JPH05505188A - 合成ポリペプチド - Google Patents
合成ポリペプチドInfo
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- JPH05505188A JPH05505188A JP3505817A JP50581791A JPH05505188A JP H05505188 A JPH05505188 A JP H05505188A JP 3505817 A JP3505817 A JP 3505817A JP 50581791 A JP50581791 A JP 50581791A JP H05505188 A JPH05505188 A JP H05505188A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
合成ポリペプチド
本発明は、合成ポリペプチドに関するものである。本発明は特に、ウィルスエン
ベロープ蛋白質の特異的部位の三次元構造及び/又は静電気的な表面及び/又は
他の物理数、化学的及び構造上の性質を模した合成ポリペプチドに関する。後天
性免疫不全症候群(A I D S)の原因として知られる、ヒト免疫不全ウィ
ルス(HI V)に関するワクチン、免疫学的に活性のある治療薬、診断法及び
他の医学的又は化学的作用物のデザインは特に興味深い。
過去10年の間に、AIDSは、医学的に重要な問題として世界中に出現し、病
気の原因であるHIVによる感染の研究、診断、治療及び/又は予防の為の作用
物質が現在、緊急に必要となっている。HIV I及びHIV■ウィルスによっ
て産生される蛋白質のアミノ酸配列の(1985); (Vain−Hobso
n、 S、ら、Ce1l 40.9 (1985)参照のこと]、ウィルスエン
ベロープ蛋白質の抗原性を模した、合成ポリペプチドを発明することが可能にな
ってきた。
本発明の目的は、HIVウィルスに対する抗体、最も好ましくは中和力の高い抗
体、すなわち受動的又は能動的な免疫化により、HIVウィルスの感染を妨げる
、及び/又は拡散を制限する抗体の産生を引き出すことのできる合成ポリペプチ
ドの開発である。そのような抗体を用いた受動的な免疫化は、個体内及び個体間
のウィルスの拡散を抑制し、ひいては病気の広がりを遅らせる或いは止める、A
IDS患者の効果的な治療法を構成するであろう。
本発明は、少なくとも1つの系統のヒト免疫不全ウィルス(HI V)のエンベ
ロープ蛋白質の少なくとも1つの抗原的性質を有する、式(I):
X−R,−R2−R3−R4−R,−R6−R=−Trp−Gly−Cys−R
8−R9−R1゜−R11−R1□−Cys−Y (I )(式中、R1は、4
sp又はGluであり、R2はGly、 Ala 。
Pro 5Ser 、 Thr 、 Asn又はGlnから選ばれるアミノ酸残
基であり、R3はGly、^la、 Pro、Ser、 Thr 。
^sp、 Glu、 Asn、 LysSHisSGin又はArgから選ばれ
るアミノ酸残基であり、R4、R3及びR11は、互いに独立にどのアミノ酸残
基でもよく、R,及びR8は、cry 。
AlaSPro、 Ser、、Thr又はAsnから互いに独立に選ばれるアミ
ノ酸残基であり、R7はGlySAlaSValSLeu。
11eSSer、 Thr、 Asn、 G1n5’Phe 、 TyrSTr
pSCys 。
Net又はProから選ばれるアミノ酸残基であり、R9及びR+2はGly、
AlaSLeu、 l1eSVal、Met、 Cys、 Phe 。
Tyr又はTrpから互いに独立に選ばれるアミノ酸残基であり、R+。はLy
s、口IS又はArgから選ばれるアミノ酸残基であり、X及びYは、互いに独
立に欠失しているか又は独立に1つ以上の、例えば3つの付加的アミノ酸残基で
ある)
のアミノ酸配列から実質的に成る合成ポリペプチドを提供する。
前記の式(I)によるペプチドトでX及びYを有さないものは、例えば、HIV
に対する抗体産生において、もちろん有用である。しかしながら、X又はYが存
在する場合には、どのような長さでもよいが、20アミノ酸未満が好ましく、1
0未満、例えば3乃至6がより好ましい。
式(I)による配列が、X及びYをもつある蛋白質を構成し、その蛋白質の抗原
配列をもつ主要部分が、例えば、球状蛋白質上に露出しているループの部分であ
るということが、もちろん高く評価されるであろう。
好ましくは、R2はGin又はThrから選ばれ、iはSer 5Asn、 G
in 、 Arg又はAlaから選ばれ、R4はLeu 、 Ile 。
Gin又はArgから選ばれ、R9はLeu又はLysであり、R6はGuy又
はAsnであり、R7はGly 5AlaSLeu、 Ile、 Val 。
MetSCys、、Phe、 Tyr、 Trp又はSetから選ばれ、R8は
Ser又はAlaであり、R9はGuy又はPheであり、RIOはArg又は
Lysであり、R11はLeuSHis、 l1eSGinから選ばれ、RI2
はAla 、 Ile又はValから選ばれる。10位と16位のCys残基は
、分子内ジスルフィド結合により、任意に結合している。
本発明によるポリペプチドの1つの好ましい形は、式():
X−Asp−Gin −Rs −Leu−Rs −Gly−R7−Trp−Gl
y−Cys−3er−Gly−Lys−R+ + −Rl 2−Cys−Y (
II )(式中、R3、R6、R11、R12、X及びYは上記にのように定義
され、R7はGlyXAlaSLeu、 Ile、 Val。
1[et、 Cys 、 PbeSTyr又はTrpから選ばれるアミノ酸残基
である)
のアミノ酸配列から成る。
式(II)による配列においては、R3はSer、 Asn5Gin及びArg
から選ばれ、R11はLeu、 His又はIleから選ばれ、RH2はIle
又はAlaであることが好ましい。R7はIle、 Phe 。
Met 、 Val又はLeuから選ばれるのが有利である。R1はSer又は
Asnであり、R3はLysであることがさらに好ましい。
本発明によれば、式(II)の好ましい形は、配列:X−Asp−Gln−3e
r−Leu−Lys−Gly−I 1e−Trp−Gly−Cys−3er−G
ly−Lys−Leu−Ala−Cys−Y(式中、X及びYは上記のように定
義され、10位及び16位のCys残基は分子内ジスルフィド結合により任意に
結合している)。
から成る。
式(I[)のポリペプチドのもう1つの好ましい形は、Gln又はArgから選
ばれるR3を含み、R3はLeuであり、LはIle 5Phe及びMetから
選ばれ、RzはLeu、 His又はIleから選ばれ、R1□は、41 aで
ある。好ましい配列は、式:
%式%
(式中、X及びYは上記のように定義され、10位と16位のCys残基は分子
内ジスルフィド結合によって任意に結合している)
を有する。
式(n)によるポリペプチドは、HIVIエンベロープ蛋白質の、あるエピトー
プ(抗原決定基)部位に似ている。
本発明によるポリペプチドのもう一つの好ましい形は、式(■):
χ−R,42−R,−R4−R,−Asn−3er−Trp−Gly−Cys−
Ala−Pbe−Arg−Gln−Val−Cys−Y (m )(式中、R1
はGlu又はAspであり、R2はThr又はGinであり、R3はSer、
AsnSArg、 Gin又はAlaから選ばれるアミノ酸であり、R4はLe
uSIlelArg又はGinから選ばれるアミノ酸であり、R5はLys又は
Leuであり、X及びYは、上記のように定義され、10位と16位のCys残
基は、分子内ジスルフィド結合により任意に結合している)。
のアミノ酸配列から成る。
式(I[[)によるポリペプチドの好ましい形態は、式(Ha)のアミノ酸配列
から実質的に成る。
式(m)によるポリペプチドの好ましい形は式(■a)のアミノ酸配列から実質
的に成る。
X−Glu−Tbr−R3−R4−Lys−Asn−5er−Trp−Gly−
Cys−Ala−Phe−Arg−Gln−Val−Cys−Y (III a
)(式中、R3はSer、 AsnSArg、 Gln又はAlaから選ばれる
アミノ酸残基であり、R4はLeu、 l1e1.〜rg又はGlnから選ばれ
るアミノ酸残基てあり、XとYは上記のように定義され、10位と16位のCy
s残基は、分子内ジスルフィド結合により任意に結合している)。R4が11e
の場合には、R3はSetが好ましく、R3がA1 aの場合にはR4はArg
又はGinだか、Argの方が好ましい。
式■によるポリペプチドは、HIVnのエンベロープ蛋白質のあるエピトープに
似ている。
本発明による好ましいポリペプチド配列は、HIVエンベロープ蛋白質の1つ以
上の抗原決定基に対する地形学的類似性に基づいて選ばれる。例えば、ある特定
のポリペプチドがもともとその類似物であるべくデザインされている抗原決定基
がHJVエンベロープ蛋白質の1つ以上の部位にも地形学的類似性を示すかもし
れない。それはおそらく、祖先遺伝子の複製によるものか、又はそのポリペプチ
ドが、1つの不連続の決定基の類似物であるか、又はそのポリペプチドが多価で
あるようにデザインされてきた為であろう。不連続なエピトープは、独立して抗
原として重要である、密に向かい合った、つながったエピトープから成ると考え
られる。そして多価であるポリペプチドとは、2つ以上の(連続又は不連続の)
決定基類似物を1本のポリペプチド鎖の中にもっており、それゆえにHIVエン
ベロープ蛋白質上の2つ以上の決定基を認識するある範囲の抗体の産生を同時に
引きおこす方法を供給する。
本発明によるペプチドは、例えば標準的な9−フルオレニルーチメル力ルボニル
(F4oc)化学反応(例えばAtherton、 E、及び5heppard
、 R,C,(1985)、J。
Chem、 Soc、Chem、 Comm、 165参照)又は標準的なブチ
ルオキシカルボネート(T−Boc)化学反応で合成される。構造の正しさと精
製のレベル(通常85%を超える)は、綿密にチェックされるべきであり、内部
のジスルフィド結合が存在する場合には、その配置の正しさに、特別な注意がな
される。この目的の為、例えば、高速液体クロマトグラフィーを含む種々のクロ
マトグラフィーによる分析、及びラーマンの分光学を含む分光写真分析術が使わ
れる。
本明細書に出てくる配列は、すべて、以下に定義されるアミノ酸残基に対する3
文字コードの標準的な1、 U、 P、 A、 C,の略号を用いて示されてい
る。GLY−グリシン、Ala−アラニン、Val−バリン、Leu−0イシン
、l1e−イソロイシン、5er−セリン、Thr−トレオニン、Asp−アス
パラギン酸、Glu−グルタミン酸、Asn−アスパラギン、Gln−グルタミ
ン、Lys−リジン、口1s−ヒスチジン、Arg−アルギニン、Phe−フェ
ニルアラニン、Tyr−チロシン、Trp−トリプトファン、Cys−システィ
ン、1iet−メチオニン、Pro−プロリン。
本発明によるポリペプチド或いはそれに対する抗体は、単独に、又は、ウィルス
の遺伝物質の複製を妨害することによって異なるレベルで作用する、3′ −ア
ジド−3′−デオキシチミジン(AZT)[シトプシン(Zidovudine
)及び/又は、ウィルスの成長にとって必須な酵素の働きをブロックするような
HIVIロテアーゼ阻害剤と共に投与される。
本発明によるポリペプチドは、HIVI及び/又はHIV IIの広い範囲の系
統によって産生されるエンベロープ蛋白質と交叉反応する抗体を作る為に使用さ
れる。
本発明者らの分析では、この発明によるポリペプチドの構造上、地形掌上、静電
気的性質は、いくつかの或は多くの系統のHI Vエンベロープ蛋白質と交叉反
応をする抗体の産生を引きおこすと考えられるので、いくつかの−異種のポリペ
プチドを1つの大きなポリペプチドに結合させることにより更に利点が生じるこ
とを示してきた。
そのようなポリペプチドは、一般式(■):[L、−Fl 、 jL、−Gl
、、−L、 (IV )(式中、F及びGは、互いに独立に、式I乃至maのい
ずれか1つのポリペプチドで、Lは連結配列で、a、 b及びCは、互いに独立
に0又は1であり、m及びnは、各々例えば1から10までの正の数である)を
有する。しはなるべく短く、例えば限りなく Gly−Gly−Gly−Gly
−Gly、 Gly−Pro−Gly−Pro−Gly−Pro又はGl”/−
5er−^1a−Gly−5er−Gly−Alaのような構造的に曲げやすい
ポリペプチド鎖の部分である。各々の反復が、本発明によるポリペプチドの異な
る変形を任意に生じることは明かであろう。式■で定義した多価の決定基類似物
は、偽ホモポリバレントであり、そこでは、本質的には同じ決定基類似物の変形
体が1本のポリペプチド鎖の中に反復している。更に、式Iから■aのうちのい
ずれか1つによる決定基類似物の同一変異体の多数のコピーを含むホモポリバレ
ントなポリペプチド免疫原もまた有効であると考えられ、本発明の範囲に含まれ
ている。
偽ホモポリバレントな免疫原性のあるポリペプチドは、それらが似ているけれど
も同じではないという基本的な特異性を有する一連の(中和)抗体の産生を引き
おこし、それらの抗体がHI Vのより広い範囲の系統からのエンベロープ蛋白
質と交叉反応し、予防免疫を与える上でより効果的であるという点で、ワクチン
として特に価値があることが期待される。本発明によるポリペプチドのうちの1
つと、決定基類似物の他の1つ以上のポリペプチド類似物との1つ以上のコピー
(どの順番でもよい)を含むヘテロポリバレントなポリペプチドを組立てること
にも利益があるであろう。本発明において供給されたそのようなポリペプチドは
次の一般式(V)。
L6−+a−L)+m−F−tL、−GL−Le (■)(式中、Fは、式I乃
至Haのいずれか1つによるポリペプチドであり、Gは、式■乃至Haのいずれ
か1つのポリペプチド、又は他の配列であり、m及びnは、各々1. TLJ至
10の正の数であり、d及びeは互いに独立に0又は1である)
を有する。“L”は好ましくは短く、例えば、限りなくGly−Gly−Gly
−Gly−Gly、 Gly−Pro−Gly−Pro−Gly−Pro又はG
ly−3er−Ala−Gly−5er−Gly−Alaのような構造的に曲げ
やすい、ポリペプチド鎖の部分である。ペプチドVの好ましい形に於ては、Gは
式■乃至Ha又は配列・X−Gin−Gl、n−Glu−Lys−Asn−Gl
y−Gly−Glu−Leu−Y(式中、Glyは各々独立に他のどんなアミノ
酸にも置き換えられ、またX及びYは互いに独立に0又は1つ以上(例えば3つ
)のアミノ酸残基であり、又はGは、HIVI来の抗原蛋白質に関連した他のポ
リペプチド配列であるのうちのいずれか1つである)のうちのいずれか1つであ
る。上に定義したポリペプチド配列の抗原として重要ないかなるサブフラグメン
ト及び/又は抗原として重要ないかなる変異体も、元のポリペプチドの一般的な
形と機能を保っているものは、本発明の範囲に含まれることが理解されるべきで
ある。特に、特定の残基を、珍しい(しかし、天然の、例えばD−立体異性体)
或いは合成のアミノ酸類似物による置換を含めて、匹敵する構造及び/又は物理
的性質をもつ残基による置換が含まれる。例えば、以下に定義するように、同一
セットの1つの残基を、別のものに置き換えることは、この発明の範囲に含まれ
る。セット1−.41a%Val、Leu、 Ile、 Phe、 Tyr、
Trp又はk[et ;セット2SersThr 、 Asn又はGin ;セ
ット3−Asp又はGlu ;セット4−Lys 、 His又はArg ;セ
ット5−Asn又はAsp ;セット5−Glu又はGin ;セット7−Gl
ySAla%Pro。
Ser又はThroすへてのアミノ酸タイプのD−立体異性体、例えばD−Ph
e、、D−Tyr及びD−Trpか置換される。
本発明を好ましい実施態様では、X及びYは、もし存在する場合には、T−細胞
エピトープとして作用する能力を有する蛋白質鎖の1つ以上の部分を独立に含ん
でいるで1はGly又は電荷を持つアミノ酸(例えばLys、 His sAr
g 、 Asp又はGlu)であり、2は疎水性アミノ酸(例えばl1eSLe
u、 Val、 Met、 Tyr、 Phe、 TrpSAla)であり、3
は疎水性アミノ酸(上に定義した)又は電荷を持たない極性のあるアミノ酸(例
えばAsn 、 Ser 5Thr 、 Pro 。
Gin 5Gly)のいずれかであり、4は極性のあるアミノ酸(例えばLys
、 Arg 5His 、 Glu 、 Asp 、 Asn 5Gin %
Ser 、 Thr 、 Pro)である]であるアミノ酸配列の部分は少なく
ともいくつかの例に於て、T細胞エピトープとして作用するようである(Rot
hbard、 J、 B、及びTaylor。
1、 R,(1988) 、A 5equence pattern in c
ommon t。
τ−cell epitopes 5Tbe El[BOJournal 7(
1):93−100)。同様に、1’ −2’ −3’ −4’−5’配列でも
良く、その場合には、1′は先に定義したよう(こ1に相当し、2′は2に、3
′と4′は3に、5′は4に相当する(同書)。どちらの形も本発明の範囲に含
まれており、1つ以上のT細胞エピトープ(好ましくは5つ未満)は、上記のよ
うに定義されるか、又は池の構造をもち、ある長さと組成を持つスペーサ一部分
によって分離されており、スペーサーの長さはアミノ酸残基5つ未満が好ましく
、例えばGly 、 Ala 5Pro 5Asn 。
Thr 、 Serから選ばれる残基から成るか又は、非α−アミノ酸のような
多機能リンカ−を含んでいる。C−又はN−末端のリンカ−が、完全な蛋白質の
代理となり得るので、キャリヤー蛋白質へ結合させる必要は取り除かれる。さら
に、本発明の範囲に含まれることは、式1によるポリペプチドの誘導体であり、
それに於てX又はYは「レトロインパーツCretro−inverso) (
逆反転)コなアミノ酸すなわちアミノ酸に相当する機能グループをもつ三機能ア
ミンであるか、又はそれを含む。例えば、本。
発明によるretro−inversoなアミノ酸を含む類似物は式:[式中、
Rは例えばグリシンの側鎖のような官能基であり、A1及びA2は、各々N−又
はC−末端で結合されており、それぞれユニに定義した類似物の1つのコピー(
しかし必ず同じというのではない)であることが望ましい]になる。T細胞エピ
トープは前に論じたように任意に含まれている。
ポリペプチドのretro−invergoな修飾は、】一つ以上のペプチド結
合の反転を含み、そのため元の分子よりも酵素による分解に対してより抵抗性の
ある類似物が作り出され、大きな免疫原に対する媒介として、高濃度のエピトー
プを含む分岐した免疫原の生産の為の都合のよい手順を提供する。これらの化合
物を生物学的に活性のある短鎖のペプチドのretro−inyersoな類似
物の多量の溶液での合成に用いることには、大きな可能性がある。
注意しなければならないのは、retro−invergoなアミノ酸誘導体を
組みこむ類似物は、DNA組換えシステムを使って直接できるものではないとい
うことである。しかしながら、基本となる類似物はでき、次いで精製し、標準的
なペプチド/有機化学を使って化学的にretro−invergoなアミノ酸
に結合することができる。
retro−invergoなペプチドのポリアミドタイプの樹脂における固相
合成法に関する実用的で便利な新しい方法が最近記載されている[Gazerr
o、 H,、Pinori、 11. &Verdini、 A、S、(199
0)、A new general procedure forthe 5o
lid−phase 5ynthesis of retro−invers。
peptideoInnovation and Perspectives
in 5olidPhase 5ynthesis、Ed、 Roger Ep
ton、 5PCC(IJK)Ltd。
Birmingham、 LH:l。
ポリペプチドは、それ自身の化学的基を介して、又はC−又はN−末端へ加えら
れた付加的なアミノ酸を介して、キャリヤー分子に任意に結合され、そして、そ
れらのペプチドの免疫学的機能を最適にする為に、ポリペプチドがポリペプチド
自身から分離されたり又は1つ以上の付加的なアミノ酸によって囲まれたりする
。多数の連結が適しており、例えばTyr、 Cys及びLys残基の側鎖の使
用が含まれる。適したキャリヤーには、例えばツベルクリンの精製蛋白質誘導体
(PPD)、破傷風ト干ソイド(変性毒素)、コレラトキシン及びそのBサブユ
ニット、卵アルブミン、ウシ血清アルブミン、大豆トリプシンインヒビター、ム
ラミルジペプチド及びそれらの類似物、Braunのリポ蛋白質が含まれるが、
しかし他の適当なキャリヤーも熟練者には容易に明かになるであろう。
本発明によるポリペプチドに対するキャリヤーとしてPPDを使用する場合には
、もしポリペプチド−PPD結合体の受容者が、例えば、早い時期のBCGワク
チンのおかげで、既にツベルクリン感受性になっているならば、より高い力価の
抗体が得られる。ヒトのワクチンの場合には、英国及び他の多くの国に於て人々
は慣例的にBCGの予防接種を受けており、従ってほとんどがPPD感受性にな
っていることは注目に値する。故に、PPDはそれらの国に於ては好ましいキャ
リヤーとしての使用が期待される。
ポリペプチドのキャリヤーへの結合の方式は、結合される物質の性質に依存する
。例えば、キャリヤーにあるリジン残基は、ポリペプチドのC−末端又は他のシ
スティン残基に、N−γ−マレイミドブチリルオキシースクシニミドで処理する
ことにより結合される(Kitagawa。
T、及びAckawa、 T、(1976) J、 Biochem、 79.
233) 、他の結合反応及び試薬はこの文献に記載されている。
単独の、或いはキャリヤー分子に結合されたポリペプチドは、慣習的なアジュバ
ント(水酸化アルミニウム又はフロイントの完全又は不完全アジュバントのよう
な)及び/又は他の免疫賦活剤を用いて、または用いずに、いかなる経路からで
も投与される(例えば、非経口的に、又は鼻から、経口で、直腸から、腟内から
)。本発明には、皮下への植えこみ或いは、例えばリポソームを含む貯蔵所(A
llison、A、C,及びGregoriadis、 G、(1974)Na
ture(London) 252.252)或いは、乳酸とグリコール酸のコ
ポリマーから製造された生物に分解されるマイクロカプセル(Gresser、
J、 D、 and 5anderson、 J、 E。
(1984) Biopolymer Controlled Re1ease
Systems ”P、127−138. Ed、 D、L、Wise)のよ
うな、ゆっくりと放出される形のポリペプチドの形成も含まれている。
本発明によるポリペプチドがいかなる通常の方法でも、すなわち、前述したよう
に手動又は自動的にペプチドを合成する技術を用いて直接的に、或いはRNA及
びDNA合成によって間接的に、そして分子生物学と遺伝子工学の従来の技術に
よって合成されることは理解されるべき事である。これらの技術は、他のポリペ
プチド配列に挿入された1つ以上のポリペプチドを含む雑種蛋白質を産生ずる為
に使われる。
本発明のもう1つの面は、従って、本発明による台足ポリペプチドの少なくとも
1つをコードし、微生物又番−補乳類の細胞内における複製が可能な、適当な発
現ベクターに好ましくは取り込まれるDNA分子を供給することである。そのD
NAもまた、より長い産物のDNA鍾の一部であり、例えば、そのポリペプチド
は遺伝子工学によってその中に挿入された他の蛋白質の一部として発現される。
それらの技術に対する実用的な手引き書の1つがSambrook、 J、、F
r1tsh、 E、 F、及びManiatis。
T、による″蓋o1ecular cloning: a 1aborator
y manual ’(2nd Edition、 1989)である。
本発明によるポリペプチドは、単独に或いは適切なキャリヤーと結合して以下の
ように利用される。
(a)1つ以上の系統のHIVの感染を防ぐ為に使用するペプチドワクチンとし
て、
(b) 例えばHIVI性患者からの血清の分析におけるリガンドとして、
(C) 例えば、ポリペプチドに対して引き起こされた抗体の結合レベルの検査
における品質をコントロールする薬剤として、
(d) 適当な動物を免疫することによって、モノクローナル又はポリクローナ
ル抗体を生産する為の抗原物質として。これらの抗体の用途は、(1)HIVウ
ィルスの科学的研究用に、(ii)診断用の薬剤として、例えば組織化学用の薬
剤の一部とし戊 で、(iii) HI V患者の受動的な免疫化のために。
;I A I D Sの治療として、単独に、又は他の、例えり ばAZT及び
/又はHIVプロテアーゼ阻害剤の二 ような薬剤との組み合わせで、(1v)
他の薬剤(倒置 えばAZT又はHIVプロテアーゼ阻害剤)の標≠ 的を細胞
表面にHIVニンヘロープ蛋白質を発現老 しているHIV惑染細胞にしぼる為
の手段として。
D それらの薬剤は、共有結合又は他の方法、例えば、それらの薬剤を含み、抗
原ポリペプチドに対して産生された抗体を組みこんでいるリポソームに於けるよ
うな方法で会合している。本発明は更に、1 ポリペプチドに対して産生された
抗体の遺伝子工学によって得られた形成いは特にvH部分のような1 サブコン
ポーネントを供給し、文献の中に述べられている技術を用いて、最初はそのポリ
ペプチド5 に対して他の動物で作られた抗体の人体に適応させた形を供給する
。
7 (e) HI Vウィルスの、ヒト又は動物細胞への結合を−置換すること
による、又は生体内でのウィルスの三次元構造の構築を妨げることによるHIV
感染の治療。同様に、生体外におけるHIVウィルス頁 の科学的研究を助ける
。
HIV又はHI Vに対する抗体の、検出及び診断に関す しては、熟練者は種
々の免疫学的検定技術に気付くであろうが、それらの中でもよく知られているの
は、サンドイッチアッセイ、競合及び非競合アッセイ、直接及び間接標識化であ
る。
本発明のもう一つの面は、HIV又は、本発明による合成ポリペプチドの少なく
とも一つを含む、HIVに対する抗体を検出するためのキットを供給することで
ある。
ポリクローナル又はモノクローナル抗体の調整、それら抗体の、人体に適応させ
た形は例えばThompson、 K。
麓、ら(1986)、Immunology 58.157−160参照のこと
、単一ドメイン抗体(例えばWard、 E、 S、、 Gussoy、 D、
。
Griffiths、 A、 D、、 Jones、 P、 and 1inv
er、 G、 (1989)Nature 341.544−546参照)は、
血液脳関門を横切る抗体であり、本発明による合成ポリペプチドに得意的に結合
するものは、従来の方法で調整されており、それらの抗体は、本発明の一部をな
すものと考えられる。本発明による抗体は、とりわけ哺乳類のHIV感染の診断
法に使われ、それは、哺乳類の組織又は体液の標本をここに記載した有効な量の
抗体とインキユベーし、上記の標本と上記の抗体との間に、交叉反応がおきるか
どうか、もし必要ならどの程度に及び/又はどんな速さで起こるのかを決定する
。
本発明のもう一つの面は、合成ポリペプチドを哺乳類の)(IV感染の治療又は
予防に使うこと及び/又は哺乳類の免疫系の刺激に使うこと及び/又は細胞の、
HIVウィルス受容体のブロックに使うことであり、さらに、それらの使用に適
した薬剤の調製に使用することである。一つ或いはそれ以上の調剤学的に認容で
きるアジュバント、キャリアー及び/又は賦形剤とともに、活性成分として、少
なくとも一つのポリペプチド又は、ここに記したようなポリペプチド−キャリア
ー複合体を含有する薬剤組成物が含まれる。これらの組成物は、経口用、直腸、
算用又は特に非経口的投与(中枢神経内投与を含む)用に、処方される。
本発明はさらに、哺乳類のHIV感染を治療及び/又は予防する方法、及び/又
は哺乳類の免疫系を刺激す。
法及び/又は細胞のHIVウィルス受容体をブロックする方法を供給し、それは
さきに定義したようなポリペプチドのを動量の単独投与、又はAZT及び/又は
HiVプロテアーゼ阻害剤のようなAIDSの他の薬剤と組み合わせた投与を含
む。
以下の実施例は本発明を例示することを意図したものであり、どのようにも制限
されない。
実施例1
配列:
Asp−Gln−3er−Leu−Lys−Gly−11e−Trp−Gly−
Cys−3er−Gly−Lys−Leu−Ala−Cysを有する基本的なペ
プチド(a)の、C−末端を延長した形を標準的な、固相F−moc方法論を用
いて合成され、分子内ジスルフィド結合を二つのシスティンの間に形成した。そ
のペプチドを、トリフルオロ酢酸の存在下に樹脂から外し、それに続くペプチド
の精製を、ゲルろ過、イオン交換クロマトグラフィー及び逆相高速液体クロマト
グラフィーにより行った。得られたペプチドの純度は、85%を超えていた。C
−末端には、コンジュゲーションを助けるためにアラニンが含まれていた。その
ペプチドを、リン酸緩衝溶液(P B S 、 5mg/ml)に溶解し、同量
の卵アルブミン(5mg/ml)と混合し、グルタルアルデヒドを加えて最終的
な濃度を0.1%(f/V)とした。コンジュゲート混合物は、フロインドアジ
ュバントと乳化する前に30分間静置した。各々のヒツジ(5匹/グループ)は
、フロイント完全アジュバント(FCA)中の250μgのペプチドで免疫され
、続いて(14日後)さらに、同量をフロイント不完全アジュバント(F I
A)で免疫性を試−験(challange) した。さらに、3〜4週間ごと
にFIAを用いて免疫性試験を行った。免疫性試験の後7〜10日ごとに血液標
本が採られ、HIVエンベロープ蛋白質に対する結合性が分析された。
HIVエンベロープ蛋白質を認識する抗−合成ペプチド抗体の測定は、牛痘ウィ
ルスの組換え体(例えば、Macket、 M、及びSm1th、 G、 L、
(1986)、J、 gen。
Virol、 67、2067を一般的な方法論として参照のこと)を使って行
われたが、それは、感染した細胞の表面にHIVエンベロープ蛋白質を発現する
ように構築されたウィルスである。この分析法が好ましいのは、抗原の結合がウ
ィルス感染した細胞の表面で測定されるからであり、そのため液相の抗原への結
合よりも、もっと正確に表わせるからである(例えば、エンベロープ蛋白質上の
ある種の有力なニピトープは、生体内では、膜のリン脂質との相互作用によって
マスクされるため)。96−ウェルのマイクロプレートに単相培養してCVIサ
ル腎臓細胞を増殖させ、組換え牛痘ウィルスで感染させた。このウィルス構築物
は、HIVエンベロープ糖蛋白質をコードする遺伝子を含んでおり、それはプロ
セスを受けて感染細胞の表面に発現されることが知られている。ヒツジからの抗
血清は、2回ずつ分析した。種々に希釈した抗血清の一定量50μ!ずつをウェ
ルに添加し、洗浄(2回)の前に4時間インキュベートし、2番目のペルオキシ
ダーゼで標識した抗−ヒツジ抗血清を添加した。マイクロプレートリーダーで、
光学濃度を読み取って、陽性のウェルを判定した。抗−ペプチド抗血清は、感染
細胞の表面に発現されているHIVエンベロープ蛋白質と、高い親和性で交叉反
応することがわかった。(表1及びIA参照)これらの結果は、これらの抗−ペ
プチド抗体が、研究用手段及び診断薬として、価値があることを確かなものとし
ている。
来の血清と、サル腎臓細胞の表面に発現された組換えHIVエンベロープ蛋白質
との間の交叉反応
交叉反応
対照としての、 HIvエンベロープ
サル腎臓腎臓細胞量白質を発現してい
るサル腎臓細胞系
免疫したヒラ
ジ田来の血清 −十二工
対照血清 −
由来の陽性抗血清の、サル腎臓細胞表面上に発現された組換えHIVエンベロー
プ蛋白質と反応したときの代表的な力価
光学濃度の平均値
(血清の希釈)
115000に希釈
上記の表は、テストしたヒツジ由来の血清を、相当希釈しても、(対照に比較し
て)力価の大きな増加があることを示している。
実施例2
中和抗体の一つの役割は、感染細胞から非感染細胞へのウィルスの伝達である。
T細胞からマクロファージへのウィルスの伝達を妨げたり、速度を遅らせること
は、極めて重大である。というのは、それによってAIDSvA者を延命させる
ことができ得る。この能力について、抗−ペプチド抗血清を、生体外でのシンシ
チウム形成の阻害能で分析した。シンシチウムとは、多核の巨大細胞の事で、H
IV感染細胞間の「ブリッジ」形成の結果できる。
配列:
Asp−Gln−3er−Leu−Lys−Gly−I 1e−Trp−Gly
−Cys−5er−Gly−Lys−Leu−Ala−Cys−を有する基本的
なペプチド(a)の、C−末端を延長した形で、二つのシスティン残基の間に分
子内ジスルフィド結合を含んでいるものを合成し、精製し、コンシュケートし、
実施例1に記載したようにヒツジのグループを免疫する為に使用した。抗ペプチ
ド抗血清を生体外HIV中和アッセイに用いた。抗−ペプチド抗体を悪性の系統
のHIVに感染したヒトTリンパ球及び感染していない、ヒトマクロファージの
生体外培養に導入した。
抗−ペプチド抗血清は、HIV Iの悪性系統にさらされたT細胞及びマクロフ
ァージの混合集団内において、シンシチウム形成を阻害することがわかった。す
なわち、それらは、T細胞からマクロファージへのHIVウイルスの伝達を阻害
したことになる。
表2に示したように、対照の培養においてはマクロファージは感染してしまうの
に対して、抗体は、マクロファージのHIVによる感染を防ぐことがわかり、そ
れ故、この生体外での分析において、中和作用のあることがわかった。
表2 HIV感染したヒトTリンパ球及び非感染ヒトマクロファージの、生体外
培養における、HIV悪性系の中和。r+++Jは高いレベルの感染を示し、「
−」は、感染に対する有効な防御を表している。
HIV惑染Tリンパ球及び
非感染マクロファージのみ +++
HIV感染Tリンパ球、
非感染マクロファージ
及び抗−ペプチド(a)抗体 −
又、ペプチド(a)に陽性な抗血清をシンシチウム分析法で評価した。この分析
法は、抗血清が、感染細胞から非感染細胞への生きたウィルスの広がりを防ぐ能
力及び、ウィルス糖蛋白質(g p 160)とCD4分子との間の反応性を介
する細胞間の融合を防ぐ能力を測定するものである。測定は、シンシチウムの検
出及び計数によって行われた。
シンシチウム分析法は、以下のように行なわれた:既知の濃度の活性のウィルス
の複製を維持している細胞系であるHIV生産細胞(CD+4)を、3回洗浄し
、テストした抗血清と混合し、特定の希釈度で使用した。
37℃で30分間インキュベートした後、それらの細胞を、指標となり、HIV
感染及びシンシチウムの誘導に高い感受性のあるCDJ+細胞と、特定の割合で
混合した。
細胞を毎日観察してシンシチウム形成を調べた。
表3に示したように、ペプチド(a)に対する抗体は、シンシチウム形成を阻害
することがわかった。
血清試料 シンシチウムの阻害
抗−ペプチド(a)抗血清 + (315匹)正常ヒツジ血清 一
実施例3
後天性免疫不全症候群(A I D S)の、無徴候から全徴候に至るまでのい
ろいろな段階にある、HIV感染した個体からの血清パネルを、それらの患者由
来の血清の、EL I SAにおける合成ペプチドとの反応性の代表像を作るた
めに得た。
EL I SA法は、合成ペプチド(HIV−1の経膜的な蛋白質g p120
又はgp41の部分の類似物)の、HIV−1陽性個体の血清中に存在するHI
V−1表面糖類蛋白質に対する抗体との反応の程度を測定するものである。
HIV陽性個体100人の血清を、合成ペプチド(a)と反応させた。表4に示
したように、これらの血清のうちの二つ(無徴候の個体由来)が、HIV中和抗
体を含みペプチド(a)と交叉反応をした。
HIV陽性抗血清との交叉反応性
試 料 光学濃度ODペプシド(a)
緩衝液 0.056
正常血清 1/100 0.476
1/1000 0.140
HIV陽性(1) L’100 >2.01/1000 >2.0
EIIV陽性(2) 1./’100 >2.0 )>2.0 ) <り返し
1.37 )
要 約 書
開示された合成ポリペプチドは、ヒト免疫不全ウィルス(HI V)の少なくと
も1つの系統のエンベロープ蛋白質の少なくとも1つの抗原性を含む。好ましい
配列は、X−Asp−G In−5er−Leu−Lys−G ly−I 1
e−Trp−G l y−Cys−8er−G l y−Lys−Leu−Al
a−Cys−Y (式中、X及びYは各々独立に欠失しているか又は独立に1つ
以上の付加的なアミノ酸残基であり、10位と16位のCys残基は分子内ジス
ルフィド結合により任意に結合している)である。そのようなポリペプチドはH
IV感染の診断、治療及び予防に用いられる。前記ペプチドと特異的に結合する
、抗体及びそれの結合フラグメントも特許請求するものである。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法$184条の8)平成4年 9月14日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式(I): X−R1−R2−R3−R4−R5−R6−R7−TrP−Gly−Cys−R 8−R9−R10−R11−R12−Cys−Y(I)(式中、R1はAsp又 はGluであり、R2は、Gly、Ala、Pro、Ser、Thr、Asn又 はGlnから選ばれるアミノ酸残基であり、R3はGly、Ala、Pro、S er、Thr、Asp、Glu、Asn、Lys、Bis、Gln又はArgか ら選ばれるアミノ酸残基であり、R4、R5及びR11は互いに独立にいずれの アミノ酸残基でもよく、R6及びR8はGly、Ala、Pro、Ser、Th r又はAsnから互いに独立に選ばれるアミノ酸残基であり、R7はGly、A la、Val、Leu、Ile、Ser、Thr、Asn、Gln、Phe、T rp、Trp、Cys、Met又はProから選ばれるアミノ酸残基であり、R g及びR12はGly、Ala、Leu、Ile、Val、Met、Cys、P he、Tyr又はTrpから互いに独立に選ばれるアミノ酸残基であり、R10 は、Lys、His又はArgから選ばれるアミノ酸残基であり、X及びYは互 いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上の付加的なアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸配列から実質的に成る、少なくとも1つの系統のヒト免疫 不全ウイルス(HIV)のエンベロープ蛋白質の、少なくとも1つの抗原性を有 する合成ポリペプチド。 2 R2はGln又はThrから選ばれ、R3は【配列があります】又はAla から選ばれ、R4はLeu、Ile、Gln又はArgから選ばれ、R5はLe u又はLysであり、R6はGly又はAsnであり、R7はGly、Ala、 Leu、Ile、Val、Met、Cys、Phe、Tyr、Trp又はSer から選ばれ、R8はSer又はAlaであり、RgはGly又はPbeであり、 R10はArg又はLysであり、R11はLeu、His、Ile、Glnか ら選ばれ、R12はAla、Ile又はValから選ばれる、請求項1に記載の 合成ポリペプチド。 3 式(II): X−Asp−Gln−R3−Leu−R5−Gly−R7−Trp−Gly−C ys−Ser−Gly−Lys−R11−R12−Cys−Y(II)(式中、 R3、R5、R11、R12は請求項2で定義された通りであり、R7はGly 、Ala、Leu、Ile、Val、Met、Cys、Phe、Tyr又はTr pから選ばれるアミノ酸残基であり、X及びYは互いに独立に欠失しているか又 は互いに独立に1つ以上の付加的なアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸配列から実質的に成る請求項2に記載の合成ポリペプチド 。 4 R3はSer、Asn、Gln及びArgから選ばれ、R11はLeu、H is又はIleから選ばれ、R12はIle又はAlaである、請求項3に記載 の合成ペプチド。 5 R7はIle、Phe、Met、Val又はLeuから選ばれる請求項4に 記載の合成ポリペプチド。 6 R3はSer又はAsnであり、R5がLysである、請求項5に記載の合 成ポリペプチド。 7 配列: 【配列があります】 (式中、X及びYは互いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上の付加的な アミノ酸残基である) から成る、請求項1乃至6のいずれか1請求項に記載の合成ポリペプチド。 8 R3はGln又はArgから選ばれ、R5はLeuであり、R7はIle、 Phe及びMetから選ばれ、R11はLeu、His又はIleから選ばれ、 R12はAlaである、請求項3に記載の合成ペプチド。 9 配列: 【配列があります】 (式中、X及びYは互いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上の付加的な アミノ酸残基である) から成る、請求項1乃至6のいずれか1請求項に記載の合成ポリペプチド。 10 式(III): 【配列があります】(III) (式中、R1はGlu又はAspであり、R2はThr又はであり、R3はSe r、Asn、Arg、Gln又はAlaから選ばれるアミノ酸であり、R4は、 Leu、Ile、Arg又はGlnから選ばれるアミノ酸であり、R5はLys 又はLeuであり、X及びYは互いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上 の付加的なアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸配列から実質的に成る、請求項2に記載の合成ポリペプチ ド。 11 式(IIIa): 【配列があります】(IIIa) (式中、R3はSer、Asn、Arg、Gln又はAlaから選ばれるアミノ 酸残基であり、R4は、Leu、Ile、Arg又はGlnから選ばれるアミノ 酸残基であり、X及びYは互いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上の付 加的なアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸配列から実質的に成る、請求項2又は請求項10に記載の 合成ポリペプチド。 12 R4がIleであるとき、R3はSerであるか又は、R4がArg又は ClnであるときR3はAlaである、請求項11に記載の合成ポリペプチド。 13 10番と16番のCys残基が分子内ジスルフィド結合によって結合して いる、請求項1乃至12のいずれか1請求項に記載の合成ポリペプチド。 14 一般式(IV): [La−F]m−[Lb−G]n−Lc(IV)(式中、F及びGは互いに独立 に式1乃至IIIaのいずれかに1つによるポリペプチドであり、Lは連結配列 であり、各々の連結配列Lは同じか又は異なるものであり、a、b及びcは互い に独立に0又は1であり、m及びnは各々正の数である) を有する合成ポリペプチド。 15 一般式(V): Ld−[G−L]m−F−[L−G]3−Le(V)(式中、Fは式1乃至II Iaのいずれか1つによるポリペプチドであり、Gは式I乃至IIIaのいずれ か1つ又は他の配列によるポリペプチドであり、m及びnは各々正の数であり、 d及びeは各々独立に0又は1である) を有する合成ポリペプチド。 16 レトローインバーソ(retro−inverso)アミノ酸を含む、請 求項1乃至15のいずれか1請求項に記載の合成ポリペプチド。 17 請求項1乃至13のいずれか1請求項に記載のポリペプチドの抗原として 重要なサブフラグメント又は変異体を含む合成ポリペプチド。 18 少なくとも1つのT細胞エピトープを付加的に含む、請求項1乃至17の いずれか1請求項に記載の合成ポリペプチド。 19 ワクチンキャリヤーに結合した、請求項1乃至18のいずれか1請求項に 記載の合成ポリペプチド。 20 少なくとも1つの系統のHIVに対する免疫を促進するために有効な、請 求項1乃至19のいずれか1請求項に記載の合成ポリペプチドを少なくとも1つ 含むワクチン。 21 請求項1乃至18のいずれか1請求項に記載の合成ポリペプチドを少なく とも1つ含む、HIV又はHIVに対する抗体の検出用キット。 22 請求項1乃至18のいずれか1請求項に記載の合成ポリペプチドを少なく とも1つコードするDNA分子。 23 活性のある成分として1つ以上の調剤学的に認容できるアジュバント、キ ャリヤー及び/又は賦形剤と共に、請求項1乃至19のいずれか1請求項に記載 のポリペプチドの少なくとも1つを含有する薬剤組成物。 24 哺乳類のHIV感染を治療又は予防処置するための及び/又は哺乳類の免 疫系を刺激するための及び/又は細胞のHIVウイルスに対する受容体をブロッ クするための薬剤の調製における請求項1乃至19のいずれか1請求項に記載の 合成ポリペプチドの使用。 25 請求項1乃至19のいずれか1請求項に記載のポリペプチドの有効量の投 与を食む、哺乳類のHIV感染の治療又は予防の方法及び/又は哺乳類の免疫系 を刺激する方法及び/又は細胞のHIVウイルスに対する受容体をブロックする 方法。 26 請求項1乃至19のいずれか1請求項に記載のポリペプチドの少なくとも 1つと共に試料をインキュベートすることを含む、HIV、HIV抗体又はその 抗原結合フラグメントの検出法。 27 請求項1乃至19のいれか1請求項に記載の合成ポリペプチドに特異的に 待合する抗体又はその抗原結合フラグメント。 28 HIV又は、PB27に記載の抗体の少なくとも1つを含むHIVに対す る抗体を検出するための診断用キット。 29 1つ以上の調剤学的に認容できるアジュバント又はキャリヤー及び/又は 賦形剤とともに。活性成分として請求項27に記載の抗体を含む、薬剤組成物。 30 AZT及び/又はHIVプロテアーゼ阻害剤をさらに含む、請求項23又 は請求項29に記載の薬剤組成物。 31 哺乳動物の組織又は体液の試料を、有効な量の、請求項27に記載の抗体 とともにインキュベートし、前記試料と前記抗体の間の交叉反応が起こるか否か 、さらに必要であればどの程度及び/又はどんな速さかを決定することを含む、 哺乳類のHIV感染を診断ずる方法。 32 式(I): X−R1−R2−R3−R4−R5−R6−R7−Trp−Gly−Cys−R 8−R9−R10−R11−R12−Cys−Y(I)(式中、R1はAsp又 はGluであり、R2は、Gly、Ala、Pro、Ser、Thr、Asn又 はGlnから選ばれるアミノ酸残基であり、R3はGly、Ala、Pro、S er、Thr、Asp、Glu、Asn、Lys、His、Gln又はArgか ら選ばれるアミノ酸残基であり、R4R5及びR11は互いに独立にいずれのア ミノ酸残基でもよく、R6及びR8はGIy、Ala、Pro、Ser、Thr 又はAsnから互いに独立に選ばれるアミノ酸残基であり、R7はGly、Al a、Val、Leu、Ile、Ser、Thr、Asn、Gln、Phe、Ty r、Trp、Cys、Met又はProから選ばれるアミノ酸残基であり、R9 及びR12はGly、Ala、Leu、Ile、Va1、Met、Cys、Ph e、Tyr又はTrpから互いに独立に選ばれるアミノ酸残基であり、R10は 、Lys、His又はArgから選ばれるアミノ酸残基であり、X及びYは、互 いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上の付加的なアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸配列から実質的に成る、少なくとも1つの系統のヒト免疫 不全ウイルス(HIV)のエンベロープ蛋白質の、少なくとも1つの抗原性を有 する合成ポリペプチドを製造する方法であって、それ自体公知の、化学的、生物 学的又は組換え技術を用いる残基の結合工程及び、ポリペプチドの単離工程を含 む方法。 33 R2まGln又はThrから選ばれ、R3はSer、Asn、Gln、A rg又はAlaから選ばれ、R4はLeu、Ile、Gln又はArgから選ば れ、R5はしeu又はLysであり、R6はGly又はAsnであり、R7はG ly、Ala、Leu、Ile、Val、Met、Cys、Phe、Tyr、T rp又はSerから選ばれ、R8はSer又はAlaであり、R9はGly又は Pheであり、R10はArg又はLysであり、R11はLeu、His、I le、Glnから選ばれ、R12はAla、Ile又はValから選ばれる、請 求項32に記載の方法。 34 ポリペプチドが、式(II): 【配列があります】(II) (式中、R3、R5、R11R12は請求項33で定義された通りであり、R7 はGly、Ala、Leu、Ile、Va1、Met、Cys、Phe、Tyr 又はTrpから選ばれるアミノ酸残基であり、X及びYは互いに独立に欠失して いるか又は独立に1つ以上の付加的なアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸配列から実質的に成る、請求項32に記載の方法。 35 R3はSer、Asn、Gln及びArgから選ばれ、R11はLeu、 His又はIleから選ばれ、R12はIle又はAlaである、請求項34に 記載の方法。 36 R7はIle、Phe、Met、Val又はLeuから選ばれる、請求項 35に記載の方法。 37 R3はSer又はAsnであり、R5がLysである、請求項36に記載 の方法。 38 ポリペプチドが配列: 【配列があります】 (式中、X及びYは互いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上の付加的な アミノ酸残基である) で表わされる配列から成る、請求項32乃至37のいずれか1請求項に記載の方 法。 39 R3はGln又はArgから選ばれ、R5はLeuであり、R7はIle 、Phe及びMetから選ばれ、R11はLeu、His又はIleから選ばれ 、R12はAlaである、請求項34に記載の方法。 40 ポリペプチドが配列: 【配列があります】 (式中、X及びYは互いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上の付加的な アミノ酸残基である) から成る、請求項39に記載の方法。 41 ポリペプチドが、式(III):【配列があります】(III) (式中、R1はGlu又はAspであり、R2はThr又はGlnであり、R3 はSer、Asn、Arg、Gln又はAlaから選ばれるアミノ酸であり、R 4は、Leu、Ile、Arg又はGlnから選ばれるアミノ酸であり、R5は Lys又はLeuであり、X及びYは互いに独立に欠失しているか又は独立に1 つ以上の付加的なアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸配列から実質的に成る、請求項33に記載の方法。 42 ポリペプチドが、式(IIIa):【配列があります】(IIIa) (式中、R3はSer、Asn、Arg、Gln又はAlaから選ばれるアミノ 酸残基であり、R4は、Leu、Ile、Arg又はGlnから選ばれるアミノ 酸残基であり、X及びYは互いに独立に欠失しているか又は独立に1つ以上の付 加的なアミノ酸残基である) で表わされるアミノ酸配列から実質的に成る、請求項33又は請求項41に記載 の方法。 43 R4がIleであるとき、R3はSerであるか又は、R4がArg又は GlnであるときR3がAlaである、請求項42に記載の方法。 44 ポリペプチドの10番と16番のCys残基が分子内ジスルフィド結合に よって結合している、請求項32乃至43のいずれか1請求項に記載の方法。 45 一般式(IV): [La−F]m−[Lb−G]n−Le(IV)(式中、F及びGは互いに独立 に式I乃至IIIaのいずれか1つによるポリペプチドであり、Lは連結配列で あり、各々の連結配列Lは同じか又は異なるものであり、a、b及びcは互いに 独立に0又は1であり、m及びnは各々正の数である) を有する合成ポリペプチドの製造方法であって、それ自体公知の、化学的、生物 学的又は組換え技術を用いる残基の結合工程及び、ポリペプチドの単離工程を含 む方法。 46 一般式(V): Ld−[G−L]m−F−[L−G]n−Le(V)(式中、Fは式1乃至II Iaのいずれか1つによるポリペプチドであり、Gは式I乃至IIIaのいずれ か1つ又は他の配列によるポリペプチドであり、m及びnは各々正の数であり、 d及びeは各々独立に0又は1である) を有する合成ポリペプチドの製造方法であって、それ自体公知の、化学的、生物 学的又は組換え技術を用いる残基の結合工程及び、ポリペプチドの単離工程を含 む方法。 47 レトロ−インバーソ(retro−inverso)アミノ酸を含む、先 の請求項のいずれか1請求項に記載の方法。 48 前記ポリペプチドが、請求項32乃至44のいずれか1請求項に記載のポ リペプチドの抗原として重要なサブフラグメント又は変異体を含む、請求項32 乃至44のいずれか1請求項に記載の方法。 49 前記ポリペプチドが少なくとも1つのT細胞エピトープを付加的に含む、 請求項32乃至48のいずれか1請求項に記載の方法。 50 前記ポリペプチドをワクチンキャリヤーに結合させることを含む、請求項 32乃至49のいずれか1請求項に記載の方法。 51 少なくとも1つの系統のHIVに対する免疫を促進するために有効な、請 求項32乃至50のいずれか1請求項で定義される、少なくとも1つの合成ポリ ペプチドを1つ以上の調剤学的に認容されるアジュバント、キャリヤー及び/又 は賦形剤と混合させる、ワクチンを生産する方法。 52 請求項32乃至49のいずれか1請求項に定義される合成ポリペプチドを 少なくとも1つ含む、HIV又はHIVに対する抗体の検出用キット。 53 組換えDNA技術が用いられる請求項32乃至49のいずれか1請求項に 記載の方法。 54 活性成分としての、請求項32乃至50のいずれか1請求項に定義される 、少なくとも1つのポリペプチドを1つ以上の調剤学的に認容できるアジュバン ト、キャリヤー及び/又は賦形剤と会合させることを含む、薬剤組成物の生産方 法。 55 哺乳類のHIV感染を治療又は予防処置するための及び/又は哺乳類の免 疫系を刺激するための及び/又は細胞のHIVウイルスに対する受容体をブロッ クするための薬剤の調製における請求項32乃至50のいずれか1請求項に定義 される合成ポリペプチドの使用。 56 請求項32乃至42のいずれか1請求項に定義される合成ポリペプチドに 特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメントの産生方法であって、請求 項32乃至51のいずれか1請求項に定義される合成ポリペプチドで哺乳類を免 疫化し、形成された抗体を単離することを含む方法。 57 請求項32乃至44のいずれか1請求項に定義される合成ポリペプチドに 特異的に結合する、少なくとも1つの抗体又はその抗原結合フラグメントを含有 する、HIV用又はHlVに対する抗体用検出キット。 58 有効成分としての、請求項32乃至44のいずれか1請求項に定義される 合成ポリペプチドに特異的に結合する抗体又はその抗原結合フラグメントに1つ 以上の調剤学的に認容できるアジュバント、キャリヤー及び/又は賦形剤と会合 させることを含む、薬剤組成物の生産方法。 59 AZT及び/又はHIVプロテアーゼ阻害剤を合成ポリペプチド又は抗体 又はその抗原結合フラグメントと会合させることをさらに含む、請求項54又は 請求項58に記載の方法。 60 哺乳動物の組織又は体液の試料を、有効な量の、抗体又は、請求項32乃 至44のいずれか1請求項に定義される合成ポリペプチドに特異的に結合する、 その抗原結合フラグメントと共にインキュベートし、前記試料と前記抗体の間の 交叉反応が起こるか否か、さらに必要であればどの程度及び/又はどんな速さか を決定することを含む、哺乳類のHIV感染を診断する方法。 61 試料と、請求項32乃至50のいずれか1請求項に定義される、少なくと も1つのポリペプチドと共にインキュベートすることを含む、HIV又はHIV に対する抗体又はその抗原結合フラグメントを検出する方法。
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