JPH05503283A - 可逆的閉塞性気道疾患治療剤 - Google Patents

可逆的閉塞性気道疾患治療剤

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可逆的閉塞性気道疾患の新規な治療 本発明は可逆的閉塞性気道疾患の新規治療に関するが、さらに詳しく云えば可逆 的閉塞性気道疾患の治療における大環状化合物の使用および該化合物を含有する 組成物に関する。
ヨーロッパ特許出願第184162号(藤沢薬品工業株式会社出願)にはストレ プトミセス(Strepto+*yces)族に属する微生物から単離されるい くつかのマクロライド(FR−900506、PR−900520、FR−90 0523およびFR−900525の番号が付されている)およびそれらの誘導 体が開示されている。該マクロライドは免疫抑制剤として示されている。
ヨーロッパ特許出願第323042号(Fisons plc出願)には前記ヨ ーロッパ特許出願第184162号に開示のものから誘導され得る多くのマクロ ライドが開示されている。ここでも、該化合物は主として免疫抑制剤として示さ れている。ヨーロッパ特許出願第349049号および第349061号(Me rck社出願、本発明の優先権主張日後に公開された)には前記FR−9005 06およびFR−900520それぞれのジヒドロキシシクロヘキシル誘導体が 開示されており、それらは主として免疫抑制剤として記載されている。前記明細 書のいずれにも、可逆的閉塞性気道疾患の治療用として開示された該化合物の使 用は開示または示唆されていない。
本発明によれば意外なことに、前記の各明細書(これらは参考までに本明細書中 に組み込まれる)中に開示されたいくつかのものをも含めた多数の大環状化合物 が可逆的閉塞性気道疾患の治療に効能のあることが見出された。
すなわち、本発明は可逆的閉塞性気道疾患治療用医薬の製造における活性成分と しての下記式I〔式中R1およびR2は一緒になって2個のビシナル水素原子を 示すか、またはそれらが結合しているビシナル炭素原子間に第二の結合を形成し ; R3はH,011,アルコキシまたは保護されたヒドロキシを示し: R4は0■を示し: RsはH1アルキルまたはアルケニルを示し:R6およびR7は独立してO,( [1,OH)、(H,保護されたヒドロキシまたは(H,アルコキシ)を示し: XおよびYは独立して01(H,OR)または(L H)を示nは1または2で ある〕で表される化合物またはその医薬的に許容し得る誘導体の使用に関するも のである。
ヨーロッパ特許出願第327009号(藤沢薬品工業株式会社出願、本発明の優 先権主張8後に公開された)には喘息治療用の2種の化合物およびそれらの誘導 体が開示されている。該化合物の特性データは記載されているが、それらの構造 は明白ではない。このヨーロッパ特許出願第327009号に記載の化合物が前 記式Iの範囲内にある場合には、それらは本発明から除外される。
R3、R85R@およびR7が炭素含有基からなる場合には、それらの基は10 個まで、好ましくは1〜6個の炭素原子を含有するのが好ましく、例えばメチル またはメトキシがよい。
R5はアリル(すなわちプロプ−2−エニル)、プロピル、エチルまたはメチル であるのが好ましい。
nは2であるのが好ましい。
R6およびl?のうちの少なくとも一方は(If、 OR)であるのが望ましい 。
YはOを示すのが好ましい。
本発明は式■の化合物の全ての立体異性体の使用に関する。しかし、式Iの化合 物が下記式Ia:で示される立体化学を有するのが好ましい。
「保護されたヒドロキシ基」の用語は処理後にヒドロキシ基になることができる 基を意味する。このような基の例としては酸素原子に結合する、下記より選択さ れる保護基をあげることができる。
a) 1− (C+〜Cs−アルキルチオ)C+−Cs−アルキル例えばC1〜 C6−アルキルチオメチル(例えばメチルチオメチル、エチルチオメチル、プロ ピルチオメチル、イソプロピルチオメチル、ブチルチオメチル、イソブチルチオ メチル、ヘキシルチオメチル)、好ましくは01〜C4−アルキルチオメチル、 最も好ましくはメチルチオメチル; b) トリ置換シリル例えばトリ(自〜C8−アルキル)シリル(例えばトリメ チルシリル、トリエチルシリル、トリブチルシリル、t−ブチルジメチルシリル 、トリーt−ブチルシリル)、(C,〜C0−アルキル)ジアリールシリル(例 えばエチルジフェニルシリル、エチルジフェニルシリル、プロピルジフェニルシ リル、t−ブチルジフェニルシリル)、好ましくはトリ(C+〜C6−アルキル )シリルおよび(C3〜C6−アルキル)ジフェニルシリル、最も好ましくはt −ブチルジメチルシリルおよびt−ブチルジフェニルシリル;並びにC)アシル 例えば脂肪族アシル、芳香族アシルおよび芳香族基で置換された脂肪族アシル( これらはカルボン酸、スルホン酸およびカルバミン酸から誘導される)。
挙げることのできる好ましい保護されたヒドロキシ基にはトリアルキルシリルオ キシ基例えばt−ブチルジメチルシリルオキシがある。
さらに別の保護基並びに保護基の導入方法および除去方法はrProtecti ve Groups in Organic Che+l1stryJ、JW  F McOmie編、PLenuIIPress (1973)、およびr P rotec−tive Groups in Organic 5ynthes isJ、T、W、 Greene著、filey−Interscience( 1981)に記載されている。
式Iの化合物の医薬的に許容し得る誘導体としては、ヒドロキシ基とカルボン酸 とで形成されるエステルおよび存在し得るいずれかの酸性基で形成される塩(例 えばアルカリ金属塩)を挙げることができる。
式1で表される具体的な化合物として挙げることができるのは下記のものである 。
If−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−C2−(4−ヒドロキシ−3− メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル] −23,25−ジメトキシ− 13,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリ シクロ[22,3゜1.04・0〕オクタコス−18−エン−2,3,10,1 6−テトラ第17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−C2−(4−ヒド ロキシ−3−メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル]−23,25−ジ メトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4 −アザトリシクロ[22,3゜1.04・9]オクタコス−18−エン−2,3 ,10,16−テトラ第17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−C2− (3,4−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23、25− ジメトキシ−13,19,21,27−チトラメチルー11゜28−ジオキサ− 4−アザトリシクロ[22,3,1,0’・町オクタコスー18−エン−2,3 ,10,16−チトラオン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−C 2−(3,4−ジヒドロキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23、2 5−ジメトキシ−13,19,21,27−チトラメチルー11゜28−ジオキ サ−4−アザトリシクロ[22,3,1,0’・9〕オクタコス−18−エン− 2,3,10,16−チトラオン、17−ブロピルー1−ヒドロキシ−12−[ 2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル]− 23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テトラメチル−11,28 −ジオキサ−4−アザトリシクロ(22,3,1゜04・0〕オクタコス−18 −エン−2,3,10,16−チトラオン、17−アリル−1,2,14−トリ ヒドロキシ−12−(2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシシクロヘキシル)− 1−メチルビニル) −23,25−ジメトキシ−13,19,21,27−テ トラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔22゜3.1.0” ]]rクタ:+スー18−zンー3.1016− ト+)オン、または 17−アリル−1−ヒドロキシ−12−[2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ シクロヘキシル)−1−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−13,19 ,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ(2 2,3,1,0’・9〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−チトラ オン。
ここで使用する用語「治療」は疾患の予防並びに症状の軽減を包含する。
「可逆的閉塞性気道疾患」の用語は喘息例えば気管支喘息、アレルギー性喘息、 内因性喘息、外因性喘息およびじんあい喘息特に慢性または常習的喘息(例えば 遅発性喘息および気道過敏症):気管支炎等のような状態を包含する当業者なら ば理解できるものである〔例えば英国特許第2022078号およびBr1t  J Pharmac(1987)、24.4983−501参照〕。特に重要な のは喘息である。
活性成分の投与は局所的(例えば肺への吸入による)または全身的(例えば胃腸 管への経口投与による)であることができる。
まず局所投与で取扱う場合には、室温において固形である式Iの化合物を、加圧 するかまたは加圧しないで乾燥粉末として吸入することができる。非加圧粉末組 成物中において、微粉化形態の活性成分は、例えば直径が1100uまでの粒子 からなるより大きな粒径の医薬的に許容し得る不活性担体との混合物として使用 され得る。適当な不活性担体としては糖例えば結晶性ラクトースがある。活性成 分の粒子の少なくとも95重量%は0.01〜10μ舅の有効粒径を有する。
大きな割合の活性成分微粒子を提供することにより、本発明は投与すべき薬物の 用量を少なくすることができモして/または等量の薬物を使用してもより大きな 、またはより長い持続効果をもたらすことを可能にする。それは微粒子がヒト気 道のより深い領域中に浸透し易いためである。
微粉化活性成分は粉砕または製粉化することによって調製し次いで処方前には完 全に乾燥するのが好ましい。
非加圧粉末組成物は0,2〜5重量%好ましくは0.5〜2.5重量%特に好ま しくは1〜1.5重量%の活性成分および95〜99.8重量%より好ましくは 98.5〜99重量%の担体を含有するのがよい。
あるいはまた、組成物は加圧されて圧縮ガス例えば窒素または液化ガス噴射剤を 含有することもできる。
加圧組成物中では活性成分は微粉化されるのが好ましく、例えば1101〜10 pmの質量中央径(mass mediandiaIlleter)を有するの がよい(活性成分のこれらの微粉化形態は本発明の1つの特徴である)。本発明 によれば特に、買置中央径が4j冨以下特に3,0μ冨以下最も好ましくは2.  gum以下である活性成分が好ましい。本発明によればまた、10μ露以上の 径を有する粒子が5重量%より多(ないことが好ましいが、さらに好ましくは6 μ票以下の径を有する粒子が90重量%より少なくないことが好ましい。
本発明によれば、加圧組成物は0.01〜5%、好ましくは0.1〜1%、最も 好ましくは0.1〜0.5%の微粉化活性成分を含有するのが好ましい。
「質量中央径」は、微粒子状質量の半分が特定した質量中央径よりも小さい径の 粒子状態にありそして半分がその特定した質量中央径よりも大きい径の粒子状態 にあることを意味する。この質量中央径は本質的にはストーク直径であり、Jo yce Loeblの分離板型遠心沈降機(sedimentation di sc centrifuge)を用いて、2層でまたは直入光度測定法でのいず れかで測定され得る(Bagness J and 0ttatay A :  Proc、 Soc、^nalyt Chew。
Part 4. Vol 9 : (1972)pp 83〜86)。
液化噴射剤媒体、実際には全組成物は活性成分が実質的にはその中に溶解しない ような媒体が好ましい。
液化噴射剤は室温(20℃)および大気圧においてガスであるのが好ましい。す なわち、それは大気圧において20℃以下の沸点を有するべきである。液化噴射 剤はまた無毒性であるべきである。用いることのできる適当な液化噴射剤にはジ メチルエーテルおよび5個までの炭素原子を有するアルカン例えばブタンもしく はペンタンまたは低級アルキルクロライド例えばメチルクロライド、エチルクロ ライドもしくはプロピルクロライドがある。最も適当な液化噴射剤はフッ素化な いしフルオロ塩素化低級アルカン、例えば登録商標゛フレオン(Freon)’ で販売されているものである(後者タイプの噴射剤の使用は今日の関心事であり 、それらは入手可能な適当な代替物によって置き換えられることができる)。前 記噴射剤の混合物も適当に用いることができる。これら噴射剤の例は下記のとお りである。
ジクロロジフルオロメタン(゛噴射剤12′)、1.2−ジクロロテトラフルオ ロエタン(゛噴射剤114°)、トリクロロモノフルオロメタン(゛噴射剤11 °)、ジクロロモノフルオロメタン(“噴射剤21′)、モノクロロジフルオロ メタン(゛噴射剤22′)、トリクロロトリフルオロエタン(“噴射剤113° )およびモノクロロトリフルオロメタン(°噴射剤13°)。
蒸気圧特性の改善された噴射剤はこれら化合物のある種の混合物例えば噴射剤1 1と噴射剤12との混合物、または噴射剤12と噴射剤114との混合物を使用 することにより得られる。例えば、20℃で約570 kPa(絶対)の蒸気圧 を有する噴射剤12および20℃で約180 kPa(絶対)の蒸気圧を有する 噴射剤114を種々の割合で混合して、所望の中間蒸気圧を有する噴射剤を得る ことができる。本発明によれば、トリクロロモノフルオロメタンを含有しない組 成物が好ましい。
用いる噴射剤の蒸気圧は20℃において380〜500 kPa。
好ましくは410〜470 kPa(絶対)であるのが望ましい。このような噴 射剤混合物は金属製容器で安全に使用できる。
20℃で230〜380 kPaの絶対蒸気圧を有する、噴射剤12と噴射剤1 14との、または噴射剤12と噴射剤11との、または噴射剤12と噴射剤11 および噴射剤114とのその他の混合物は特殊強化ガラス製容器で安全に使用で きる。
加圧組成物はまた界面活性剤を含有することもできる。
界面活性剤は液状または固形の非イオン界面活性剤であるか、または固形の陰イ オン界面活性剤であることができる。ナトリウム塩の形態の固形陰イオン界面活 性剤を使用するのが好ましい。
好ましい固形の隘イオン界面活性剤はナトリウムジオクチル−スルホスクシネー トである。
必要とされる界面活性剤の量は懸濁液の固形物含量および固形物の粒径に関係す る。一般に、懸濁液の固形物含量の重量を基準にして5〜15%好ましくは5〜 8%の固形陰イオン界面活性剤を使用するのが必要である。
液状の非イオン界面活性剤が用いられる場合にはそれは10より小さい親水性− 親油性平衡(HLB)比を有するべきである。このHLB比は界面活性剤の界面 活性性に対する規準を与える経験的数値である。ITLBが小さければ小さい程 、その界面活性剤は親油性が大きく、そして逆にHL B 庄6<大きければ大 きい稈、その剤は親水性が大きい。
HLB比はコロイド化学者によりよく知られかつ理解されており、その測定法は W、C,Griffin Journal of theSociety of  Cosmetic Chemists−、Vol 1. No、 5. pa ges311〜326(1949)に記載されている。使用される界面活性剤は HLB比1〜5を有するのが好ましい。界面活性剤の混合物を用いることも可能 であり、該混合物は前記範囲のHLB比を有する。
噴射剤中で可溶性であるかまたは分散性である界面活性剤が有効である。噴射剤 により可溶性である界面活性剤が最も有効である。
液状非イオン界面活性剤は全組成物の重量基準で0.1〜2%好適には0.2〜 1%であるのが好ましい。このような組成物は貯蔵において物理的により安定で ある傾向を有する。
使用し得る液状非イオン界面活性剤には6〜22個の炭素原子を有する脂肪酸例 えばカプロン酸、オフトン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、リノ ール酸、リルン酸、オレオステアリン酸およびオレイン酸と脂肪族多価アルコー ルまたはその環状無水物例えばエチレングリコール、グリセロール、エリスリト ール、アラビトール、マンニトール、ソルビトールの無水物、ソルビトールから 誘導されるヘキシトール無水物のエステルまたは部分エステル(ソルビタンエス テルは登録商標名゛スパン(Span)’で販売されている)並びにこれらエス テルのポリオキシエチレンおよびポリオキシプロピレンの各誘導体がある。混合 エステル例えば混合グリセリドまたは天然グリセリドを用いてもよい。好ましい 液状非イオン界面活性剤はソルビタンのオレエート例えば登録商標名゛アルラセ ル(^rlacel) C’ (ソルビタンセスキオレート)、゛スパン80° (ソルビタンモノオレエート)および′スパン85′(ソルビタントリオレエー ト)で販売されているものであ芯。
使用し得るその他の液状非イオン界面活性剤の具体例としてはソルビタンモノラ ウレート、ポリオキンエチレンソルビトールテトラオレエート、ポリオキシエチ レンソルビトールペンタオレエートおよびポリオキシプロピレンマンニトールジ オレエートがある。
本発明によれば、噴射剤12および114の混合物中にソルビタンまたはソルビ トールエステル例えばソルビタントリオレエートを含有する組成物が特に好まし い。噴射剤12対114の重量比は2:l〜1:l好ましくは約1,5:1であ るのが好ましい。すなわち、噴射剤12は噴射剤114よりも過剰であるのが好 ましい。
゛組成物約8〜30s+/を含有するパッケージ例えば10@Iの慣用のエーロ ゾル加圧バックが好ましい。該バックは組成物0.025〜0.25m1好まし くは0.05++/または0.1mgの単位用量を供給するようにしたバルブを 有するのが好ましい。
該バルブは活性成分2〜0.02m9例えば0.2mgを供給するのが好ましく そしてこれらの量の薬物からなる単位用量が得られる。
吸入による適当な投与量はo、 oot〜0.1mg/ kg/日、好ましくは 0.01真9/19/日である。
本発明の加圧組成物は、噴射剤が液相にありそして活性成分が固相にある温度お よび圧力において種々の成分を混合することによって調製され得る。
すなわち、本発明の第2の特徴によれば微粉化活性成分を医薬的に許容し得るエ ーロゾル噴射剤と混合することからなる、前述の定義を有する式1の化合物また はその医薬的に許容し得る誘導体を含有する加圧エーロゾル医薬組成物の製造方 法が提供される。
さらに前述の定義を有する式1の化合物またはその医薬的に許容し得る誘導体を 含有する加圧エーロゾル医薬組成物が提供される。
本発明の加圧組成物およびパッケージを製造するには、バルブのある容器に、微 粉化活性成分を懸濁液状態で含有している噴射剤を充填する。最初に容器には、 前もって予定の粒径に粉砕しておいた乾燥活性成分を計量して仕込むかまたは冷 却した液状噴射剤中に入れた粉末のスラリーを仕込むことができる。また容器に 、粉末および噴射剤を普通の冷却充填法で導入することにより充填してもよいし または室温以上で沸騰する噴射剤成分中に入れた粉末のスラリーを容器中に入れ てもよく、次いでバルブを適所で密閉しそして噴射剤の残りをバルブノズルを介 して加圧充填により導入することができる。別法としては全組成物のバルクを調 製し次にこのバルク組成物の一部をバルブを介して容器中に充填することもでき る。
該製剤の調製中、水分の吸収を最小にするように注意することが望ましい。バル ブを操作すると、粉末が噴射剤の流れ中に分配されて蒸気化することにより乾燥 粉末のエーロゾルが得られる。
全身投与の場合には、胃腸管への経口投与用の錠剤またはカプセルを製造する慣 用の技法を用いて活性成分を知られた補助剤、希釈剤または担体と一緒に処方す ることができる。このような経口用に適当な用量は0.003〜0.3菖9/& 9/日例えば0.03冒g/kg/日である。
本発明の第3の特徴によれば、可逆的閉塞性気道疾患の治療方法が提供される。
その方法は該疾病に罹患しているかまたは罹患し易いヒトに、前述の定義を有す る式■の化合物またはその医薬的に許容し得る誘導体の治療上有効な量を投与す ることからなる。
本発明による治療方法は、可逆的閉塞性気道疾患の治療において前述の定義を有 する式Iの化合物またはその医薬的に許容し得る誘導体が従来使用された化合物 よりも効能がよく、毒性が低く、作用が長期であり、活性範囲が広く、効力が強 く、副作用が少なく、吸収が容易でありまたはその他の有用な薬理性質を有する 点において有利である。
投与すべき用量は勿論、個々の活性成分、治療される状態およびその重篤度によ って変更する。
投与量は一時的作用よりもむしろ持続作用を与えるような量の方が好ましい。
活性成分は1日あたり1〜6回好ましくは2〜4回の分割用量で投与することも できる。
各投与量は1またはそれ以上の単位用量からなる。
挙げることのできる化合物群は前述の定義を有する式■の化合物であるが、但し 17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−(2−(4−ヒドロキシ−3− メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル]−23,25−ジメトキシ−1 3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ クロ[22,3,1,0’・9〕オクタコス−18−エン−2、3,10,16 −チトラオン、およびその医薬的に許容し得る誘導体は除外する。
以下に本発明を実施例により説明するが、本発明はそれに限定されるものではな い。
実施例 A 加圧エーロゾル組成物 ソルビタントリオレエート 0.091噴射剤114 7.099 噴射剤12 10.649 17、893 調製方法:ソルビタンエステルを高分散ミキサーで撹拌しながら半分までの噴射 剤12中に一40℃で分散させる。
得られた分散液に微粉化活性成分を加え、その中で分散させる。次に残りの噴射 剤12を一50℃で加え次いで一50℃に冷却された噴射剤114も加える。得 られた混合物をバイアル中に充填し、バイアル上のバルブ例えば計量バルブを引 続いてクリンピングする。
実施例 B FR−900506含有の加圧エーロゾル組成物成分 FR−900506(質量中央径は3ミクロン以下) 0.054ンルビタント リオレアート 0.091噴射剤114 7.099 噴射剤12 10.649 17、893 該加圧エーロゾル組成物は実施例Aの方法に従って調製される。
実施例 C 呼吸抵抗および抗原誘起による気管支過敏性に対する阻害活性の測定 方 法 (1)吸入感作モルモットの調製 ハートレー(Hartley)系雄モルモット(体重的30h)をそれぞれプラ スチック製吸入室中に入れた。超音波ネブライザー(NEυIOB、オムロン社 製)を用いて、生理食塩水に溶解した卵白アルブミン(10+sq/ ml>の エーロゾル化溶液を1日に10分間、連続10日間にわたって吸入室中に導入し て感作を行った。該動物は感作確立の5日後より実験に用いた。
(2) FR−900506による前処置感作初日から抗原チャレンジ前日にわ たる期間中、各動物を隔日にl my/ xi濃度のPR−900506溶液( エタノール/オリーブ油r 2 : 78 v/v〕)で経口処置した。対照動 物は同様の手法でエタノール/オリーブ油のビヒクルだけを摂取した。
(3)実験スケジュール 実験期間は第1日〜第5日の5日間とし、抗原の吸入チャレンジを第2日目で行 った。
第1日目におよび第2日目の抗原吸入チャレンジ30分前に、メトピロン(−e topirone、内因性コーチゾル合成阻害剤)(10m+9/&lF)を静 脈内投与した。各動物が比較的高濃度の抗原に耐えられるように、2回目のメト ピロン投与後に抗ヒスタミン剤のクロロフェニラミンマレエート(chlorp heniramine maleate)を腹腔内投与(10mg/に9)シた 。以上の前処置後、各モルモットをオシレーターに接続しであるアニマルボック ス内に移し、頭部を外に突出させて固定した。次にその頭部をデビルビス(De vilvis) 646ネブライザーと連結したエアロチャンバーで被った。
(4)呼吸抵抗の測定 呼吸抵抗の測定は、ミード(Mead)氏等のオシレーション(oscilla tion)法を若干改変した方法(Allergy、 37゜10、980〜9 91.1988参照)で実施した。抗原吸入チャレンジは卵白アルブミンの生理 食塩水溶液(20wq/■l)を51/分の空気で霧状にして、動物に1分間吸 入させることにより行った。結果は表1に示す。
(5)アセチルコリンに対する、抗原誘起による気管支過敏性の測定 前述の方法で調製したモルモットを前述のアニマルボックスに入れ、ベースライ ンの呼吸抵抗を測定した。次に各動物に霧状にした、アセチルコリンの生理食塩 水溶液(156119/ w+1より5000119/ mlまで濃度を増した もの)を各濃度で1分間ずつ吸入させ、呼吸抵抗値がベースライン値の2倍にな るまで続けた。該アセチルコリン濃度と呼吸抵抗のデータから得られた濃度−抵 抗曲線より、呼吸抵抗値がベースライン値の2倍になるのに必要なアセチルコリ ン濃度〔すなわちPC,。。−Ach(μg/++1))を計算した。結果を表 2に示す。
(6)データの解析 結果は平均±SEMで表す。5tudent’s t−testを有意差の検定 として用いた。
表1 : Fl?−900506による呼吸抵抗抑制効果(%)零P<0.05 呼吸抵抗の変化率(%) 表2・FI?−900506による、アセチルコリンに対する抗原誘起過敏性の 抑制効果 本p<0.001 NS=有意性なし これらの結果は式■の化合物が可逆的閉塞性気道疾患の治療に最も効能があるこ とを示している。
実施例 D FR−900506の急性毒性 ddyマウスにおける腹腔内投与によるFR−900506の急性毒性調査では 、投与量100 * q / k qで死亡は全く見られなかった。
補装置の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成3年12月6日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)可逆的閉塞性気道疾患治療用医薬の製造における活性成分としての式I ▲数式、化学式、表等があります▼I 〔式中R1およびR2は一緒になって2個のビシナル水素原子を示すか、または それらが結合しているビシナル炭素原子間に第二の結合を形成し; R3はH、OH、アルコキシまたは保護されたヒドロキシを示し; R4はOHを示し; R5はH、アルキルまたはアルケニルを示し;R6およびR7は独立してO、( H,OH)、(H、保護されたヒドロキシまたは(H、アルコキシ)を示し;X およびYは独立してO、(H,OH)または(H,H)を示し; nは1または2である〕で表される化合物またはその医薬的に許容し得る誘導体 の使用。 2)R5がアリル、プロピル、エチルおよびメチルから選択される請求項1記載 の使用。 3)R6およびR7のうちの少なくとも一方が(H,OH)を示す請求項1また は2記載の使用。 4)YがOを示す前述請求項のいずれか1項に記載の使用。 5)nが2である前記請求項のいずれか1項に記載の使用。 6)式Iの化合物が下記 17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2−(4−ヒドロキシ−3− メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1 3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ クロ〔22.3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16 −テトラオン、 17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2−(4−ヒドロキシ−3− メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−1 3,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシ クロ〔22.3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16 −テトラオン、 17−アリル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2−(3,4−ジヒドロキシ シクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19 ,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2 2.3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ オン、17−エチル−1,14−ジヒドロキシ−12−〔2−(3,4−ジヒド ロキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13 ,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシク ロ〔22.3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16− テトラオン、17−プロピル−1−ヒドロキシ−12−〔2−(4−ヒドロキシ −3−メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ トリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−2,3,10 ,16−テトラオン、 17−アリル−1,2,14−トリヒドロキシ−12−〔2−(4−ヒドロキシ −3−メトキシシクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23,25−ジメトキ シ−13,19,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザ トリシクロ〔22.3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−3,10,1 6−トリオン、または 17−アリル−1−ヒドロキシ−12−〔2−(4−ヒドロキシ−3−メトキシ シクロヘキシル)−1−メチルビニル〕−23,25−ジメトキシ−13,19 ,21,27−テトラメチル−11,28−ジオキサ−4−アザトリシクロ〔2 2.3.1.04,9〕オクタコス−18−エン−2,3,10,16−テトラ オン の化合物である請求項1記載の使用。 7)前記請求項のいずれか1項に定義された式Iの化合物またはその医薬的に許 容し得る誘導体を含有する加圧エーロゾル医薬組成物。 8)微粉化活性成分を医薬的に許容し得るエーロゾル噴射剤と混合させることか らなる、前記請求項1〜6のいずれか1項に定義された式Iの化合物またはその 医薬的に許容し得る誘導体を含有するエーロゾル医薬組成物の調製方法。 9)疾患が喘息である請求項1〜6のいずれか1項に記載の使用。 10)可逆的閉塞性気道疾患に罹患しているかまたは罹患し易いヒトに、請求項 1〜6のいずれか1項に定義された式Iの化合物またはその医薬的に許容し得る 誘導体の治療上有効な量を投与することからなる該疾患の治療方法。
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