JPH0549254A - スイツチング電源回路 - Google Patents
スイツチング電源回路Info
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- JPH0549254A JPH0549254A JP21918191A JP21918191A JPH0549254A JP H0549254 A JPH0549254 A JP H0549254A JP 21918191 A JP21918191 A JP 21918191A JP 21918191 A JP21918191 A JP 21918191A JP H0549254 A JPH0549254 A JP H0549254A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電圧共振型コンバータをフォワード整流した
ときの非ゼロ・クロス動作による変換効率の低下やノイ
ズの発生を、簡単な回路構成により抑制することを目的
とする。 【構成】 インバータ・トランスの出力側と整流ダイオ
ードの間に、Co基アモルファス磁性合金で作られた遅
延インダクタンスを直列に挿入してなる電圧共振動作を
用いたスイッチング電源において、電圧共振を助長する
ための前記遅延インダクタンス素子をスイッチング・サ
イクル毎にリセットして、その作用により電圧共振動作
を確実にするリセット回路を具備してなるものである。
このような構成により、出力に電力を供給しないスイッ
チング素子のオフ時のインバータ・トランスの2次逆電
圧を利用することで、遅延インダクタンスをスイッチン
グ・サイクル毎に確実にリセットすることが可能とな
り、スイッチング素子の遷移損増加を削減できる。
ときの非ゼロ・クロス動作による変換効率の低下やノイ
ズの発生を、簡単な回路構成により抑制することを目的
とする。 【構成】 インバータ・トランスの出力側と整流ダイオ
ードの間に、Co基アモルファス磁性合金で作られた遅
延インダクタンスを直列に挿入してなる電圧共振動作を
用いたスイッチング電源において、電圧共振を助長する
ための前記遅延インダクタンス素子をスイッチング・サ
イクル毎にリセットして、その作用により電圧共振動作
を確実にするリセット回路を具備してなるものである。
このような構成により、出力に電力を供給しないスイッ
チング素子のオフ時のインバータ・トランスの2次逆電
圧を利用することで、遅延インダクタンスをスイッチン
グ・サイクル毎に確実にリセットすることが可能とな
り、スイッチング素子の遷移損増加を削減できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧共振型コンバータ
で発生する非ゼロ・クロス動作の改善に関するものであ
る。さらに詳しくは、電圧共振型コンバータをフォワー
ド整流したときの非ゼロ・クロス動作による変換効率の
低下やノイズの発生を抑制するための遅延インダクタン
スのリセット回路を具備したスイッチング電源回路に関
するものである。
で発生する非ゼロ・クロス動作の改善に関するものであ
る。さらに詳しくは、電圧共振型コンバータをフォワー
ド整流したときの非ゼロ・クロス動作による変換効率の
低下やノイズの発生を抑制するための遅延インダクタン
スのリセット回路を具備したスイッチング電源回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スイッチング素子の電圧波形が矩形波モ
ードのスイッチング電源回路において、スイッチング素
子のターン・オンとターン・オフのスイッチング・ロス
(遷移損)は、スイッチング周波数の高周波化に対して
比例的に増加し、スイッチング電源の小型化を妨げるも
のである。これら遷移損を原理的に削減する方式とし
て、スイッチング素子の電圧と電流波形がゼロ・クロス
する共振型コンバータが提案され、実用化されている。
図5は、この電圧共振型コンバータの基本回路とスイッ
チング素子の動作を示し、20、21は入力端子、11
はMOSFETからなるスイッチング素子、12、13
はコンデンサ、14はスイッチング素子11のボディー
・ダイオード、15はVFM信号入力端子、16はイン
バータ・トランス、17、18は出力端子である。
ードのスイッチング電源回路において、スイッチング素
子のターン・オンとターン・オフのスイッチング・ロス
(遷移損)は、スイッチング周波数の高周波化に対して
比例的に増加し、スイッチング電源の小型化を妨げるも
のである。これら遷移損を原理的に削減する方式とし
て、スイッチング素子の電圧と電流波形がゼロ・クロス
する共振型コンバータが提案され、実用化されている。
図5は、この電圧共振型コンバータの基本回路とスイッ
チング素子の動作を示し、20、21は入力端子、11
はMOSFETからなるスイッチング素子、12、13
はコンデンサ、14はスイッチング素子11のボディー
・ダイオード、15はVFM信号入力端子、16はイン
バータ・トランス、17、18は出力端子である。
【0003】この図5に示す電圧共振型コンバータにお
いて、スイッチング素子11がオフのときの電圧波形
は、図6に示すように、共振容量Crと共振インダクタ
ンスLrによって正弦波状になり、オフ時間Toffは
入力電圧Vinにおいては共振周波数f0で固定され
る。このため共振インダクタンスLrにインバータ・ト
ランス16のリーケージ・インダクタンスを利用して、
フライバック整流方式でコンデンサ・インプット型の平
滑回路とした出力回路とするのが合理的である。しか
し、フライバック整流方式では、コンデンサのリップル
電流が多くなることや、出力のリップル電圧が多くなる
ため、図7のように、あえてフォワード整流方式でチョ
ーク・インプット型の平滑回路とした出力回路を用いて
いる。
いて、スイッチング素子11がオフのときの電圧波形
は、図6に示すように、共振容量Crと共振インダクタ
ンスLrによって正弦波状になり、オフ時間Toffは
入力電圧Vinにおいては共振周波数f0で固定され
る。このため共振インダクタンスLrにインバータ・ト
ランス16のリーケージ・インダクタンスを利用して、
フライバック整流方式でコンデンサ・インプット型の平
滑回路とした出力回路とするのが合理的である。しか
し、フライバック整流方式では、コンデンサのリップル
電流が多くなることや、出力のリップル電圧が多くなる
ため、図7のように、あえてフォワード整流方式でチョ
ーク・インプット型の平滑回路とした出力回路を用いて
いる。
【0004】図7のフォワード整流方式において、スイ
ッチング素子11の電圧共振は、入力電圧Vinを中心
に共振するため、スイッチング素子11のオフ時のフラ
イバック電圧が入力電圧以下に低下すると出力側に電力
供給する。このため電圧共振型コンバータからみた出力
インピーダンスが低下し、図8のようにスイッチング素
子11のオン直前にスイッチング素子11の電圧波形が
正弦波モードから矩形波モードになり、スイッチング素
子11の電流は正から流れ出してゼロ・クロス・オンと
はならない。このため、遷移損が発生し、変換効率の低
下とノイズの増加によりスイッチング電源の信頼性を著
しく低下している。この場合のターン・オン時のスイッ
チング・ロス(遷移損)は以下の式で算出される。 ターン・オン・ロス=1/2・C・V2・f 〔W〕 但し、C=共振コンデンサの容量 V=オン直前のスイッチング素子11の電圧 f=スイッチング周波数である。
ッチング素子11の電圧共振は、入力電圧Vinを中心
に共振するため、スイッチング素子11のオフ時のフラ
イバック電圧が入力電圧以下に低下すると出力側に電力
供給する。このため電圧共振型コンバータからみた出力
インピーダンスが低下し、図8のようにスイッチング素
子11のオン直前にスイッチング素子11の電圧波形が
正弦波モードから矩形波モードになり、スイッチング素
子11の電流は正から流れ出してゼロ・クロス・オンと
はならない。このため、遷移損が発生し、変換効率の低
下とノイズの増加によりスイッチング電源の信頼性を著
しく低下している。この場合のターン・オン時のスイッ
チング・ロス(遷移損)は以下の式で算出される。 ターン・オン・ロス=1/2・C・V2・f 〔W〕 但し、C=共振コンデンサの容量 V=オン直前のスイッチング素子11の電圧 f=スイッチング周波数である。
【0005】そこで、電圧共振型コンバータにおいて、
フォワード整流した場合の非ゼロ・クロス・オンを避け
るため、図9のようにインバータ・トランス16の出力
と整流ダイオード22の間に遅延インダクタンス(レゾ
ナンサー)25を直列に挿入した回路が知られている
(例えば、特開平3−135367号公報)。このとき
のインバータ・トランス16の他方の出力端子と遅延イ
ンダクタンス25との間の電圧Vlsと、スイッチング
素子11の電流Iq1と、スイッチング素子11間の電
圧Vq1は、図10に示され、出力インピーダンスの低
下を遅延させることによってフォワード整流時の電圧共
振動作を継続させ、ゼロ・クロス・オンを達成してい
る。
フォワード整流した場合の非ゼロ・クロス・オンを避け
るため、図9のようにインバータ・トランス16の出力
と整流ダイオード22の間に遅延インダクタンス(レゾ
ナンサー)25を直列に挿入した回路が知られている
(例えば、特開平3−135367号公報)。このとき
のインバータ・トランス16の他方の出力端子と遅延イ
ンダクタンス25との間の電圧Vlsと、スイッチング
素子11の電流Iq1と、スイッチング素子11間の電
圧Vq1は、図10に示され、出力インピーダンスの低
下を遅延させることによってフォワード整流時の電圧共
振動作を継続させ、ゼロ・クロス・オンを達成してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遅延インダク
タンス(レゾナンサー)25のリセットは整流ダイオー
ド22の逆回復時間に頼っており、また、Co基アモル
ファス磁性合金の残留磁束密度(Br)が高いため、図
11のB−Hカーブに示すように、毎サイクルにおいて
確実なリセットがなされていない。このため、インバー
タ・トランス16の2次タップ電圧と遅延時間の積に対
して、遅延インダクタンス(レゾナンサー)25のコア
・ボリュームを十分大きくしても電圧共振動作が継続さ
れず、変換効率の向上とノイズの低減ができないという
問題があった。本発明は、電圧共振型コンバータをフォ
ワード整流したときの非ゼロ・クロス動作による変換効
率の低下やノイズの発生を、簡単な回路構成により抑制
することを目的とするものである。
タンス(レゾナンサー)25のリセットは整流ダイオー
ド22の逆回復時間に頼っており、また、Co基アモル
ファス磁性合金の残留磁束密度(Br)が高いため、図
11のB−Hカーブに示すように、毎サイクルにおいて
確実なリセットがなされていない。このため、インバー
タ・トランス16の2次タップ電圧と遅延時間の積に対
して、遅延インダクタンス(レゾナンサー)25のコア
・ボリュームを十分大きくしても電圧共振動作が継続さ
れず、変換効率の向上とノイズの低減ができないという
問題があった。本発明は、電圧共振型コンバータをフォ
ワード整流したときの非ゼロ・クロス動作による変換効
率の低下やノイズの発生を、簡単な回路構成により抑制
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、インバータ・
トランスの出力側と整流ダイオードの間に、Co基アモ
ルファス磁性合金で作られた遅延インダクタンスを直列
に挿入してなる電圧共振動作を用いたスイッチング電源
において、電圧共振を助長するための前記遅延インダク
タンス素子をスイッチング・サイクル毎にリセットし
て、その作用により電圧共振動作を確実にするリセット
回路を具備してなることを特徴とするスイッチング電源
回路である。
トランスの出力側と整流ダイオードの間に、Co基アモ
ルファス磁性合金で作られた遅延インダクタンスを直列
に挿入してなる電圧共振動作を用いたスイッチング電源
において、電圧共振を助長するための前記遅延インダク
タンス素子をスイッチング・サイクル毎にリセットし
て、その作用により電圧共振動作を確実にするリセット
回路を具備してなることを特徴とするスイッチング電源
回路である。
【0008】
【作用】出力に電力を供給しないスイッチング素子のオ
フ時のインバータ・トランスの2次逆電圧を利用するこ
とで、遅延インダクタンス(レゾナンサー)をスイッチ
ング・サイクル毎に確実にリセットすることが可能とな
り、スイッチング素子の遷移損増加を削減できる。
フ時のインバータ・トランスの2次逆電圧を利用するこ
とで、遅延インダクタンス(レゾナンサー)をスイッチ
ング・サイクル毎に確実にリセットすることが可能とな
り、スイッチング素子の遷移損増加を削減できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明の基本的な回路を示すもので、この
図1は、前記図9における遅延インダクタンス(レゾナ
ンサー)25の出力側に、ダイオード26のカソード側
を接続し、かつ、このダイオード26のアノード側に抵
抗27を直列に接続し、この抵抗27の他端を、インバ
ータ・トランス16の他端に接続したものである。この
ような回路構成において、スイッチング素子11のオフ
時に、ダイオード26と抵抗27とによって遅延インダ
クタンス(レゾナンサー)25にリセット電流Il≒V
ns÷R〔A〕を流すものである。このとき、 最大リセット電流≒(Vt−VF)÷R 〔A〕 となる。 但し、Vt=トランス16のタップ電圧 VF=ダイオード26の順方向電圧降下 R=抵抗27の抵抗値である。
る。図1は、本発明の基本的な回路を示すもので、この
図1は、前記図9における遅延インダクタンス(レゾナ
ンサー)25の出力側に、ダイオード26のカソード側
を接続し、かつ、このダイオード26のアノード側に抵
抗27を直列に接続し、この抵抗27の他端を、インバ
ータ・トランス16の他端に接続したものである。この
ような回路構成において、スイッチング素子11のオフ
時に、ダイオード26と抵抗27とによって遅延インダ
クタンス(レゾナンサー)25にリセット電流Il≒V
ns÷R〔A〕を流すものである。このとき、 最大リセット電流≒(Vt−VF)÷R 〔A〕 となる。 但し、Vt=トランス16のタップ電圧 VF=ダイオード26の順方向電圧降下 R=抵抗27の抵抗値である。
【0010】遅延インダクタンスが必要とするリセット
電流は、安定した遅延時間を得るために、遅延インダク
タンスに用いる磁芯の保磁力(Hc)以上を流す必要が
ある。具体的なリセット電流は、磁芯の材料や形状によ
るが、以下の式で算出される。 リセット電流=Hc×Le÷N 〔A〕 但し、Hc=磁芯の保磁力 Le=磁芯の磁路長 N=コイルの巻数である。
電流は、安定した遅延時間を得るために、遅延インダク
タンスに用いる磁芯の保磁力(Hc)以上を流す必要が
ある。具体的なリセット電流は、磁芯の材料や形状によ
るが、以下の式で算出される。 リセット電流=Hc×Le÷N 〔A〕 但し、Hc=磁芯の保磁力 Le=磁芯の磁路長 N=コイルの巻数である。
【0011】この図1の回路では、インバータ・トラン
ス16の2次電圧Vnsと直列抵抗27の抵抗値Rによ
って、遅延インダクタンス(レゾナンサー)25のリセ
ット電流を決定し、リセット時間はスイッチング素子1
1のオフ時間となり、特に出力電圧が高い場合には、遅
延インダクタンス(レゾナンサー)25のリセット電流
を一定とするために抵抗27のロスが多くなってしま
う。そこで、リセット電流による制御電力を少なくする
方法としては、図2のように、遅延インダクタンス(レ
ゾナンサー)25の2次側に制御コイル28を設け、こ
の制御コイル28に、ダイオード26、抵抗27の直列
回路を接続し、インバータ・トランス16の2次側に接
続する。
ス16の2次電圧Vnsと直列抵抗27の抵抗値Rによ
って、遅延インダクタンス(レゾナンサー)25のリセ
ット電流を決定し、リセット時間はスイッチング素子1
1のオフ時間となり、特に出力電圧が高い場合には、遅
延インダクタンス(レゾナンサー)25のリセット電流
を一定とするために抵抗27のロスが多くなってしま
う。そこで、リセット電流による制御電力を少なくする
方法としては、図2のように、遅延インダクタンス(レ
ゾナンサー)25の2次側に制御コイル28を設け、こ
の制御コイル28に、ダイオード26、抵抗27の直列
回路を接続し、インバータ・トランス16の2次側に接
続する。
【0012】このような回路構成とすることによって、
リセット電流は、遅延インダクタンス(レゾナンサー)
25と制御コイル28の巻き数比と抵抗27によって決
定することができ、図1の回路の抵抗のロスが減少でき
る。このとき、 最大リセット電流≒{(Vt−VF)÷R}×(NLs
s÷NLsp) 〔A〕となる。 但し、NLss=遅延インダクタンス25の主巻線数 NLsp=遅延インダクタンス25の制御コイル28の
巻線数である。
リセット電流は、遅延インダクタンス(レゾナンサー)
25と制御コイル28の巻き数比と抵抗27によって決
定することができ、図1の回路の抵抗のロスが減少でき
る。このとき、 最大リセット電流≒{(Vt−VF)÷R}×(NLs
s÷NLsp) 〔A〕となる。 但し、NLss=遅延インダクタンス25の主巻線数 NLsp=遅延インダクタンス25の制御コイル28の
巻線数である。
【0013】リセット電流とリセット時間を少なくする
方法としては、また、遅延インダクタンス(レゾナンサ
ー)25に制御コイル28を使用しない方法で、同等の
機能を有する簡便な回路構成として、図1の回路の抵抗
27にコンデンサ29を並列接続して図3のような回路
構成とし、このコンデンサ29の充電時定数を利用して
リセットする回路も可能である。このとき、 最大リセット電流≒(Vt−VF)×C÷t 〔A〕 となる。
方法としては、また、遅延インダクタンス(レゾナンサ
ー)25に制御コイル28を使用しない方法で、同等の
機能を有する簡便な回路構成として、図1の回路の抵抗
27にコンデンサ29を並列接続して図3のような回路
構成とし、このコンデンサ29の充電時定数を利用して
リセットする回路も可能である。このとき、 最大リセット電流≒(Vt−VF)×C÷t 〔A〕 となる。
【0014】一方、遅延インダクタンスの側からリセッ
ト電流を低減する手段としては、磁芯中に磁場中焼き鈍
した角型比の高いCo基アモルファス合金を用いること
が効果的である。例えば、若干量のFeを含有するCo
−Fe−Si−Bアモルファス合金は、磁歪が略零であ
り、保磁力(Hc)が極めて小さいため、少ない電流で
リセットが可能である。さらに、磁芯の発熱を抑えるた
め、アモルファス合金の飽和磁化(Bs)が小さな組成
を選択することが好ましい。飽和磁化(Bs)を下げる
ための具体的な方法としては、Co,Feの比を磁歪零
に保ったまま、Co+Feの総量を低減する方法、また
はMo,Nb,Ta,W,Cr,Vなどを5原子%以下
の少量添加する方法がある。さらに加えてSn,Siを
1原子%以下の微量添加したものは、アニール条件の適
正範囲が広がり、磁芯加工プロセス上好ましい結果をも
たらす。
ト電流を低減する手段としては、磁芯中に磁場中焼き鈍
した角型比の高いCo基アモルファス合金を用いること
が効果的である。例えば、若干量のFeを含有するCo
−Fe−Si−Bアモルファス合金は、磁歪が略零であ
り、保磁力(Hc)が極めて小さいため、少ない電流で
リセットが可能である。さらに、磁芯の発熱を抑えるた
め、アモルファス合金の飽和磁化(Bs)が小さな組成
を選択することが好ましい。飽和磁化(Bs)を下げる
ための具体的な方法としては、Co,Feの比を磁歪零
に保ったまま、Co+Feの総量を低減する方法、また
はMo,Nb,Ta,W,Cr,Vなどを5原子%以下
の少量添加する方法がある。さらに加えてSn,Siを
1原子%以下の微量添加したものは、アニール条件の適
正範囲が広がり、磁芯加工プロセス上好ましい結果をも
たらす。
【0015】遅延インダクタンス用の磁芯として最適な
仕様は、以下のとおりである。 角型比:0.98, Bs:0.3T, Hc:0.0
06Oe 組 成:Co−Fe−Si−B−Mo−Snのアモルフ
ァス合金
仕様は、以下のとおりである。 角型比:0.98, Bs:0.3T, Hc:0.0
06Oe 組 成:Co−Fe−Si−B−Mo−Snのアモルフ
ァス合金
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したので、
遅延インダクタンス(レゾナンサー)のリセット回路
は、電圧共振型コンバータにおけるフォワード出力時の
遅延インダクタンス(レゾナンサー)素子をスイッチン
グ・サイクル毎にリセットすることができ、スイッチン
グ素子の確実なゼロ・クロスにより電源回路の高効率化
とノイズ発生を低減でき、安定動作な信頼性の高いスイ
ッチング電源回路を提供するものである。
遅延インダクタンス(レゾナンサー)のリセット回路
は、電圧共振型コンバータにおけるフォワード出力時の
遅延インダクタンス(レゾナンサー)素子をスイッチン
グ・サイクル毎にリセットすることができ、スイッチン
グ素子の確実なゼロ・クロスにより電源回路の高効率化
とノイズ発生を低減でき、安定動作な信頼性の高いスイ
ッチング電源回路を提供するものである。
【図1】本発明によるスイッチング電源回路の第1実施
例の電気回路図である。
例の電気回路図である。
【図2】本発明によるスイッチング電源回路の第2実施
例の電気回路図である。
例の電気回路図である。
【図3】本発明によるスイッチング電源回路の第3実施
例の電気回路図である。
例の電気回路図である。
【図4】リセット回路を具備した遅延インダクタンスの
B−Hカーブである。
B−Hカーブである。
【図5】電圧共振型コンバータの基本回路図である。
【図6】電圧共振型コンバータの基本動作波形図であ
る。
る。
【図7】電圧共振型コンバータのフォワード方式の回路
図である。
図である。
【図8】図7における波形図である。
【図9】遅延インダクタンスを具備した電圧共振型コン
バータの回路図である。
バータの回路図である。
【図10】図9における波形図である。
【図11】リセット回路を具備しない遅延インダクタン
スのB−Hカーブである。
スのB−Hカーブである。
11…スイッチング素子、12…コンデンサ、13…コ
ンデンサ、14…スイッチング素子11のボディー・ダ
イオード、15…VFM信号入力端子、16…インバー
タ・トランス、17…出力端子、18…出力端子、19
…インダクタンス、20…入力端子、21…入力端子、
22…ダイオード、23…ダイオード、24…コンデン
サ、25…遅延インダクタンス、26…ダイオード、2
7…抵抗、28…制御コイル、29…コンデンサ。
ンデンサ、14…スイッチング素子11のボディー・ダ
イオード、15…VFM信号入力端子、16…インバー
タ・トランス、17…出力端子、18…出力端子、19
…インダクタンス、20…入力端子、21…入力端子、
22…ダイオード、23…ダイオード、24…コンデン
サ、25…遅延インダクタンス、26…ダイオード、2
7…抵抗、28…制御コイル、29…コンデンサ。
Claims (4)
- 【請求項1】 インバータ・トランスの出力側と整流ダ
イオードの間に、Co基アモルファス磁性合金で作られ
た遅延インダクタンスを直列に挿入してなる電圧共振動
作を用いたスイッチング電源において、電圧共振を助長
するための前記遅延インダクタンス素子をスイッチング
・サイクル毎にリセットして、その作用により電圧共振
動作を確実にするリセット回路を具備してなることを特
徴とするスイッチング電源回路。 - 【請求項2】 リセット回路は、遅延インダクタンスの
出力側とインバータ・トランスの他端との間に、ダイオ
ードと抵抗の直列回路を挿入してなる請求項1記載のス
イッチング電源回路。 - 【請求項3】 リセット回路は、遅延インダクタンスの
2次側の制御コイルとダイオードと抵抗との直列回路
を、インバータ・トランスの出力側の両端間に挿入して
なる請求項1記載のスイッチング電源回路。 - 【請求項4】 リセット回路は、抵抗に、さらにコンデ
ンサを並列接続した請求項2記載のスイッチング電源回
路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219181A JP2515640B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | スイッチング電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3219181A JP2515640B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | スイッチング電源回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549254A true JPH0549254A (ja) | 1993-02-26 |
| JP2515640B2 JP2515640B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=16731471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3219181A Expired - Lifetime JP2515640B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | スイッチング電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515640B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007151374A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Ohira Denshi Kk | フォワードコンバータ |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57212512A (en) * | 1981-06-25 | 1982-12-27 | Toshiba Corp | Voltage resonance type high-frequency switching circuit |
| JPH0274156A (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-14 | Nippon Denso Co Ltd | フライバック型直流−直流変換器 |
| JPH02174557A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 電圧共振型コンバータ |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP3219181A patent/JP2515640B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57212512A (en) * | 1981-06-25 | 1982-12-27 | Toshiba Corp | Voltage resonance type high-frequency switching circuit |
| JPH0274156A (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-14 | Nippon Denso Co Ltd | フライバック型直流−直流変換器 |
| JPH02174557A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-07-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 電圧共振型コンバータ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007151374A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Ohira Denshi Kk | フォワードコンバータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2515640B2 (ja) | 1996-07-10 |
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