JPH05500331A - 硫黄―酸素アニオンの触媒分解 - Google Patents
硫黄―酸素アニオンの触媒分解Info
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- JPH05500331A JPH05500331A JP3513727A JP51372791A JPH05500331A JP H05500331 A JPH05500331 A JP H05500331A JP 3513727 A JP3513727 A JP 3513727A JP 51372791 A JP51372791 A JP 51372791A JP H05500331 A JPH05500331 A JP H05500331A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
硫黄−酸素アニオンの触媒分解
肢血煎立国
本発明は廃水処理、詳細には写真処理液及び写真廃液中の、+2〜+6価の状態
の硫黄を有する硫黄−酸素アニオンの分解方法に関する。
宵景弦歪
いくつかの製造プロセス、例えば、写真化学プロセス及び写真プロセス、紙製造
プロセス、石油精製プロセス、煙道ガス脱硫プロセス、無機化学品の製造プロセ
ス並びに缶詰製造プロセスでは、望ましくない高濃度の硫黄−酸素アニオンを含
有する廃水が発生する。硫黄−酸素アニオンにより、水溶性無機硫黄−酸素アニ
オン、例えば、亜硫酸(so、”−)、チオ硫酸イオン(sz Or”−) 、
テトラチオン酸イオン(S40b”−)及びトリチオン酸イオン(S306”−
)等を意味する。硫黄−酸素アニオンは、化学的酸化要求1t(COD)及び生
化学的酸素要求量(BOD)、すなわち環境条令排出限度量に定められているパ
ラメーターを示す。環境条令はまた銀の排出をも制限するが、銀は前記の製造プ
ロセスのいくつかから、そして最も顕著には、写真化学品の使用又は製造を必要
とする写真処理又は工業的プロセスから発生する廃水中に含まれる。したがって
、廃水を更に処理して銀含有量を低下させかつ無機硫黄−酸素アニオンを分解さ
せることが必要である。
酸化によるチオ硫酸塩の除去のための触媒として銅化合物が提案されている。米
国特許第4,569,769号のWalton等(Interox Ameri
caに譲渡)は過酸化水素を用いるチオ硫酸塩の酸化を改良するのに水溶性銅触
媒を用いることを開示している。この銅触媒がチオ硫酸塩の酸化速度及び酸化度
を改良しそして酸化に要する過酸化水素の量を低減し、しかもアルカリ性排水の
中和に必要な酸の量も低減することが判明した。しかしながら、このプロセスは
、反応体過酸化水素を必要とするためコスト面での欠点があり、さらに廃液中の
硫黄−酸素アニオンの空気酸化そして次に過酸化水素での処理という2つの別工
程を要するという欠点がある。
米国特許第4,582,690号のRempel等(Water100大学に譲
渡)は、チオ硫酸塩、テトラチオン酸塩及びトリチオン酸塩を含むチオ塩の酸化
に触媒として硫黄−結合銅を使用することを開示している。この触媒が存在する
とチオ塩の酸化速度及び酸化量が増加するとRempelは開示しているが、反
応速度を維持するのに大量の酸を必要とする。
さらなる欠点は、約50 g/L以上の高濃度のチオ硫酸塩では、チオ硫酸塩酸
化速度に対する硫黄−結合銅の触媒効果が大幅に減少し、経済上無益になること
である。
水溶性硫化物化合物の酸化除去用の触媒として鉄化合物もまた提案されている。
米国特許第4.292,293号のJohnson等(Nalco Chemi
cal Companyに譲渡)は、酸化剤が酸素、過酸化水素又は塩素である
水溶性硫化物化合物の酸化を促進するために、鉄触媒の存在下でのポリイオン性
添加物の使用を開示している。このプロセスは、化学反応体として、過酸化水素
、塩素又は酸素等を必要とすることがあり、したがってかかる反応体を常に注入
する必要のないプロセスを利用することが望ましい。
従来、プロトン化アニオンイオン交換樹脂は、イオン交換性手段による水溶液中
の硫黄−酸素アニオン濃度を低下させることに関し、従来法に見られるような先
に検討した課題を解決するのに使用可能なので研究されてきた。この提案は“I
on−Exchange 5orption of Th1osulfate
and Tetrathionate on Protonated Po1y
(4−Vinyl Pyridine)”、 M、 Chanda等、Rea
ctive Pol mers、1984.269〜278頁(“Chanda
″)に開示された。Chandaは水溶液からの千オ硫酸塩イオン及び四千オン
酸塩イオンの吸着について2種類の前記樹脂を用いて実験を行った。Chand
aが開示した方法は、溶液の樹脂との攪拌が含まれていたが、開示操作を行いな
がらのpHの維持は含まれていなかった。この方法の欠点は、イオン交換容量に
達すると樹脂が浪費されるようになるので、廃液から硫黄−酸素アニオンを除去
する際、樹脂が有効のままではないことである。さらなる欠点は、硫黄イオンは
樹脂上に残留し、そして次にさらに溶離、もしくは他の手段によりさらに除去し
て樹脂を再生するか又は硫黄イオンを廃液から永久に除去してCOD及びBOD
を低下させなければならないことである。別の欠点は、開示された方法は比較的
高濃度の硫黄−酸素アニオンを含有する。写真処理溶液のような処理廃液では効
果がないことである。さらに別の欠点は従来技術方法は長い反応時間を必要とし
そのためにプロセスコストが高くなることである。
硫黄−酸素アニオン含有廃液についての上記の問題点に加え、環境排出限度によ
り廃液流中の銀量が制限される。従来、イオン交換樹脂を用いる銀回収又は除去
方法は、硫黄−酸素アニオン及び特にチオ硫酸塩もまた銀と共に存在する場合は
、効果が減じるという欠点がある。例えば、“In−5itu Prepara
tion as the Regeneration 5tep in Ion
Exchange for 5ilver Recovery”、 P、R,
Quinones、SMPTE Journaj、 1984年9月、800〜
807頁を参照されたい。したがって、チオ硫酸塩濃度を低下させて、COD及
びBODについての上記排出限度を達成させることに加えて、銀除去又は回収を
容易にすることが好ましい。
本発明は先に述べた従来法の課題を解決する。本発明は硫黄−酸素アニオンの低
濃度溶液に限定されない。また、本発明は、従来技術と比べ、迅速かつ必要とさ
れる化学反応体の数も少なく、その結果プロセスコストを減じることができる。
本発明はまた、いくつかの上記従来方法において必要な、費用のかかるしかも時
間のかかるプロセス副生成物の溶離及び除去工程も除外する。さらに本発明は処
理溶液からの銀除去と共に、もしくは−緒に効率よ〈実施され、このことは環境
排出限度に合致するために写真処理溶液処理における重要な要件である。したが
って、本発明手段によれば、不活性カチオン含有水溶液において+2〜+6価の
状態の硫黄を有する、硫黄−酸素アニオンの改良分解方法が提供され、上記の従
来技術の課題を解決するものである。
主班少皿玉
本発明は、不活性カチオンを含有する水溶液中の、+2〜+6価の状態にある硫
黄を有する硫黄−酸素アニオンの分解方法であって、触媒量のプロトン化アニオ
ンイオン交換樹脂を前記水溶液と効率よく接触させ、その間水溶液のpHを約8
以下に保持することによる分解方法を提供する。こうして硫黄−酸素アニオンは
還元分解されて元素硫黄になる。
好ましい実施態様において、本方法は、活動気流を懸濁液中に導入することによ
り溶液中に樹脂を懸濁させ、それにより樹脂を水溶液と効率よく接触させて硫黄
−酸素アニオンを分解することにより行う。
本発明の別の好ましい方法は、硫酸を水溶液に添加することによりpHを保持す
ることであり、そして別の好ましい方法ではpHを約3未満に保持する。
本発明方法にとって好ましいアニオンイオン交換樹脂は、(i)ポリビニルピリ
ジン、
(ii)繰り返し単位:
0f−1
前記式中、mは2〜約4の値を有する、を有するフェノールホルムアルデヒドポ
リマー樹脂及び前記式中、Pはエポキシ、アクリル及びスチレンからなる群から
選ばれるポリマー単位であり、
Xは、
前記式中、Rは炭素原子数2〜約8個の直鎖アル4−ル基である、
前記式中、下は炭素原子数2〜約8個の直鎖アルキルる、
からなる群から選ばれる連結基である、を有し、かつ塩基性基を少くとも1個前
記ポリマー単イ立Pに結合せしめた樹脂であって、
前記塩基性基が式:
前記式中、Zは0又は1の値を有し、mは0〜約3の値を有し、qは1〜約3の
値を有し、そして2が1の値の場合はnは2〜約7の値を有し、Zが0の値を有
する場合はnは1〜約7の値を有する、
を有する群から選ばれる樹脂である、
からなる群から選ばれるものである。樹脂は酸と接触することによりプロトン化
されて本発明方法に使用される。
本発明は、銀イオンの存在下又は不存在下で高濃度の硫黄−酸素アニオンを含有
する、廃液流の処理に有用であり、そして特に写真処理液の処理に有用であり、
それにより処理溶液は環境上許容しうる排出硫黄−酸素アニオン限度内並びにC
OD及びBODの許容可能限度内になるように処理することができる。
■画j411覧礼呪
図1は、硫化銀を有するプロトン化アニオンイオン交換樹脂(IRA−68)及
び硫化銀を有しないプロトン化アニオンイオン交換樹脂について、及び樹脂なし
について、反応時間1時間でpHの関数として、空気攪拌後説銀X−線定着液中
に残留するチオ硫酸のパーセントをプロットしたグラフである。
図2は、図1と同様のグラフであって写真漂白一定着液を用いたものである。
図3は、図2と同様のグラフであって反応時間を6時間にしたものである。
図4は、図2と同様のグラフであって、pHの関数としての残留する銀のパーセ
ントを示すものである。
図5は、図3と同様のグラフであって、pHの関数としての残留する銀のパーセ
ントを示すものである。
図6は、図3と同様のグラフであって、pHの関数としてのCOD還元を示すも
のである。
本 のベストモード
本発明の好ましい実施態様は、不活性カチオン含有水溶液中の硫黄−酸素アニオ
ンの分解方法であって、前記硫黄−酸素アニオンが+2〜+6価の状態の硫黄を
有するものであり、前記方法は触媒量のプロトン化アニオンイオン交換樹脂を、
前記硫黄−酸素アニオンを含有する前記水溶液と効率よく接触させ、その間前記
溶液のpHを約8より低いptiに保持し、それにより前記硫黄−酸素アニオン
を元素硫黄に還元する方法である。
硫黄−酸素アニオン含有化合物は典型的に写真処理溶液及び他の廃液中に存在し
、硫黄−酸素アニオン、例えば、チオ硫酸塩、テトラチオン酸塩及びトリチオン
酸塩等を含有することがある。
一態様において、触媒量のプロトン化イオン交換樹脂は(i)ポリビニルピリジ
ン、
(ii)繰り返し単位:
叶
前記式中、mは2〜約4の値を有する、を有するフェノールホルムアルデヒドポ
リマー1 脂及び(iii) 式:
前記式中、Pはエポキシ、アクリル及びスチレンからなる群から選ばれるポリマ
ー単位であり、
Xは、
前記式中、Rは炭素原子数2〜約8個の直鎖アルキル基である、
前記式中、Tは炭素原子数2〜約8個の直鎖アルキル基である、
及び
からなる群から選ばれる連結基である、ををし、かつ塩基性基を少(とも1個前
記ポリマー単位Pに結合せしめた樹脂であって、
前記塩基性基が式:
前記式中、Zは0又は1の値を有し、mは0〜約3の値を有し、qは1〜約3の
値を有し、そして2が1の値の場合はnは2〜約7の値を有し、Zが0の値を有
する場合はnは1〜約7の値を有する、
を有する群から選ばれる樹脂である、
からなる群から選ばれるものである。
本発明の樹脂は、市販されているようなアニオンイオン交換樹脂、例えば、Am
berlite IRA−68,^mberlite IRA−458+ IR
A−45,Rohm and Haas Co、のような商品名のもの、及びP
VP又はポリ(4−ビニルピリジン) 、Re1lly Tar and Ch
emical Corporationであってよい。アクリルモノマーと共重
合したメタクリルモノマー及びクロロメチルアクリルモノマーもまた本発明方法
に用いることができる。一般に、スチレン、アクリル又はスチレン−アクリルの
ポリマー主鎖を有しかつアニオン機能性を有するイオン交換樹脂の任意のものを
用いることができる。本発明の実施に用いる樹脂はゲルタイプであってもよく、
またはゲルタイプのものより、粗く、さらに多孔性の触媒性及びイオン交換性表
面を有するマクロ網目状/マクロ多孔性タイプのものであってもよい。本発明の
樹脂で特に好ましいものは、Amberlite IRA−68の商品名、Ro
hm and Haas Co、、の下に市販されているものであり、これはア
クリル主鎖を有し、ジビニルベンゼンと架橋し、第三アミン機能基(ジメチルア
ミノプロピルアミンである)を有し、そしてゲルタイプマイクロ多孔性樹脂であ
る弱塩基性アニオンイオン交換樹脂である。
別の好ましい実施態様においてアニオン性イオン交換樹脂は金属イオンを含有す
る。かかる金属イオンで好ましいものは、銅、モリブデン、コバルト、鉄、マグ
ネシウム、銀及びそれらの混合物からなる群より選ばれるものである。特に好ま
しいものは銀イオンであり、例えば、かかる樹脂に膨潤させた硫化銀の状態のも
のである。“膨潤パとは硫化銀が樹脂に吸収されそして物理的に樹脂に含まれる
ことを意味する。
樹脂に対する銀の好ましい重量比は約10%〜約20%であり、特に好ましくは
約12%〜約16%の重量比である。
本発明のイオン交換樹脂は好ましくはビーズ形であり、そして懸濁重合により、
すなわち、樹脂製造の当業者によく知られており、そして例えば、Encycl
opedia of Polymer 5cience and Engine
ering+第二版、1987. Vol、 8 、 ”Ion Exchan
gePolymers、 R,L、 Albright及びP、A、 Yarn
ell、 342〜347頁、John Wiley and 5ono、 I
nc、+ New York、 New York (引用することにより本明
細書に包含する)に記載されている方法により製造するのが好ましい。代表的樹
脂は、本発明樹脂として構造式と共に本明細書中に記載する。
本発明に用いるために選ばれる前記樹脂はいずれも鉱酸と樹脂を接触させること
によりプロトン化されなければならない。かかる鉱酸で好ましいものは硫酸であ
る。好ましい実施態様において、樹脂のプロトン化は5重量%の硫酸溶液を同量
の樹脂へ添加することにより実施する。この樹脂と酸を回転混合しそして樹脂を
沈降させてよい。次に酸をデカンテーションしそして樹脂を水ですすぎ洗いする
ことができる。次に樹脂を溶液から濾過し風乾する。プロトン化のための反応条
件は当業者により容易に選ぶことができる。例えば、樹脂及び酸の混合のための
時間量もそのようにして決定することができる。かかる時間で好ましいのは少く
とも約2時間である。樹脂を水すすぎする回数も同じように当業者の技量で決定
される。かかるすすぎ回数で好ましいものは約3回である。
好ましい乾燥温度は約65°F(18,3°C)〜約75°F(23,9°C)
である。
本発明樹脂の架橋体成分は、樹脂の繰り返しモノマー単位に対して約4〜約12
%のモル比を占めるべきである。一般に、高比率の架橋体を用いると樹脂はより
微孔性になる。樹脂のポリマー主鎖に結合した機能基である塩基性基は樹脂の繰
り返しモノマー単位に対し約80〜約96%のモル比を占めるべきである。
一実施態様においては、樹脂を水溶液中に懸濁して樹脂と溶液との効率的接触を
促進し、かかる懸濁液を調製しかつ保持する好ましい方法は活動気流をかかる懸
濁物中へ導入することからなる。樹脂中への溶液の流動特性がこのようにして、
例えば、流路効果を最小にすることにより良好なものとなり、そして樹脂はそれ
により溶液と効率よく接触する。このことは特に重要である。何故なら、本発明
の処理時間が増すにつれ、すなわち、本方法が進行して完結するにつれ、そうで
なければ反応中間体及び最終製品が樹脂上に形成し樹脂の溶液との接触効率が減
少するかもしれないからである。
水溶液のpHは本発明の実施では約8より低いレベルに保持しなければならない
。好ましい実施態様において、pHは約6未満に保持し、特に好ましくは約3よ
り低いpHを保持する。
別の好ましい実施態様では、所定作業範囲から匁れるpHの変動に応答可能な自
動化学添加手段によりpHを保持し、それにより化学品を水溶液に自動的に添加
してpHを所定作業範囲へ戻す。溶液又は廃水は任意の適切な酸、例えば、硫酸
により処理して所望pHを保持してもよい。本方法は、COD及びBODを適応
可能でかつ関連環境排出限度内に低下させるのに十分な時間行うことができ、そ
の時間の決定は十分に当業者の技量内のことである。活動気流の量及び流動速度
は変動することがあり、その選択は十分に当業者の技量内のことである。同様に
、樹脂及び溶液を含有する容器中に活動気流を導入する位置の選択も当業者の技
量内のことである。好ましい実施態様においては、実質量の溶液を通じる気体を
逆流させるために、かかる容器の底部近傍で気体を導入する。かかる好ましい実
施態様においては活動気体の量及び流動速度は先に述べたように容易に選択でき
、溶液中に懸濁体状態の樹脂を保持する特に好ましい実施態様として実施できる
。溶液に懸濁した固体を懸濁するための当該技術分野において周知の他の手段も
また本発明方法に用いてもよい。本発明は、活動気体、例えば、空気のような反
応性気体を用いて実施でき、また不活性気体、例えば、窒素を用いて実施するこ
ともできる。
好ましい水溶液は、写真処理溶液であり、特に好ましいのはチオ硫酸塩を含有す
る写真処理定着液又は漂白一定着液である。かかる漂白一定着溶液で好ましいも
のは、チオ硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム、及びエチレンジアミン四酢
酸の第二鉄錯体のアンモニウム塩を含有するものである。
チオ硫酸塩を含有する写真処理定着液で好ましいものはチオ硫酸アンモニウムを
含有するもの又は例えば、チオ硫酸アンモニウム及び重亜硫酸ナトリウムの混合
物のような、チオ硫酸塩化合物と他の化合物を含有するものである。
本発明は、例えば、Encyclopedia of Chemical Te
chnology。
第3版、 198L Vol、13.“Ion Exchange”、 R,M
、 Wheaton及びり、J、 Lefevre、 690〜693頁に記載
されているような、バッチ方法又は連続方法で実施してもよい。しかしながら、
そこに示される典型的配置は、溶液を樹脂中に順流させるものであり、それに対
し、前述の本発明方法の好ましい実施態様では樹脂は水溶液中に懸濁している;
この懸濁体を、樹脂中に溶液を順流させることにより保持するのは困難であり、
したがってかかる実施態様については好ましくない。
本発明を連続法で実施する場合、好ましい方法では樹脂をガラスカラム中に入れ
、このカラムに硫黄−酸素アニオン含有溶液を上向き方向に導入する。カラム中
に樹脂を含有する好ましい実施態様では、カラムの上部に中空のプラスチック球
を戴置する。これらの球はカラム中に留まるようにカラム排出口より大きい直径
を有していなければならない。樹脂を含有しながら、十分な溶液をカラム中に流
動させることができる球サイズを選択するのはオペレーターの技量内のことであ
る。この溶液はまた樹脂ビーズの直径より小さい直径の粒子を有する懸濁固体を
含有してもよい。かかる実施態様では、懸濁固体を含有する溶液は、粒子直径を
かかる流動を可能にするように選択するならば、樹脂を保持する球を通り抜けて
流動することができ、その粒子直径の選択は当業者の技量内のことである。系の
パラメーター、例えば、溶液流動速度、活動気体流動速度、カラムサイズ、球サ
イズ及び粒子サイズは系性能を最適にするようにオペレーターにより容易に選択
することができる。すなわち、例えば、千オ硫酸塩含有写真処理溶液を処理する
には、約26.3リツトル容量の6インチガラス力ラムを、樹脂ビーズ直径約0
.43mm及び密度約1. 06 g/mLの樹脂ビーズを有するIRA−68
樹脂約5キログラム、約0.75インチ大きい直径の空洞プラスチック球約96
5個と共に用いると、溶液を樹脂中に流動させながら樹脂をとどめておくのに有
効である。
本発明は、硫黄−酸素アニオンを含む任意の水溶液について実施できる。例えば
、本発明は1リットル当り約5g未満の硫黄−酸素アニオン濃度の水溶液につい
て有効である。好ましい実施態様において、水溶液中の硫黄−酸素アニオン濃度
は1リットル当り約5〜約100gである。水溶液中の硫黄−酸素アニオン濃度
が1リットル当り少なくとも50gのものが特に好ましい。本発明はまた水溶液
中に銀イオンがさらに存在する場合も有効である。
本発明方法では、硫黄−酸素アニオンは+2〜+6価の状態の硫黄を含む。この
硫黄−酸素アニオンは多価硫黄、例えば、5506”(式中、硫黄原子は前記範
囲内で別々の異なる価からなる)からなるこ゛ともある。
本発明樹脂は有機性であり、そして本発明の実施の際その有効性を保持すること
が望ましい。したがって、水溶液は、樹脂と反応して破壊しないようにするため
に、不活性カチオンを含有すべきである。“不活性カチオン“′とは本発明樹脂
と実質的に非反応性のカチオンを意味する。樹脂との反応性があるカチオン又は
他の化合物の痕跡量はそれらが触媒としての樹脂の使用可能性に有意に影響しな
ければ許容してもよい。かかる汚染物又は反応性物質の許容レベルを決定するの
は、十分に当業者の技量内のことである。好ましい実施態様において、硫黄−酸
素アニオン含有化合物は無機塩である。
また、硫黄−酸素アニオン含有溶液は、樹脂と反応せずかつ破壊させないように
水性であるべきであって有機性であってはならない。
本発明方法を実施するのに用いられるべき樹脂量は、処理すべき溶液量、溶液中
の硫黄−酸素アニオン濃゛度、例えば、流動床のような本発明の特定の実施態様
等のようなファクターに依存して選択することができる。
樹脂触媒は、これまで述べた方法に使用される際、その効率を回復もしくは保持
するように定期的に再生することができる。再生方法は当該技術分野でよく知ら
れておりかつ製造者の製品についての技術文献にも記載されている。本発明にお
いて述べたように、触媒として用いる場合には、樹脂製造者は他の処理、例えば
、イオン交換後の樹脂の再生のためには塩基と接触させることを勧めているが、
酸と樹脂を接触させることにより樹脂を再生する必要があるかもしれない。
樹脂触媒を再生する好ましい方法は、樹脂触媒を硫酸溶液へ導入することである
。かかる硫酸の好ましい濃度は5重量%である。好ましい実施態様においては、
樹脂を含有する硫酸溶液を攪拌する。次にこの溶液をデカンテーションで除去し
、水を添加し、コンテナを振とうし、次いで溶液をデカンテーションで除去し、
この工程を数回繰り返すことができ、その回数を決めるのは当業者の技量内のこ
とである。このことは規則的な定期的間隔で、例えば、連続法又はバッチ法で本
発明の実施の所定時間後に行うことができ、その間隔は当業者の技量内で決定す
ることが十分にできる。
アニオンイオン交換樹脂触媒は、前述したように硫化銀のような塩の形の金属イ
オンを吸収していてもよい。硫化銀を吸収した触媒は、硫化銀なしの触媒のよう
には直ちに再生を必要とはしないであろう。前記したように、本発明は廃液流、
例えば、硫黄−酸素アニオンの他に溶液中に銀イオンを含む写真廃液に対して実
施することができる。硫化銀なしの樹脂触媒を用いると樹脂が硫化銀を吸収しそ
れにより溶液から銀を除去することができる。硫化銀含有樹脂は硫化銀含有量が
増加するにつれ銀の除去回収効率が減少するかもしれないが、樹脂は硫黄−酸素
アニオンを分解するのには有効であり、したがって上記したように引き続き使用
できる。
本発明方法の反応時間は真に独立して変動可能ではなく、少くともある程度まで
、存在する樹脂量、水溶液の量、存在する硫黄−酸素アニオンの濃度及び種類、
並びに選ばれた本発明の実施態様に依存する。すなわち、反応時間は、反応がお
こるのに十分であれば限定的ではない。一般に、1時間〜6時間の反応時間で十
分であるが、反応時間は既知技法を用いて当業者は容易に決定することができる
。
本発明の実施から得られる反応生成物及び気体は二酸化硫黄を含む。好ましい追
加工程は、気体を塩基性溶液、そして最も好ましくは水性水酸化ナトリウム中を
通過させることにより二酸化硫黄を除去することである。
任意の適切な処理温度を用いることができるが、約55°C〜70°Cの範囲の
温度が好ましい。特に好ましいのは55゛C〜58°Cの処理温度である。
本発明をさらにその実施についての次の例により説明する。
前記の試験を行うのに、選択された濃度のチオ硫酸アンモニウムの水溶液を調製
した。試験は前述したようにそして以下のようにバッチで行うことができる。各
側について以下に示すように、チオ硫酸アンモニウム溶液、写真漂白一定着溶液
、又は使用済X−線定着液を密閉丸底フラスコ反応容器中に入れた。反応容器を
Omega2000温度制御器を用いる恒温水浴中に置くことにより反応温度を
保持した。
樹脂試験用に、樹脂を容器中に入れ、その容器を浴中に置く。次に試験溶液を容
器中に入れ、反応を以下に述べるように行った。容器中の内容物を機械的攪拌器
を用いて、及び試験溶液中に樹脂を懸濁させるためにも役立つ活動気体を導入す
ることにより混合する。活動気体は溶液表面下の散布器により導入される。導入
速度は、フラスコから試験溶液が除去されることなく最高攪拌が保持されるよう
に選択された。
試験溶液のpHは、20重量%の硫酸の制御量が必要に応じて添加されるような
、ChemTr 1x45RR制御器を用いて選択されたレベルに保持された。
測定するために、樹脂含有溶液を溝付フィルター中に注ぎ入れて溶液と樹脂を分
離させた。ヨウ化物滴定法又はEPA滴定410.1法を溶液試験に用いて以下
に示すデータを得た。(注:チオ硫酸溶液が以下にmL/L単位で示される場合
は、換算ファクタ乗数は0.494で溶液1リットル当りのチオ硫酸塩のダラム
が得られる。例えば、10mL/L溶液−溶液1リットル当りチオ硫酸塩4.9
4グラム)。
■上
(比較)
要因分析用の触媒として硫化第一銅を選択した。温度及びpHの変動が触媒活性
に与える影響を測定するために試験を行った。
硫化第一銅135gを、10mL/Lのチオ硫酸アンモニウム水溶液765mL
中に分散し、1時間空気と共に激しく攪拌した。異なる温度及びpH3それぞれ
25°C及び55℃、並びに4及び6で実験を行った。結果を以下の表1に示す
。データは、試験溶液のチオ硫酸塩濃度及びCODに対する硫化第一銅触媒につ
いて、それぞれ最適温度が55°C及びpHが4であることを示している。
表 1
チオ硫酸アンモニウムの初期濃度−10mL/L初期 10.0 10.0 0
.0 0.0 3200 320025°C2,03,07106505701
70040°CO,82,8120045052090055°CO,61,4
1060430420850炎l
硫化銀を膨潤させたAmberlite IRA−68樹脂を触媒として試験し
た。チオ硫酸アンモニウムの10mL/L溶液を、触媒存在下で1時間55°C
で16cfhの流速(125,9cc/秒)で空気と共に激しく攪拌し、その間
pHを3に保持した。IRA 68/Agz S樹脂は、以下の表2に示されて
いるように、樹脂が存在しない対照試験と比較してチオ硫酸塩濃度の低減におい
て良好な触媒活性を実証した。
対照(樹脂なし) 10.0 3 3200IRA68/八g2s O,63、
460貰主
初期チオ硫酸濃度を100mL/Lまで高くした、硫化銀膨潤Amberlit
e68を用いて、例2より高濃度のチオ硫酸塩水溶液について試験を行った。空
気流速度は16cfh(125,9cc/秒)であった。溶液温度は55°Cで
ありpHは3であった。硫化銀を含有するIRA−68樹脂を用い、反応時間は
5時間とした。チオ硫酸塩濃度、COD及び銀濃度は1.3及び5時間の間隔で
測定すると減少した。結果を以下の表3に示しである。
表3
初期銀濃度=Omg/L
初期チオ硫酸アンモニウム濃度=100ml/L初期COD =39.00抛g
/L
触媒: IRA68/AgzS
6.4 3 4,000 3 8.8
0 3 2.600 5 1.6
±土
約195mL/Lのチオ硫酸塩を含有しそして約50〜1100rs/Lの銀を
含有する脱銀X線定着溶液からなる使用済写真処理溶液について試験を行った。
55°Cで1時間15cfh(125,9cc/秒)の流速で空気攪拌を行い、
触媒なし、IRA−68触媒及びI RA 68/Agz S触媒について結果
を図示した。残留チオ硫酸塩のパーセントを溶液pHに対して測定した。結果を
図1に示す。このデータは、I RA−68及びI RA−68/Agz Sは
チオ硫酸塩の分解を触媒するが、pHもまた、示した低pH値については結果を
改良するのに効果を有することを示すものである。
代表的な使用済フィルム現像溶液として使用済写真漂白一定着溶液について試験
を行った。
16cfh (125,9cc/秒)の流速での空気攪拌を1時間55゛Cで、
触媒なし、IRA−68樹脂触媒と共に及び【RA 68/A gz S触媒と
共に行って、空気攪拌後に残留するチオ硫酸塩のパーセントに対する溶液plの
影響を測定し、そして漂白剤の存在が反応に対して阻害効果を示すが否かを測定
した。図2に示したデータは、チオ硫酸塩濃度が減少し、そして図1に示したよ
うな漂白剤を含まない溶液と比較すると漂白剤が触媒活性を阻害するかもしれな
いことを示している。図3に示されているように、6時間続けて空気攪拌をする
と本樹脂触媒を用いてpH4以下では90%以上のチオ硫酸塩が分解されること
が示されている。これらの結果はまた、約2のpHで、樹脂が存在するとチオ硫
酸塩濃度を低下させる効果が下がるが、しかし、図6に示されているように、樹
脂が存在しないものと比較してCODを減少させるのに有効である。
図4に示したように、溶液中に残留する銀イオンへのpHの影響を測定した。こ
れらの結果は、約9以下のpHでr RA−68樹脂触媒が銀を吸収し、したが
って溶解銀の量が減少することを示している。IRA−68樹脂/AgzS触媒
は、1時間の反応時間で溶液中の錯体銀の量を増加させるが、図5に示されてい
るように、空気攪拌時間が6時間まで進みそしてチオ硫酸塩濃度が減少するにつ
れ、銀濃度は約4.7未満のpHの溶液についてIRA−68樹脂を用いた場合
以下まで減少する。
図6に示したように、CODも同様に、6時間の空気攪拌時間についてpHの関
数として測定した。CODの低下%はチオ硫酸塩濃度の減少%と等しくなかった
(図3)。これは、それ自身がCODを有ししかもチオ硫酸塩のようには迅速に
除去されない漂白剤が溶液中に存在するためかもしれない。
このデータは、6時間の攪拌時間後、約3未満のpHで、示した樹脂触媒の存在
で75%のCOD減少が得られることを示している。
拠旦
樹脂再生を伴う場合と伴わない場合の樹脂触媒寿命を評価するために試験を行っ
た。空気流動速度は16cfh (125゜9cc/秒)であり、各試験は1時
間の空気攪拌時間であった。
各連続試験では、121.5mL/Lの初期濃度の新しいチオ硫酸塩アンモニウ
ム溶液を用いた。先ず第一に、IRA−68樹脂が触媒であり、初期に硫酸で酸
性化したが試験と試験の間には再生しなかった。以下の表4に示されているよう
に、チオ硫酸塩分解、COD低下及びAg除去のすべてが各連続試験と共に減少
している点で触媒は有効性を幾分失っている。
表4
再生なしのIRA68の再使用
初期 121.5 9.4 82000 110.0#1 12.8 3.5
34000 32.3#2 18.5 3.5 79.7
#3 36.4 3.5 49000 100.0#4 37.4 3.5 2
00.0
#5 45.9 3.5 51000 200.0連続試験と試験との間にIR
A−68樹脂をその場で20%硫酸溶液で処理した以外は第一実験と同様にして
第二実験を行った。以下の表5に示されているように、樹脂は触媒としての、そ
の有効性を保持していた。チオ硫酸塩分解、CODの低下及び銀の除去はすべて
保持された。
表5
その場での再生を伴うI RA68の再使用初期 121.5 9.4 820
00 110.0#1 15.0 3.1 29000 2.4#2 1.6
3.1 26000 0.2#3 5.1 3.1 28000 1.0#4
6.4 3.1 29000 0.6I RA 68/Agz S樹脂触媒を用
いた他は第一実験と同様に、しかも試験と試験の間に再生することなしに行った
第三実験は、第一実験の結果と同様であった。以下の、表6は、各連続試験と共
にチオ硫酸塩分解、CODの低下及びAg除去が減少したことを示している。さ
らに樹脂の銀含有量を試験の前後で測定し、そして5回の試験後に約20%の銀
が樹脂から除去されたことが判明した。銀は試験中に生じた灰色沈澱の一部であ
り、硫化銀及び元素硫黄の混合物であることが判明した。沈澱はろ過により回収
することができる。
IRA−68樹脂が触媒である場合は、沈澱は白色で実質的に元素硫黄と同定さ
れた。
表6
再生なしのT RA68/Agz Sの再利用初期 121.5 9.1 B2
000 110.0111 8.3 3.2 37000 15.3#2 12
−4 3.2 33.1
#3 16.9 3.2 44000 40.91t4 27.8 3.2 6
0.0
115 22−0 3.2 49000 88.7貫工
排出気体を2%の水酸化ナトリウム溶液中を流すことにより、試験溶液から、前
記例中に前記したように空気攪拌工程間に沈積した二酸化硫黄を除去することに
ついて試験を行った。以下の表7に示したように二酸化硫黄除去レヘルは99%
より良好であることが判明した。スクラバー溶液のpHは、試験3及び4のよう
に連続使用約8時間の間にコハク色が現われかつさらに泡が発生する間もほとん
ど変化しなかった。
実質的に元素硫黄である白色沈澱が、放置すると約4〜8時間に亘ってスクラバ
ー溶液から沈降した。
表7
放出SO□のスクラビング
1 2.730 0.03 100 13.2 152 970 0.03 1
00 13.2 753 1.820 0.16 99.99 13.1 49
54 1.110 0.39 99.96 13.05 5555 1.310
0.03 100 13.4 306 850 0.1 99.99 13.
4 50奥主
IRA−68を用い、そして試験1,2及び4については定着液に対する初期硫
酸濃度を1:5重量比、試験3及び5については1:15で始めて、使用済X線
定着液について試験を行った。5試験のすべてについてpt+を3に保持し、試
験1〜3では活動気体は空気であり、試験4及び5では活動気体は窒素であった
。試験は、反応時間1時間、56℃の温度でバッチ法で行った。すべての試験に
おいて、定着溶液に対する樹脂の比は1.9mL当り1gであった。硫黄−酸素
アニオンの初期濃度及び最終濃度を測定し、結果を以下の表8に示す。
これらに結果は、活動気体として空気及び窒素の両者について硫黄−酸素アニオ
ンが良好に分解されたことを示している。これらの結果はまた、千オ硫酸塩の最
終濃度の減少につれ、硫酸塩(so’“)イオンだけでなく元素硫黄(So)及
び示した他のイオンも対応して増加している点で、イオン交換/吸着だけではな
く分解がおこっているを示している。
SO□ OO,020,260,100,240,08SO3“ 4.90 0
.05 0.20 0.13 0.30 0.10so、” 11.55 12
.54 24.75 12.54 22.0B 27.78S203° 103
.50 12.22 8.58 22.50 12.80 38.46S206
“ 0.45 0.03 0.23 0.08 0.18 0.30s、o6”
1.64 1.76 4.74 2.06 6.42 3.005.06”
0 1.17 2.52 0.51 2.40 1.24S、06” 0 0
0.43 0.08 0.43 0.26五ユ
例8と同様であるが、試験1及び2については触媒なしに、そして試験3〜5に
ついてはIRA−68樹脂を用いて試験を行った。定着液に対する硫酸の初期重
量比は、試験1〜4については1:5であり、試験5については1:15であっ
た。pt+は試験1については2.5、試験2については2.2、そして試験3
〜5については3に保持した。すべての試験について活動気体は空気であった。
すべての試験を、バッチ法で1時間、56゛Cの温度で行い、試験3〜5につい
ての定着液に対する樹脂の比は1.9mL当り1gとした。結果を以下の表9に
示す。
トリチオン酸塩(S30h“)及びテトラチオン酸塩(S。
06゛)のような分解度の低い酸素アニオンに対する元素硫黄及び二酸化硫黄の
相対最終濃度が、樹脂が存在するもの(試験3〜5)は樹脂が存在しないもの(
試験1及び2)より大きく、反応を触媒する際の樹脂の有効性を示すことが判る
。
表9
初期濃度 、 最終濃度(g/L)
イオン (g/L) 試験1 試験2 試験3 試験4 試験5S’ 0 28
.93 40.0153.25 48.46 47.46so、 0 1.56
0.75 0.02 0.26 0.10So、” 4.90 1.00 0
.38 0.05 0.20 0.13SO,“ 11.55 1.62 1.
41 12.54 24.75 12.54s、o、” 103.50 19.
01 10.31 12.22 8.58 22.50s2o6” 0.45
0.33 0.23 0.03 0.23 0.08S30.“ 1.64 2
B、20 25.82 1.76 4.74 2.Q6S、0.” 0 14.
54 9.01 1.17 2.52 0.51S、06“ 0 3.10 2
.05 0 0.43 0.08炎ユ」−
硫酸の添加によりp)Iを5に保持されており、かつ定着液1.9mL当り樹脂
1gの比率でIRA−68樹脂を用いる写真定着液について試験を行った。2試
験については空気が活動気体であり、2試験については窒素が活動気体とした。
4試験ともバッチ法で1時間の反応時間及び56°Cで行った。
結果を以下の表10に示す。これらの結果は空気及び窒素が有効な活性気体であ
ることを示している。
S’ 0 26.22 28.64 21.6725.27卯、o o o o
。
巽ff” 4.!X) 2.38 1.88 2.60 2.40SO,= 比
55 28.35 26.52 30.美 四、76s、o、’ 103.50
57.33 48.00 55.02 52.訂5206′ 0.45 0.
15 0゜13 0.15 0.13S、06“ 1.G4 0.28 0.5
6 0.30 0.34S、06’00 0 0 0
SSO6”00 0 0 0
皿上上
活動気体として空気を用い、樹脂なしでpHを3に保持した写真定着液(試験1
及び2)、及び樹脂を用いてpHを5に保持した写真定着液(試験3及び4)に
ついて試験を行った。
試験はバッチ法で、1時間の反応時間、56°Cで行い、試験3及び4について
は定着液に対するIRA−68樹脂の比率を1.9mL当りIgで行った。結果
を以下の表11に示す。
これらは、例えば5zOz、l’リチオン酸塩及びテトラチオン酸塩の最終濃度
について示されているように、示されたpHで、樹脂が存在すると硫黄−酸素ア
ニオンは分解され、しかも樹脂が存在しない場合より分解度が大きいことを示し
ている。
S’ 0 4.70 4.01 26.22 28.64SO200,260,
2000
島−4,900,180,132,281,88SOa” 比55 4.65
4.四 公、あ に、52s、o、” 103.50 93.82 92.80
57.33 佐(1)s、o6”o、45 0.45 0.60 0.15
0.13Sad−” 1.64 7.58 8.58 0.28 0.56S、
06” 0 2.57 3.05 0 0s、o、” 0 0.70 0.80
0 0庄1」JI七lさ
本発明は、硫黄−酸素アニオンの分解が望まれる、任意の廃水処理方法に有利に
用いることができる。本発明には重大な利点がある。例えば、前記触媒の存在下
で最高撹拌すると経済的で硫黄−酸素アニオンを効果的に分解することができる
。本発明はまた、写真処理溶液に存在するように、高濃度で存在する硫黄−酸素
アニオンを分解するのに効果的に用いることもできる。本発明はまた廃液中の硫
黄−酸素アニオンを分解し、溶液中に銀イオンも存在するならば銀イオン濃度を
減少させるのにも特に有利である。
本発明の樹脂触媒は有機性であるが、酸性無機触媒、例えば、Bronsted
酸又はBronsted−Lewis酸、例えば、シリカ−アルミニウム酸化物
もまた本発明の実施の際に役立つ。
本発明を、好ましい実施態様を特に引用して述べた。前記の詳細な記載に精通し
ている熟練者は、添付した請求の範囲の範囲及び精神を逸脱することなく多くの
代替及び修正を行うことが可能である。
溶液中の初!iII銀濃度に対する残留銀のパーセント溶液中の初期銀濃度に対
する残留銀のパーセント溶液の初期CODに対する残留CODのパーセント要
約 書
硫黄及び酸素を含有するアニオン、例えば、チオ硫酸−は、触媒としてプロトン
化アニオンイオン交換樹脂を用いて触媒還元できる。本方法は水系においてそし
て約8以下のpHで行うのが好ましい。
国際調査報告
Claims (18)
- 1.不活性カチオン含有水溶液中の硫黄−酸素アニオンの分解方法であって、前 記硫黄−酸素アニオンが+2〜+6価の状態の硫黄を有し、前記方法が、触媒量 のプロトン化アニオンイオン交換樹脂を前記硫黄−酸素アニオンを含有する前記 水溶液と効率よく接触させ、その間前記溶液のpHを約8以下のpHに保持し、 それにより前記硫黄−酸素アニオンを元素硫黄に還元する方法。
- 2.前記アニオンイオン交換樹脂が、 (i)ポリビニルピリジン、 (ii)繰り返し単位: ▲数式、化学式、表等があります▼ 前記式中、mは2〜約4の値を有する、を有するフェノールホルムアルデヒドポ リマー樹脂、及び(iii)式: P−X−P 前記式中、Pはエポキシ、アクリル及びスチレンからなる群から選ばれるポリマ ー単位であり、 Xは、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 前記式中、 る、 Rは炭素原子数2〜約8個の直鎖アルキル基であ▲数式、化学式、表等がありま す▼ 前記式中、Tは炭素原子数2〜約8個の直鎖アルキル基である、 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ からなる群から選ばれる連結基である、を有し、かつ塩基性基を少くとも1個前 記ポリマー単位Pに結合せしめた樹脂であって、 前記塩基性基が式: ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ 及び ▲数式、化学式、表等があります▼ 前記式中、zは0又は1の値を有し、mは0〜約3の値を有し、qは1〜約3の 値を有し、そしてzが1の値の場合はnは2〜約7の値を有し、zが0の値を有 する場合はnは1〜約7の値を有する、 を有する群から選ばれる樹脂、 からなる群から選ばれる請求項1記載の方法。
- 3.前記樹脂が前記溶液に懸濁している請求項1記載の方法。
- 4.前記懸濁液中に活動気流を導入することにより前記樹脂が懸濁状態に保持さ れる請求項3の方法。
- 5.前記硫黄−酸素アニオンがチオ硫酸塩である請求項1記載の方法。
- 6.前記チオ硫酸塩含有溶液が、ハロゲン化銀基材写真要素の写真処理に用いた 使用済定着液である請求項5記載の方法。
- 7.前記チオ硫酸塩含有溶液が、ハロゲン化銀写真要素の写真処理に用いた使用 済漂白−定着液である請求項5記載の方法。
- 8.前記使用済漂白−定着液がチオ硫酸アンモニウム、重亜硫酸ナトリウム及び エチレンジアミン四酢酸の第二鉄錯体のアンモニウム塩を含有する請求項7記載 の方法。
- 9.前記pHが約3以下に保持される請求項1記載の方法。
- 10.所定の操作範囲から外れる前記pHの変動に対して応答可能な自動化学品 添加手段であって、それにより化学品を自動的に前記水溶液に添加して前記pH を前記所定の操作範囲に戻す手段により、前記pHが保持される請求項1記載の 方法。
- 11.前記硫黄−酸素アニオンが、前記水溶液中に溶液1リットル当り約5g〜 約100gの濃度で存在する請求項1記載の方法。
- 12.硫化銀が前記樹脂上に吸収される請求項1記載の方法。
- 13.前記樹脂を酸に接触させることにより前記樹脂を再生する工程を更に含む 請求項1記載の方法。
- 14.前記樹脂がアクリル基材樹脂である請求項1記載の方法。
- 15.前記樹脂がスチレン基材樹脂である請求項1記載の方法。
- 16.前記樹脂がポリビニルピリジンである請求項1記載の方法。
- 17.前記樹脂が、繰り返し単位: ▲数式、化学式、表等があります▼ 前記式中、mは2〜約4の値を有する、を有するフェノールホルムアルデヒドポ リマー樹脂である請求項1記載の方法。
- 18.前記樹脂が、ジビニルベンゼンと架橋したアクリル主鎖を有し、かつ第三 アミン機能基を有する弱塩基性アニオンイオン交換ゲル樹脂である請求項1記載 の方法。
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