JPH054934B2 - - Google Patents

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JPH054934B2
JPH054934B2 JP60005257A JP525785A JPH054934B2 JP H054934 B2 JPH054934 B2 JP H054934B2 JP 60005257 A JP60005257 A JP 60005257A JP 525785 A JP525785 A JP 525785A JP H054934 B2 JPH054934 B2 JP H054934B2
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JP
Japan
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coal ash
firing
lightweight aggregate
granules
artificial lightweight
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JP60005257A
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JPS61163152A (ja
Inventor
Kazuichi Kobayashi
Seiji Akeki
Kazukimi Iwata
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US06/818,875 priority patent/US4701222A/en
Priority to EP19860300209 priority patent/EP0188371B1/en
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Publication of JPH054934B2 publication Critical patent/JPH054934B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B18/00Use of agglomerated or waste materials or refuse as fillers for mortars, concrete or artificial stone; Treatment of agglomerated or waste materials or refuse, specially adapted to enhance their filling properties in mortars, concrete or artificial stone
    • C04B18/02Agglomerated materials, e.g. artificial aggregates
    • C04B18/027Lightweight materials
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S106/00Compositions: coating or plastic
    • Y10S106/01Fly ash

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の分野] 本発明は、石炭灰を原料とする人工軽量骨材の
製造方法に関するものである。 [発明の背景] 近年、エネルギー源の多様化の必要性が高まつ
て石炭の消費量が急増している。そして、それに
伴つて発生する石炭灰の処理が問題となり、その
石炭灰の有効利用が大きな課題となつている。 一方、建築物などの構造物は、省エネルギー、
省資源および耐震性の向上のため、軽量化および
断熱化が進められており、これに必要な軽量コン
クリート用の骨材として、優れた品質の人工軽量
骨材(以下、ALAと言うことがある)を安価に
製造する方法が課題となつている。 [従来技術および問題点] 従来より、石炭灰を主原料にしてALAを製造
する方法に関して数多くの提案がなされている。
これらの提案の詳細は、たとえば、特公昭36−
12580号、同38−25820号、同40−16270、同41−
8239号および同47−47572号並びに特開昭57−
11866号などの各公報に記載されている。しかし
ながら、わが国においてはいまだに石炭灰を主原
料にしたALAの製造は企業化されていないのが
現状である。その主な理由は、これらの公知方法
を用いて製造した石炭灰系ALAは、国内で市販
されている膨張頁岩系ALA(以下、市場品と略
す)にくらべて製造コストが嵩み、さらには品質
が劣るという問題点があるためであると考えられ
る。 すなわち、上記公報に記載された方法を追跡実
験した結果、それらの製造方法は市場品の製造の
場合に比べて多量の副原料、例えば粘土、頁岩、
ボタ、長石、パルプ廃液、マグネシウムおよび水
ガラスなどの一種またはそれ以上の添加を必要と
し、この副原料費が嵩むこと、そしてそれらの混
合原料を造粒成形する際に多量の水を必要とする
ので、乾燥の際に余分の燃料を消費し、燃料費が
嵩むこと、そして得られるALAは骨材強度が小
さく、吸水率が高いことなどの点で品質が不充分
であることが判明した。また、上記の方法を追跡
してみると、実験室規模の実験では良好な品質の
軽量骨材が得られても、工業規模の製造の際には
安定運転が困難であつて、企業化に問題がある例
が多かつた。 [発明の目的] 本発明は、石炭灰の有効利用の要請および高品
質の人工軽量骨材の需要の増大の二つの課題を同
時に解決する人工軽量骨材の製造方法を提供する
ことを目的とするものである。すなわち、石炭灰
を原料にしてこれを有効利用し、安価で高品質な
ALAを製造して、省エネルギーと省資源に役立
てることを目的とするものである。 [発明の要旨] 本発明は、ブレーン比表面積が4000〜9000cm2
gの石炭灰を80重量%以上含有する粉末原料を造
粒成形して、見掛け比重が1.1〜1.8で、常温およ
び600℃に加熱後における圧潰強度がいずれも0.5
Kgf以上の造粒物を得たのち、これをロータリー
キルンを用いて1100〜1600℃にて焼成することを
特徴とする人工軽量骨材の製造方法にある。 [発明の詳細な記述] 本発明者は、従来から知られているロータリー
キルンを用いて焼成する方法において、なぜ石炭
灰系原料を用いた場合に高品質な軽量骨材が得ら
れないかとの原因を先ず究明した。その結果、ロ
ータリーキルンに供給する造粒成形物の物性が石
炭灰系原料の場合には、従来の膨張頁岩系のそれ
と大幅に異なり、焼成に適した値からずれ、その
劣質な造粒成形物を焼成するため、製品品質が劣
り、しかも安定した運転ができないことがわかつ
た。 そこで、ロータリーキルンを用いる焼成に適す
る物性値を把握し、その物性値が得られる石炭灰
の造粒成形物の調製方法を検討した。 石炭灰粉末たとえば、フライアツシユなどは、
通常の岩石、頁岩、粘土などの粉末とは異なつた
粉体特性を有している。すなわち、 1 石炭灰の粒子は高温に加熱されている、 2 粒子が球形で、粒子間の付着力が極めて小さ
い、 3 粉体として空〓が多く、密充填しにくい、 4 未燃残分を含有していること、等である。 そのため、パン造粒など従来方法により成形し
た石炭灰系の造粒物は、一般にその見掛け比重が
小さく、その含水率が高く、強度が弱いという問
題点を生じ軽量骨材の焼成に適さないことがわか
つた。特に未燃残分(主として炭素)を含有して
いることは400℃〜700℃に加熱された時、この未
燃残分が燃料し、石炭灰系造粒物の強度低下、崩
壊を起して焼成を困難ないし不能にすることが工
業規模の実験からわかつた。 たとえば、従来のALA製造方法の代表例であ
るパン型造粒機および水を用いる造粒方法でフラ
イアツシユを造粒すると、その造粒物の見掛け比
重(JIS−M8716−77に準じ測定)は0.9〜1.1、
含水率は20〜40%および圧潰強度(JIS−M8718
−76に準じ測定、測定粒径φ10mm)は常温で0.1〜
0.3Kgfとなり、膨張頁岩系造粒物の見掛け比重
1.4〜1.9、含水率14〜18%、および圧潰強度3〜
5Kgfに比較すると著しく劣つている。 ここで、焼成に供する造粒物の見掛け比重の差
異は、焼成過程からみると大きな違いとなる。す
なわち、焼成品ALAの絶乾比重(≒見掛け比
重:JIS−A5002に準じ測定)の目標を仮に1.25
とすると、膨張頁岩造粒物の場合には、見掛け比
重は約1.6から1.25にするため、焼成過程でその
体積を膨張させていることになる(以下、膨張焼
成と略す)。これに対して従来方法による石炭灰
造粒物は、焼成過程でその見掛け比重を0.9〜1.1
から目標の1.25にするためにその体積を収縮させ
る必要がある(以下、収縮焼成と略す)。このほ
かに従来方法による石炭灰造粒物は含水率が高い
ことから燃料消費量が高いこと、および、この水
分の蒸発した通路が粒子内に多数生じ、収縮焼成
であるためこの通路は解放気孔となつて残る傾向
があり、製品の吸収率の増加、骨材強度の減少な
ど製品品質の劣化をまねいている。さらには焼成
に供する造粒物の強度が弱いことから工業的な焼
成炉では炉内で粉化・崩壊現象を生じ、安定な焼
成を阻害し、製品の歩留りおよび製品品質の低下
を増長していることがわかつた。 このことをふまえ多くの実験を行つた結果、用
いる石炭灰の粒子をブレーン比表面積で4000〜
9000cm2/gの範囲となる程度まで微粒子として、
これを粉末原料の主成分とし、これを用い、かつ
焼成に供する造粒成形物の見掛け比重が製品
ALAの絶乾比重より余り低くならないように、
そして好ましくは同じかそれ以上とし(ただし、
1.8以下)、かつ造粒成形物の常温(20℃)および
600℃加熱後の圧潰強度が0.5Kgf、好ましくは
1.5Kgf以上になるように原料を調整して造粒・
成形すれば、従来のロータリーキルンによる焼成
方法を用いても優れた品質の石炭灰系ALAが製
造できることがわかつた。 本発明において用いる石炭灰とは、石炭を燃料
もしくはガス化した際に残査として残るフライア
ツシユ、シンダーアツシユ、ボトムアツシユ、ク
リンカーアツシユあるいは炭灰スラグなどと呼ば
れている固形分の総称である。 本発明の造粒物を得るための成形方法は、圧縮
成形法が好ましく、次にのべる条件に石炭灰を調
整して、連続圧縮成形機たとえば団鉱機により成
形することが好ましい。 本発明の製造方法の原料粉末の主成分として用
いられる石炭灰は、石炭灰に混合または粉砕など
の処理を施して、ブレーン比表面積を4000〜9000
cm2/gとする、好ましくは4000〜7000cm2/g、と
する。この場合、ブレーン比表面積が少ない場合
にはバインダーとして機能する高温融解性添加材
の添加を必要とする場合が多くなる。ただし、石
炭灰の種別によつて異なるが、ブレーン比表面積
が4000〜9000cm2/gの場合には添加材を特に加え
なくてもよいことが多くなる。ただし、ブレーン
比表面積を9000cm2/g以上とするためには粉砕の
ための費用が嵩み好ましくない。また、ブレーン
比表面積が4000cm2/g以下のものは添加材の添加
量を増加する必要がある。 焼成に供する造粒成形物(以下、造粒物と略
す)の見掛け比重は、ALAの絶乾比重目標値を
1.2とすると、1.1〜1.8、好ましくは、1.2〜1.6に
なるように成形機の加圧条件を選定する。1.1未
満では収縮焼成になり好ましくない、1.8以上で
は成形に用する動力が急激に増加し好ましくな
い。 同じく造粒物の圧潰強度(JIS−M8718−76、
鉄鉱石類(ペレツト)の圧潰強度測定方法によ
る)は、常温および600℃における値が、0.5Kgf
以上、好ましくは1.5Kgf以上になるように成形
圧力、成形速度など成形機の条件を調節する。石
炭灰の種類によつてはさらに添加材を加える。 この圧潰強度は、造粒物を焼成するに際して焼
成炉内で乾燥、加熱・焼成されるまで維持される
必要がある。その理由は従来より製品化されてい
るALAは粘土、頁岩、スレートなどの粉末原料
を用いているため、その造粒物は造粒強度が高
く、しかも高温まで維持されるが、石炭灰の造粒
物はその点で異なることを見い出した。すなわ
ち、従来方法で成形した石炭灰造粒物は400〜700
℃の範囲で強度の低下現象が認められ、石炭灰の
種類によつては殆ど強度がなくなり、焼成炉内で
粉末に崩壊する現象を生じることがわかつた(こ
の現象は、実験室の静置電気炉による焼成では問
題とならない)。ロータリーキルンによる連続焼
成実験の結果、造粒物の乾燥及び600℃で30分加
熱後の圧潰強度が0.5Kgf以上、好ましくは1.5Kg
f以上あれば、焼成炉内の造粒物の粉化が少なく
連続焼成が可能であることがわかつた。特に圧潰
強度が1.5Kgf以上であれば、焼成帯の融着現象
を生じなくなり、長期の安定運転ができることを
見い出した。 この造粒物の600℃圧潰強度が0.5Kgf以上、そ
して見掛け比重が1.1〜1.8になるように造粒・成
形し、その造粒物を比重の上昇を余りともなうこ
となく焼成する(好ましくは、比重が同等もしく
は低下する膨張焼成)ことは本発明の大きな特徴
である。そのために、石炭灰の粉末度(ブレーン
比表面積)および所望により添加材の種類、添加
量を調節し、造粒・成形方法として圧縮成形方法
を用いることが好ましいことがわかつた。添加材
は上記の600℃圧潰強度が0.5Kgf以上に達しない
場合に用いるものであり、無機系のものが好まし
く例えば、粘土、頁岩、石灰石表土、水ガラス、
パルプ廃液、ヘドロ、消石灰などを20重量%以
内、好ましくは10重量%以内(固形分基準)の量
加える。 常温における造粒物の圧潰強度を0.5Kgf以上
に保つため、圧縮成形方法において水を20重量%
以内、好ましくは2〜10重量%の範囲で添加す
る。石炭灰の種類によつては水を添加しなくても
よいが、一般には水の量が1重量%以下では成形
圧力が5t/cm2以上となり、装置の能力が低下す
る。2〜10重量%付近が圧潰強度の増加が大きく
好ましい。10重量%以上の添加は造粒成形物の急
熱による爆裂現象(バーステイング現象)を生じ
やすく、また熱経済および製品品質の面から好ま
しくない。 圧縮成形機は連続式であれば特定する必要はな
い。実験ではブリケツテイングマシン、圧縮ロー
ル機、簡易打錠機を用いた。製品ALAは粒度分
布を持つ必要があるので、成形型枠の寸法に分布
を持たし、必要に応じ成形物を粗砕することが望
ましい。 製品ALAの粒子形状は、骨材分離をさけ、生
コンクリートの性状を良好に保つため真球状より
も、卵状もしくはアーモンド状が好ましい。 本発明方法における圧縮成形方法は形状の設計
が容易であり、理想的な形状および粒度分布にす
ることができることおよび、含水率を10重量%以
下で成形できるため、バーステイング現象をさけ
ることが可能となり、造粒成形物用の乾燥機が不
要となり、直接焼成炉に送入できることは大きな
特徴である。 石炭灰、とくにフライアツシユは前述したよう
に粉状における空〓率が大きいため成形にあたつ
ては、予備圧縮、例えば、圧縮ロール機を用い、
あらかじめ石炭灰粉末を圧縮し、空〓率を小さく
したのち、圧縮成形する方法を採用すると成形物
の物性がさらに向上するとともに、生産量も増大
する。 圧縮成形した造粒物は焼成工程への送入にさき
だち、篩装置を用いて不必要な微粒子粉を除く、
ここで除去した微粒子粉は原料にもどし再び圧縮
成形する。 なお、造粒成形方法として、従来のパン造粒機
を用いる方法を検討した結果、石炭灰をブレーン
比表面積4000〜9000cm2/gに微粉砕したのち造粒
すると、パン造粒機による転動造粒方法であつて
も造粒物の見掛比重ならびに常温および600℃圧
潰強度が焼成に適する値に向上することがわかつ
た。 造粒物(成形物)の焼成は、ロータリーキルン
方式が製品品質の面から好ましい。前述の物性の
範囲にあれば従来の焼成炉および焼成方法が適用
され、焼成装置および焼成方法には特に限定はな
い。ただし、石炭灰の種別によりその化学組成、
融点が異なり、焼成温度を変更する必要があるの
で、あらかじめ電気炉による焼成試験で焼成温度
を確認するのが好ましい。実験した範囲では1100
〜1600℃、滞留時間30〜120分の範囲であつた。 焼成品は冷却後散水して、構造用人工軽量骨材
(ALA)として出荷する。 なお、本発明の方法で得られるALAは粗骨材
が主体となるが、約10%以下であれば細骨材に相
当する粒度0.3〜2.5mmを混入しても焼成すること
ができた。 本発明の最大の特徴は、後述の実施例からも明
らかなように製品品質の向上が得られたことにあ
る。すなわち石炭灰を出発原料にして、膨張頁岩
から製造されている市場品を越えた製品が製造で
きることである。特に、 1 吸水率が著しく小さく、その上、圧力吸水率
も低いこと、そのためにポンプ施工性がよく、
容重の小さい生コンクリートが得られる、そし
て 2 その硬化したコンクリートは軽い気乾比重で
もつて、28日圧縮強度が500Kgf/cm2以上の値
を有することが特徴である。 特に後者の特徴により、構造用軽量コンクリ
ートとして建築物のほかに二次製品用など新規
な用途が開けた。 以下に本発明の実施例と比較例を記載する。 [実施例 1][比較例 1] 豪州炭を燃料とする石炭火力発電所ボイラーか
ら発生したフライアツシユ(第1表、石炭灰B)
を80重量部およびカナダ炭を燃料とする背圧スチ
ームボイラーから発生したフライアツシユ(第1
表、石炭灰C)を20重量部添加し、さらに粘土を
外部割合で10重量部添加し、1.5m3のリボンミキ
サーを用いて混合し、この混合粉末を100Kg/時
の供給量で皿の直径1.5m、傾斜角50°、回転数
10rpmのパン型造粒機を用いて、水を散布しなが
ら粒子径5〜15mmに転動製造した。得られた造粒
物の物性を第2表に示す。 なお、第1表のブレーン比表面積はJIS−
R5201−81、強熱減量および化学組成はJIS−
R5202−81によつて測定した。第2表の見掛け比
重は、JIS−M8716−77に準拠して求めた。造粒
水分は、造粒成形のさいに添加した水分量であ
り、固形分基準の%である。圧潰強度は、JIS−
M8718−82に準拠して測定した値であり、粒子径
10±1mmに相当する値である。この表中の「常
温」は、造粒した粒子を常温でただちに測定した
値であり、「加熱後」は造粒した粒子を一旦600℃
で30分加熱したのちに測定した値である。 摩耗粉化率は、ロータリーキルン内を転動する
時に粒子が摩耗して発生する粉末量を推定するた
めに行なつたものであり、内径0.21×長さ0.2m
の磁製ポツトミル内に600℃で30分間加熱した造
粒物を保有率8容積%になる量投入し、周速3.8
m/分で45分間回転したのちに発生する2.5mm篩
下の粉末量の割合を示す。この摩耗粉化率は、以
下にのべる実施例、比較例から総合すると、10%
以上の値になると、ロータリーキルンによる焼成
の際に焼成部の付着物生成現象が現われ、長期安
定運転が困難となつた。この値が6%以下の造粒
物であれば、その付着物生成現象が殆ど発生しな
い。この摩耗粉化率は圧潰強度値と相関がみら
れ、それぞれ摩耗粉化率10%は圧潰強度0.5Kgf、
6%はほぼ1.5Kgf以上に相当した。なお、圧潰
強度は、ロータリーキルンに送入する際、造粒物
の輸送装置におけるハンドリングによる粒子の粉
化率にも相関がみられ、本実施例のロータリーキ
ルンの送入系統における粉化率から工業的なハン
ドリングに必要な粒子強さは圧潰強度で0.5Kgf
以上、好ましくは1.5Kgf以上であることがわか
つた。 前述の石炭灰系造粒物を有効内径0.9m、有効
長さ12m、傾斜3.5/100のミゼツト規模のロータ
リーキルンを用いて76Kg/時(乾燥物基準)の送
入量で、1330℃に加熱焼成した。なお、焼成物の
5〜15mm粗骨材の造粒物に対する歩留りは91%で
あり、残りの9%は0.3〜5mmの細骨材であつた。
得られた人工軽量骨材のJIS−A5002−78に準拠
した骨材試験結果を第3表に示す。なお、同表の
浮粒率は建築学会JASS−5に準拠し、40t破砕値
はイギリス規格BS812−67の規格に準拠して測定
したものである。 得られた人工軽量骨材をJIS、A5002に準拠し
て行なつたコンクリート試験結果を第3表に示
す。このJIS規格試験は骨材自体の強度が求まる
ようにモルタル部分の強度を高めた試験方法であ
り、JIS規格では例えば品種MA−419の場合28日
の圧縮強度を400Kgf/cm2以上と規定している。
この実施例で得られた骨材はその強度が優れてお
り、規格には規定されていない圧潰強度500Kg
f/cm2以上の品種に相当することがわかつた。 比較例1として、粘土の添加を行なわなかつた
以外は実施例1と同じ方法で造粒、焼成を行なつ
た。なお、焼成物の5〜15mmの造粒物に対する歩
留りは75%であつた。この例の試験結果を第2表
および第3表に示す。この例では造粒物の絶乾比
重が1.0で収縮焼成となり、また圧潰強度も0.1Kg
fであり、得られた製品の骨材試験は良好であつ
ても、コンクリート強度が劣るものであつた。 [実施例 2〜5] 実施例1のパン型造粒機に代え、ロール径
φ0.23、幅0.08m、型締め圧力20t、チヤージング
スクリユー付のブリマケツトマシンを用い、第2
表に示したように、粘土の添加量をそれぞれ0.5
および10%ならびに膨張頁岩を5%添加するよう
な改変を行なつた以外は実施例1と同じ方法で実
験した。得られた造粒成形物の物性を第2表およ
び得られた人工軽量骨材の骨材試験およびコンク
リート試験結果を第3表に示す。なお実施例4は
膨張頁岩を5%添加して行なつたものである。 このブリケツトマシーンを用いる圧縮成形方法
では造粒成形物の見掛け比重が1.2を越え、600℃
加熱後圧潰強度も0.5Kgfを上まわり、得られた
焼成品の造粒物に対する歩留りは80〜93%の範囲
であり、またコンクリート強度は粘土無添加の場
合を含め、いずれも500Kgf/cm2を越えた。また
使用したブリケツトマシンによる成形物の形状は
アーモンド状であつて、コンクリート用骨材とし
て良好な形状であつた。 なお、30Kgf/cm2水圧下における3分間吸水率
は、各実施例で15.2%、8.8%、11.2%、および
7.3%であり、参考例(膨張頁岩から製造した市
販品)の29.5%および33.0%にくらべて著しく小
さい。 [実施例6〜7、比較例2] 石炭灰Bおよび粘土を原料とし、φ2.0m、傾斜
角52°、回転数10rpmのパン型造粒機を用い、混
合機は80m3のブレンデングサイロを用い、有効内
径φ1.3×有効長さ31.5m焼出量2m3/時のロータ
リーキルンを用いた以外は実施例1と同様な操作
を行なつて、人工軽量骨材を製造した。なお、実
施例6は石炭灰B95重量部に粘土を5重量部混合
し1350℃で焼成した例であり、実施例7は石炭灰
B91重量部に粘土を5重量部、消石灰を4重量部
添加して1300℃で焼成した例である。それぞれの
試験結果を第2表および第3表に示す。 比較例2として石炭灰Bを水のみで造粒したも
のを前記ロータリーキルンに送入し焼成した。し
かしキルン内で造粒物粒子の粉化・崩壊が著し
く、キルン内壁に付着し焼成が不能であつた。 [実施例 8、9] φ2m×2mボールミルで粉砕した石炭灰Fを
原料とし、実施例6〜7で使用したパン造粒機を
用い、珪石粉の吹き込み装置付きの有効内径0.9
m×有効長さ20m、焼出量1m3/時のロータリー
キルンを用いた以外は実施例1と同様に操作を行
なつて人工軽量骨材を製造した。 なお、実施例8は、製品の絶乾比重1.2〜1.3を
目標に焼成温度を1240℃に保つて人工軽量骨材を
製造した例である。また、実施例9は、製品の絶
乾比重1.0以下の超軽量骨材を目標に焼成温度を
1280℃に保ち、さらに原料送入量を約1/2に減少
して人工軽量骨材を製造した例である。 [実施例10、比較例3] 実施例1〜7、比較例1〜2における石炭灰の
粉末度とそれを造粒成形した造粒物の物性の関係
を明らかにするため、石炭灰Aおよび石炭灰Bを
φ0.2m×0.2mのボールミルで粉砕し、その微粉
末状の石炭灰をφ0.4mパン型造粒機で造粒し物性
を測定した。その結果を第4表に示す。なお、水
分は105℃で測定した固形分基準の重量%であり、
耐爆裂性は焼成における急速加熱に耐える温度の
指針とするため、所定温度に保つた電気炉に投入
し、爆裂現象(バーステイング現象)を起さない
最低の炉温を示した。 第4表から、石炭灰を粉砕することにより、測
定範囲内では全ての物性が向上し、しかもパン造
粒方法によつても見掛け比重を大きくすることが
可能となり、焼成工程は好ましい結果を与えるこ
とが推定された。 なお、比較例3(従来方法)として膨張頁岩粉
を用いて同様な試験を行なつた。膨張頁岩粉はパ
ン造粒方法で目標の造粒成形物の物性が得られる
ことがわかる。これにひきかえ石炭灰粉は加熱に
より、圧潰強度などの低下が起こり、600℃前後
で最低になつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ブレーン比表面積が4000〜9000cm2/gの石炭
    灰80重量%以上含有する粉末原料を造粒成形し
    て、見掛け比重が1.1〜1.8で、常温および600℃
    に加熱後における圧潰強度がいずれも0.5Kgf以
    上の造粒物を得たのち、これをロータリキルンを
    用いて1100〜1600℃にて焼成することを特徴とす
    る人工軽量骨材の製造方法。 2 上記石炭灰のブレーン比表面積が4000〜7000
    cm2/gの範囲にある請求項第1項記載の人工軽量
    骨材の製造方法。 3 上記石炭灰の造粒成形物の見掛け比重が1.2
    〜1.6の範囲にある請求項第1項記載の人工軽量
    骨材の製造方法。 4 上記造粒成形を、圧縮成形により行なう請求
    項第1項記載の人工軽量骨材の製造方法。 5 上記粉末原料が、添加材を20重量%以内の量
    で含有する請求項第1項記載の人工軽量骨材の製
    造方法。 6 添加材が、粘土、頁岩、消石灰および水ガラ
    スからなる群より選ばれた少なくとも一種類の無
    機添加材である請求項第1項記載の人工軽量骨材
    の製造方法。
JP60005257A 1985-01-14 1985-01-14 人工軽量骨材の製造方法 Granted JPS61163152A (ja)

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