5図乃至第9図を参照して詳記する。
析装置による分析グリツド電圧と分析器出力電圧
との関係を、浮動スライス方式並びに固定スライ
ス方式の2つの方式によつて検出した場合を、第
5図乃至第9図を参照して詳記する。
第5図は、浮動スライス方式における分析グリ
ツド電圧と分析器出力電圧の関係を示す線図、第
6図はローカルフイルド効果(局部電界効果)に
よる弊害を説明するための分析グリツド電圧と分
析器出力電圧の関係を示す線図、第7図は試料パ
ターンの平面図である。
ツド電圧と分析器出力電圧の関係を示す線図、第
6図はローカルフイルド効果(局部電界効果)に
よる弊害を説明するための分析グリツド電圧と分
析器出力電圧の関係を示す線図、第7図は試料パ
ターンの平面図である。
浮動スライス方式では、電子ビーム源の光量の
増減や電子検知器の検出効率や被測定物の形状効
果に起因するゲイン誤差を除去しようとするもの
である。第5図において、配線パターン部の作動
電圧が零ボルトで分析グリツド4の電圧をマイナ
スからプラスに振つた時の2次電子検知器8の出
力電圧、すなわち分析器出力電圧は、電圧値S0及
びS1点で各々飽和するので、この時の両飽和電圧
の和の平均値(S0+S1)/2が分析カーブ9と交
叉する点9aから下した垂線が、横軸と交わる点
の分析グリツド電圧vから、電子ビーム照射によ
るパターン電圧Vを次式によつて求めている。
増減や電子検知器の検出効率や被測定物の形状効
果に起因するゲイン誤差を除去しようとするもの
である。第5図において、配線パターン部の作動
電圧が零ボルトで分析グリツド4の電圧をマイナ
スからプラスに振つた時の2次電子検知器8の出
力電圧、すなわち分析器出力電圧は、電圧値S0及
びS1点で各々飽和するので、この時の両飽和電圧
の和の平均値(S0+S1)/2が分析カーブ9と交
叉する点9aから下した垂線が、横軸と交わる点
の分析グリツド電圧vから、電子ビーム照射によ
るパターン電圧Vを次式によつて求めている。
V=A・v+B ……(1)
ここで、A、Bは定数
上述のようにしてパターン電圧Vを求める場合
に、第7図に示すように電子ビーム2が例えばア
ルミニウム配線パターン6aの点2aに照射され
るとき、隣接のパターン6aの電圧が0〜5ボル
ト迄変動し、またパターン6aに加えられる電圧
が一定電圧vであつたとすれば、隣接パターン6
bの電界によつてパターン6aは局部的に変調を
受け放出される2次電子に影響を与えるところの
ローカルフイルド効果の影響を受ける。すなわ
ち、第6図の分析カーブ9で示されたものが、そ
の飽和値が変動して分析器出力電圧S1はS1′に増
加して分析カーブは10となり、その平均値は
(S0+S1)/2から(S0+S1′)/2となり、スラ
イスレベル点9aは分析カーブ10の点10aと
なつて対応する分析グリツド電圧vはv′に変動
し、ΔV=A|v−v′|だけ電圧誤差を生ずる弊
害を有する。
に、第7図に示すように電子ビーム2が例えばア
ルミニウム配線パターン6aの点2aに照射され
るとき、隣接のパターン6aの電圧が0〜5ボル
ト迄変動し、またパターン6aに加えられる電圧
が一定電圧vであつたとすれば、隣接パターン6
bの電界によつてパターン6aは局部的に変調を
受け放出される2次電子に影響を与えるところの
ローカルフイルド効果の影響を受ける。すなわ
ち、第6図の分析カーブ9で示されたものが、そ
の飽和値が変動して分析器出力電圧S1はS1′に増
加して分析カーブは10となり、その平均値は
(S0+S1)/2から(S0+S1′)/2となり、スラ
イスレベル点9aは分析カーブ10の点10aと
なつて対応する分析グリツド電圧vはv′に変動
し、ΔV=A|v−v′|だけ電圧誤差を生ずる弊
害を有する。
この浮動スライス方式は、電子ビーム源の光量
の増減や電子検知器の検出効率や被測定物の形状
効果に起因するゲイン誤差は除去できるが、ロー
カルフイルド効果による誤差は除去できない。
の増減や電子検知器の検出効率や被測定物の形状
効果に起因するゲイン誤差は除去できるが、ロー
カルフイルド効果による誤差は除去できない。
このような浮動スライス方式に対し、第8図及
び第9図に示す様にスライス点を所定の値Scに固
定しておき、分析カーブ11とのスライス交点か
ら垂下した線の、横軸と交わる点の分析グリツド
電圧vを求める固定スライス方式も提案されてい
る。
び第9図に示す様にスライス点を所定の値Scに固
定しておき、分析カーブ11とのスライス交点か
ら垂下した線の、横軸と交わる点の分析グリツド
電圧vを求める固定スライス方式も提案されてい
る。
この固定スライス方式は、ローカルフイルド効
果に起因する誤差を除去しようとするものであ
る。しかし、この方式によると第9図に示すよう
に電子ビーム源1から照射される電子ビーム2が
初期状態に対して変動する場合の光量増減、或い
は2次電子検知器8の検出効率、さらに、配線パ
ターン6aの凹凸の差等によつて生ずる形状効果
に起因するゲイン誤差によつて分析カーブは上限
飽和値が11から12の間を増減する。この結果、固
定スライスレベルScを定めた場合スライスレベル
の分析カーブ11と12での交点は各々11a,
12aとなつて、分析グリツド電圧はvからv′に
変化し、Δv=A|v−v′|の変化を起こすこと
になり、この場合も電圧測定誤差を生ずる欠点が
ある。
果に起因する誤差を除去しようとするものであ
る。しかし、この方式によると第9図に示すよう
に電子ビーム源1から照射される電子ビーム2が
初期状態に対して変動する場合の光量増減、或い
は2次電子検知器8の検出効率、さらに、配線パ
ターン6aの凹凸の差等によつて生ずる形状効果
に起因するゲイン誤差によつて分析カーブは上限
飽和値が11から12の間を増減する。この結果、固
定スライスレベルScを定めた場合スライスレベル
の分析カーブ11と12での交点は各々11a,
12aとなつて、分析グリツド電圧はvからv′に
変化し、Δv=A|v−v′|の変化を起こすこと
になり、この場合も電圧測定誤差を生ずる欠点が
ある。
すなわち、ローカルフイルド効果による誤差は
除去できるが、光量増減や形状効果に起因するゲ
イン誤差は除去できない。
除去できるが、光量増減や形状効果に起因するゲ
イン誤差は除去できない。
(4) 発明の目的
本発明は、上記従来の欠点に鑑み、動作LSI等
の電圧測定において、ローカルフイルド効果、光
量変動、形状効果による影響を低減し、かつエネ
ルギー分析器や電圧測定装置を高性能化せずに測
定誤差をなくすことができる電子ビームによる電
圧測定装置を提供することを目的とするもであ
る。
の電圧測定において、ローカルフイルド効果、光
量変動、形状効果による影響を低減し、かつエネ
ルギー分析器や電圧測定装置を高性能化せずに測
定誤差をなくすことができる電子ビームによる電
圧測定装置を提供することを目的とするもであ
る。
(5) 発明の構成
上記目的は本発明によれば、電子ビームをエネ
ルギー分析器を通じて試料の作動配線パターンに
照射して、該エネルギー分析器近傍に設けた2次
電子検知器を通じて電圧を測定する測定装置にお
いて、誤差の無い基準となる所定の分析カーブか
ら得られる基準スライスレベルSL0と、分析グリ
ツド電圧最小時の分析器出力電圧Vs0、及び測定
時における分析グリツド電圧最小時の分析器出力
電圧Vsから、測定時の分析カーブにおけるスラ
イスレベルSLを、式SL=SL0×(Vs/Vs0)に従
つて決定する演算手段と、上記スライスに一致す
る信号を出力する分析グリツド電圧を検出する検
出手段を具備することを特徴とする電子ビームを
用いた電圧測定装置を提供することで達成され
る。
ルギー分析器を通じて試料の作動配線パターンに
照射して、該エネルギー分析器近傍に設けた2次
電子検知器を通じて電圧を測定する測定装置にお
いて、誤差の無い基準となる所定の分析カーブか
ら得られる基準スライスレベルSL0と、分析グリ
ツド電圧最小時の分析器出力電圧Vs0、及び測定
時における分析グリツド電圧最小時の分析器出力
電圧Vsから、測定時の分析カーブにおけるスラ
イスレベルSLを、式SL=SL0×(Vs/Vs0)に従
つて決定する演算手段と、上記スライスに一致す
る信号を出力する分析グリツド電圧を検出する検
出手段を具備することを特徴とする電子ビームを
用いた電圧測定装置を提供することで達成され
る。
(6) 発明の実施例
以下、本発明の一実施例を、第1図乃至第3図
を参照して詳記する。第1図は本発明の電圧測定
装置の構成を示す系統図、第2図は本発明の電圧
決定回路図、第3図は本発明の電子ビームでの電
圧測定決定方法を説明する分析グリツド電圧と分
析器出力電圧の関係を示す線図である。
を参照して詳記する。第1図は本発明の電圧測定
装置の構成を示す系統図、第2図は本発明の電圧
決定回路図、第3図は本発明の電子ビームでの電
圧測定決定方法を説明する分析グリツド電圧と分
析器出力電圧の関係を示す線図である。
第1図において、13はエネルギー分析器14
を具備する走査型電子顕微鏡で、電子銃13aか
ら放出された電子ビーム2は、静電偏向板13
b、コンデンサレンズ系13c、ビーム偏向コイ
ル系13d、対物レンズ13eを通り前記したエ
ネルギー分析器14のグリツド4、金属メツシユ
3を通つて試料台15上の試料5の配線パターン
6a,6b上に照射される。そして、配線バター
ン6a,6bから放出されてエネルギー分析器1
4の分析グリツド4を通過した2次電子は、2次
電子検知器8により検出され、出力信号8aはス
ライスレベル決定回路17と一致回路18に加え
られる。19は制御計算機で、前記静電偏向板1
3bにブランキング電圧を与えて電圧子銃13a
からのビームをブランキングする手段を備えてい
る。ビーム偏向コイル13dも制御計算機19か
ら偏向系の回路20を通じて偏向制御がなされ
る。更に、上記スライスレベル決定回路17と一
致回路18も同様に制御計算機19でコントロー
ルされ、該一致回路18の一致出力は制御計算機
19に出力される。21はスイツチング手段で同
じく制御計算機19で制御される。
を具備する走査型電子顕微鏡で、電子銃13aか
ら放出された電子ビーム2は、静電偏向板13
b、コンデンサレンズ系13c、ビーム偏向コイ
ル系13d、対物レンズ13eを通り前記したエ
ネルギー分析器14のグリツド4、金属メツシユ
3を通つて試料台15上の試料5の配線パターン
6a,6b上に照射される。そして、配線バター
ン6a,6bから放出されてエネルギー分析器1
4の分析グリツド4を通過した2次電子は、2次
電子検知器8により検出され、出力信号8aはス
ライスレベル決定回路17と一致回路18に加え
られる。19は制御計算機で、前記静電偏向板1
3bにブランキング電圧を与えて電圧子銃13a
からのビームをブランキングする手段を備えてい
る。ビーム偏向コイル13dも制御計算機19か
ら偏向系の回路20を通じて偏向制御がなされ
る。更に、上記スライスレベル決定回路17と一
致回路18も同様に制御計算機19でコントロー
ルされ、該一致回路18の一致出力は制御計算機
19に出力される。21はスイツチング手段で同
じく制御計算機19で制御される。
上記構成において、先ず静電偏向板13bに加
える電圧をコントロールして電子ビームを完全に
切つたブランク状態での検出器出力8aを2次電
子検知器8より求める。基準オフセツト電圧Vs0
は、最小分析グリツド電圧時に、電子ビームを
ONにして得られる分析器出力信号と前記ブラン
ク時の分析器出力信号の差である。このときの基
準スライスレベルSL0は、第9図で示した固定ス
ライス方式によつて求められる。
える電圧をコントロールして電子ビームを完全に
切つたブランク状態での検出器出力8aを2次電
子検知器8より求める。基準オフセツト電圧Vs0
は、最小分析グリツド電圧時に、電子ビームを
ONにして得られる分析器出力信号と前記ブラン
ク時の分析器出力信号の差である。このときの基
準スライスレベルSL0は、第9図で示した固定ス
ライス方式によつて求められる。
次に形状効果、光量増減等の要因による電圧測
定誤差を含むような分析カーブ23から分析グリ
ツド電圧最小時のオフセツト電圧Vsを同じく検
知器8より得てスライスレベル決定回路17に加
える。該スライスレベル決定回路では先に求めた
誤差を含まない分析カーブ22の基準スライスレ
ベルSL0と基準オフセツト電圧Vs0並びに誤差を
含む分析カーブ23で求めたオフセツト電圧Vs
に基づいて次の式からスライスレベルSLを決定
する。
定誤差を含むような分析カーブ23から分析グリ
ツド電圧最小時のオフセツト電圧Vsを同じく検
知器8より得てスライスレベル決定回路17に加
える。該スライスレベル決定回路では先に求めた
誤差を含まない分析カーブ22の基準スライスレ
ベルSL0と基準オフセツト電圧Vs0並びに誤差を
含む分析カーブ23で求めたオフセツト電圧Vs
に基づいて次の式からスライスレベルSLを決定
する。
SL=SL0×(Vs/Vs0) ……(2)
このようにスライスレベル決定回路17で決定
されたスライスレベルSLの値17aは一致回路
18に加えられて、分析グリツド電圧を所定範囲
に振つた時の分析器出力電圧16aと第2図に示
す如く差動増幅器24と25で比較され、一致し
た時の分析グリツド電圧vを求める。このとき、
第3図により明らかなように誤差電圧Δv=0と
なり、測定誤差は除去できる。なお、26はデジ
タル・アナログ変換回路である。
されたスライスレベルSLの値17aは一致回路
18に加えられて、分析グリツド電圧を所定範囲
に振つた時の分析器出力電圧16aと第2図に示
す如く差動増幅器24と25で比較され、一致し
た時の分析グリツド電圧vを求める。このとき、
第3図により明らかなように誤差電圧Δv=0と
なり、測定誤差は除去できる。なお、26はデジ
タル・アナログ変換回路である。
上記のように本実施例によれば、電圧測定誤差
が除去されるのであるが、その誤差要因として
は、第1に電子ビーム源の光量の増減や電子検知
器の検出効率や被測定物の形状効果に起因するゲ
イン誤差であり、第2にローカルフイルド効果に
よる飽和電圧S1の変化による誤差があげあれる。
そして、第5図に示したような従来の方式におい
ては上記第1の誤差要因が除去され、第8図に示
したような従来の方式においては上記第2の誤差
要因が除去されるのがあつたが、本実施例におい
ては、上記2つの誤差要因は同時に除去されるの
である。また、電子ビームを断とした場合に検出
される電圧相当のオフセツト誤差は従来の方式に
おける誤差要因とは言えないが、本実施例の方式
ではこのオフセツト誤差を考慮しなければ電圧測
定誤差が新たに発生してしまうので、該オフセツ
ト誤差も考慮される。
が除去されるのであるが、その誤差要因として
は、第1に電子ビーム源の光量の増減や電子検知
器の検出効率や被測定物の形状効果に起因するゲ
イン誤差であり、第2にローカルフイルド効果に
よる飽和電圧S1の変化による誤差があげあれる。
そして、第5図に示したような従来の方式におい
ては上記第1の誤差要因が除去され、第8図に示
したような従来の方式においては上記第2の誤差
要因が除去されるのがあつたが、本実施例におい
ては、上記2つの誤差要因は同時に除去されるの
である。また、電子ビームを断とした場合に検出
される電圧相当のオフセツト誤差は従来の方式に
おける誤差要因とは言えないが、本実施例の方式
ではこのオフセツト誤差を考慮しなければ電圧測
定誤差が新たに発生してしまうので、該オフセツ
ト誤差も考慮される。
本実施例は上記のように構成されているので、
ア 飽和電圧S1内には最も低エネルギーの2次電
子による信号成分まで含まれるためのローカル
フイルド効果の影響を強く受け変化するが、分
析電圧最小時の分析器出力電圧Vsには高エネ
ルギー(約20eV以上)の1次電子による信号
成分しか含まれないためローカルフイルド効果
による変化はない。
子による信号成分まで含まれるためのローカル
フイルド効果の影響を強く受け変化するが、分
析電圧最小時の分析器出力電圧Vsには高エネ
ルギー(約20eV以上)の1次電子による信号
成分しか含まれないためローカルフイルド効果
による変化はない。
イ 即ち、上記出力電子Vsには、オフセツト誤
差とゲイン誤差が含まれるのみである。
差とゲイン誤差が含まれるのみである。
ウ 従つて、基準となる所定の分析カーブにおけ
るグリツド電圧最小時の分析器出力電圧Vs0
(オフセツト誤差補正済み)と、測定時におけ
る分析グリツド電圧最小時の分析器出力電圧
Vs(オフセツト誤差補正済み)の比から、ゲイ
ン誤差を求めることができる。
るグリツド電圧最小時の分析器出力電圧Vs0
(オフセツト誤差補正済み)と、測定時におけ
る分析グリツド電圧最小時の分析器出力電圧
Vs(オフセツト誤差補正済み)の比から、ゲイ
ン誤差を求めることができる。
エ このようにして、ローカルフイルド効果に
も、電子ビーム源の光量の増減や原子検知器の
検出効率や被測定物の形状効果に起因するゲイ
ン変化にも影響されない、適正なスライスレベ
ルを決定することができるのである。
も、電子ビーム源の光量の増減や原子検知器の
検出効率や被測定物の形状効果に起因するゲイ
ン変化にも影響されない、適正なスライスレベ
ルを決定することができるのである。
なお上記実施例では走査型電子顕微鏡13につ
いて述べたが、ストロボ電子顕微鏡と組合わせれ
ば、動作LSIと電圧波形を得ることもできる。
いて述べたが、ストロボ電子顕微鏡と組合わせれ
ば、動作LSIと電圧波形を得ることもできる。
(7) 発明の効果
上記のように本発明によれば、誤差電圧Δv=
0となり、ローカルフイルド効果、形状効果、光
量増減、ゲイン増減等によつて生ずる電圧誤差要
因を除去或いは軽減することのできる電子ビーム
を用いた電圧測定装置を提供することができる。
0となり、ローカルフイルド効果、形状効果、光
量増減、ゲイン増減等によつて生ずる電圧誤差要
因を除去或いは軽減することのできる電子ビーム
を用いた電圧測定装置を提供することができる。
第1図は、本発明の電子ビームを用いた電圧測
定装置の系統図、第2図は本発明に用いた電圧決
定回路図、第3図は本発明の分析グリツド電圧と
分析器出力電圧の関係を示す線図、第4図は従来
のエネルギー分析器の概略図、第5図は従来の浮
動スライス方式の分析グリツド電圧と分析器出力
電圧の関係を示す線図、第6図は浮動スライス方
式のローカルフイルド効果による電圧測定誤差を
示す線図、第7図は第6図の波形の説明に供する
試料の平面図、第8図は従来の固定スライス方式
の分析グリツド電圧と分析器出力電圧との関係を
示す線図、第9図は従来の固定スライス方式の電
圧誤差要因の説明に供する線図である。 1……電子ビーム源、2……電子ビーム、3…
…金属メツシユ、4……分析グリツド、5……試
料、6a,6b……配線バターン、7……2次電
子、8……2次電子検知器、9,10,11,1
2,22,23……分析カーブ、13……走査型
電子顕微鏡、13a……電子銃、13b……静電
偏向板、14……エネルギー分析器、15……試
料台、17……スライスレベル決定回路、18…
…一致回路、19……制御計算機。
定装置の系統図、第2図は本発明に用いた電圧決
定回路図、第3図は本発明の分析グリツド電圧と
分析器出力電圧の関係を示す線図、第4図は従来
のエネルギー分析器の概略図、第5図は従来の浮
動スライス方式の分析グリツド電圧と分析器出力
電圧の関係を示す線図、第6図は浮動スライス方
式のローカルフイルド効果による電圧測定誤差を
示す線図、第7図は第6図の波形の説明に供する
試料の平面図、第8図は従来の固定スライス方式
の分析グリツド電圧と分析器出力電圧との関係を
示す線図、第9図は従来の固定スライス方式の電
圧誤差要因の説明に供する線図である。 1……電子ビーム源、2……電子ビーム、3…
…金属メツシユ、4……分析グリツド、5……試
料、6a,6b……配線バターン、7……2次電
子、8……2次電子検知器、9,10,11,1
2,22,23……分析カーブ、13……走査型
電子顕微鏡、13a……電子銃、13b……静電
偏向板、14……エネルギー分析器、15……試
料台、17……スライスレベル決定回路、18…
…一致回路、19……制御計算機。
Claims (1)
- 1 電子ビームをエネルギー分析器を通じて試料
の作動配線パターンに照射して、該エネルギー分
析器近傍に設けた2次電子検知器を通じて電圧を
測定する測定装置において、誤差の無い基準とな
る所定の分析カーブから得られる基準スライスレ
ベルSL0と、分析グリツド電圧最小時の分析器出
力電圧Vs0、及び測定時における分析グリツド電
圧最小時の分析器出力電圧Vsから、測定時の分
析カーブにおけるスライスレベルSLを、式SL=
SL0×(Vs/Vs0)に従つて決定する演算手段と、
上記スライスに一致する信号を出力する分析グリ
ツド電圧を検出する検出手段を具備することを特
徴とする電子ビームを用いた電圧測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15664384A JPS6135367A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 電子ビ−ムを用いた電圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15664384A JPS6135367A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 電子ビ−ムを用いた電圧測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6135367A JPS6135367A (ja) | 1986-02-19 |
| JPH0548427B2 true JPH0548427B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=15632144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15664384A Granted JPS6135367A (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | 電子ビ−ムを用いた電圧測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135367A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3633545B2 (ja) | 2001-11-07 | 2005-03-30 | セイコーエプソン株式会社 | 電子ビームテストシステム及び電子ビームテスト方法 |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP15664384A patent/JPS6135367A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6135367A (ja) | 1986-02-19 |
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