JPH05503354A - キレート試薬結合化合物を精製する方法 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
チし」凭し!λヨ81を外
キレート試薬結合化合物を精製する方法1吋座上1
本発明は生物分子を標識することに係わる。特に本発明は、111識反応に次い
で、標識生物分子を未結合の標識試薬から分離することに係わる1本発明は、生
物分子がタンパク質であり、標識試薬が放射性核種である場合に特に適している
。特に用途があるのは、免疫診断及び免疫療法の分野である。
W遣
生物分子は、放射性核種、毒素、ビタミン、蛍光化合物及びキレート化剤を含む
種々の試薬のいずれかで標識することができる。標識試薬は、例えば代謝標識ま
たはニックトランスレーションによって生物分子の構成要素として取り込むこと
もできるし、共有結合または他の分子間力によって生物分子に付着することもで
きる。後者のカテゴリーの標識方法の例としては、蛍光色素のインチオシアネー
ト誘導体を使用して抗体を蛍光性にすること、ビオチンの光活性誘導体を使用し
て核酸を標識すること、及び酸化的反応または酵素仲介反応を使用してタンパク
質上のチロシン残基のところにヨウ素を結合することを挙げることができる。
標識操作は、生物分子と標識試薬を混合するだけの簡単なものとし得る。
米国特許第4,707,352号は、生物分子に結合させたキレート化剤からな
る非標識化合物を、放射性金属を結合させたイオン輸送材料と接触させるステッ
プを含む標識方法を開示している。前記イオン輸送材料の放射性金属に対する親
和性は前記キレート化剤の前記金属に対する親和性よりも低い、実施例において
は、1ffNiが付加されたイオン交換樹脂を含むカラムが使用されている。キ
レート試薬結合体をカラムに通し、放射性標識キレート試薬結合体として溶出さ
せる。標識方法を実施するための成分はキット内に含むことができる。
標識反応の結果として、全ての反応物質、特に未反応標識試薬を、標識生物分子
、即ち生成物から分離することにより、生成物を精製することが望ましいことが
多い、未結合標識試薬の存在は、無関係な分子と会合することにより(非特異的
結合)またはバックグラウンドの一因となることにより、結果を混乱させ得る。
多くの標識試薬は小分子または元素であるなめ、生成物を未結合試薬から分離す
る一般的方法は、サイズまたは重量の分別に依存する。!0ち、サイズ排除クロ
マトグラフィーまたは透析を使用することができる。生成物と反応物質との間に
電荷の差があるときには、イオン交換クロマトグラフィーが適した分離方法であ
る。
イオン交換樹脂とサイズ排除樹脂とを組み合わせた放射性標識抗体を精製する方
法が、米国特許第4,454,106号に開示されている。9cmのカラムは、
粒子を質量で1.500〜25,000ダルトンに分画し得るゲル濾過媒体7m
lの上に200〜400メツシユ力チオン交換樹脂1mlを重ね、更にその上に
イオン遅滞樹脂1mlを重ねて製造されている。カラムは、200mM塩化ナト
リウム及び10mM MESからなるp H6,0ノ1ull液で平衡化されて
いる。関連米国特許第4,472,509号において、テクネチウム標識抗体を
精製するのに適した床は、カチオン交換樹脂の下方で且つゲル濾過媒体の上方に
アニオン交換樹脂1mlを含むように改良された上述の3成分床である。
Mukkalaら(Anal Biochem(1989>176 : 319
−325)は、架橋キレート試薬を使1 用し、IgGをEu”で標識した1反
応混合物を、1.5(x5cm 5ephadex G−50(Pharmac
iK a Fine Chemicals;デキストランビーズ)′ カラムと
1.5X30cm Trisacryl GF2000(Reactifs I
BF;ポリアクリルアミトビt −ズ)カラムとを組合せたものに通すことによ
り、標識抗) 体生成物を反応物質から精製した。
Estebanら(J、Nucl Med(1987)C28:861−870
)は、”’In1III抗体を精製する1 4つのプロトコルをII!操作の終
了時点において比較した。
; 彼らは、単一の標識調製物を4つの等蓋部分に分割した。
1つのアリコートは過剰なEDTA溶液で処理し、そのあと分離することはしな
かった。別のアリコートは、1×8cm ゲル排除(Sephadex G−5
0fine)カラムに通しな、第3のアリコートは7.5mmX30cm HP
LC(TSK 3000)カラムに注入し、最後のアリコートは、まず050カ
ラムで、次いでTSK 3000カラムで順次処理した。EDTA処理において
最低の結果が得られ、G−50カラムではかろうじてそれよりよい結果が得られ
、HPLC精製した標識抗体は、EDTA精製アリコートの3倍の腫瘍:肝比を
有し、G−50/TSK 3000の組合せにおいて最高の結果が得られた。
Estebanらは、広範囲に使用されているEDTA法は、夾難物を含まない
調製物を生成する上で無効であり、バックグラウンドを最小化したいならば他の
精製方法を考慮すべきであると結論した。
米国特許第4.775,638号は、抗体を放射性標識するための単一バイアル
方法を開示している。該方法は、内側表面を触媒で被覆した密封容器内に放射性
同位元素を導入し、前記容器内に抗体を導入し、混合物をインキュベートし、抗
体に結合しなかった放射性同位元素を吸収するイオン交換樹脂を前記容器中に導
入し、混合物を取り出し、樹脂を上清から分離することからなる。好ましい樹脂
は、AG 1−X8(Bio−Rad>のようなアニオン交換体である。この方
法は主に放射性ヨウ素化方法に向いているが、発明者らは、放射性同位元素の抗
体への触媒仲介結合及びその後の前記標識抗体の精製は、キレート化による”G
a及びIIIIns識に適用し得ると推測した。
当業者が使用可能な分離方法は多様であるにもかかわらず、全般的な制約によっ
て、高感度を要求する方法において標識生物分子を使用することは制限される。
この制約とは、当分野における多くの現行方法の未結合標識試薬を除去する効率
が幾分低いことである。明らかな例は、ラジオイムノシンチグラフィーとして公
知の方法である、悪性細胞成長をその場で検出するなめに放射性標識抗癌抗体を
使用することである0本発明には直接関与しない種々の理由により、少量の抗体
しか悪性軸取に結合しないことが多い。
従って、理想的な条件下でさえシグナルを識別するのは困難である。高バックグ
ラウンドのために診断が不可能となることも珍しくはない、従って、検出を保証
または増強する1つの方法は、未結合放射性核種を有意に含まない標識抗体を使
用することである。
ゲル排除クロマトグラフィーの使用に対する別の制約は、IgM抗体がカラムマ
トリックスに非特異的に、またときには不可逆的に結合する傾向にある0例えば
Halpern etal、、J、Nucl Med(1988)29:168
8−1696を参照されたい。
別の制約は、はとんどの方法が長時間を要することであ・ る、放射性核種、特
に放射性金属の多くは、数日でなければ多くは数時間という短い半減期を有する
。従って、迅速に精製すれば、標識生物分子調製物の特異的活性は高くなる。
更に、前出の分離方法は他の欠点がないわけではない。
多くは高値な装置や熟練した技術者を必要とし、生物学的夾m¥11iを含み易
く、精密なモニタリングを必要とし、大規模化の余地がないなどの欠点がある。
かかる装置は、放射能漏洩の場合には汚染除去が困難でありしかもコストがかか
り得る。
上記問題点の解決が動機となって本発明が提供された。
本明細書に開示するのは、現行方法を使用して得られるより高い割合で、標識生
成11Jと未結合反応物質から分離する方法である1本発明の方法は、単純であ
ること及び安価であることを含む幾つかの理由により有利である。更に該方法は
、生物学的夾雑物を含みに<<、生物分子の生物学的活性に影響せず、高い集約
収率を与え、標準的な病院的検査室において看護スタッフが使用し得、使用後の
廃棄が容易であり、長期保存寿命を有し、種々の標識試薬及び生物分子との使用
に適用可能である。
免吋曵l刀
本発明は、標識反応後、標識生物分子、即ち生成物を全ての未結合または弱結合
標識試薬から分離する方法に係わる1本発明は、前記未結合wli試薬を捕獲す
るためにキレート試薬付着マトリックスを使用することを教示する。この方法は
、単純であること、未結合標識試薬の除去が高度に効率的であること、及び経済
的であることを含む幾つかの利点を与える0本発明を実施するための試薬は、病
院及び核医学研究所において応用場面に使用されるキット形態に容易に適応可能
である。
区1立星員ll贋
図1は、本発明を実施するための複数の容器の使用を示す。
図2は、複数の隔室を有する単一容器を含む別の実施態様を示す。
図3は、キレート試薬付着マトリックスを製造する方法を示す。
図4は、キレート試薬付着マトリックスを製造する別の方法を示す。
1吋ゑ註1
本明細書及びフレイムに使用される全ての用語は当業者には周知である。しかし
ながら、かかる用語に与えられる範囲を含む本明細書及びフレイムの明確で且つ
一貫性のある理解のために、以下の定義を与える:1蔓圀l:生物学的実在物中
でまたはそれと適合性のエレメントまたは化合物。
し=生物分子への標識試薬の物理的付着。
tk二ILI:高親和性で金属イオンを結合する試薬。
キレート化剤としても公知である。
!LJ(Con j u g a t e ) :組成物。動詞としては、結合
する。
1慝工1:親物質を修飾すること。
11試1:生物分子と反応させると、生物分子が検出、追跡またはモニターされ
得るように生物分子上に付加特性を試写する物質。
ボ1 々ノボi ルボ シレート:複数のアミノ基及び複数のカルボキシル基を
特徴とする、しばしばキレート化剤として使用される化合物。
1處〕:反応物質間の反応により得られる物質。
【L春I:反応の成分0例えば生物分子を標識試薬と混合して結合体を生成する
場合、生物分子及び[識試薬は反応の2つの反応物質であり、結合体は生成物で
ある61幕皇iz :別の物質に物理的に結合しなかった反応物質6
本発明は、未結合標識試薬を捕獲するために、不活性マトリックス、好ましくは
粒状マトリフックスに結合させたキレート試薬またはキレート化ポリマーを使用
することに係わる6キレート化剤は、多くの標識試薬がそうである低分子量化合
物に対して高い結合活性及び高い親和性を有するものが選択される。適当なキレ
ート化剤としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ジエチレントリアミ
ン五酢M (DTPA)+ポリアザ大環状化合物、ベンジルDTPA、ベンジル
EDTA、LiLo、IDAC、ポリアミノポリカルボキシレートの他の活性化
誘導体、ある種の抗生物質、クラウンエーテル、他の大環状化合物、例えばトラ
ンスフェリン、アポフェリチン及びメタロチオネインのような天然キレート化タ
ンパク質、並びにジアゾ化芳香族アミンを挙げることができる。キレート化ポリ
マー及び他の多官能キレート試薬は、上述のものよりずっと有効となり得る。
適当なマトリックスとしては、ガラス、ポリスチレン、アミン誘導ポリマー、シ
リカ、アガロース、シリカプロビルアミン、コポリマー及び他の樹脂を挙げるこ
とができる。
所定のマトリックス−キレート試薬の組合せを用いると、キレート化剤をマトリ
ックスに付着させるのに複雑な反応を必要としない0例えばポリスチレン及びガ
ラスは、小分子、タンパク質などに対する固有結合能を有する。しかしながら、
アミン誘導ポリマービーズまたはアミン誘導ポリマー被覆ガラスピーズの場合に
は、キレート試薬はビーズに化学的に結合され得る。
キレート試薬はマトリックス上で合成することができる。
例と挙げると、まず、市販のアミン誘導ビーズをカラムに充填する。ビーズを単
純なカルボキシメチル化によってイミノニffl:M基に結合し、カラムをM衝
液でフラッシュする。
ビーズをアンモニアで処理し、カラムとフラッシュし、もう一度カルボキシメチ
ル化ステップを実施する。所望の数のカルボキシレート基が得られるまで上記過
程を繰り返す。
本発明は、金属で標識した生物分子を必要とする方法に特に適している。キレー
ト化剤の架橋を使用して生物分子を標識すること、即ち、キレート化剤を生物分
子に結合し、次いで結合体に金属を、金属がキレート化剤によって結合されるよ
うに付加することは珍しくない、適当な金属としては、α線及びβ線放射性核種
、γ放射体、X線放射体、陽電子放射体、常磁性金属イオン、発光金属及び蛍光
金属を挙げることができる。使用し得る元素及び同位体の範囲を更に例示するた
めに、適当な候補として、5ape、”F e 、 ”Co 、”F e 、’
″S c 、”S c −47S c、+2J 、 12s 工 、13OI
、 1コli、lコI I 、135 I 、@@Rb 、1)4Cs 、 1
°’Rh 、 2°コpb 、 ′3フCs 、 1ココBa 、 ”Y 、9
0Y、 ”2Eu、’フGa 、 ”Ga 、 ”Cr 、 ”5A c 、
コ2P 、72As 、 15コSm 、 ”’Re 、 ”’A u 、”’
Rh 、 フ”Se 、9フRu 、 IOoPd 、 1oop d 、+1
13 b 、 12冒Ba 、 197)1 g 、211Aj、212Bi、
212pb、21コBi、””Re、14”Pr、IQ?A s 、Ill I
n 、@フCu 、 ?SB r 、 ”Br 、 ”c 、 ”c 、13
N、”o、コ5S、1・F、Pr、Nd、””Gd、+5iHO1”’I r、
Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、う9烏Tc、目2I
r、及び2g’Amを挙げることができるが、キレート試薬を使用する場合には
種がカチオンであるのが好ましい。
同種のキレート化剤を生物分子及びマトリックスの両方に結合させると、特定の
利点が発揮される。親和性に差がないので、一旦生物分子に結合した標識試薬が
分離操作によって引き離される可能性はわずかしかない、キレート試薬をマトリ
ックス及び生物分子に結合する組合せを具体的に説明する助けとするために、式
:
〔式中、BMは生物分子であり、
Mはマトリックスであり、
Aは第1のキレート試薬であり、
Bは第2のキレート試薬であり、
Lは標識である〕
を考える。
Kは結合親和性を表わすとすると、下記のような幾つかの比較条件が表わされ得
る。
(1)A=B
(2)A#B 且つ KA=Kll
捕獲方法の別の実施態様においては、
M−C−L
〔式中、Cは第3のキレート試薬である〕で表される追加成分をあわせて3種の
キレート試薬が使用され、BM−A−L、M−B−L及びM−C−Lは該方法に
おいては同時に使用される6キレート試薬B及びCは、両方が同じマトリックス
に結合されるか、または各々が別個のマトリックスに結合されるかのいずれかで
ある。後者の実施態様に係わる比較条件としては下記のものを挙げることができ
る。
<5)A=B 且つ KcくKA
(6ンに、<KA 且つ K。<KA
(7)K、=KA 且つ Kc<KA
上述したように、同じキレート試薬が生物分子及びマトリックスに結合している
比較条件(1)は好ましい組合せである。比較条件(2)は比較条件(1)と機
能的に等価である。比較条件(3)によって表される精製効率は、KユがKAよ
りどのくらい低いかに従う1M−B−Lの量の増加とともに、見掛けの不足が補
填され得る。比較条件(4)は、KAかに、よりずっと小さいのでなければ容認
可能である。比較条件(5)、(6)及び(7)は、所定のキレート試薬を用い
ると予想外の利益がもたらされ得る。
If識操作は、1つ以上の密封反応容器内または複数の隔室をもつ単一反応容器
内で実施することができる0図1は、第1の反応バイアルと、キレート試薬付着
マトリックスを含む第2のバイアルと、第3の生成物バイアルとを含む複数の容
器を必要とする実施態様を示す、放射性標識は第1のバイアル内で行われ、反応
混合物は第2のバイアルに移され、そこで混合物はキレート試薬−マトリックス
結合体と接触し、次いで例えばシリンジによって上清が取り出され、その上清は
、場合によっては濾過して、第3のバイアル内に収集される。
図2は、複数の隔室を有する単一容器が表されている別の実施態様を示す、前記
隔室は、第1の隔室(1)がら、キレート試薬付着マトリックスを含む隣り合っ
た第2の隔室(II)への反応混合物の移送を可能にする手段によって相互に分
離されている。この実施態様においては、例えば止めコックのような弁デバイス
が隔室を分離している。止めコックの等傷物としては、破裂可能な非透過性膜、
可動ストッパー及び切込み線入りガラス(scored glass)を挙げる
ことができる。未結合反応試薬がキレート試薬−マトリックス結合体によって反
応混合物がら除去された後にその反応混合物を受取る第3の隔室(III)を前
記第2の隔室に取り付けることができる。
第3の隔室は、密封2隔室容器を使用する(本発明に使用し得る密封2隔室容器
の例は、In res onn。
y1副、160 USPQ 237に示されている)、標識反応は第1の隔室内
で行われるが、そこには例えばシリンジによって反応物質が導入される。第2の
隔室は、キレート試薬−マトリックスを含んでいる。標識反応が完了したら、第
1の隔室と第2の隔室とを分離しているストッパ一手段を破壊し、第2の隔室内
で反応物質をキレート試薬−マトリックスと接触させる。未結合標識がキレート
試薬−マトリックスによって捕獲されるのに十分な時間の後、上清中の標識生物
分子をシリンジを使用して取り出すことができる。操作全体が密封された無菌容
器内で行われるが故に、上清は患者に直接投与することができる。キレート試薬
に結合させるマトリックス、例えばポリマービーズの寸法は、大きすぎてシリン
ジに入らないように選択する。
適当なマトリックスを選択し、キレート化剤と結合させる1図3は、間接的結合
によってビーズを調製する例である。ヒト血清アルブミン(HSA)とジエチレ
ントリアミン五酢M (DTPA)とを結合させる。HSA−DTPA結合体を
粒状ポリマーマトリックス(P)に付着させてP−HSA−DTPAを形成する
。別の反応バイアルにおいて、キレート試ff1(C)(L)、この実施例にお
いては好ましくはDTPAをモノクローナル抗体(MoAb)と結合させる。M
oAb−CHL結合体をインジウム(In(111))で標識する。図中、未結
合標識試薬はI n (’111)と示してあり、標識抗体はMoAb−CHL
、−1n (111)と示しである。P−HSA−DTPAを反応混合物に加え
、In(111)をキレート化によって捕獲する6図4は、ビーズとキレート試
薬とを直接結合させる別の実施態様である。アルキルアミン誘導の粒状ポリマー
マトリックス(P−NH・・・)をDTPAと結合してAM−DTPAを形成す
る0図3に示したのと同様に、AM−DTPAは反応混合物からIn(111)
を捕獲する。
マトリックスへの非特異的結合を更に最小化するために、結合体を、タンパク質
または炭水化物材料に暴露して非特異的部位をブロックすることもできる。適当
なブロック物質としては、ウシ血清アルブミン、ヒト血清アルブミン、血清、ポ
リビニルピロリドン、デキストラン及びフィコールを挙げることができる。キレ
ート試薬−マトリックス結合#を完全に洗浄し、適当な量を第1の容器または前
記複数隔室付き容器の隔室内に入れる。
生物分子は、好ましくはマトリックスに結合させたのと同種のキレート化剤と結
合させる。結合ステップに次いで。
生物分子を、例えば沈澱またはゲル排除クロマトグラフィーによって未結合キレ
ート化剤から分離する。得られた溶液を第2の容器または前記複数隔室付き容器
の別の隔室に入れる0通常は市販業者から購入される標識試薬を生物分子含有溶
液中に導入し、適当なインキュベーション条件下でキレート化を進行させる。次
のステップにおいては、標識試薬溶液を、キレート試薬−マトリックス結合体を
含む容器または隔室に移す。Ik終濃混合物周期的に混合しながらインキュベー
トする。標識生物分子を含む上滑を取り出す。
或いは、エフェクター分子として作用する生物分子、例えば抗体または核酸10
−ブは、それ自体が検出可能な物質で標識する必要はない0代わりに、前記エフ
ェクター分子を第1の結合パートナ−分子で標識し、検出可能なam物質を第2
の結合パートナ−分子に結合させ、前記第1及び第2の結合パートナ−分子を相
互に反応させて結合体を形成する。この別の標識方法はプレターゲット(pre
targeting)として公知である1例えば、組織反応ストレプトアビジン
結合抗体は、放射性標識ビオチンを使用して可視化することができ、ポリAテー
ルを含むハイブリダイズ核酸プローブは、アルカリ性ホスファターゼ結合ポリT
オリゴヌクレオチドや、NBT/BCI Pのごとき適当なホスファターゼ基質
を用いて可視化することができる。第1の抗体例においてはストレプトアビジン
及びビオチンが第1及び第2の結合パートナ−分子であり、第2の核酸例におい
てはポリA及びポリ下ポリヌクレオチドが第1及び第2の結合パートナ−分子で
ある。結合パートナ−分子として使用し得るポリマーとしては、ポリ−N−ビニ
ルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、並びに、ポリア
クリル酸及びポリメタクリル酸と反応するポリ−N−ビニルピリジンを挙げるこ
とができる。
以下の非限定的な実施例によって本発明の態様を更に説明する。
実施例1
2ステツプ法において、ポリスチレンビーズをDTPAと結合させた。50mM
リン酸!!衝溶液、p H7,2中のヒト血清アルブミン()(SA)を100
倍モル過剰のDTPA二無水物と一緒に室温で15分間インキュベートした。
混合物をG−50カラムに通すことにより、未結合のDTPAを除去した。
H3A−DTPA溶液を14 m g / m lに調整し、約40個の174
インチ球状非多孔質ビーズを溶液に加えた。
混合物を静かに振盪しながら室温で2時間インキュベートした。液体をデカント
し、ビーズを蒸留水で洗浄し、真空下に乾燥した。
実施例2
乾燥クロロホルム中の0.1mg/ml DTPA無水物溶液を調製し、所望の
量のDTPAを含むアリコートを反応容器に加えた。室温で窒素ガスを用いて蒸
発させることによりクロロホルムを除去した。0.05M重炭w1緩衝液中の抗
体(約0.5mg)溶液、pF(7,0を前記反応容器に加え、無水物対タンパ
ク質のモル比を7:1とした。溶液を振盪しながら1公開インキュベートし、5
ephadexG−50カラムに通すことにより結合抗体を回収した。
実施例3
1.0Mアセテートを使用し、最終pH6,0を有するアセテート中0.5Mの
放射性核種溶液を調製した。放射性核種溶液を抗体−DTPA結合体に、0.1
mlの25%ヒト血清アルブミンと一緒に加え、混合物を頻繁に振盪しながら5
〜30分間インキュベートした。
実施例4
総容積0.75m1の酢wi/クエン酸If衝液中にN’Inを含む溶液にH3
A−DTPAビーズを約30分間で加えた。溶液を除去し、ビーズに結合した放
射能を測定した。
ビーズ数と結合した放射能の量とには正の相関がある。
更にIMMCIでビーズを洗浄すると、結合した全ての放射能が除去され、ビー
ズを再使用することができた。
実施例5
H3A−DTPAを、前述のごときクエン酸/酢酸M衝液中の”lInで標識し
た。アリコートを取り出し、過剰のDTPAで処理した。前記DTPA処理した
アリコートを薄層クロマトグラフィーで分析し、遊離l1lInの割合を測定し
た。アリコートは12.2%の遊離1111nを含んでいた。5つのH3A−D
TPAビーズをH8A−DTPA”’In溶液に加え、混合物を室温で30分間
インキュベートした。この混合物からアリコートを取り出し5過剰のDTPAで
処理し、遊離1111nをTLCによって分析した。前記第2のアリコートは3
.9%の遊離1lIInを含んでいた。
実施例6
LiLoは、OTC/Bionetics Re5earch In5titu
teで開発された新規のキレート試薬であり、係属米国特許出願第07/358
917号に記載されている。このキレート試薬をアミン誘導(AM)ビーズに、
水またはリン酸#1IIF!lI液、pH7,2中に調製したLiLo飽和溶液
5mlに60個のAMビーズを泰露することにより付着させた。NaOHを使用
して混合物のpHを7,5〜8,5に調整した。溶液をN温で一晩撹拌した。
液体をデカントし、IMHCIをビーズに加えた。混合物を室温で10分間イン
キュベートした。このステップで、LiLo結合AMビーズに結合した遊離金属
が除去される。
ビーズを0.1M HCIを用いて繰り返し濯いだ0次いで蒸留水を用いて、洗
液がpHペーパーに対して中性になるまで濯いだ、ビーズを真空下に乾燥し、デ
シケータ−内に保管した。
実施例7
酸洗浄した反応バイアル内で、200μCiの塩化インジウムを、15μlの酢
酸Wfr液(0,6M、pH5,5>及び15μlのクエン酸!I!衝液(0,
06M、pH5,5)と混合した。この溶液に抗体−DTPA結合体(リン酸緩
衝溶液、p H7,2中に157μg)を加え、混合物を室温で約30分間イン
キュベートした6次いで、約1mlのリン酸緩衝溶液(0,05M、pH7,2
>を加えた6反応混合物のアリコートを過剰のDTPA溶液で処理し、反応混合
物中の未結合のインジウム−111の割合を測定した。
残りの反応溶液に、8つのA M −L i L oビーズを加えた。
ビーズと一緒に30分間インキュベートした後、反応溶液のアリコートを過剰の
DTPAで処理した。クロマトグラフィー分析を実施して、未結合のインジウム
−111の割合を測定した。結果は下記の通りである。
実施例8
IDAC−2は、OTC/BRIで開発された新規のキレート試薬であり、係属
米国特許出願第07/358917号に記載されている。実施例7に記載の方法
に従って、IDAC−2をAMビーズに結合した。
上記開示内容は、可能性及び好ましい実施態様を説明することで本発明を詳細に
記載したが、本発明の範囲及び主旨から逸脱せずとも、変更、改良がなされ得、
また他の用途も可能であることは当業者には明らかであろう1本発明の範囲は添
付のフレイムによって示され、フレイムと等価の意味及び範囲内にあるいかなる
変更も本発明の範囲内に含まれる。
lff1応・バイアル 2 ビーズ1古むバイアル 3 生成物パイアルステッ
ブエ ラ戸A及び゛i成1勿バイアルの九)臭Fユgure l
H6A + DTPA I H5A−DTPAFigure 3
国際調査報告
Claims (25)
- 1.結合及び未結合の標識試薬を含む混合物から未結合標識試薬を捕獲する方法 であって、前記混合物を、未結合標識試薬を結合し得るキレート試薬一マトリッ クス結合体と接触させるステップを含む方法。
- 2.前記混合物中の前記結合標識試薬が、生物分子またはポリマーに結合してい る請求項1に記載の方法。
- 3.前記生物分子が、ペアチドまたはタンパク質である請求項2に記載の方法。
- 4.前記タンパク質が、免疫グロブリンまたは免疫グロブリンフラグメントであ る請求項3に記載の方法。
- 5.前記生物分子が、核酸、オリゴヌクレオチドまたはポリヌクレオチドである 請求項2に記載の方法。
- 6.前記標識試薬が放射性核種である請求項1に記載の方法。
- 7.前記標識試薬が、蛍光体、発光体または常磁性体である請求項1に記載の方 法。
- 8.前記キレート試薬が、ポリアミノポリカルボキシレートまたはシクロポリア ザカルボキシレートである請求項1に記載の方法。
- 9.前記キレート試薬が生物分子である請求項1に記載の方法。
- 10.前記マトリックスが粒状である請求項1に記載の方法。
- 11.前記マトリックスが誘導される請求項1に記載の方法。
- 12.前記マトリックスが、容器の内側表面からなる請求項1に記載の方法。
- 13.前記マトリックスが膜である請求項1に記載の方法。
- 14.キレート試薬一マトリックス結合体を含む容器を具備するキット。
- 15.更に、キレート試薬−免疫グロブリン結合体を含む第2の容器を具備する 請求項14に記載のキット。
- 16.前記容器が複数の隔室を有しており、前記キレート試薬−マトリックス結 合体が1つの隔室内にあり、キレート試薬−免疫グロブリン結合体が第2の隔室 内にある請求項14に記載のキット。
- 17.未結合標識試薬を除去することにより、末結合標識試薬を実質的に含まな い標識生物分子組成物を調製する方法であって、 (a)生物分子及び標識試薬を反応混合物中で接触させるステッア、 (b)ステッア(a)の混合物を、実質的に全ての未結合標識試薬を結合するの に十分な量の、末結合標識試薬を結合し得るキレート試薬−マトリックス結合体 と接触させ、それによって、結合標識試薬を含む固相と標識生物分子を含む液相 とを生威するステップ とを含む方法。
- 18.前記生物分子が免疫グロブリンである請求項17に記載の方法。
- 19.前記標識試薬が放射性金属である請求項17に記載の方法。
- 20.前記キレート試薬一マトリックス結合体が、粒子に付着させたポリアミノ ポリカルボキシレートからなる請求項17に記載の方法。
- 21.前記標識生物分子を含む液相を、シリンジによって前記固相から分離する 請求項17に記載の方法。
- 22.前記ステッア(a)及び(b)を別個の反応容器内で実施し、反応物質を シリンジを用いて導入及び回収する請求項17に記載の方法。
- 23.前記ステップ(a)及び(b)を、単一容器の別個の隔室内で実施し、前 記隔室が、隔室間の内容物の移送を可能にする手段によって相互に連結されてい る請求項17に記載の方法。
- 24.更に、前記第2の隔室に連結されている第3の隔室を含んでおり、前記第 2及び第3の隔室が、隔室間の内容物の移送を可能にする手段によって相互に連 結されている請求項23に記載の方法。
- 25.前記隔室間の内容物の移送を可能にする手段が、着脱自在の遮断手段によ って遮断されている請求項23に記載の方法。
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